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Ammo→Re!!のようです
578
:
名も無きAAのようです
:2017/02/18(土) 22:46:24 ID:gHb2Rkgo0
(´・ω・`)「ほら、君は彼のことをかなり高く評価していたし、可愛がっていたからね」
一睨し、ジョルジュはショボンの言葉に答えることはなかった。
彼の言葉は事実だった。
ジョルジュは己の後任としてトラギコを育て、自分の分身以上の存在を生み出そうとした。
彼には見込みがあり、その力は警察という権力の中でも決して霞むことのない眩いばかりの輝きそのものだ。
正義という言葉を捨てた時、トラギコはこれまで語り継がれてきた正義のなんたるかを理解したことだろう。
CAL21号事件は、彼を変えた。
甘い考えの全てを捨て去り、彼を一匹の虎へと駆り立てた。
その変化の瞬間を、ショボンも目撃していた。
あれは今思い出しても、彼という人間の核が表に出た瞬間だと断言できる。
誰よりも正しく在ろうとし、誰よりも人々の幸せを願う警察官としての信念。
彼は否定するだろうが、それは紛れもなく正義そのものだ。
ショボンはできればトラギコを仲間に引き入れたい気持ちがあったが、彼はおそらく、ショボンたちの行為を理解できないだろう。
彼はまだ若い。
人生経験ではなく、生き方として真っ直ぐすぎるのだ。
(´・ω・`)「さ、話を戻そう。
円卓十二騎士が出てきて、僕らは少し動き方を考えなければならない状況にある。
ここまではいいかな?」
無言を同意と受け止め、ショボンは続ける。
(´・ω・`)「今日、勝負を仕掛けようと思う。
理由はいくつかあるが、一番大きいことがある。
デレシアのグループが別れている、という確かな情報があるんだ」
_
( ゚∀゚)「……続けろ」
(´・ω・`)「デレシアは“レオン”と呼ばれた殺し屋――同志クールの娘――と、糞耳付きと行動を共にしている。
ところが、だ。
昨日同志クールたちが見た時、どうにも奇妙な様子だったらしい。
説明をしてもらってもいいかな?」
川 ゚ ?゚)「おそらくだが、あいつらは今何らかの理由で別行動をしている。
デレシアの出てくるタイミングも、ヒートの行動もそれを裏付けている。
私の勘でしかないだろうが、“目”の報告とも一致している」
疑問を投げかける人間はいなかったが、ショボンとクールを除く全員が同じ疑問を頭に浮かべた。
それを代表して口にしたのは、ニヤニヤ笑いを保ったままのモララーだった。
( ・∀・)「ちょっと待ちましょう。
同志ショボン、今娘とか言いませんでしたか?」
(´・ω・`)「あぁ、言ったよ。
娘、だ」
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