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+】(メ ´_ゞ`) Channelers

1 名も無きAAのようです :2014/08/13(水) 22:45:14 ID:aqE7LG6E0
.
 【 Channelers (ちゃねらーず) 】


 オリジナル ・ 長編 ・ ブーン系小説
 超能力 ・ 現代厨二もの ・ TS要素あり
 オリジナル分90% (残り一割:AA及び2ちゃんねる、ニュー速VIPネタetc.を含む)

 まとめサイト
 http://boonsoldier.web.fc2.com/channel.htm  ブーン芸VIP様
 http://localboon.web.fc2.com/100/top.html  内藤エスカルゴ様(21話〜)
 http://kurukurucool.blog85.fc2.com/blog-entry-497.html  くるくる川 ゚ -゚)様 (1〜20話)
 http://boonfestival.web.fc2.com/channelers/list.html フェスティバロス様 (1〜10話)

 前スレ
 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1344858830/
.

214 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 18:28:05 ID:8ijslF5w0
.
 意味わかんねェ。
 なーんで絆されてんだ、オレ。

 でも、愉快だ。
 久しぶりに心から笑った気がする。


(*^ワ^)


 不思議だ。
 さっきまであんなに恐ろしい相手だったのに。
 目の前で、こんな表情されちゃあな。


爪* 〜 )


 あーあ、俺の負けだわ。
 なーんか、ぜんぶ、どうでもよくなったー。

 報酬のことは気がかりだが……もう、これで終わりでもいっか。
 タムラはそう考え始めていた。
.

215 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 18:29:31 ID:8ijslF5w0
.
(*^ー^) 「あはは……さて、それじゃっ」


 が。












(#*゚∀゚) 「戦闘かいしだぁぁあぁあぁ!!」


     て
爪l|l゚〜 ) そ 「えぇ─────!?」



 相手も同じ考えでいてくれるかは、また別の話だ。



 〜 〜 〜
.

216 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 18:30:49 ID:8ijslF5w0
※もうちっとだけ続く。 20時くらいに戻ってきます。

217 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 18:39:11 ID:P3PHNX9E0
支援

218 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 19:58:26 ID:UAfNONEA0
期待

219 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:13:47 ID:8ijslF5w0
.
【 ドクオサイド: VIP港 倉庫街路上 】


 どこか信じがたい光景だった。

 ノーヘルでバイクに跨るスーツの男は、
 一瞬だけこちらを振り返ると、無言のまま走り去った。
 俺たちは肩で息をしつつ、小さくなるヤツの姿を見送る。


(;'A`) -3 「だぁぁああぁもう! 何やってんだよっ!」

(メ;´_ゝ`) 「いやーまさかなー。 まだあんなに動けるたぁなー」

(;'A`) 「この……ポンコツヒーロー……!」


 敗走する原付サムライ……鈴木ダイオード。

 兄者が能力を解除した途端、それは起こった。
 まさに一瞬の出来事だったのだ。

 追い詰めたのはこちらだが、
 いきなり逃げ出すようなキャラだなんて、思ってもみなかった。
.

220 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:14:33 ID:8ijslF5w0
.
(;'皿`) 「で、どーすんだよこれから!」

(メ ´_ゝ`) 「追う! 当然じゃ!」

(;'A`) 「あ!? ……ああ、ですよねー」

(メ ´,_ゝ`) 「追跡なら任せな!
       こーゆーこともあろうかと、
       さっきあいつが倒れた時、胸ポケットに小型のGPS発信機入れてやったぜ」

(;'A`) (マジかこのオッサン)


 なんと準備のいい。
 ピンチ時には美味い豚汁を作ってくれそうだ。

 兄者に促されるまま、よろよろ駆け出す。
 第三倉庫から少し離れた場所に、一台の車が駐車してあった。
 ボロボロの軽。 恐らくは彼のものだろう。

 兄者に続き、俺も隣に乗り込む。
 勢いに合わせてシートが軋む。
 まったくもって、満身創痍の俺たちにぴったりの乗り物だ。
.

221 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:16:24 ID:8ijslF5w0
.
( 'A`) 「んで」

(メ ´_ゝ`) 「んー?」

(;'A`) 「……なんで俺が運転席側なんだ?」


 導かれるまま飛び込んだのは、右側。
 目の前にはハンドルが、これまたボロいカバーに包まれている。


(メ ´_ゝ`) 「おれがナビゲートしなきゃ始まらんだろーよっ。
       できるんだろ? 運転」


('A`)


(メ ´_ゝ`)


('A`) 「まあ……………………
    …………………………
    ……うん………………
    ……………一応は……」


(メ*´_ゝ`)⊃ 「れっつらごー!」
.

222 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:17:06 ID:8ijslF5w0
.
 嬉しそうにそう叫んだあと、兄者は棺桶モバイルを後部座席から取り出し、
 くるんと片手に構えた。
 こちらはイミテーションではなく本物のほうだろう。

 ……横から覗きこむと、パネルには確かに、
 VIP港を中心とした路線図と、道に沿って動くマーカーが表示されている。

 マジか。
 マジかよこのオッサン。
 なんなんだよ、今日のこの、目まぐるしい出来事の数々は!


(;'A`) (ええいもう、乗りかかった船だ!)


 実際は船じゃなく、オンボロの軽だが。

 ポセイドンや黒服はとっくの昔に消えていた。
 しぃちゃん達は他の誘拐犯を追っている。
 しかるに、俺だけ港でのほほんと待っているわけにもいくまい。

 あまりに色々なことがありすぎて、頭はすでに、正常な思考を放棄している。
 長い夜になりそうだ。
 実に三年近く連載しているような印象だ。

 エンジンと数回格闘したのち、俺はアクセルを踏み、倉庫街をあとにした。


−−−
.

223 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:18:47 ID:8ijslF5w0
.

(l|l ゚_ゝ゚)



( ゚A゚)


 数十分後。
 俺たち二人は、ひしゃげたガードレールの横で固まっていた。


(l|l ゚_ゝ゚)


( ゚A゚)


(l|l ゚_ゝ゚)


( ゚A゚)


(l|l ゚_ゝ゚) 「ペーパードライバーなら……先に……言え……」


( ゚A゚)
.

224 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:21:54 ID:8ijslF5w0
.
(l|l _ゝ ) 「……そして、何故、止まらんの……?」


( ゚A゚)


(l|l _ゝ ) 「なんで加速するの……? なんで逆走するの……? バカなの……?」


( ゚A゚)


( ゚A゚) キコエ……ナクテ……


(l|l;゚_ゝ゚) 「何百回止まれって叫んだと思ってんだ!」


( ゚A゚) アセッテ…… ブレーキ ドッチカ ワカラナクナッテ……
.

225 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:24:04 ID:8ijslF5w0
.
 ひとしきり叫んだり、暴れたり、頭をかきむしったりしたあと。
 兄者はため息をつきながら、右手を俺に差し出した。


(メ;´_ゝ`)つ 「……まあいいや。 ほれ」

( ゚A゚) ……ハイ

(メ;´_ゝ`) 「ひとまず目的地には着いたんだ、ガムでも食って落ち着こうぜ……」


 一応弁解しておくが、俺が停車させた路肩のガードレールは元々ひしゃげており、
 事故ったわけではない。

 まあ……いつそうなってもおかしくなかったというか、
 下手な絶叫マシン顔負けの数十分だったけど。


( ゚A゚) ……アリガトウゴザイマス


 依然前を向いたまま、やけに薄いガムを受け取る。
 開きっぱなしの口に運ぶと、甘酸っぱいいちごフレーバーが広がった。


(*'A`) (あ、おいちー)


 いやに口どけのいいガムだ。
 舌の上でとろりと柔らかくなったそれを、噛むことなく飲み込んだ。


(メ;´_ゝ`) 「なんじゃこりゃ? ソッコー溶けたぞ。 味もち悪ぅ〜〜」


('∀`) 「……」


('A`) 「ん!?」
.

226 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:25:31 ID:8ijslF5w0
.
(メ ´_ゝ`) 「なんだかんだ言いつつ、もう一枚もらうんですけどね」 パク

('A`)


 ……そして気づく。
 俺はこれを、何度も口にしたことがあるという、その事実に。


('A`;) 「……アンタ、これ、どこから……」

(メ ´_ゝ`) 「ん? ガム? おまえの上着のポケットだけど?」

('A`)


 ……。
 ……。

 それはガムじゃねええっ。
 そう言ったつもりの声は、言葉として成立していなかった。
 呂律が回っていないことに気づき、口元を抑える。


��(゚A゚l|l) 「う、ぐっ!?」


 次の瞬間。
 内側から揺さぶられるような感覚をおぼえ、俺はシートに前かがみになる。
.

227 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:27:51 ID:l.kjh7q.0
久々のドクミか……支援

228 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:28:13 ID:8ijslF5w0
.
 ああ、これは。

 目の前がスパークし、世界はぐにゃぐにゃと歪んでゆく。
 全身を襲う、寒気と、熱と、痛みと、快感と。
 体をバラバラにされ、再構築されるような、なんとも言えない感覚に襲われる。


『 う、ぐ、あああっ 』

( メ´_ゝ`)?



『 ああっ、うあ……ああああっ 』

     て
( メ ゚_ゝ゚) そ !?



『 やめ……見るなっ、……あああぁぁ! 』

;(;;;゚_ゝ゚);


===
==

.

229 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:29:22 ID:8ijslF5w0
.
 ─── ようやく眩暈が収まったところで。

 伸びた髪をかき上げ、僕は兄者に食ってかかった。


从 □ ;リル 「勝手に! 何っ! ……食わせてんだぁっ!」

(メ  _ゝ ) 「生命の神秘を見た……」


 襟を掴まれ揺さぶられる兄者は、
 呆けた表情で僕のほうを見ている。


从 △ ;リル 「……はぁ、はぁ……ああもぅっ」


 手を離した。
 両腕を交差させ、ふた周りほど小さくなった身体を抱えこむ。
 先ほどまでなかった弾力が、窮屈そうに、二の腕を押し返してくる。

 背もたれに身を投げ出した。
 衣の擦れる不快感に身を捩る。
 こんなタイミングで……なんて、聞いてない。
.

230 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:32:24 ID:8ijslF5w0
   ,_
从゚、゚;リル 「動きにくい身体にしてくれて。 責任とれっ」

(メ ´_ゝ`) 「責任て……まっこと意味がわからないんだが……」

从'、`;リル 「服装とかサイズとか……こう、色々あるんだよ、このカッコは」

(メ ´_ゝ`) 「あ、思い出した」


 兄者はぽんと両手を打つ。


(メ ´_ゝ`)つ¬ 「実はだな!
          こんな時のためにって、服なら預かってたんだった」

从゚△゚;リル 「はぁ────!?」


 なんだそりゃ。
 わからん。
 本気で意味がわからない。

 兄者は、後部座席から一枚の手紙と紙袋を掴み上げた。
 首を傾げつつそれを受け取ると、僕は手紙を開いた。
.

231 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:34:50 ID:8ijslF5w0
.
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


   ( ‘ω‘)
    ニーチャンへ
    突然アレがソレになっちゃった時のために、服は用意しておきましたお
    いざとなったら使ってくださいね   ぶーん


 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


从'。`;リル 「……マジか。 気が利くっつうかなんというか」


 聞けば、僕が気絶していた間(28話)、ブーンが内緒で兄者に預けておいたらしい。
 兄者が車で来ることがわかっていたとはいえ、用意周到すぎやしないか。


从'、`;リル 「まーいーや。 じゃあちょっと着替えて……」


 ぶつぶつ言いながら紙袋の口を開き、固まった。


从・x ・リル


 ……服。 確かに入っている。
 でも、なぜ。
 普段着じゃ、ない。
.

232 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:36:46 ID:8ijslF5w0
.
 綺麗に折りたたまれた状態で、紙袋に収められていたもの。
 それは、メイド服。

 先日までバイトしていた、クーの知り合いの店の……
 フレンチ仕様の、例の、あれだ。


(((メ;´_ゝ`) 「どうした? ……げっ、コレ……」


从 皿 ;リル (あのヤロ───────!)


 ……二度と身に着けることなどないと思っていたのに。

 ご丁寧なことに、靴と下着まで入っている。
 わざわざタンスから掘り出してくれたのだろうか。
 ありがとう弟……後で教育的指導。

 同じメイド服でも、ブーンの所持する例のアレじゃないあたりが確信的だ。
 あっちのほうが布面積も広いのに。 暖かいのに。
 たぶん汚されるのが嫌なんだろう。
.

233 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:38:32 ID:8ijslF5w0
.
从-、-;リル 「……もういい。 着る。 今の服よりは動きやすいだろ……」

(メ ´_ゝ`) 「おう、早くしてくれよな」


从-。-;リル 「はぁ……」 グイ

从゚、゚;リル ハッ

(メ ´_ゝ`) ?


从゚皿゚;リル 「出てけっ!」


 兄者を車から押し出し、紙袋に手を突っ込む。




ε-(´く_`; ) 「なんだってんだ一体……」

   ,_
从゚、゚;リル ガチャッ

(メ;´_ゝ`)彡゙ 「うお!? な、なに!?」

从///リル 「ごめん、ちょっと、その……」


 ……途中で一度ドアを開け、背中だけ止めてもらった。


 〜 〜 〜
.

234 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:39:26 ID:8ijslF5w0
.
【 ドクミサイド: VIP市臨海部 ・ 旧工業地帯 (ソーサク1丁目) 】


 背負った星空の清澄さとは対照的に、
 目的の廃ビルは、禍々しい佇まいを見せていた。

 荒涼とした隣の空き地から見上げる。
 奥側には、似たような廃ビル、廃屋が数軒連なっている。
 むろん、周囲に人気はまったくない。

 四階だろうか。
 一箇所だけ明かりのついた窓がある。
 ヒーローおやじのぼさぼさ頭越しに、そちらへ目を凝らす。

   ,_
从゚、゚;リル 「……」


 窓付近に人影は見えない。
 メイド衣装にジャケットを引っ掛けた姿で、僕は身を震わせた。

 この寒い中、なんでこうも場違いな格好してるんだろう。
 公開処刑も甚だしい。
.

235 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:40:23 ID:8ijslF5w0
.
(メ ´_ゝ`) 「どうする?」

从゚、゚リル 「何が?」

(メ ´_ゝ`) 「入るのか、入らないのか」

从'。`リル 「あ、ああ……」


 GPSの移動反応はこのビルで止まり、その後途絶えていた。
 キーホルダーは、ここで発見 ・ 破棄されたと考えていいだろう。

 それだけでは、ダイオードがビル内に留まっているかはわからない。
 だが、建物の脇で例の原付を発見し、疑念は確信に変わった。

 間違いない。
 ヤツは今、この中にいる。

 クー達からの連絡はない。
 正確には着信履歴が残っていたが、何度かけ直しても出なかった。
 留守録に場所を吹き込んでおいたものの、連絡があるまで待つべきだろうか。
.

236 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:42:04 ID:8ijslF5w0
>>235訂正
×キーホルダー  ○発信機

237 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:42:48 ID:8ijslF5w0
.
从 、 ;リル 「……行こう」

(メ ´_ゝ`) 「だよなっ」


 口から出た言葉に、自分で驚いた。
 以前であれば、わざわざこんな、危険に飛び込むような決断はしなかったと思う。
 無謀は重々承知の上で、湧き上がる好奇心を止められなかった。

 ポセイドン一味が、しぃちゃんの両親を手にかけた犯人だとは思えない。
 だが、チャネラーや超能力について、僕たち以上の情報を握っていることは間違いない。

 だから、ヤツを追う。
 しぃちゃん達のためにも、
 ……いや。


从 、 リル 「……」


 僕だってそうだ。

 結局のところ、手がかりを求めているのは、誰のためでもない。
 少年少女の手助けを──巻き込まれた風を装いながら。
 その実、僕は僕自身のために、糸口を欲している。

 知りたい。
 あのクスリは何なのか。
 僕のこの状態は─────僕は、誰なのか。
.

238 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:43:35 ID:8ijslF5w0
.
从'、`;リル 「……オジャマシマス」

(メ;´_ゝ`) 「いーから早く入れよ」


 枠だけの入り口ドアを開け、僕たちは中に踏み込んだ。

 階段の電灯は点いたが、エレベータは使用できないようだ。
 唾を飲み込み、こわごわ階段をのぼっていく。

 結局、明かりが生きていたのは二階までで、三階以降は暗闇だった。
 兄者にくっついて進む。


从 □ ;リル 「わひっ!?」

(メ;´_ゝ`) 「ちょっ!? ……どんだけポンコツなんだ」


 たまに暗がりでコケそうになりつつ。

 窓が明るかったからといって、ヤツが四階にいるとは限らない。
 踊り場を含め、途中の暗闇に潜んでいる可能性だって充分ある。
 旧校舎を探索したときの記憶がよみがえり、足がすくむ。
.

239 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:44:34 ID:8ijslF5w0
.
 目的の階層へはすぐに着いた。
 廊下は左右に伸びている。

 壁際にスイッチを発見したが、電灯の点く気配はない。
 携帯のライト機能を頼りに進むほかない。


(メ;´_ゝ`) 「!!」      ガタン>

从゚皿゚l|lリル 「ひょわ!?」


 その時、左方向から音が聞こえた。
 仰天した兄者が立ちすくみ、僕はその背中にひたいをぶつけた。


从゚□゚';リル 「ちょっと! 脅かすなよっ!」

(メ; ゚_ゝ゚) 「んなこと言っても! おれだって怖いもん!」

从 △ ;リル 「もんとか言うなよオッサン……」


 明かりのついていた部屋は、確か右側だ。
 どうする。
 どちらへ向かう。
.

240 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:46:36 ID:8ijslF5w0
.
 あーだこーだ言い合ったのち、兄者先導のもと、左へ進むことにした。
 手分けして……とも考えたが、今ここで離れるのは得策ではない。
 僕は彼の後ろを、少し距離を空けて着いてゆく。

 きょろきょろと、後ろ側を何度も振り返りつつ歩を進める。
 いくら音がしようと、明かりのあった部屋は後ろ方向に間違いないのだ。
 背後からいきなり襲われてはたまらない。


从 、 ;リル (それにしても)


 この建物は何なのだろう。

 雑居ビルにしてはいささか大きい。
 露出した鉄筋と薄汚れた壁は廃墟としての雰囲気ばっちりだが、
 そもそもの用途がわからない。
.

241 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:47:19 ID:8ijslF5w0
.
 廊下にはいちおう採光用の窓がある。
 ドアの形状はオフィスビルを思わせる。
 だが、その並びはアパートのようでもあり、ホテルのようでもある。


(メ;´_ゝ`) 「まだ奥があるのか……」 ボソ


 考えている間に、兄者との距離が開いてしまっていた。
 兄者は今にも廊下の角を折れようとしている。
 半身が暗闇に吸い込まれ、それに合わせて明かりも乏しくなる。


从'。`;リル 「あ、待って……」


 その時だった。
.

242 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:48:05 ID:8ijslF5w0
.
/ ゚、。 / カチャッ


从゚、゚リル 「 」


 あまりにも、唐突に。


      て
从゚□゚|lリル そ 「─────!!」 バタン


 横のドアが開いたかと思うと。


(メ ´_ゝ`)彡 「え?  ……あれ?」


 悲鳴を上げる間もなく、僕はそいつに、部屋へと引きずりこまれたのだった。



(続く)

.

243 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 20:49:23 ID:8ijslF5w0
.
※ 読んでくれてありがとう。

※ 「引き」が23話と被ってる。 この話はあとで修正するかも。

※ ポセイドン編はあと2話で終わりです。 長かったなぁ。
.

244 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 21:01:48 ID:l.kjh7q.0


245 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 21:10:40 ID:UAfNONEA0


246 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 21:16:46 ID:ZN5GKNgY0
おつんこ

247 名も無きAAのようです :2014/10/13(月) 23:56:25 ID:.r1.tOSY0
おつギコ達の動向が気になるね

248 名も無きAAのようです :2014/10/14(火) 12:58:42 ID:T426ZR4k0
また萌え豚路線なのか…?

249 名も無きAAのようです :2014/10/15(水) 14:10:23 ID:J6z9m/lA0
ドクミ久し振りだな
というか何年ぶりだ

250 名も無きAAのようです :2014/10/18(土) 10:00:15 ID:cLu3SmwI0
クーの『特別製の水』ってまさか、おし…な訳ないか

251 名も無きAAのようです :2015/01/11(日) 11:30:42 ID:fSQ04ccU0
あけおめ

252 名も無きAAのようです :2015/03/27(金) 14:06:26 ID:U5wrDBt.0
勃起age

253 名も無きAAのようです :2015/07/16(木) 18:25:21 ID:hG9himQE0
今度は一年後と予想

254 名も無きAAのようです :2015/09/01(火) 21:27:05 ID:UN0Ntxk20
待ってる

255 名も無きAAのようです :2015/09/14(月) 15:22:57 ID:flo5j5I20
余裕で待ってる

256 名も無きAAのようです :2015/11/19(木) 21:22:33 ID:Cs35qH4U0
来るまで待ってる

257 名も無きAAのようです :2015/11/21(土) 03:57:12 ID:OL53TzCk0
私は、あなたが「もう投稿しません。ここで終わりです」というまで、ずっと、ずうっと待ちます。
たとえそれが何年後だろうとも、何十年後だろうとも。
いつかこのお話の終わりがくるまで、そして終わりがきても私はあなたとこの作品のファンです。

どうぞ、のんびりと自分のペースで筆をお進めください。
……とはいえたまに生存確認なぞをしてくださると、少なくとも私は喜びます。

258 名も無きAAのようです :2016/05/24(火) 02:07:46 ID:5gSg1vYE0
ぶひぃ!

259 名も無きAAのようです :2016/11/20(日) 17:42:01 ID:oCDKsRH20
何をどう彷徨って辿り着いたかは忘れてしまったけど
今更全部読んでとても楽しませて貰いました
続き、お待ちしておりまう

260 名も無きAAのようです :2016/11/20(日) 20:04:48 ID:Zt4HvyGQ0
ぶひひぃ!

261 名も無きAAのようです :2017/02/19(日) 01:50:35 ID:T.94dJvw0
待ってる

262 名も無きAAのようです :2017/02/19(日) 23:27:09 ID:6uUJM94U0
なっつwww
これも逃亡してたもんなー面白いのが続々逃亡で悲しくなるね

263 名も無きAAのようです :2017/08/26(土) 15:51:18 ID:O0h13Jv60
連載開始から読んでたよ
今でも待ってるぞ


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