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('A`)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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('A`)...
('A`)ここはブーン系小説&イラスト練習総合案内所だ
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兄弟スレ
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★51
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前スレ
o川*゚ー゚)oブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
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( ^ω^) ブーン系小説板2のようです
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寒さが身にしみる冬の朝、寒いのが大嫌いな私にとって冬は過ごしにくい嫌いな季節だ。
過ごしやすさで言えば春と秋が良い。冬なんってさっさと終わって温かい季節になって欲しい。
何で冬場にスカートで通学しなければならない。可能ならスカートよりズボンを穿きたい。
しかし、学校の校則で認められいない。私は生徒指導の教師に何が良いのかと聞いてみたところスパッツはOKと許可を頂いた。
次の日からスカートの下にスパッツを穿いているが結果はないよりマシという焼け石に水にしかならなかった。
何で皆この寒さの中を平気で歩いていられるのか私には分からない。
寒いのが大嫌いな私にとっては毎日が雪山での雪中行軍に等しい。
('、`*川「う〜、寒い……」
冬の寒さを愚痴っていたからかなんだか体調が悪い。朝起きた時はなんともなかったのに今はどういうわけか寒気を感じる。
私が外に出る時はヒートテックの重ね着は当たり前、シャツの上に薄手のカーディガンの上にコートを着込み、さらに首が冷えないようにマフラーを巻き、手袋をする徹底した防寒は完璧と言っていい。
着ぶくれるのは仕方ないが、私の姿を見た友人が「着すぎ!」と呆れていたっけ。
::(、;川::「さっ、寒い……」
徹底した防寒を施したのに、まるで冷凍庫に居るかのような寒さのせいで体の震えが止まらない。
視界が歪み、足下がふらついて地に足がつかない。次第に頭がぼ〜っとしはじめ意識が遠のき始める。
駄目だ。こんなところで倒れられない。
こんなところで倒れるわけにはいかない。何とか踏ん張ろうとしても足に力が入らない、何とかして家まで戻らないと。
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「おっと」
ふらついている私を誰かが抱きとめる。明滅する視界では助けてくれた人の判別ができない。
―――だれ?
「……誰って毎日顔を合わせてるから俺のことは知ってるだろう。寝ぼけてんのかお前?」
―――大丈夫。
「何か声が弱々しいが大丈夫か? 何か顔が赤いし―――」
そう言って彼は額に手をのせる。
額にのせられた手が冷たくて気持ちいい。彼の声がなにか慌てているようだが私にはどうでもいい。
なんだかすごく眠い。
* * *
目が覚めて最初に見えたのは無機質な天井。てっきり自分の部屋部屋かと思っていた。
怠い体を起こして周囲を見渡せば無数の空きベッドが。
此処は病室だ。何で病院にいるのか訳がわからず混乱している私の耳に聞こえてきた声の方に振り向くと見知った人物が立っていた。
(・∀ ・)「よっ、大丈夫か?」
('、`*川「またんき?」
片手を上げてフランクに挨拶するクラスの問題児またんきの挨拶を無視して問い詰める。
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('、`#川「言え! なんで私は病院にいるんだ!」
(・∀ ・;)「いきなり大声を出すな。此処は病室だ。高熱だして苦しんでるお前を病院まで運んだに決まってるだろう」
またんきに正論を言われるのは癪に障る。
('、`*川「わざわざ救急車を呼んだのか?」
(・∀ ・)「救急車呼んでも来るまで待ってる時間が勿体無いだろう。親父が病院に勤めているからな電話して俺が直接病院まで伊藤を運んだ」
またんきから経緯を聞いて理解した私は頭に有る疑問が過る。
('、`*川「どうやって運んだの?」
(・∀ ・)「だっこしたに決まってるだろう」
抱っこしたという言葉に頭の片隅に嫌な予感がよぎる。
('、`*川「……抱っこってどんな?」
(・∀ ・)「お姫様抱っこ」
病室に沈黙が落ちる。
どのくらいそうしていたのか解らないが『お姫様抱っこ、お姫様抱っこ』と口の中で反芻する。
我に返った私はまたんきに襲いかからんばかりの剣幕で詰め寄る。
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('、`#川「おっ、お前は私にそんなことしたのか! 明日からどんな顔をして学校に行けばいいんだ」
(・∀ ・#)「緊急事態だから仕方ないだろ! それくらい甘んじて受け入れろ。これでも俺は譲歩したんだ」
('、`#川「何を!」
(・∀ ・;)「もしおんぶだったら、おっ、お前の立派な2つの山が背中に当たるんだよ。
俺には刺激が強すぎるんだ。それを役得と喜べるほど強くないんだよ。ジョルジュじゃあるまいし」
恥ずかしそうに私から目を逸らすまたんきの胸ぐらをつかんで絞め上げる。
苦しい、と手をタップするまたんきを開放する。
(・∀ ・;)「お前は本当に病人か? ケホッ……それだけ元気なら大丈夫だな。今から学校行こうと思うなよ親父は今日一日安静にしてろだってさ」
('、`*川「……」
胸ぐらを掴まれて苦しかったのか、咳き込んでいた。私はそれどころではなかった。
(;、;*川「わっ、私の皆勤賞が……」
皆勤が途切れたことに項垂れる私に彼がドンマイ、と肩をポンッと叩いた。
('、`#川「万年遅刻野郎に慰められたくない!」
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何時も授業を遅刻したり、気分で学校を休むくせに頭が良いお前と違って、地頭から劣る私はせめての目標として私は皆勤賞を取ることが目的なんだ。
私はまたんきを威嚇するように睨みつける。
(・∀ ・;)「俺に怒鳴るなよ。気分転換ついでに梨でも食うか?」
('、`*川「見舞いの定番は林檎でしょう。まぁ、梨という所も性悪で悪ガキなアンタらしいわね」
(・∀ ・)「だったら食わなくていい」
そう言ってまたんきが梨を袋の中へと仕舞う。
私が親の敵のようにまたんきを睨んでいたのが分かったのだろうか「わっ、分かったよ」 と怯えながらも袋から取り出した梨を果物ナイフで剥き始める。 梨の皮が一度も途切れずに剥いてる彼の器用さに感心しているうちに紙皿に均等に等分された梨が盛りつけられる。
皿に置かれた梨を片っ端から食べていくペニサスに呆れるまたんき。
(・∀ ・;)「現金な奴だな……」
私が嬉々として梨を頬張っている姿に何ともいえなさそうな眼差しで私を見ている。
('、`*川「物欲しそうに見ないでよ。ちゃんとアンタの分は残しておくわよ」
(・∀ ・)「別に物欲しそうにーーー」
またんきが何か言っているのに構わず梨を口の中に押し込む。
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(・∀ ・#)「何しやがる! 殺す気か!」
('、`*川「瑞々しくて美味しいでしょ梨。それ食べたら学校に行きな」
食って掛かるまたんきにもう一度梨を口に押し込む。
何かを言っているようだが私には分からない。虫でも追い払うように病室から 追い出す。
(・∀ ・#)「今度そうなったらぜってー助けやんねえからな!」
そう捨てゼリフを吐いて病室から出ていくまたんきを呼び止める。
なんだよ、とぶつくさ言いながらまたんきが振り返る。
('ー`*川「助けてくれてありがとう」
(・∀ ・)「え?」
言っている言葉の意味が分からないのだろうか?
棒立ちで固まっている悪ガキまたんきは大丈夫か、と声をかけるまで固まっていた。
我に返ったまたんきは顔をりんごのように紅潮させ「うっ、うるせー!」と捨て台詞を吐いて逃げるように病室から走り去っていた。
廊下を走るなと私が注意する声はまたんきには聞こえていない。
私は梨に舌鼓を打ちながら、もう一度私はありがとう、と胸中で呟いた。
* * *
風邪が完治したのと反対に今度はまたんきが風邪をひいてしまった。
人に移すと治ると聞くが、移さられた方はたまったものではではない。
またんきに風邪を移したことに罪悪感を感じながら、病欠で授業を欠席しているまたんきの見舞いに行ったら――。
(・∀ ・)「ゲホゲホ、お前のを移されたわけだが……」
(ー、ー;川「悪かったわよ」
またんきから説教と嫌味を沢山頂戴したのは言うまでもない。
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使用した共有一レスお題 性悪と林檎
終わりを付け忘れた。
投下は以上です。ありがとうございました。
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おつ
あらなんかあまずっぱい恋の予感なのではなくって?
こういうの好きだわにやにやする
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アーカイブの力を借りたい
jdのクーが入水自殺しようとして思い止まるような話があった気がするが
昔の作品すぎて見つからない
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これしか思い浮かばなかった
ttp://nanabatu.web.fc2.com/boon/dokuo_fukakimono.html
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>>221
おつ!たしかにまたんきってスケベ属性ないよな
短編だからできる青春の一ページやね
一人称が同じレス内で変わっちゃうとこは推敲しておくと読みやすいと思うよ
>>166
これ完結済み指定にしたら100個もいくかな?
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短編含めればいくだろうけど、絞られてはしまうな
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ペニサスとまたんきの相性の良さは異常
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そりゃ竿と玉だからね
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