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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです

1 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:10:10 ID:.UzZnagU0
( ^ω^)ラノベ祭り投下及び報告スレだお


開催期間
11月18日(日)0時〜25日(日)23時59分


スレ立てを行った作品については、

作品URL
作品名
使用した絵のURL(任意)

以上のテンプレを使用して投下報告を行うこと
これがなければラノベ参加作品と見なされない
絵のURLについては、RESTさんのところからhを抜いて記載してくれればおk
スレタイに【ラノベ祭り】などの記載をするかは任意(宣伝効果はあるかもわからんね)

次スレは>>950を踏んだ人が立ててくれ

初代スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1348068145/

前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353163378/

2 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:11:32 ID:.UzZnagU0
( ^ω^) 代理でスレ立てさせてもらったお



( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです





( ^ω^)  楽しんでいってくれお!

3 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:13:46 ID:WmohpwWg0
乙です!

投下します!

4 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:14:13 ID:0flbA15Q0
いちおつ
そして支援!

5 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:16:18 ID:WmohpwWg0

布とおがくずのようです

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/89.png




( ´_ゝ`)「……ん」


流石兄者は目を覚ました。

流石兄者にとてもよく似ていると思った。彼は私の恋人だ。


从 ゚∀从「おー、起きたか」


後ろから声をかける。ゆっくりと振り向くのも、兄者そっくりだ。


( ´_ゝ`)「おれ、お、おれは」


从 ゚∀从「どうした……?」



( ;_ゝ`)「おまえが、ころした、だろ」

6 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:17:00 ID:WmohpwWg0


( ;_ゝ;)「覚えてないのに、覚えてる、よくわからないけど体が拒絶してるんだ」


澱んだ色の眼球を濡らす涙が止めどなく溢れる。


( ;_ゝ;)「うっ……」


从;゚∀从「おい、やめっ……」


咽び泣く兄者は私の白衣に差してあるメスを奪い取ると迷いなく自らの喉に突き刺した。

7 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:17:57 ID:WmohpwWg0


(;´_ゝ`)『おまえ、おかしいよ!』『狂ってる』『人間の在り方に反してるよ』


『考え直さないなら、俺はこの研究室を出る』


そう言った彼を地下に閉じ込めて、縛って、 ……殺してしまったのは私だ。


l从・∀・ノ!リ『おっきい兄者に会いにきたのじゃ』


兄に会いに来た妹。


从 ∀从『ここにはいない。帰っちゃったよ?』


l从・∀・ノ!リ『……?』



───あれ?妹者ちゃんどこ行った?

勝手に所内を散策し、兄を見つけてしまった妹。

兄と家に帰ろうとする妹をなぶり殺した。


それを目の当たりにし、心を壊した兄者は隠し持っていた毒で自分の命を絶った。


拒否されたくなかったから、離れたくなかったからそばに置いておいたのにいなくなってしまった。


(  _ゝ )


从 ゚∀从


その死体を開き、脳ミソを取り出したんだ、製作段階の人工の肉体に。

8 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:18:52 ID:WmohpwWg0



私が行っていた研究は、「人の手で人を造り出す」ことだ。私の専用のラボで秘密裏に続けていたその研究を知った兄者は私をひどく非難した。


『子供なんか作らなくても、俺たちは夫婦になれる』


私は子供を作れない体だった。
それを知っていた兄者は、私の研究の意味をすぐに理解したのだ。


私にとって幸運なことに、試作品は、大人の体だった。

実のところ研究は本当に最終段階に差し掛かっていて、あとは命を吹き込むだけだった。その方法を模索していたところで、


恋人の死は都合のいいものだった。

気をおかしくして、研究の意味そのものを見失っていた。


でも、生き返らせたらどうしよう?
また、自殺するかも。
だから、少し手を加えよう。

9 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:20:54 ID:WmohpwWg0


从 ゚∀从「───記憶をいじってもいうこと聞かないのかー……」



从 ゚∀从「でも、離さないよ。お前は、ずっと私のものなんだ」


吹き出した液体は血ではない。赤がかった透明な水が白衣を濡らすが、構わない。


4体目の兄者の死体にキスをする。


何度死んでも、お前のおがくずと私の愛を人工皮膚に詰めて、いくらでも蘇らせてやる。


目を閉じて、記憶の中の彼につられて笑った。


おわり

10 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:22:39 ID:WmohpwWg0
No. 89のイラストをなんとしても使いたくて無理したらこんなんになっちまいましたが、ありがとうございました

11 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:24:04 ID:.UzZnagU0
乙! ハインこえぇぇ

12 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:26:48 ID:0flbA15Q0
おおお乙!
悲しいヤンデレだな…むなしくて切ない

13 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:39:26 ID:5YvwPnZ20
ヤンデレと聞いてかけつけた
>>9 乙乙!

14 名も無きAAのようです :2012/11/22(木) 23:44:15 ID:71Lss4Ws0
なんとヤンデレ・・・!
乙!怖いけどハイン可愛い

15 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 00:38:18 ID:cKNwt71c0
>>10
わぁい!イラスト描いた者ですヤンデレMADなハインちゃんありがとうございます!
あんなパッパラパーな絵がこんなどシリアスヘヴィラヴな作品になるとは作者様恐ろしす

16 10 :2012/11/23(金) 00:45:37 ID:ke5zvKHU0
反応あって嬉しいなぁ
前スレの724のときみたいにトチらなくてよかった

さあ!自分は支援にまわるから誰か書こうよ!

17 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 00:48:13 ID:TCZ108Zc0
では投下します

18 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 00:51:11 ID:TCZ108Zc0
積み重ねって大事だと思うっぽ。最初から掛け算ができる人はとても珍しいっぽ。
みんなみんな足し算と引き算を一杯勉強してできるようになったんだっぽ。
ちゃんとみんな努力してるんだっぽ。
なりたい自分のために、もしかしたら他の誰かのために。
でも世の中、そんなにうまくいかないっぽ。
一杯努力してもだめなことがあるっぽ。
どうしてもできないことだったり、やっちゃいけないことだったり、色々だっぽ。
困ったものだっぽ、やりたいことができないってとても辛いものだっぽ。
少し時間が経てばできるようになるものもあるっぽ。
だから我慢我慢・・・我慢しきれない時もあるっぽ。だからそういう時は・・・

(*‘ω‘ *) の秘密のようです ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/41.jpg

19 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 00:54:08 ID:TCZ108Zc0
( ><)「ちょっと何言ってるかわかんないんです!」

(;*‘ω‘ *)「え?これ今日の授業のやつなんだっぽ」

( ><)「え?じゃあ覚えてるはずなんです」

(*‘ω‘ *) 「いやお前完全に忘れてたっぽ」

( ><)「僕もそこまでバカじゃないんです」

(;*‘ω‘ *)「ちょおま・・・ まあいいっぽ。ここの数値がここに入るっぽ」

( ><)「えーっと、こっちで使って出たxをこっちに持ってきて・・・」

10畳位の私の部屋で、今日の例題にうんうん唸っているこいつはビロード。
家が隣で幼稚園から今の高校までいつも一緒だっぽ。
身長は私と同じくらいで、バスケをやってる私よりも細いっぽ。
短髪もサラサラで、私より女の子になってるっぽ。
でもこいつすごくバカだっぽ。
遊んでるから勉強してなくて頭悪いってわけじゃなくて、なんか頭に入ってないみたいだっぽ。
きっとこいつの頭の中はメロンパン入れになってる可能性が高いっぽ。
ほっといたら留年しかねないっぽ。
だから毎日、部活が終わったら私の部屋で勉強会だっぽ。
勉強は毎日やれば身につくっぽ、一日だけならそんなに多くないんだっぽ。
それと楽しくやることも大切だっぽ、怠ける工夫よりも楽しくする工夫のほうがいいっぽ。
まあ、私も楽しむために、っぽ。

20 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 00:56:27 ID:TCZ108Zc0
( ><)「できたんです!」

(*‘ω‘ *) 「本当かっぽ?この前、できたんです><とか言って書いた解答は次の問の完全な解答だったっぽ」

(;><)「あ、あれは問題を読み間違えただけなんです」

(*‘ω‘ *) 「どうやったら次のページの問題と読み間違えるんだっぽ・・・ぽ!正解だっぽ!」

(*><)「やったー!」

(*‘ω‘ *) 「よしよし」

細いなりに筋肉のある腕でビロードの細い首に支えられた頭をわしゃわしゃと撫でる。
やばいっぽ、こいつの首の細さはやばいっぽ。
蜜柑で殴ったら折れるんじゃないかって思えるくらい細いっぽ。
そして髪もサラサラだっぽ、どんなリンスを使ってるのか聞いてみたら、使ってないんです><。
こいつふざけやがってと、一時間くらい撫で回したことがあるっぽ。

(*><)「えへへー」

一番問題なのはこいつの仕草だっぽ。
撫でられるとわかるとちょっと頭を下げて、素直に撫でられる。
そしてえへへーって本当にお前は高校生なのかと小一時間・・・・・・・は!危ないところだったっぽ。
まだ九時じゃないっぽ、自分で作ったルールくらい守らなきゃいけないっぽ。

(*‘ω‘ *) 「次はこっちだっぽ。これはさっきの問題と同じやつだっぽ」

( ><)「数字が違うんです!」

(*‘ω‘ *) 「そうだっぽ、逆に考えれば数字だけが違うんだっぽ」

( ><)「つまり・・・どういうことなんです?」

(*‘ω‘ *) 「え?」

( ><)「え?」

(;*‘ω‘ *) 「いや・・・うん。数字が違うだけだから、解き方は待ったくおなじだっぽ」

( ><)「なら!簡単なんです!」

(;*‘ω‘ *)「お、おう」

( ><)「やってみるんです」

21 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 00:59:55 ID:TCZ108Zc0
幼稚園も小学校も中学校もずっと一緒だったっぽ。
そして将来のためには大学に進まなきゃならんっぽ。
しかしこいつと私と同じ大学に入れるにはこいつだけじゃ無理っぽ。
私はそこそこできるほうだから、復習がてらこいつに教えてやるんだっぽ・・・。

(。><)「ふぁぁ・・・ちょっと疲れたんです」

(*‘ω‘ *) 「ぽ?九時だっぽ。きゅーけーだっぽ」

( ><)「みかん茶が出てくることはわかってるんです」

(*‘ω‘ *) 「それはまだわからんっぽ。飲み物取ってくるっぽ」

( ><)「はーい」

これもいつもの習慣だっぽ。
九時になったら休憩、軽い飲み物と食べ物を食べるっぽ。
連続で勉強するのもいいけれど、適度に休憩を取らないと効率が悪くなるし、なによりやる気が無くなるっぽ。
部屋を出て下の階に行くっぽ。
ビロードが私の部屋をあさる心配もないっぽ。長年の付き合いでもう何があるかよくわかってるっぽ。
それに見られちゃいけないものは見つからないようにしてあるっぽ。
誰にも見つけられないっぽ。
我が家特性のみかん茶を淹れて部屋に戻るっぽ。
戸を開けると机にへにゃーっとへばりついてるビロードが見えるっぽ。

( ><)「この香りはみかん茶なんです、読みどおりなんです」

ああ、全く持ってお前の読みどおりだっぽ・・・いくつかを除いて。

(*‘ω‘ *) 「ほいほいっと」

お盆から机に茶碗を二つ置く。
香しきみかんの香りがするお茶だっぽ。
みかんの絵柄の入った茶碗は私ので、青い飛行機の絵柄が入った茶碗がビロードの。
これはビロード専用のだっぽ、小学生のとき一緒に買ったんだっぽ。
大事に大事に使ってるっぽ、きっと大学生になって酒を注ぐのもこれだっぽ。

22 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:04:23 ID:TCZ108Zc0
( ><)つ旦「なんかこの味にも慣れたんです」

(*‘ω‘ *) つ旦「全人類が飲みべきだっぽ」

お前のはお前専用だけど・・・っぽ。

(。><)「ふぁぁぁぁ・・・ほっとすると眠くなるんです・・・」

(*-ω- *)「ぽっぽ・・・ちょっとだけ休憩だっぽ・・・」

チクタクチクタクと時計が秒針を揺らしている。
よくあること、昔からよくあることだっぽ。
遊びつかれて私がビロードの部屋で寝ちゃったり、ビロードがお腹一杯になってそのまま私のソファーで寝ちゃったり。
本当に、よくあることだっぽ。

チクタク

( --)

チクタク

(*-ω- *)

チクタク

( --)

チクタク

(*‘ω‘ *)

(* ω *)「ビロード、起きてるかっぽ?」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「まあ、無理っぽね。いつも通りだっぽ」

ビロードは熟睡してるっぽ、おかしいくらいに。
そりゃそうだっぽ、私がお茶に薬を混ぜたんだから。
味も変わらない、本当にいい薬だっぽ。
まずある程度の即効性、飲んで15分くらいで効いてくるっぽ。
そしてかなり深い睡眠になるみたいだっぽ、なかなか起きないっぽ。
面と向かって、できるわけ無いことだってあるっぽ、少なくとも今は。
だから我慢してるっぽ、でも我慢にも限界はあるっぽ。
どうしても我慢できないときは、こうして眠らせたほうがいいっぽ。
少なくとも、これでビロードに嫌われることはないんだっぽ。

23 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:05:56 ID:zIlqNIR.0
支援

24 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:06:31 ID:TCZ108Zc0
(*‘ω‘ *) 「・・・ビロード」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「なあビロード、私をどう思ってるんだっぽ?」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「私はいっつもお前と一緒にいるっぽ、邪魔に思ったりしないのかっぽ?」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「いっつもお前は成績が悪いっぽ、一体どうしてそんなにバカなんだっぽ?」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「まあバカだから、こうして勉強を教えるっていう口実ができるから、そんなに困ってないっぽ」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「私がいつも側にいるっぽ、そろそろ気付いてほしいっぽ」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「お前が好きだから一緒にいるんだっぽ、お前を信頼して好いているからここまでしてやれるんだっぽ」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「なあビロード、大好きだっぽ。愛してるっぽ。でも今言ってもしょうがないんだっぽ」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「今色恋沙汰になっても、これからに支障が出るだけだっぽ。大学まで我慢我慢」

( --)zzzzzz

(*‘ω‘ *) 「でも我慢できないこともあるんだっぽ」

ゆっくりと刺激しないように、眠りこけてるビロードの髪に触れるっぽ。
混じり気の無い純粋な黒髪、私と同じくらいの耳が少し隠れる短髪、ふっと顔を近づけると汗のにおいがするっぽ。
汗だけでなく、なにか形容しがたい男くさいと言えばいいのか、そんな女の子のような外見に似合わないにおいもするっぽ。
ああ、心が安らぐっぽ。こう、たまっていた汚れが吹き払われるような、流し清められるような。
自分の髪とは全く違う材質なんじゃないかって疑ってしまうっぽ。
ビロードとの子供は、なるべくビロードの髪を受け継いでほしいっぽ。
私の髪はちょっと柔らかくて、やっぱりビロードには勝てないっぽ。
聞いてみたら櫛を通してなんかいないと言うんだっぽ。
ある意味女性の敵だっぽ、全く女性がどれだけ髪に気を使ってるか教えてやりたいっぽ。
すっと、手で髪をすくとサラリと指が通るっぽ。
すいた手でそのまま首元を撫でる、男子の肌ってそんなにサラサラなのかというほどに摩擦が少ないっぽ。

25 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:07:22 ID:c7BGPkOk0
支援

26 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:07:48 ID:cKNwt71c0
ヤンデレ祭りじゃー

27 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:08:41 ID:TCZ108Zc0
(*‘ω‘ *) 「女性ホルモンでも取ってるのかっぽ?」

細く、目立つ鎖骨のくぼみを指でなぞる、暖かく自分の指でちょうどいいくらいに小さい。
首を登っていく、小さなのど仏がある、これが無いと本当に女に見えるくらい中性的だ。
当たり前だが脈がある、命の振動がよくわかる。
ほっそい首を伝い、小さな顔にまで手を這わせる。
スベスベでにきびすらない顔、そばかすも無い。
まるで人形だっぽ。

(*‘ω‘ *) 「・・・」

立ち上がり、ビロードの後ろに立ち脇に手を通す。
これでもこいつは起きない、それほど強力な睡眠薬なのだ。
このままでは堪能できない、くてんとしたビロードの服を手馴れた手つきで脱がしていく。
別にこれが初めてではない、兄に睡眠薬の可能性を提示されてから、昔からやってることだ。
さすがにそれ以上には、道徳的にも進めない。
部屋は適温より少し高め、脱がせたのだから風邪をひかれては困る。
いい加減、手順は染み付いてきたっぽ。

(*‘ω‘ *) 「・・・白っ!」

ビロードの体は細い、病的ではないが標準と比べれば細い。
最低限+α程度の筋肉しかない、よくこれで生きていられるものだ。
そして肌が白い、アルビノというわけではないがその辺の女子くらいは白いのではないだろうか。
顔を撫でていた手を首から下へ、胸へ当てる。
心臓の鼓動がわかる、今度は耳を当ててみるとドクンドクンと安心させてくれる音が聞こえる。
きっと完璧な人形はこれくらい美しいのだろう、胸を撫であばらを指で数えながら下がっていく。
臍の辺りにわずかな毛が見える、毟り取ってみたいが流石に起きるだろうから撫でるだけ。
臍が白い、そして小さい、自分のと比べてもやはり小さい。
それより下は・・・一線であると判断し太ももまで手を伸ばす。
普通の男子はこれくらいの年齢なら、足にも体毛がありそして濃いはず。
なのにビロードにはほとんど無い、薄く短くやわらかい毛がわずかにあるだけ。
太股から下がってひざ、ひざから腿をモミモミしながら足首。
どこにも痣もないし傷も無い、ビロード、お前は大切にしてるっぽ。

(*‘ω‘ *) 「・・・おいしそう」

28 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:10:01 ID:ke5zvKHU0
支援じゃー

29 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:10:08 ID:TCZ108Zc0
ビロードの細い指を見ていると、どうしても手羽先を連想してしまう。
あの手羽先の骨に似ていると思うのだ。
右利きのビロード、右手の中指の第一間接にペンダコができている。
そこだけすこし膨れていて、硬い。
よかったビロード、お前はちゃんと勉強してるんだ、きっと私の見えないところでも。
顔を近づけると普段は気にならない前髪が邪魔だ。
黄色の髪留めで前髪を上げておく。
パクっとその細い指を口に含んでみる。
若干しょっぱいのは手汗だろうか、細くなんとも舐めやすい。
ちょっとだけ口の中で転がすと、しょっぱさは無くなった。
代わりにビロードの味というか、皮膚の味というか、なにか難しい味がわずかにする。
と、危ないふやけてしまうところだった。
中指をゆっくりと味わいながら開放する。
後で拭いておこう、匂いとかでばれるかもしれない。
手首からちろちろと、蛇のように下を出しながら登っていく。
やっぱりすこしだけしょっぱい。
男のほうが汗をかきやすいのだろうか、あとで自分を舐めてみるか。
いやバスケをした自分はどうしても汗をかいてる、部活が休みの日に試してみよう。
肩まで舐めて、首を登る。
こういうところに男性ホルモンを出す器官があるのだろうか、舌が触れる距離まで近づくと男の匂いがする。
すべすべの頬をペロリ、目尻あたりまでペロリ。
顔は神経が多い、なんかの拍子で起きたら大変なことになる。
まああの薬は脱がせて動かしても起きないくらい強力だけど。
浮かび上がるあばらを一つ一つ舌でなぞっていく。
私の唾液に色が付いていたら、どこか南の民族が体に染料を塗るような、そんなビロードが見れただろう。
乳首は、そのピンク色の乳首はアウトラインに入るのかどうなのか、長年脳内会議で議論されてきた。
今日は・・・久しぶりだし、特殊な例外だと思う。
よって悪いことじゃないと思う。
ペロリ、あんまり味はしないが、少し固い。
ここはしっかり男らしい。
口をつけて、まるで赤ん坊のようにちゅーっと吸って見る。
ちょっとだけ、乳首が暖かくなった気がするが、気のせいだろう。

(*‘ω‘ *) 「なんか犯罪な気がするっぽ」

(*‘ω‘ *) 「・・・・バレなきゃ犯罪ではないっぽ!」

(*‘ω‘ *) 「もう採寸は完全だっぽ」

机の鍵のかかった引き出しを開ける。
中には、ずいぶん金がかかった、年齢に見合わないもの。

30 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:12:01 ID:TCZ108Zc0
鎖、八個の鎖とビロードの手首にぴったりの輪、手錠。
ビロードの首にぴったりの赤い首輪、もちろん鎖でつないで引っ張れるようになってる、持ち手の輪も赤。
そっと、ゆっくり、あっさり、パチリ、カチリ。
できた。
子供のように眠るビロードと、それに手錠をして首輪をつけて、笑っている私。
引っ張ることは許されない、首を絞めることも許されない。
でも私はこうして、彼を繋ぐだけで、とても安心する。
繋いでるだけでいい、その持ち手を私が握ってるだけで充分。
穏やかに眠るお前を持ってるだけでいい、それだけで満たされる。

(*‘ω‘ *) 「似合ってるっぽ。やっぱりビロードには赤が似合うっぽ」

似合ってる、本当にこれは似合ってる。
白い肌、黒い髪、純粋無垢な顔、女性のような骨格、赤い首輪と鉄の手錠。
最高に、まさにビロードだと、確信してしまう。

(*‘ω‘ *) 「よっこいしょっと」

ビロードを抱えて、ソファーに寝かせる。
本当に軽いが、身長も体重もしっかり記録してある。
体に異常はない、ただ私の筋肉とこいつの痩せっぷりのせいだ。
白いソファーに白いビロード、赤い首輪。
このまま裸で寝させたら間違いなく風邪を引く。
ピンク色の毛布をベットから取って、肩までかけてやる。
これで私はかがまなくてもビロードをじっくり見ることができる。
可愛いビロードをずっと見てられる。
世の中の高校生がどう考えてるか知らないが、私は早く大人になりたい。
早く、ビロードと結ばれたい。
でもそうもいかない、社会はそんなに簡単に上手くはいかない。
だからその時を充分な環境を待っている、待ちきれないからこうしている。

(*‘ω‘ *) 「ビロード・・・愛してるっぽ、誰よりもお前を愛してるっぽ、愛してるっぽ」

(*‘ω‘ *) 「私は待ってるっぽ、その時が来るまで待ち続けてるっぽ」

(*‘ω‘ *) 「全部予定通り進めば、きっと私たちはもっと幸せになれるっぽ」

(*‘ω‘ *) 「ねぇ・・・愛してるって、言って欲しいっぽ」

無理な注文だ、少なくとも今は。
愛してくれと言える環境じゃない、でも愛してるとは言える。
不思議な関係、この一瞬だけの、不思議な環境。

コンコン

聞きなれたノックの音。
私の部屋のドアの音。
軽い、ノックの音は一人だけ。

31 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:14:33 ID:TCZ108Zc0
( <●><●>)「入りますよ」

(*‘ω‘ *) 「しーっ」

( <●><●>)「む、これは失礼」

(*‘ω‘ *) 「どうかしたのかっぽ?」

( <●><●>)「いえ、我が妹の奇行の様子見を」

(*‘ω‘ *) 「それに絶大な協力をしてる兄貴も兄貴だっぽ」

( <●><●>)「まあ大事な妹の幸せのためですからねしかたないですね」

(*‘ω‘ *) 「まあそれはありがたいっぽ」

( <●><●>)「・・・・・・あなたは歪んでます」

(*‘ω‘ *) 「今だけだっぽ。いつか私たちは結ばれるんだっぽ。そうすればこんなことはしなくて済むようになるんだっぽ」

( <●><●>)「・・・まあ好きにしなさい、使いすぎないように」

そういって兄貴は小さな薬瓶を置いてこっそりと出て行く。
次の分の睡眠薬、薬剤師の兄にはこれくらい簡単なのだと言う。
薬瓶を鍵つきの引き出しに入れて、大急ぎでビロードの前に戻る。

(*‘ω‘ *) 「あぁビロード。今は一緒になれないっぽ。でも、ふふふ」

右手で赤い持ち手を優しく持って左手でふわりと、ビロードの髪を撫でる。
きっと幸せになれるっぽ、二人なら絶対に。

(* ω *)「ふふ・・・ふふふふふふ」

いつまでも一緒だっぽ。
いつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでも

32 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:16:18 ID:TCZ108Zc0
おしまい 
感想、質問などあればどうぞ

シリアスになりきれなかった感があります・・・

あ、すこし過激な描写があるので気をつけてください

33 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:18:45 ID:LuO/hzm20
おつ
ビロード視点も見てみたいなぁ

34 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:19:19 ID:Z6FKIeZM0
乙!
ヤンデレ大好きだ!

35 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:19:56 ID:c7BGPkOk0

ヤンデレなちんぽっぽかわいいわ

36 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:21:07 ID:ZHpMYeNA0
乙!
こういうちんぽっぽ初めて読んだから楽しかった

37 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:21:11 ID:A6aw38hI0
ふわわ絵を使っていただきありがとうございます!タイトルまで!
想像以上に最高なやんでれで動機が高鳴っております
乙でした!

38 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:21:18 ID:TCZ108Zc0
>>33
ビロード視点ですか、ラノベ祭りが終わったら書くかもしれません

39 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:21:48 ID:ZHpMYeNA0
>>38

楽しみ

40 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:24:44 ID:LuO/hzm20
>>38
おお 楽しみにしてる!

41 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 01:25:18 ID:TCZ108Zc0
>>37
素敵な絵をありがとうございました
何時間も見続けました

感想などありがとうございます
では、次の方どうぞ

42 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:06:50 ID:Yx23OjVg0
それでは投下します

43 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:08:06 ID:Yx23OjVg0
ξ゚⊿゚)ξ 
昔々あるところに、一人の魔法少女がいました
魔法少女と言ってもみなさんが思うようなピチピチのソレではなく、既に二十歳を超えてしまったソレです
察するのが優しさというものです、察しましょう


ξ゚⊿゚)ξ ぶどうは、ぶどうはいりませんか?

自称魔法少女はぶどうを売り歩いていました
長くて黒いローブをずるずると街を練り歩き、熟れたぶどうをみんなにすすめます
しかしそこは常識ある街の人達、魔女の売るものなんて怖くて食べれません
誰にもぶどうが買われることはありませんでした


ξ゚⊿゚)ξ 売れないわね、んもうっ

彼女に他意はありませんでした
つまるところ、ただただ普通に、自分の作った美味しいぶどうを食べてもらいたかったのです
ジュースやお酒にしてみたらもしや、と考えたこともありましたが結果は代わりません
世間はボジョレー・ヌーヴォー一色です、老いも若きもボジョレー色に染まっていました


一粒でも食べてもらえたらなあ、そんなことを考えながら今日も彼女は売り歩きます


みんなの絵本『ξ゚⊿゚)ξぶどう売りの魔女とぶどう哲学のようです』
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44 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:09:11 ID:Yx23OjVg0
ξ゚⊿゚)ξ ぶどうはいりませんかぁ! 美味しい美味しいぶどうですよ!

魔女(仮)は街角で声をはりあげます
しかし人々は無関心にその場を通り過ぎていくばかり 都会とはそういう所なのです
無口な他人と街に置き去りにされた人々で溢れかえった、ロンリロンリー切ない場所なのです


ξ゚⊿゚)ξ どうして誰にも買ってもらえないのかしら こんなに美味しいおぶどうなのに・・
       こいつらみんな舌がアホなのかしら、クソどもめ

ξ゚⊿゚)ξ あっ そこの子供、おぶどういらない?

( ・∀・) うわっ 魔法少女のおばさんだ・・ いらないよー 

ξ゚⊿゚)ξ ぶっ殺すぞ いっぱい食べないと大きくならないわよゥ

( ・∀・) 毒とか入ってそうだし・・

ξ゚⊿゚)ξ なんだと、お前を毒人間にしてやろうか

(; ・∀・) 毒人間って何!? 怖いぞこの人、うわーん!

ξ゚⊿゚)ξ あのやろう今度あったら剥製にする

魔女は心優しい人でしたが、少しばかり人付き合いが苦手でした
そのせいもあって売れないぶどうはますます売れず、結局一人で消費するばかり

45 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:10:22 ID:Yx23OjVg0
ξ゚⊿゚)ξ 今日も売れなかった はぁ、おいしいのになぁ・・ んーんまい
モグリモグリ

結局一つも売れず、自分で美味しいぶどうを頬張る魔女
一粒噛むごとに甘い香りが鼻から抜け出し、とっても幸せな気分になります
だけどこの想いが共有出来たら、もっと幸せになれるでしょう


ξ゚⊿゚)ξ 明日もまた来ようっと そんであのガキ見つけたらこr・・ ん?



  ヾヽヽ
  (;;::゚∋゚) ドゥードゥー
   ミ#__ノ
   ″″

ξ゚⊿゚)ξ あら、まぁ


魔女が明日の幸せ計画を立てている時、一匹の小鳥が目に入りました
体は傷つき目は淀み、今にも死んでしまいそうな状態
人間で言うなら落伍者といったところです 君たちみたいですね

46 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:11:18 ID:Yx23OjVg0
ξ゚⊿゚)ξ 可哀想に・・ そうだ、この小鳥にぶどうを食べさせてあげましょう ほら、おいで

(;;::゚∋゚) ドゥドゥ

魔女は小鳥にぶどうを食べさせてあげました
お腹の空いた小鳥は大喜び、目にはみるみる精気が宿ります
魔女の作るぶどうには、生き物を元気にさせるほどの美味しさがあったのです


(;;::゚∋゚) ドゥドゥ! ドゥドゥ!

ξ*゚ー゚)ξ ふふふ

小鳥さんに喜んでもらえて、魔女はとっても嬉しい気持ちになります
人には食べてもらえなかったけれど、それでも魔女は大喜び
お腹いっぱいになるまで食べさせてあげました


(;;::゚∋゚) ドゥードゥ! ドゥードゥ!

ξ゚⊿゚)ξ あら、懐かれちゃったかしら

(;;::゚∋゚) ドゥー!

ξ ゚ー゚)ξ ・・いいわ、飼ってあげる うちに来なさい

こうして魔女は小鳥を拾い、育ててあげることにしました
そんなにお金は無いけれど、自分が作ったぶどうならたくさんあります
たんせいこめて作ったぶどうで、小鳥を元気いっぱいにしてあげようと思ったのです

47 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:11:53 ID:nGAgifBo0
こr・・・コロス・・・!?

48 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:12:14 ID:Yx23OjVg0
そして数ヶ月──
小鳥はぶどうを食べながら、すくすくと育ちました




                   ヾヽヽ
          ,,.ィ'''フ''''=、r'"~ ( ゚∋゚) '''''", `ヽr''"`ヽ、 < ドゥー
        ,r'"´ ノ"    )=、 ̄ ̄,,..ィ'"´i       ヽ、
         (       ノ  ´ ̄ `Y"´            i
           )     __,,..         レ      _,,,,、       j、、
        r''ヽ. ,.ィ'''i"        J   ,,.ィ'"~  `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
       / ,,.イ')'"  人        ,,l、        ノt   ) `ヽヽ
     /   /   / `ゝ、       人       ,,イ  jt、 ヽ    i
    f ,   ノ   /、   `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''"    ノ ヽ、 ヽ  t、、
     )'  f   ノ ヽ、 r  、 f"   `i´ ̄` Y  `ヽ /   ゝ-,ヲ'''   )
  .   ( ,.ィ''ーr"~    ヽj  ミi      !    j'   | /       ,r"    ft
    ノ、,ノ   ヽ,     `i  、〉、.__,人,___,..イ、,i" j''       (   ,ノ j
   ( t、    l      i  ヽf     Y    ,j,.  ,/      ) ,.イ´ ノ
   fヽ ヽ、   l      l ヽ、    .|   ノ ,. /     ,.イ '"ノ   ノ
   t i   l、.  t      l  、j`ー‐‐'`ー="レ' j'     // / ,/



ξ゚⊿゚)ξ どういうことだよ


元気に育った小鳥を見て、魔女も手放しの大喜び!
魔女の作るぶどうには不思議な力があり、小鳥はいつしか大きな翼を生やすほどに成長したのです

ξ゚⊿゚)ξ 一ミリも喜んでねぇよ、翼退化してるぞおい

49 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:13:15 ID:c7BGPkOk0
ちょwwこれはwwwwwwww

50 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:13:23 ID:Yx23OjVg0
( ゚∋゚) 魔法少女様 数ヶ月前、私の様な畜生を救けて頂き真に嬉しゅう御座います

ξ゚⊿゚)ξ しかも人語解しやがる・・ どうなってんだってばよ

( ゚∋゚) 貴方様の作った葡萄を食べてからというもの、全身に力が溢れるようです
     どうか私めに恩返しをさせて下さい

ξ゚⊿゚)ξ 別にいいけど・・ じゃあ家事とかよろしく
       あとぶどうの収穫も手伝ってもらおうかしら

( ゚∋゚) 有難き幸せ

こうして回復した小鳥は魔女のため、身を粉にして働きました
どの仕事も一生懸命にこなしましたが、ぶどう畑で働いている時の顔は本当に幸せそうでした
彼にとって魔女とぶどうは自分の恩人なのです、彼はこの二つを心の底から愛しました


そして彼は気付きました、魔女が本当に望んでいることを
そう、たくさんの人にぶどうを食べてもらいたいという魔女の願いです
小鳥は魔女に切り出しました

51 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:13:24 ID:TCZ108Zc0
しえんwww

52 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:14:03 ID:Yx23OjVg0
                      ヾヽヽ
                     (  ゚∋゚)  < 魔法少女様、お話があります
                 __,,.= '"::l:. ':: : : :::'' .:': : : . .  ヘ
                ,r.''" 、:`' : : :;:. ゙;:.:.:'",:':.:.:: : : : ' '   .`ヽ、
                / , ' ..: :' '゙ ' 、.,:レ ' ". : ' '  :'  .:    : ::. :Y
             l .: ,.':..    .,;'     ゙':、..   :  .'   . . :.::..:.:l
              人::'´   `'::'⌒     `:.::::l、..'  . . : :.:.:.:.:./
  .          /,  ゙f : : : : : ::'l、..  .. . . : : : : /⌒ヽ .,r‐.ィ"´ .i'
           ,'.,'  : ゙i、: : : : ;,l、: : : : : : : : ,-i'  : r   .:. . .: :.ノ
          ,イ i:. . : ⊥::'__  :'  `'': : :' '"彡}: : : ;' :  ::' :.:.:,:':/
        y'.ィ'"゙ヘ": : : : :  ̄ ''''=-..、∠ニl´‐-〈  .:' .:'´ :〃
         ,!.:.. .::'"''X.、:. : . .      `' :..   `: ´ .:' //
       i' `' :  .,‐- ..,≧、'':: .., : : : . ..  -_゙ー ::- '.:' //
       ゙!、:.:.:.: : : : :..:,.;.,: : `ト、: : : :,,: : . .   `''" ./::/
        `¨¨'' ‐- +-‐ ''¨´l::'"`ト .,,_:_: : : : ::,.. _/:::/
             ,!: i':..: : :{": : : : : : : :~7''‐-'ー'l:.:.:./
 .              / .::r'' '''tr‐-:: : 、: : :::,': : : : :.:,':.:.:.l
             / ゙: ::'.  :'    : : :,:': : : : .:,::': :.:.:{



ξ゚⊿゚)ξ おいやめろ、無駄に行数使うんじゃねえ

53 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:14:55 ID:Yx23OjVg0
( ゚∋゚) 魔法少女様、お話があります 実は私めに葡萄売りのお手伝いをさせてほしいのです

ξ゚⊿゚)ξ え? そんなの別にいいわよ、もうたくさん働いてもらってるし・・

( ゚∋゚) 魔法少女様 私はあなたのもとで、葡萄哲学を学びました

ξ゚⊿゚)ξ ぶ、ぶどう哲学?

( ゚∋゚) 人間、一人では生きてゆけません

( ゚∋゚) そう 葡萄の様に、互いが一つの房で実を結び、コミュニティを形成していかねばならぬのです

( ゚∋゚) コミュニティ、それは助け合い

( ゚∋゚) 私は葡萄の様に、貴方様の力になりたいのです どうか働かせて下さいませ

ξ゚⊿゚)ξ (なに言ってんだコイツ)

魔女は小鳥の発言にいたく感動してしまいました
ぶどう哲学! 荒んだ世界でうしなわれてしまった大切なことを、この小鳥は一人で学んだのです!
我々人類の最後の希望! それがぶどう哲学!!

54 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:15:46 ID:TCZ108Zc0
小鳥じゃないよもうwww

55 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:16:07 ID:Yx23OjVg0
小鳥は魔女とともに街角に立ち始めました
何とか魔女を喜ばせてやろう、その一心で声をだします

ξ゚⊿゚)ξ ぶどうは、ぶどうはいりませんか?

( ゚∋゚) いりませんか

(; ・∀・) うわっ・・ 魔法少女のおばさんが妙なの連れてきた・・

ξ゚⊿゚)ξ あ? なんだいつもの糞ガキか どう、今日はぶどう食べたくない?

(; ・∀・) いらないよ・・ ていうかその隣のキメラみたいなのは何なの?

ξ゚⊿゚)ξ ぶどう食わせてたらこうなったのよ どう、君も肉体改造しない?

(; ・∀・) このぶどう食ったらこうなんの!? 誰がこんなの食うか、言いふらしてやろっ!

ξ#゚⊿゚)ξ あぁん!? この糞ガキマジでぶっ殺す! 待ちやがれ! 内蔵えぐりだす!!

( ゚∋゚) お待ち下さいませ魔法少女様 殺生はいけませぬ

ξ#゚⊿゚)ξ 何でよ! 一人ぐらいどうってことないじゃない!


子供をバラそうとする魔女を小鳥は丁寧にさとします
(バラすとは殺して解体するという意味です)

56 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:17:10 ID:Yx23OjVg0
( ゚∋゚) 魔法少女様、たわわに実ったこの葡萄を御覧ください

ξ゚⊿゚)ξ は?

( ゚∋゚) 葡萄は一つの房に沢山の実をつけます

( ゚∋゚) しかし決して粒同士が争い合うことはありません
     一つの粒だけが大きな主張をし、巨大な実となろうとはしないのです

( ゚∋゚) 一粒一粒が互いに遠慮しあうことで、そこには調和が保たれます

( ゚∋゚) それ即ち、和を以て貴しと為す譲り合いの精神

( ゚∋゚) 思い通りにならないことがあっても、こちらから譲歩するのです 相手もいずれ分かってくれるでしょう
     葡萄がそう教えてくれました

ξ゚⊿゚)ξ (本格的になに言ってんだコイツ)

魔女は驚きのあまり声が出ませんでした
そう、自分が忘れてしまっていた道徳心を小鳥から、ひいてはぶどうから再認識したのですから!
ぶどうにこんな素晴らしい知恵が隠されていただなんて! なんという叡智!
ああ、ぶどう哲学! 素晴らしいぞぶどう哲学!

57 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:18:32 ID:Yx23OjVg0
さて、それからも彼らは街角に立ち続けました
時には積極的に売り込もうともします
しかし一向ににぶどうは売れません


ξ゚⊿゚)ξ やっぱりだめみたいね はぁ

( ゚∋゚) 魔法少女様 物事、酸いも甘いもあって当然です

( ゚∋゚) いずれ甘き成果となるでしょう そう、葡萄の様に・・
     全ての物事は葡萄の仮象に過ぎないのですから

ξ゚⊿゚)ξ (だから意味わかんねーんだよコイツ)


落ち込む魔女を、小鳥はぶどう哲学を以って励まします
葡萄哲学は生活のちょっとした一場面にも有効なのです
なぜなら人生とは生活の積み重ね、日々の生活にも有効な思想こそが真の力ある思想
痒い所にも手が届く、それがぶどう哲学!



しかし来る日も来る日も売れないと、ぶどうの叡智を吸収した小鳥も焦ります
頑張って売り込もうとしますが、彼の肉体を見ると人々は恐れをなして逃げていくばかり
彼の大きな体は、ぶどう売りの邪魔になるだけだったのです

58 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:18:34 ID:nGAgifBo0
こんなになっても小鳥という表記を変えるつもりはないというのか……ッ!
しかし葡萄ってこんなに深い果物だったんだな

59 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:19:30 ID:Yx23OjVg0
( ゚∋゚) (私は魔法少女様の力に、それも真の力になりたい)

( ゚∋゚) (しかし私の大きな肉体がその障害となる)

( ゚∋゚) (どうすれば良いのだろう・・ 葡萄様、私めに知恵をお与え下さい・・)

小鳥がぶどうに祈っても、ぶどうは何も答えてくれません
ぶどうの偉大なる知恵は我々が汲み取らねばならないもの
だからこそ、得られた知識は我々に深く身につくのです
時には厳しさを以って我々に立ちはだかる、それがぶどう哲学


彼は悩み続けました
結局自分は魔女の力になれない、周りの手伝いはできても真に望んでいることを叶えてやれない
いつしかそれは絶望にも似た色合いを帯び始めます


ξ゚⊿゚)ξ ぶどうは、ぶどうはいりませんかー

( ・∀・) 今日もいらぁ

ξ゚⊿゚)ξ 買ってけクソが

( ・∀・) いーらね

( ゚∋゚) ・・・・・・


そうして小鳥はある日、大きな決意をしました

60 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:19:37 ID:cKNwt71c0
おい地の文ブッ飛んでんぞwwww

61 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:20:33 ID:Yx23OjVg0
( ゚∋゚) 魔法少女様 少し時間をもらってよろしいでしょうか

ξ゚⊿゚)ξ え? 別にいいわよ、いようがいまいが変わらんし

その言葉を聞くと、小鳥は少しだけ悲しそうな顔をしました
だけどすぐに力強い表情に戻ると、どこかへと歩き出します


ξ゚⊿゚)ξ ぶどうは、ぶどうはいりませんかー

( ・∀・) ねぇ、マッチョ戻ってきたよ

ξ゚⊿゚)ξ あら本当ね、なんなのかしら

戻ってきた小鳥の手の中には、謎の液体の入った瓶がありました
そしてすぐさま魔女に切り出します


( ゚∋゚) 魔法少女様 私は貴方様に恩返しがしたかった

( ゚∋゚) しかし私は木偶の坊、貴方様の力になるどころか邪魔をしてばかり

ξ゚⊿゚)ξ まぁ邪魔っちゃ邪魔だけど・・ お前汗臭いし・・ ムワッとするし・・

( ・∀・) いい香水知ってるよ

( ゚∋゚) そこで私は決意しました ・・いえ、葡萄が決意させてくれました

ξ゚⊿゚)ξ は?

( ・∀・) ?

62 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:21:42 ID:Yx23OjVg0
( ゚∋゚) 葡萄の役目とは、それ即ち食べられること 自身の身を捧げる、自己犠牲の精神

( ゚∋゚) これぞ究極の葡萄哲学 貴方様ならお分かりになってくれるはず

ξ゚⊿゚)ξ だからしらねーよ、なんなんだよぶどう哲学って お前と私の温度差がさっきからすげーんだよ

魔女は目を見張りました
ああ、どうしてこの小鳥はこれほどまでに賢いのだろう! そして私のことを考えてくれているのだろう!
感極まって目には涙がきらめきます 葡萄哲学は感動の哲学なのです


( ゚∋゚) 私はずるずると貴方様に迷惑をかけたくはない ですから

( ゚∋゚) バシャッバシャッ

ξ゚⊿゚)ξ !?

( ・∀・) !?

小鳥は、持ってきた液体を頭からかけました
そう、それは────食用油

63 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:22:33 ID:Yx23OjVg0
ξ;゚⊿゚)ξ えー・・ ちょ、ちょっと待って・・ あんた何・・ 何してはんの・・ えぇ・・ まさか・・

( ゚∋゚) 魔法少女様 貴方様に貰った命、お返しします・・ どうか美味しくお食べ下s
シュッ

(;;:从∋从 
ボッ

(; ・∀・) うぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!

ξ;゚⊿゚)ξ (ええええ・・ なんか・・ なんか知らんけどマッチョ自殺した・・!)

(;   ∀) うわ、な、なんか臭・・ おええええぇぇぇ!! 人肉の焼ける匂いがするよー!!
ゲボシャアァァ

ξ;゚⊿゚)ξ (くせぇ・・)

魔女は大きな悲しみのあまり、膝から崩れ落ちます
側で見ていた子供は、小鳥のその犠牲心に心を打たれて泣き叫びます
小鳥は… 小鳥は自身の命を、心優しい魔女に捧げたのです…



燃えゆく炎の中、小鳥はこう願いました
もし生まれ変わったら、美味しい美味しいぶどうになりたい、と それだけを願いました…
こうして小鳥の悲しい、けれどもぶどうに満ち溢れた生は幕を閉じたのです────



ξ゚⊿゚)ξ (なんで死んだんコイツ)

64 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:23:39 ID:Yx23OjVg0
ボオオオオォオォォォ

(; ・∀・) おええぇ・・ なんか壮絶な場面に立ち会っちゃったよう・・! ぐええぇぇっぷ・・!

ξ゚⊿゚)ξ (わけわからん・・ いいや、全部忘れてどうぶつの森やろ)
スタスタ

(; ・∀・) !? うわ、無表情で帰ってく! 後始末しろよおい! 公共の場所だぞ! なんてぶどう売りだよ、もう!
       幼い子供にグロテスクな光景みせつけやがって!

(; ・∀・) 全く、変なトラウマ植え付けられちゃったよ! 焼身自殺するマッチョなんて一生見たくな・・

(; ・∀・) (・・うん? マ・・ マ、マッチョ・・?)

( ・∀・) (マッチョ・・ マッ・・ マ、マッチ・・ョ)

( ・∀・) (マッチ・・ 魔法少女・・ 魔法・・ 少女・・ おばさん、少女・・ 燃える・・ マッチ・・ 少女・・ おばあさん・・)

( ・∀・) !!!!


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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



川 ゚ -゚) ──こうして小さなアンデルセン少年が見たワンシーンが
     のちの「マッチ売りの少女」となりました ぶどうとマッスルに感謝しましょう

('A`) ばかやろう


〜Fin〜

65 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:24:27 ID:.a/p/E0c0
地の文がwww温度差激しいwww

66 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:24:30 ID:nGAgifBo0
ほんとばかやろう
乙!!!!!

67 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:24:34 ID:Yx23OjVg0
おわりです
幼きアンデルセン少年と炎上するマッスルが一緒に描かれている絵も最後に使おうと思ったんですが
RESTさんを穴が空くほど探しまくってもアンデルセン少年がいませんでした ふざけるなよ貴様等、なんなんだこの祭りは
それはそうとNo.35の方、素敵な絵をありがとうございました

68 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:25:01 ID:TCZ108Zc0
壮絶な終わりかた・・・乙です!!

69 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:25:19 ID:c7BGPkOk0
またお前かwwwwwww
乙乙ww

70 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 02:26:44 ID:0GMkeeZE0
またあんたかwwww乙!
深夜に笑わせんなばかやろうwwwww

71 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:03:31 ID:ToTp39p60
>>67
小鳥じゃねぇwwww
まさかこんな面白ギャグになるなんてwww描いてる時はwww思いもしなかったwwww
ありがとうございまwwwww

72 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:41:15 ID:jLb9rTIk0
投下します!

73 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:43:12 ID:jLb9rTIk0

さっきまで、ネオン煌めく駅前の繁華街を闊歩していたものだとばかり思っていたのに、いつの間にか住宅街に迷い込んでいた。
周りは薄暗く、申し訳程度に備え付けられた電灯がぽつぽつと道を照らしていた。

私は迷子になっていた。



( ^Д^)影のお前のようです (^Д^ )

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/172.png ◆No.172

74 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:44:34 ID:jLb9rTIk0


見当をつけようと辺りを見回すが、どこかで見た事があるような家が立ち並んでいる。
道を聞こうにも、静まり返ったこの道で歩いているのは私だけだった。


良い年をしてみっともない限りだが、私はしたたかに酔っていた。
歩いているうちに酔いが回ったらしく、足取りは少し覚束ない。
これで妻に手渡す土産の品を提げれば立派な酔っ払いの出来上がりだ。


たしか、仕事帰りに一杯引っ掛けて行こうと思って居酒屋の暖簾をくぐったはずだ。
しかし、手の平にはいつも持ち歩いている皮鞄がどこにもなかった。
まさか店に置いてきてしまったのか、はたまた路上でうっかり居眠りをして忘れてここまで歩いてきてしまったのか。
慌ててポケットを探れば、貴重品の類は持っているらしい。
ならば家に一旦帰って、また街に繰り出したのか。

75 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:46:02 ID:jLb9rTIk0


( ^Д^)「俺も若いなぁ。」


そう、独りごちた。

冷たい風が頬を掠め、火照った体を冷やす。
それにしてもどうも先程から記憶が曖昧で居心地が悪い。
歩き続けても住宅街は終わりを見せず、まるで同じ所をぐるぐる回っているような気がした。


そんなまさか――。


考えただけでぞっとした。
この道の端と端をメビウスの輪のように繋げてそこを延々と歩かされる、そんな様子が簡単に想像できた。
私は少しだけ歩調を速め、何か目印になりそうなものを探した。

76 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:47:42 ID:jLb9rTIk0



かなりの距離を歩いたはずなのに、景色は一向に変わる気配がなかった。
依然としてブロック塀で囲まれた民家が立ち並ぶ。
家は一様に古かった。
本当に人が住んでいるのだろうか ?耳を澄ましても、衣擦れの音すら聞こえない。
私はほとほと困り果て、歩くのを止めて道の真ん中で立ちつくしていた。

77 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:48:41 ID:jLb9rTIk0


( :::;.:. )「あんた、迷子だろう。」


不意に声を掛けられた。
ぎょっとして振り返ってみれば、サラリーマン風の中年の男が私の真後ろに立っていた。
あと少し踏み込んでいれば、私の肘が男の頭にぶつかるところだった。


(;^Д^)そ「わぁ! あんた、一体いつからそこに !?」


明らかに異様ななりをしていた。いや、見た目に変わった所はない。
違和感を感じさせるのはその奇妙な姿勢だ。
頭を下げ、俯いたままこちらに話し掛けている。
顔には暗い影が落ち、よく見えない。
取り立てて身なりに特徴がない分、余計に気味が悪かった

78 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:50:04 ID:jLb9rTIk0


( :::;.:. )「なぁ、あんた、迷ったんだろう?」


再度同じ質問をする。
こういう手合いに長く付き合ってはいけない、手っ取り早く言いくるめてこの場を立ち去らねば。


(;^Д^)「あぁ、お気になさらず。もうしばらく歩けば家に着きますので。」


そう答えて早足で歩き出す。
大体アイツは足音もたてずにどうやって俺に近づいた ?


( :::;.:. )「年甲斐もなく、飲むからだよ。だから迷子になったんだ。あんたは酒が弱いのに。」


一定の距離を保って、男がついてくる。
早く――この男から離れなくては。


( :::;.:. )「大人しく家にいれば良かったんだ。早めに布団に入って寝れば良かった。もしくは、家に帰らなければ良かった。」


嘲るような声が後ろから響く。
額に玉のような汗が浮かんでいた。
かなりの距離を取ったのに、声は肩越しから聞こえた。


( :::;.:. )「あんな女のこと、放っておけば良かったのに。」

79 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:51:18 ID:jLb9rTIk0


早足だったのが駆け足に変わり、駆け足だったのが全力疾走へ変わる。
コートがはだけるのも構わずがむしゃらに走った。


(;^Д^)「はぁ、はぁ、はぁ。」


どこかに出口はないのか、何かここから抜け出すきっかけのようなものは――。

周りの景色は目紛るしく動き回り、線状の渦を描いていた。
私はめまいにも似た不快感に捕らわれながら走り続けた。


( :::;.:. )「あ、踏切。そっちに行っちゃいけない。危ないんだせ、そっちは。」


アイツの罠かもしれない、だか行かない訳にもいかない。
男の声はすぐ耳元で聞こえていた。

80 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:52:10 ID:jLb9rTIk0



カンカンカン――。

         カンカンカン――。

81 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:53:07 ID:jLb9rTIk0


私は絶望していた。

確かに踏切はそこにあったが、すんでのところで遮断機が道を閉ざしたのだ。
轟々と音たて、車両が分厚い壁を作り出した。
あと少し、あと少しでくぐり抜けられたのに、私はどうしていつもタイミングが悪いのだ。


早く、早く、開いてくれ。


( :::;.:. )「血がカーテンまで飛び散ってた。」


( :::;.:. )「つい、かっとなったからって灰皿でめった打ちはないよなぁ。」


( :::;.:. )「出掛けて、また帰れば、全部なかった事になると思ったんだろ ?」


男があと数歩のところにいた。

82 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:54:57 ID:jLb9rTIk0


(;^Д^)「あんた、一体何なんだ !?ペラペラ喋っているが、俺の何を知っている !?」


( :::;.:. )「俺 ?俺は……。」


男が私に近づくと、素早い動きで私の頬を両手で捕えた。
頭をがっちりと固定され、視線を逸らすことができない。


男がぎくしゃくと不自然に首を震わせながら面を上げた。


ハ,;';::;゚ )「俺はお前だよ。」

83 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:56:37 ID:jLb9rTIk0


濁った瞳が私を見つめていた。


((; ゚Д゚))「は……あ、あぁ……おま、えは」


男の太い首筋から一回り小さい女の顔が据え置かれていた。
眼窩はえぐれ、凹んで中からドロドロとした液体が零れ出していた。
前歯は殆ど折れており、腫れ上がった口はただの黒い穴のようだった。


( ^Д^)「お前は俺じゃないよ……」


首を振って答えた。
彼のおかげで私は今まで忘れていたことをすっかり思い出していた。

それは私がついさっき殺したはずの妻だった。

84 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:57:03 ID:QfGKROsQ0
こええええやめろよこの時間に!!

85 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 03:57:29 ID:jLb9rTIk0


【TV】< 八時のニュースをお伝え致します。
昨夜深夜、VIP町の自宅マンションで、28才の主婦が死亡しついるのが発見されました。


【TV】< 同日未明、VIP署に被害者の夫が出頭し、殺人容疑で逮捕されました。


【TV】< なお男性は「妻の夜遊びを咎めた所口論となり、かっとなって殺した。」と供述して……。

86 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:03:08 ID:jLb9rTIk0
以上です。

読んで下さった方、そして素敵なイラストの作者さん、
ありがとうございました。

シリアスを希望されていたのですが、
作者さんのご期待に添えたのか甚だ不安です。
絵を見てたらどうしても書きたくなっちゃったので、
もしイメージ違うようでしたらゴメンナサイ!!

87 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:07:32 ID:QfGKROsQ0
>>78あたりマジで怖かった
乙だけどこの時間に読むんじゃなかったくそ

88 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:07:34 ID:HtPnMyH.0
続けて投下しちゃうね
こんな夜だから人いないもんね

89 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:08:17 ID:HtPnMyH.0












                           星を、食べる












.

90 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:09:02 ID:HtPnMyH.0


男は口を開いた。

( ・∀・)「プラネタリウムで星を探す程度には、僕たちは星を忘れてしまったのかも知れない」

静まり返ったプラネタリウムに、男の声は小さく響く。
女はその響きに対してこう答えた。

o川*゚ー゚)o「なんで忘れてしまったの?」

暫く時間をおいて、再び男は口を開く。

( ・∀・)「生きてるから」

o川*゚ー゚)o「……そう」

二人の頭上には狭い夜空が永遠に広がっていた。


.

91 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:11:11 ID:HtPnMyH.0
その晩、女は夏草の茂る草原で星を仰いだ。

o川*゚ー゚)o「……見えない」

街の明りは星々の命を殺していた。
女の目の前から星々が次第に消えていく。

o川*゚ー゚)o「ん……」

女は星に手を伸ばす。
すると、右手に柔らかな温かみを感じた。

掌の上には星が一つ、ふわりと浮かんでいた。

小さな輝きを見つめ、女はこう言った。

o川*゚ー゚)o「あの人が言ったの。私たちは星を忘れてしまったって」

星は黙って聞いている。何か考えているようだった。
女は、再び言葉を発する。

o川*゚ー゚)o「悲しい?」

女の問いに対して、星は一言だけ答えた。

「それは君たちが決める事だよ」

.

92 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:12:40 ID:HtPnMyH.0
夏草が風に揺れる。潮の匂いに交じって星々の残り香がふわりと舞った。

o川*゚ー゚)o「そう」

「何故そんな事を聞くの?」

o川*゚ー゚)o「君達が消えてしまいそうだから」

女の言葉を聞いて星は笑う。

「消えないさ。この星ではなく、また宇宙に生きるだけ」

o川*゚ー゚)o「それって寂しい?」

「それは君たちが決める事だよ」

そう。と女が一言添えた。続けて、瞬きをすると星の姿は消えた。

女の掌から、温もりも何もかもが消えた。
そして、風は秋の足音をさせた。


.

93 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:13:33 ID:HtPnMyH.0
秋になってもプラネタリウムは美しかった。

( ・∀・)「あれはアンドロメダ」

o川*゚ー゚)o「うん」

( ・∀・)「古代エチオピアの王家は偽物の宇宙で今も輝いているんだ」

女は男の顔をじっと見ていた。頭上には星々が輝いている。

男は狭い宇宙を覗いた。空は裂け、月が顔を覗かせた。
偽りの宇宙は喜びを表現した。

( ・∀・)「二匹の魚は永遠に離れる事は出来ない。幸せ者だ」

女はかぶせる様にして言った。

o川*゚ー゚)o「どうして?」

すると男は、すこしだけ微笑んでこう答えた。

( ・∀・)「だって、みんな一人じゃないか」

o川*゚ー゚)o「そっか」

この日、これ以上二人が会話を交わす事は無かった。

.

94 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:14:39 ID:HtPnMyH.0
ある日の晩、女は星を見に行った。

o川*゚ー゚)o「おいで」

固く結んだ拳を解くと、そこには星があった。
星は何も言う事無く、女の顔を見つめている。
女も星を見つめ、しばらくは喋る事が無かった。

o川*゚ー゚)o「アンドロメダはカシオペアの兄弟」

突然、女が消えた声で呟いた。
声は消えていたにもかかわらず、星に伝わる。

「そう。ペルセウスとケフェウスも」

星も消えた声で呟いた。

o川*゚ー゚)o「君は誰の兄弟?」

女の問いに対して、星は二、三秒考えたふりをして口を開いた。

「君たちの兄弟だよ」

星の声に誘われたように風がなびいた。女の髪が、さらりとたなびく。秋の声がこだまする。

95 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:15:31 ID:HtPnMyH.0
o川*゚ー゚)o「だとしたら、君はお兄さん? それとも弟?」

星は、またしても二、三秒考えたふりをして口を開いた。

「弟さ」

女は訊ねる。

o川*゚ー゚)o「私より後に生まれたから?」

「そうじゃない」

o川*゚ー゚)o「なら、どうして?」

「それは、僕が星だからに決まってるじゃないか」

その答えに、頭上の星々が声を立てて笑い始める。
風は止み始めた。

女は風が止むのを見計らった様に口を開く。

o川*゚ー゚)o「宇宙から生まれたから?」

星は自慢げに、こう答えた。

「そうだよ」

.

96 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:16:13 ID:HtPnMyH.0
o川*゚ー゚)o「なら、私は何から生まれたの?」

笑っていた星々が顔を見合わせる。
再び風が吹き、木々がざわめいた。星の残り香はしない。

「簡単な事じゃないか」

星は呆れた風に俯いた。

o川*゚ー゚)o「え?」

「人さ」

女が瞬きをすると星は消えていた。
頭上の星々の声も聞こえなくなった。

o川*゚ー゚)o「変なの」

静かになった星空にオリオン座の声が響いた。


    「もうそろそろだね」


風が冷たくなり、冬がのしかかった。

.

97 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:17:09 ID:HtPnMyH.0
プラネタリウムは冬の寒さを感じる事は無い。
何故なら、宇宙だから。

女はプラネタリウムを羨ましく思った。

( ・∀・)「君は星を食べた事があるかい」

男は女に問う。

o川*゚ー゚)o「無いよ」

女は満天の偽物を見上げながら続ける。

o川*゚ー゚)o「アナタはあるの?」

( ・∀・)「もちろんさ」

男の声にプラネタリウムは身を震わせた。
次第に空が落ちてくる。ゆっくりと降りてくる星々は、まるでくしゃくしゃにしたティシューのようだった。

( ・∀・)「ほら、食べてごらん」

男は燻った星を女に手渡す。

98 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:17:58 ID:HtPnMyH.0
o川*゚ー゚)o「うん」

女は星を口に含んだ。
降りてきた星々は、ゆっくりと宇宙へ帰っていく。
宇宙が、おかえり、と言った。星々は、偽物の癖に、と笑った。

( ・∀・)「おいしいかい?」

女はその問いかけに答えない。
しかし、それに構うことなく男は続ける。

( ・∀・)「今君が食べたのは木星」

o川*゚ー゚)o「違う。これはリゲル」

女は否定する。

( ・∀・)「何故そう思うんだい?」

男の問いかけに女は、こう答えた。

o川*゚ー゚)o「私はとても双子になれそうもないから」

99 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:19:22 ID:HtPnMyH.0
( ・∀・)「でも、僕たちは皆双子だ」

男の言葉に星々は頷く。

o川*゚ー゚)o「だとしても、私は星と双子になりたい」

頷いていた星々が驚き、今度はざわめく。

( ・∀・)「星は弟でしかないんだよ」

そうだそうだ、と言った風に星々は再び頷いた。

o川*゚ー゚)o「それでも一緒にありたい」

女はそういうと、口を大きく開け星を戻した。
ぽろん、と音を立てて落ちる星に男は視線を移す。


プラネタリウムに風が吹いた。
風の匂いに、生えているはずの無い夏草を感じた。

男はただ一言、

( ・∀・)「星を忘れたくないんだね」

と漏らした。

100 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:20:21 ID:HtPnMyH.0
その夜、女は星を見に行った。
雪の混じる大地は、星々の輝きを受けて青白く光っている。

冬になっても人の灯りは暖かく星々を殺していた。

o川*゚ー゚)o「……ん!」

女が星空に手を伸ばすと、一筋の光が指先に落ちる。
次第にそれは球体となり、喋り始めた。

「今日も来たんだね」

o川*゚ー゚)o「うん」

ついに、星は常々疑問に思ったことを聞いた。

「夏も秋も冬も君は来る。何故?」

女は答える。

o川*゚ー゚)o「消えてしまうような気がするから」

星は再び口を開いた。

「消えないよ。宇宙で生きるだけ」

101 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:21:13 ID:HtPnMyH.0
冷たい風が吹く。

o川*゚ー゚)o「夏に言ったこと覚えてる?」

その風は星々を巻き上げてゆく。

「それは君たちが決める、って事?」

巻き上げられた星々は、レエスのカァテンの様に薄く伸びて行った。

o川*゚ー゚)o「うん。だから、決めるね」

カァテンは色鮮やかに染まり、オーロラとなる。

「そうか。決めちゃうんだ」

ゼウスがオーロラを纏い始めた。

o川*゚ー゚)o「ちょっと怖い」

そして、ゼウスは口を開く。おお、ベテルギウス。こっちへ来なさい。

「聞かせてよ、決めた事」

君たちはもう、この星には居られないよ。

.

102 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:22:05 ID:HtPnMyH.0
o川*゚ー゚)o「それは……」

女が真実を言いだそうとした時、猫になった男が女の隣に座った。

  ∧∧
( -∀-)

o川*゚ー゚)o「君も聞きたいの?」

  ∧∧
( ・∀・)”

女の問いに対して、猫になった男は大きく頷いた。


その時。     びゅう、と冬の風が星の声を

o川*゚ー゚)o「じゃあ、言うね」


  運んで  いって


「うん。聞くよ」



        その        こえは





.

103 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:22:49 ID:HtPnMyH.0



      しだいに





                   まんてんのほしぞらを





                          あらたな        うちゅうへ




                  だれもしらない



      うちゅう      
                        へ




.

104 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:23:50 ID:HtPnMyH.0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

可愛キュートは買って間もない缶コーヒーを開けた。
缶から上っていく湯気は、冬の澄んだ空気に色を染める。

  ∧∧
( ・∀・)

その湯気に覆いかぶさるように野良猫が頭の上から顔を覗かせた。

o川*゚ー゚)o「まだ飲めないよ。熱いもん」

可愛は、早く冷めろと言わんばかりに飲み口に息を吹きかける。
時間は経てど、着ているコートから電話の着信音が鳴りやむ事は無い。

o川*゚ー゚)o「あ」

ふと気が付いた様に、可愛が空を仰ぐ。
そこには満点の星空が広がっていた。

o川*゚ー゚)o「……綺麗」

缶コーヒーから伸びていた湯気は消えてしまった。
野良猫は、飲み口から少しだけ除く星々をじっと見ていた。

http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/53.jpg
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

105 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:24:44 ID:HtPnMyH.0


      「食べていいよ」

o川*゚ー゚)o「え?」

         「星」

o川*゚ー゚)o「本物の星を?」

         「うん」


 ほしは ゆっくりと おりてきました

 おんなは おりてきた ほしを つかみとります

  ∧∧
( ・∀・)

 ねこになったおとこは そのようすを みていました

 ただ、そこには

 ほしの においだけが ただよっていました



.

106 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:25:48 ID:HtPnMyH.0












                        女が星を見る事は、二度と無かった。












                               星を、食べる

                                ―了―



.

107 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 04:27:51 ID:QfGKROsQ0
おお…終わり?

なんかナンセンス文学読んでるような明晰夢見てるような不思議な感覚だな…


108 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 12:36:33 ID:3N9zxaIE0
>>73
ふおおおお絵使ってくれてありがとうございます!!
ホラーで不思議な感じがとても好みです!遅レスすみません

109 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:02:44 ID:K.Khobl6O
いい浮遊感だ
日常と幻想の狭間でふわふわしてる感じ

110 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:06:07 ID:.a/p/E0c0
投下させていただきます

111 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:07:00 ID:.a/p/E0c0

( ><)「兄者さーん、起きてますかー。ビロードなんです、開けてくださいなんです」」

<すまんすまん、今行く

( ><)「はいなんです」



ガチャ

( ´_ゝ`)「やあ、おはよう」

( ><)「おはようございま…」



ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/114.jpg

(;><)「めちゃくちゃ憑かれてるんです!?」

112 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:07:46 ID:.a/p/E0c0



( ><)おつかれ申し上げるようです

113 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:08:42 ID:.a/p/E0c0

(;><)「あの…兄者さんなんですかそれ」

( <●>( ´_ゝ`)「なにって何が?」

( ><)「何って…ああ、わかりました。また見えないんですね」

( <●>( ´_ゝ`)「だから何がだって」

( ><)「今、兄者さんの背中によくわからない霊が大量に乗ってるんです」

( <●>( ´_ゝ`)「おぉ、通りで肩が異常に凝っていると思った」

( ><)「それで凝ってるだけですむのも、おかしいと思うんです」

( ><)「というか、いい加減にしてください」

114 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:09:30 ID:.a/p/E0c0

(#><)「あんた一体どんだけ霊を怒らせれば気がすむんですか!!この前だって…
      

( ;_ゝ;)『おっきい兄者が妹者のおもちゃ壊したせいで、こんなことになったのじゃー!」

l从・∀・ノ!リ『まさかあいつがつくも神だったとは…』

( ><)『ほんともう、あんた学習しろなんです』

( ;_ゝ;)『こんな年食った男の体なんかいやなのじゃ! 今日は友達と遊ぶ約束だったのに!!
        可愛い妹者の体に戻りたいのじゃー!』

l从・∀・ノ!リ『妹者さん流石に俺も傷つく』

(。>_ゝ<)『うわぁあああああああん!!』

(´<_`;)『くそ…!兄者なのに妹者だと思うとなんだかかわいいぞ!』

( ><)『お願いします弟者さん、正気に戻ってほしいんです』

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/105.png

115 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:10:17 ID:.a/p/E0c0

(#><)「みたいな感じで,つくも神になりかけの妖怪の依りしろ壊して、大変な目にあったじゃないですか!!」

( <●>( ´_ゝ`)「悪気はなかったんだがなぁ」

(#><)「なお悪いんです!今回もどうせ兄者さんが何かしたに決まってるんです!

( <●>( ´_ゝ`)「信用ねぇな俺。一応お前の雇い主ですよ?」

( ><)「週1で,悪霊神様幽霊様を怒らせて、僕や弟者さんを走りまわせてなかったら、こんなこと思わないんです」

( ><)「とりあえず今回の心当たりは」

( <●>( ´_ゝ`)「色々ありすぎて絞り込めません」

(#><)「ちくしょー!」

116 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:11:08 ID:.a/p/E0c0

(#><)「やっぱりじゃないですか!悪気はなくても自覚があったら十分ですよ!」

( <●>( ´_ゝ`)「だって俺らが住んでる町、魑魅魍魎うようよしてるじゃないか
          そりゃあ誰かさんの地雷を踏むこともあるだろう」

( ><)「地雷を踏む数が尋常じゃないんです!
      うっかり幽霊にぶつかって謝らないのは、まぁ、見えないから仕方ないんです」

(#><)「けど神様へのお供え物をうっかり劇薬に変えたり、悪霊の愛の営みにうっかり突入したり…
      これはもう天然ボケじゃ片づけられないんです!」

( <●>( ´_ゝ`)「劇薬じゃなくて、ちゃんとしたおにぎりだったんだけどな」

( ><)「ご自分の料理の腕を自覚してほしいんです…僕が死にかけたの忘れましたか?」

( <●>(;´_ゝ`)「…あれ死にかけてたのか、てっきり美味しさのあまりに気絶したのかと」

( ><)「それ普通に腹が立つんです」

117 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:12:04 ID:.a/p/E0c0

( ><)ハァ…

( ><)「まぁいいんです。僕ももう慣れました」

( ><)「掃除をするだけの簡単なお仕事ですって言われたのに、本当の仕事は兄者さんのしりぬぐいだったなんて…
      掃除なんかより、よっぽど重労働だったんです…」

( ><)「弟者さんが半分負担してるから、まだいいですけど」

( <●>( ´_ゝ`)「殺し合いとかがあるわけじゃないからいいだろ」

( ><)「兄者さんの料理でたまに死にかけてるんです」

( <●><●>)_ゝ`)「それはすまん」

(;><)「うわ、浸食してきてるんです!」

118 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:12:50 ID:.a/p/E0c0

( ><)「そういえば今日、弟者さんは…」

( <●><●>)_ゝ`)「今頃北の国で、カニでも食ってるんじゃないか」

(;><)「そうですよね…うぅ…じゃあ僕しかいないんですね…」

(;><)「とりあえず色々言ったら落ち着いたんで、いつものところで原因を聞いてくるんです」

( <●><●>)`)ノシ「おう、すまん。コックリ様によろしく」

( ><)(本体がよく見えなくなってるんです…)

( ><)「僕が帰ってくるまで余計なことしないでくださいねー!」

<わかってるー

(;><)(兄者さんのことだから、信用はしきれないですけど…)

( ><)「とにかく急いで鳥居に行くんです!」

119 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:13:38 ID:.a/p/E0c0

*****

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/160.jpg


爪 ー )「いや、もうさ…これ何件目?」

(-_-)「おめでとう、今ので300件めだよ」

从 ゚∀从「そのうち100件は『モララー君の好きな人を教えてください』だったな」

(-_-)「すごいもててるんだね、『モララー君』」

从 ゚∀从「見る目がない奴、多いんだな」

爪 ー )「てか…え、何?前まで一日50件ぐらいだったじゃん。なんで急に6倍になんの?」

(-_-)「今、ホラーブームきてるらしいよ」

爪 ー )「……もう」



( ><)「コックリ様!質問しにきたんでs爪#'ー`)「もういやだあああああ!!」

(;><)ビクッ

120 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:14:24 ID:.a/p/E0c0

爪#'ー`)「モララーの好きな人探るのも飽きたわ!!こいつ悪趣味すぎるんだよ!!ただのドMだもの!!」

从 ゚∀从「あいつ見た目はいいのになぁ」

爪#'ー`)「あと俺らの年齢なんか聞いてどうするつもりだ、300件目!!」

(-_-)「その子創作が好きみたいだから、ネタにでもするんじゃないのかな」

从 ゚∀从「好奇心旺盛だな」

爪#;ー;)「もう色々視るのは嫌なのおおおおおっ!!!働きたくないでござる!!!」


(;><)

(-_-)「あれビロードだ」

从 ゚∀从「まじだ、やっほー」

爪'ー`)「え」

(;><)「えっと…聞きたいことが、あったんですけど…」

(;><)「ごめんなさい!出直してくるんです!!」

爪;'ー`)「待って待って!帰らないでいいから!」

121 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:15:39 ID:.a/p/E0c0

(;><)「あそこまで叫んでるフォックスさん見るの、初めてだったんです…」

爪'ー`)「ごめん…あまりに仕事しすぎて…」

(-_-)「実質答えてたのフォックスばっかりだからね」

从 ゚∀从「一番知識あるもんな」

爪'ー`)「もっとお前らも働いてくれよ…」

从 ゚∀从「だが断る!」

爪'ー`)「ふざけんな呪うぞ」

从 ゚∀从「呪い専門のハイン様をなめんなよ!」

(-_-)「やめなよ二人とも…そういえば、ビロードは何の用できたのかな?」

(;><)「この流れで言うのすごく抵抗があるんですけど…」

爪;'ー`)「すまんかったって。ああ言ったけど質問だったらきちんと答えるって」

122 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:16:24 ID:.a/p/E0c0

( ><)「だったらいいんですけど…実は、兄者さんが憑かれたみたいで…」

从 ゚∀从「またか!兄者の奴も懲りないな!」

(-_-)「この前もつくも神もどきを怒らせて、妹者と中身交換されてたよね」

(;><)「弟者さんが『中身が妹者なら外見が兄者でも問題ない』と、言って
      泣いてる兄者さんの姿の妹者さんを、撮影し始めたときはどうしようかと…」

从 ゚∀从「弟者ぶれねえな」

(-_-)「弟者は妹者のこと大好きだからねぇ」

( ><)「結局ここで聞いたつくも神を復活させる儀式で、弟者さんの純潔(笑)を捧げた結果、事なきを得ましたけど…」

爪;'ー`)「弟者の奴、ほんとに捧げちゃったのか…」

123 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:17:10 ID:.a/p/E0c0

(;><)「…って昔のこと話してる場合じゃないんです!今は兄者さんに憑いてるのがなんなのかを知りたいんです!」

爪'ー`)「まぁそうだよな。それにしても…はぁ…301件めか」

(-_-)「ここまできたら、一回増えようが同じでしょ」

从 ゚∀从「がんばれ働きもののフォックスくん!」

爪;'ー`)y━・ヒョイッ「なんかの絵本みたいに言うな」

爪'ー`)y━・〜スパァ…

( ><)「あ、煙草の煙が…」

爪'ー`)y━・〜〜「ここに呪いの原因を映すからな」

爪'ー`)y━・〜〜〜〜「このぐらいでいいか」

124 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:17:58 ID:.a/p/E0c0

プカァ…【(;´_ゝ`) (<○>/<○> )】

(;><)「なんか、ひびが入ってる人形が映ってるんです…」

爪'ー`)y━・〜「あちゃー…兄者よりによって…」

(-_-)「とことん地雷踏むね。あれワカッテマスの人形じゃないか」

从 ゚∀从「あいつしつこいからなぁ」

( ><)「不安になる発言ばかりしてるんです…なんですかあの人形?」

(-_-)「ワカッテマスっていう霊をかたどった人形だよ。あいつ自分に関わるものを、壊されるのが嫌いだから…」

从 ゚∀从「大量に兄者に憑いてたろ?ワカはそもそも悪霊だから、いくら兄者が鈍感だからって、度が過ぎたら最悪死ぬぞ」

(;><)「予想外に緊急事態だったんです!ど、どうしたらいいんですか!?」

爪'ー`)y━・〜「多分兄者のことだから、その人形もまだ持ってるだろ。きれいに直してやれば、ワカッテマスも落ち着くんじゃねぇの?」

(-_-)「うん、それで大丈夫だと思う」

125 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:18:44 ID:.a/p/E0c0

( ><)「わかったんです、じゃあ急いでその人形を直してくるんです!」

爪'ー`)「おう、兄者に今度から気をつけるように言っとけよ」

(-_-)「また何かあったらいつでもくるといいよ」

从 ゚∀从「今度来るときはお供え物もってこいよー」

( ><)「ありがとうございましたなんです!」


爪'ー`)「…ただ、余計なことしてる気がするけどな、兄者だし」

(-_-)「まぁそこまでは聞かれてなかったから、いいんじゃない」

从 ゚∀从「いつものように、どうにかなるだろ」

126 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:19:34 ID:.a/p/E0c0

*****

( ><)「兄者さん!戻ってきたんです!」

( ´_ゝ`)「おうお帰り」

( ><)「あれ、大量にいた霊が消えて…」

( <○> <○>)ブツブツブツブツブツ

(;><)「違う!くっついて巨大化しただけなんです!」

( ´_ゝ`)「ビロード、コックリ様は何か言ってたのか?」

( ><)「案の定兄者さんのせいでした」

( ´_ゝ`)「そうか、毎度毎度申し訳ないな」

( ><)「兄者さん、今、大きなギョロ目の木の人形って持ってますか?」

( ´_ゝ`)「ん?持ってるぞ。なんだそれが原因なのか?」

( ><)「壊れているのを直せばいいそうなんです」

( ´_ゝ`)「…おかしいな。その人形なら、俺がもう直したはずだが」ゴソゴソ

( ><)「え、そうなんですか?」

127 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:20:30 ID:.a/p/E0c0

( ´_ゝ`)つ(*<●>・・<●>)「ほらこれだ」

/(;><)\「ほあああああああ!!どうしたんですかこれ!!」

( ´_ゝ`)つ(*<●>・・<●>)「直したついでに可愛くしてみたんだ」

(;><)「あんたのセンス狂ってるんです!」

( <○> <○>)ナオセ…ナオセ…

(;><)「言葉を発した!やっぱりそれが今も憑かれてる原因ですよ!」

( ´_ゝ`)「そんなことないだろ、可愛いもん。なーサカッテマス」

(*<●>・・<●>)「ウン ソウダネ!(裏声)」

(;><)「な、名前までつけてやがるんです!」

( <○> <○>)シネ…シネ…

(;><)「どんどん物騒になってるんです!その余分な部品を今すぐ取るんです!」

128 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:21:20 ID:cKNwt71c0
お、お前はサカッテマス!!wwwww

129 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:21:38 ID:.a/p/E0c0

( ´_ゝ`)「でもこれ彫ってるし…」

(;><)「ギャーーー!本当だ!!」

( <○> <○>)コロス…コロス…

(;><)「とうとう殺意が芽生えてるんです!ほら兄者さん謝って…」

( ´_ゝ`)「む…なにやら意識が遠のくような…」

(;><)「とうとう呪いが効いてきたんです!

( ><)つ(*<●>・・<●>)バッ!「あーもう!その人形よこすんです!」

(;´_ゝ`)「あぁ俺のサカッテマス…」

(;><)つ(*<●>・・<●>)「名残惜しそうにするんじゃないんです」

130 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:22:24 ID:.a/p/E0c0

( ><)φ(<●>・・<●>)「うーん…ちょっと小さくなりますけど…」ゴリゴリ

( ´_ゝ`)「その鼻の部分とかがんばったのに…」

( ><)φ(<●>・<●>)「黙ってろなんです」ゴリゴリ



( ><)φ(<●><●>)チョーン「こうですかね…」

( ´_ゝ`)「おぉ最初に見たのと似ている」

(;><)つ(<●><●>)「兄者さんが彫ってなければもっとよかったんですけど…」

( ><)つ(<●><●>)「ごめんなさい、これでこの駄目男を許してもらえませんか」

( <○> <○>)……


( <○><○>)

スッ…

( ><)「あ…消えてくれたんです」

( ´_ゝ`)「!!肩こりがすっきり消えた!」

(;><)「よかったですね…これに懲りたら、今度からはもう少し慎重に生きてください」

( ´_ゝ`)「多分無理だな」

( ><)「言ってみただけなんで、期待はしてないんです」

131 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:23:19 ID:.a/p/E0c0

〜次の日〜

( ><)「兄者さん、おはようございますなんです、開けてくださいー」

( ´_ゝ`)「開いてるよ」

(;><)「うわ!…庭にいたんですか」

( <○>( ´_ゝ`)「おう、落ち葉を集めていたんだ」ブツブツブツ…


( ><)


( <○>( ´_ゝ`)「ほら見ろ、これだけあれば焚き火ができるだろう」マタ…コワシタ…ユルサナイ

( <○>( ´_ゝ`)「丁度隣のブーンからもらった、芋があってだな…」アニジャ…ノロウ

( <○>( ´_ゝ`)「…?どうした無言で」ノロウ…ノロウ…ノロウ…ノロウ…

( ><)「もう関わるの嫌なんです」




おわり

132 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:25:37 ID:.a/p/E0c0
使用したイラスト

No.114 ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/114.jpg
No.105 ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/105.png
No.160 ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/160.jpg

被ってるの多いけど、もったいない精神で投下しました('A`)
祭りもあと少しだけど、みんな盛り上がっていこうぜ

それではありがとうございました

133 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:28:59 ID:c7BGPkOk0
乙乙
兄者懲りないなwwwww

134 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:31:09 ID:cKNwt71c0
乙www色々ぶっこんできたな
サカッテマスわろた

135 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:39:39 ID:DW4aLqsM0
ワロタ乙wwww
兄者は少し慎重になればいいあと弟者お前もだ
まさかサカッテマスが来るとはwww

136 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 13:49:30 ID:FAp8yccY0

おにぎり不味く作るあたり心当たりがあるのでつらい
弟者の純潔()に関してはもはや妹者が可哀想
カニ食べたくなった

137 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 20:55:23 ID:tFLjG.4M0
投下完了したので報告させていただきます
連載なんだ、うん。すまない。


作品URL
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353667594/

作品名
( ´_ゝ`)デザート×キャラバンのようです(´<_` )

使用した絵のURL(任意)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/11.jpg


ありがとうございました!

138 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 20:58:01 ID:iPMofZM60
今日が最後か?

139 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 21:00:03 ID:zOrbJzTI0
日曜日が最後だよ!
一瞬びっくりしたじゃねーか!

140 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 21:02:16 ID:iPMofZM60
ごめんよWW

141 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:15:08 ID:TgcL0sS.0
誰もいないうちに投下!

142 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:16:12 ID:TgcL0sS.0

l从・∀・ノ!リ人 流石稲荷神社へようこそ、のようです




ミセ*゚‐゚)リ「はぁ…なんでこんなとこに来ちゃったかなぁ」

肩から掛けたキャンバスバックを握り締め、青い空を仰ぐ。
ろくに整備もされていない道の両脇は木々が囲んでいる。
地元の人間でも滅多に来ないような場所だ。

ミセ*゚‐゚)リ「ん?・・・鳥居?」

こんなところに鳥居なんかあっただろうか。
鳥居の両側には朱色の旗が立ててあるが、日に焼けてほとんど字を読むことは出来ない。

ミセリは、好奇心から鳥居をくぐる。
鳥居からは二十段ほどの石段が続いていた。

ミセ;゚‐゚)リ「ふぅ…画材抱えて登るのは結構きつい」

上った先にはこじんまりとした神社があった。
参道から伸びた先に拝殿、その奥に本殿があり、脇には申し訳程度の手水舎、左右に狐の像があるだけだ。

ミセ*゚‐゚)リ「だいぶ寂びれた神社ね」

自然と感想が口から零れた。

143 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:17:58 ID:TgcL0sS.0


「そんなことはないのじゃっ!」

ミセ;゚‐゚)リそ

l从・へ・ノ!リ人「うちの神社の文句はダメなのじゃ!」

そこにいたのは、巫女装束に身を包んだ小さな女の子。
いつの間にそこにいたのか、女の子はミセリの足元から見上げ頬を膨らませている。

ミセ;゚‐゚)リ「えっと…その、ごめんね?」

l从・∀・ノ!リ人「ごめんなさいしてくれたから、許すのじゃ!」

ミセ*゚‐゚)リ「あなたはここの子供?」

l从・∀・ノ!リ人「そうなのじゃ。妹者はこの神社のお巫女さんなのじゃ」

ミセ*゚ー゚)リ「可愛いお巫女さんね」

l从・∀・*ノ!リ人「えへへー」

ミセリは妹者と名乗る幼女に手を引かれ拝殿へ足を運んだ。
二人は賽銭箱の隣に腰を下ろす。
寂れてはいるが、どこもかしこも綺麗に掃除されており、落ち葉も落ちていないことにミセリは気が付いた。

144 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:18:26 ID:c7BGPkOk0
ああ、あの絵か!支援

145 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:19:08 ID:TgcL0sS.0
l从・∀・ノ!リ人「おねえちゃんは、ここにお参りに来たのじゃ?」

ミセ*゚ー゚)リ「んー…ここに来たのは偶然、かなぁ」

l从・∀・ノ!リ人「この世に偶然はないのじゃ」

ミセ;゚ー゚)リ「?」

屈託なく笑う妹者には似つかわしくない言葉につい驚いてしまった。

l从・∀・ノ!リ人「この世にあるのは必然だけだって兄者が言ってたのじゃ!」

ミセ*゚ー゚)リ「へぇ、お兄さんいるんだ」

l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者とちっちゃい兄者がいるのじゃ」

ミセ*゚ー゚)リ「仲良しさんなのかな?」

l从・∀・ノ!リ人「もちろんなのじゃ!」

暫く楽しくお喋りをしていると、もう夕陽が落ちかけていた。
寂びれた神社に差す夕陽が辺りの木々を赤く染めていく。
その光景は更に寂しさが増して見えた。
それがあまりにも綺麗でミセリは息を吐く。

ミセ*゚ー゚)リ「わあ…きれい…」

この風景を描きたい。
その衝動に押され、キャンバスバッグからスケッチブックと色鉛筆を取り出し、目の前の風景を写生していく。
背の高い木々が作る影と夕陽の赤が、参道で交差する。

146 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:20:07 ID:TgcL0sS.0
ミセ*゚ー゚)リ「…ふう」

ミセリが書き終わると妹者が体を乗り出し、スケッチブックを覗き込む。

l从・∀・ノ!リ人「きれいなのじゃ!おねえちゃん、絵が上手なのじゃ!」

ミセ*゚ー゚)リ「ありがとう、妹者ちゃん」

自分の絵を褒められて嬉しい。
そう思うのにミセリの顔は一瞬曇る。

l从・∀・ノ!リ人「おねえちゃん?」

ミセ*゚‐゚)リ「わたしね、今悩んでることがあるんだ」

どうして、初めてあった子に話を聞いてもらおうと思ったのか。
それはミセリにも分からなかった。




l从・∀・ノ!リ人「・・・そういうことなら神様にお願いするといいのじゃ!」

ミセリの話を聞き終えると妹者は立ち上がり、賽銭箱を指さす。
ご利益があるにしろ、ないにしろ、気休め程度にはなるだろうと腰を上げ、賽銭箱へちょうどあった五円を投げ入れる。

からんからん、と乾いた音がした。


それからミセリは妹者と別れ、神社を後にした。
黄昏の中を歩きながら、ミセリは思う。
明日、あそこへ行ってみよう。

147 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:22:03 ID:TgcL0sS.0

翌日、ミセリは幼稚園へ来ていた。
ここには昔からお世話になっている。
門の前で外で元気に遊ぶ子供たちを眺めていると、よく知っている声が耳に入ってきた。

/ ゚、。 /「あら、ミセリさん。お久しぶりですね」

そう言って出迎えてくれたのは、右手に男の子を抱え、左肩には女の子を乗せたダイオード先生だった。
その後ろでは、キュート先生とモララ―先生が子供たちと遊んでいるのが見える。
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/34.jpg

/ ゚、。 /「どうぞ、中へ」

ダイオードは先ほどまで構っていた子供たちを下ろし、園内へミセリを招き入れた。
そのまま室内へと入り、いつもの部屋へ案内される。
案内された部屋は、子供たちが遊び散らかしたオモチャが散乱していた。

/ ゚、。 /「今日は新しい絵本ですか?」

ミセ*゚ー゚)リ「いいえ、今日は違うんです。ちょっと・・・思うところがありまして」

/ ゚、。 /「そうですか」

ダイオードは深く聞くこともなく、ただミセリに優しく微笑んだ。

/ ゚、。 /「ミセリさんが作った絵本、みんな大好きなんですよ。
     普段絵本なんて読まないようなジョルジュくんだって読みたがるんです」

ミセ*゚ー゚)リ「それは嬉しいかぎりです」

148 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:23:28 ID:TgcL0sS.0
ミセリは絵本作家を志している。
子供のころから絵本が大好きで、今は子供たちが笑ってくれるような絵本を作ることが目標だ。
そのため、この幼稚園に自作した絵本を置いてもらい反応を聞かせてもらっている。

ミセ*゚ー゚)リ「でもわたし…絵本作家、諦めようか迷ってるんです」

/ ゚、。 /「それはどうして?」

こんなとき、静かに聞いてくれるダイオードには救われる。

ミセ*゚ー゚)リ「何度も何件も…会社に持ち込んだりコンクールに出しているのに全く駄目なんです。
      わたしに才能がないんだって、痛いほど思い知っちゃって」

/ ゚、。 /「でも絵本作家はあなたの小さいころからの夢なんでしょう?」

ミセ* ー )リ「…だから…迷ってるんです」

ミセリが顔を伏せる。
小さいころからの夢と、現実。
胸がきしりと痛む。
迷いたくなんかない、夢を追いかけたい。そう思うのに現実がミセリの胸に突き刺さる。

(メ・∀・)「あれ、ミセリちゃんじゃん」

二人を包む重い空気を破るように入ってきたのは、モララ―だった。

/ ゚、。 /「どうしたんですか、モララ―先生」

(メ・∀・)「いやー、顔を引っかかれて血が出ちゃったんで」

確かにモララ―の顔には赤い線が入っている。

(メ・∀・)「そうそう、ちょうど良かったよ、ミセリちゃん。すこーし待っててね」

そう言い残し、モララ―は部屋を出ていく。
戻ってきたのは一分も経たない頃だった。

(メ・∀・)「これこれ、ミセリちゃんにどうかなって」

モララ―が差し出してきたのは一枚の紙だった。

『ニュー速町、絵本コンクール』

その紙にはそう書かれていた。

149 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:24:31 ID:TgcL0sS.0

(メ・∀・)「隣町の小さいコンクールだし、賞金も出ないみたいなんだけど…君にどうかなと思ってさ」

ミセリはその紙を強く握りしめる。

/ ゚、。 /「試してみてからでも遅くないんじゃないですか?」

ダイオードからの声に更に紙を握る手に力がこもる。
夢を諦めようとしていた私に、タイミング良く渡された小さな希望。
まるで神様から与えられたチャンスのようだ。

バッと顔を上げたミセリの顔には迷いがなくなっていた。

ミセ*゚ー゚)リ「鈴木先生もモララ―先生もありがとう!わたし、帰るね!」

ミセリは慌ただしくカバンにチラシをねじ込み、走っていく。


/ ゚、。 /「頑張ってくださいね、ミセリさん」

(;・∀・)?

突然飛び出していったミセリにモララ―が頭に?マークを飛ばしている傍らで、ダイオードがにこりと笑った。



家に帰りついたミセリは画用紙を引っ張り出し、新しい絵本の内容に思いを馳せる。

ミセ*゚ー゚)リ(どんな話がいいかしら)

ミセ*゚ー゚)リ(ロボットの男の子が人間と友達になる話なんてどうかな)

ミセ*゚ー゚)リ(うん!そうしよう!じゃあ、男の子はこんな感じ…)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/73.jpg

ミセ*゚ー゚)リ(で、女の子は心を閉ざしてしまった無表情な子)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/74.jpg

画用紙にアイデアを出していくミセリの顔は輝いていた。
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/37.jpg

150 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:25:32 ID:TgcL0sS.0

ニダーは神社に来ていた。
気晴らしに散歩をしている途中、偶然見つけた神社だった。

<ヽ`∀´>「・・・はあ」

賽銭箱の横に腰を下ろし、深いため息を吐いた。

l从・∀・ノ!リ人「おじさん、落ち込んでるのじゃ?」

<ヽ;`∀´>そ

いつの間にか小さな女の子がニダーの隣に寄り添うように座っている。

<ヽ;`∀´>「いつからそこに…」

l从・∀・ノ!リ人「今来たのじゃ!兄者たちがお客さんが来たって教えてくれたのじゃ」

<ヽ;`∀´>「ウリはお客さんってわけじゃないニダ」

l从・∀・ノ!リ人「でもおじさん、ため息吐いてたのじゃ。
       悩み事があるなら神様に相談するといいのじゃ」

<ヽ`∀´>「悩み事・・・ウリの悩みは奇跡でも起きない限り解決しないニダ」

l从・∀・ノ!リ人「じゃあ、妹者がお悩みを聞いてあげるのじゃ!」

<ヽ;`∀´>「いや、子供に言ってもどうしようもないニダ」

l从・∀・ノ!リ人「話すだけでも少しは気分が晴れるって父者が言ってたのじゃ!」

<ヽ`∀´>「・・・まあ、いいニダ。じゃあウリの話を聞いてほしいニダ」


話し終えると確かに少し気分が晴れていた。
帰りに幼女にお礼を言い、五円玉を賽銭箱に投げ入れ神社を後にした。

151 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:26:47 ID:TgcL0sS.0

(゚A゚* )「ニダやん!今まで何してたん!?」

ニダーを出迎えたのは、まだ中学生ほどの少女、のー。

<ヽ`∀´>「ちょっと散歩に行ってたニダ」

(゚A゚* )「散歩!?開店時間まであと三十分しかないんよ!」

のーはぷりぷりと怒りながらニダーに飛び蹴りをくり出す。

ニダーは小さいながらも中華飯店を経営している。
今現在の従業員はニダーとのーだけであったが、以前はそれなりに従業員も多くお客も多かった。
それが今は閑古鳥が鳴いている。
店内のテーブルとイスには何度も修理された跡があり、壁にも傷がある。

ちょうど半年前。
通りを挟んで向かい側にデパートが建つ計画が出た。
その時は、フーン程度だったニダーはすぐに顔色を変えることになった。
ヤの付く職業の方がやってきたのだ。

用件は簡単。
この一帯を駐車場にするから出ていけというものだった。
ニダーは拒んだ。
大切な自分の店。大切なスタッフ。通ってくれる常連客。
それらを守りたかった。

しかし現実はそう甘いものではない。
彼らが店の中で暴れ、悪い噂を流し、守りたかったものは尽く自分の手をすり抜けていった。
残っているのはお客が一人も入らなくなった店とのーだけだ。

152 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:28:20 ID:TgcL0sS.0
<ヽ`∀´>「そんな慌てなくてもお客は来ないから開店時間なんか関係ないニダ」

(゚A゚* )「ニダやんのバカ!アホ!マヌケ!フニャチン!」

<ヽ;`∀´>「ふ、ふにゃちん!?そ、そんなことないニダ」

(゚A゚* )「うるさい!ニダやん、なに不抜けたこと言いよんねん!
    もしかしたら誰か来るかもしれんやろ?来てくれたのにそのまま帰さす気かアホ!」

<ヽ`∀´>「…もう、もういいニダ。この店は終わりにするニダ」

(゚A゚* )「またそんなこと言うて!寝言は寝てから言えや!」

<ヽ`∀´>「もうウリは決めたんだニダ・・・
      それに…このままいたらのーも痛い目に遭うニダ」

(゚A゚* )「うちのことなんか…!
    うちだってニダやんとの店を守りたいんや!」

二人が言い合っていると、店の扉がバンっと大きい音を立てて開いた。

( `ハ´)「ふん、ちんけな店アル」

入ってきたのは、黒服に身を包んだガタイの良い男を筆頭とした数人のヤクザだった。
大柄な男は客席の一つに腰を下ろした。

( `ハ´)「なにしてるアル。この店は客に水も持ってこないアルか?」

(゚A゚* )「っ今お持ちします!」

男がただのヤクザではないことはすぐに分かった。
後ろに数人従えているからではなく、この男の雰囲気がそう告げていた。
幹部の上層部、下手な真似をすれば命さえ危ぶまれる。

153 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:31:16 ID:TgcL0sS.0
のーが冷水を運んでくると男の前に置いた。
のーも分かっているのか、いつも気丈に振る舞う彼女の手が微かに震えている。

( `ハ´)「おい、お前」

<ヽ;`∀´>「は、はいニダ!」

ニダーはビクつきながらも返事を返す。

( `ハ´)「今からお前自慢の料理を持ってくるアル」

<ヽ`∀´>「少々、お待ちください、ニダ」

頭を一つ下げると厨房へ引っ込んだ。

<ヽ;`∀´>「や、やばいニダ!これで機嫌をそこねでもしたら・・・」

ぞわり。
背中に冷たいものが伝った。
顔色はどんどん悪くなる一方。

(゚A゚* )「ニダやん!なにぐずぐずしとんねん!」

のーから褐が飛ぶ。声も少しばかり震えていた。

<ヽ`∀´>「でも・・・もし機嫌そこねて因縁でも付けられたら・・・
      なにされるかわからないニダ」

(゚A゚* )「もー!ニダやん!自信を持ちい!!ニダやんの中華は天下一品やねん!
    わたしが保障する!あいつにニダやんの料理食べさせてギャフンと言わせたろ!?」

のーがしっかりとニダーの手を掴む。
合わせられた手から震えが伝わってきた。
のーは震えるほど恐がっているのに、こんなにも強く、自分を奮い立たせてくれる。

そうだ、これはチャンスかもしれない。
あの男に自分の料理を認めさせれば店を潰さなくても済むかもしれない。
そしてこれからも、のーと働くことが出来る。

ニダーはノーから勇気をもらうと調理場に立った。
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/30.png

154 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:32:32 ID:TgcL0sS.0

l从・∀・ノ!リ人「あ、また来てるのじゃ」

妹者の目線の先にはセーラー服を着た少女がミミズを取っている。

川 ゚ 々゚)「みっみっミミズ〜」

少女の名は素直くるうという。
ここ数日、この神社に通っている。
別になにか特別なことをするでもなく、時間を潰しているようだ。

l从・∀・ノ!リ人「くるうおねえちゃんは何してるのじゃ?」

川 ゚ 々゚)「くるうちゃんはミミズを可愛がってあげてるのです」

そう言うくるうの手の中のミミズはブチブチと千切られ無残な状態だった。

川 ゚ 々゚)「・・・また死んじゃった」

自分で殺したにも関わらず、くるうの表情は悲しみに包まれている。

川 ゚ 々゚)「くるうはいっつもこう…可愛がりたいのに皆死んじゃう」

l从・∀・;ノ!リ人「妹者がお悩み相談を受けるのじゃ!」

なかなかにグロテスクな光景に顔を青ざめながらも、妹者はにこりと笑った。

155 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:33:39 ID:TgcL0sS.0
妹者に言われるがままに参拝を済ませ帰る途中、公園で仲良く遊ぶ親子の姿が目にとまった。
くるうは暫くその光景を見ていた。

くるうの中に黒く赤い感情がぐるぐると巣食い始める。

ダメだダメだダメだ
そうだ、大好きなミミズを探そう
心を落ち着かせなければ

くるうは公園へ入り、一心不乱にミミズを探す。

温かな家族と自分の家族を比べてしまう。
会社が倒産し暴力を振るい始めた父。
家族のことなどお構いなしに遊びまわる母。

わたしにはないものを持っている人たちを壊したい。
ダメだ、そんなことしてはいけない。
頭ではダメだと言い、心では壊したいと願う、どうしようもない破壊衝動。

いつかこの衝動が爆発したら。
そう考えると恐ろしい。
自分が恐くてたまらない。

*(‘‘)*「おねーちゃん、なにしてるのー?」

⌒*リ´・-・リ「ミミズさん、捕まえてるの?」

今日で二度目の声掛けに、声がしたほうへ顔を上げる。
そこにはランドセルをからった小学生の女の子二人がくるうの手元を見ていた。
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/91.jpg

156 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:34:48 ID:TgcL0sS.0
川 ゚ 々゚)「くるうはミミズが好きなんです」

*(‘‘)*「へえー、おねえちゃん変わってるねー」

⌒*リ´・-・リ「ミミズさん、びちびちしてる」

無邪気に笑う子供たちに、くるうは毒気を抜かれてしまったように、もやもやした気持ちが落ち着いていった。


从'ー'从「あれれ〜、ヘリカルとリリがいないよぉ?」

*(‘‘)*「あ、おかあさん!こっちこっち」

おかあさんと呼ばれた女性がヘリカルの呼びかけで三人の元へ歩いてくる。

从'ー'从「遊んでもらってたの〜?」

にこにこと柔らかな笑みを浮かべる女性に、無意識に自分の母親を比べ、落ちつたはずの黒い感情が頭をもたげ始める。

从'ー'从「あらあら〜…あなたのお名前は?」

川 ゚ 々゚)「・・・くるう」

从'ー'从「くるうちゃん、わたしと少しお話しない?」

そう言うと、娘二人にブランコで遊ぶよう言いつけ、渡辺はくるうとベンチに腰を下ろした。

从'ー'从「わたしね〜、困ってる子をほっとけないのよ〜」

くるうとカウンセラーの渡辺を夕陽の赤が照らしていた。

157 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:36:00 ID:TgcL0sS.0
( ´_ゝ`)「いやあ、最近人が多いな」

(´<_` )「全くだな、兄者。これは良い傾向なんじゃないか?」

白い毛をゆらゆらと揺らしながら、本殿の屋根から境内を見下ろす。
二人の頭には大きな耳が、下半身にはひょろりとした尻尾が生えている。
狐との人獣のような姿をした二人は、ひらりと身を翻し、境内へと降り立った。

l从・∀・ノ!リ人「兄者たち!」

二人の姿を見つけ一目散に駆け寄ってきたのは、幼い巫女である妹者だ。
その手には竹ぼうきが握られている。

( ´_ゝ`)「おお、妹者。今日も綺麗にしてくれてありがとう」

(´<_` )「妹者はいい子だな」

l从・∀・ノ!リ人「妹者はお巫女さんなのじゃ!このくらい当たり前なのじゃ!」

二人が妹者の頭をわしわしと撫でる。
それに妹者は嬉しそうに顔を綻ばせた。

この寂びれた神社の名を流石稲荷神社といい、その歴史は百年を裕に超える。
そして流石稲荷神社で祭られている神が、兄者と弟者の珍しい二人の神だ。


 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「おーい、妹者ー。夕飯だぞー」

l从・∀・ノ!リ人「父者なのじゃ!」

流石稲荷神社の神主である、妹者の父親が顔を出した。

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「暗くなる前に帰ろう。今日はお鍋だよ」

l从・∀・ノ!リ人「やったーお鍋なのじゃ」

妹者ははしゃいだ様子で父者の手を繋ぐ。

l从・∀・ノ!リ ノシ「また明日なのじゃ!」

妹者が兄者たちに手を振る。

( ´_ゝ`)ノシ 

( ´_>`)ノシ

二人も妹者に手を振った。
父者は自分と妹者の二人以外誰もいない境内を見渡し、狐像にぺこりと軽く頭を下げ家へと帰って行った。

158 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:38:40 ID:TgcL0sS.0
その夜、二人は父者が供えたお揚げを頬張りながら屋根の上にいた。
本殿の裏手に妹者たちが暮らす家があり、今はもう寝てしまったのか暗くなっている。

( ´_ゝ`)「妹者は本当にいい子だな」

(´<_` )「全くだな」

( ´_ゝ`)「あの子には幸せになってもらいたいものだ」

(´<_` )「妹者には笑顔が似合う。いつも笑っていてほしいよ」

( ´_ゝ`)「俺たちの力がもっとあれば…今よりずっといい生活をさせてやれるのにな」

はぁ、と二人の口から溜息が洩れる。


昔はそれなりいた参拝者は、今ではゼロに近い。
そのため兄者と弟者は本来の力を出すことができない。

神というのは参拝者の感謝の数だけ力が強くなる。本来ならば二人はそれはそれは美しい尾と強大な力を持っていた。
それが今では小さな縁を結び、妹者たちが飢えない程度の加護を授けることしか出来ない。
力が弱いため、神使もいない。

159 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:40:05 ID:TgcL0sS.0
最近ここを訪れ参拝してくれた者たちにもささやかな縁しか結んでやることしか出来なかった。

それは小さなチャンスを与えるだけ。
絵本作家を夢見る少女には、作品を出せる機会を。
中華飯店の主人には、自分の味を試す機会を。
自身に怯える少女には、恐れを癒す術を持つ人と出会う機会を。

その先の願いが叶うかどうかは、本人たち次第だ。


(´<_` )「仕方ないさ。栄えたものはいつかは潰える。俺たちは潰える時を待つだけ。
       最近珍しく参拝者がきてくれただけでも嬉しいよ」

それに、と弟者が続ける。

(´<_` )「妹者は巫女としての力は強い。
       俺たちのようなもう力のない神がいる神社より他の神社へ行った方がより加護を受けれるよ」

妹者はまだ幼いながらもその力は強い。
現に神である二人の姿を見る目を持ち、声を聞く耳を持っているのだから。

そしてなによりあの優しさ。
他人の心に敏感で少しでも力になろうと歩み寄る。
あんなにいい子を嫌う神がいるだろうか。
たとえ嫌うとしても嫉妬の神や呪いの神くらいのものだ。

( ´_ゝ`)「…はあ」

小さなため息は済んだ夜の空気の中に消えていった。

160 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:41:02 ID:TgcL0sS.0
それから数日経ったある日のこと。

兄者と弟者は本殿で寛いでいた。
そんなとき、妹者がバタバタと走って二人の元へやってきた。

l从;A;ノ!リ人「おっきい兄者、ちっちゃい兄者ぁ」

(;´_ゝ`)「い、妹者!どうした!」

(´<_`;)「誰に泣かされたんだ!」

いつも笑顔である妹者が涙でぐしゃぐしゃになっていた。
二人は慌てて妹者へ駆け寄り、膝を折って着物の袖で涙を拭ってやる。

l从;A;ノ!リ人「父者が…父者が昨日からっ、戻ってこないのじゃ」

時折嗚咽を漏らしながら事情を説明する。
昨日、裏山へ山菜を取りに行くと出て行ったっきり父が戻ってこないこと。
すでに母や町の人たちが探してくれているが、まだ見つかっていないこと。

(;´_ゝ`)「な、なんと父者が…」

(´<_`;)「母者でさえ、まだ見つけていないのか」

人間離れした肉体と感覚を持つ母者が苦戦してるとは余程のことだ。

l从;A;ノ!リ人「えぐっ、父者…」

幼い子供が肩を震わせて泣いている。

( ´_ゝ`)「弟者、聞いてほしいことがある」

(´<_` )「奇遇だな、兄者。俺も兄者に話したいことがあったんだ」

二人はふらりと立ち上がると互いに顔を見合わせた。
同じことを考えていることが分かる。

( ´_ゝ`)b「流石だよな、俺ら」d(´<_` )

親指を立てたこぶしをぶつけ、にやりと笑みを浮かべた。

( ´_ゝ`)「妹者、安心してくれ。俺たちが必ず父者を見つけるから」

(´<_` )「だからもう泣かないでくれ」

l从;A;ノ!リ人「ふえ・・・?」

161 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:42:08 ID:TgcL0sS.0
妹者が顔を上げるといつもの二人はそこにいなかった。

ゆらりと揺れる大きな尾。それはいつもと違い艶やかに輝いている。
ぴんと立つ耳は毛並みが良く、気品が溢れている。
草履を履いていた足は、朱色の高下駄を。
何年も着古したようだった着流しは、傍目にもわかる程上等な装束に。

いつだったか、二人に聞いた話を妹者は思い出した。
『ホントはもっとかっこいい恰好してたんだ、いつか妹者にも見せてやりたいな。』
そう言った兄たち。

l从・∀・ノ!リ人「兄者たち・・・?」

驚きのあまり涙は止まっていた。
兄者が妹者の頭を一撫でし、優しく微笑んだ。

( ´_ゝ`)「俺は東から」

(´<_` )「それならば俺は西から」


( -_ゝ-)(-<_- )

すうっと目を閉じると、淡い光が二人を包む。

稲荷神は今でこそ、商業の神として祭られているが、本来は穀物の神。
山に自生しているカラスムギなどの穀物に意識を飛ばし、人を探すなど大して難しくはない。

しかし父者が遭難した裏山は広すぎる。
ましてや母者でさえ見つけることが出来なかったということは、見つけにくい場所にいるということだ。

二人は植物を通して山の中を隅々まで探していく。

( -_ゝ-)(いない、いない、いない・・・もう少し奥を見てみよう)

(-<_- )(この辺りにもいない・・・崖の方も見るか)

二人が捜索を始めて十分が経とうとしていた。

(;-_ゝ-)(やばい、力が・・・)

(-<_-;)(尽きる前になんとしても見つけなければ・・・)

もともと少なかった力を更に解放して使っているため、その消耗は凄い。
妹者に笑顔になってもらいたい、その思いだけで二人は懸命に探す。

162 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:43:52 ID:TgcL0sS.0
ちょっとここにきて最大のミスを犯してた…
20超える…しくった('A`)
ほんとすまん

163 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:45:22 ID:1K9mG.cQ0
構わんよ
期待

164 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:45:35 ID:TgcL0sS.0
( -_ゝ-)(ん・・・?今のは何かが落ちた跡だな)

頭の中を駆け巡っていく景色の中に、見えた跡。
まだ真新しく残された跡は、ここから何かが滑り落ちたであろうことが分かる。

( ´_ゝ`)「見つけた」

兄者がぱちりと目を開いたと同時に弟者も目を開ける。

(´<_` )「どこにいた?」

( ´_ゝ`)「ここから南南東に五キロ行った先の斜面の下にいた。足を怪我しているらしい」

(´<_` )「把握」

弟者が右手を軽く振ると人型の紙が現れた。

(´<_` )「式神よ、母者や町の人に伝えてきておくれ」

式神はひらりと宙を返ると外へと飛んで行った。

( ´_ゝ`)「もう大丈夫だ、妹者。父者は無事に戻ってこれるよ」

摩訶不思議な光景に唖然としていた妹者に声をかける。
その声に反応して妹者はハッとした。

l从・∀・ノ!リ人「あ、兄者たち・・・あんなに力を使って大丈夫なのじゃ?」

父が見つかったと知り嬉しいはずなのに、不安が妹者を襲う。
兄たちが殆ど力を持っていないことは妹者も知っていた。
だから少しでも力を温存するために、兄たちの身なりは神だというのに質素で毛並みもあまり良いとはいえなかった。

そんな兄たちが父者を探すために、力を解放してくれた。

165 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:46:38 ID:TgcL0sS.0
( ´_ゝ`)「んー・・・大丈夫だって言ってやりたいんだけど・・・」

(´<_` )「力を使いまくったもんな」

( ´_ゝ`)「だな」

妹者は気が付いた。
はっきりと見えていたはずの兄たちの姿が霞みだしていることに。

l从・∀・ノ!リ人「・・・え、あれ?」

ごしごしと何度も目を擦っても、少しずつ、だが確実に二人の姿が霞んでいく。

l从;A;ノ!リ人「いやじゃ・・・兄者たちがいなくのは嫌じゃ!」

妹者は再び目に大粒の涙を浮かべる。

( ´_ゝ`)「俺たちはいなくなるわけじゃない」

(´<_` )「姿を維持できるくらいまで力を取り戻したらまた逢える」


( ´_ゝ`)「だから泣かないでおくれ」

(´<_` )「妹者には笑っていてほしいんだ」

消えていく中、二人は妹者の頭を撫でた。

笑って、という二人に妹者はぐしゃぐしゃの顔で精いっぱいの笑顔を送った。

二人もにこりと笑い、そして消えてしまった。



それから、父者が見つかったと連絡があったのは二時間後だった。

母や町役場に、身長が高くひょろりとした男が山に男性が倒れていたと話し、地図を渡してきたそうだ。
母が礼を述べる前にその男は消えていたと教えてもらった。

166 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:48:15 ID:TgcL0sS.0
l从・∀・ノ!リ人「今日は一段と落ち葉が多いのじゃ」

竹ぼうきを片手にいつもの日課をこなす。
早いもので、あれから二週間が経過した。

l从・∀・ノ!リ人「・・・一人でお掃除は寂しいのじゃ」

ついこの間まで聞こえていた声は、今はない。

『いつもご苦労さん、妹者』

『終わったら、あそこの日陰で休むといい。他よりも涼しいぞ』

l从・∀;ノ!リ人「う・・・ぇ・・・」

寂しさに涙が零れる。
その涙を乱暴に袖で拭った。
兄たちは自分に笑っていてくれと言った。
泣いてはいけない、と自身に叱咤する。
それにもう逢えないわけではない。兄者たちもまた逢えると言っていた。

167 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:48:57 ID:TgcL0sS.0
「あ!いたいた!」

石段の方から聞き覚えのある声がした。

ミセ*゚ー゚)リ「お久しぶり!わたしのこと覚えてるかな?」

そこにいたのは、一月前に来ていたミセリだった。

l从・∀・ノ!リ人「覚えてるのじゃ!ミセリおねえちゃんなのじゃ!」

ミセ*゚ー゚)リ「ふふ、覚えててくれてありがとう」

l从・∀・ノ!リ人「ええっと・・・そっちの人は?」

/ ゚、。 /「はじめまして、妹者ちゃん。
      わたしはダイオードと言います」

l从・∀・ノ!リ人「初めましてなのじゃ!…ん?なんで妹者の名前、知ってるのじゃ?」

/ ゚、。 /「ミセリさんから話を聞いてましたから」

l从・∀・ノ!リ人「妹者の話?」

/ ゚、。 /「この神社に可愛らしい巫女さんがいるって」

l从・∀・*ノ!リ人「照れるのじゃ」

/ ゚、。 /「ほらミセリさん、本題のほうは良いんですか?」

ミセ*゚ー゚)リ「分かってますよ。
     妹者ちゃん、わたしね、今日はお礼に良いにきたんだ」

l从・∀・ノ!リ人「お礼?」

ミセ*゚ー゚)リ「わたし、隣町の絵本のコンクールで最優秀賞もらったの!
     もし、ここに来てなかったら夢を諦めてたと思う。
     ここに来たから、わたしは夢を諦めずに済んだ。本当にありがとう」

ミセリはにこやかに笑い、賽銭箱前まで行き、からからと鈴を鳴らし手を合わせた。

168 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:50:10 ID:TgcL0sS.0
<ヽ`∀´>「そこにいるのは、この間のチビニダ」

(゚A゚* )「わー!可愛え巫女さんやな!」

かつかつと歩いてきた顔にも見覚えがある。

l从・∀・ノ!リ人「おじさん、お久しぶりなのじゃ!今日はでーとなのじゃ?」

<ヽ;`∀´>「ちがっ(゚A゚* )「よう分かったな!うちらデート中やねん」

ニダーが頭を振るのに対し、のーは嬉しそうに肯定する。

(゚A゚* )「ニダやんが、ここにお礼に行きたい言うてきかんから連れてきてん」

<ヽ;`∀´>「いや、あの…とりあえずのーは黙るニダ」

<ヽ`∀´>「前に話したこと、覚えてるニカ?」

l从・∀・ノ!リ人「お店の話だったのじゃ」

<ヽ`∀´>「その、前に話してたウリの店、辞めずにすんだニダ」

(゚A゚* )「ヤクザのおっちゃんがニダやんの肉まんを気に入ってくれたんよ」

l从・∀・*ノ!リ人「それは良かったのじゃ!ちょっと心配してたから妹者も嬉しいのじゃ」

ニダーの大きな手が妹者の頭を撫でる。
言葉はなかったが、ありがとうという気持ちが伝わってきた。

ニダーは賽銭箱前までいくと手を合わせた。

169 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:51:00 ID:TgcL0sS.0
川 ゚ 々゚)「くるうちゃんの登場です!」

タンッとジャンプで境内へやってきたのは、くるうだった。

从'ー'从「くるうちゃん待って〜、早いよ〜」

その後ろに渡辺やヘリカルたちが続く。

川 ゚ 々゚)「今日はお参りにきたのです」

从'ー'从「こんにちは〜可愛い巫女さんね」

l从・∀・ノ!リ人「こんにちわなのじゃ!」

l从・∀・ノ!リ人「おばちゃんは、くるうおねえちゃんのお母さんなのじゃ?」

从'ー'从「違うよ〜。くるうちゃんの先生だよ」

川 ゚ 々゚)「せんせえのお陰で、もう自分が怖くなくなったのです」

ぎゅうと妹者を抱きしめ、くるうは拝殿の前で手を合わせた。

170 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:51:40 ID:TgcL0sS.0

兄者たちが繋いだ三つの小さな縁。
それは沢山の笑顔を呼んでいた。


三組が去った後、兄者たちが眠っている本殿を見やる。

l从・∀・ノ!リ人「兄者たちのお陰で、こんなにも幸せが生まれて、
       こんなにも感謝されてるのじゃ」

そう独り言を言ったはずだった。

「俺たちだけじゃない。妹者のお陰でもあるんだよ」

懐かしい温かな声。
聞きたかった声。

妹者が本殿の屋根へと目を上げる。

( ´_ゝ`)「すぐに逢えるって言っただろ?」(´<_` )

二人の兄がそこにいた。

l从・∀・ノ!リ人「おかえりなのじゃ!」






('、`*川「あら…こんなところに神社なんてあったかしら」

また一人、悩みを抱えた女性が鳥居をくぐる。

l从・∀・ノ!リ人「おねえさん、悩み事なら妹者が聞いてあげるのじゃ!」


l从・∀・ノ!リ人 流石稲荷神社へようこそ、のようです  終わり
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/190.jpg

171 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:55:14 ID:1K9mG.cQ0
乙!
ほのぼのさいこー!

172 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:55:42 ID:TgcL0sS.0
No.30,34,37,73,74,91,190の素敵な絵を使わせていただきました。
素晴らしい絵師様、支援してくれた方、本当にありがとうございました!

数えミスって20を軽く超えてしまって、申し訳ない。
自分馬鹿すぎて・・・('A`)

173 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:55:59 ID:c7BGPkOk0
乙乙
癒されたわ

174 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:57:00 ID:QfGKROsQ0
これは良い流石一家
乙でした

175 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:58:04 ID:c7BGPkOk0
>>172
連投すみません
絵使ってくださってありがとございます!

176 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 22:59:29 ID:GrSNQUdw0
乙でした

177 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 23:03:42 ID:9svR.Tz20
おつ!!

178 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 23:04:50 ID:0GMkeeZE0
乙乙!妹者マジ天使

179 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 23:07:34 ID:DW4aLqsM0
いい流石家だった、他面子もかわいいかわいい!
乙でした!

180 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 23:10:34 ID:.a/p/E0c0
乙!ほのぼのいいな

181 名も無きAAのようです :2012/11/23(金) 23:27:06 ID:ZHpMYeNA0
妹者かわいすぎる・・・というかみんな可愛い
乙乙!

182 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:01:35 ID:Wfq7V/u60
>>172
いい話だった妹者可愛乙
絵を使ってくれてありがとうございます

183 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:01:37 ID:OgnYGdJQ0

(*゚∀゚) おーいフサフサー。

ミ,,゚Д゚彡 なーにつーちゃん。フサの名前はフサフサじゃなくてフサギコだから。

(*゚∀゚) そこはどうでもいいんだよ!それより、はい、これ!

ミ,,゚Д゚彡 ほえ?なーにこれ?

(*゚∀゚) フサ、今日誕生日だろ?プレゼントだよ、プレゼント。

ミ,,*゚Д゚彡 えっフサに?わぁ!つーちゃんありがとうだから!

(*゚∀゚) おう!感謝するが良い!

ミ,,゚Д゚彡 中身は……マフラー?もしかして手編み?

(*゚∀゚) ほつれてても勘弁してくれよ?オレは器用じゃねーからさ。

ミ,,*゚Д゚彡 ほつれてても全然構わないから!嬉しいから! クルクル

ミ,,*゚Д゚彡 ね、似合う似合う?

(*゚∀゚) おう、バッチリ似合ってるぜ!流石オレはセンスが良いな!

ミ,,*゚Д゚彡 つーちゃんの手編み……。あったかいから。

(*゚∀゚) あ、そうだ、これは言っとかないとな。

ミ,,*゚Д゚彡 ?

(*゚∀゚) フサ、誕生日おめでとうな!

ミ,,*゚Д゚彡 ……ありがとうだから!!
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/179.png

ミ,,゚Д゚彡フサギコの誕生日のようです(゚∀゚*)
         おしまい!

184 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:04:14 ID:OgnYGdJQ0
以上、1レス自画自演でした
昨日がいいフサの日で一昨日がいい夫婦の日だったらしいので、よく考えたら三日間房津祭りができたハズでした
なんでさっき気づいちゃったんだチクショウ

185 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:05:02 ID:G1IxTADI0
乙乙
二人ともかわいいなぁ

186 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:11:53 ID:YJtI/q9k0
('A`)「おい、見舞いに来てやったぞ」


ノパ撿゚)「お、今日も来たか......ありがとうねドクオ君」


('A`)「おい。名前で、しかも君づけで呼ぶなっていってんだろうが」


ノパ撿゚)「うん、そうだった......かな?ごめん」


('A`)「ったく」


ノパ撿゚)「あはは!怒った怒った!」


('A`)「......そんなこといってるとこれやらねーぞ」


ノパ撿゚)「ん?それは?」


('A`)「ああ、リンゴ。好きだったろ?」


ノパ撿゚)「んー、知らない。なんか私いったっけ?」


('A`)「......おう、ずっと前に言ってたぞ?」


ノパ撿゚)「あるぇ?そうだっけ?あはは!わかんないや」

187 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:12:35 ID:YJtI/q9k0
('A`)「笑い事じゃねーっての、ったく」シャリシャリ


ノパ撿゚)「おおー。ドクオ君、皮剥くのうまいなー」


('A`)「そうか?やってみると意外に簡単だぞ?」


ノパ撿゚)「んー、やったことないことをやるのはなぁ......」


('A`)「ま、やってみろよ」


ノパ撿゚)「んー、こうか?」ジャリジャリ


('A`)「そうそう、ちょっとやり過ぎかんはあるが」


ノパ撿゚)「うーん、歪な形になってきたぞ......」

188 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:13:20 ID:YJtI/q9k0
('A`)「ま、はじめてのしては上手かったんじゃねーの?知らんけど」


ノパ撿゚)ゞ「いやー、それほどでも」


('A`)「本当はもっとうまかったけどな」


ノパ撿゚)「.....ん?」


('A`)「......いや、なんでも?」シャリシャリ


ノパ撿゚)「そうか」


('A`)「ああ......」シャリシャリ


('A`)「......っと、ほい剥けた」


ノパ撿゚)「お!ありがとうな!」


ノパ撿゚)「ん?」

189 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:13:28 ID:mrJ1IDpQ0
ヒート文字化けしてるぞー

190 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:14:00 ID:YJtI/q9k0
('A`)「どうした?」


ノパ撿゚)「なんでこのリンゴ、皮がついてるんだ?」


('A`)「ああ、それはなこうすると......」


ノパ撿゚)「おお!リンゴをくっつけたら毒って字ができた!」


('A`)「どうだドクオ特製の毒リンゴだ!」


ノパ撿゚)「ものすごく食いたくないな!」


('A`)「俺もそう思う!」


ノパ撿゚)「でさー、私はいつになったら退院できるかね」シャクシャク


('A`)「結局食べんのな......どうだろう」


ノパ撿゚)「大体でいいから!」


('A`)「んー、俺にはわからん」

191 文字化けはブラウザの問題みたいだからすまん :2012/11/24(土) 00:15:05 ID:YJtI/q9k0
ノパ撿゚)「んー、じゃあ先生はなんかいってたか?」


('A`)「......」


ノパ撿゚)「?」


('A`)「......そろそろ退院できるってさ」


ノパ撿゚)「おお!本当か!?」


('A`)「ああ......明日にでも退院できるかもとも言ってたぞ」


ノパ撿゚)「おおおお......ついに家に帰れるのか!そうだよな!私、悪いとこ何てどこもないし!」


('A`)「ああ......そうだな」


ノパ撿゚)「なあドクオ君」


('A`)「......なんだ?」

192 文字化けはブラウザの問題みたいだからすまん :2012/11/24(土) 00:16:04 ID:YJtI/q9k0
ノパ撿゚)「私な、高校生なんだ。へへ、部活ではエースでさ。バスケットやってんだよ」


('A`)「いいな、イメージ通りじゃん」


ノパ撿゚)「でもさー、こんなとこにいたらからだだめになっちゃうじゃん!あー、早く帰りたいなぁ!」


('A`)「......帰りたい、ねぇ」


ノパ撿゚)「おう!お父さんもお母さんもメチャクチャやさしいいい家なんだぞ!」


('A`)「へぇ、そいつはいいな。俺の家みたいだ」


ノパ撿゚)「へー、そーいやドクオ君の家って、どんな感じなんだ?」


('A`)「......暖かい場所だよ、ものすごく」

193 文字化けはブラウザの問題みたいだからすまん :2012/11/24(土) 00:16:51 ID:YJtI/q9k0
('A`)「うちの家さ、母さんがいるとさすぐ心配そうに駆け寄ってくるんだよ。『手は洗ったの?』とか『テスト悪かったけど体調悪かった?』とかさ」


ノパ撿゚)「へー」


('A`)「それだけじゃないさ。料理もうまくてさ、あのリンゴの剥き方は母さんに習ったんだ」


ノパ撿゚)「器用だな」


('A`)「ああ、でも、ドジなんだよ。いい歳してさ、何もないところで転ぶのよ。見てられねーわ、いつ大怪我してもおかしくなかったし」


ノパ撿゚)「あはは!いいなそのおかーさん」


('A`)「優しくて、暖かくて......大好きだったよ」


ノパ撿゚)「ドクオ君は本当にそのおかーさんのことが好きだったんだな」


('A`)「ああ......今でも大好きだよ」

194 文字化けはブラウザの問題みたいだからすまん :2012/11/24(土) 00:17:31 ID:YJtI/q9k0







('A`)「......母さん」







.

195 文字化けはブラウザの問題みたいだからすまん :2012/11/24(土) 00:18:22 ID:YJtI/q9k0
ノパ撿゚)「ドクオ君!」


('A`)「......なに?」


ノハ^撿^)「その言葉はちゃんとおかーさんに伝えないとダメだよー。私に伝えたって伝わらないぞ?」


('A`)「......」


('A`)「......うん、わかってるよ」


ノパ撿゚)「さ、時間も時間だし今日はこれでおしまい!私も寝たいしね」


('A`)「......ああ、お休み。また、明日も会おうな」


ノハ-撿-)ノ「んー、わかったぁ......おやすみぃ......」


ノハ-撿-)スースー


('A`)「......」

196 文字化けはブラウザの問題みたいだからすまん :2012/11/24(土) 00:19:07 ID:YJtI/q9k0
( A )「......」


( A )「......なんでだよ」


( A )「なんでなんだよ母さん!!」


( A )「なんで俺を息子だと見てくれないんだ!!なんで俺を君付けなんかで呼ぶんだよ!!」


( A )「俺は......俺はぁ......」


(;A;)「どうして俺は覚えてるのに忘れちまうのさ......母さん......」


(;A;)「なんで怪我なんかしたんだよ......なんでそんなに重症なんだよ......なんで、なんで母さんが......」


(;A;)「......母さんが、このまま母さんじゃなくなったら」


(;A;)「もう、俺たちは家族じゃないのか?」


(;A;)


(;A;)「......また、明日か」


(つA⊂)グシグシ


('A`)「......勿論来るさ。だからさ、明日こそは俺のこと」


「ちゃんと思い出してくれるよね?」



http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_056.jpg

197 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:21:05 ID:YJtI/q9k0
>>186-196
お邪魔しました
タイトルは「また明日会いたいようです」で

198 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:22:05 ID:mrJ1IDpQ0

お母さんだったか……
せつない

199 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:39:01 ID:g0e4aXm20
投下します
二つ前の作品と絵が被ってるけどキニシナイ!

200 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:39:12 ID:byFXksvI0

ありがとう

201 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:40:13 ID:veFLL0HU0


202 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:41:02 ID:g0e4aXm20

( ´_ゝ`)兄弟案内人のようです(´<_`  )

l从・∀・ノ!リ人「・・・あれ?」

l从・∀・ノ!リ人「ここはどこなのじゃ?」

l从・∀・ノ!リ人「なんだか、大きい建物がいっぱいなのじゃ」

( ´_ゝ`)「あれ? こんなところで迷子とは珍しい」

(´<_`  )「そんなセリフ打ち合わせであったか兄者」

( ´_ゝ`)「いいんだよ! こういうのは雰囲気だ雰囲気」

l从・∀・ノ!リ人「・・・お兄ちゃん達、誰なのじゃ?」

( ´_ゝ`)「「・・・」」(´<_`  )

( ´_ゝ`)「ちょ、ちょっと、今のもう一回」

l从・∀・ノ!リ人「? お兄ちゃん達、誰?」

(* ´_ゝ`)「あーもう感無量ですわ。たまらん。お兄ちゃんだってよ弟者!」

(´<_`  )「うるせーわこのロリコン。騒いでんじゃねーよ!」

( ´_ゝ`)「そんなこといってお前も頬が緩んでんじゃねーか!」

l从・∀・ノ!リ人「・・・?」

203 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:41:32 ID:7TLyj4qs0
これは辛い・・・悲しいな・・・
乙・・・!

204 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:42:38 ID:g0e4aXm20

( ´_ゝ`)「おーっと、いけないいけない。俺達が誰なのかだったな」

(´<_`  )「俺たちはここの案内人だよ」

( ´_ゝ`)「といっても新人の研修員扱いだけどな」

(´<_`  )「で、お嬢ちゃん、お名前は?」

l从・∀・ノ!リ人「名前?」

(´<_`  )「お嬢ちゃんのことをなんて呼べばいいか分からないと、
      呼び方に困るからさ」

l从・∀・ノ!リ人「・・・分かんないのじゃ」

(´<_`  )「え?」

l从・∀・ノ!リ人「何にも思い出せんのじゃ。名前も、どうやって来たのかも・・・」

(´<_`  )「そいつは困ったなぁ・・・。どうする兄者」

( ´_ゝ`)「よし、とりあえず仮として、俺が名前を付けてあげよう」

l从・∀・ノ!リ人「ほんと!?」

( ´_ゝ`)「あぁ、そうだな・・・まどかちゃんとかどうだ!」

(´<_` ;)「おいおい、それ兄者が見てたアニメの女の子だろ・・・
      もっと考えて付けてあげなよ」

205 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:43:27 ID:g0e4aXm20

(#´_ゝ`)「なんだよ! まどかタソのどこがいけないんだよ! アルティメットかわいいだろ!」

(´<_` ;)「そういう問題じゃなくてだな兄者・・・」

l从・∀・ノ!リ人「・・・妹者がいい!」

( ´_ゝ`)「「え」」(´<_`  )

l从・∀・ノ!リ人「兄ちゃんたちの名前が兄者と、弟者だから、私は妹者!」

(´<_`  )「・・・そんなんでいいの?」

l从・∀・ノ!リ人「いい!」

( ´_ゝ`)「・・・じゃあ、妹者ちゃん、でいいか! な! 弟者」

(´<_`  )「・・・ああ! そうだな!」

l从・∀・ノ!リ人「決まりじゃ!」

(´<_`  )「さて、これからどうするか」

( ´_ゝ`)「ところで妹者ちゃん、おなか空いてない? いい店知ってるんだ」

(´<_`  )「ずいぶん露骨な誘い方だな兄者・・・ナンパじゃないんだぞ」

( ´_ゝ`)「獅子は兎を狩るにも全力を尽くすというだろう」

206 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:45:34 ID:g0e4aXm20

(´<_`  )「不審者は幼女を連れ去るにも食べ物で釣ろうとする、
の間違いじゃないのか」

(#´_ゝ`)「誰が不審者だ! せめて紳士と言え!」

l从・∀・ノ!リ人「別に空いてないのじゃ!」

( ´_ゝ`)「そうか・・・おいしい料理を用意してるから
丁度いいと思ったんだけど」

(´<_`  )「え? 兄者料理なんてできたっけ?」

( ´_ゝ`)「まさか。俺が用意なんてしたらネタ的な意味で
おいしくなってしまうわ」

(´<_`  )「あぁ、ウカノミタマ様に頼んだのね」

( ´_ゝ`)「そういうことだ」

( ´_ゝ`)「よーし、それじゃあおなかが空くまでここ、色々見て回るか!」

(´<_`  )「妹者ちゃんがどこから来たのか、思い出すかもしれないしね」

(´<_`  )「と、その前に・・・」

(´<_`  )「えっと・・・この稲荷を口にくわえて・・・こうか!」

l从・∀・ノ!リ人「わ、なんじゃ?」

l从・∀・ノ!リ人「服があかとしろの服に変わった!」

207 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:45:41 ID:/TLmgNsQ0
支援( ・∀・)

208 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:47:12 ID:g0e4aXm20

(´<_`  )「境内の中に入るなら、服装もそれなりにね」

( ´_ゝ`)「さすが弟者、巫女服とは分かっているな」

( ´_ゝ`)「俺的にはもっとフリルを入れてもいいと思うが」

( ´_ゝ`)「これにプラスして・・・ほい! リボンとかどうだ!」

(´<_`  )「おお、兄者にしてはセンスいいじゃないか」

(#´_ゝ`)「にしては余計だ!」

l从・∀・ノ!リ人「ねーねー! ちっちゃい兄者!」

(´<_`  )「ん? 俺の事か? どうした?」

l从・∀・ノ!リ人「お尻に付いてるふわふわしたの、それ何なのじゃ?」

(´<_`  )「ああ、これ? 狐の尻尾だよ」

l从・∀・ノ!リ人「シッポ?」

(´<_`  )「ここの案内人になった時にいつの間にか付けられたのさ」

( ´_ゝ`)「ここの住人である証なんだと」

l从・∀・ノ!リ人「妹者も欲しいのじゃ!」

209 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:48:17 ID:g0e4aXm20

(´<_`  )「無い方がいいよ? 意外とこれ邪魔だし重いし」

l从・∀・ノ!リ人「えー、でもこんなにフワフワでモフモフなのに・・・」

(´<_`  )「触ってもいいよ」

l从・∀・ノ!リ人「ホント!?」

(´<_`  )「ああ」

l从*・∀・ノ!リ人「わーい、モフモフー!」

( ´_ゝ`)「ノイタミナ様はもっとモフモフだぞ。凄い数の尻尾があるからな」

(´<_`  )「ウカノミタマ様だぞ兄者」

l从・∀・ノ!リ人「すごいかず!? 会ってみたい!」

( ´_ゝ`)「まぁそのうち会うだろ」

(´<_`  )「さて、じゃあ移動しようか。ほいっと!」

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/190.jpg

l从・∀・ノ!リ人「おお! 凄いのじゃ! 一瞬で広いところに出たのじゃ!」

( ´_ゝ`)「お、物を出すだけじゃなく瞬間移動も出来るんだな」

210 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:50:16 ID:g0e4aXm20

(´<_`  )「貰った稲荷が五枚だけだから、さっきのを含めて
あと三回だけだけどね」

(;´_ゝ`)「え? 嘘! あれ無くなったらまた貰えるんじゃないの!?」

(´<_` ;)「一度きりって言ってたじゃないか・・・
まさか兄者、全部使ったのか!?」

( ´_ゝ`)「だって、パソコン無いんだものココ・・・。
回線とか色々揃えたら無くなったわ」

(´<_`  )「兄者らしいというかバカというか・・・。
てかこんな所に回線繋がるのか」

l从・∀・ノ!リ人「ちっちゃい兄者! ちっちゃい兄者! これ何?」

(´<_`  )「ん? ああそれは蹴鞠の球だな」

l从・∀・ノ!リ人「けまり?」

(´<_`  )「このボールを落とさないように蹴り合うんだよ」

l从・∀・ノ!リ人「面白そうなのじゃ!」

( ´_ゝ`)「よーしやってみるか!」

(´<_`  )「兄者大丈夫か? 体育なんて大の苦手だろ」

( ´_ゝ`)「フフ、なめるなよ。俺は外国のFIFA加盟国
サモアからスカウトが来るほどの実力だぞ」

211 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:51:20 ID:g0e4aXm20

(´<_`  )「またよくわからん見栄を・・・ちなみに何位の国?」

( ´_ゝ`)「204」

(´<_` ;)「・・・かなり下じゃないか。見栄を張るならもっと堂々と張れよ」

(#´_ゝ`)「かなり下じゃない! 最下位だ!」

(´<_` ;)「そこを堂々としてどうする!」

l从・∀・ノ!リ人「兄者! ちっちゃい兄者! 早くけまりしよ!」

( ´_ゝ`)「よーし俺から行くぞー」

( ´_ゝ`)「それ!」

( ´_ゝ`)「・・・」

(´<_`  )「・・・ホームランだ」

l从・∀・ノ!リ人「ホームランじゃ!」

( ´_ゝ`)「・・・弟者、頼んだ」

(´<_`  )「お前が取ってこい」

( ´_ゝ`)「・・・はい」

212 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:53:03 ID:g0e4aXm20

〜一時間後〜

(´<_`  )「・・・まさか兄者がここまで下手だとはな」

l从・∀・ノ!リ人「兄者ヘタッピー」

(;´_ゝ`;)「ぜぇ・・・ぜぇ・・・こ、こんなはずでは」

(´<_`  )「妹者ちゃんを見習えよ兄者。
       兄者が休んでる間にリフティング五十回超え達成したんだぞ」

l从・∀・ノ!リ人「コツは足首を伸ばすことじゃ!」

(;´_ゝ`;)「もう・・・無理・・・。
        だって・・・俺が蹴るたび・・・短距離走なんだもの・・・」

(´<_`  )「自業自得だな」

l从・∀・ノ!リ人「そろそろお腹が空いてきたのじゃ!」

(;´_ゝ`;)「お・・・よし・・・じゃあ・・・飯にするか・・・ぜぇ・・・」

(´<_`  )「ホント体力無いな」

・・・・・・・

( ´_ゝ`)「というわけでここがその店だ」

213 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:54:53 ID:g0e4aXm20

( ´_ゝ`)「もう料理も用意してある」

l从・∀・ノ!リ人「わー! 凄いごちそうなのじゃ!」

( ´_ゝ`)「欲しいものあったら何でも言ってくれ。ウカムルバス様に頼んでみるから」

l从・∀・ノ!リ人「じゃあ、ケーキが欲しいのじゃ」

l从・∀・ノ!リ人「・・・わ! 本当に出てきたのじゃ」

(´<_`  )「おー凄い。じゃあ俺はとんこつラーメン」

( ´_ゝ`)「じゃあ俺も。満漢全席で」

(´・ω・`)「お前らちょっと手加減しろよ。あとウカムルバスじゃなくてウカノミタマ様な」

(´<_`  )「うわ、ついに出てきた」

( ´_ゝ`)「神様なんだからいいだろこれくらい」

(´・ω・`)「神様だからって何でもできるわけじゃないんだぞ」

l从・∀・ノ!リ人「わー! すごい! シッポ!
 いちにーさん・・・いっぱいある!」

l从・∀・ノ!リ人「ねー兄者! 触ってもいいかな!」

( ´_ゝ`)「どうかな。俺が触っていいか聞いたらダメって言われたし」

214 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:55:54 ID:g0e4aXm20

l从・∀・ノ!リ人「えー」

( ´_ゝ`)「ちゃんと頼んでみたら触らせてくれるかもよ」

l从・∀・ノ!リ人「うん! 頼んでみる!」

l从・∀・ノ!リ人「えっと、神様!」

(´・ω・`)「ん?」

l从・∀・ノ!リ人「モフモフしてもいいですかっ」

(´・ω・`)「いーよ」

l从・∀・ノ!リ人「わーいやったー!」

( ´_ゝ`)「流石だな妹者、なるほどそうすればいいのか」

(´<_`  )「え、兄者まさか」

(´・ω・`)「ほーれ右にモフモフ左にモフモフ」

l从*・∀・ノ!リ人「きゃー!」

( ´_ゝ`)「・・・あのっ!(裏声)」

(´・ω・`)「ん?」

215 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:57:06 ID:g0e4aXm20

( ´_ゝ`)「モフモフしてもいいですかっ(裏声)」

(´・ω・`)「ダメ」

(;´_ゝ`)「な、何故だ・・・まったく同じことをしたのに・・・」

(´<_`  )「次は女装とかやめてくれよ兄者」

( ´_ゝ`)「え、なんで俺の考えてる事分かったの?」

(´<_` ;)「冗談で言ったのにもうやだこの兄」

(´・ω・`)「あ、そうだお前ら、勝手に変なのぼり作ったろ。『流石稲荷神社』とかいう」

( ´_ゝ`)「あ、バレた?」

(´<_`  )「あれは流石にやり過ぎたか」

(´・ω・`)「片づけろ! 二人で! 今すぐだオラ」

( ´_ゝ`)「「え、ちょ、おま」」(´<_`  )

l从・∀・ノ!リ人「消えちゃった・・・」

(´・ω・`)「ごめんね妹者ちゃん、ちょっと一人で遊んで待っててくれるかな」

l从・∀・ノ!リ人「うん!」

216 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:58:19 ID:g0e4aXm20

(´・ω・`)「すまんね、俺も遊んであげたいんだけど、色々と仕事あるのよ」

(´・ω・`)「おもちゃを何個か置いておくから」

l从・∀・ノ!リ人「ありがとなのじゃ!」

(´・ω・`)「さて・・・いってくるか」

・・・・・・

( ´_ゝ`)「ふぅ。やっと片づけ終わった」

(´<_`  )「やたら多かったな、いくつ作ったんだよ兄者・・・」

(´<_`  )「さてと、はやいとこ妹者ちゃんのところに・・・」

( ´_ゝ`)「! 待て! 弟者!」

(´<_`  )「ん? どうしたんだ兄者」

( ´_ゝ`)「見てみろ」

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/43.png

l从・∀・ノ!リ人「おいおとじゃー。おなかすいたぞー、めしはまだかー」

l从・∀・ノ!リ人「なんだあにじゃー、さっきばんごはんたべただろー?」

l从・∀・ノ!リ人「しょぼーん」

217 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:59:27 ID:mrJ1IDpQ0
以上!
こんな時間に支援㌧

ちなみにラノベ祭り作品です
ラノベ祭りって何ぞって奴は今進行中のスレに行ってこい
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353593410/

218 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 00:59:48 ID:g0e4aXm20

(* ´_ゝ`)「・・・天使だ」

(´<_` * )「ああ・・・」

(´<_` ;)「じゃ、なくて! 早くいってあげようよ! 一人じゃ可哀そうだろ!」

(* ´_ゝ`)「天使だ・・・」

(´<_` ;)「こいつ見惚れてやがる・・・」

・・・・・・

l从-∀-ノ!リ人「・・・ウトウト」

(´<_`  )「どうした? 妹者」

l从-∀-ノ!リ人「なんだか・・・眠くなってきたのじゃ」

(´<_`  )「あれだけ遊んで食べてはしゃいだから、そりゃあ眠くもなるかな」

( ´_ゝ`)「無理するなよ?」

l从-∀-ノ!リ人「ううん、まだ、兄者達と遊ぶ・・・」

( ´_ゝ`)「起きたらまた遊べばいいさ」

(´<_`  )「兄者それは・・・」

219 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:00:09 ID:mrJ1IDpQ0
誤爆した! 誤爆した! すみません!

220 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:01:27 ID:g0e4aXm20

( ´_ゝ`)「な? 弟者」

(´<_`  )「・・・ああ、そうだな」

(´<_`  )「ゆっくり寝て、起きたらまた遊ぼう?」

l从-∀-ノ!リ人「・・・うん、分かった」

l从-∀-ノ!リ人「ちょっとだけ寝るのじゃ・・・おやすみ・・・」

( ´_ゝ`)「あぁ、おやすみ・・・」

・・・・・・

(´<_`  )「・・・消えちゃったか・・・」

( ´_ゝ`)「分かってたつもりだろ、弟者」

(´<_`  )「ああ」

( ´_ゝ`)「妹と会えるのは一度きり。それもここに妹が来て寝るまでの間だけ」
       それでも充分過ぎるくらいだ」

(´<_`  )「そうだな」

(´<_`  )「本来生まれてきていないはずの妹と、
       成長した姿で会えるんだから」

221 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:02:28 ID:g0e4aXm20

( ´_ゝ`)「俺達もアホだよなぁ。お腹の中の妹の為、お守りを買った帰りに交通事故に遭うだなんて」

(´<_`  )「ホントだよ。妹より自分の身を心配しろって」

(´<_`  )「俺達が本当の兄だって知ったら、喜んでくれたかね? 妹者は」

( ´_ゝ`)「さぁな。それを教えたら俺達即刻クビになってたし」

(´<_`  )「尾を持たない外部の魂と、過度の接触は厳禁らしいからね」

( ´_ゝ`)「俺達を神社の案内人として境内に留め
       さらに妹者の魂を呼んでもらえただけ、ラッキーか」

(´<_`  )「ここで食事をすれば、魂が元気になるらしいから」

(´<_`  )「これで元気の無かった、お腹の中にいる妹者が元気に生まれればいいな」

( ´_ゝ`)「母体の母者まで危ない状態だったからこそ、
       俺達は祈願しにいったわけだしな・・・」

( ´_ゝ`)「結果、こうして死んだ後もその神社の神様に面倒みてもらったわけだから」

( ´_ゝ`)「マカロニサラダ様には感謝しないとな」

(´・ω・`)「お前わざとやってるだろ、ウカノミタマ様だよ」

(;´_ゝ`)「うわ! また出た! いつの間にかいなくなってて安心したのに!」

222 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:04:10 ID:g0e4aXm20
(´・ω・`)「出た! じゃねーよ。願いを叶えてやったんだからそれ相応の仕事をしろや新米」

(´・ω・`)「とりあえず境内の掃除からだ」

(´・ω・`)「妹との最初で最後の食事を演出してやったんだ! 
        しっかり恩に報いてもらうからな! オラ!」

( ´_ゝ`)「「え、ちょ、おま、また飛ば」」(´<_`  )

(´・ω・`)「ふう・・・あんなかわいい妹を残して逝くなんてな」

(´・ω・`)「・・・手間のかかる兄弟だまったく」

・・・・・・

( ´_ゝ`)「うわ! 無理やり広場に飛ばされた!」

(´<_`  )「なんで俺まで・・・」

( ´_ゝ`)「神に逆らうとか流石だよな俺ら」

(´<_`  )「一緒にするなバカ兄者」

( ´_ゝ`)「・・・ん?」

(´<_`  )「どうした、何か落ちてるのか?」

( ;_ゝ`)「これは・・・いつの間に・・・」

(´<_`  )「これ・・・写真? しかも日にちが・・・
        俺達が死んでから何年か経った現世の写真なのか・・・」

( ;_ゝ;)「あーくそ・・・。せっかくさっきは泣かずに済んだのに・・・カッコつかないわ。
        あのクソ神野郎、余計な事しやがって」

(´<_`  )「この人形と笑顔・・・どうやら、妹者はどう思っていたかなんて、
       無駄な心配だったみたいだな」

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/198.jpg

223 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:06:21 ID:g0e4aXm20
終わりです
NO.48、190、198の素敵な絵をお借りさせていただきました
ありがとうございました!

224 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:07:14 ID:dyoN2jGQ0
乙!
蹴鞠の兄者汗かきすぎwww
ラストは泣きそうになったわ

225 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:07:36 ID:mrJ1IDpQ0
乙!
二つのイラストの違いを上手く使ったな
それにしても妹者マジ天使


ついでに報告
作品URL
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1353679061/
作品名
('A`)約束と現実のようですζ(゚ー゚*ζ

使用した絵のURL(任意)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/157.jpg
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/72.jpg

226 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:08:40 ID:g0e4aXm20
大事なことを書き忘れ!
支援、誤爆共々感謝!

227 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:21:07 ID:/TLmgNsQ0
乙!妹者まじ天使

228 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:26:42 ID:PQf8Omd.0
うわあああああああすみませんNo198を描いた者です。
投下する際に全てのイラストに目を通していなかったばかりにNo48とAA、構図が丸被りするという事態となってしまいました。申し訳ありません。
決して意図して真似たものではないことだけは明記させてください…。

>>202 使用していただきありがとうございました!

229 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:30:07 ID:BujgFKe.0
>>225
vip規制されてるからここで言わせてもらおう
ものすごくよかった。乙

230 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:55:42 ID:/TLmgNsQ0
>>225
俺も向こうで規制されてたから、こっちで最大級の乙を!

231 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 01:57:20 ID:g0e4aXm20
>>223
No.48じゃなく43だ!訂正させていただきます・・・
使用させていただいたのはNO.43、190、198の作品です
大変失礼しました・・・(;'A`)

232 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 02:05:15 ID:H48m6N9o0
>>225 すごくよかった、泣いた おつ!

233 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 02:36:56 ID:CoWgozZgO
作品URL
http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/internet/13029/1353684328/

『(ー@A@)犯罪撲滅科D&Hのようです』

使用した絵
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/45.jpg

234 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 06:17:34 ID:Pd08e3Ag0
ラノベ祭り参加作品を投稿させていただきました

作品URL
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353703531/

作品名
土曜日に会いましょうのようです

使用した絵のURL(任意)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/91.jpg

235 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:37:38 ID:5jyn46hU0
>>225
157描いたものです
夜勤行ってる間にスレ落ちちゃったようなのでこちらに
他の方の絵と組み合わせて使って頂くのは難しい絵かなと思っていたのですが杞憂でした
きれいなお話にしていただきありがとうございます

236 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:37:58 ID:mrJ1IDpQ0

投下後報告が主流のなかあえてスレ立て後報告

作品URL
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1353724193/

作品名
(・∀ ・)と兄弟のようです

使用した絵のURL(任意)
今まで出た絵
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/11.jpg
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/21.jpg
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/5.png

あと一枚使う

237 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:51:07 ID:u/2Xswb20
投下します

238 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:52:06 ID:u/2Xswb20


今から話すのは、私とブーンの出会いの話。
懐かしくて、少しだけ恥ずかしい昔話。

秋の終わり頃のこと。
その日はなんとなく、本当になんとなく寝付けなかった。
どうしようかな、そう思って寝室を見に行ったのだけれど、
お母さんもお父さんもすうすうと寝息をたてていて。

仕方なくもう一度布団に入ろうとして、けれど、目はすっかり覚めてしまって。
だから、上着を羽織って星を見に行くことにしたんだ。

ξ゚⊿゚)ξ「いってきます」

二人を起こさないよう小さくそう言って、静かにドアを閉める。
夜の町はいつもと少しだけ違って見えて、まるで初めて訪れた地を探検するような、そんな心地。
上を見上げると星がきらきらと光って見えた。

どこへいこう。

少し外に出たくらいで家に戻る気はさらさらない。
もっと近くであの星に手を伸ばしたい。
そう思って、家から少しだけ離れた丘へ向かうことに決めた。

239 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:52:46 ID:u/2Xswb20


誰もいない町を歩く。

街灯に照らされ、踏切を渡り、並木道のゆるやかな坂を上って。
街灯は並木のあたりから少なくなって、
いつのまにか月と星の明かりだけが頼りになっていた。

ふう、と一つ。
息をついたらもうそこは、丘の上。

ξ゚⊿゚)ξ「あら?」



( ^ω^)



先客を見つけた。
私と同い年くらいの、星のような、男の子。
膝を立て、後ろに回した両手を地面に突っ張るようにして、夜空を見上げている。

厚手のグレーコート。
その隙間から見える、透き通るように白い肌。
夜風に揺れるさらさらな白髪。

思わず見入ってしまうその容姿に目を離せないでいると、
ふいに男の子が振り返って。

私ははっと息を呑んだ。

( ^ω^)「…お」

男の子の両の瞳は、淡い青色をしていた。

240 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:54:05 ID:u/2Xswb20


ξ゚⊿゚)ξ「綺麗な瞳ね。隣、いいかしら?」

こくりと頷いたのがわかったので、静かに腰を降ろした。
男の子と同じようにして、上を見上げる。
星は家の前で見たときよりもずっと輝いて見える。

どれくらい経っただろうか。

ふいに夜空に吸い込まれてしまいそうな気がして、気が付く。
一瞬だったかもしれないし、30分はそうしていたような気もする。
星のような男の子は、変わらず私の隣にいた。

ξ゚⊿゚)ξ「あの星、とても強く光ってるわ」

なんていうのかしら、小さく呟く。

( ^ω^)「フォーマルハウト」

じっと黙って星を見つめていた男の子が、口を開いた。

ξ゚⊿゚)ξ「フォーマルハウト……」

( ^ω^)「だお」

どうやら、そういう名前らしい。
初めて聞く言葉だ。
男の子の言葉は、止まらない。

( ^ω^)「秋の一つ星。地球から見て、16番目に明るい恒星だお」

ξ゚⊿゚)ξ「恒星?」

( ^ω^)「太陽みたいに、自分で光を出して輝く星のこと」

やっぱり、星みたいな男の子だ。

ξ゚⊿゚)ξ「詳しいのね」

男の子はその白髪をふるふると振った。

( ^ω^)「お父さんの受け売り。僕は、星が好きなだけだお」

ξ゚⊿゚)ξ「そうなんだ」

だから、こんな時間に(といっても時計を確認してないから
何時かはわからないんだけど)外に出ていたんだ。

241 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:56:34 ID:u/2Xswb20


そんなことを考えて、そろそろ帰らないとなぁ、なんて思う。
本当は、もう少しこの男の子と、話をしていたい。
でもお母さんとお父さんには心配をかけたくない。

ξ゚⊿゚)ξ「私、そろそろ帰らなくちゃ」

立ち上がる。

( ^ω^)「……お」

男の子は視線を星から私に移して、何か言いたそうに口をぱくぱくさせた。

( ^ω^)「おー…」

なかなか言葉にならない。

だから、私から先に言わせてもらうことにした。

ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ、名前を教えて頂戴?」

( ^ω^)「……!」

男の子は驚いたように細い目を真ん丸く開いて、私をじっと見つめた。
ちょっと、恥ずかしい。

( ^ω^)「ブーン」

ξ゚⊿゚)ξ「えっと、それ…名前?」

ブーンはふるふると頭を振って、ニックネームだと言った。

( ^ω^)「本当は、内藤文哉。文章の文に哉で、ふみやって書くお」

( ^ω^)「弟が、僕の漢字を見てブンと読んで…
       それからずっとブーンだお」

242 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:56:58 ID:/TLmgNsQ0
支援!

243 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:57:30 ID:u/2Xswb20


私はそれを聞いて、首を傾げた。
それじゃあブーンは、

ξ゚⊿゚)ξ「日本人なの?」

( ^ω^)「生粋の日本人だお」

驚いた。

てっきり、私と同じかと思っていたから。
そうなんだ、そう言って私も名前を言う。

ξ゚⊿゚)ξ「私は、ツン。そのまま片仮名で、ツン・エイリー」

ブーンはやっぱり、という顔で私を見ていた。

( ^ω^)「外人さんなんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「ええ、生まれは日本だけどね。父も母も、もちろん私もイギリス人」

私はくるくるに巻いてある髪を指で触りながら、答えた。
金色の柔らかい髪は、自分でも気に入っている。

ξ゚⊿゚)ξ「ブーンは、違うのね」

244 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:58:21 ID:u/2Xswb20


( ^ω^)「ツンは、アルビノって知ってるかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「アルビノ…ホワイトライオンなら、聞いたことあるわ」

( ^ω^)「僕はそれの、人間版」

そう言うと、にっこりとした細い目が少しだけ悲しそうに垂れた。
ドキッとしたけれど、何も言えずに、ほんの少しの沈黙が流れて。
ぽつりと、アルビノがどんなものか教えてくれた。

ブーンの話はときどき難しい言葉が出てきて半分もよくわからなかった。

だけどきっと要するに、ブーンのような人のことだと思う。
そう、星のような人。
私にはそれで十分。




ξ゚⊿゚)ξ「楽しかったわ、ブーン。それじゃあ私は今度こそ帰らないと」

( ^ω^)「おやすみなさいだお、ツン」

ξ゚⊿゚)ξ「ええ、おやすみ」

くるり、背を向けて歩き出す。

ξ゚⊿゚)ξ(…あ)

大事なことを聞き忘れた。
二、三歩進んだところで足を止め、声をかける。

ξ゚⊿゚)ξ「明日もここにいるかしら?」

ブーンはまだこちらを見ていた。

( ^ω^)「いるおー」


それじゃあと駆け寄って、小指を差し出した。

ξ゚⊿゚)ξ「明日もまた、会いましょう?ほら、指切り」

( ^ω^)「おっおっ、約束だお」

その答えに満足して、それじゃあまた明日、と一言残し。
今度の今度こそ、その場を去った。

245 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 11:59:18 ID:u/2Xswb20


翌日。

ξ゚⊿゚)ξ「ツイてないわねぇ…」

昨日の真夜中のお散歩はなんともあっけなく、両親にばれた。
朝に玄関の鍵が開けっ放しだったこと、私の靴が脱いでそのままだったこと。
一番の失敗は、

ξ-⊿-)ξ「…まさかこんなに寝坊するなんて」

私が大寝坊をやらかしたことだった。

今日は日曜日。
本来なら7時に起きて家族全員で朝ごはんを食べる。
昼はお出かけし、夜は明日の支度をして、眠る。

そして私が起きたのは11時。
うわぁ、と思ってリビングへ行くと見つけたのは一枚の置き手紙で。
内容といえば昨日の夜何をしていたのかを問い詰める文、
起きてこないからお母さんとお父さんだけで出かけるという文、
そして。

ξ゚⊿゚)ξ『今日はお出かけ禁止。家でしっかり反省していなさい』

ξ゚⊿゚)ξ「…あーぁ」

これじゃあまた夜、あの丘に行くのは不可能だろう。
かといって、昨日の今日で約束を破るのも…。

考える。
少し、意地の悪い思考が、広がる。

ξ゚⊿゚)ξ(お父さんもお母さんもいないし、夕方までに帰れば大丈夫よね)

ブーンは多分、あの丘のすぐ近くに住んでいるはずだ。
昨日の口振りからしてたまたま居たというわけではないと思う。
探せば、今の時間でも見つかるはず。

ちらり、と時計に目をやる。
時刻は12時と少し。
お昼は遅い朝ごはんで済ませた。

ξ゚⊿゚)ξ「よし」

あの丘へ、行こう。

246 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:00:40 ID:mrJ1IDpQ0
wktk

247 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:01:16 ID:u/2Xswb20


明るい町を進む。
まだ光っていない外灯は太陽に遠慮しているかのようで、面白い。
並木道を歩いていると日が差して、葉と葉の間がきらきらと光って見えた。
その様子はまるで、昼の星空のようで。

風が吹いた。

ξ*゚⊿゚)ξ「わ……」

橙や黄色に染まった葉が、目の前を舞う、舞う、舞う。
飛んでくる砂粒に目を閉じるのも忘れてしまうほど、それは、迫力があった。

ふいに、目の前が暗くなる。

「だーれだ」

聞き覚えのある声。
目隠しされた手は、冷たい。
そうか、今、探していた。

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン!」

手を振り払って、そのまま後ろを振り向く。

( ^ω^)「おっおっ、正解だお」

昨日と同じ厚手のグレーコート。
同じぐらいの身長。
そこには、まだ夜じゃないお、と笑う白髪の男の子がいた。

248 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:02:00 ID:u/2Xswb20


ξ゚⊿゚)ξ「手、冷たいのね」

急に目隠しされたことに、ちょっぴり腹がたって意地悪く言う。
ブーンはそんなことを少しも気にしてない風に、笑う。

( ^ω^)「手が冷たいのは心が暖かいからなんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「そんなの、聞いたことないわ」

( ^ω^)「それじゃあまた一つ賢くなったおね」

そう言ってまた楽しそうに笑うブーンに、
なんとなく丸め込まれたような気がして、納得いかない。
けれど、それよりも気になるものがある。
ブーンの足元。

ξ゚⊿゚)ξ「それは何?」

( ^ω^)「ほうきと袋だお」

また一枚、桜の葉が舞う。
ブーンは私との間に来たその葉を片手で優しく掴む。

( ^ω^)「こうやって散った葉の、お掃除をするんだお」

掴んだ葉を袋にいれて、ほうきを持ち上げて見せた。

249 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:02:44 ID:u/2Xswb20


10分もしない内に、ブーンが持ってきた袋はいっぱいになっていた。

ξ゚⊿゚)ξ「全然減らないのね」

袋はいっぱいになったけれど、目の前の落ち葉に変化は見られない。

( ^ω^)「そういうもんだお」

そのいっぱいになった袋を担いで、ブーンは笑った。

( ^ω^)「さてと」

そう言って、歩き出す。
私はよくわからなくて、とりあえずその後ろへ着いていく。


( ^ω^)「本当は、」

道からそれて、並木の間へ。
がさりと音をたてつつ、伸び放題になった雑草をかきわける。
そこには、平らな石が並んで階段のようになっていた。

( ^ω^)「今日の夜に持っていこうと」

ふらふらしながら降りる私に、振り向いて手を差し出す。

( ^ω^)「思ってたんだけど、おっ」

降りた先にあったのは、それなりの広さがある空き地。
端にはいくつもの枝と、丸まった新聞紙、他にも色々置いてある。
ブーンはその枝を真ん中に集めて、ポケットから四角いライターを取り出した。

ξ゚⊿゚)ξ「…もしかして」

ぱっと駆け寄る。

( ^ω^)「そのもしか、だお」

丸まった新聞紙を開けた。
ころころとしたさつまいもが、二つ。
ブーンはそれをアルミでくるんで、集めた枝と葉の中へ埋め、そのライターで火を付けた。

火はあっというまに燃え上がって。
出来た焼き芋を手に、少し、話をした。

250 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:03:24 ID:u/2Xswb20


私はそこで、ブーンについて少しだけ知った。

弟くんの名前とか。
朝よりも、夜に外にいることの方が多いだとか。

その容姿が原因で、ブーンは友達がいないと思っていること、とか。

だから、私は、ずっと貼り付けた笑顔を浮かべるブーンに。
ただ、笑って言ったんだ。


「ブーンと私はもう、友達でしょう?」

251 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:04:06 ID:u/2Xswb20



銀杏が舞う空き地で。


ぱちぱちと音を立てる小枝と。


両手の中の焼き芋は。


しばらくの間。


確かに、私たちを、暖めていた。

252 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:05:37 ID:u/2Xswb20


私の話は、これでおしまい。
これから何年経った今でも、ブーンは私の隣にいる。

心からの笑顔を、浮かべて。



ξ゚⊿゚)ξ秋風のようです
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/6.jpg

253 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:07:06 ID:u/2Xswb20
終わりです
◆No.6 の素敵すぎるイラストを使用させていただきました

254 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:09:17 ID:mrJ1IDpQ0
乙!
綺麗で心が温かくなる話だった
アルビノブーンいいな

255 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:25:58 ID:4scHyIT.0

ほんわかした

256 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:30:32 ID:5jyn46hU0
おつ
落ち着いた雰囲気のブーンかわいい

257 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:33:12 ID:abPsglt20
( °д° )

258 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 12:35:20 ID:/DRjJl6EO
ふんわかしていい感じ
おつ

259 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 13:06:48 ID:l0qGp8Ic0
>>142
うおおおお流石稲荷の絵使って頂いてありがとうございます!なにこの神社お参り行きたい
それぞれ話がちゃんとまとまって繋がっててすごい。わちゃっとお礼に来るみんなのシーンが大好きです
兄弟かっこええ妹者ひたすらかわいい。大好きな他沢山のイラストとのコラボで非常に嬉しいです!


>>202
う……うわああああ自分の絵でコラボキタワァ(n‘∀‘)η゚・*:.。.
絵柄違うけど流石稲荷も天使妹者も自分だったりします流石兄弟妹大好きなんです……

やべぇ!やべぇ!イラストの使い方が秀逸!やだマカロニサラダ様男前
まさかのしんみり……と思いきや最後の妹者の笑顔でほっこりしましたブワッ(;∀;)
イラスト2枚も使って頂いてありがとうございました


No198さんも構図被りなんてよくあることですお気になさらず!
むしろこういう形でコラボされないかなーなんてひそかに期待してた自分ガイル…そして実現されて狂気乱舞な自分ガイル
ラノベ祭り万歳

260 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 16:25:22 ID:Bmc.1xwM0
vipに来てるやつ面白いな
それにつけても猿の多さよ

261 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 16:29:15 ID:n7oxMqgo0
VIPの規制が憎い

俺の分まで支援は頼んだ

262 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 16:30:51 ID:zWpndBA.0
>>238
自分の絵使ってくれてありがとうございます!なんだこの心が暖かくなる話
はぁぁぁああ!!ありがとうございますありがとうございます!!
ニヤニヤしすぎて変な顔になってきた!

263 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 20:45:20 ID:y72MjMr20
作品URL
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353252395/145-171

作品名
(-_-)爪'ー`)y‐从 ゚∀从神社の六子さんのようです

使用した絵のURL(任意)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/160.jpg
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/98.png
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/150.jpg

投下報告です

264 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 20:54:47 ID:cpSk32KI0
IDもすっかり変わって今更感すごいけど天下一武道会の私信をば…タイミング失ったんや…

前スレ>>881
ドア信さんENDの絵までありがとうございましたっ
ξ゚⊿゚)ξの妄想は具現化したようです
スピンオフクルー?

前スレ>>915
こういう絵も描けるとは…ありがとうございました!
正直こんな形で使っていいのか迷ったんですけど迷ったらGOって誰かに言われたんでGOしました!
快く使用させて頂き改めてありがとうございました〜

265 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:13:03 ID:GFlG7z5cO
投下報告します

作品URL
http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/internet/13029/1353411116/1-
>>65から)

作品名
('A`)陰陽師のようです

使用した絵のURL(任意)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/175.jpg

266 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:22:30 ID:FN6HLAZc0
投下する

267 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:24:27 ID:FN6HLAZc0





           秋の夜長のようです




.

268 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:25:26 ID:l0qGp8Ic0
しえ

269 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:26:03 ID:FN6HLAZc0

 爪先の冷たさは、無意識の溜息にかき消された。

('、`*川「はぁーぁー……」

 静まり返ったリビング。
 日に日に寒さを増す霜月の夜、ペニサスはテーブルに頬杖をつきながら、
 一昨日の出来事を思い出す。


―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―

『ごめん、別れてくれないか。他に好きな人が出来たんだ』

―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―

270 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:27:48 ID:FN6HLAZc0

 最後の授業が終わり、放課後、
 付き合っていた男子生徒に呼び出された先に待っていたのは、
 実にあっさりとした別れの言葉。

 一瞬困惑したペニサスだったが、彼の眉をひそめた顔と低い声に押され、
 つい、「うん」という了承でもって返してしまった。


('、`*川(たった二ヶ月かあ)

 過ごした毎日を思い返して、また溜息を一つ。
 手を繋いでいた日々の終わりが、暮秋の末枯れた景色と重なる。


 向こうから『付き合ってくれないか』と言われたのは、
 まだ僅かに暑さが残る、九月の終わり頃。

 図書室での読書に集中している最中だった事と、
 自分が誰かと付き合う事はないだろうな、と思い続けていた事もあって、
 大いに驚いたのを今でも覚えている。

 ペニサスもその男子生徒の事は嫌いではなかった為、二つ返事で告白にOKを出した。

271 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:29:26 ID:FN6HLAZc0

 後で理由をそれとなく聞き出してみると、「物静かな雰囲気が気に入ったから」。

 ならばそのままでいようと、高校生活は今まで通りおとなしく、相手にも嫌われないように努めた。
 休日は誘われるがまま、連れられるがまま、町へ繰り出した。

 最初は向こうからの一方的な思いだったが、次第にペニサス自身の思いも募っていった。

 高校三年に上がる頃には、自他共に認める立派なカップルになっているかも知れない、と夢見ていた――
 が、それはまさしく幻想そのもので、十一月に入った頃から、徐々に関係は疎かなものとなり。

 そしてそのまま尻すぼみとなってしまい、彼氏彼女の関係は終局を迎える。


('、`*川(やっぱり私が原因かなあ……?)

 相手側に非は無いだろう、もしあるとするならばそれは自分だ。
 でも、何がいけなかったんだろう。自分がそのままでいたのが不味かったのか。

272 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:31:00 ID:FN6HLAZc0

 疑問は紐解けず、頭に巻きついたま離れない。
 両親と妹も寝静まり、あと三十分で日付も変わってしまうというのに、
 時が過ぎるのも忘れて悩み続けていた。


 秋は太陽の足も速く、夜はすぐに来るが、明けるまでの時間は長い。
 加えて空模様は変わりやすく、抜けるような青空になったと思えば、
 一日足らずで雲に覆い尽くされる。勿論、雨が降る事もある。

 そんな様は、昔からよく人の心にたとえられた。


('、`*川(今夜の空はどうなってるかな)

 椅子から立ち上がり、窓を開いて夜空を見つめる。

 周りに高い建物がほとんどないお陰で、星の粒が散りばめらた空が良く見えた。
 三日月も、都会のビルや電線から解き放たれて、のんびりと浮かんでいる。

273 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:32:35 ID:FN6HLAZc0

('、`*川(そういえば……)

 ペニサスは昔読んだ本の中に、月を鏡に見立てた詩があった事を思い出す。
 会いたい人が遠くにいる時は月を鏡にすればいい、というような詩だった筈だ。

 しかし、今夜は三日月。
 欠けた鏡には何が映るのだろうか。


('、`*川(寒い)

 ふいに入り込んだ木枯らしに身を震わせ、思わず窓を閉める。
 夜風のそよぐ音も、乾いた葉音も聞こえなくなった。
 身を翻し、月影に背を向ける。


 月の船には、二人は乗れない。船に乗った者は、真下にある深い淵を見る事は出来ない。
 手の届かない遠くへ行ってしまうのを、ただ見送るしかないのだ。


 また椅子に座り、左手で頬杖をつく。
 すると、がちゃん、と扉が開き、一人の少女が入ってきた。

274 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:32:35 ID:G1IxTADI0
支援

275 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:34:48 ID:FN6HLAZc0

*(‘‘)*「……まだ起きてるの?」

('、`*川「うん、ちょっとね? ヘリカルは?」

*(‘‘)*「ふぁー……」

 入ってきたのは、妹のヘリカル。ペニサスと目を合わせた後、寝惚け眼で欠伸をし、目を擦った。
 流石に深夜は眠たいらしく、しきりに瞬きをしている。

('、`*川「どうしたの? またコーヒー?」

*(‘‘)*「コーヒー……ブルーマウンテンのニュークロップってやつ飲んでみたい……」

('、`*川「眠れなくなっても知らないよ、あとそんなものが家にある訳ないでしょ」

 ヘリカルは、はぁーい、と蚊が鳴くような声で返事をし、薬缶に水を注ぐ。
 そしてクッキングヒーターで温め始めると、
 棚からドリップパックを二つ取り出して、白いカップに乗せた。

276 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:36:06 ID:FN6HLAZc0

('、`*川「二つ?」

*(‘‘)*「あ……えっと、お姉ちゃんはいらない?」

('、`*川「じゃあ貰おうかな」

*(‘‘)*「分かった」

 普段はしっかりしているが、ときおり抜けた所を見せる。
 この事で良くからかっていた小学生時代の記憶が、にわかに蘇ってきた。


('、`*川「はぁー……」

*(‘‘)*「どうしたの?」

('、`*川「ちょっとね……」

277 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:38:23 ID:FN6HLAZc0

*(‘‘)*「もしかして振られた……?」

('、`*川「またストレートに来たね」

 オブラートに包めないものなのか。
 そう思いながら重い息を吐き、頬杖を右手に替える。

*(‘‘)*「やっぱりそうなんだ」

('、`*川「何で分かったの」

*(‘‘)*「勘……そんなに落ち込んでるって事は、そうかも知れないな、って……思っただけ……」

('、`*川「そう」

*(‘‘)*「うん……」

 妹に相談してみるのも良いかも知れない、と思い立ち、
 ペニサスは事の顛末をゆっくりと、包み隠さず話す。
 ヘリカルは椅子に座りながら、まだ冴えない頭のまま、話に耳を傾けていた。

278 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:39:44 ID:FN6HLAZc0

('、`*川「……で、こうなって……」

 丁度話が終わる頃にお湯が湧き、コーヒーが淹れられる。
 ヘリカルは湯気が立ち昇るカップをペニサスの前に置いて、自身も座った。

('、`*川「好きだねー、コーヒー」

*(‘‘)*「ジュースなんて、子供の飲み物だからー……」

('、`*川「あんたもまだまだ子供でしょーが」

*(‘‘)*「そうかもー……」

 やはり十分に頭が回ってないらしい。
 ミルクと砂糖を入れ、スプーンでかき混ぜる手の動きも、緩慢そのものだ。

 ペニサスはというと、コーヒーに手もつけず、どこか遠くを見るような目でぼうっとしていた。
 このまま夜の闇に溶け込んでしまえたら楽なのに、と感じながら。

279 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:41:21 ID:FN6HLAZc0

http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/143.jpg

('、`*川「なんで振られたんだろ……」

*(‘‘)*「うーん」

 ヘリカルは軽く唸り、コーヒーをごくりと飲み込む。

('、`*川「分からない?」

*(‘‘)*「分かんない、けど」

('、`*川「けど?」

*(‘‘)*「……お姉ちゃんが消極的だからっていうのも、あるんじゃない?」

 痛い所を突かれ、言葉に詰まる。
 確かに今まで、ペニサスが自分から相手に対して何かを働きかけた事は、ほとんど無かった。

280 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:43:48 ID:FN6HLAZc0

('、`*川「それは……」

*(‘‘)*「当たってる?」

('、`*川「……かも」

*(‘‘)*「的中ー」

 ヘリカルがコーヒーを一口飲み、ふぅ、と息を吐く。

*(‘‘)*「でもさーその男子も、自分から付き合ってくれって言った癖に、
    消極的だからって理由で振っちゃうなんて、随分と自分勝手だよね」

('、`;川「うーん……」

 適当な言葉が見つからない。
 コーヒーを飲んで多少なりとも覚めてきたのか、ヘリカルは本来の調子で話し始める。
 効能だとしても少々早い気がしないでもないが。

281 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:45:19 ID:FN6HLAZc0

*(‘‘)*「お姉ちゃんはその人の事、どう思ってたの? 好きだったんだよね?」

('、`*川「最初はそうでもなかったけど……好き、だったと思う」

 頼もしい人で、いつも自分を引っ張ってくれる。自分を好いてくれている。
 いつしか好意だけではなく、羨望の眼差しすら向けるようになっていた。


*(‘‘)*「ふーん」

('、`*川「でもまあ、別れちゃった事は仕方ないのかな……」

*(‘‘)*「その男子もお姉ちゃんを手放すなんてもったいない事するよね」

('、`*川「そう? そうでもない気もするけど……」

*(‘‘)*「ほらもっと自分に自信を持とうよ! 次があるって!
    今日の淵は明日の瀬って言うし! ね?」

282 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:47:04 ID:FN6HLAZc0

 過ぎた事はしょうがない。次へ進もう。
 実にありふれた言葉だが、今の傷心には良い薬になるだろうな、とペニサスは思う。

('、`*川「何だかヘリカルの方がお姉ちゃんみたい」

*(‘‘)*「じゃあ今日一日は私がお姉ちゃんって事で」

('、`*川「もう十五分足らずで終わるけど」

*(‘‘)*「あ」

 気付けば、日が変わるまであと七分程度しかない。

*(‘‘)*「……もう寝る! じゃ、おやすみ!」

('、`*川「おやすみー……あと」

('、`*川(「今日の淵は明日の瀬」、じゃなくて「昨日の淵は今日の瀬」、の方が正しいからねー)

 心の中で訂正。

283 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:49:09 ID:FN6HLAZc0

 目の前のカップに手を当て、以前を振り返る。

('、`*川(コーヒー、ね)

 先月、付き合っていた男子生徒と一緒に、喫茶店でコーヒーを飲んだ事を思い出した。
 砂糖を多めに入れ、ミルクも入った、甘く暖かいコーヒーを。

 二人で一緒に飲んでいるだけで、身だけではなく心も温まっていた。


('、`*川(やっぱり……)

 誰かと二人で道を歩く為には、変わらないといけないのか。
 今まではありのままでいればいい、と思っていたが、そうでは駄目なのか。

 カップから昇る湯気を眺め、また思索にふける。

284 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:50:32 ID:FN6HLAZc0

 誰かと道を共にするのならば、必ず歩幅を意識しなければならない。
 自分が動かずにいれば取り残され、
 自分が先に進み過ぎれば相手を置き去りにしてしまうからだ。

 相手が、もしくは自分が止まっている事に気付けば、引っ張る事もあるかも知れない。
 しかし、それも長く続くとは限らない。

 連理の枝と言えるほど仲睦まじくはないのであれば、繋ぐ想いはいつしか枯れ、
 その場で朽ちていく。


('、`*川(じゃあ、これからどうすれば良いんだろう)


 積極的になれない事に、大した理由はなかった。

 自分から動くが故に、相手に鬱陶しく思われるのが怖い。
 相手に嫌われる事が怖い。でも、一人でいるのは嫌だ。

285 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:52:23 ID:FN6HLAZc0

 それだけだった。

 小さな温もりを求めてはいても、胸の奥に根付いた意味のない不安に蝕まれ、
 上手く足を動かせず。
 相手に嫌われる事で、自分の心にも傷が付く事を恐れていた。

 深さの分からない水面に足を踏み入れるには、相当な勇気を必要とするものだ。


 強さが欲しいな、と、ペニサスは思った。
 痛みを受け入れる強さが。
 自分の行動に自信を持てるようになる心が。

 自分一人で出来ないのならば、誰かの手を借りてでも。


('、`*川「……寒っ」

 夜が更けると共に、部屋も冷え込みもそれなりのものとなった。肌も粟立ち始める。
 ふと、目の前に置かれたカップを手に取ると、コーヒーの香りが鼻をくすぐった。

286 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:53:51 ID:FN6HLAZc0

 一口、飲み込む。
 ミルクも砂糖も入れていないが、今はこのままで飲みたい気分だった。

('、`*川(ふぅ)

 ほろ苦さと温かみが口に広がり、仄かなぬくもりが体に沁み渡る。
 何故だか、胸の奥に沈み込んでいたものも、溶けて消えていく気がした。

 時計テーブルの真ん中に置かれた、時計に目をやる。
 明日はもう目と鼻の先だ。


('、`*川(明日は……)

287 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:55:30 ID:FN6HLAZc0

 これからの私は、どうなっていくんだろう。
 明日の空は、どうなっているんだろう。

 今日とどこか変わっている所があるかな。
 もし変わっているのなら、それを受け入れていけるかな。

 いられると、良いな。


 根拠のない、安心感と期待感が入り混じった気持ちのまま、
 ペニサスはまた、コーヒーに口を付けた。





           秋の夜長のようです

               おわり




.

288 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:56:24 ID:7TLyj4qs0
乙!
なんだかほっこりした・・・ペニサスがんばれよ・・・!

289 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:58:05 ID:iwyUzHXs0
おつんつん

290 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:58:43 ID:FN6HLAZc0
№143の絵を使わせていただきました。
ほのぼのとしてて好き。夜の小さなひと時、という感じが気に入った。

ありがとう!
絵を描かれた人、支援をしてくれた人、乙!

ばいぶー( ^ω^)ノシ

291 名も無きAAのようです :2012/11/24(土) 23:59:23 ID:Wfq7V/u60
乙!絵を使ってくれてありがとうございます
寒い夜更けに読むのにぴったりな話
コーヒー飲むの我慢してたのに飲みたくなった
どうしてくれようず

292 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:12:22 ID:Ge1B3FHM0
乙。コーヒー飲もうと思ったけど俺胃が弱かったでござる



とうかするね

293 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:13:07 ID:Ge1B3FHM0











                        雪を、食べる













.

294 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:14:17 ID:Ge1B3FHM0

ξ゚⊿゚)ξ「ヒヤシンスの匂いがしたら、アナタは止まってしまう」

女は続ける。

ξ゚⊿゚)ξ「雪はアナタを見捨てるわ」

女は男を見つめる。
空には薄い雲が円を描いていた。赤の大地はその薄い雲を仰いでいる。
しかし、それに男が気づくことは無い。

('A`)「それでも探さなくてはならないんだ」

男は続ける。

('A`)「信じるものだって変えるさ」

女が被せる様に言った。

ξ゚⊿゚)ξ「私は、被害者」

その一言は遠くの山にこだました。
やがて暗くなり、冬が来た。赤が青に変わった。

.

295 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:15:54 ID:Ge1B3FHM0
男は雪の里で雪の川を歩き、雪を探した。
空は藍色に染まり、月が昇った。月に顔は無かった。

女は男を見つめ、問う。

ξ゚⊿゚)ξ「雪は見つかったの?」

男は昨日見た夢で買ったシガレットに火を点けた。
煙は地に落ち、ごとりと音を立てた。

('A`)「見つかったらこんな所にはいないよ」

ξ゚⊿゚)ξ「そう」

女は地に落ちた煙を拾う。

ξ゚⊿゚)ξ「これは雪では無いの?」

('A`)「これが雪に見えるのか?」

ξ゚⊿゚)ξ「ええ」

男は女に構わず歩みを進めた。
女が付いてくることは無かった。

.

296 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:17:20 ID:Ge1B3FHM0
次の日、男は空気が白んでいる事に気が付いた。
男は白む匂いを肺に詰め込む。
その様子を見た女は、口を開いた。

ξ゚⊿゚)ξ「木が枯れてしまったの。草も、花も死んでしまった」

男は転がっている氷に腰を掛ける。

('A`)「元々死んでいたじゃないか」

その男の声に、氷は涙を流した。
暫く経ち、氷は魚を産んだ。氷はより一層涙を流した。

生まれ落ちた魚を見つめ、女は問う。

ξ゚⊿゚)ξ「なら私達は何故生きているの?」

('A`)「死にきれなかったからだろう」

氷は次第に溶けていった。
魚は悲しみ、自ら命を絶った。

ξ゚⊿゚)ξ「薔薇と一緒ね」

女がそう言うと雲が晴れ、月が顔を覗かせた。
その日の月には顔があった。

.

297 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:18:21 ID:Ge1B3FHM0
月は男と女を見下ろし、こう言った。

   「薔薇は昨日死んだよ」

その優しげな声を聞いて、女は帰路についた。

残された男は溶けた氷に訊ねる。

('A`)「雪を知ってるか?」

溶けた氷は少し考え、こう言った。

「もっともっと寒くならないと、雪は現れないよ」

男はもう一度溶けた氷に問う。

('A`)「どうすればもっと寒くなる」

溶けた氷は答えた。

「太陽が僕たちの事を見捨てたら」

雪の川は緩やかに氾濫した。輝く光があっという間に平原を覆い尽くした。
溶けた氷は溢れる光に耐え切れず、目を覆った。

.

298 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:19:19 ID:Ge1B3FHM0
ある日、冬は風を作った。
生まれたばかりの風が、初めて女の髪を揺らした。
髪から漏れる、甘いヒヤシンスの香りが男の鼻を擽った。

('A`)「雪が見つかりそうなんだ」

男が口を開くと、いっそう穏やかな風が二人を包んだ。
地に落ちた輝きが巻き上がり、女の長い睫毛に纏わりつく。

ξ゚⊿゚)ξ「そうなの。彫刻をアナタにあげないとね」

('A`)「いや、良い」

男は横に首を振った。

('A`)「氷で出来ているんだろう?」

女は縦に首を振る。

ξ゚⊿゚)ξ「いらないの」

男はいつも夢で買うシガレットに火を点けた。
煙は風に運ばれ、次第に水となって降り注いだ。

.

299 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:20:25 ID:Ge1B3FHM0
('A`)「ああ。もう氷は十分なんだ」

その男の一言に対し、女はこう言った。

ξ゚⊿゚)ξ「うそつき」

冬が二つ目の風を産んだ。
今度の風は女の髪を揺らさずに、男の髪を揺らした。
遠くの森の香りと透明な氷の香りが混ざった美しい冷気が、ふわりと舞う。

男は転がっている氷を口に含んだ。

('A`)「教えてくれ。氷は俺の何だ」

女は答える。

ξ゚⊿゚)ξ「体よ」

男は暫く黙った後、もう一度問う。

('A`)「氷が俺の体だと言うのなら、雪は俺の何だ」

女は俯き、こう答えた。

ξ゚⊿゚)ξ「人かしら」

男が再び歩みを進めると、雪の川が、しゃりと鳴った。

.

300 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:21:40 ID:Ge1B3FHM0
ある日、男は氷に話しかけた。

('A`)「雪が降れば、ここは人になってしまうだろう」

氷はそれを聞いて驚く。
七つ目の風が遠くで驚いた枯れた木を支えた。

「でも、僕たちと人は別だよ」

氷は不安そうに続ける。

「冷えてしまってるのが同じでも、空を殺すなんて」

男は氷の言葉を聞いて、恐ろしい事だと感じた。
七つ目の風がやって来て、男の背中を撫でる。

('A`)「ありがとう」

七つ目の風は頬を染め、こう言った。

   「それでも、雪は降るんだ」

次の日、ハーブの香りの中、世界は雪に包まれた。

.

301 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:23:09 ID:Ge1B3FHM0
女は天から降りてくる雪を見つめる。
その視線に気づき、雪はジゼルを最初から踊った。次第にそれは女の頭を白く染めた。

ξ゚⊿゚)ξ「見つかったのね、雪が」

男は頷いた。

('A`)「ああ」

女は男の冷えた手を握った。男は手に温もりを感じ、優しく握り返した。

降りしきる雪は速度を緩め、九つ目の風は雪と共に天に感謝をした。
九つ目の風が一通り感謝を終えると、女の髪を揺らした。

ヒヤシンスの香りが雪の涙に混じって男の胸を強く打った。

ξ゚⊿゚)ξ「もうじき、ここは人になる」

男は悲しくなって、問う。

('A`)「友にはなれないのか」

女は答えた。

ξ゚⊿゚)ξ「ええ」

.

302 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:24:07 ID:Ge1B3FHM0
男はもっと悲しくなって、また問う。

('A`)「どうして」

女は少しだけ微笑み、こう答えた。

ξ゚⊿゚)ξ「だって、みんな一人じゃない」

すると女は白い息を、ふよりと漂わせた。
その息は次第に雪となり、降りしきる雪と結婚した。
九つ目の風は祝福をした。

('A`)「そうか」

男も白い息を、ふよりと漂わせた。
しかしその息は天に届くことが無く、地に落ちてしまった。
雪が落ちた息を弔う。男の周りから一切の音が消える。

('A`)「なあ」

男は足元に集まる雪に話しかけた。

.

303 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:24:57 ID:Ge1B3FHM0
('A`)「ここが人になるなら、お前達はどうなる」

雪は答えた。

「人になるだけさ」

('A`)「嬉しいか」

「それは君たちが決める事だよ」

雪はそう言うと白い息を、ふよりと漂わせた。
その息は天へと上り、新たな雪を降らせる。

世界は青白い冷気の世界へ導かれていく。それでもヒヤシンスの香りは消えることが無かった。


男の声を聞いて、雪の女王が顔を覗かせた。

「人になるのが怖いの?」

雪の女王は男に問う。
男はくぐもった声で一言、ああ。と言った。
すると女王は、

「雪になるのも怖いのにね」

と囁いた。

.

304 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:26:11 ID:Ge1B3FHM0
次の日も雪は降り続いた。
しんしんと青白く染まる大地を見て、男は女と繋がっている手に少しだけ力を入れた。

ξ゚⊿゚)ξ「雪は春を待ち望んでいるの」

女は突然口を開いた。
しかし、男は視線を女に移すことは無い。

女は続ける。

ξ゚⊿゚)ξ「でも春は来ない」

男はゆっくりとしゃがみ、雪をすくった。
暖かな雪は、男の指先を次第に凍らせていく。
雪は不安そうにその様子を見ていた。

ξ゚⊿゚)ξ「食べるの?」

女は男に問う。

('A`)「俺だって本当は望んでいるのかも知れない」

ξ゚⊿゚)ξ「春を?」

('A`)「ああ」

.

305 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:27:24 ID:Ge1B3FHM0
雪は言った。

「同じなんだね」

男は頭の雪を払う。周りの雪よりほんの少し青白い雪が、ほろほろと大地を染めた。

('A`)「嬉しいか?」

「それは君たちが決める事だよ」

男は雪の言葉を聞いて、笑った。
雪も男の笑顔を見て笑った。
世界を回って戻ってきた二つ目の風が、女の髪を揺らす。ヒヤシンスの香りはしなかった。

「食べなよ」

雪たちは口々にその言葉を発した。

大地はゆっくりと動き始める。青白い神秘が、音を立てて天に上る。
朝の光を浴びて、ジゼルが終わってゆく。

ξ゚⊿゚)ξ「守ってあげる」

女は男の手をいっそう強く握った。
男はその手に温もりを感じ、ついに持っていた雪を口に含んだ。

.

306 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:28:26 ID:Ge1B3FHM0
男が雪を飲み込むと、雪の女王が天を覆い尽くした。

「春の祭典を始めましょう」

世界が崩壊する。

「ついに始まるんだ。春の祭典が」

崩壊する世界の中で、雪たちは次々に卵を産む。

('A`)「俺には決められない。君が決めてくれ」

卵は孵り、つがいの鮭は雪を求める。

ξ゚⊿゚)ξ「ええ」

男と女は崩壊する世界を、じっと見ている。

('A`)「悪いな」

つがいの鮭は、雪のいなくなった世界でこう思った。

ξ゚⊿゚)ξ「守るって言ったもの」

ああ、生まれる場所を間違えたのだ。

.

307 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:29:18 ID:Ge1B3FHM0
('A`)「教えてほしい。決めた事を」

男は女を見つめた。

ξ゚⊿゚)ξ「分かったわ」

全てが溶け始めた世界で女は天を仰ぐ。
そして、誰にも見えない青白い冷気の中で女が口を開いた。

ξ゚⊿゚)ξ「雪は」

そして、この世界に  緑が生え て


ξ゚⊿゚)ξ「悲し」

       その緑が

                       紫にかわり


ξ゚⊿゚)ξ「く」



           ヒヤシンスの
                         うみが



.

308 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:29:58 ID:Ge1B3FHM0


      しだいに





                   かがみのだいちを





                          はるの        いぶきへ




                  なにもうつさない



      いぶき      
                        へ





.

309 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:30:35 ID:NEm7N2uA0
>>106
http://i.imgur.com/TmBs3.jpg
遅くなって申し訳ありません、絵を使って頂きありがとうございました
作品に大変感銘を受け読後暫し口が開いたままでした
拙い筆で心許ないですが、ささやかな支援絵をお納めください
乙でした!

310 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:31:09 ID:Ge1B3FHM0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

鬱田ドクオは見知らぬ少女に声をかけた。

('A`)「火を分けてくれないか」

異国の少女はゆっくりと近づき、男の咥えているシガレットに自分のシガレットの火を移そうとする。
雪の降りしきる街路には、鬱田と少女の影しかない。

ζ(゚ー゚*ζ

少女が鬱田の顔に手を添える。
鬱田は間近に迫る異国の少女の顔に、今は亡き妻の姿を想った。

('A`)「随分とおめかしだな。どこへ行くんだい?」

ζ(゚ー゚*ζ「?」

異国の少女は聞いた事の無い言葉に首をかしげる。
その少女の少し困った顔を見て、鬱田はゆっくりと微笑んだ。

そして、鬱田のしけったシガレットに火が灯ることは無かった。

http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/157.jpg
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

311 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:31:17 ID:NEm7N2uA0
うわごめんなさい支援

312 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:32:16 ID:Ge1B3FHM0


ξ゚⊿゚)ξ「守ってあげる」

('A`)「ああ」

ξ゚⊿゚)ξ「だから」


ゆきはとけて かがみに なりました

ふたりのては もうつながって いません


ξ゚⊿゚)ξ「氷の彫刻を私に」

('A`)「分かってるさ」


そして、ゆきのかがみに うつっていた あのころのおんなを

おとこが みることも ありません

そこには ゆきののこりがと ひやしんすのにおいが ただよっていました



http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/13.jpg

.

313 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:34:05 ID:Ge1B3FHM0








                 最後まで、男の探し物が見つかる事は無かった。












                           雪を、食べる

                                ―了―




.

314 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:35:20 ID:Ge1B3FHM0
本当におわり


>>309
わっほいありがぴょん
そういっていただけると嬉しいです!

315 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:40:22 ID:ja.x/zjI0
おつでした
すごく素敵
自分の好みドンピシャです
157の絵つかっていただきありがとうございます

316 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 00:53:29 ID:QVTfw8CE0

なんか言葉では言い表せない、感じて読む話でした
絵を使ってくれてありがとうございます

317 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 01:24:13 ID:KYcBleX20
投下します

318 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 01:24:53 ID:KYcBleX20


水鏡のようです




帰り道偶然、彼女に会った。

彼女は僕をじっと見た。僕も彼女をじっと見た。彼女の瞳が揺らいでいた。
彼女は僕の幼馴染みだ。ずっと一緒で、ずっと仲良しで、これからもそうだと思っていた、僕の幼馴染みだ。
この間――ひとつき前から、なぜか急に、喋ってくれなくなってしまったけれど。

彼女が踵を返して逃げようとしたので、僕は慌てて呼び止めた。

待ってお、ちょっとでいいから。

彼女は返事をしなかったけれど、僕に背を向けたまま立ち止まった。
僕はそれが返事だと思って、彼女に近づいた。面と向かうのは気恥ずかしくて、なんとなく、彼女と背中合わせになった。
何から話そうと思って下を向くと、足元の水溜まりが目に入った。雨上がりできらきらした空を鏡みたいに映している。

319 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 01:25:39 ID:KYcBleX20

いい天気だおね。

僕が水鏡を見ながら言うと、彼女は、

なに言ってるの。まだ曇ってるわ。

とちいさく言った。返事をしてくれたのが嬉しかった。
今なら聞けると思って、僕は言った。

どうして最近、話してくれないんだお?

彼女は何も言わなかった。

ちょっと悲しいお。僕、なにかしちゃったかお?

彼女は何も言わなかった。

320 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 01:26:46 ID:KYcBleX20

いたたまれない気持ちになって、視線を下げたまま彷徨わすと、彼女の向かい側にも、水鏡を見つけた。

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/13.jpg

そこにはうつむいた彼女が映っている。悲しそうな顔だ。髪が反射して金色に見える。

……まだ、分からないの?

映っている彼女の唇が動いた。

え?

まだ思い出さないの?

水鏡のなかの彼女が首を降った。巻き毛が揺れて金色に光った。

まだ思い出さないの?

なにを言ってるんだお、ツン――。

321 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 01:27:42 ID:KYcBleX20


「ツンはもういない!」


彼女の声が響いた。
水鏡の中で彼女の姿が揺れて、彼女――の妹の姿に、なった。

(;^ω^)「えっ――」

ζ(゚、゚ζ「……もう、お姉ちゃんはいません」

(;^ω^)「な、なにを言ってるんだお、」

ζ(゚、゚ζ「記憶を隠して忘れても、なかったことにはなりません。お姉ちゃんはもう、いないんです」

(;^ω^)「どういう、ことだお――?」

ζ(゚、゚ζ「……お姉ちゃんは、ひとつき前に、事故に遭いました」

(;^ω^)「じ、こ……?」

322 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 01:28:27 ID:KYcBleX20

ひとつき前。ツンが話してくれなくなって、
違う、ツンは、
ツン?

「……やっと、思い出したんですね」

僕は、膝から崩れ落ちた。手が水鏡にぶつかって、鏡面が歪んだ。
僕は全てを思い出した。

( ;ω;)「ツン……」

ひとつき前、ツンは。
事故に、遭って。
最期に見たツンは、冷たくて、話しかけても、返事なんてくれなかった。

323 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 01:29:09 ID:KYcBleX20

( ;ω;)「ツン……ツン……!」

水鏡には、ひどい顔をした僕だけが映っていた。
涙が目から零れて、鏡面が揺らいだ。

揺らいだ中に、金色が映った。

「もう私のことは忘れて、幸せに生きて」

( ;ω;)「!?ツン――」

顔をあげても、だれもいなかった。
立ち上がって周りを見回しても、だれもいなかった。

324 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 01:29:49 ID:KYcBleX20


僕はツンの家に行った。
彼女が大好きだったケーキを持って。
ちゃんと、ツンにお別れを言いに来たのだ。

チャイムを鳴らすとドアから、まだ幼稚園児の、ツンの可愛らしい妹が顔を出して、お兄ちゃん久しぶり、と言った。



おわり

325 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 01:31:32 ID:KYcBleX20
NO.13の絵をお借りしました、ありがとうございました!
AAなど間違っていたらごめんなさい

326 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 02:20:15 ID:W/yeTSz20
>>236
向こうで規制されてたから、こっちで叫ぶ。
感動した!最高だった!
作者に最大級の乙を!

327 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 02:24:55 ID:JFSBHuPs0
>>236
俺も規制されてるからここで言う
最後で涙腺が耐えきれなくなって号泣したわ
乙!本当に使ってくれてありがとうございます!!

328 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 03:22:08 ID:z.roAXZA0
報告忘れて寝かけてた 投下しました

タイトル: 暴れん坊小娘侍及び割と普通の同心のようです
うらる: http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353771687/
イラスト: ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/3.jpg

作中であと一枚使わせて頂いております
失礼致しました

329 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 12:40:24 ID:TPQetlAE0
初カキコです。

作品を投下したいのですが、誰かいませんかー?

330 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 12:42:43 ID:trNTJxwg0
ここにいるぞー

331 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 12:50:47 ID:TPQetlAE0
よかったー!そもそも掲示板に書き込むこと自体はじめてなので、間違ってることとかあったら教えてください。
それじゃ、ゆっくり投下しまーす。

332 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 12:58:19 ID:TPQetlAE0

 
カチッ カチッ       ボォッ  






爪'ー`)y-「…フーッ」

爪'ー`)y-「…よし、お嬢ちゃん。これだけは、覚えておくんだ。」
(//‰ ゚)「…」
 













爪'ー`)y-「おっぱいは―――――――神様からの贈り物だ。」


(//‰ ゚)「…。」




爪'ー`)y-は色々吹き込むようです(//‰ ゚)




作品名 爪'ー`)y-は色々吹き込むようです(//‰ ゚)

使用した絵のURL:http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_076.png

333 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:03:42 ID:TPQetlAE0
その1 「おっぱい」


爪'ー`)y-「おっぱい。」
爪'ー`)y-「乳房は多くの哺乳類のメスに存在する、皮膚の一部がなだらかに隆起しているようにみえる柔らかい器官で、その内部には、乳汁(母乳、乳)を分泌する機能を持つ外分泌腺の乳腺(にゅうせん)が存在する。 哺乳類の乳房は胴部の腹面に左右の対をなして発達する。乳房の中央には、乳汁が外部に分泌される開口部を含む乳頭(にゅうとう)が存在する。ウィキペディアより。」

爪'ー`)y-「総じて高い知能を持つといわれる哺乳類のほとんどは、生まれてからまず最初におっぱいを欲する。特にその哺乳類の頂点に君臨する人間という種のオスは生まれてから死ぬまでおっぱいを追い続ける。こんな話をすると女って生き物は10人が10人軽蔑の眼差しで見てくるが、女だっておっぱいのんで育ってきたんだぜ?おかしな話だよな。」

爪'ー`)y-「生まれてなんもわからない状態、なのにおっぱいを求める。いわば、本能ってやつさ。」

爪'ー`)y-「しかも、噛み千切るなんてこたぁせず、きちんと両手を添え、優しく咥え、吸う。生まれながらにしてデリケートなおっぱいの扱いを心得てやがる。いわば生まれながらのおっぱい”マエストロ”。」

爪'ー`)y-「なのに、”おっぱい”という単語を会話に入れること自体がタブーのように扱われ、おっぱいを公衆の面前で褒め称えるだけで周囲から弾圧を受ける。万国共通なだけ、ある意味宗教よりも規制が厳しい。」

爪'ー`)y-「なんでだ。なんでおっぱいはそんなに迫害される。おっぱいが一体何をしたんだ。」


爪'ー`)y-「だから俺は声を大にして言いたい。世界中の柔らかく、無垢で、慈悲深いおっぱい達のために――――――”o p p a i ”。」







(//‰ ゚)「…………………。」

爪'ー`)y-「ははっ。そんな生ゴミ見るような顔すんなよ。それとも、ちょいと怯えてるのかい?」

爪'ー`)y-「時刻は草木も眠る丑三つ時。知らない男にむりやり攫われて、暖房器具の一つもない寒い寒い部屋に無理やり閉じ込められてよ。」

334 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:06:04 ID:TPQetlAE0
(//‰ ゚)「…………。」

爪'ー`)y-「ま、状況としては最悪だよな?」
爪'ー`)y-「知らん女を監禁して、身代金目当てじゃないとしたら、陵辱、殺人あたりが相場だもんな。」

(//‰ ゚)「………。」

爪'ー`)y-「ま、こういっても信用出来ないだろうが安心しな。俺はあんたの両胸で微笑む豊満なおっぱいになんかするつもりはねぇよ。」




爪'ー`)y-「なんたって俺は」
爪'ー`)y-+「紳士――――だからな。」


(//‰ ゚)「…。」
爪'ー`)y-「…。」


(//‰ ゚)「…。」

 
爪'ー`)y-「…うん、ごめんなさい。」
(//‰ ゚)「…。」

335 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:15:35 ID:TPQetlAE0
その2 「紳士とは」

爪'ー`)y-「紳士(しんし、gentleman)とは、社会的に高い地位にある男性。明代、清代における在郷名士「郷紳」と科挙合格を目指す「士人」を合わせた言葉。転じて地方官吏、退官後地方で隠棲する人、地方有力者などを指す。ウィキペディアより。」

爪'ー`)y-「ま、俺は本場の英国紳士じゃねぇが、立派な紳士の心を持ってるんだぜ?」

爪'ー`)y-「お?その顔は信じてねぇな?しょうがねぇな、ちっと話してやるか。」

爪'ー`)y-「あれは、俺がまだケツの青いガキだった頃の話さ…。前を行くねーちゃんの後ろ姿を舌なめずりしながら眺めつつ歩いてたわけよ…。日課ってやつだな。」

爪'ー`)y-「重たそーな紙袋抱えてよ…当時シャイだった俺はお近づきのきっかけがほしくて、紙袋破れろ!!とか生産性のないことを考えてたんだわ。するとどうだ」

爪'ー`)y-「上り坂のちょうど真ん中あたりでタイミングよく紙袋の底が抜けて、中身が俺の方まで転がってきたのさ。このときばかりは神の存在に感謝したね!これは、祝福されてる。これをきっかけに仲良くなって近くの飲み屋で談笑してる姿が見える。トルゥー・エンディングも確かに見えた。」
爪'ー`)y-「しかし、当時経験値に乏しかった俺は最初の一声を迷った。そんな間にも彼女はありがとうございます、なんてまぶしい笑顔で言いながら近づいてくる。テンパった、とにかくテンパった。そして、俺は彼女にこう言ったのさ…。」

爪'ー`)y-+「紳士たるもの、全てのおっぱいの味方でなければ、ね。…と。」


(//‰ ゚)「…。」

爪'ー`)y-「まぁ、紳士に偏差値があるとしたら、この時の俺の紳士度は」



爪'ー`)y-「…63、くらいかな。」

(//‰ ゚)「…。」



(//‰ ゚)「…。」
爪'ー`)y-「…。」


爪'ー`)y-「………フッ。もう一ついいことを教えてやろう。」
爪'ー`)y-「誇り高き紳士には、時としてプライドを捨てて、素直に心中を吐露することが必要なんだ。」
 
(//‰ ゚)「…。」

爪'ー`)y-「ごめんなさい俺は偏差値40くらいの似非クズ俗物紳士です調子に乗って   すみませんでした。」


(//‰ ゚)「…。」
爪'ー`)y-「…。」

336 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:29:04 ID:TPQetlAE0
その3「旅行の話」

爪'ー`)y-「俺は自分で言うのもなんだが、」
爪'ー`)y-+「超、金持ちなのよ。」

(//‰ ゚)「…。」

爪'ー`)y-「いやね、俺の仕事、需要はあるのに人がいつでも足りてねーの。」
爪'ー`)y-「しかも結構大事な仕事が多くて、俺みたいな?優秀な?人材なんて引っ張りだこなのよ。」

(//‰ ゚)「…。」

爪'ー`)y-「…話を戻すか。で、リッチな俺はシャレ乙でセンスのいい、旅行を趣味としてるのよ。んで、モテモテな俺は強気にいつもドーンと休暇を申請して、名前も知られてないような国とかにも旅しちゃったりするんだ。いろんな国があったぜ?一番を選ぶのが難しいわ。」
爪'ー`)y-「ま、行く先々でモテモテな俺は、ナイスバディなブロンド美人とホットでちょっとスリリングな逃避行したりチャイナ服のボインなねーやんと…興味ねぇみてぇだから話戻すわ。」

爪'ー`)y-「そーだなー。一番旅行して楽しかったのは……日本、かな。うん。」
爪'ー`)y-「なかなかいい国だったぜ?日本人がみんな勧める寿司とやらは食えなかったが、他の日本食は旨かったし。」
爪'ー`)y-「あとあれ!!!!鯨肉!!!持ち運びは便利だし、日持ちもするし、旨い!!!!」
爪'ー`)y-「なつかしーなー。何箱も自国に持ち帰ったなー。旨かったなー。」

337 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:35:52 ID:Z0.EZkKg0
このフォックスは相手が横堀じゃなかったらウザいのひと言で片付けられるレベル

338 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:39:25 ID:trNTJxwg0
横堀COOLだな

339 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:44:42 ID:TPQetlAE0
爪'ー`)y-「あー…食いもんの話ばっかになっちまったな…。でも俺、寺とか興味なくて見てねぇんだよな…。」
爪'ー`)y-「あ!そうだ!!日本の伝統装束に【着物】ってのがあってな!女の着るのはこう、花とか川とか柄が刺繍してあってよ、ものすごく布が余って邪魔そうなんだが、動きずらい分動きがおしとやかになってよ!!」
爪'ー`)y-「露出が少ないのにこれまたセクシーなんだわ!!いやぁ流石の俺もたまげたね!!」

(//‰ ゚)「…。」

爪'ー`)y-「しかも!!!その着物ってのは胸がねぇ方が似合うんだ!!そういう風に作られててよ!貧乳に優しい文化なんだ!生物学的に劣る小さい胸に対してこんなに敬意を払う国を俺は応援したい!!!!!」

(//‰ ゚)「…。」

爪'ー`)y-「ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ」 
爪'ー`)y-「ペラペラペラペラペラオッパイペラペラヘペラペラオッパイオッパイオッパイ」

爪'ー`)y-「オッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイオッパイ」



(//‰ ゚)「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………。」

爪'ー`)y-「で!!ジョルジュは大きさだけは譲れないっていうんだけど、俺は形を大事にしたいってふぇ」
爪'ー`)y-「ぶぇっくしょ―――っっ!!!!!」
(//‰ ゚)「     」


(//‰ ゚)「…。」
爪'ー`)y-「…。」


爪; -ー-)y-「…流石に寒くなってきやがったな、…ズズッ」

爪'ー`)y-「…また行きてぇなぁ、日本。あんたも機会があれば行ってみるといい。」

(//‰ ゚)「…。」

340 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:50:46 ID:/ePx..cI0
投下間隔長いな三分くらいでいいんじゃね

341 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:52:38 ID:TPQetlAE0
>>340すみません、実はこっそり加筆してました。ペースあげますね。


その4「家族」

カチッ     ボォ…

爪'ー`)y-「…ハァ―。ちっとは温まったな。」
爪'ー`)y-「なんだよ、あんたも寒ぃのか?なんなら隣に(ry 嘘だよ、警戒すんなよ?」
爪'ー`)y-「俺はジェントルメーンなんだから女が嫌がるようなことしねぇっての、たく…。」


爪'ー`)y-「…………ごくごく普通の女の子が監禁中に考えることっていやぁ、やっぱ家族とかのことかね?うーん、まぁ大抵の家はここより住み心地いいだろうしなぁ…。」
爪'ー`)y-「…うーん。よし、じゃあおれの家族の話でもするか。つまんねーと思うけど。」
爪'ー`)y-「えっとなー…父親はあの手この手で利益を上げ、弱きを助け強きをくじく大物商人で、母親は一見気立てのよい主婦だが、実は世界を影で守るスーパーhうげほぉッ!」
(//‰ ゚)「  」

爪;'ー`)y-「うぇっ…ペッペッ。むせ、だ……ゲボッ」
爪'ー`)y-「…ハァー。悪ぃ、汚え面見しぢまっだな。紳士失格だぜ。」
爪'ー`)y-「……流石にばれてるか。俺は秘密主義なんでね、自分の素性は明かさないのよ。」
爪'ー`)y-「ま、どこかで元気に暮らしてんじゃねーかな!ケホッ、この俺の・・・・・・・・・家族なんだし。」
(//‰ ゚)「…。」

爪'ー`)y-「……俺はな、あんたに"家族"のことは教えらんないのよ、悪いけど。」

(//‰ ゚)「…。」
 爪'ー`)y-「…ゲホッ。」

342 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 13:58:12 ID:TPQetlAE0

(//‰ ゚)「…。」
爪'ー`)y-「…。」
(//‰ ゚)「…。」
爪'ー`)y-「…。」

(//‰ ゚)「…。」
爪'ー`)y-「…。」
爪'ー`)y-「」


爪; ー )y-
爪; ー )y-「ゲホッゴホッ!…ヒューッヒューッ」


(//‰ ゚)「…。」

343 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 14:01:31 ID:TPQetlAE0

その5「うそつき」

爪; ー )y-「…ヒューッ…ヒューッ…へへっ」
爪; ー )y-「…ガスが、まわってきたな…。どうやら、楽しいおしゃべりもここまで、のようだ…。」
(//‰ ゚)「…。」

爪;'ー`)y-「…なぁ、お嬢さん。色々語ってきたが、実は今晩話したこと、全部嘘っぱちなん、だわ。」

爪;'ー`)y-「旅行なんてしたことないし、人に語れるような、恋もしたこと、ない。財産は国のお偉方が全部持っていっちまったし………。」
爪;'ー`)y-「家族、は…知らねぇ……。」

爪; ー )y-「…ヒューッ……誇り高き紳士でも、ないしな…うぇっ」

爪;'ー`)y-「…俺の人生を一冊の本にすりゃ、10人が10人俺を罵るだろうよ…。でもな、だけどな…?」
爪; ー`)y-「だけど…もし…」
爪; ー`)y-「もし、俺が握ったのが、人殺しの道具じゃなくて誰かの手だったら、もし、俺が寝たのが冷たい床じゃなく、誰かの、腕の中だったなら…」
爪; ー`)y-「…もし…記憶もないような、ガキの頃から誰かに愛されてりゃ……!!!」

爪; ー`)y-「…げほっごほっ、」
爪; ー )y-「…ごほぉ…けほぉ…ヒユーッ」



(//‰ ゚)「…。」

344 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 14:05:04 ID:TPQetlAE0






爪; ー )y-「……朝になったら、俺の部下のあさぴーってやつがここに来る。そしたらそいつに…ついてくんだ、"かわいいおじょうさん"。俺と違って、なかなか…紳士なやつだぜ…?」

(//‰ ゚)「…。」

爪;^ー^)「・・・最後によ…一生のお願い…使って、いいか…?」ヨロッ

345 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 14:06:52 ID:TPQetlAE0
(//‰ ゚)「…。」
爪; ー )y-「…ごほぉ…けほぉ…」
爪; ー )y-「へへへ…最後に紳士やめて…よかったぜ……。」
爪; ー )y-「…ごほぉ…やっぱ…おっぱい…は、最高…だよ…ぁ…けほぉ…」

爪; ー )y-「…あ…った…け…」(//‰ ゚ )
爪; ー )y-「………。」

爪; ー )y-「………。」
(//‰ ゚)「…。」

爪; ー )y-「…。」
(//‰ ゚)「…。」


爪; ー )y-「         」

346 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 14:08:12 ID:TPQetlAE0


(//‰ ゚)「…。」

(//‰ ゚)「………………………・・・・・・・・・・・・。」
(//‰ ゚)「…キュイン。」
(//‰ ゚)「…。」


「       おっぱい        」

347 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 14:11:18 ID:TPQetlAE0
 
カチッ カチッ       ボォッ  


(-@∀@)「・・・・・・フーッ。」コンコン
(-@∀@)「おーい、横堀ー。入るぞー。」  ガチャっ

(//‰ ゚)「ム・・・・・・あさぴーくん か。」
(-@∀@)「どーだい、体の調子の方は。」
(//‰ ゚)「上々だ。身体維持装置も人口頭脳も、ついでに言ってしまえば搭載されているセンサーやGPS、仕込み武器も全て問題ない。いつも通りだよ。」
(-@∀@)「さすが当時のドイツ最高機密。戦争が終わって早7年・・・まともなメンテなしにそこまでの精度を保ち続けるとは。たまんないね。」
(-@∀@)「フォックスの旦那からあんたを押し付けられた時はどうしようかと思ったが、案外ロボットが身近にいてもばれないもんだねぇ・・・。」

(//‰ ゚)「あさぴーくんの手回しのおかげだ。いつも感謝してる。」
(-@∀@)「ははは、よしてくれよ。あんたがカチカチの機械じゃなく区別が全くつかないくらい人間らしかったおかげさ。」
(-@∀@)「ま、出会って間もないのにおっぱいの素晴らしさについて小一時間語られた時は、正直真っ白になったけどね。」
(//‰ ゚)「…頼む、忘れてくれ。」
(-@∀@)「ははははは・・・。」
(//‰ ゚)「…。」
(-@∀@)「はは・・・。」

(-@∀@)「・・・・・・フォックスの旦那はさ・・・スパイなんて向いちゃいなかったのさ。」

(//‰ ゚)「…。」

(-@∀@)「あの人は感受性が高すぎた。人の痛みを知りすぎていた。・・・・・・往生際も悪くて、自分が手にいれられなかったものを何一つ、あきらめることができなかったんだ・・・。」
(-@∀@)「あの人は、優しかった。だから、不幸をひとりで背負いすぎたんだ。だから、もし、生まれた時代が、生まれた国が違ったら、きっと・・・」
(-@∀@)「きっと・・・。」
(//‰ ゚)「…。」

(-@∀@)「・・・すまねぇな、こんな話しちまって。でも、未だに時々そんなこと考えちまうんだ・・・。」
(//‰ ゚)「…いや、気にするな。」


(//‰ ゚)「誇り高き紳士には、時としてプライドを捨てて、素直に心中を吐露することが必要だからな。」

348 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 14:13:34 ID:TPQetlAE0


(-@∀@)「・・・はははっ!なんだよ、それ。あんた時々わけわかんないこと言うよな。」

(-@∀@)「なぁ あんたあの晩、一体フォックスの旦那に何吹き込まれたんだよ?」

(//‰ ゚)「・・・。」







おっぱいがカミサマからの贈り物だとするならば、
        私に”こころ”を吹き込んだ、あなたは――――――




                  爪 'ー`)y-        (//‰ ゚ )



爪'ー`)y-は色々吹き込むようです(//‰ ゚) おわり。

349 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 14:20:02 ID:ZR6y30xE0
乙乙
マイナーAAなのに書いてくれてありがとう!!
最初笑いながら読んでたのに、途中から画面が歪んで見えるんだが

350 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 14:27:07 ID:TPQetlAE0

>>349

もったいないお言葉ありがとうございます!!!
パッと見てこれだ!!!と思ったので全力で書いたんですが、8割書き終わったところで、
あれ、横堀って胸なくね・・・とか、下に書いてある文字に気づいたりしてあわあわしてました。

絵師様も見てくださった方もありがとうございます!!!レスすごく嬉しかったです!

違う絵でもう一作品くらい書く予定なので、よければまた見てくださいw

351 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 14:42:02 ID:b/Q6ziYo0
おつよー!
こうもってくるのか、いいね
気になっていた絵が書かれていて俺も嬉しい

352 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 16:04:18 ID:Iu/RaBhI0
報告

タイトル:( <●><●>)一人の世界のようです
URL:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353825491/

投下しました

353 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 16:56:30 ID:Ge1B3FHM0
投下します

354 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 16:57:10 ID:Ge1B3FHM0


ミセ(∪)リ「愛した人が……」

('A`)「え?」




            MMM
           \ ミミ\
            \ ミミ\
             ('Aζ;,@  ドグシャァァ!!
                \ ミミ\
                 \ ミミ\
                    \ミミ\
                     \ミミセ(∪)リ  「死んでいく……」

http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/29.jpg


('Aζ「そうだ鎌倉時代へタイムスリップしよう!」

( ^ω^)「ドクオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」



.

355 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 16:57:51 ID:Ge1B3FHM0


('A`)

こんにちわ! 僕の名前はドクオだお!
間違えた。


よぉ。俺ん名前はドクオ。お初目だな。
今日はあろうことか鎌倉時代に来ちまったんだ。
空気はうめぇし、大仏はでけぇし、現代とそんな変わらねぇ。

ただ一つ大きく変わっちまった事って言ったら、あいつらが居ねぇ事だな。

   r'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
  ( ミセ(∪)リ「サーティワンアイスクリーム最高!」)
    )                           (
  ( (i)トソン「KAGUWASII BANIRANO KAORI」    )
   丶〜'⌒'〇'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'´⌒'〜'
        O
       o
     ゚
  ('A`)


.

356 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 16:57:55 ID:tJw/hTGc0
前作との落差たるや

357 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 16:58:33 ID:Ge1B3FHM0
( ^ω^)「ドクオドクオ。聞いてくれお」

('A`)「違うな、ゆうじ。俺の事はこれから頼朝って呼んでくれ!」

( ^ω^)「頼朝頼朝。聞いてくれお!」

('A`)「どうしたんだい、ゆうじ」

( ^ω^)「ミセリちゃんとトソンちゃんがモンゴルからやってくるらしいんだお!」

('A`)「なんだって!? あいつらも鎌倉時代にやって来てたのか!」

( ^ω^)「早くこの世界の人たちを助けに行かないと、みんな愛されてしまうお!」

('A`)「こうしちゃいられないな。早速ワープするぞ!」

( ^ω^)「オッケーだお!」

   r'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
  (J( 'ー`)し「ゆうじ。ゆうじ。もうご飯のじかんよ」 )
   丶〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'´⌒'〜'

( ^ω^)「あ。ごはんの時間みたいだお」


こうして俺は一人で対馬に向かう事になったんだ。

.

358 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 16:59:16 ID:Ge1B3FHM0

('A`)「よ〜〜し、みんなでモンゴルの野郎を倒そう!」



     「「「「「「えいっえいっおーーーー!!」」」」」」

∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ`)



('A`)「これだけの数が居れば安心だろ……」


    ゴォォォーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


('A`)「ん……?」

∬´_ゝ`)「頼朝様! この音は!」

('A`)「な、なんだって言うんだ!」

∬´_ゝ`)「見てください! 西の空を」

∬´_ゝ`)「ああ、地獄絵図だわ」

('A`)「わあ!」

俺はびっくりしたね。なんたって、あんなものが空に浮かんでるんだから。

.

359 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:00:02 ID:Ge1B3FHM0
                                                  ____
                                                /    /
                                               /miseri ./
             ゴォォォオオオオオ!!                  /Λ_Λ  ./
                                            /ミセ*^ー^)リ /
                                          / ∧∧  っ  /
                                         /  (゚、゚トソン ̄ /
      _______________________/    U U ̄ ̄/ _
    /         ・・・・・|_|・・・・・ Λ_Λ ∩∩  /)_/) i⌒――⌒i        ̄ | __
   /<i>  <i>  miseri Airlinesミセ*゚ー゚)リ (・x・)ノ (゚、゚トソン  ( 〈i〉ω〈i〉) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
  /         _          _   っΘ⊂ ノ|x| _ (U__U)  /ヽ / /_ノ ヽ  ̄ ̄ ̄ / ̄
 | ▼      |_|・・・・・・・・・・|_|・・・・・・ ・・ |_|・・・・_・・・・|_|・・・/_/ |_|((.l_ll)))  /
 |_人_ ミセ*゚ー゚)リ(゚、゚トソン/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /  (゚、゚トソン /
  \   (∩∩) (∩∩) \==  / ̄ ̄ ̄ /|| ̄| ̄|\/ ̄ ̄       /
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄| ̄|\/ ̄||  |  |  |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     ||  |  | |   ||  |_|/
                     ||  |_|/    ̄ ̄

    「「「「「「きゃあああああああああああ!!」」」」」」

∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ`)

('A`)「せ、世界の終りだ!」

こうやって俺たちがパニくってるとよぉ。あいつらは鉄の棺桶から出てきやがったのさ。


______________
    __||__
   /    |   \___/| ≡≡≡
  /(゚、゚トソン|     ____|     ≡≡≡≡
 ( ̄ ̄ ̄ ̄   /            ≡≡≡
   ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄     ブロロロロ
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 

('A`)「何だ、あの小型機は!」

.

360 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:00:52 ID:Ge1B3FHM0

           ズガガガガガガガガガガ!!!
                               ______________
                                   __||__
       ドグシャァァ                     /    |   \___/|
   ≡≡≡      ≡≡≡   ≡≡≡      /(゚、゚トソン|     ____| 
    ≡≡≡∬´_ゝξ@,. ≡≡≡≡≡≡ Σそ==( ̄ ̄ ̄ ̄   /       
 ∬´_ゝ`ζ;,≡≡          ≡≡≡      ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄     ブロロロロ
                               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 


('A`)「姉者ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


    「「「「「「もうやめてーーーーーーーー!!」」」」」」

∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ`)

('A`)「みんな落ち着くんだ! まだ姉者はいっぱいいる!」


とか言うけどよぉ! どうしろってんだよ、あの機械をよぉ!

('A`)「くっそー、ひらめけー。ひらめけー」

ひらめけよ、俺のマインド!!

∬´_ゝ`)「何か降りて来るわ!」

∬´_ゝ`)「いたいけなプッシーとナッツの形をしている!」

プッシーとナッツ形!? さ、さては、アイツか!!

.

361 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:01:33 ID:Ge1B3FHM0

             ジャジャジャジャーーーン!!
    ミセ(∪)リ
    ⊂|、,  つ
 キュッ ((,   |
     | |  ノ
     (.(_)


('A`)「ミセリ!!」

             ジャジャジャジャーーーーーーン!!
     (i)トソン
     ./ つ つ
    (_⌒ヽ
     .)ノ `J ウゴウゴ
        

('A`)「トソン!!」


ミセ(∪)リ「サーティワンアイスクリーム最高!」

(i)トソン「KAGUWASII BANIRANO KAORI」

('A`)「女子高生してやがる!」

    「「「「「「こわーーーーーーーーーーい!!」」」」」」

∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ`)

('A`)「落ち着くんだ、姉者ーーーーーーーーーーーーー!!」

.

362 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:02:23 ID:Ge1B3FHM0
ミセ(∪)リ「久しいね、ドクオ君」

('A`)「お前ら、何が目的だ!」

ミセ(∪)リ「目的なんかない。あなたがこの時代にタイムスリップしたようにね」

('A`)「クッ……。論破されちまったぜ」

ミセ(∪)リ「さぁ、殺戮の宴をはじめよう!」


       う〜〜〜〜〜〜〜ん
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ セ*゚ー゚) (゚、゚トソン∧∧     審議中
ミセ *゚-) U) ( つと ノ(、゚ トソン
| U ミミセ *゚) (゚ トソン と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'


('A`)「しめた! あっちはチームワークがなってないぞ!」

俺は思ったんだ! これなら、俺たちの類稀なるチームワークで勝てるってな!!
よ〜〜し、やるぞ〜〜〜〜〜!!

('A`)「みんな! 準備は良いか! えい! えい! おーーーーーーーーーーー!!」

     「「「「「「えいっえいっおーーーー!!」」」」」」

∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ∬´_ゝ`)

.

363 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:03:06 ID:Ge1B3FHM0
ミセ(∪)リ「甘いよ。あなた達如き私一人で十分」

('A`)「見せてやるぜ、友情パワー!」

ミセ(∪)リ「愛した人が……」

('A`)「え?」



         ',@ξゝ`)
       ∬´_ MMM ,;’。
           \ ミミ\ζ_ゝ`)
            \ ミミ\
                ∬´_ゝζ;,@  ドグシャァァ!!
                \ ミミ\
                 \ ミミ\
                    \ミミ\
                     \ミミセ(∪)リ  「死んでいく……」


('A`)「姉者ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


くそっ、俺はミセリに勝てねぇのかよ!

('A`)「姉者、姉者……」

勝ちてぇ。力が欲しい。勝ちてぇ……


勝ちてぇッ!!!

.

364 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:03:16 ID:Wax6LtJ.0
こいつはすげぇ……

365 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:03:49 ID:Ge1B3FHM0
        \  ヽ     ! |     /
     \    ヽ   ヽ       /    /       /
        うわああああああああああああああああ!!
        \          |        /   /
                        ,イ
 ̄ --  = _           / |              --'''''''
          ,,,     ,r‐、λノ  ゙i、_,、ノゝ     -  ̄
              ゙l            ゙、_
              .j´ .        (.
    ─   _  ─ {    ('A` )   /─   _     ─
               ).  c/   ,つ   ,l~
              ´y  { ,、 {    <
               ゝ   lノ ヽ,)   ,


ミセ(∪)リ「こ、この力は」

(i)トソン「パラドックスよ」

ミセ(∪)リ「パラドックス!?」

(i)トソン「ええ。そして、愛した人は───────」







────────蘇る






.

366 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:05:04 ID:YM70zhN20
タメがうぜえwwwww

367 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:05:10 ID:Ge1B3FHM0
('A`)「蘇れ!! 今までの元彼!!」

( ・∀・)「出席番号5番。モララーです。小学5年の時に付き合ってました」

('A`)「ケッ。いまどきのガキはませてやがんな!」

(´・ω・`)「僕はショボン。中学校二年生から付き合ってたよ」

('A`)「一方俺は菜園係だった! きゅうりゾンビって呼ばれてたぜ!」

( ФωФ)「吾輩の名前はロマネスク。教師だけどJKとつきあっちゃったのである」

('A`)「はーるのーこもれびのーなかでー♪」

(,,゚Д゚)「俺はギコ。しぃを振ってミセリと付き合った。セックスは気持ちよかった」

('A`)「そうか。良かったな」

( ^Д^)「プギャーってんだ。あいつは金遣いが荒かったぜ!!」

('A`)「サーティワンを食いまくる女にロクなヤツはいねぇ!!」

368 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:05:56 ID:Ge1B3FHM0

    ザッ…

( ・∀(´・ω・( ФωФ(,,゚Д( ^Д^)

('A`)「これで全部か……。見せてやろうぜ。力をよ」


     「「「おう!!」」」

( ・∀(´・ω・( ФωФ(,,゚Д( ^Д^)


ミセ(∪)リ「まずいわ、逃げましょう」

(i)トソン「KAMAKURA JIDAIHA SYUUENWO MUKAERU」


('A`)「これが俺たちの力だああああああああああああああああああああああああああ!!」


           がんばれがんばれ
                       どっくーーお!

           がんばれがんばれ
                        どっくーーお!
                    ∧_,,∧
 、-‐'''""''''\         /\. (,,゚Д゚,,) /ヽ
  \  ●  \        | ● ⊂   ⊃ ● |             r--─‐i
   \-‐'''""''''          ヽ/@/   く \ /   r─--‐i       |  ● |
     \ ∧_,,∧     ∧_,,∧(ノ⌒ヽ)∧_,,∧  |  ● |  ∧_,,∧ |--─‐''
      ○○・ω・`)     ( ・∀・)∩ ∩(ФωФ )''─--‐| ( ^Д^ )∩
       ヽヽ`  ヽ'´) ⊂    r '  '-、    つ     ⊂     /
       @〉  ,.- '´  @ノ   /      ヽ   '、@    r‐'   /@
         〈_ノ´..................(ノ⌒し'......................'、_l⌒'、)................`""ヽ_ノ

369 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:06:40 ID:Ge1B3FHM0
('A`)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ミセ(∪)リ「逃げられない!!」

('A`)「てやああああああああああああああああああああああああああ!!」


    チュッ

ミセ(∪)リ'ε`)



ミセ(∪)リ

ミセ(∪)リ

ミセ(∪)リ

o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *
               キラキラ
          o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ * o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *
*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:.
     o○☆ *:..        ミセ(∪)リ    o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *
         o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *    *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:.
o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *       キラキラ

                  o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *

.

370 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:07:41 ID:Ge1B3FHM0
ミセ(∪)リ「あ、」

ミセ(∪゚)リ 「愛した人は」

ミセ(ー゚)リ「ここに……」

ミセ(゚ー゚)リ「ここに……!」

ミセ*゚ー゚)リ「……いたんだ!!」

('A`)「ミセリ、会いたかったぜ」

ミセ*゚ー゚)リ「ドクオ!!」

(i)トソン「ハッピーエンド……、か」

(´・ω・`)「ガラじゃないかい?」

(i)トソン「まあね。……でも」

               ナァ、ドウヤッテカエルンダ
       ミセ*゚ー゚)リ('A`)
    シラナイ


───────────ああいうのも偶には悪くない、ってね。




∬´_ゝ`)∬´_ゝ`)∬´_ゝ`)∬´_ゝ`)∬´_ゝ`)おわり∬´_ゝ`)∬´_ゝ`)∬´_ゝ`)∬´_ゝ`)∬´_ゝ`)

371 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:09:59 ID:mioQ14p60
あ…え…乙

372 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:10:18 ID:Ge1B3FHM0
肝心な事忘れてたわ

タイトル:∬´_ゝ`)の椎骨は並以上のようです 〜私の四畳半物語〜

おわり

373 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:10:36 ID:dQC8HDUQ0
とりあえずよくわからないって事は分かったわ

374 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:10:38 ID:QVTfw8CE0
カオスすぎて何が起こったのかわからなかったww乙

375 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:11:20 ID:ZR6y30xE0
お、乙・・・

376 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:25:25 ID:tVShgPxc0
ふ、ふ、ふふおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!11
私が丹誠込めて描いたミセリちゃんを!! 練った設定を!! 余すことなくこれほどまで美しく使っていただけるだなんて!!!!!11
感極まって全身が痙攣します!!!!11 震えがとまりませn!!!!11111 なんてポエジーにあふれているんでしょう!!!!!1
世界は今!!!!11 喜びに満ちあふれている!!!!11 わっツアワンダフルワールド!!!!111
間違いなくあなたがラノベ王です!!!!11 私の中でのグランプリ受賞です!!!!! 私と結婚しましょう!!!!11
これはほんのばかりのお礼の絵です、一生懸命かきました!!!1 是非受け取って下さい!!!!!!!1111

ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_326.png

377 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:26:28 ID:b/Q6ziYo0
どっちもひっどいひっどいwwww
大好きだわ

378 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:31:07 ID:tJw/hTGc0
>>294>>354
どういうことなの……

379 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:32:38 ID:QVTfw8CE0
いやーコメントも絵も輝いてるねwww

>>325
乙です
絵を使ってくれてありがとうございます

>>67
私とした事があまりに衝撃的な葡萄哲学と愛憎劇に打ちひしがれて乙を言うの忘れてました
ご所望のアンデルセン少年と炎上するマッスルを描いたので許してください
ttp://imepic.jp/20121125/612350

冗談はさておき、楽しいお話を書いてくれてありがとうございました乙

>>172
ttp://imepic.jp/20121125/612510
癒されました、ありがとうございました
他の挿絵も入れて描きたかったけど手が死んでしまうんで勘弁してつかぁさい

380 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:37:33 ID:7K6RtDDk0
うわわああわこのカオスな空気の中で投下しにくい・・・!

>>379

みんな美人だ!美男だ!綺麗だ!!


投下いくよ・・・

381 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:38:13 ID:7K6RtDDk0

( ><)『もしもし・・・あっ、Hello?ニーハオ?聞こえますか?』

( <●><●>)「・・・どなたですか。というかこの糸電話、何なんですか。」

( ><)『宇宙からの糸電話なんです!!』

( <●><●>)「それはそれは。いやぁおどろきましたぁ〜。・・・いつまで私をからかうんですか。
        早めに出てきてくれたら鼻にパンチかますくらいにするので出てきてください。」

(;><)『ちょっ、本当に宇宙からの糸電話なんです!信じてください!!』

( <●><●>)「おぉっとそういえば電波がちょっと繋がらないのか糸電話の様子がぁ〜?」

(;><)『というかむしろからかわれてるのは僕の方なんです!』

( <●><●>)「ふざけないでくださいよ・・・。」

(;><)『こっちの台詞なんです!2週間前から待っててやっと誰かと話せたんです!お願いなんです話を聞いてください!!』

( <●><●>)「私いつもここを通って帰るんですが、昨日はこんな糸電話ありませんでした。」

( ><)そ『んなっ・・・!』

( <●><●>)「あーあ、矛盾ですね矛盾。逆転裁判でもして鍛えたらどうですか?」

(;><)『・・・うぅっ、小一時間説得しても無駄だなんて・・・頭の固いひとですぅ・・・。』

( <●><●>)「まだ10分程度しか会話していませんよ。あなた時間の感覚大丈夫ですか。」

382 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:38:57 ID:7K6RtDDk0

( <●><●>)「・・・とりあえず私はもう帰らないといけないので。
        ほらほらいつまでも遊んでいないで子供は早く家にお帰んなさい。」

(;><)『えっ!?ほほ、本当に言っちゃうんです・・・か・・・・・。』





( ><)少年、両手に糸電話のようです
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/47.png





( ><)「うぅっ、僕はこれから、どうすればいいんですか・・・。おうちに帰りたいです。」

( ><)「おにいちゃんに会いたい、お母さんに会いたい。わんわんおと遊びたいんです。」

( ><)「・・・・おかあさんが作るおにぎり食べたい・・・。」

(;><)「自分が悪いんです・・・。流れ星に宇宙に行きたいなんて願っちゃったから・・・。」

(。><)「でも・・・・寂しいんです・・・・。」グスン

383 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:39:37 ID:7K6RtDDk0


( ><)「あー、あーーっ、テストなんですテストなんです。
      よく分からないこの小さな惑星で結構月日がたったんです。地球は今何時ですか。」

( <●><●>)『二日も連続してしつこいですね。そんなにかまってちゃんなのですかあなたは。』

( ><)「その声・・・久しぶりなんです・・・・!」

( <●><●>)『そうですね数時間ぶりですね。まったく、家庭裁判所につきだして脅しますよ?』

(;><)「そそ、その時点でもう脅してるんです・・・。ってか数時間ぶりなんですか!?
     じゃあ僕が今まで暇つぶしでやっていたあやとりの一ヶ月間は・・・!!」

( <●><●>)『あ、わかりました。あなた友達いないんですね。可愛そうに・・・・。
       なんか昨日今日とふざけてしまってごめんなさい。』

(;><)「うわぁ!人に散々言っておいてふざけてたの認めた!最低だ!!」

( <●><●>)『というかあなた声ちょっと掠れてるじゃないですか。それほど誰とも会話をしなかったと・・・。私で良ければお話相手になるので隠れてないで出てきなさい。』

(*><)「本当ですか!?僕、流れ星に宇宙に行きたいって願ったら本当に宇宙に・・・。」

( <●><●>)『あなたを哀れと思ってしまった私が馬鹿でした。』

(#><)「ばっちきしょー!!」

( <●><●>)『正直痛々しくて聞いていられないです・・・。どこまでメルヘンチッカーかまってちゃんなんですか・・・。』

384 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:40:18 ID:7K6RtDDk0


ハハ ロ -ロ)ハ「Hello,Hello. Can you hear me?」
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/131.png

('A`) 「あぁ、聞こえるぞ。何かあったか?」

ハハ ロ -ロ)ハ「イエ、特に何も無いのデスガ・・・。チョット言ってみたくて。」

('A`)「おぉ・・・、そうか。ま、何かあったら知らせてくれ。」

ハハ ロ -ロ)ハ「OKですMr.ドクオ。ン・・・?」

('A`)「どうした?」

ハハ ロ -ロ)ハ「あの星、見たことアリマスカ?」

('A`)「・・・分からない。」

川 ゚ -゚) 「ドクオ?何があったんだ?」

('A`)「ちょっと見たこと無い惑星があってな。小さいけどいい発見したかもしれない。」

川 ゚ -゚)「すごいではないか。ちょっと実験そっちのけであの惑星について調べようっと。」

385 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:40:58 ID:7K6RtDDk0

ハハ*ロ -ロ)ハ「チョチョチョッ!ワタシもあの星に近づいてみてもいいですヨネ!?」

('A`)「こらこらあせんな、まだ地球の方に連絡してないz」

ハハ*ロ -ロ)ハ「ヤッフウウウウウウウウウウウウウウウ」

('A`)「ハイテンションだなぁ・・・。」

ハハ ロ -ロ)ハ「おわっ、何かが絡まりマシタ。」

('A`;)「えっ!?早くほどきなさい!」

ハハ ロ -ロ)ハ「たこ糸が絡まってマス。」

('A`;)「なんでこんな宇宙にたこ糸・・・・って・・・、早くほどきなさい!」

ハハ ロ -ロ)ハ「ほどけないノデ、切ってもイイですよね?」

('A`;)「構わん!命綱とお前に何かあったら大変だ。」

ハハ ロ -ロ)ハ+「了解シマシタ。」

386 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:41:38 ID:7K6RtDDk0


( <●><●>)『だから言ってるじゃないですか!
        いつまでもそうやって私と直接話そうとしないから実際友達もいないんですよ!』

(#><)「だーかーらぁー!僕は今にも家に帰りたいぐらいなんです!宇宙にいるんです!!
      しかも何かさりげなく酷い人なんです!僕にはちゃんと友達がい<ブチッ>るんです!
      僕意外と真面目だし!お馬鹿ないたずらするような子供じゃありません!」


( ><)「・・・・・・・・・・・・・・あれ?返答がないんです。」

( ><)「あー。もしもしー、もしもしなんです。」

( ><)「あっ、なんかたこ糸がたゆんたゆんしてるんです。・・・切れちゃったんですか?」

( ><)「・・・どうしよう。もう誰ともお話できない・・・。
      あの頭固いムカツク人とももう会話が出来ないんです・・・。」

(;><)「完璧にぼっちなんです・・・!僕はきっとずっとこのままぼっちなんです・・・!」

(。><)「うううぅっっ・・・・・・・」グスッ

387 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:42:19 ID:7K6RtDDk0

ハハ*ロ -ロ)ハ「ホッホホホ、ウチュウ飛行士の血が騒いでキマシタ!!」

('A`)「ハロー、どうだその惑星は。」

ハハ*ロ -ロ)ハ「小さな月みたいな感じデス!太陽の光で光ってますヨ。」

('A`)「ほうほう。他には?」

ハハ ロ -ロ)ハ「ンー、特になにも・・・・・あっ。」

('A`)「ん?」

ハハ*ロ -ロ)ハ「ダダダッダ大発見!!宇宙人が!!というか人がイマス!!!」

('A`;)「はぁ!?何だそりゃ。」

ハハ*ロ -ロ)ハ「ホントですよホント!一人でポツンと座ってマス!!」

('A`;)「まじかよ・・・。ちょっとハロー、その惑星に着陸してくれないか。近いし大丈夫だろ?」

ハハ*ロ -ロ)ハ「HAHAHA!チャクリクしました!!」

('A`)「無視してたんだな今まで。おっちゃん泣くぞ。」

388 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:42:59 ID:7K6RtDDk0

(。><)「ヒック・・・ヒクッ・・・」

ハハ ロ -ロ)ハ「エット・・・ワタシ 地球人 オマエ だれ?」

(。><)「うぅっ・・・グスッ・・・なんでターザン口調なんですか・・・・。」

ハハ ロ -ロ)ハ「Oh,ツッコミされまシタ。ウーン、・・・君は何人ですか?」

(。><)「ぼぼっ、僕は日本人なんですっ・・・。」

ハハ ロ -ロ)ハ「Wow!!ニホンジン!!何でこんなトコロに!?」

(。><)「僕・・・流れ星に願い事をしたら・・・・・」

(。><)「・・・・・・」

ハハ ロ -ロ)ハ「・・・・」

( >< )

ハハ ロ -ロ)ハ「コッチミルナ。」

(;><)「ぼわわわああああ!?ななな、ななななぁぁあああ?!」

ハハ ロ -ロ)ハ「オチツケ おまえ ワタシ ウチュウ飛行士」

(;><)「だからなんでターザン口調になるんですか!
     ってか、・・・・宇宙飛行士!?」

389 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:43:39 ID:7K6RtDDk0

ハハ ロ -ロ)ハ「Yes,ウチュウ飛行士デス。コノ星を調べてたら君がいたので、チャクリクしてみました。」

(;><)「そ、そうなんですか・・・。」

ハハ ロ -ロ)ハ「で・・・・なんでこんなトコロにいるんですか?さっきモ聞いたケド・・・。」

( ><)「僕、流れ星に宇宙に行きたいってお願いしたんです。そしたら次の日起きたらここにいました。」

ハハ*ロ -ロ)ハ「ヤハリ星はスゴイですね・・・。未知のチカラを感じマス。人を移動させるナンテ・・・。」

(;><)「そこ食いつきますか!?あ、この人宇宙飛行士か!めっちゃ宇宙好きそう!」

ハハ ロ -ロ)ハ「フムフムナルホド。ここにどれぐらいいるのですか。」

( ><)「多分・・・、二ヶ月ぐらいだと思うんです・・・。」

ハハ ロ -ロ)ハ「ンー?日本で流れ星がアッタのは約3日ぐらい前だったヨウナ・・・?」

( ><)「えっ。」

ハハ*ロ -ロ)ハ「こっ、ココの星はチキュウと時間の流れが違うのデスネ!ワンダフォォオオ!!」

(;><)「うわっ興奮し始めたんです!!メガネが曇ってるんです!!」

390 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:44:20 ID:7K6RtDDk0

(;><)「あ、そうだっ。宇宙飛行士さん、僕家に帰りたいんです。お願いします!!」

ハハ*ロ -ロ)ハ「ハーイイイヨイイヨー、でもその前にココの星調べてからネー。
       あ、星の表面の土持ってカエロー。」

(;><)そ「高校野球!?というか宇宙飛行士さんこそ何人ですか!めっちゃアメリカンじゃないですか!!」


〜いっぽう地球〜

( <●><●>)「あの小僧・・・電話切りやがって・・・意地でもそこら辺探してやります。隠れて笑ってるのはワカッテマス。」

( <●><●>)「・・・そういえばここ隠れるところ・・・、ない・・・ですね。」

391 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:45:00 ID:7K6RtDDk0


(;><)「わわわっ!?空気が!空気がァァア!!!」

ハハ ロ -ロ)ハ「あの星は若干酸素があるんデスネ。メモメモ。」

(;><)「シャシャシャシャッ・・・イキ・・・がっ・・・くるじっ・・・・」

ハハ ロ -ロ)ハ「しゃべるからデショウ。ジゴウジトク、です。」

(;><)「その知、識・・・ボビー・・・オ、ロゴン、並・・・・・」

ハハ ロ -ロ)ハ「ツッコミ命なんデスネ。」

(iil><)「そ、・・・nなんじゃ・・・ない・・んで・・・す・・・、」

ハハ ロ -ロ)ハ「ワカッタ。もう喋るナ。」

('A`)「お、繋がった繋がった。ハロー大丈夫か?」

ハハ ロ -ロ)ハ「問題ないデス。でも付き添いが窒息死してしまいそうダ。」

('A`)「付き添い?」

ハハ ロ -ロ)ハ「さっきの人連れてキマシタ。」

392 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:45:40 ID:7K6RtDDk0

('A`)「おっ、やるねぇ!これで宇宙人と・・・」

ハハ ロ -ロ)ハ「聞いてビックリなんとニホンジンなんデス。」

('A`)「・・・パードゥン?」

ハハ ロ -ロ)ハ「聞いてビックリなんとニホンジンなんデス。」

('A`)「うわぁ、ビックリだわぁ・・・。」

川 ゚ -゚) 「ドクオ、ハローが戻ってきたぞ。」

(iil><)「バハッァ・・・・ハハバッ・・・」

ハハ ロ -ロ)ハ「しっかりしてクダサイ。」

('A`)「ほ、本当に日本人だ・・・・。」

川 ゚ -゚)「日本人・・・?」

ハハ ロ -ロ)ハ「コノ子、ちょっとしたトラブルであの星にいたヨウデス。」

ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシはコノ少年を家に帰らせマス。いいデスカ?」

('A`)「別に構わないけど、休憩させてあげようか。」

(iil><)「ヒューッ、ヒューッ」

393 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:46:22 ID:7K6RtDDk0

〜数日後〜

( <●><●>)「見つからない・・・まさか、本当に宇宙に・・・?」

( <●><●>)「いやいや、ありえません。ただのふざけてる子供です。糸電話なんて、そんなおもちゃで私をからかいやがって。直接話せよこんにゃろう。」

( ><)「あ・・・・あの・・・」

( <●><●>)「はい?」

(;><)「そそ、その手に持っている糸電話っ、僕に返してくれませんか・・・?」

( <●><●>)「あ、小僧!やっと正体を現しましたね!!!」

(;><)「えっ!うわっ!うわあああ!鼻にパンチするんですか!?止めてください!!」

( <●><●>)「やりませんよ。大学生の私が子供に手あげるなんて事したら警察行きです。」

(;><)「僕が大人だったらやるんですか・・・。」

394 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:47:02 ID:7K6RtDDk0

( <●><●>)「まったく、悪ふざけにも程がありますよ。忙しい大人に毎日人さがしさせるなんて・・・、もっと人の事考えて下さい。」

( ><)「えっ・・・毎日探してくれたんですか・・・?」

( <●><●>)「・・・見つけたらあなたに一発パンチかますつもりで探していました。」

(。><)「嬉しいんです・・・嬉しいんです・・・!お母さんだって4日いなくなってた僕を心配しなかったのに・・・、見知らぬ糸電話さんが探してくれてたなんて・・・!!!」

( <●><●>)「糸電話さんって何ですか糸電話さんって。」

395 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:47:48 ID:7K6RtDDk0

(。><)「僕、僕・・・、本当に寂しくて・・・!」

( <●><●>)「こらこら、現実と妄想を混ぜるのはいけませんよ。ましてやそれで他人に迷惑かけるなんて。考えられないです。」

(。><)「ごめんなさいなんです・・・でも・・・!」

( <●><●>)「そんなんだからどうせ友達も少ないんでしょう?」

( ><)「いや・・・友達はいるんです。」

( <●><●>)「でも、私も勉強ばかりの日々で退屈していました。子供は苦手だったのですが、この機会で子供の印象が変わった様な気がします。」

( ><)「・・・・。」


( <●><●>)「・・・楽しかったです。ありがとうございます。」

(*><)「・・・はいなんです!僕、・・・また糸電話さんに会いたいんです!」

( <●><●>)「だから糸電話さんはよせってぼっち小僧。」

396 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 17:48:34 ID:7K6RtDDk0
終わりです
使用させていただいたイラストは
No.47、No.131 です。ありがとうございます!!

話もういっこできれば作りたいと思ったけど時間なさそう・・・。
でも明日のギリギリラインまで楽しみましょう!

397 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 18:04:16 ID:7K6RtDDk0
明日のギリギリってなんだよ・・・・
今日が終わりだよこんちくしょう・・・・

398 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 19:03:27 ID:DPa8OEhE0
ビロード可愛いなあ

399 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 20:57:56 ID:eg4sEbdYO
ダレモイナイ……トウーカスルナラ(ry

投下します
ほのぼのだぜ

400 ◆v9sUzVr/7A :2012/11/25(日) 20:58:24 ID:.p7.I0bo0
作品URL
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353252395/180-190

作品名
( ><)種育てのようです

使用した絵のURL(任意)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/101.jpg
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/189.jpg

投下報告です

401 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 20:58:27 ID:ddHz20Iw0
>>352 >>396
ふおお使ってくださるとは!!
No.47の者ですありがとうございました!!

402 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:00:30 ID:eg4sEbdYO
川 ゚ -゚) パラ

本は良い。
喜び、怒り、悲しみなど、
文章一つで色々な気持ちにさせてくれる。
知識を享受できる。

私は本が大好きだ。

私は今、学校の図書室にいるが、図書室は良いところだ。

将来は、本に囲まれた生活も悪くない。

川 ゚ -゚) 「おや」

ふと時計を見ると、5時を回っていた。
もうこんなに時間が経っていたのか。
つい先程図書室に来たばかりだと思っていたが。

本は時間を忘れさせてくれる。
やはり、本は良い。



そう思いながら、私は読んでいた広辞苑をそっと閉じた。

403 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:01:53 ID:eg4sEbdYO







川 ゚ -゚) 夕暮れとまどろみのようです (´<_` )


ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/7.png

404 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:05:30 ID:eg4sEbdYO

川 ゚ -゚) 「ふぅ、今日も勉強になったな」

なんとか「け」の項目まで読み切ることができた。

だが、「き」の項目を読み飛ばしてしまっている。
後日マイ広辞苑でじっくり読むとしよう。

川 ゚ -゚) 「よし弟者、そろそろ……」

私は隣に座っているクラスメイト、流石弟者のほうを向いた。
弟者は、整った顔立ちをしており、人気者である。
ちなみに、一つ上の学年に兄がいる。

そして、その弟者はというと、

(‐<_‐ )スゥ…スゥ…

安らかに寝息を立てていた。
  _,
川 ゚ -゚) 「……まったく」

私というものがありながら、睡魔なんかにうつつをぬかしおって。
心の中でひとりごちながら、その寝顔を見つめる。

川*゚ -゚) 「……」

自然に顔が赤くなってしまう。
私は火照った顔を両手で包んだ。

しかし、最近少し不安になっている。

405 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:09:21 ID:eg4sEbdYO
私たちは付き合っている。
告白は私からした。
付き合って半年になるのだが、半年で一度も、
弟者の口から「好き」という言葉を聞いたことがないのだ。

川 ゚ -゚) 「……」

クールだのなんだの言われているが、私も一人の女の子だ。
流石に不安にもなる。

川 ゚ -゚)σ)‐<_‐ ) プニ

ちょっとした恨みをこめて、頬をつついた。
男のわりにすべすべな肌だ。
きちんと手入れをしているに違いない。

(‐<_‐; ) 「んぅ……やめろ兄者……俺はFMVじゃないぞ……」

川 ゚ -゚)σ

なんの夢を見とるんだコイツ。
私が今世紀最大の謎に頭を悩ませていると、


(‐<_‐; ) 「……クー……」


弟者に名前を呼ばれた。

川;゚ -゚) 「!」

びっくりした。
バレたと思い、とっさに指をひっこめる。
しかし、そんなことはなく、弟者は目を閉じたままだ。

406 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:10:35 ID:PjimLmGU0
広支援

407 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:12:17 ID:eg4sEbdYO

すると、


(‐<_‐; ) 「好きだ……」


川 ゚ -゚) 「……!」

弟者の口から、私が一番聞きたかった言葉が出た。
夢ではあるのだが。

(‐<_‐; ) 「……だからそのツルハシは置いてくれ……やめろぉ……」

川 ゚ -゚) 「……」

お前の中で私はなんなんだ。
そして夢で私は何をしているんだ。
目が覚めたら小一時間ほど問い詰めたい。

でも、

川*゚ -゚)

よかった。
夢だけど、安心した。

顔のほてりが止まらないが、気にならないほど嬉しい。

408 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:14:30 ID:eg4sEbdYO

川 ゚ -゚) 「(そういえば、付き合ってから一度も甘えたことが無かったな)」

椅子ごと身体をよせる。
そして、弟者の肩に、頭を預けた。
弟者の体温が伝わって、とても暖かい。

ふいに、眠気がやってきた。
その眠気に逆らわず、私は目を閉じた。

川 - -) 「たまには……いいよな……」

川 - -) スー…スー…

二人分の寝息が、夕暮れの図書室に響き続けた。







ちなみに下校時間5分前に飛び起き、二人してギリギリで校門を出たことは秘密だ。


おしまい

409 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:18:33 ID:eg4sEbdYO
おわりです。
なんだこれ、リア充爆発しろ

素敵な絵を使わせて頂いてありがとうございました!

最後まで祭りを楽しもうぜ!

410 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:21:01 ID:7K6RtDDk0
可愛いお話だったぜ乙!

411 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:29:29 ID:7K6RtDDk0
>>401

こちらこそ素敵なイラストをありがとうございました!
楽しかった・・・・!

412 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:40:55 ID:FLuJvn5E0
 [壁| )

[壁|д゚ )投下して良いのだろうか……。

413 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:41:38 ID:PjimLmGU0
投下しちまえよ
楽になるぜ?

414 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:42:37 ID:NWYDI2pIO
聞かなくていい

415 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:43:17 ID:FLuJvn5E0

  いささか急ピッチで仕上げたので誤字とかあるかも。


/ ゚、。 /VIP幼稚園は今日も賑やかなようです。

416 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:44:36 ID:FLuJvn5E0

ξ゚⊿゚)ξつ●「ぶーん! たべなさい!」

( ;^ω^)「や、やだお」

ξ#゚⊿゚)ξつ●「なによっ。あたしのだんごがたべれないっていうの!?」

(; ^ω^)「みたらしだんごだったらたべるけど、どろだんごはやだお!」

ξ゚⊿゚)ξつ●「むー。ぶーんのばかっ」

/ ゚、。 / 「……喧嘩、良くない……」ヌッ

ξ゚⊿゚)ξ「! すずきせんせい……」

417 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:46:12 ID:FLuJvn5E0

/ ゚、。 /「……ツンちゃん、ホライゾンくんにごめんなさい、する……」

ξ゚⊿゚)ξ「わたし、わるくないもん。わたしのだんごをたべないぶーんがわるいんだもん」

/ ゚、。 / 「……ごめんなさい、しないと、高い高いして上げない……」

ξ゚ー゚)ξ「むむっ……」

ξ゚⊿゚)ξ「……ごめんなさい、ぶーん」

( ^ω^)「……ぼくのほうこそ、ごめんなさいだお」

/ ゚、。 /「……よくできましたツンちゃん、ホライゾンくん……。ご褒美……」スッ

418 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:46:40 ID:ZR6y30xE0
おお!その絵の話見たかったんだ!支援

419 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:48:04 ID:FLuJvn5E0

オッオー( *^ω^)⊂/ ゚、。 /⊃ξ*゚⊿゚)ξワー

o川*゚ー゚)o「あー。いーよね、ダイちゃん背が高いからあーいう事できて。あたしゃ未だ小学生と間違われるよ」

( ゚∀゚)「そのおかげでオレのせでもお前のおっぱいを揉めるがな!」モミモミ

o川*゚д゚)o「ぎゃあ!」

( ゚∀゚)「ちっ。Aカップか。しけてんなー。ハインえんちょーはDカップだったぜ」

o川#゚ー゚)o「うるさいわっ。ていうか園長のも揉んだのかよ、このマセガキっ」

( ゚∀゚)「そのあと、げんこつくらったけどなっ。だが、オレのゆめはぜんせかいのすべてのおっぱいを揉む事だっ。きんじょのねーちゃんのもオレは揉みしだいてみせるっ! まずはしんちょーたかすぎてとどかないすずきのを揉むのが目標だ!」

o川#゚ー゚)o「その前に私が、あんたの息の根を笑いで止めてやるわ!」

( ゚∀゚)「おっ? やってみろよ。きのうおっぱいプリンをたべながらあみだしたたわざをみせてやる!」ワキワキ

420 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:50:29 ID:FLuJvn5E0

 三o川#゚д゚)o マテヤゴルァ 三(゚∀゚)ノ ヤーイヤーイツルペター


( ;・∀・)「……やれやれ。ジョルジュくんは本当わんぱくだね」

ミセ*゚ー゚)リ「モララーせんせー! ままごとしましょー!」

( ・∀・)「ん? いいよ」

('、`*川 「ちょっとまって、あたしがさき!」

ミセ*゚ー゚)リ「なによあとからきたくせに!」

('、`*川 「おそいひとはふりだからおそいひとがさきよ!」

(; ・∀・)「ああ、こらこら二人とも。喧嘩しない。順番順番」

421 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:53:12 ID:FLuJvn5E0

ワタシガサキ!ミセ#゚ー゚)リつ〈;・∀・〉⊂ ('、`*川 イイエワタシガサキ!

从 ゚∀从「モララーは本当、年齢問わず、女にもてるよな。まあそれのおかげで主婦への対応が大分楽になったから感謝するが」

( ´_ゝ`)「そぉですよねー。あいつが入ってきてからだいぶ楽になりましたよ」

川 ゚ -゚)「えんちょー」タタッ

从 ゚∀从「ん? どうした、クー」
     
川 ゚ -゚)つ「おはな、あげる」

从 ゚∀从「お、ありがとよ」ワッシャワッシャ

川 ゚ -゚)「んっ……」

422 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:55:36 ID:FLuJvn5E0

( ´_ゝ`)「ハイン。それじゃ、強すぎるぜ。もうちょい、こう……優しく……」

从 ゚∀从「……む。こうか?」ナデナデ

川 *゚ -゚)「ん……」


('∀[壁「くーにゃん可愛いよハァハァ。くーにゃんペロペロしたいよペロペロ」

ノパ⊿゚)「何をしている貴様」

('A`)三壁「……! お前は!」バッ

('A`)「相棒の貞子と共にVIP市のお御庭番として恐れられている女……素直ヒート!」

ノパ⊿゚)「いや、そんな設定ねーよ。私はただの婦警だ」

('A`)「……ふっ。そうか。貴様も俺の邪魔をするのか……」

ノパ⊿゚)「聞けよ」

('A`)「いいぜ。お前がくーにゃんのペロペロを邪魔するっていうなら……。まずはその障害をぶち壊すっ!」

「だから聞けって」ノパ⊿゚) 
          ⊂彡☆ )A`)「はふん」

423 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:58:04 ID:FLuJvn5E0

(∩)A`) イタイノイタイノー

∩('A`)+トンデケー

('A`)「……っていうか仮にも夫なのに容赦ないね、ヒーにゃん」

ノパ⊿゚)「そのあだ名で呼ぶな。……ん? というかドクオだったのか。仕事はどうした?」

('A`)「うわぁお。気づいてなかったのかい、ショックだぜ。ちなみに仕事は今休み時間中ナノデス」

ノパ⊿゚)「休み時間でも可笑しいだろ。なぜ此処にいる」

('A`)「休み時間になった途端にダッシュでここに来たのさマイハニー。これも幼稚園のすぐ近くに仕事場があるが故に出来る技!」

ノハ#゚⊿゚)「戻れ! 今すぐ戻れ!」

('A`)「ほいほーい。あ、今日の夕飯は何が良い?」

ノパ⊿゚)「む……。カレーライス甘口で頼む」

('A`)「オッケィ。そんじゃ、お仕事がんばー」タッタッタッ

ノパ⊿゚)「……全くあいつは。……仕事クビになったらどうする気なんだ。今度きつく説教せねば。……む?」キョロキョロ

ノパ⊿゚)「……そういえば貞子はどこに行った?」

424 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 21:59:31 ID:FLuJvn5E0


川*∀川 「ふふふ、今日も可愛いなあ、内藤くんツンちゃん……」パシャパシャ

川*∀川「あ……ちゃんグフフ、かわゆすなあ」パシャパシャ

ノパ⊿゚)「おーい貞子ー。そろそろ行くからそこから降りろー」

川д川「……えー? もうですかー? まだ撮り足りないですよー」パシャパシャ

ノパ⊿゚)「別にそのまま撮っていても構わないぞ。ただし後でそのカメラ、ぶち壊すが」

川д川「……ちぇー」シュタッ、タン

425 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:01:55 ID:FLuJvn5E0

ノパ⊿゚)「しかし、お前は相変わらず身軽だな」

川д川「くの一に憧れてたんで。頑張りましたよー。おかげで小学生の頃は背後霊で中学生の頃のあだ名は台所の黒いアレでしたが」

ノパ⊿゚)「そうか。それじゃあ行くぞ。あと、写真没収」パッ、バキバキ

∑ 川゚д川「ぎゃああああ!? プリティな子供達の笑顔が詰まったカメラがぁ! 何故に!? ホワイ!?」

ノパ⊿゚)「肖像権のうんたらかんたらが面倒だからな。すまん」

川д川「 謝るならやらないでくださいよー……。うう……仕方ありません……。今度、非番の時に許可貰って撮りますか……」

ノパ⊿゚)=3「その熱意、もっと他の事に生かせると思うんだが……」

426 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:02:54 ID:FLuJvn5E0

( ーωー)グーグー

ξ(ー⊿ー)ξスースー

/ ー、ー /zzz…

( ー∀ー)彡゜オッパイオッパイ

l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者ー!」

( ´_ゝ`)「こらこら。ここでは兄者先生、だろ? 妹者よ」

l从・∀・ノ!リ人「む。そうだったのじゃ。兄者せんせい!」

( ´_ゝ`)「なんだい妹者ちゃん? 今はお昼寝の時間だぜ?」

l从・∀・ノ!リ人 「ねむれぬのじゃ! だからえほんよんでなのじゃ」

( ´_ゝ`)「ウィ、マドモアゼル」

427 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:04:21 ID:FLuJvn5E0

( ´_ゝ`)「……王子様とお姫様いつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ……。めでたしめでたし……っと?」

l从ー∀ーノ!リ人 スースー

( ´_ゝ`)「寝ちゃったか」パタン

( ´_ゝ`)「ハイン毛布ー」

从 ゚∀从「あいよ」

( ´_ゝ`)「センキュー。腹冷やすとあれだからな」パサッ

428 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:05:19 ID:FLuJvn5E0

( ゚∋゚) カァーカァー

センセーサヨーナラー!

( ФωФ)「待たせたな、ホライゾンよ。今日も楽しかったか?」

( ^ω^)「つんちゃんとけんかしちゃったけど……ちゃんとごめんなさいしたお!」

( ФωФ)「そうか、それは結構! 今宵はホライゾンの好きなハンバーグにしてやろう!」

(*^ω^)「やったお!」

429 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:07:11 ID:FLuJvn5E0
ζ(゚ー゚*ζ「今日もありがとうございましたー。ツンちゃんいい子してた?」

ξ゚⊿゚)ξ「ぶーんとけんかしちゃったけど……ちゃんとごめんなさいした」

ζ(゚ー゚*ζ「あらあら。良い事ね」

ξ゚⊿゚)ξ「……ねぇ、おかあさん」

ζ(゚ー゚*ζ「なあに?」

ξ゚⊿゚)ξ「こんど、おだんごのつくりかたおしえて」

ζ(゚ー゚*ζ「あらあら。いいわよぉ。けど、危ないからちょっとずつ教えるわよ? 良い?」

ξ゚⊿゚)ξ「ん。がんばる」コク

430 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:07:57 ID:FLuJvn5E0

('A`)つ⊂川 ゚ -゚)ノシ「またあした……」

从 ゚∀从「おうよ。明日なー」

m9( ゚∀゚)「じゃあな! 明日来る時ゃそのナイチチふくらませとけよー!」

たo川#゚ー゚)o「じゃっかしいわこんちくしょう!」

/ ゚、。 /「……キュート……おちついて……」

431 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:09:59 ID:FLuJvn5E0

( ´_ゝ`)「……しかし、いつもの事ですが、子供達が居なくなると昼間の騒がしさが嘘みたいに静かになりますよね」

从 ゚∀从「そうだなー。早くもあの騒がしさが恋しくなるよなー」

( ・∀・)「ま、その恋しさが、僕達の動力源へとなるんですよね」

/ ゚、。 /「ん……」コク

o川*゚ー゚)o「そんじゃ、ま、明日のために、もいっちょがんばりますか!」

/ ゚、。 /「……うん!」

432 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:16:12 ID:FLuJvn5E0

 ちょいと尻切れトンボですが終わりです。そして作中に貼ろうとして忘れてた……。お借りした絵はこちらです。

http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/34.jpg

 素晴らしき絵にこのような粗末な文で申し訳ない。

 それでは祭りもそろそろ終いながら、素晴らしき作品が投下される事を願い、ストリキーネ入りコーヒーどうぞ。

つ旦

433 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:26:12 ID:QXb7/AYI0
いいなー、ほのぼのいいなー!!乙乙!!

434 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:50:59 ID:bWGfUuhw0


('A`) My Baby Blueのようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353846483/

投下終了しますた
完結はしてないので悪しからず

435 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:52:26 ID:eg4sEbdYO
書き終わた!!
投下するよ

推敲してないから文がおかしいかも
そうだったらごめんな!

436 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:53:57 ID:eg4sEbdYO

(#゚;;-゚)

薄暗い部屋の真ん中で、一人の少女が人形を編んでいます。
彼女の名前はでぃ。
身体のところどころに傷があります。

布と綿を部屋いっぱいに広げて、チクチク、チクチク。

人形もそろそろ完成。
顔と胴体をつなげて、

(#゚;;-゚) 「……できた」

( ^Д^)

完成です。
出来た人形は四足歩行で、ちょっと歪んだ笑顔をしています。

(#゚;;-゚) 「……まぁいいや」

ちょっと出来に不満があったみたい。
ですが、特に気にならないみたいです。

(#゚;;-゚) 「……おはよう、プギャー」

でぃちゃんは、その人形にプギャーと名前をつけました。
そして、愛おしそうに頭を撫でます。



( ^Д^) 「……ふわぁ。おはよう、でぃ」



すると、人形が産声をあげました。

437 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:55:10 ID:eg4sEbdYO







(#゚;;-゚)は作品に命を吹き込むようです

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/77.jpg

438 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:57:23 ID:eg4sEbdYO
翌日。

(ノシ^Д^)ノシ 「でぃ、構え」

と、プギャーがうるさいので、でぃちゃんは遊び相手を作ることにしました。

(ノシ^Д^)ノシ 「でぃちゃーん」

プギャーがうるさいですが、無視することにしました。

( ^Д^) 「カマッテー」

でぃちゃんは反応しません。
しばらくすると、

( ;Д;) 「構えよお……構ってくれよお……」

遂に泣き出してしまいました。
ですが、人形の完成はもうすぐです。

(#゚;;-゚) 「もうすぐ出来るから、待ってて」

( ^Д^) 「何作ってるんだ?」

(#゚;;-゚) 「おたのしみ」

439 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 22:59:16 ID:eg4sEbdYO
と、話しているうちに、

( ,,^Д^)

完成です。
前回の反省を生かし、同じようなものを作り直しました。
でも、布が少し汚れしまい、模様みたいになっています。

(#*゚;;-゚)

ですが、今回はでぃちゃんは満足そう。

(#゚;;-゚) 「おはよう、タカラ」

でぃちゃんは、その人形をタカラと名付けました。

( ,,^Д^) 「……んぅ、おはようございます。でぃさん」

タカラはどうやら礼儀正しい性格のようです。

(*^Д^) 「よっ、プギャーだ。よろしくな!」

( ,,^Д^) 「タカラです。よろしくお願いします、プギャーさん」

念願の遊び相手ができて、プギャーも嬉しそう。
それを見て、でぃちゃんも顔を綻ばせました。

440 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:01:16 ID:eg4sEbdYO

――――――――――――――――

チクチク、チクチク。
でぃちゃんはまだまだ人形を編みます。

( ^Д^) 「まだ増えるのか?」

(#゚;;-゚) 「人数多いほうが楽しいでしょ」

今度の仲間は二足歩行。
中に綿をつめて、チクチク、チクチク。

( ,,^Д^) 「僕にも後輩が出来るのですね。楽しみです」

タカラはわくわく。
プギャーもわくわく。
でぃちゃんはチクチク。

(#゚;;-゚) 「よし」

完成です。
でぃちゃんは嬉しそう。

(;^Д^) 「……」 (^Д^;, )

ですが、さっきまでわくわくしてた二人は、何故か冷や汗をかいています。
心なしか、顔も青ざめています。

441 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:03:35 ID:eg4sEbdYO
お構いなしにでぃちゃんは、人形を床に置き、

(#゚;;-゚) 「おはよう、ショボン」

と、声をかけます。

「……ん? あぁ、おはよう、でぃちゃん」

それはとても野太い声で。
上半身には何も纏っていなくて。
ふんどし一丁で。



(´・ω・`) 「ウホッ、そこの二人、やらないか」

(;゚Д゚) 「「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」」 (゚Д゚;, )



――筋肉隆々の男でした。

442 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:05:08 ID:YcGqnwFk0
作品URLhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353847115/
作品名 从 ゚∀从はガラケー派のようです
使用した絵のURL http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/123.jpg

投下完了しました!

443 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:05:41 ID:xYGyS26s0
アッー!

444 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:06:05 ID:eg4sEbdYO

―――――――――――――――

(;^Д^) 「女の子を作ってくれ」

プギャーが必死に頼んできたので、でぃちゃんはまた、布を広げます。
タカラはなぜか、お尻を押さえて泣いています。

チクチク、チクチク。
今度は猫のような耳をつけずに、糸で髪をつけました。

(#゚;;-゚) 「できた」

完成です。
出来たのは、二足歩行のセミロングで、
つぶらな瞳が可愛らしい女の子です。

(#゚;;-゚) 「おはよう、ナベちゃん」

この女の子には、ナベと名付けました。

从'ー'从 「……ふわぁ〜。おはよ〜、でぃちゃん」

ちょっぴり気の抜けた喋り方です。
癒し系、という言葉が似合います。

(*^Д^) 「おはよう! 俺、プギャーだ。よろしくな!」

( ,*^Д^) 「僕はタカラです。よろしくお願いします」

二人がナベちゃんにアピールします。
顔を見るだけで嬉しそうなのが丸わかりです。

从'ー'从 「うん、よろしく〜。プギャーくん、タカラくん」

ほんわかとした喋り方で、返事しました。

445 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:08:01 ID:eg4sEbdYO
(´・ω・`) 「やぁ、僕はショボン。よろしく」

ショボンもナベちゃんに挨拶します。

从'ー'从 「よろしく、ショボ……」

言い終わらないうちに、ナベちゃんの顔が赤く染まりました。

从*'ー'从 「うわぁ! すごい筋肉だね! ちょっと触らせて〜」

(´・ω・`) 「はは、おやすいご用さ。どうぞ」

ナベちゃんは筋肉が好きなようです。
ショボンの鋼の肉体を、ぺたぺたと手で触ります。

从*'ー'从 「うわぁ……。すごいよぅ、固いよぅ……」

聞き様によって、とても卑猥に聞こえます。

(;^Д^) 「「(納得いかねええええええええ!!!)」」 (^Д^;, )

その光景を見て、二人は心の中で叫びました。
そしてその二人を見て、でぃちゃんは苦笑い。

446 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:10:17 ID:eg4sEbdYO

―――――――――――――――

そして少し月日がたち、色んな仲間が増えました。

( ´ー`)

ひねくれもののシラネーヨ。

( <●><●>)

とっても真面目なワカッテマス。

( ・3・)

お調子者のぼるじょあ。

/ ゚、。 /

ちょっぴり無口なダイオード。

皆は仲良く、幸せに暮らしていました。
ですが、その幸せも長くは続きません。

突然、でぃちゃんが倒れてしまったのです。

(;^Д^) 「しっかりしろよ、でぃ」

(;・3・) 「おぅわー、大丈夫かYO、でぃ」

( <●><●>) 「安静にしておくべきなのはわかってます」

( ,,^Д^) 「無理をしてはいけませんよ?」

(#゚;;-゚) 「うん、大丈夫。ありがとう」

しかし、でぃちゃんはわかっていました。
自分の命がもう長くないことに。

447 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:12:17 ID:eg4sEbdYO

( ´ー`) 「ったく、自分の体調くらい管理できねーのかヨ」

(´・ω・`) 「……おい」

( ´ー`) 「フン、事実だーヨ」

シラネーヨが悪態をつきました。
それをショボンが咎めます。

(#゚;;-゚) 「いいの。本当のことだから」

でぃちゃんは、最後の力を振り絞って、人形を一つ作ります。
ですが、身体が思うように動きません。

(#゚;;-゚) 「……ハサミ」

ハサミに手を伸ばしますが、届きません。

( ´ー`) 「……ほらヨ」

すると、さっきまで悪態をついていたシラネーヨが、ハサミを差し出しました。

(#゚;;-゚) 「……! ありがとう、シラネーヨ」

( ´ー`) 「フン、礼なんていらネーヨ。さっさと完成させろヨ」

ぷい、とシラネーヨはそっぽを向きました。
言葉は乱暴ですが、ところどころに優しさが感じられます。

448 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:14:46 ID:eg4sEbdYO

/ ゚、。 / 「……心配なら素直にそう言えばいいのに」

从'ー'从 「そうだよ〜」

( ・3・) 「おぅわー! シラネーヨったらツンデレだNE!」

( ´ー`) 「……そんなんじゃネーヨ」

ああ言ったシラネーヨですが、
心の中では自分に何が出来るか、と考えていたのです。

(#゚;;-゚) 「……優しい子たちばかりでよかった」

でぃちゃんは微笑みます。
そして、最後の人形が完成しました。

( ^ω^)

とても元気そうで、満面の笑顔。
今にも走り出しそうな人形です。

(#゚;;-゚) 「おはよう、ブーン」

でぃちゃんは、色んな所を走り回れるほど元気でいてほしいという願いをこめて、
ブーンと名付けました。

( ^ω^) 「……お。おはようだお、でぃちゃん!」

思った通り、元気いっぱいの人形です。

449 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:18:20 ID:eg4sEbdYO

―――――――――――――――

数日後、でぃちゃんは全く動けなくなってしまいました。
皆がでぃちゃんのそばに集まります。

/ ゚、。 / 「でぃ……」

(  ω ) 「でぃちゃん起きてお。僕、まだ会ってちょっとしか経ってないお」

( ;Д;) 「……」

みんな表情は暗いです。
プギャーはもう既に泣いています。

(;・3・) 「おぅわー……」

ぼるじょあも、この時ばかりは黙っています。

(#゚;;-゚) 「みんな、もっと明るくしてて。私は平気だから」

口ではこう言っても、身体はいうことをききません。
でぃちゃんの顔が苦痛に歪みます。

( <●><●>) 「……無理をしていることはわかってます」

ワカッテマスの言葉に、みんな頷きます。
無理をしているのは、みんな分かっているみたいです。

450 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:20:36 ID:eg4sEbdYO

(#゚;;-゚) 「そんなことないよ。大丈夫」

(  ー ) 「……大丈夫じゃネーだろうがヨ」

シラネーヨの声は震えています。

( ;ー;) 「嘘つくんじゃネーヨ!!」

从;'ー'从 「シラネーヨくん……」

(#゚;;-゚) 「……」

シラネーヨが叫びました。
それと同時に、目から涙がこぼれ落ちます。

(#゚;;-゚) 「……そうだね、ごめん。私、もうダメみたい」

( ,;^Д^) 「でぃさん……」

(´ ω `) 「やめてよ……でぃちゃん……」

でぃちゃんが一度、目をつぶります。
そして、呼吸を整えました。

451 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:21:10 ID:ZR6y30xE0
うわあああああああでぃいいいいい

452 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:22:24 ID:eg4sEbdYO

(#゚;;-゚) 「最期までみんなと一緒にいれて、楽しかったよ」

( ;Д;) 「やめろよ……最期とか言うなよ!!」

プギャーの涙が激しさを増しました。
頬を伝い落ちて、カーペットに染み込みます。

(#゚;;-゚) 「短い間だったけど、ありがとうね」

もう、誰も言葉を発せませんでした。

(#゚;;-゚) 「それじゃ」





(#-;; -) 「おやすみ、みんな」

453 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:24:26 ID:eg4sEbdYO

―――――――――――――――

「ねぇママ、なにしてるの?」

「荒巻おじいちゃんの遺品を整理してるのよ」

「いひん?」

「うん。死んじゃった人が持っていた物のことよ」

「ふーん。あ! このおへや、お人形さんがいっぱい!」

「本当ね。……おじいちゃん、こんなに人形作るの好きだったんだ」

「ママ、みてみて! おっきいお人形さん!」

「あら……。それ、私が小さい頃に作って貰った人形よ」

「へぇ、だからこんなにボロボロなんだ!」

「いつも一緒に遊んでたからね。それにしても、懐かしいわ、でぃちゃん……」



(#゚;;-゚)







(#゚;;-゚)もまた、命を吹き込まれた作品のようです


おしまい

454 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:26:22 ID:trNTJxwg0
泣いた・・・まさかこのラストは予想できなかった

455 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:27:06 ID:gFJcYCG20
乙ぅ!切なかわいいええ話や

456 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:27:43 ID:eg4sEbdYO
最後超特急でしたが、おわりです。
絵本っぽく書いてみました。
時間あればもっとちゃんと書けたんや……

もう一つ投下したい絵があったが、書けなかったんだぜ

№77さん、素敵な絵をありがとうございました!!

457 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:27:47 ID:3LEc4/iw0
おつ!

そして
作品URL http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353849643/
作品名( ;∀;)死 のようです
絵は後で出ます

前半投下しました

458 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:28:32 ID:ZR6y30xE0
遅レスですが私の絵で書いてくれてありがとうございました!
笑ったり泣いたり忙しかったですw
しょぼいですがおいていきます

http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_330.png

459 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:28:54 ID:PjimLmGU0
乙乙
好きだこの感じ

460 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:30:27 ID:iTWu7Hvo0
>>402
ほぎゃあああああああああああああなんだこの可愛い弟クーはぁぁぁぁあああ
あああああああ!!!!絵描いた生物です!!ありがとうございますありがとうございます!
これで今日も良い夢見られる!!ありがとうございますありがとうございます!!
マジ可愛かった!!

461 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:30:49 ID:QXb7/AYI0
作品URL http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353850315/作品名
( ´_ゝ`)君の道、僕らの世界、のようです(´<_` )
使用した絵のURL
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/11.jpg

作品投下完了しました。
皆さんラストスパートがんばって下さいー!読むぞー!

462 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:31:05 ID:YcGqnwFk0
乙です!とても面白かった!

463 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:31:21 ID:gFJcYCG20
ややややべあと30分
投下しま!!

464 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:31:32 ID:QVTfw8CE0
乙っお

>>432
やたー!ほのぼのだー乙!
絵を使ってくれてありがとうございます

465 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:31:49 ID:Vl0SjOJQO
乙乙
プギャー達も子供のところに向かうのかな

投下報告
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353848295/
川 ゚ -゚)退廃都市の占い師だったようです
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/108.jpg

466 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:32:28 ID:gFJcYCG20
身寄りを無くし、貰われてきた先は古い神社の家だった。

馴染みの無い土地。馴染みの無い景色。なにもかもが見知らぬものばかり。
優しく接してはくれるものの、自分を引き取った老夫婦はどこか他所他所しかった。
新しい家族とは名ばかり、遠い親戚というだけで面識など皆無に等しい。

仲の良かった友達とも離れ離れになってしまった。
越してきたばかりのこの地に、当然友達などいる筈も無い。

朱色に塗られた鳥居の中心、『流石稲荷神社』と彫り込まれた金看板のその下で
田畑の続く畦道を眺めながら石階段に腰掛ける少女の胸の内は
決して面には出さないが、孤独と淋しさでいっぱいだった。


l从・∀・ノ!リ人


だから。
フと気づいた時には自分を通り過ぎて、鳥居をくぐり抜け境内へと入っていった
同じ年頃の子供の姿を見つけた時、迷わずその後ろを追ったのだ。

友達になれるかな?一緒に遊んでくれないかな?
そんな、縋るような期待を胸に込めて。



l从・∀・ノ!リ人と神社のお狐様のようです



.

467 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:32:30 ID:DWr2LJjUO
投下報告します

作品URL
http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/internet/13029/1353411116/1-
>>121から)

作品名
lw´‐ _‐ノv愛するものの為なら何だってするようです

使用した絵のURL(任意)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/3.jpg

468 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:33:09 ID:gFJcYCG20
( _ゝ)「おのこごなら良かったが」

(<_ )「めのこだったか」

( _ゝ)「世継ぎはどうなる?」

(<_ )「婿を宮司にするしかないな」

( _ゝ)「そうだなぁ、それしかないなぁ」

同じ背丈に同じ声、それに、揃いの振袖袴。
唯一違う髪の色を除いて、どこからどこまで鏡写しの2人の子供は
ぼそぼそと、同じ調子で呟きながら同じ歩調で参道を進んでいく。

l从・∀・ノ!リ人「ねーねー」

( _ゝ)(<_ )

2人の子供が同時に振り向く。
こちらを向いたその顔に、少女は文字通り面食らった。


ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/169.jpg


何故なら振り返った2人の顔は、それぞれ
大きな一つ目の描かれた色違いの面で、目元が覆い隠されていたからだ。

469 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:33:53 ID:gFJcYCG20
面に描かれた不気味な一つ目がぎょろり、身長の低い少女を見下す。

( _ゝ)「お、弟者、俺らに話しかけてきたぞ。どうしてだ」

(<_ )「落ち着け兄者。こういう事も稀にある」

( _ゝ)「どうしよう?逃げようか」

(<_ )「このまま逃げ隠れしても無駄だと思うが。
     それに、この姿なら大丈夫の筈だ」

少女を置いて、何やらごそごそ相談しだす。
兄者と弟者と呼び合う名前からして、2人はどうやら兄弟らしかった。

l从・∀・ノ!リ人「ねーねー」

Σ( _ゝ)

兄だか弟だか分からないが、そんな2人のうち片方の袖の裾をくいくいと引っ張る。

470 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:34:37 ID:gFJcYCG20
l从・∀・ノ!リ人「一緒に遊ぼ!」

(; _ゝ)

(; _ゝ)「あ……あーあーなんも聞こえない。気のせい気のせい」

(<_ ;)「うんうん。聞こえない聞こえない。聞こえないなー」

同じ仕草で露骨に目を天に向け、少女の脇を通り過ぎると
拝殿の方へそそくさと歩み去ろうとする兄弟。

l从・∀・ノ!リ人「待つのじゃ!」

ぎゅ!

Σ(; _ゝ)「「ぎゃっ!」」(<_ ;)そ

咄嗟に伸ばした左右の手が、もふもふした感触の“何か”を掴んだ。

l从・∀・ノ!リ人「のじゃ?」

細やかな毛の手触り。
掴んだ手元をよく見てみると、その”何か”は兄弟の尻の辺りから伸びている。

ふさふさで、仄かに暖かく、手の下でもにょもにょと動く。

それは、先程までは確かに存在しなかった筈の―――獣の尻尾だった。

471 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:34:39 ID:7K6RtDDk0
でぃちゃんのお話泣いた・・・
乙でした・・・!

472 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:35:17 ID:gFJcYCG20
(; _ゝ)「あわわわ……どどどうしよう弟者、尻尾がちぎられる!!」

(<_ ;)「おおおおちけつ兄者、完璧に隠した筈なのに何故ばれた!?」

途端慌てふためく兄者と弟者。

尻尾を掴んだまま、さらによくよく目を凝らしてみると
そんな2人の頭にはひょっこりと、獣の耳らしきものまで生えてきた。

l从・∀・ノ!リ人「お耳も生えてきたのじゃ」

(; _ゝ)「「わあああああっ!!」」(<_ ;)

頭を抑え、ますますパニックに陥る兄弟。
獣の耳と尾を生やし哀れな悲鳴をあげる、可笑しな2人の姿を見て少女は首を傾げた。

l从・∀・ノ!リ人「猫さんなのじゃ?」

(; _ゝ)「違う!狐だ!」

l从・∀・ノ!リ人「きつね?」

(<_ ;)「ちょ、兄者おま」

l从・∀・ノ!リ人「……狐さんが人に化けてるのじゃ?」

Σ(; _ゝ)「ぎくぅ!何故バレた!?」

(<_ ;)「馬鹿なのか兄者は?」

473 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:35:57 ID:gFJcYCG20
l从・∀・ノ!リ人「狐が化けるって話、本当だったのじゃ……」

(; _ゝ)「むうう……だ、だが、俺らをそこらの野良狐と一緒にしてくれるなよ!」

(<_ ;)「どこまで開き直る気だ兄者」

( _ゝ)「我ら兄弟は他でも無い!此処流石稲荷神社に奉られた
     辰狐王菩薩様にお仕えする神聖なる使わs……フゴッ」

そこまで一気に語ったところで、すかさず弟者の手がその口を塞いだ。

l从・∀・ノ!リ人「?」

⊂(<_ ;)「そこまで名乗る必要は無いだろ。もう行くぞ兄者」

(; _ゝ)「むう……そ、そうだな。行こう弟者」

l从・∀・ノ!リ人「待つのじゃー!」ギュッ!

(; _ゝ)「「ぎゃー!!」」(<_ ;)

踵を返し、さっさと歩み去ろうとする兄弟の尻尾を再び掴む。

愛らしい外見に反して、小さな少女の力は意外にも強かった。
思わず後方へ引っ張られバランスを崩した2人は、兄弟仲良く地面へと雪崩れこむ形となる。

474 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:36:37 ID:gFJcYCG20
(; _ゝ)「なんなんだお前はー!」

(<_ ;)「離せー!」

l从・∀・ノ!リ人「狐さん達、お友達になってほしいのじゃ!」

(; _ゝ)「……え?」

l从・∀・ノ!リ人「遊び相手がいなくてつまんなかったのじゃ。
         だから、一緒に遊んでほしいのじゃ!」

虚を突かれた兄弟は、きょとんとした様子で互いの顔を見合わせた。

l从・∀・ノ!リ人「一緒に遊ぼ!」

少女のきらきら輝く真っ直ぐな瞳に見つめられ、兄の方は何か考えるように押し黙る。

( _ゝ)「……」

(<_ ;)「兄者?」

そして数秒後、仄かに頬を紅くさせニヤッと牙を覗かせた。

(* _ゝ)「そ、そんなに言うなら仕方が無い……遊んであげてもいいんだからねっ!」

(<_ ;)「兄者!?」

l从・∀・*ノ!リ人「わーい!」

475 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:37:28 ID:gFJcYCG20
(* _ゝ)「俺らも正直退屈だったからな。遊びに行くぞ、弟者も来い!」

(<_ ;)「いや駄目だろ。稲荷神様に怒られるぞ」

( _ゝ)「いいじゃん俺遊びたい。今出かけてるし大丈夫だろ」

(<_ ;)「あのなぁ……」

l从・∀・*ノ!リ人「遊ぶのじゃ遊ぶのじゃー!」

能天気な兄と違い真面目な弟者は渋る様子を見せたが、そこはやはりまだ子供。
すっかりその気になってはしゃぐ兄と、嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねる少女を前に
自身も遊びたい欲求には勝てなかった。

(<_ *)「ま……いっか!仕方無い、日が暮れるまでだよ」

l从・∀・*ノ!リ人「やったー!」

(* _ゝ)「決まり!行くぞー」

一番に走り出した兄者を先頭に、3人は次々鳥居をくぐる。



その日は日が沈むまで、近所の公園や森で兄弟と遊んだ。

狐の兄弟は、人に見られても良いようになのか
最初のように尻尾と耳を隠し始終人間の子供の姿をしていたが
それでも時折は、沈みゆく夕日に照らされてうっすらとその輪郭が朧見えるのだった。

鬼ごっこにかくれんぼ。
兄弟は走るのが早かったが、かくれんぼは少女の方が得意だった。


1人ぼっちの心細さは何時の間にか消え去り、笑顔と喜びで彩られていく。
新しい家に貰われてきて、初めて寂しさを忘れた日だった。

476 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:38:08 ID:gFJcYCG20

カァー カァー

3人仲良く手を繋いで歩く、影の差した田舎道。

充分遊び駆け回ったあと、もう暗くなるからと、神社までの道のりを辿る。

その途中、少女はフと立ち止まって
自分を間にして歩く兄弟に疑問を投げかけた。

l从・∀・ノ!リ人「兄者、弟者」

( _ゝ)「ん?」

(<_ )「なんだ?」

l从・∀・ノ!リ人「2人とも、どうしてそんなお面をつけてるのじゃ?」

( _ゝ)「む……」

(<_ )「……」

l从・∀・ノ!リ人「お顔を見せてほしいのじゃ」

純心な少女の願いに、2人は暫し口を噤んだ。

477 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:38:48 ID:gFJcYCG20
l从・∀・ノ!リ人「……駄目なのじゃ?」

―――だが、それも束の間のこと。
結んだ口元を崩し、柔らかな笑みを浮かべる。

( _ゝ)「……じゃあ、友達になった証!」

(<_ )「……そうだな。
     尻尾と耳は隠せても、こればかりは化けきれないから面で隠してたけど……」

( _ゝ)「友達だから、特別だ」

そう言って笑い、二人同時に同じ仕草で面をめくった。


沈みゆく日の光に照らされて、細く煌く金色の輪。

少女は思わず、あっと息を呑む。

仮面の下から現れた、金の光を宿して輝く黒曜石のような瞳は
人では無い―――正真正銘、獣のそれであった。


眩いその煌きを受けて、瞬きをしたほんの数秒後
既に2人の姿は目の前から消えていた。

遠く、楽しげな笑い声が風に乗って聞こえてくる。

478 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:39:31 ID:gFJcYCG20
何時の間にあの長い石階段を登ったのだろう。
手を繋ぎ、赤く聳える鳥居をくぐる2人の後ろ姿を見つけて
取り残された少女もまた階段を駆け上がり、兄弟の後を追った。

l从・∀・ノ!リ人「……あれ……、兄者?弟者?」

息を切らしつつ、きょろきょろと辺りを見渡すも2人の姿は無い。
その代わり、少女の視界に2つの影が飛び込んできた。


左は巻物、右は球。それぞれを口に銜えて鎮座する、一対の狐の石像が
拝殿を背にして静かに佇み、兄弟の代わりに少女を迎え入れた。


l从・∀・ノ!リ人「……」


狐の像を見上げる彼女の元へ、1人の人影が近づいてくる。


('、ヽ`*川「はーちゃん?もう夕ご飯の時間だよ」

l从・∀・ノ!リ人「あ、……おかあ、さん」

('、ヽ`*川「……体冷えたでしょ。早くお入んなさい」

そう言って養母は、ぽつんと佇む少女に向けてそっと手を差し出した。
少女は一瞬戸惑いを見せつつも、その手をしっかりと握る。


昔から知っている、温もりとは違うけれど。
手から伝わる体温は暖かく、そして、紛れも無い優しさが込められていた。

479 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:40:47 ID:gFJcYCG20
…………………………………………………
………………………………
…………………..
…………


l从・∀・ノ!リ人「兄者達ー、かけっこするのじゃ!」


―――あれから時は流れ。
幼かった少女は神社の娘として逞しく成長し、めでたく一人の男性と結ばれた。

今は、結婚と共に宮司の務めを引き継ぐことを受け入れてくれた夫と共に
立派に流石稲荷神社を継ぎ、守り続けている。


(;´_ゝ`)「おいおい、そんなに走ると危ないぞ妹者!」

(´<_` )「転んだりしたら大変だ。もっとおしとやかな遊びにしよう妹者」

愛らしい笑顔で参道を駆ける巫女装束の少女。
そしてそんな少女と戯れる、双子の白狐が二匹。
成長した彼らは、もう人の姿に化けてはいない。

l从・∀・ノ!リ人「レース優勝者には景品も用意されているのじゃ」

( ´_ゝ`)「ほほう」

(´<_` )「してその景品とは」

l从・∀・ノ!リ人「勝った方に油揚げ一枚多くあげるのじゃ!」

( ´_ゝ`)「「のった!!」」(´<_` )

l从・∀・ノ!リ人「妹者が勝ったら、妹者の言うこと一日なんでも聞くのじゃー」

480 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:41:51 ID:gFJcYCG20
数年前に結ばれた、優しく頼もしい夫との間には
めでたいことに元気な女の子を授かった。

ずっと前から既に家族同然であった狐の兄弟に因んで、妹者と名付けられた神社の一人娘は
結われた髪に光る和鈴をちりんちりんと鳴らしながら、今日も元気に走り回っている。

l从・∀・ノ!リ人「よーい、どん!なのじゃ!」

( ´_ゝ`)「手加減しないぞ妹者!」

(´<_` )「流石兄者大人気ない。だがこればかりは譲れんな」

l从・∀・ノ!リ人ノ□サッ
「ここで秘密道具!あ〜ぶ〜ら〜あ〜げ〜(大山の●代ヴォイス)」

(*´_ゝ`)「「もらったあああああ!!!」」(´<_`*)

迷わず、パック入りの油揚げに突っ込む二匹。
レースそっちのけで油揚げ強奪戦を始めた兄弟を尻目に
長い石階段をトントンと降りきって、地面に着地した妹者は余裕のVサインを掲げた。

l从・∀・ノ!リ人v「妹者の勝ちーなのじゃ!」

481 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:42:31 ID:gFJcYCG20
(#´_ゝ`)「ずるいぞ弟者!ここは俺に譲るべきだ!」

(´<_,` )「先に取ったもん勝ちですー。一足とろかったな兄者!」

(#´_ゝ`)「キー!怒るよ!お兄ちゃん怒っちゃうよ!!喰らえ!妖術・狐火…」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「あんた達、それ以上喧嘩するなら毛皮剥いで冬用のコートにするよ」

(;´_ゝ`)「「!!?」」(´<_`;)

もつれ合う狐達の上に巨大な影が落ちる。
やたら逞しい体格に清楚な和服を着こなした、屈強な女性が二匹の傍らに聳え立っていた。

そしてその右手には、ぎらりと光る一丁の刃物。
兄弟は元々白い毛並みを更に青白くさせて震え上がった。

(;´_ゝ`)「ひいいぃ!!すいませんもう止めますどうか命だけはお助けを!!!」

(´<_`;)「毛皮反対!!だめ、絶対!!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「分かれば良し」

実際は、境内の庭木を手入れしている途中だった為それに使用していた剪定鋏なのだが
その女性が纏う常人離れした威圧感の恐ろしさと相まって
先程の毛皮狩り発言が洒落にならない雰囲気を醸し出している。

482 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:43:19 ID:gFJcYCG20
(;´_ゝ`)「うう……っ昔はあんなに愛らしい娘子だったというのに……」

(´<_`;)「一体どこで異次元の穴に落っこちてしまったんだ……」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「な ん か 言 っ た か い」

(;´_ゝ`)「「ぎゃああああああ!!!」」(´<_`;)


二重に響く哀れな絶叫。
それを遠くに聞きながら、参道の落ち葉を箒で掃いていた宮司はのほほんと呟いた。

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「いやー、今日も平和だなぁ」

l从・∀・ノ!リ人「父者、父者」

くいくい。
袖を引かれて視線を下げれば、最愛の一人娘が円らな瞳でこちらを見上げている。

483 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:43:59 ID:gFJcYCG20
 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「おや妹者。どうした?」

l从・∀・ノ!リ人「あのね、兄者達借りてってもいいのじゃ?」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「うん?どこか出かけるのかい?」

l从・∀・ノ!リ人「妹者が勝ったから、今日は一日中兄者達に遊んでもらうのじゃ!」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「そっかそっか。じゃあ思いっきり遊んでおいで」

l从・∀・*ノ!リ人「うん!」


嬉しそうに返事を一声、赤い下駄をからから鳴らして石畳を駆けて行く。


柔らかい秋の日差しと紅葉に彩られて

今日も流石稲荷神社は明るく賑やかです。


ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/190.jpg

484 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:45:22 ID:gFJcYCG20
以上です。イラストが素敵すぎて恐れおおかったけどどうしても使いたかった。
使用させて頂いたNo.169とNo.190の絵師さんありがとうございました!

485 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:46:34 ID:DUGA01rE0
おっつん

486 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:46:51 ID:NWYDI2pIO
ほのぼのした


487 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:46:53 ID:6I/8ozgA0
乙!
母者こええよwww

488 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:47:13 ID:trNTJxwg0
成長したら・・・時の流れとは残酷なものだな
乙ー

489 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:47:25 ID:DWr2LJjUO
途中すみませんでした

乙。時の流れは残酷だな…

490 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:48:04 ID:7K6RtDDk0
はーちゃん・・・
この話の妹者もああなってしまうのか・・・

491 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:48:41 ID:75IOYz4o0
投下する

492 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:48:46 ID:7K6RtDDk0
すまん言い忘れた
乙!

493 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/25(日) 23:51:22 ID:75IOYz4o0
ある研究所に

从* ゚∀从「あにじゃー!」

白衣の似合う綺麗な女性と

( *´_ゝ`)「はいーん!」

永遠の命を手に入れた継ぎ接ぎだらけの男性がいました。

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/89.png

494 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/25(日) 23:52:49 ID:75IOYz4o0
(´<_`# )「お熱いようでなにより」

ちなみにこちらも永遠の命を手に入れた弟です。

(* ´_ゝ`)「へへーん、羨ましいだろ!だから俺は100年前に言ったんだ、『今時流行りでナウくて流石な不老不死の体が欲しいなら肉体改造が1番!』と」

(´<_,` )「…その面でか?」

( #´_ゝ`)「あ?」

肉体改造の際にどうしても切れ目などが入ります。

そんなことでお兄さんのご自慢だった整った顔が継ぎ接ぎだらけで多少なりとも後悔していることは双子の弟である彼にはちゃあんとわかっていたのです。

495 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/25(日) 23:54:56 ID:75IOYz4o0
( ´_ゝ`)「まあ、お前には…」

お兄さんは大好きな彼女さんを自分の膝に座らせ、彼女さんの白衣の襟から手を入れて胸を揉みました。

从//∀从「はぅっ!」

( ´,_ゝ`)「こんなイイコトできないがな!」

(´<_`# )「くっ…やしくないし」

100年前に弟さんは『ふっ、甘いな兄者、今時流行りでナウくて流石な不老不死が欲しいならデータ変換が1番だ。脳の情報をそのままパソコンに突っ込んでしまえばいい、遠い未来に完全な不老不死の体が手に入った時にも役立つに違いない』と豪語したため、彼は今、お兄さんの目の前にいるパソコン内に意識として生きているのです。

496 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/25(日) 23:55:52 ID:75IOYz4o0
从 ゚∀从「オレもあと7年したら不死身になるー!」

( *´_ゝ`)「そうかそうか、一緒にいつまでも生きようか」

从* ゚∀从「じゃあ7年経ったら兄者が手術してな!」

( *´_ゝ`)「あたり前田のクラッカー!」

(´<_` )「おっと、甘いなハイン。肉体改造で不死身になってしまったがために後悔してる奴がまさに目の前にいるではないか。しかも兄者に手術を任せるなんて俺がした時よりも顔が継ぎ接ぎになるぞ?」

从; ゚ー从「えっ…」

497 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/25(日) 23:56:53 ID:75IOYz4o0

(# ´_ゝ`)「騙されるなよ、ハニー、こいつの腕が悪いから俺はブッサイクなってしまっただけで俺は可愛いままのハインに
して見せるぞ?」

(´<_` )「やめとけ、127年で兄者が女振った回数は100越えたぞ。自分でブッサイクに手術しといてブッサイクと一緒に暮らせないだの言って捨てられるぞ」

从;∀从そ「!!」

(# ´_ゝ`)「でまかせを!まだ99回だ!」

498 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/25(日) 23:57:48 ID:75IOYz4o0

(´<_` )「ほらご覧、『まだ』ってことは更新の予定があるということだ」

从。;∀从「うわあああああん!弟者とパソコンで生きる!!」

( ;´_ゝ`)「やめろおおお!ハインが弟者と密室で二人きりなんていやだあああ!俺があんなことやこんなこと出来ない!」

(´<_` )「結局放送局お前の欲求の為じゃねぇか」

(# ´_ゝ`)「うっさい!」

おやおや、兄者君は可愛い可愛い可愛い弟のいるパソコンに何かふっかけたようです。

499 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/25(日) 23:58:32 ID:75IOYz4o0


( ゚_ゝ ゚)「なあ、ハイン、お前、このテーブルになんか置いた?」

从う∀从「うう…黄色い液体…実験終わってソッコー兄者に会いたかったから…」

( ゚_ゝ ゚)

弟君の顔の映るディスプレイは黄色になってました。

( ゚_ゝ ゚)「ぎゃあああああああ!!!!」( ゚<_ ゚ )

500 名も無きAAのようです :2012/11/25(日) 23:59:39 ID:cuCcocSYO
>>432 
この間、総合で子供が出る作品聞いてた人かな?

501 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:00:05 ID:d5hMSGoY0
从; ゚∀从「なんの効果が出るかわからなかったから試験薬『WHAT-7ABE3』って名前にした!」

( ゚_ゝ ゚)「なんてCOOLな名前はんだ…」

ーーー

( <_ iii )「名前はいいから早くなんとかしてくれ…腐臭が辛い…」

弟のため息がフシューっと漏れました。腐臭だけに。

( ´_ゝ`)「大丈夫だ弟者、こんな時の為に」

(´<_`iii )「まさか…解決策を考えててくれたのか?!」

弟の目に光が戻りました。

( ´_ゝ`)◆「バックアップのCDがある!」

( <_ iii )

弟の目はまるで死んだ魚のようです。

502 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:00:14 ID:pm.C.ltw0
この作品で終わりか?

503 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:02:45 ID:d5hMSGoY0
すまない…慌てすぎて間違って消しちまった…
無かったことにしてくれ…

504 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:05:15 ID:RKx3Ojko0
書き溜め消失したからもう続き投下できない、ってことか?

505 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:05:48 ID:d5hMSGoY0
そうだ…すまない…よりによって大事なところがががが…

506 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:08:51 ID:d5hMSGoY0
ごめん、今更戻ったから続けるって言ったらダメ?

507 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:09:25 ID:Sgsc0Kck0
かまわん。続けろ!

508 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:10:02 ID:RKx3Ojko0
大丈夫だろ
最後の作品が尻切れトンボなんてそっちの方が後味悪いじゃないか

509 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:10:05 ID:E3oH0vNo0
続けてくれ!

510 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:10:28 ID:AUDthjeU0
MADな兄者とハインの絵描いた奴だよ
続き読みたい読みたい続けてくだせえ!

511 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:10:28 ID:pm.C.ltw0
何という寸止め…

512 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:10:39 ID:d5hMSGoY0
( ´_ゝ`)「いいじゃん、お前100年前にデータ変換の利点としてバックアップとれるって言ってたし」

(´<_` )「楽しかったなー」

从; ゚∀从「死ぬ準備してる!」

(´<_` )「ごめんなーずっと一緒にいられなくてー(棒)」

( ∩_ゝ∩)「えーんえーん」

从# ゚∀从「兄者!お別れぐらいちゃんとしなさい!」

ハインは知っていました。
兄者は危ない手術を弟に託すほど弟を信頼していたこと。
弟も途中で消されてしまわれたかもしれない自分の脳のデータの全てを兄に託すほど兄の腕を評価していたこと。
127年ずっと作ってきた絆がこんなことで壊れることがないこと。

513 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:12:02 ID:d5hMSGoY0
从# ゚∀从つ ( #)_ゝ )ペシン

从# ゚∀从「兄者!」

ハインは兄者の手を引っぺがしました。

( ;_ゝ;)

兄者は泣いてました。

(;<_; )

弟も泣いてました。

从。∀从「……」

ハインも泣きながら、兄者の頭を撫でました。

兄者は頭に温かいものを感じてもっと泣きました。

するとなぜか弟者の頭にも温かいものを感じました。

(´<_; )「あれ?」

从'ー'从

( ;_ゝ`)「へ?」

从。 ゚∀从「はれ?」

514 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:13:06 ID:d5hMSGoY0
謎の女性が弟の頭を撫でながらディスプレイに居ました。
年はハインと同じくらいに見えます。

謎の女性はハインをみるとニコッと笑ってこう言いました。

从^ー^从 「まま!」

从 ゚∀从
( ´_ゝ`)
(´<_` )

515 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:14:31 ID:d5hMSGoY0

ーー
ーーー
( ´_ゝ`)「俺の素晴らしい脳みそで計算した結果、弟者、そのかわい子ちゃんは俺の美人恋人のハインの愛娘、『WHAT-7ABE3』だ」

(´<_` )「はあ、で、なんで俺壊れなかったの?」

( ´_ゝ`)「お前の頭はいつも壊れている」

(´<_` )「だまれ」

516 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:16:43 ID:d5hMSGoY0

( ´_ゝ`)「実はな、この世界にはたとえ電子機器にかかっても壊れない水があるんだ、昔アンビリで見た」

从 ゚∀从「調べてみたらWHAT-7ABE3がその水に極端に似通った成分だったぜー。唯一違う部分がその画面の女がいるかいないかぐらいな!」

( ´_ゝ`)「そして、極めつけにそのパソコンは俺が何度も何度も防水加工をしてたのを忘れてた」

从* ゚∀从σ( *´_ゝ`)「このおっちょこちょいが!」「てへぺろ☆」

517 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:17:34 ID:d5hMSGoY0
(´<_` )「で、このWHAT-7ABE3とやらは製作者であるハインをママと呼んだ…ということか…」

ちらりと弟はWHAT-7ABE3を見ました。

从'ー'从

WHAT-7ABE3はまだ弟の頭を撫でます。

(´<_` )「WHAT-7ABE3…渡辺さん。だな…」

从'ー'从 「?」

(´<_` )「こんな感じだったかな…?」

从////从 「!!」

518 从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ :2012/11/26(月) 00:18:42 ID:d5hMSGoY0
从 ゚д从( ´дゝ`)「!!」

あろうことか弟はWHAT-7ABE3改め、渡辺さんの胸を揉んだのです。

(´<_,` )「悪くない」

弟はニヤリと笑いました。

(# ´_ゝ`)「うちの娘になにする!」

(´<_,` )「兄者…いや…義父者、お嬢さんをくださいな」

(# ´_ゝ`)「誰がやるか!」

从*'ー'从 「ふふふ…」

从; ゚∀从「ははは…」

満更じゃないディスプレイの女性と苦笑いながらもこれからが楽しみな白衣の女性が笑い。

(# ´_ゝ`)「滅べ!」

(´<_`# )「バルス!」

やたらやかましい双子の不死身が喧嘩する。

そう、この研究所こそは。

从; ゚∀从(# ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ&WHAT-7ABE3(´<_`# )从^ー^从

おわり

519 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:20:23 ID:pm.C.ltw0
乙!
ところで>>512-513の流れがシリアスなのかネタなのかわからないんだけど…
アスペ?

520 500 :2012/11/26(月) 00:24:53 ID:eDkP3RtYO
投下中にすまんかった 
 
最後まで読めてよかった、乙

521 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:25:20 ID:cdPIdN4A0
乙だ!

522 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:25:27 ID:AUDthjeU0
家族が増えるよ!やったねt(ry
わぁいイラスト使ってくれてありがとう。リア充な兄者は殴りたくなるね!


あとなんか、あの絵全然そんなつもり無かったのに意外とみんな恋人設定で書かれててわろた

523 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:27:27 ID:2e68ygo20
おーーつ

これで終了か

524 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:28:31 ID:8o2lOhrU0
おつ!
最後か~

525 ◆azwd/t2EpE :2012/11/26(月) 00:31:00 ID:ZNzT5Rbc0
投下しました

作品URL http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353850605/
作品名 君の心に流れる星は
使用した絵のURL http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/72.jpg

526 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 00:36:25 ID:cdPIdN4A0

最終話が、間に合わないという大ポカをやらかすも、使う絵が何かくらいの明確なエントリーだけでも
月曜の22:00以降に投下に来るので、良かったら読んでね(涙目)

作品URL:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353328820/
作品名:( ´_ゝ`)双子は竜騎手のようです(´<_` )
使用した(する)絵のURL(任意):No:11

527 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 01:27:04 ID:qcNktomQ0
まだ投下中ですが、エントリー。

作品URL:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353825134/
作品名:杉浦ロマネスクの恥かしい日常のようです( ФωФ)
使用した絵のURL:
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_055.jpg
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/15.jpg
No.15

528 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 02:56:18 ID:dw5gEafsO
ながら投稿ですが、なんとか仲間にいれてやってください!
今日中に必ず完結させます!

作品URL:http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/internet/13029/1353852613/
作品名:100の季節のようです
使用した絵:No.200

529 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 03:38:17 ID:py0KV0Ec0

ww投下wwwwしてwwwwおぎゃwwwwwwwwww


作品URL:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/16305/1353855546/
作品名:ミセ*゚ー゚)リ メガネで人気爆発!? のようです (゚、゚トソン
使用した絵のURL
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/193.png


スレ立てはしましたが、時間中に作品をはじめらていないのでアウトだと思います。
したらばを使用する場合スレが落ちないわけですから、最低限の線引きはないと企画として締まらないですよね。
今後のためにも報告だけはさせてください。
扱いはなんでもいーです、どんなものでも受け入れまっす。
書き始めて引っ込みつかなかっただけなんでね、悪いのはすべて俺。

投下楽しかった! ありがとうラノベ祭り!!
ながらの人は頑張って!! 読みに行きまーす!

530 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 15:32:47 ID:c8dwEWjA0
喫茶店で笑っちまったわwおつ!

531 ◆3cuM3WWQw2 :2012/11/26(月) 17:15:54 ID:jJ9aQh3k0
仕事で昨日帰れなかったぜクソが!!

みんなおつかれまじおつかれ
企画しただけでほぼ放置だったけど盛況で何よりでした
楽しかったよ

ではまたどこかで

532 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 19:27:53 ID:HzqISSbs0
>>531
( ´∀`)ノ 乙カレー
楽しい祭りだったよ!ありがとう!

533 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 19:36:08 ID:hhrnbuCw0
>>531
お疲れさん!

本当は参加するつもりなかったけど、並々ならない量と質に思わず創作意欲をかきたてられて、
最後の二日でギリギリ参加を決めたぜ!
短いものになっちゃったけどまあまあ満足いく仕上がりになったし、何より楽しかった。

皆もオツカレチャ━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━ソ!!!!!
                           ,. -‐==、、
              ,. ===、、 o   ○o.  i       :::ト、
            _,/      `ヾ´´`ヽ、 ゚ .l       :::ト、\
            //      .::::/  :::::!===l      :::|ス. ',
             /./       .::::/   ::::l    |  __ ..... _::::|} ヽ l-、 
.           ,ィク ,'..__    .::::/    ::::l    :l '´    `)'`ヽ ヾ;\
       /::{゙ ヽ、 ``丶、;/‐‐- 、::::l     `'::┬‐--<_   } ./;:::::\
     /::::::::!   ,>---‐'゙ー- ...__)イ ,. -‐‐-、ト、   |l::ヽ /;';';';';::::\  
.     /|::::::;';';'\/} (ヽ、  _/|   (´    _,.ィ!::ヽ.  ヾー'´;';';';';';';';';:: /ヽ、

534 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 19:38:06 ID:Sgsc0Kck0
お疲れ様ー!!!!
ひさびさにブーン系満喫させてもらったわ!!

535 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 19:41:23 ID:nuJm1ckc0
皆おつー
まだまだ使いたい絵があったが楽しんだ!
スレがまだ半分くらい残ってるが感想会でもするか?

536 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 19:43:41 ID:aNnlgfxI0
おつかれー楽しかったよ!
感想会いいね

537 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 20:40:57 ID:aXFXT50s0
みんな乙
初めて祭りに参加したけど、楽しかった!
感想会、良いと思うぞ!

538 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 21:01:55 ID:pm.C.ltw0
またんきと兄弟の奴とガールズバンドがすごく気に入った
もちろんほかの作品もよかった
次があるなら参加しようかな…

539 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 21:07:23 ID:zkGx0zlw0
まだ全部の作品読んでないけどとりあえずまたんきと兄弟のようですはガチで号泣した

540 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 22:02:51 ID:Puj6xewU0
お疲れ様です。
〆切ぶっちぎりまくってすみません。ようやく終わったので報告します。
( ^ω^)ドキッ!女だらけのギャングチームのようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353852656/
使用絵No.174
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/174.jpg

541 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 22:26:01 ID:AUDthjeU0
おい感想会はいいけどネタバレは無しな絶対な
またんきと兄弟まだ読めてない早く読みたい

542 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 22:40:06 ID:KSxMyqSc0
いやーまたんきと兄弟おもしろかったなー
まさかまたんきがあの女の子とあんなことやこんなことをするなんて

543 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 22:44:45 ID:WUCLqwBI0
>>542
お、おい!おいいいい!


俺もスレ落ちたから最後までよめなかった・・・

544 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 23:16:03 ID:fGJQYDYk0
>>542
嘘をwwwwつくなwwww

545 名も無きAAのようです :2012/11/26(月) 23:59:17 ID:dw5gEafsO
ようやく投下終了しましたので報告にきました
間に合わなかったくせに楽しかったとかもうね…
ホントにごめんなさい!


作品URL:http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/internet/13029/1353852613/1-
作品名:100の季節のようです
使用した絵:No.200

546 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 00:17:27 ID:f3chWkIg0

ξ゚⊿゚)ξたった一人のようです
世界観としては荒廃してるけど内容はギャグ。
壮大な時間の流れを感じつつ着実に笑わせにくる。
Gのくだりは不覚にもグッとくるものがあって悔しい……。

( ФωФ) SB!のようです
二回に分けて投下されたギャグ。
シスコンとブラコンの話のはずだが、時々それじゃすまない方が……。
ヤンデレ臭が、します……
短いけどインパクトがあった

|゚ノ ^∀^)母子像のようです( ・∀・)
綺麗な描写と綺麗なイラストがマッチした作品
スランプ中の絵描きが再び筆を取る
その過程が中々好き
美しいものには裏がある
  _
( ゚∀゚)ジョルジュ長岡はおっぱいをぶっ壊すようです
これはカオスギャグなのか……?
地球を賭けた戦いが今始まる!
エース乳ロットが頭から離れなくなる

( ><)おつかれ申し上げるようです
何て駄目な兄者なんだ……
何て可哀想なビロードなんだ……
二つの絵が上手く使われていた
程よいギャグでさらっと読めるし何度も見たくなる

ξ゚⊿゚)ξ秋風のようです
心がちょっと温かくなる話
あまりキャラの髪の色とかは考えないんだけどアルビノは上手いなーと思った
ほのぼのとしてて安心する
夜に出かけたくなった

夜診ロマネスク病棟のようです
複数枚の絵が綺麗に使われている
違和感のない使いかたに思わず拍手を送りたくなった
話の起承転結もはっきりしてて読みやすかった
終わり方が好き

土曜日に会いましょうのようです
まだ土曜日に学校が会った頃を思い出す
青春というには幼いけど、それに類似した何かを感じるノスタルジー?
AAの使い方というか、チョイスがよかった
最後までドキドキしてしまう


短いけど一先ずこれだけ

547 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 00:44:11 ID:Bt8lcf/c0
イラスト使用率集計とかやんないんすかね

548 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 00:50:25 ID:LhY28Hvk0
>>546
感想乙! 紹介されている話が読みたくなってきたわ

549 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 03:19:41 ID:UpQYGR9c0
>>547
やめて!使われなかった俺のライフはもう0よ!
使用率集計なんて数字出されたらマイナスぶっちぎっちまうわ

550 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 19:00:21 ID:YoKIdFTo0
一番使われた絵だけはハッキリしてるな。
仕方ない事とはいえ、使われた絵はずいぶん偏った印象。一つの絵から色んな作品が読めるのはすげー楽しかったのもまた事実。

551 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 19:03:08 ID:VnzSbX160
     「::::\┐  _,,. --──- 、..,,_    `ヽ.  で  吐  も   
   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__    `ヽ、    ', す い  う  
   >:、:;::::::>''"´       `"'' 、   ':,   i. よ て   や  
  └─ァ''"  /            `':.,  ',.   !!  る  め  
     ,:' /   / ,' /  ,' i.  ', ':,  i    ',!  i.  |.   子   て 
   / ,'  .,'`メ、!,_,/ ./! 、i__,,!イ .|.  i ,ゝ |  |.   も  .下  
   ,'  i   ,!/,.-ァー;' / !/ァ;ー'-r'、 ! /__」  |   |    い  さ  
   i   ! ハ!イ i `ハ     i `'ハ Y/ i/  ; |  |.   る   い
  └'^iー! ,iヘ ':,_ン    ':,__ン ノ!'  |  i. i  ,'    ん   ! !
    ,:'  .!.7,.,.,     '     .,.,., ,'!  .!  | |∠,_    ________
 o ゜/  ,:'. ト、   r‐,-‐ ''"´`ヽ. / ;   |  ! !  `Y´ ̄
   ,' .// i. `i:.、.,!/      ,.イ,:' ,'   | ,'i .|
   レヘ_/ヽ. !ァ''"´ `ヾi、ー=''"/ヨ___,/、___!へr┘
       /      ヾ!二へ/:::::ト,.-'‐'^ヽ,
       ,'        ',l>く}:::7    rノ          ,, -―-、 
     K_    _,r-イYン/ムi:::::/   ,ノ´         /     ヽ 
       /Y>ベ´   '';:::::io:/   ,イ     / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、| 
     ,.:':::::ヽ、ン':,    ヽ/   ,イ /゙,ー、  /  (゜)/   / / 
   /:::/:::::::::::::::::ヽ.   '    ,.;'ヾ/、/_/ノ /     ト、.,../ ,ー-、
 ,く:::::::/::::::::::::::::::::::::`ヽ、___,.,.イi `'ー'^''‐'/ =彳      \\‘゚。、` ヽ。、o 
'´::ヽ`'::、::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::!       /         \\゚。、。、o
::::::::/`7::::`''r-::、:;_______/rL_,.イ        /         │ `ヽU ∴l
::::::;'::::::!::::::::::';:::::::::::\:::::::::::::::::!:::::::':,   │         │    U :l
                                        |:!
                                        U

552 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 19:05:20 ID:VnzSbX160
やべ、こっちのAAだった……('A`)


      ト、                  ______)
     「::::\┐  _,,. --──- 、..,,_    `ヽ.  で  泣  も   
   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__    `ヽ、    ', す い  う  
   >:、:;::::::>''"´       `"'' 、   ':,   i. よ て   や  
  └─ァ''"  /            `':.,  ',.   !!  る  め  
     ,:' /   / ,' /  ,' i.  ', ':,  i    ',!  i.  |.   子   て 
   / ,'  .,'`メ、!,_,/ ./! 、i__,,!イ .|.  i ,ゝ |  |.   も  .下  
   ,'  i   ,!/,.-ァー;' / !/ァ;ー'-r'、 ! /__」  |   |    い  さ  
   i   ! ハ!イ i `ハ     i `'ハ Y/ i/  ; |  |.   る   い
  └'^iー! ,iヘ ':,_ン    ':,__ン ノ!'  |  i. i  ,'    ん   ! !
    ,:'  .!.7,.,.,     '     .,.,., ,'!  .!  | |∠,_    ________
 o ゜/  ,:'. ト、   r‐,-‐ ''"´`ヽ. / ;   |  ! !  `Y´ ̄
   ,' .// i. `i:.、.,!/      ,.イ,:' ,'   | ,'i .|
   レヘ_/ヽ. !ァ''"´ `ヾi、ー=''"/ヨ___,/、___!へr┘
       /      ヾ!二へ/:::::ト,.-'‐'^ヽ,
       ,'        ',l>く}:::7    rノ   ,. '"´ ̄`ヽ.  っ
     K_    _,r-イYン/ムi:::::/   ,ノ´  /        ', っ
       /Y>ベ´   '';:::::io:/   ,イ   /           !
     ,.:':::::ヽ、ン':,    ヽ/   ,イ /゙,ー、,'   、    ,.-‐、,'
   /:::/:::::::::::::::::ヽ.   '    ,.;'ヾ/、/_/ノ  ヽ. ヽ,/,.-‐'/
 ,く:::::::/::::::::::::::::::::::::`ヽ、___,.,.イi `'ー'^''‐'/      ヽ.,/ (___)
'´::ヽ`'::、::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::!    ,'       ,.:'"´
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::::::;'::::::!::::::::::';:::::::::::\:::::::::::::::::!:::::::':,   ヽ、       ノ ノi

553 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 21:29:23 ID:f3chWkIg0
泣いてる子を無視して感想投下


ガールズバンドを組むようです
青春話
それも普通の学校ではなく、勉強重視のエリート学校で生み出される青春
系統で言えばGTOとか?
青春らしい青春に向かっているところも、それを楽しむところも実に良い。見てて楽しくなるしドキドキしてしまう
クライマックス時には乗せられているURLを聞きながら読み進めることによってドラマのような臨場感と回想が巻き起こる
間違いなく名作といえる
レス数は多いが、そんなものは気にもならないほどのめりこめる

ちいさな楽園のようです/ひとりぼっちの魔物の話
二つは違う作者が書いた話だが、使われているイラストが同じ
そのため、どちらも童話的雰囲気、少女とバケモノの話。と、被っている
しかし、途中までは本当によく似ているというのに、クライマックスに向けて物語が進んでいくと、
まったく別の道を進んでいくことになる。
この二つはどちらも読むことで、相乗効果が得られる
どちらも泣けるし、ハッピーエンドと思ってもいい

( ^ω^)なんだこいつ、のようです
ギャグ
何だコイツ

モノクロカラーのようです
色の表現が綺麗
画材や色が五感に訴えられる感じ
オチというか話のまとめ方が可愛らしくも美しい

l从・∀・ノ!リ人もお耳がほしいようです
流石兄弟のイラストが上手く使われている印象
テンポの良い入れ替わりギャグは爽快感がある
随所にはいる大型?AAが面白さを増す役割を持っている
オチも好きだ

ハハ ロ -ロ)ハハロー先生の作る英語のテストはcrazyなようです
注意書きがなくてもギャグ。間違いなくギャグ
そういうイラストの使い方もあるのかーと思わされた
一つ一つにつけられた話は普通に面白かったり良い話だったり
しっかりオチまでつけてくれていて面白かった

( ´_ゝ`)双子は竜騎手のようです(´<_` )
ドラゴンとそれに乗る騎手達の話
所々で笑わせてくれる反面、真剣な場面が目立ち、戦いの緊張感を伝えてくる
戦闘シーンがメインともいえるし、その完成度の高さは一見の価値アリ
勢いのある描写に加え、ドラゴンの姿や能力もしっかりと描かれていて脳内で戦わせるのが楽しすぎる
無論、人物も個性的でみんな憎めない
個人的にはプギャーを押したい

554 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 21:32:07 ID:l5Zmgz/20
感想GJ
書いてもらった人は今頃ニヤニヤしているに違いない

555 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 22:31:56 ID:RhAfGPtE0
感想乙!
自分もこの溢れ出る気持ちを言葉の代わりにイラストで


( ´_ゝ`)木漏れ日のもようです ∬´_ゝ`)

http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_333.png


リアルタイムで深夜にガチ泣きしながら読みました
これ描きながらも何度も思い出して涙出たくらい大好き元絵も大好き


下描きが出来た時点で、兄者がソファで寝てたということはワカッテマシタ……(<○><○>)

556 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 22:43:24 ID:9gwOvA/A0
すげえ!
文字がええね

557 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 22:45:49 ID:Wcgv2dqU0
他は全部読んだのに木漏れ日のもようだけスレ落ちてて見れなかったよ……見たいよ……

558 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 22:53:43 ID:y9WysuJI0
そんなあなたにつ ログ速

559 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 22:55:23 ID:Yu9jm4d.O
>>557 
 
http://m.logsoku.com/r/news4vip/1353334806/1-10?guid=on

560 名も無きAAのようです :2012/11/27(火) 23:14:42 ID:3HJj0sLQ0
>>558 >>559 ありがとうございます読んできました泣いた
>>555見てまた泣いた

561 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 00:46:01 ID:O23pBeYg0
おい前スレ>>1000やめろ泣くぞこの野郎wwww



好きだったんだけど話書けなかった絵あげ


ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/18.png

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/54.png

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/85.jpg

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/110.jpg

ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/161.jpg


見落としてるかもしれないけど、多分開催中使われてないよな?
話読みたかったなぁ・・・

562 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 00:52:20 ID:aQNJSFlI0
確かにこれらが使われていないのはおかしいぐらい素敵な絵

563 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 02:37:07 ID:aA.A8VWQ0
54は見た気がする

564 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 02:41:28 ID:6qIk8f/s0
18も使われてたな
アサピーが出てる奴

565 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 02:46:40 ID:azeNPlW2O
>>563だけど見たの多分全部の絵を使うやつだったと思う

566 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 02:52:40 ID:O23pBeYg0
No.54は201紙芝居で使われてるのは見た
それ以外では出てた?

567 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 12:27:02 ID:1na8VErgO
すっげぇ今さらだけど書いてもらったお礼絵描いてもいいかなぁ
開催中忙しくて描けなかったんだ

568 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 12:28:09 ID:Qr4M5KoY0
大歓迎だろ

569 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 12:32:34 ID:1na8VErgO
即答ありがとうw
遅筆だから遅くなるけど描いてくる!

570 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 13:08:48 ID:/M0J6wpwO
絵も感想もバンバン書けばいいよ!

571 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 16:10:24 ID:4shoaV1Y0
自分が書いたやつに感想もらうと嬉しいな。
電車の中なのに顔がニヤけたよ

572 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 16:20:02 ID:O23pBeYg0
>>567
すっげぇ今更って、まだ祭り終了から3日しか経ってないし投下終わってないスレもあるんだぞ
書いた人もきっと喜ぶ、バンバンいこうぜ

573 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 16:22:20 ID:/wpxfwYY0
結局何作品来たんだろうな

574 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 17:18:07 ID:4shoaV1Y0
>>573
大雑把に数えても90作品はあったぞ

575 名も無きAAのようです :2012/11/28(水) 20:54:50 ID:PFw7BQwI0
VIP投下作品見逃した奴はまぜこぜとローテク見とけばいいよ

576 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 11:56:40 ID:Cj2lmFbcO
少ししかないけど感想。紹介には向かないが。

お家に帰ろう、お菓子な僕ら。のようです

世界観に心掴まれる。お菓子で胸焼けしそう(褒め言葉
無事に終わりかと思ったら最後に軽く背中を押されちゃう感じがいい。
気付いたら突き落とされるみたいな。
それとこの場を借りて、書いてくれてありがとうごさいましたあああああ!!

|゜ノ ^∀^)母子像のようです( ・∀・)

読みやすい。静かに盛り上がっていった感じ。
絵の使い所がお見事。
最後はぞくっとしました!
モララーさん強く生きて……。

川 ゚ -゚)全力メガホンガールのようです
ギャグかと思いきや。メガホンと手紙、小道具の使い方が素敵。
クーの一生懸命さに心うたれる。
一緒になって祈ってたよ色んな意味で。


祭り楽しかったぜ。ありがとう。

577 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 14:46:52 ID:xSbtg1AE0
感想

秋の夜長のようです
可愛らしいイラストとゆったりとした雰囲気がマッチした作品
こういう単調になりがちな話を綺麗にまとめるのは相当難しいと思う


ハハ ロ -ロ)ハハロー先生の作る英語のテストはcrazyなようです
イラストの使い方が見事 発想が素晴らしい
読んでる最中腹抱えて笑いました


ξ゚⊿゚)ξぶどう売りの魔女とぶどう哲学のようです
これを読めば、あなたもぶどうのひたむきさ、美しさに気づくはず
あぁ、ぶどう哲学!なんて素晴らしいんだ、ぶどう哲学!凄いぞ、ぶどう哲学!

どの作品もすごく面白かった
ラノベ祭お疲れ様でした!

578 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 17:09:16 ID:ap0PCq5.0
RESTさんが息してないお……

579 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 17:24:51 ID:bFQYBjqk0
>>578
き、きっと冬眠してるんだよ!
最近寒いし!

580 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 17:35:06 ID:jI1Lxu3w0
名前からして休みそうだもんな

581 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 17:48:49 ID:g149zyGMO
現状報告の一言くらいはしてほしいな
祭更新も止まったままだし

582 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 18:14:54 ID:jI1Lxu3w0
気合い入れて始めるとモチベ保つのが大変なのかもね
コンテンツが充実してる青空ホライゾンもしばらくの間止まったままだし

一方でローテクやまぜこぜブーンやブーンロマンは
規模こそRESTや青空ホライゾンに比べると小さいけど続いている
なんにせよまとめが止まると心配だし悲しい

583 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 18:55:56 ID:VKngV/ws0
RESTさんがずっと動けないようだったら別で専用のまとめサイト作ったほうがいいのかもなぁ

584 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 20:17:45 ID:06O0HkoE0
せめて一言くらいないと動きようがないねえ

585 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 21:47:18 ID:duQusTgY0
祭り終了が25日(日)23時59分だろ
あれだけ膨大な量の投下があったんだから
今ならまだ編集終わってなくても全然おかしくない時期じゃないか
平日ならなおさら
RESTさんの掲示板でも逃亡扱いしてる人がいるけど決めつけるには早すぎる

586 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 21:53:10 ID:AkEsOubs0
文丸も百物語纏めるのに結構時間かかってたからな
気長に待とうや

587 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 21:55:33 ID:bFQYBjqk0
そうだな
しかも序盤のやつはまとめてあるみたいだし
気長に待ちましょうか

588 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 21:56:03 ID:VcdJAkJQ0
「リアル忙しすぎワロタ」「祭まとめ終わんねwww」「もう秋田」
なんでもいいから一言あればな……

589 名も無きAAのようです :2012/11/29(木) 22:13:47 ID:jvmNIoJ.0
>>111
すごい遅くなってしまいましたが絵を使ってくれてありがとう!
ワカッテマス人形とかちょっと欲しいけど、壊したら呪われるのか……
http://imepic.jp/20121129/789020

>>555
元絵を描いたものです、絵の事好きって言ってもらえて嬉しかった…!
自分の絵が、素敵な話になって、その話からこんな綺麗な絵が生まれて、ラノベ祭りすごいなって思った

590 名も無きAAのようです :2012/11/30(金) 22:56:29 ID:UDI7hxkU0
>>589
うわわ、ありがとうございます!
描いてもらえると思ってなかったので、うれしいです

591 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 01:18:40 ID:OZRaameA0
遅くなりましたが…!!

※ネタバレ注意※
(・∀ ・)と兄弟のようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp100214.jpg

一度前編の漫画を描かせていただいたので、今回は後編で各々一番心に残ってる部分にしてみました
号泣した、もうとにかく最後読みながら泣いてました
素晴らしい作品、本当にありがとうございました、そしてお疲れ様でした!

592 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 01:32:54 ID:sJ9E2.JA0
>>591
UMEEEEeeee!!

593 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 01:34:02 ID:fBeK/.1g0
>>591
安定してSUGEEeee!!

594 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 01:34:13 ID:8gHnBpbU0
>>591
またお前かwwww
相変わらずのナイスクオリティ

595 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 01:34:28 ID:42CQ1WR20
>>591
絵を見て思い出し泣きしてしまったw
素敵な絵だなぁ、泣きながら保存したよ。乙乙

596 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 11:12:43 ID:4pQsDiyU0
>>591
すげええええええ!
かっけーし切ないし……

イラストが小説になり
小説がまたイラストになる……
ラノベ祭りって素晴らしいな!

597 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 13:35:41 ID:2tQCqWQ20
>>591
うわあああああああああああああああああああああ

まだ後編最後まで読んでないけどなきそうだよおおおおおおおおおおおおおお

598 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 19:28:58 ID:07gxoRBE0
>>591
umeeeeeeeeeee!!!!!
そしてうわああああああああああああああああああ

599 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 20:22:33 ID:azIkQukE0
すげえええええ
最初から最後までこの人の絵に持っていかれた祭りになったな

600 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 22:33:23 ID:kuxwad.gO
祭りのスレ立て作品ていつ過去ログに送ったもんだか
まとめ動いてからか?

601 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 22:47:48 ID:oa4PrhCE0
ここはログが残るから別に送っちゃってもいい気もする

602 名も無きAAのようです :2012/12/01(土) 23:58:21 ID:1ckAXLm60
>>599
そんな言い方すんなよ
みんなの祭だっただろ

603 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 00:12:13 ID:EYI9mthQ0
まあまあ

604 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 01:43:04 ID:ZenCgA2g0
そうだぞみんなの祭だ
おれだって盛り上げるために裸で乙書きまくったぞ

605 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 01:44:18 ID:Yvzm4nwA0
靴下くらいは履けよ

606 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 01:44:36 ID:xUJeDZbI0
イラストがあっても小説がなければラノベにはならない
小説があっても支援と乙がなければ祭りにならない

607 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 02:10:18 ID:mm8dRJy60
>>604-605
馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ
例え裸に靴下オンリーだろうと紳士たるものネクタイは必須だろうが

608 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 02:12:12 ID:VKZZaVx20
>>607

紳士だ・・・

609 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 13:06:46 ID:ylaauXgUO
少ない上に下手くそだけど感想


ひとりぼっちの魔物の話

短いレス数に収められながらも、話の背景や起承転結が綺麗に収束されてるところがすごいと思う
個人的に、どうしてこの話の林檎が青林檎なのか、その理由が明らかになった時すごく感銘を受けた
2人のやりとりの雰囲気とセリフ回しが好き
読者に想像を委ねつつも、愛情に溢れた優しい終わり方がまた良い


ジョルジュ長岡はおっぱいをぶっ壊すようです

エース乳ロットwwwwww
タイトルから察せられるようにギャグ。の筈なのに無駄にシリアス臭が醸し出されているのが憎い


( <●><( ´_ゝ`)兄者が黄金の精神に触れるようです

兄者のバカウザさが半端ないwwwwプスススゥーwwwwwwww
スピード感溢れるボケとツッコミの攻防に始終笑いっぱなしwジョジョ好きにはおすすめ


l从・∀・ノ!リ人 流石稲荷神社へようこそ、のようです
巫女の妹者が神社を訪れるお客さん達のお悩み相談をする話。
小さなエピソードが沢山詰まって一つの話になっていて面白いし、複数枚の絵の使い方も上手い
後半ドキドキする展開を交えながらも、ラストはみんな笑顔で心が暖まる。ほのぼの最高!
妹者は可愛いし兄弟はかっこいい。これは良い流石兄弟妹


( ´_ゝ`)木漏れ日のもようです∬´_ゝ`)

そこにあるのはただ、切ないほど愛しい姉弟愛。
ひとつひとつの素朴な日常の描写に、文章の端々に、飾り気のない愛が息づいている
姉者と兄者の組み合わせでここまで心の琴線にくる話に初めて巡り会えた。好きだ




絵師も作者もとにかく乙!来年もやろうなラノベ祭!!

610 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 14:15:43 ID:7ozUOrgw0
>>267
ttp://imepic.jp/20121202/498720
>>293
ttp://imepic.jp/20121202/498870
>>318
ttp://imepic.jp/20121202/499010
>>415
ttp://imepic.jp/20121202/499120

改めて乙、絵を使ってくれてありがとうございました

ラノベ祭り参加は2回目だったけど色んな絵や作品が読めて楽しかった


611 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 16:07:05 ID:SypWiEC20
>>610
一緒のひとだって分からなかった
きれいな絵だ

612 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 18:26:06 ID:NoNlaf1M0
>>610
乙、どれも雰囲気があっていいな
あなたの絵好きだ

613 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 18:36:33 ID:OZEXYTSw0
>>610
かわいい!綺麗な絵描けて羨ましい

614 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 19:26:58 ID:lXzF2dFk0
>>610
それぞれの作品の世界や雰囲気がひしひしと伝わってくるし、何より澄んでて綺麗

乙!
またラノベ祭り参加してみたい

615 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 20:15:07 ID:VKZZaVx20
>>610 の絵大好きだぞ

ちょっと前から思い始めたけどもしかしてメノウメモの人かな?

616 代理 :2012/12/02(日) 20:44:50 ID:UObFXxzE0
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★45の363より代理投稿


作品URL ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/16305/1354444497/
作品名  ( ;∀;)死 のようです
使用した絵のURL(任意)ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/40.jpg
後編遅れて投下しました




363 名前:いやあ名無しってほんとにいいもんですね[sage] 投稿日:2012/12/02(日) 20:26:45.69 発信元:180.60.109.179 [2/2]
流れきって&連投スマンが代理二つほどお願いします。

【代理先スレURL】 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353593410/
【名前欄】
【メール欄】sage
【本文】
作品URL ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/16305/1354444497/
作品名  ( ;∀;)死 のようです
使用した絵のURL(任意)ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/40.jpg
後編遅れて投下しました


【代理先スレURL】 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353849643/l50
【名前欄】
【メール欄】
【本文】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/16305/1354444497/
規制されているので、こちらで後編を投下しました

617 名も無きAAのようです :2012/12/02(日) 21:33:25 ID:7ozUOrgw0
>>615
違います

618 名も無きAAのようです :2012/12/03(月) 17:54:05 ID:S1vfn8tE0
RESTさんは完全に沈黙したなぁ……もう二週間になる

619 名も無きAAのようです :2012/12/03(月) 18:11:14 ID:Dgxegsug0
RESTの書き込み見る夢見た
マジで

620 名も無きAAのようです :2012/12/03(月) 18:21:19 ID:5FRPMUoY0
>>619
よう俺

621 名も無きAAのようです :2012/12/03(月) 18:39:00 ID:l7ZfWDAIO
まとめるのに忙しいんだよ!
終わってないのに下手にアクション起こしたらみんな狂喜乱舞のアへ顔になるから気を使ってるんだよ!!!









たぶん、いや、おそらくそうなんだよ…

622 名も無きAAのようです :2012/12/03(月) 18:41:40 ID:Q/.IkaZYO
心配すぎてメール送ったんだ……
更新用のTwitterに一言何か下さいって……
でも……

623 名も無きAAのようです :2012/12/03(月) 18:48:54 ID:/Z0S3u2sO
ラノベ祭ページで表記がまだ「開催中!」になってるの見るとなんか悲しくなるな(´・ω・`)

624 名も無きAAのようです :2012/12/03(月) 19:52:29 ID:eBRjADDo0
RESTさんが実は道民で停電に巻き込まれ家中の家電がぶっ壊れたという可能性が微粒子レベルで存在している

625 名も無きAAのようです :2012/12/03(月) 23:22:29 ID:lePJ8QGM0
>>624

へへっへ、変な事言うなよ!!なぁ!?

626 名も無きAAのようです :2012/12/04(火) 00:35:22 ID:.ch9XZRg0
絵を使ってくださってありがとうございました!!乳首好きなんだね!!

ハハ ロ -ロ)ハハロー先生の作る英語のテストはcrazyなようです
http://imepic.jp/20121204/007280
ツンちゃん想像力たくまし過ぎワロタ
ドア信さん!ドア信さん!!!


(,,゚Д゚)(*゚ー゚)天下一武道会のようです( `ハ´)(#゚;;-゚)
http://imepic.jp/20121204/007540
乳首まみれになっててちょっと引いた
でもHAPPY ENDで本当に良かった!

※イメージBGMを聴きながら描きました


読んでて笑いっぱなしで凄く楽しかったです!!1
改めて乙でした

627 名も無きAAのようです :2012/12/04(火) 01:56:57 ID:xiVoPBIw0
乙! すごく好みのイラストだ
綺麗なんだけど、ハロー先生の話と、天下一武道会思い出して全力でふいたw

628 名も無きAAのようです :2012/12/04(火) 03:23:13 ID:Xjg8RXHE0
>>626
めちゃくちゃ上手いのにwwwwww
乳首をwwwピンクで塗るなwwwww

629 名も無きAAのようです :2012/12/04(火) 16:33:40 ID:Tvuv/V860
まだ全部読み終えてないけど感想

お家へ帰ろう、お菓子と僕ら。のようです
 台詞回しが不思議でどこか不安定な雰囲気を醸し出してて良かった。
 お菓子=ヘンゼルとグレーテルと思ったけど、オオカミ?

モノクロカラーのようです
 絵が投下された時から印象に残ってて、この絵を基にした話を読みたいと思ってたから嬉しい。
 二人の掛け合いが面白かった。ラストはベタで予想できたけど思わずニヤニヤ。ベタ、ベネ!

川 ゚ -゚)は案内をするようです
 スレで誰かも言ってたけど、こういう作品だとブーンとドクオのポジションが逆なイメージがあったから新鮮だった。
 ドクオの叫びが切ない。友達って本当かけがえのないもんだなぁ。

(,,゚Д゚)はお義父さんに認めてもらうようです
 ゴゴゴゴの印象から、ムキムキマッチョなシナーにギコが恐る恐る許しを得る話かと思ったら、いい意味で裏切られた。
 シナー可哀想すぎワロタ。あとでいさんがクールでかっこいい。

ξ゚⊿゚)ξVIP高校ガールズバンドのようです
 ドタバタギャグ好きだから面白かった!
 性格変わった渡辺さんがかわいすぎる。あとデレとトウモロコシのシーンも良かった!

ハハ ロ -ロ)ハハロー先生の作る英語のテストはcrazyなようです
 ドア信さああああああん!!!
 複数絵を使ってるけど、その使い方がうまかった。オチも秀逸!

630 名も無きAAのようです :2012/12/04(火) 18:14:34 ID:OwmTK35U0
くっそ・・・・ドア信さん思い出して笑っちまった・・・!!!

631 名も無きAAのようです :2012/12/04(火) 22:02:53 ID:hy/czzWY0
 >>610遅ればせながら素晴らしき絵ありがとうございます。

 ……あと一日あるから大丈夫! とか思って書くの後回しにしなければもう少しまともな物に出来たのかもしれないと思うとちょっと後悔。
 クリスマス祭りとか新年祭りとかあったら是非リベンジしてみたい。

632 名も無きAAのようです :2012/12/05(水) 12:38:09 ID:VMEglFIkO
えぇい!またんき兄弟のまとめはまだか!?

633 名も無きAAのようです :2012/12/05(水) 13:35:20 ID:.bRYZrqQO
まぜこぜに行くんだ!

634 名も無きAAのようです :2012/12/05(水) 18:07:09 ID:HprOjAG20
そろそろ別のまとめさんに動いてもらうしか無いのでは…

635 名も無きAAのようです :2012/12/05(水) 23:58:24 ID:k7bORi220
スレ立て作品も多かったし、時間がかかるんだろ…
音沙汰がないのは確かに不安だが

636 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 02:36:11 ID:34wsCHoA0
早くまとめろくださいとは言わない

でもせめて一言現状報告しやがれくださいお願いします
不安になるだろ

637 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 11:53:33 ID:aW7QhWyA0
なにか報告欲しいね。せっかく楽しい祭りだったのにグダグダになっちまう

638 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 17:49:02 ID:tS.wIs6w0
文丸にまとめ依頼出したのかよwww
文丸がまとめ始めたタイミングでRESTが始動したら目も当てられないけどどーすんだろね

639 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 18:44:50 ID:t4FU4F62O
なんだそれどこの早漏だよ
文丸は百物語で頑張ってくれただろ!
あんまり間空いてないのに無理させんなよ

640 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 18:46:14 ID:EtZFkgcU0
>>638
その場合ならむしろRESTが再開するだけ万歳

641 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 20:28:42 ID:QfQn31Ys0
文丸は遅くても来週末までになんとかするらしいぞ
それまでにrestさんからなんらかの応答があれば良いな

642 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 20:36:00 ID:lWciq60M0
文丸無理しなくて良いんだぞ…
文丸マジリスペクト

643 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 20:38:03 ID:PnuL/4/U0
文丸は作品読んでるの?

644 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 22:42:23 ID:aEYPZ5UUO
>>633
マジでトンクス
またんき兄弟うるっときた。

645 名も無きAAのようです :2012/12/06(木) 23:45:24 ID:MXtZM4Ck0
さすが文丸やでぇ

646 名も無きAAのようです :2012/12/07(金) 00:20:05 ID:PiEbK7bg0
え、マジで文丸やってくれんの?なんか申し訳ないな
でも絵はRESTのままだよね。どーすんだろ

647 名も無きAAのようです :2012/12/07(金) 00:43:42 ID:tTZLB6MY0
現状RESTに動きが無い以上、他のまとめが動いても仕方あるまい

648 名も無きAAのようです :2012/12/07(金) 05:55:18 ID:PCYgf.iQ0
作中のイラストURLはRESTのままになるのかな
とりあえず使われたイラストだけ文丸に移してまとめてもらえたらいいんでね
文丸ファイト!ラブユー!

649 名も無きAAのようです :2012/12/07(金) 06:41:35 ID:M5wI3f7YO
絵は小まめに更新してくれていたのになんだかなー


仕方ないことなのか

せめて遅れるの一言があればなぁ

650 <^ω^;削除> :<^ω^;削除>
<^ω^;削除>

651 名も無きAAのようです :2012/12/07(金) 20:42:41 ID:j.OPhxUU0
>>626
久しぶりに覗いた!
絵が描かれていた!
乳首がピンクになっていた!
どういうことなの…(前置き)

二枚も描いて頂きありがとうございました!
お礼に私の血首喪露美聖を(ry

652 名も無きAAのようです :2012/12/07(金) 20:46:22 ID:j.OPhxUU0
追記

感想書いて下さった方々もありがとうございます!
お礼に私(ry

653 名も無きAAのようです :2012/12/09(日) 00:16:47 ID:yGsa5uxg0
>>466
No.169描いたものです
遅くなりましたが、使っていただきありがとうございました!
まさかあの絵とコラボすることになるとは……
妹者お願いだから母者のようにはならないで!乙!
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_351.jpg

654 名も無きAAのようです :2012/12/09(日) 14:26:16 ID:UabocswQ0
>>653
おおおお!書いた者ですまさか絵頂けるとは
ちっちゃい兄弟妹は可愛いし大人verな兄弟はかっこいい…
獣の目の部分まで再現して頂いて嬉しいです!絵ありがとうございました

655 名も無きAAのようです :2012/12/10(月) 15:24:02 ID:BMLPmeZk0
まぜこぜさんが支援絵や感想をまとめると聞いて

656 名も無きAAのようです :2012/12/10(月) 23:00:31 ID:6oIjPxwcO
マジか
じゃあ、絵はREST
作品は文丸
乙絵と感想はまぜこぜ・・・になるの?

657 名も無きAAのようです :2012/12/11(火) 22:38:38 ID:dj/kzfq20
まとめ分割!そういうものもあるのか

658 名も無きAAのようです :2012/12/12(水) 00:14:52 ID:mOoCKaU60
基本的にはひとつのまとめが全部まとめるものだけど
今回ばかりはしょうがないケースなのかもね

659 名も無きAAのようです :2012/12/12(水) 00:18:27 ID:pgfDliXYO
企画物のまとめ分割は初のケースだな

RESTほんとにどうしてまったん(´・ω・`)

660 名も無きAAのようです :2012/12/12(水) 00:33:07 ID:HMEpRrcs0
まとめる対象物が複数ある企画ってそんなにないからな
文丸もそんなに早くは出来ないみたいだからREST復活してええんやで

661 名も無きAAのようです :2012/12/12(水) 10:45:50 ID:yqzSmxqg0
文丸なんて百物語以降はもうしばらく企画物は纏めないみたいなの言ってたけどな
今回のケースは大変やね

662 名も無きAAのようです :2012/12/12(水) 23:33:51 ID:GwQ1LH2c0
大変遅くなりましたが、改めまして
イラスト使って頂いてありがとうございました!

No.89

( ゚_ゝ`)作るようです 从∀°从
前スレ>>595
http://kie.nu/CNL


布とおがくずのようです
>>5
http://kie.nu/CNN


从 ゚∀从( ´_ゝ`)流石な研究所のようですwithハインリッヒ
>>493
http://kie.nu/CNO


No.190

l从・∀・ノ!リ人 流石稲荷神社へようこそ、のようです
>>142
http://kie.nu/CNP

( ´_ゝ`)兄弟案内人のようです(´<_`  )
>>202
http://kie.nu/CNR

l从・∀・ノ!リ人と神社のお狐様のようです
>>466
http://kie.nu/CNS


ほんとに楽しい祭でした。参加してよかった!
全ての絵師作者読者に最大級の乙とGJを!

663 名も無きAAのようです :2012/12/12(水) 23:50:04 ID:JELK9Ix.0
>>662
うわあああああああかわえええええええええ

( ゚_ゝ`)作るようです 从∀°从と
l从・∀・ノ!リ人 流石稲荷神社へようこそ を書いたものだけど、
素晴らしい絵を使わせてもらって、改めてありがとう!!
光の早さで保存したわ

664 名も無きAAのようです :2012/12/13(木) 00:17:22 ID:BPlynd8E0
>>662
おびゃああああああうごぇぇぇ
布とおがくずを書いたものです
ただ絵を使わせていただいただけなのに
わざわざこんな……!こんな……!
すばらしい!美しい!
絵を使わせていただいてありがとうございました!

665 名も無きAAのようです :2012/12/13(木) 00:29:16 ID:mOdT1/vA0
たった一レスに超クオリティのイラストが六枚も詰まっているだと
なんだただの豊穣の神か

666 名も無きAAのようです :2012/12/13(木) 00:46:10 ID:HLVQSMNY0
>>662 研究所書いた奴ですが
いろいろやらかしたにも関わらず絵ありがとう
こんな可愛いハインといちゃつけるなら肉体改造も悪くないな…

667 名も無きAAのようです :2012/12/15(土) 00:21:22 ID:Lr0YiUhM0
遅いけど感想絵!というかもはやイメージイラストになってしまっていますが

( ´_ゝ`)木漏れ日のもようです∬´_ゝ`)
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_362.jpg
(描いてから気付いたけどこんなシーンないですね……)

('A`)約束と現実のようですζ(゚ー゚*ζ
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_363.jpg

このふたつはガチで泣いた

668 名も無きAAのようです :2012/12/15(土) 15:55:34 ID:g4fa3MZQ0
>>667
綺麗だし作品の雰囲気が出てていいな!
木漏れ日はやっぱり綺麗なイラストがよく似合う
乙!

669 名も無きAAのようです :2012/12/16(日) 14:15:00 ID:tXjcDDYcO
>>662
うわあああ神社のお狐書いた者です!
l从・∀・ノ!リ人めっちゃかわいいなにこれ・・・
はーちゃん力強いわろたw
改めて、素敵なイラストを使わせて頂いてありがとうございました!

670 名も無きAAのようです :2012/12/18(火) 20:11:00 ID:IqdLfzlk0
>>225
二枚目の絵を描いたものです
大変遅くなりましたが絵を使っていただきありがとうございました!!

ttp://imepic.jp/20121218/709550
実はスレ立ったときから張り付いて読んでいました
途中で地の文体が変わった所でこういう事か!と感心し、ラストに凄くジーンとし、
更に今回絵を描く際にもう一度最初から読み返したら新たな発見もあったからなんかもう凄い

本当に綺麗な話だと思いました!
改めて乙です!!

671 名も無きAAのようです :2012/12/18(火) 23:05:58 ID:DHYNcUb20
>>670
凄く綺麗だ
内容にピッタリあってる上に可愛い
表紙になりそうなイラストだ

672 <^ω^;削除> :<^ω^;削除>
<^ω^;削除>

673 ◆7.FC9p85GA :2013/01/02(水) 23:02:13 ID:yPRZkqck0
('A`) My Baby Blueのようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353846483/

ようやく終わりました
もう意味ないかもだけど一応報告

674 名も無きAAのようです :2013/01/04(金) 23:17:07 ID:8DmmekEE0
ひっそり報告させてください。

(//‰ ゚)規制音のようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353854847/

一応期間中に立てたものの、締め切り中に終わってなかったので報告するかずっと迷ってました。

でもイラストの名言もしていたので、どうせなら、と報告させてもらいました。
遅くなって本当にすみません。

675 名も無きAAのようです :2013/01/04(金) 23:25:34 ID:8DmmekEE0
名言ってなんだ…明言です…

676 名も無きAAのようです :2013/01/05(土) 19:26:34 ID:3VMA5v260
非っっっっっっっっ常に遅れましたがお礼絵描きました!!
全て素晴らしい作品ばかりで未だに手が震えまくって残像が見えます!!
ありがとうございました!!

(,,゚Д゚)はお義父さんに認めてもらいたいようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp104066.jpg

(,,゚Д゚)(*゚ー゚)天下一武道会のようです( `ハ´)(#゚;;-゚)
http://vippic.mine.nu/up/img/vp104067.jpg

(-@∀@)自習の時間に。のようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp104068.jpg

ξ゚⊿゚)ξ秋風のようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp104069.jpg

川 ゚ -゚)夕暮れとまどろみのようです(´<_` )
http://vippic.mine.nu/up/img/vp104070.jpg

677 名も無きAAのようです :2013/01/05(土) 23:32:34 ID:3JryZZwY0
乙!
あなたのイラストほんわかしていて好きだ
天下一武道会の(,,゚Д゚)の表情に笑い、ドア信さんに全俺が感動した

678 名も無きAAのようです :2013/01/05(土) 23:41:28 ID:QdTcXnUs0
>>676

(-@∀@)自習の時間を書いた者です。
アサピーが自分の想像以上にぶっとんでて笑ったwwww
そして弟者のイケメンフェイス・・・!
ありがとうございます!即保存

ドア信さんもな

679 名も無きAAのようです :2013/01/07(月) 19:16:45 ID:c7Z7KVpQO
>>676
天下一武道会のギコの表情と自習のアサピーにわろたwww
そしてドア信さん……

あ、夕暮れとまどろみの作者ですー
即保存しました!ありがとうございました!!
クーちゃん怖い!

680 名も無きAAのようです :2013/01/08(火) 22:48:31 ID:hIV32bw60
>>18
大変遅くなりましたがお礼絵を描かせていただきました~使っていただきありがとうございました!
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_599.jpg(※擬人化です)
び、ビロード視点は……あるのでしょうか……そわそわ

ところで今回のラノベ祭りのまとめってありますか?

681 名も無きAAのようです :2013/01/08(火) 22:54:31 ID:TvF1430M0
あの話か!ちんぽっぽにうっすら恐怖を感じるな

まとめは文丸がどうにかしようとしてるみたいだが、まだまとめられてない
最初に投下されてたもののいくつかは、RESTでまとめられてる

682 名も無きAAのようです :2013/01/08(火) 23:23:59 ID:hIV32bw60
>>681
そうなんですか!ありがとうございます
RESTさん大丈夫なんでしょうか……心配

683 名も無きAAのようです :2013/01/08(火) 23:35:14 ID:whqomNtU0
ちなみにVIPのスレ立て投下はまぜこぜがまとめてくれてる

684 名も無きAAのようです :2013/01/09(水) 19:11:42 ID:6g6898bE0
自らすすんで引き受けたのに行方不明ってどういうことだ
報告くらいできるだろうに

685 名も無きAAのようです :2013/01/09(水) 19:24:23 ID:llc2pQOk0
REST最後の更新のあたりは別人みたいになってたな
まとめた分も抜けや間違いがあってなんか変だ

686 名も無きAAのようです :2013/01/09(水) 23:52:55 ID:3.QSsDuE0
RESTさんむしろ心配になってきたわ…
大丈夫なのか

687 名も無きAAのようです :2013/01/10(木) 13:59:18 ID:iUAnQDWo0
出てきづらくなったんじゃないか

688 名も無きAAのようです :2013/01/23(水) 09:38:01 ID:UiY3EoQw0
すんっごく今更だけど前スレ>>106
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353163378/106

                                  /⌒
                                (l_  -──- 、
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                           l l  l.   | { ヽ \ ,-‐ 、
                        _-ァ |  l    | Y_ ヽY__ ヽ
                            r'三 !|__|L_ルT ヽ {≦== ミ }
                          レr   l | {ソュ  弋ノ ( __   l
                        フ=≦ 、ヾ┘    ,,, ≧≡≧≠ノ
                         (≧≠ミミ> -―' イ/_  ゝ
                         (  \ヾl/::::/┐;;¨ r' ≦⌒´
                       'ーァr/:::/.─┘  ヾ、_二ニ)
      \\_               /:::/____, //´  \
   \/ヽヽ              ,ヘ/::://::::::::::::::::::::::::::ヽヾリ __|
    /\               /\::\Y^)::::::::::::::::::::::::::::::::}/::::::::::|
           |.\          /\::::}イ::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::|
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      ∧ |{__}    \/:::/::::|:::::::/l        /    l:::::::::|
        l ヘ |        \| |:::/:/ /           l      |:::::::::l        _//
       |  ヘ         _ ! !/.  /  ヽ      l   /:::::::::/\     // \/
       l  V /         l |    ________|_/:::::::::/   \      /\
      ヽ       \─|  } l   |::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::/         \
          ヽ      ゝノ ノ  |.   i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::/           l
            ヽ               l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::/  ┃
                           |:::::::::::::ヘ::::::::::::::::::::|:::l 
                                  |\  |フ
                                  |  \| 

ズレとかは気にしたらいけない

689 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 17:16:50 ID:X0Fa8.lQ0
ブンツンドーです。
ラノベ祭り2012。全95作品まとめ完了しました。
http://buntsundo.web.fc2.com/

一部の支援イラストが流れてしまっており取得できていないので、
この祭で支援イラストを投稿された絵師の方は、
もしよろしければ再up、もしくはブンツンドーまでご連絡いただけるとありがたいです。

690 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 17:18:10 ID:8G4J56b.0
超乙

691 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 17:19:09 ID:ncEEc9LE0
ブンツンドーさんマジ乙!

692 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 17:25:16 ID:8LZIuyW20
ブンツンドーさんマジ乙っす!!!!

693 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 17:26:34 ID:LXtjA6Ic0
おつかれさまです!!!!

694 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 17:33:57 ID:IK9Z2AII0
ブンツンドーさん乙乙!!

695 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 19:28:41 ID:js2.Oyo60
ブンツンドーさん乙です!!
こちらもラノベ祭り関連の記事をアップしましたのでご報告。

[イラスト] ラノベ祭り2012 支援絵まとめ
http://mzkzboon.blog.fc2.com/blog-entry-431.html
[感想&紹介] ラノベ祭り2012 作品批評
http://mzkzboon.blog.fc2.com/blog-entry-288.html
[感想&紹介] ラノベ祭り作品感想/雑談
http://mzkzboon.blog.fc2.com/blog-entry-534.html

▼支援絵に関して

イラストの権利云々はよくわかりませんが、
ブンツンドーさんに全部まとまってたら良いんじゃないかと思ってるんで、
再うpの手間やなにかを考えると、記事から持っていってまとめてしまったらどうかな、と。
支援イラストのみを切り取ってまとめるのも違和感あるので。
問題あればどこでも連絡いただければ……。

ちなみに「( ;∀;)死 のようです」の作者さんが作品投下後に残していった、
ぎゃしゃのイラストは取り逃しました。あとは全部載せてあるんではないかな。

696 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 20:34:56 ID:aFlasoNE0
ブンツンドーさんもまぜこぜさんもおつ!
ありがとう! おつ!

697 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 20:55:47 ID:IjMrRs3I0
どっちも乙と言わざるを得ない

698 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 23:06:38 ID:jqJCDrzc0
ブンツンドーさんもまぜこぜさんも乙乙!!!!

699 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 23:12:38 ID:L8ElstKw0
>>695
す、すごい
確かに全イラスト確認しました。(ぎゃしゃ除)
私がUPしようとしていた「足りないイラストリスト」の間違いが浮き彫りになるほど完璧ですね。
ありがたく使わせていただきます……!

700 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 23:31:53 ID:ZVjIWjpQ0
ぎゃしゃのイラスト保存してるけど要りますか?

701 名も無きAAのようです :2013/02/23(土) 23:36:30 ID:ZVjIWjpQ0
うわあ間違えた……
ラストの方のぎゃしゃっすね、ほんとすいません持ってません……

702 名も無きAAのようです :2013/02/24(日) 00:27:05 ID:83r/yrKA0
作者さんが描いたぎゃしゃだよな?それなら保存したけど要りますでしょか

703 ブンツンドー ◆DoNHFsF38k :2013/02/25(月) 00:39:53 ID:mZ0JJMoE0
>>702
色々と考えましたが……
せっかく全イラスト載せられそうなので、この際細かい事は気にせず是非とも頼む事にします
お願いしますー

704 名も無きAAのようです :2013/02/25(月) 12:08:35 ID:txZV6meg0
まとめ完了したのか!
ブンツンドーさんもまぜこぜさんも超乙!

705 名も無きAAのようです :2013/02/25(月) 17:40:39 ID:MhrKgx560
乙!

707 名も無きAAのようです :2013/10/30(水) 04:11:29 ID:VHbefzJEC
もうほぼ一年経ったのか

710 名も無きAAのようです :2014/05/10(土) 19:55:38 ID:KkBV8G5c0



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