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Ammo→Re!!のようです

210名も無きAAのようです:2013/10/27(日) 20:40:04 ID:bxfQ0Rt.0
特徴的な垂れ眉と攻撃性を隠した穏やかな声。
やはり、そうだった。
コクリコ・ホテルで出会った、ショボン・パドローネとかいう人物だ。

(´・ω・`)「やぁ、ブーン君。
     早い再会で何よりだ」

:;(;∪´ω`);:「……」

警戒を解くつもりはなかった。
二人とも、ブーンにとっては初見に等しい。
素性も性格も分からない。
慎重に発言と行動を選ばなければ、危害を加えられるかもしれない。

(´・ω・`)「ほら、ロミスさん。
      この子、怯えている。
      手を離してあげなさい」

£°ゞ°)「あ、いや、脅かすつもりはなかったんだが……
      済まないことをしたね」

言われた通り、ロミスはブーンの肩から手を離した。
捕まれた部分が少し痛い。

(´・ω・`)「で、落し物っていうのは?」

£°ゞ°)「……それが、どうやらスリにあったみたいでね。
      ここにない」

(´・ω・`)「物は?」

£°ゞ°)「さぁ、袋に入っていたから分からないな」

ロミスの手が離れ、意識が会話に向いた隙を、ブーンは逃さなかった。
ショボンの脚を掴んでそれを軸に背中側に回り込み、ブーンは全力で走った。

£°ゞ°)「あっ!!」

(;´・ω・`)「むっ!?」

その俊敏性は二人を欺き、ブーンは人混みに紛れ、その場を逃げ去ることが出来た。
背後から聞こえてくる二人の声に意識を集中させた。

「で、ロミスさん、本当に落し物が?」

「ほ、本当だとも。
それより、ショボン君。
君こそどうしてこんなところに?」


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