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o川*゚ー゚)oブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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(´・_ゝ・`) 「貴女との会話は楽しいものでした。さようなら。良いハロウィーンを」
そう言って一つ会釈すると、男は人ごみへと歩いていく。
やはりさっきの話はまずかったなと思いながらその後ろ姿を見送った。
その時、男のコートの裾からなにか細長いものがするりとのたうった。
ミセ*゚ー゚)リ 「えっ?」
慌てて目をこらすが、彼の姿はすでに雑踏にまぎれて消えてしまっていた。
――多分見間違いだろう。コートのベルトが解けていただけかもしれない。
ちょっと不思議な人だったけれど、話している時は結構面白かったな。ああ、でも名前を聞いていない。
私はテーブルに肘をついて広場の周りを眺めた。
人がはけたテラス席は、今度は恋人たちで一杯になっている。どのカップルも見つめ合う事に夢中らしい。
途端に空腹感がわき、ぐたりとテーブルに突っ伏す。そういえば午後はケーキ一個しか食べていない。
話している間に夕食をとりそこねていたのだ。お腹が寂しい。
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