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Ammo→Re!!のようです
835
:
名も無きAAのようです
:2017/10/01(日) 19:38:16 ID:UYTFpBow0
島の危機管理体制も然ることながら、道路工事に関してはあまりにも杜撰だ。
ウィンチがあれば車で引っ張って撤去できたが、そのような道具は持ち合わせていない。
そこで彼は、己の所有する強化外骨格を使用して、力で倒木を排除することにした。
_
( ゚∀゚)『Go ahead. Make my day.』
たちまち両腕に装着される手甲と、巨大な一挺の拳銃。
その威力は強化外骨格の装甲をいとも簡単に貫通し、中の人間を一撃で死に至らしめる程強力だ。
倒木を正確に狙い撃ち、太い幹を粉々にして車でも押し通れるようにする。
全くの偶然だったが、海から響いた砲声とその銃声はほぼ同時。
一発の砲声が意味するのはデレシアの登場とその死だ。
だが果たして、あのデレシアがそう簡単に死ぬだろうかという疑問は決して拭えない。
どうにかしてあの場を切り抜けるというのが、ジョルジュの見解だったが、それはショボン達に言わずにおいた。
言葉よりも実体験を通じて学んでもらわなければ、デレシアという女の断片を見ることは敵わない。
木が砕けたのを確認し、ジョルジュは社内に戻ろうとして、ドアに伸ばした手を止めた。
何かがおかしい。
何がおかしいとは断言できないが、何かがおかしいことだけは分かってしまう。
_
( ゚∀゚)「……誰だ?」
返答はない。
あるのは暗闇と、不気味に揺れる木々の影と、潮騒に似たざわめき。
そして、闇が動いた。
_
(;゚∀゚)「おっ?!」
反射的に銃を顔の前に掲げたのは、彼のこれまでの経験の賜物だった。
それがなければ、彼の首と胴体は間違いなく分かれて地面に転がっていただろう。
鋭く鈍い一撃を受けたジョルジュは車の陰に隠れ、車内に残っているはずのワタナベに声をかけた。
恐らく防いだのは鋭利な刃物だ。
刃物ということは、至近距離にいたという事。
接近を許してしまったという事だ。
もしも刃物ではなく銃器であれば、ジョルジュは殺されていたはずだった。
つまりは相手の自信の表れであり、実力の差を見せつける行為だった。
単独では分が悪いかもしれない。
_
(;゚∀゚)「ワタナベ、手を貸せ!!」
だが返答はない。
車はスモークガラスの為、中を見ることが出来ない。
拳でガラスを叩いて、ワタナベにどうにか接触を試みる。
_
(;゚∀゚)「おい!!」
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