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(´・_・`)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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昼休みに、家に電話をかけた。
妻が電話に出るや否や開口一番、茂羅本は早々に本題を捲し立てた。
(,, ・∀・)「今日の夜、花火に行くぞ。四人全員で行くぞ、全員だ」
('、`*川『どうしたの、いきなり』
妻が電話先で、若干戸惑い気味になっているのが分かる。
ここ数年まともに家庭を顧みず、家族サービスに応じる気もまるで無かった男が突然「花火大会に行く」と言うのだから、無理もない。
(,, ・∀・)「絶対に行くぞ、子供達にも伝えておいてな。晩御飯もそっちでとっちゃおう」
(、`*,川『い、いや、貴方は大丈夫なの』
(,, -∀・)「早めに切り上げて帰るよ。じゃあ、よろしく」
空は晴れ渡り、風も弱く、気温もそれほど高くはなく、絶好の花火日和だった。
浴衣をしっかりと着よう。内輪を持って、かき氷を買って、河川敷に座って、のんびりと夜風に吹かれていよう。
茂羅本はノルマを早々に片付け、定時よりも少し早く会社を出て、夕暮れ時に家に着いた。
家には、妻しかいなかった。
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