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( ^ω^)千年の夢のようです
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それと思わしき宿が見えてくると、歩みが自然と遅くなる。
晴天空に泳ぐ雲が同じスピードで離れていく。
もしかすると夜には一雨来るかもしれない…と、ブーンはどことなく思い、視線を戻した。
なるほどたしかに安い宿だ。
屋根の一部は崩れたまま。
壁を白く染める塗装は剥がれ、灰色を暗く際立たせた。
窓から見える部屋の具合からは客が入っている様子もない。
つい先ほど交わした会話を思い出すに、使い込まれてないベッドとはジョークのつもりだったのか。
…とはいえなんら構うことなく、ブーンは入り口の扉へと近付いた。
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