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( ´_ゝ`)デザート×キャラバンのようです(´<_` )
91
:
名も無きAAのようです
:2013/01/01(火) 17:34:26 ID:J2WA92hQ0
(´<_` )「はしゃぐのはいいが、そろそろ到着するぞ」
人ごみをかき分けて、広場を進んだ一番奥。
街を取り囲む城壁に一番近い場所にある建物へ視線を向けて、弟者は言った。
日干し煉瓦を石灰で固めたこの地方特有の建物。そこは、兄者も見覚えがある場所だった。
(*´_ゝ`)「おお、ツン者とデレ者の店ではないか!」
(´<_` )「そう。兄者が食事に誘って見事に断られた、な」
(;´_ゝ`)て「え? 何で知ってるの?!」
その建物は“流石”の街で最も信用のある、ツン=デレ商会のものだ。
ツン=デレ商会は流石邸の御用商人をつとめており、現在の店主である姉妹は兄弟にとって古くからの知り合いであった。
春から店主が代替わりしその規模は縮小したものの、流石の街では知らないものはない店である。
ξ゚⊿゚)ξ「――あら、どうしたの?」
弟者が入り口をくぐると声をかけてきたのは、姉妹の姉であるツンであった。
透けるような白い肌に、絹のような金糸の髪。
西の生まれの者の特徴を持ったこの娘は、兄弟の姿を見ると営業用の笑みを消し、打ち解けた様子で話しかけてきた。
姉妹の中でもツンは先代である父に連れられて幼い頃から流石邸に出入りしていたため、双子たちとは特に親しい。
そのため彼女が兄弟に対し、敬語やかしこまった態度をとることは稀だ。
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