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( ^ω^)千年の夢のようです
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(,, ><)
つ□ 「すみません、お茶を切らしているので白湯ですが」
長居するつもりはないから、と
断りをいれながらも礼を述べ、湯呑みを受け取った。
その際に少しだけ触れた指と指から年月の刻みを感じつつ、記憶の面影を残した老医師を観察する。
(,, ><)「いやあちょうどお昼時ですね。
もうご飯は食べたんですか?」
事務テーブルの上…
老医師は探るように腕を泳がせ、やがて小さな包みを手を取ると膝元に寄せる。
可愛らしい黄色いハンカチ。
結び目をほどくとその中から握り飯がふたつ。
年老いているとはいえ、目の前の医師が食すにしては少なすぎる量だ。
( ^ω^)「…お弁当、可愛らしい包み布は奥さんかご家族の趣味かお?」
(,, ><)「いえいえ! 私は独身です。
家族ももういません。
これは先の患者さんが差し入れてくれたんです」
( ^ω^)「……」
(,, ><)「そうですか、可愛らしいですか…では、お返しする時そう伝えなくては」
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