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ξ゚⊿゚)ξ百物語のようです2014ξ Δ )ξ
46
:
名も無きAAのようです
:2014/08/17(日) 23:27:11 ID:UJSWCE.cO
歩く。進む。
振り返っても既に女性は見えない。
私ひとりきり。
──かと思ったが、ふと横に目をやると、少年が私と並んで歩いていた。
私が足を止めれば少年も足を止める。
彼の方へ体ごと向き直れば、彼もまた私へ向き直った。
( ^^)
少年も口がなかった。
喋れない者同士が向かい合ったところで、どうしようもない。
私も彼も、じっと互いを見つめるだけだ。
──学生時代にしょっちゅう遊んだ、山崎という男に似ている。
だが私が彼と出会ったのは大学に入ってからなので、こんな、小学生ほどの彼など見たことがない。
なぜ大学卒業以降、一度も会っていないような男の幼い姿を夢に見るのか。
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