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Ammo→Re!!のようです
131
:
名も無きAAのようです
:2013/08/20(火) 22:03:38 ID:S.muFcjM0
「お楽しみのところ申し訳ないが」
会話に割って入ってきたのは、それまで様子を窺っていたあの警官だった。
机の上に厭味ったらしくバッジを投げて置いてきたので、デレシアはそれを丁寧に払い落とした。
「この……!!」
ζ(゚、゚*ζ「申し訳ないのなら、後にしなさい」
バッジを拾い上げ、警官はそれをデレシア達に向けながら言った。
「今朝、このホテルのすぐ近くで水死体が発見された。
それについて何か情報を知っていたら、教えていただきたい」
デレシアが警官の顔も見ずに出したのは、テ・ジヴェの乗車券だった。
打刻された時間は、彼女達がこの街に来てまだ半日となってないことを示している。
「そんなものはどうでもいい。
知っているのか、知らないのか、それを教えてもらいたい」
ζ(゚、゚*ζ「知らないわ」
「やれやれ」
その時、新たな人物がデレシア達の席に近づいてきていた。
ショートカットにした白髪、鳶色の瞳をした、ゆったりとしたベージュ色の服を着る身長六フィートほどの初老の女性――の変装をした男性だ。
声や仕草、果ては雰囲気までもかなり巧みに誤魔化しているが、体重のかけかたと匂いで分かる。
「まったく、見てられないね、君の捜査は」
「なんだ、お前は……って、男?!」
変装した男性はまずかつらを取り、次いで顎の下に手を入れ、マスクを取った。
禿頭の男の顔には深い皺と傷が幾つも刻まれ、垂れ下がった眉の下にある老犬のように静かな目が、一瞬だけデレシア達に向けられた。
(´・ω・`)「情報収集はもっと丁寧に、そして誠意をもってやらんといけないな、坊主」
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‥…━━ August 4th AM10:07 ━━…‥
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