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(*゚ー゚)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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(;*゚−゚)『本当に盛岡さん? 盛岡デミタスって、その人が言ったの?』
しつこく訊かれたので、彼の特徴を話した。
聞き終えた彼女は真っ青になっていた。
慌てて私を抱え上げ、荷物も拾って、そそくさと1階へ上がる。
ロビーにいた父に私を引き渡すと、彼女は逃げるように去っていった。
彼がまだ私を探しているだろうと思うと申し訳なかったが、
ロッカーの中で覚えた恐怖を思い出すと、また会いたいという気持ちにもなれなかった。
アイスを食べ終え、最後にもう一度挨拶してから帰ろうと言う父に連れられて
祖母の病室へ戻った。
(゚、゚トソン『どこに行ったの』
私を見て開口一番、祖母は厳しい声で問うてきた。
(゚、゚トソン『ペニサス。あんた、変なとこ行ったね』
('、`;川『……お、おにわ……』
(゚、゚#トソン『中庭かい? ──あそこには近付かせるなと言ったじゃないか!』
最後の怒声は、母と父に向けられたものだった。
両親は何度も謝っていた。同室の患者さん達が、何だ何だとこちらを眺めている。
問いただす祖母が恐くて、私は泣きながら一部始終を話した。
中庭で会った盛岡デミタス。かくれんぼ。看護師さんに見付かって、かくれんぼを途中でやめてきてしまったこと。
祖母を宥めていた隣のベッドの患者が、さっと顔を青くさせた。
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