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Ammo→Re!!のようです
484
:
名も無きAAのようです
:2016/10/03(月) 21:55:19 ID:slfccTV.0
(∪;´ω`)「お?!」
先ほどまで寝ていたと思い込んでいたブーンが驚きを露わに、僅かに仰け反る。
流石は刑事、演技が上手い。
相手を油断させて情報を引き出そうとする技術に長けている人間なのは分かっていたため、デレシアは驚かなかった。
恐らくは、傷口を洗った時に意識を取り戻したのだろう。
ζ(゚ー゚*ζ「私は少し出かけてくるけれど、その前に幾つか質問があるの」
(=゚д゚)「……聞いてるラギ」
手負いの獣の目をしている。
トラギコという男は、やはり、デレシアの思った通り優秀な警官だ。
牙を失わなければ、獣は何度でも獲物を襲う。
これまで追っていた獲物を前にしても、冷静さを欠かすことなく重要さを素早く天秤にかけ、判断を下すことが出来る獣は紛れもなく優秀である。
ζ(゚ー゚*ζ「ジョルジュに撃たれたんでしょ?
何か、撃たれるような覚えは?」
眉を顰め、トラギコはデレシアに向けた視線をより一層鋭くした。
(=゚д゚)「手前、ジョルジュさ……ジョルジュを知ってるのか?」
ζ(゚ー゚*ζ「えぇ、知っているわよ。
貴方にそっくりな人で、昔からよく知っているわ。
でも今はそんなどうでもいい昔話より、どうして彼が貴方を撃ったのかが知りたいの」
(=゚д゚)「知らねぇよ。 俺がペラペラ喋るような人間に見えるラギか?」
ζ(゚ー゚*ζ「今朝、カフェが爆破されたわね」
(=゚д゚)「そうらしいな」
ζ(゚ー゚*ζ「その前は、病院で放火があった」
(=゚д゚)「……」
トラギコの表情が、次第に険しくなった。
そろそろ彼も分かってくるだろう。
これは情報を用いた取引なのだと。
新聞から得られた情報だけでは、反応が得られるはずはない。
だからデレシアは、推理した情報をあたかも見知っているかのように語った。
ζ(゚ー゚*ζ「聞いた話だと、病院で医者が一人撃ち殺されたらしいわね。
仲が良かったんじゃないの?」
(=゚д゚)「……だからどうしたラギ?」
ζ(゚ー゚*ζ「どこから撃たれたか、見当はついた?」
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