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lw´‐ _‐ノv ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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ギコやシュールが知る由はないが、毎日のように繰り広げられるこの遣り取りが近隣の住民の名物になっている。
要は目覚まし代わりである。
(,,゚Д゚)「あのなシュール……、お前今何時だと思ってる? まだ朝だぞ、たい焼きが欲しかったらな営業時間に買いに来いよ」
lw´‐ _‐ノv「どうせ試し焼きしてるんだろう? ちょうどいいじゃないか味見してやるから一つくれ」
(,,゚Д゚)「こっちの話をちゃんと聞いてる? たい焼きが欲しかったら金を払えって言ってるの」
lw´‐ _‐ノv「ケチケチすんなよ貧乏くさい、小さい頃から付き合いだろ」
それよりも勝手口から漂ってくる生地の焼ける香ばしい匂いで、我慢できなくなるんだ。
パリっとした生地の食感と苦味と、生地に詰まってるあんこの甘味をより引き立てる。
熱いお茶と焼きたての羽根付きたい焼きを齧り付いて口いっぱいに頬張る、これを考えるだけで涎が出そうだ。
さっきからギコが何かを喋ってるみたいだが、たい焼きのほうに興味が行っていて耳に入ってこない。
(,,゚Д゚)「大体な……」
lw´‐ _‐ノv「ギコ、たい焼きには、絶対熱いお茶だぞ分かってんな?」
(#゚Д゚)「お・ま・え・は―――」
ギコはシュールに対する日頃の不満を話していたのに、シュールはちっとも聞いていない、 ギコが「聞いてんのか!」と、がなり声を張り上げてもシュールにとっては柳に風だ。
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