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Ammo→Re!!のようです
35
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 21:26:23 ID:F94asbco0
フェイスカバーが閉ざされてから発せられた第一声は、あまりにも間抜けな女の言葉だった。
警察気取りなのか、それとも警察なのかは分からないが馬鹿なのだけは確かだ。
警官だろうが何だろうが、ケイティにはどうでもよかった。
殺す対象の職業など知ったことではない。
右の太腿に吊り下げていたUZI短機関銃を抜き放ち、発砲した。
〔 (0)ш(0)〕『黙れぇ!!』
装弾されているのは対強化外骨格用の強装弾。
Aクラスレベルの装甲ならば、使用者を負傷させることが出来る。
が、つい一秒前まで目の前にいた棺桶はタイヤが軋む音と金色の残像を残して姿を消し、銃弾を避けた。
姿を見失ったケイティは、再度横合いから衝撃を受け、ランドクルーザーに肩から激突した。
衝撃でフロントグリルがエンジンごと凹み、フロントガラスが砕け散った。
装甲の薄いキーボーイではその衝撃を緩和し切ることは出来ず、目の前が白く染まる。
一瞬だけ飛んだ意識の隙を、敵は見逃さなかった。
再び聞こえたタイヤの音と衝撃は、同時に訪れた。
左腕の骨が砕けたのが分かったかと思うと、次に右腕、そして両足が粉砕された。
どの攻撃にも容赦はなく、ケイティは瞬く間に戦意を喪失した。
殺されるかもしれないという恐怖が、彼の体を竦ませ、遂には落涙させるに至った。
車に埋まった体は指先一つとして動かすことが出来ず、ケイティは死を覚悟した。
しかし、月光を背にしたその棺桶持ちはとどめを刺そうとはせず、車内に残っている仲間たちを引き摺り下ろし始めた。
脈が止まったオルゴンは頭を踏み潰されてから、念入りに磨り潰された。
意識を失ったブリリアは心臓部に正拳突きを受けて胸部が陥没し、大量の血を吐き出した。
鬼だと思った。
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