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o川*゚ー゚)oブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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(´・_ゝ・`) 「その席、座ってもいいですか?」
ケーキの皿から顔を上げると、背の高い痩せた男が一人、こちらをうかがうように立っていた。
その頭にはねじくれた二本のツノが生えている。
ミセ*゚ー゚)リ 「ええ、どうぞ」
うなずいて言うと、男は小さく会釈して背中の荷物を降ろし、空いた椅子に座った。
視線を巡らせば、夕食時にはまだ早いが、どのテーブルもグループで溢れている。
おそらく他の店のテラスも満席なのだろう。
石畳の広場に目を向けると、中央で催しの役員達が大きなかがり火の準備をしている。
忙しげに立ち働く彼らは皆、かぼちゃが描かれた揃いのチョッキを着ていた。
日没の近づく町はしみるように肌寒い。
夕暮れの弱い光が空を薄いオレンジから紫へと染めていた。
広場の向こうの通りでは、ツノや翼、奇妙な衣装をまとった怪物たちが楽しげに蠢いている。
もうすぐ、この町のハロウィーンのメインイベントが始まる時間だ。
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