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Ammo→Re!!のようです
388
:
名も無きAAのようです
:2016/08/07(日) 18:13:11 ID:eFiZr2lo0
ノハ;゚⊿゚)「って、何を撃つつもりなんだ?」
ζ(゚ー゚*ζ「トラギコがちゃんと生きて島に上陸できるよう、手を貸すだけよ」
弾倉を抜いたそれをブーンに持たせ、その重さを実感させた。
(∪´ω`)「まえにつかったのより、おもいですお」
ζ(゚ー゚*ζ「そう、重い分扱いやすくなってるのよ。
さ、屋上に行きましょうか」
荷物を置いて、三人は部屋を出た。
船内には放送が流れ、島に上陸することはまだ認められていないという連絡が繰り返されている。
必要備品があれば船員が買い出しに行くとの旨が告知され、その費用はオアシズが全額負担するという捕捉もされた。
今や、ティンカーベルは新たな人間を受け入れることも、外に出すことも許されていない状態だ。
複数の島で構成されているティンカーベルにも、島と島の行き来が禁止され、ジュスティアは完全に犯人たちを島に閉じ込める作戦に出たのだ。
かつてこの島であったデイジー紛争の時を彷彿とさせる動きに、デレシアはジュスティアの徹底主義が時代を経ても変わらないことに安心すると同時に、呆れた。
こうして封鎖状態を作ることで逃げ道を失うのは自分達も同様なのだ。
恐らく、彼らとしてはその昔とは状況が違う事を踏まえた作戦なのかもしれない。
ティンカーベルはジュスティアの支配下にある街だ。
どこの街よりも早く増援を送り込めるため、優位にあると考えるのも無理もない。
あの時代はまだこの島に駐屯していたのはイルトリア軍で、迂闊に手出しが出来ない状態だった。
今はもうそれを気にしないで作戦を展開できるという事は、確かに、ジュスティア警察にとっては有利だろう。
元ジュスティア警察官であるショボンに悟られないよう、どのような作戦を展開するのか、興味に絶えない。
未だ封鎖中の屋上へと上がり、三人は太陽の下で改めてティンカーベルの姿を見た。
(∪*´ω`)「おー! でっかいおー!」
ζ(゚ー゚*ζ「島の真ん中に塔が見えるかしら?」
(∪´ω`)「お、みえますお!」
ζ(゚ー゚*ζ「あれがグレート・ベル。
ティンカーベルの象徴よ」
(∪´ω`)「ぐれーと、べる」
ノパー゚)「偉大な鐘、ってことさ。
島に行った時に見に行こうな」
ヒートの目にもグレート・ベルは見えているが、ぼんやりとした白い何かが浮かんでいるだけだ。
ブーンの目に見えるそれはきっと、もっとはっきりとした形をしているのだろう。
(∪´ω`)「お!」
ζ(゚ー゚*ζ「ヒート、ちょっとスコープで波止場の方を見てもらってもいい?」
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