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( ゚д゚ )ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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('、`*川「……ちょっと突っつかれただけだ、痛くないよ……こうして動けているんだから」
(´・_ゝ・`)「……何だそりゃ」
('、`*川「さあね」
伊藤の額には依然として脂汗が浮かんでいる。堪らなく痛むのだろう。
それに傷の深さは「突っつかれた」程度では済まない。
動けてもいないし。強がりにしては下手すぎる。
だが──何となく、その台詞に聞き覚えがあるのに気付いた。
(´・_ゝ・`)「待った、それは何の台詞だっけか。映画……小説だったか? いや、ドラマ……」
('、`*川「知らない」
(´・_ゝ・`)「知らないことあるか、君が今言ったんだ」
頭の奥がちくちく痛む。
目の奥がちかちか点滅する。
背中がちりちり疼く。
あれは──あの台詞は──
(´・_ゝ・`)「──」
('、`*川「……ちょっと、大丈夫?」
頭を押さえて俯いた私に、伊藤が問いかけてくる。
こいつはまた他人の心配を。馬鹿だ。馬鹿なのだ。
私は腰を上げた。ナースコールを押す。
伊藤はそれを咎めなかった。
(´・_ゝ・`)「帰る」
('、`*川「気を付けて」
(´・_ゝ・`)「病室は変えろ。6人一部屋の大部屋。
部屋を変えたら誰にも──家族友人上司にも、ましてや他人にも伝えるなと医者や看護師にきつく言いつけろ。
……いや、いい、僕がやっておく。口止め料も入院費も必要なら僕が払う」
('、`*川「……どうして変えるの」
(´・_ゝ・`)「理由は君が一番よく分かってるだろう」
病室の扉を開ける。
出ていこうとして、思うところがあり立ち止まった。
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