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Ammo→Re!!のようです
719
:
名も無きAAのようです
:2017/06/12(月) 20:42:10 ID:cylVOJUg0
从'ー'从「じゃあ死ねよ」
ワタナベがその言葉を言い終わる前に、ジョーンズを除くその場の全員が動いていた。
最も早かったのは手刀を放つ体制を取ったシナーだった。
次に拳銃を掴んだショボン、そしてシュール、モララーは共に手が拳銃の銃把に伸びている。
ジョルジュは視線を向けつつも、その腕はいつでもスミス&ウェッソンが抜けるように脱力されていた。
唯一、静かに立ち上がったデミタス・エドワードグリーンがいなければ、ワタナベの両手に煌くバリスティック・ナイフがこの部屋を血色に染め上げていた事だろう。
その切っ先はシナーの手刀、そしてショボンを向いていた。
(´・_ゝ・`)「……止めろよ。
判断はどうあれ、結果として俺達は助かったんだ」
無精髭の伸びた彼の顔は薄暗く影っていたが、落ちくぼんだ眼窩に埋もれた両の目は病的なまでにぎらつき、脂汗の浮かぶ顔には血の気が無かった。
まるで幽鬼の様な彼の左足は、膝から先がなく、代わりに合金製の義足が付いている。
手術を終えたばかりの体は弱り、立っているだけでも相当な負荷がかかっているはずだ。
だが彼はそれを強じんな精神力で補い、力を失わない眼光を周囲に向けていた。
(´・_ゝ・`)「なぁ、ジョーンズ博士。
俺達が今、この島でデレシアに勝てる確率はあるのか?」
(’e’)「ないね、皆無だと言っていい。 歴代のデレシアと遜色ないと言ってもいいだろうね。
そうだろう、ジョルジュ君」
_
( ゚∀゚)「あぁ」
ジョルジュは短く返事をし、ショボンから向けられている強烈な眼光を意に介した様子を一向に見せない。
まるでその視線をそよ風程度にしか思っていないのだろうか。
流石に業を煮やしたショボンは、会話を中断させた。
(#´・ω・`)「博士、貴方も情報を隠すのは止めていただきたい。
あのデレシアに関して分かっている情報を、まずは我々に共有してください」
面倒くさそうに髪を掻き毟り、ジョーンズはわざとらしく溜息を吐いた。
その視線をジョルジュへと向け、眉を吊り上げて尋ねた。
(’e’)「あー、そうだな。
どこから話した物かね、ジョルジュ君」
_
( ゚∀゚)「さてね、説明は俺の専門外だ。
ほら、博士。
仕事だぞ」
(’e’)「と、言われてもねぇ。
僕も不確かな情報は人に話すのは専門外でね、悪いね」
話はこれで終わりとばかりに、ジョーンズは肩をすくめて見せる。
そしてそんなジョーンズの性格を知っているショボンはやり場のない憤りを覚え、拳を握りしめて耐えた。
(#´・ω・`)「……くっそ!!」
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