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j l| ゚ -゚ノ|天使と悪魔と人間と、のようです Part2
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というわけで二スレ目です。
今後共よろしく。
……まだ投下しませんよ、まだ。
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そんなこと――『好きだから』に決まっている。
「二軒茶屋直は確かに桃山宮のことを想っていたのだろう。だがその実、選択した行動は極めて無責任な理想の押し付けだ」
あなたが幸せならそれで良い?
それが僕の幸せだ?
そういう考え方を壬生狼真希波は「片腹痛い」と否定する。
「『恋』とはなんだ? 『他の全てが満たされていても、その人が隣にいなければ満ち足りない』――そういう状態のことだ」
真希波は続ける。
「『愛』とはなんだ? 『お互いに見つめ合うのではなく、二人共が同じ方向を見据えていること』――そういう状態のことだろう?」
二軒茶屋直は桃山宮の幸せを願っていた。
けれど真希波は問いたい。
「一体いつ、桃山宮が『幸せになりたい』と言ったのか」と。
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……いや、少し違うだろうか。
桃山宮にとっての幸せとは二軒茶屋直の隣にいることで達成できるものだった――それだけのことだ。
「『僕は君を幸せにすることができない』だと? 笑い種だな、恋愛における幸福とは一方が一方に与えるものではなく、双方が共に目指すものだ」
「……そうだな」
相手の感情を勝手に決め付け、理想を押し付け。
どう思っているかどう考えているかも問うこともせず「あなたの為だから」と突き放す。
紛れもなく愛ではあるが――極めて無責任で独り善がりだ。
だから壬生狼真希波の結論もハルトシュラーと同じ。
二軒茶屋直は、病気を言い訳にして好きな人から逃げただけなのだ。
「私にとっては今回の一件は喜劇に過ぎない。想像力不足の愚か者が主役の喜劇だ」
最後にそう言い切ると真希波は幼馴染の方を向く。
「…………少し熱くなってしまったか。烏丸、私の見解はこのような―――」
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と。
瞬間、真希波の唇に少女のそれが重ねられた。
振り返ることを見計らっていたかのような完璧なタイミングだった。
懐かしい匂いが香った。
振り払うかどうかを思案し、真希波は黙って受け入れることを選択した。
そうして数秒の後、彼女は唇を離す。
「……驚いたか?」
「可能性として考慮はしていたが、驚いた」
そうか、と少女は少し頬を染め満足気に微笑んだ。
肩よりも長い黒髪が柔らかに揺れた。
「どういうことだ? 烏丸」
「さあな。お得意の想像で言い当ててみろ」
「…………普段は冷静で表情を崩さない旧友が、珍しく感情を前面に出したことに驚き、またその言葉に心動かされ、好意と感謝を表したくなった」
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「空気の読めない奴だ。まさか本当に言い当てるとは」
やれやれ、と大袈裟なジェスチャーと共に笑う。
また続けて言った。
「子どもの頃とは違うんだ。私の口付けがどれほどの価値があるか、分かっているだろうな?」
「無論だよ『女王(クイーン)』。露見すれば君の信者に殺されかねないことは予測できる。精々、気を付けるとしよう」
分かっているなら良い。
そう告げて少女は部屋から出て行こうとする。
が、彼女は途中で立ち止まる。
そんな些細な所作でさえ溜息が出るような美しさを有していた。
そして淳高でも五本の指に入るであろう美少女、烏丸空狐は振り返らないままで言った。
「それと――二人きりの時くらいは『烏丸空狐』と呼ぶな。あと普通に話せ。さっきも言っただろうが」
「……気を付けるよ、クー子」
分かれば良い、と頷くとクー子と呼ばれた彼女は部屋を後にした。
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【―― 20 ――】
二軒茶屋直はいつものように病室のベッドの上から空を見上げていた。
「……なんだよ」
呟いて、自分の頬に触れてみる。
なんの異常もない。
少し前から、何か頬に痛みを感じるような気がして時折こうして触れてしまうのだが、やはり気のせいらしい。
だからこの夢から醒めたような気持ちも気のせいなのだろう。
二軒茶屋直はそう思った。
「こんな毎日が、ずっと続くのかな……」
もう慣れてしまっていたはずの日々。
どうでも良くなっていたはずの毎日。
でもそんな時間が、最近はどうしようもなく辛い。
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多分それは。
いやきっと。
彼女が病院を訪れなくなったからだろう。
……これで良かったんだ。
本当に、そう思う。
なのに――どうしてなんだろう。
「……ひっ、ぐ…………。うぅ、ああ、あぁ……」
彼女の幸せが自分の幸せだと思っていたのに。
こんなにも涙が溢れてくるのは何故だろう。
……誰かが廊下を走る音が聞こえる。
きっと彼女ではない。
でも足音が聞こえる度に期待してしまう。
今度彼女に会えたならば、正直に自分の想いを伝えよう。
二軒茶屋直は遂にそう思った。
もう二度と彼女に会うことはないとしても――本当に本当に、そう思っていた。
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【―― 21 ――】
そうか、と告げてハルトシュラー=ハニャーンは通話を終えた。
「……レモナ。すまないが、」
「分かってるよ。分かってるから、言わなくていいよ」
昼休みの三年十三組の教室だった。
片隅で電話に応じていたハルトシュラーが振り返ると「分かってる」と生徒会長は返した。
些細なことだけど、それが彼女は嬉しかった。
「そうか」
「早く先輩のトコに行ってあげたら? きっと待ってるよ」
「……そうだな」
そう言うとハルトシュラーは自身の鞄を持つと、教室を出て行こうとする。
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と。
その後ろ姿に高天ヶ原檸檬が声を掛けた。
「……ねぇシュラちゃん。二軒茶屋直って名前の生徒、知ってる?」
「知っているのが私だ。知り合いではないがな」
「壬生狼クンが言ってたんだけど……」
そこまで言いかけ、彼女は首を振った。
「ううん、なんでもない。この話なーし」
「意味が分からないな」
「じゃあシュラちゃんが帰って来たら言おうかな。……気を付けてね」
「ああ」
そうしてハルトシュラーは教室を出て行った。
尊敬する先輩の元へと向かう為に。
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【―― 22 ――】
自治会室の自らの先に腰掛けた自治会長壬生狼真希波は、見ていた書類をデスクの上に置いた。
そして書類整理を行っている丁寧な化粧の副委員長に話し掛けた。
「いつだったか、君に『サルを完全に破壊する実験』の話をした際に、君は『まるで人生のようですね』と言っていたな」
「そうだったでしょうか」
「ああ、そうだったさ。あの回答には私も心底驚いたのを良く覚えている」
ギャンブルに似ていると言われるサルを完全に破壊する実験。
だが、確かに人生そのものがそうなのかもしれない。
人間は主観的にしか物事を見ることができないから気付かないだけで、もしかすると人生には幸福なことより不幸なことの方が多いのかもしれない。
冷静に純粋にプラスとマイナスだけの観点で見ればトータルでマイナスになるのならば自殺してしまった方がマシだ。
いやそもそも総計してプラスにならないことが決まっているのならば生まれないのが最善ということになる。
けれど、それでもほとんどの人間はボタンを押し続ける――人生を生き続ける。
「コンコルド効果じゃないが、ゾッとしない。もしかすると純粋な功利主義的観点からすれば人類は滅びた方が幸せなのかもしれない」
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そういった真希波の言葉に無表情ながら不機嫌そうに副委員長は答えた。
「……お言葉ですが、その時も述べましたように、私はそういう考えの元で発言したわけではありません」
「そうだったな。物事の価値は――幸福は人間が決めている。何がプラスで何がマイナスか、それは本人だけが決められる。だからこそ純粋な功利主義の支持者は少ない」
「私が言いたかったのはそういうことではありません」
静かに、彼女は否定した。
次いで淡々と続ける。
「私は、ただ……。九十九回分無駄にボタンを押したとしても、一回餌が出ただけで全てを許せるような……。そういう点が良いと思っただけです」
どうしようもないほど辛く、誰からも必要とされず、ずっと独りで生きてきたとしても。
たった一度――誰かに愛されたことで。
そんな些細なことで今までの全てを許せてしまえるような、そんな気持ちになってしまうことだってある。
それは愚かなことなのかもしれない。
だけど彼女は、人間のそういう面が好きだった。
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真希波は言った。
「そうだな。それは紛れもなく愚かさなのかもしれない。だが私も、そういう人間らしさは好きだ」
どんなに辛いことが多い道のりであっても誰かが愛してくれた記憶があれば。
そんな一回だけで、案外生きていけたりする。
純粋な利益の計算ができることが聡いとすれば人間はこれ以上ないほどに愚かしい存在だ。
だが、きっと人間はその愚かしさ故に生きていけるのだろう。
そしてボタンを押し続けた結果の先に現在の社会があり、未来がある。
「『生きたくないと思ったって、生きるだけは生きなけりゃ成りません』――ならば今日も私達は僅かな結果と幸運を拠り所に、俯かず生きていこうか」
真希波の机の上にある書類にはこんなことが記されていた。
―――「二年七組二軒茶屋直、今月末退院予定。来月より登校可能と思われる」。
【―――Episode-10 END. 】
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【―― 0 ――】
《 present 》
①[SVO1 with O2 / svo2 to O1](人が)O1(人や団体)にO2(物)を贈呈する、進呈する〔※儀式的な語で、日常的なプレゼントには用いない〕
②[SVO(M)](人・物・事が)(特色など)を(…に)示す、見せる、(困難など)を(…に)引き起こす
③(銃など)を(…に)向けて狙う
――自
④(患者・症状などが)(診療の対象として)現れる、来院する
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以上で十話終了です。
すげー疲れた。
分かりにくい描写がかなりあるので、その辺りはあとがたりで
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おつ
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おまえ、人間大好きだよな
面白い
乙
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あとがたりはよ
登場人物大半が天才で友達がすくない設定なのに、登場人物同士が仲良いからただのリア充に見える
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ただのリア充はこんな小難しい会話しません
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畏怖されてたり孤立してる感じは全くしないな
なんだかんだで、皆イケメン人気者だし
狂華も最初はフツメン嫌われ者で、お!ってなったが、結局、イケメンで変わった人気者になっちゃってるし
マキナが極端な美形に変わらない事を願う
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|゚ノ*^∀^)「あとがたり〜」
|゚ノ ^∀^)「『あとがたり』とは小説などにある後書きのように、投下が終了したエピソードに関して登場キャラがアレコレ語ってみようじゃないかというものです」
j l| ゚ -゚ノ|「要するに後書きの語り版であとがたりだ」
|゚ノ*^∀^)「あんまり僕の出番はなかった!!」
j l| ゚ -゚ノ|「いやあったが、頭良さそうなやり取りだったのでらしくなかったな」
―――『あとがたり・第十話篇』
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( ・ω・)「鞍馬兼です。すっかり夏服に適した季節になりました。さーて、来週の……」
(-、-トソン「待ってください。それでは次回予告になってしまうので。こうしましょう」
(゚、゚トソン「―――読者の諸君、お元気かね。都村藤村です」
( −ω−)「それじゃあ総統閣下です」
(゚、゚トソン「『生徒会の奴等は何処行った!?』という読者諸君の声が聞こえて来そうですが、今日のあとがたりは私と彼で進行します」
( ・ω・)「たまには趣向を変えて……ということでご勘弁して欲しいんだから」
(-、-トソン「……どうでも良いことなのですが、あなたの委員長は学ランで暑くないのでしょうか? 作中時間はちょうど今くらい(六月〜七月)でしょう?」
( ・ω・)「現実での描写が少ないので分かりにくいですが、上着を脱ぐこともあります。流石に半袖ということはありませんが」
(゚、゚トソン「なるほど……上着は持っているけれど、着ていないということですか」
( −ω−)「冷房冷えしないように持って来ていると思って欲しいんだから」
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(゚、゚トソン「では改めて、第十話の解説及び雑談を始めましょう」
(-、-トソン「分かりやすいので最初は時系列順でよろしいですね? 始めます」
( −ω−)「今回の冒頭は壬生狼真希波自治会長等がカードゲームをしているシーンからです」
(゚、゚トソン「マキナ様と山科狂華様の対戦なので。直後にマキナ様が引用した言葉は知っている方も多いのではないでしょうか」
(゚、゚トソン「……将棋は弱いらしい鞍馬兼君、どうですか?」
( ・ω・)「どうと言われても……確かに僕は弱いですよ。初心者に負けることはないと思いますが、中級者以上には勝てないんだから」
(-、-トソン「将棋だと弱いが軍人将棋だと強い、という事実からは『頭の回転は速い方ではないが断片的な情報から他人の心理を察することは得意』ということが読み取れます」
( ・ω・)「自治会長はそれが分かっていたらしいですね」
(゚、゚トソン「対しマキナ様は『平等ではないゲームが得意』であるとされ、同じ頭の良さでも洛西口零様や稲荷よう子様とは違う風に描写されています」
( ・ω・)「あの生徒会長や、僕等の委員長はどんな頭の良さなのか。考えて見ると面白いかもしれません」
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( −ω−)「次のパラグラフはハルト委員長の先輩の話です」
(゚、゚トソン「彼女はある作品のある番外編に登場したあるキャラクターであり、その際にはほとんど触れられなかった『不治の病』について述べられています」
(-、-トソン「……触れられなかった理由は分かっていますね? 彼女が、何処までも普通の女の子として生きようとしていたからです」
( ・ω・)「言うまでもないけど、彼女の話が出ているのは二軒茶屋さんとの対比なんだから」
(゚、゚トソン「さて、続いてはマキナ様の腹心と生徒会長との会話です。幾つか伏線も出ているので」
(-、-トソン「この場面での会話は本筋(能力バトル)にはあまり関係ないことですが、格差是正措置への疑問を提起しています」
( ・ω・)「アファーマティブ・アクションやポジティブ・ディスクリミネーションについての話ですね」
(゚、゚トソン「そうです。そして差別を是正しようとする動きが差別を増進してしまう問題についての議論でもあります」
(゚、゚トソン「興味深い点は格差是正措置に賛成するマキナ様は普通の進学科に在籍しており、意義を唱えた生徒会長は特別進学科の生徒だということです」
(-、-トソン「……特別進学科とはどういうものなのでしょうね。何を目安に選ばれているのでしょうか」
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(゚、゚トソン「私は劇中でジェンダー的な話をすることが多いキャラクターですが、格差是正措置に関しても面白い話があります」
( ・ω・)「雑談ですか?」
(-、-トソン「勉強になる雑談なので」
(゚、゚トソン「現代日本での統計では男性の方が女性よりも賃金は高いとされています。詳しい数値の引用は控えますが」
(-、-トソン「これには『多くの場合、男性の方が出世しやすいから』という分かりやすい理由もありますが、見落としがちな他の理由もあるとされます」
(゚、゚トソン「さてそれはなんでしょう? はい、鞍馬君」
( −ω−)「……僕の親類の多くは警察官ですよ。言うまでもないんだから」
(-、-トソン「そうでしたね。そう――『一般に危険とされている仕事に女性が就労することは少ないから』です。危険な仕事の賃金が高いのは道理ですよね?」
( ・ω・)「軍人までは行かずとも、交番のお巡りさんだって夜勤なら少なくない危険が伴う。だから両親を始めとする周囲は快く思わない。本人が就職したいと言っても止めることもある」
(-、-トソン「加えて、そもそも採用基準に体格が規定されていることもあるので。例えば警視庁ならば身長は凡そ155センチ以上と規定されているそうで」
(゚、゚トソン「この時点でアウトの方も多いのではないですか? ちなみに体重についての規定もあるそうです」
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( ・ω・)「差別と美徳の合間……になるのかな」
(゚、゚トソン「私達が美徳と考えていることの大半は非合理的な信念です。ただの固定観念、思い込みです」
(-、-トソン「あなたがハルトシュラー様のことが好きで、だから『男である自分が守ってやらないといけない』と考えているのなら――それはエゴだと心得るべきなので」
( −ω−)「……そんなこと、分かってるんだから。そう思ってたら敵対なんてしません」
(゚、゚トソン「ならば良いので」
(-、-トソン「私としては『エゴだよそれは!!』と言うことができなくて残念ですが」
( ・ω・)「真面目な話なのか雑談なのか、どっちですか」
(゚、゚トソン「ならば真面目な雑談を、私情を語りましょう。先ほど私は『守ってやらないといけない』という考えは男性のエゴだと述べました」
(-、-トソン「が……『守ってあげたい』という想いはエゴではなく、いじらしい恋心だと思います」
( −ω−)「…………そうかもしれないですね」
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(゚、゚トソン「つまりあなたの平和をお世話しますということで……」
( −ω−)「…………閑話休題しましょうか」
(゚、゚トソン「さて少しを場面を進めまして、伏見征路様と桃山宮様のやり取りのシーンです」
(-、-トソン「伏見様は『「不幸であること」と「不幸せなこと」は別だと思ってた』ということを述べていらっしゃいます」
( ・ω・)「この場合、『不幸であること』はイコールで『辛い経験をしたこと』で、『不幸せなこと』は『辛いと感じていること』ということですか?」
(゚、゚トソン「そうですね。分かりにくいですが、客観的な不幸と主観的な不幸は異なるのでは?と言っていたわけです」
( ・ω・)「今回の敵である二軒茶屋さんは客観的に見て不幸な部類に入る方でしたが、僕等の委員長も客観的に見れば不幸です」
(-、-トソン「その通りなので。あなたは内容を知らないらしいですが」
( ・ω・)「詳しくは知りませんが、何かあったことくらいは分かっています」
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( ・ω・)「……それで二軒茶屋さんと彼女の違いですが、『主観的に不幸であるかどうか』という点がハッキリと異なっています」
(゚、゚トソン「一方は『私はこれでも幸せだ』という旨を語っているのに対し、他方は『僕の気持ちなんて分かるはずがない』と拒絶しています」
(-、-トソン「ハルトシュラー様は第三話や第八話においても似たようなことを語っていらっしゃるので」
( −ω−)「言うまでもないですが、ハルト委員長の先輩も主観的には幸福でした」
(゚、゚トソン「後の場面でハルトシュラー様が激しく罵っているのはこの辺りの認識の違いが大きいのではないでしょうか」
(-、-トソン「次に二軒茶屋様が病院で口遊んでいた詩ですが、島崎藤村の千曲川旅情の歌という作品なので。内容は無常観……というところですか」
( ・ω・)「この話のオチで自治会長が言った『生きたくないと思ったって、生きるだけは生きなけりゃ成りません』も島崎藤村の言葉ですよね?」
(゚、゚トソン「その通りなので。マキナ様なりの返答です」
(゚、゚トソン「『この世にあるもので、一つとして過ぎ去らないものは無い、せめてその中で、誠を残したい』」
(-、-トソン「人間は誰でもいつか死にますが、だからと言って生きる意味がないということはない、ということですね」
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( ・ω・)「いよいよバトルシーンなんだから。本当にこの作品は戦いになるまでが長い」
(-、-トソン「現実においては戦う前の情報戦や作戦立案、下準備が重要です。そういう面を描写している……と好意的に考えてくださると嬉しいので」
( ・ω・)「二軒茶屋さんが使う能力は『プレゼント・フォー・ユー』という名称です」
(゚、゚トソン「本人は否定していましたが、ハルトシュラー様の指摘通り『自分の病気を誰かに押し付けたい』という願いが形となったものなので」
(-、-トソン「能力使用に重要な血液と棒状の物は二軒茶屋様にとっての病気の象徴なのでしょう」
(゚、゚トソン「余談ですが二軒茶屋様の病は、初期設定では白血病でした。だから血液が病気の象徴なのです」
( ・ω・)「その為の伏線が第五話の僕と委員長の会話シーンで僅かに張られていましたよね」
(-、-トソン「その通りなので。あなたが朝見たニュース番組の骨髄バンクの話ですね」
(゚、゚トソン「ですが、途中で『負けるだけのキャラだしなあ』と思い直し変更した経緯があります」
( −ω−)「日ノ岡亜紗君の空手の流派が設定されていないのと同じく意味のない設定とも言えるんだから」
(゚、゚トソン「……そういうわけで、二軒茶屋様の抱える病気は『何か大変な病気』という漠然としたイメージで構いません」
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(-、-トソン「もしかすると、それはハルトシュラー様の先輩と同じ病気なのかもしれませんね」
(゚、゚トソン「話が前後してしまいますが、もし二人が同じ病の患者だった場合、前半の『新薬研究に協力していた』という話が伏線となります」
( ・ω・)「……新しい治療法が確立されたから、治った?」
(-、-トソン「そういうことになります」
(゚、゚トソン「もっと奇跡的に解釈すれば『その先輩の臓器が移植されることになった』ということかもしれません」
( ・ω・)「その先輩は臓器提供の意思を示していて、だから亡くなると時を同じくして二軒茶屋さんは退院できることになった……ということですか」
(゚、゚トソン「この場合ならば『意識のない状態が多い(≒脳死に至る病?)』という話が伏線です」
(-、-トソン「最後にハルトシュラー様は『生きている内は、生きろ』と発言していますが、もしかすると分かったのかもしれませんね」
(゚、゚トソン「自分の先輩の死が、目の前のどうしようもない奴の生に繋がるということが……直感的に」
(゚、゚トソン「だからこそ幸せを望んで欲しい、生きて欲しいと思った」
( −ω−)「……かもしれません。そうであったらいいなと僕は思います」
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(゚、゚トソン「話を戻しますが、バトルシーンです。ハルトシュラー様が珍しく苦戦していらっしゃいますが理由は作中で説明された通りです」
( ・ω・)「能力の高さ故の不利というのは面白い展開なんだから」
(-、-トソン「間に参道静路様の様子が挿入されていますが、こちらの行方は次回以降になるので。ご期待ください」
( ・ω・)「それにしても僕等の委員長は血塗れなんだから」
(゚、゚トソン「一部の性的嗜好を持つ読者の方は喜びそうですが……しかし『刺さった釘は抜かなくて良かったんじゃない?』と思った方も多いでしょう」
( −ω−)「説明されてないけど、三本の釘をすぐに抜いたのには理由があります」
(-、-トソン「一つ目は『釘に毒物が塗られていることを警戒して』ですね」
(゚、゚トソン「もう一つは『目潰しに使うため』、最後の一つが『最終手段として飛ばされてきた血液を自分の血液を飛ばして撃ち落とすため』です」
( ・ω・)「そんなことをやろうと思ったのが凄いし、できたのなら本当に凄いんだから」
(゚、゚トソン「ちなみに、自分の血液を使っての目潰しはハルトシュラー様のある先輩の得意技でもあります」
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( ・ω・)「僕としては、血塗れになっても歩みを止めないことが『どれほど多くの不幸を背負っても意思を貫く』というメタファーだと思ってました」
(-、-トソン「『自分の思うまま生きられない方が痛い』という発言も踏まえればそういった解釈もできるので」
(゚、゚トソン「またハルトシュラー様は集中状態に移行する際に『Call』と叫んでいますが、これは“Call forth(力を奮い起こす)”のような意味です」
(゚、゚トソン「設定上は彼女はこの一言を合図に本気を出すのですが……。今まで全く触れられていなかったのは全然本気ではないからですね」
( −ω−)「似た意味の“Call out(才能を引き出す)”とも取れますが、この場合はちょっとしたリンクネタになるんだから」
(゚、゚トソン「ハルトシュラー様は瘢痕から二軒茶屋様の願いを見抜きましたが、理想の姿になっているはずなのに瘢痕が残っているのは考えてみれば不自然」
(-、-トソン「これは二軒茶屋様が、心の何処かで病気なんて治らなくても良いと考えていたからなので」
( ・ω・)「この辺りも面白いですね」
(゚、゚トソン「二軒茶屋様は桃山宮様の好意に気付いていなかったので、恐らく『自分が健康になれば構ってもらえない』と思っていたのではないかと」
( −ω−)「そんなこと、心配するに値しないことなのに……。自分に向けられる好意には気付きにくいものなんですね」
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(゚、゚トソン「結局のところ戦闘はハルトシュラー様の圧勝で終わりました」
( ・ω・)「怪我についても『ただ勝つこと』だけを目指していたならもっと楽に勝てたんだから」
(-、-トソン「それにしても、この時の会話は論理療法(ABC理論)のようですね。いえ、それとも単に怒っていたのでしょうか?」
( −ω−)「多分腹を立てていただけだと……」
(゚、゚トソン「ハルトシュラー様がパワーストーン(能力体結晶)を奪った際に『良い趣味だ』との感想を抱いているのはその意味からでしょう」
( ・ω・)「アクアマリン……かな?」
(゚、゚トソン「アクアマリンは『健康祈願の効用』に加えて『恋人と仲良くなりたい』や『結婚したい』というような願いを叶えるとされているそうなので」
(-、-トソン「良い趣味かどうかは微妙ですが、二軒茶屋様には相応しいと思います」
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( ・ω・)「実際エピローグでは治癒してますし効果はあったのかもしれません」
(゚、゚トソン「裏設定的には二軒茶屋様が病室で聞いた足音は、実は桃山宮様が走って来る音です。『病気が治る』ということを何処かで聞いたのでしょう」
( −ω−)「だから急いで伝えようと走ってきた……というわけですか」
(-、-トソン「その通りなので」
(゚、゚トソン「また高天ヶ原檸檬様が言い掛けたことも同じですね。『あの子の病気、治るらしいよ?』と」
(-、-トソン「直前で口を噤んだのはハルトシュラー様の先輩のことを考えてでしょう」
( ・ω・)「…………先輩は、死んじゃったのかな」
(゚、゚トソン「どうでしょうね。もしかすると『奇跡的に体調が回復したから会いに来い』ということだったかもしれません」
(゚、゚トソン「この辺は想像にお任せしましょう」
(゚ー゚トソン「しかしマキナ様の僅かな幸福や幸運で人間は生きていけるという意見を踏まえれば、もしかすると……」
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(゚、゚トソン「本編の流れについては触れ終わりましたので、またちょっとした裏設定を語りましょう」
( ・ω・)「桃山宮さんについてですね」
(-、-トソン「その通りなので」
(゚、゚トソン「この『桃山宮』というキャラクターはAAこそ設定されていませんが、実は第四話にも登場しています」
(゚、゚トソン「冒頭で鞍馬様が撃ち殺した少女がそうですね。彼女の臨終の言葉に鞍馬様は胸糞悪いと珍しく乱暴な感想を抱いていらっしゃいますが」
( −ω−)「『ごめん、助けてあげられなくて』――ですよ。嫌な気分になるのは仕方がないと思うんだから」
(゚、゚トソン「桃山宮の能力『リィンフォース(reinforce)』から読み取る彼女の願いは『(二軒茶屋直の)心を強くしてあげたい』でしょう」
( ・ω・)「他動詞ですから。それに台詞を踏まえても、そう考えられるでしょう」
(-、-トソン「こういうネタは現実世界でAAが設定されておらず、かつ敗者の記憶は消えるというルールがあってこそなので。面白いですね」
(゚、゚トソン「私が仕えるマキナ様も実は既に脱落しており、私達はその志を継ぎ戦っている……のかもしれませんね」
( −ω−)「先が楽しみですね」
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( ・ω・)「そう言えば、二軒茶屋直というキャラクターは自治会長と同じように彼とも彼女とも呼ばれていません」
(゚、゚トソン「女性かもしれませんね。それならば、桃山宮の好意に気付かなかったことも納得です」
(-、-トソン「するとハルトシュラー様やマキナ様の言葉も少し意味合いが変わってきます」
( −ω−)「どんな状況のどんな人間だって恋をして幸せになることができるなら、同性のカップルだってそうだと信じたい。そう思います」
(゚、゚トソン「ちなみにこの作品の描写のルールとして『二人称は外見的な性別を基準に決める』というものがあります」
(-、-トソン「二軒茶屋様が女性だとしても変わった姿が少年ならば、二人称は『彼』なので」
( ・ω・)「山科狂華に関する描写もそうですね。少女の姿になっているログイン中は『彼女』です」
(゚、゚トソン「……現実世界でも、山科様が女装をしていれば『彼女』ですよ?」
( −ω−)「確かに女装した彼は美人だけどそんな状況はありえないんだから」
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(゚、゚トソン「では最後にタイトルの話です……と言っても、そのままですか?」
( −ω−)「日本語のサブタイトルである『愛さえも死さえも』は英語に訳すと二軒茶屋さんのテーマソングになります」
(゚、゚トソン「初めてのあとがたりでしたが、このような進行でよろしかったでしょうか?」
( −ω−)「分からないけど、分からない部分は質問待ちということで良いと思うんだから」
(゚、゚トソン「ではあとがたり、第十話篇でした」
( ・ω・)「次回も楽しみにしていてくださいね」
(゚、゚トソン「ニュータイプの修羅場は見れませんがご期待ください」
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(゚、゚トソン「それにしても……マキナ様はモテますね」
(-、-トソン「現時点で攻略できそうなのは自治委員会副委員長、稲荷よう子、今回登場した烏丸空狐、そして妹と周囲は女子ばかりです」
( ・ω・)「実妹を入れるのは問題と思いますが、確かに人気者だと言えるんだから」
(゚、゚トソン「この作品には設定上モテるキャラや美形なキャラが多いですが、その性質は全員少しずつ違っています」
(-、-トソン「天使と悪魔は『凄い美少女』だけど『告白はされない』。普通の人間と隔絶し過ぎているので、性別に関係なく近寄って来る方が少ないのです」
( ・ω・)「僕等の委員長はファンは凄く多いけど、一緒に何処かに遊びに行くのは僕達か生徒会長くらいだけなんだから」
(゚、゚トソン「対照的に幽屋氷柱様は『美少女』かつ『人気者』です。よく告白もされると聞きます」
( −ω−)「あの人は断られても関係がギスギスせず、以前のまま優しくしてくれそうだから告白しやすい……らしい」
(゚、゚トソン「大人しさは一つのセックスアピールとも聞きます。『従ってくれそう』と思って声を掛けてくる男性が増えるそうなので」
( ・ω・)「実際に幽屋さんを従えるのはかなり難しい気もします」
(-、-トソン「男子にはともかくとして、女子にも多くの友人がいることは素直に凄いと思うので」
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(゚、゚トソン「男子キャラならば参道静路様は『フツメン』で『ムードメーカー』ですね。凄く顔が良いわけではないですが、一緒にいて楽しい方です」
( ・ω・)「良い人だから黙っていたらもっとモテると思うんだから」
(-、-トソン「そういう鞍馬様は『可愛い』上に『性格も良い』更に『クラスの中心人物』と、もうモテる要素が全部揃っているので」
(゚、゚トソン「あなたが告白すれば大抵の女子はオーケーすると思うので」
( −ω−)「……買い被り過ぎです。大体、僕はそんなにモテたりしません」
(゚、゚トソン「それはあなたがあの風紀委員長とベタベタしているからなので。現時点であなたに告白するのはハルトシュラー様に喧嘩を売るようなものです」
( ・ω・)「それもまた誤解です」
(-、-トソン「事実かどうかは置いとくとしても、周囲の認識はそうなので」
(゚、゚トソン「あとあなたはSな年上の女性にモテそうですね」
( ;・ω・)「それ良く言われるんだけどどういうことなの?」
(゚、゚トソン「見たままです」
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(゚、゚トソン「さて、あなたのご親友の山科狂華様は『フツメン』で『性格がおかしい』ですね」
( ・ω・)「……それだけ聞くととてもモテる感じじゃない」
(-、-トソン「女装すれば完全に美少女なので。普段はそこそこなのに女装すると超美人なんて、まるで北海道のファミレスで働くミニコンのようですね」
( −ω−)「なんのフォローにもなってないんだから」
(゚、゚トソン「そんな山科様がモテるのは、彼のコミュニケーション能力が高いからです。口説き落としたり告白させたりするのがお上手なので」
(゚、゚トソン「鞍馬様が聞き上手だからモテるとすれば、山科様は話上手だからモテているのですね」
(-、-トソン「自称嫌われ者で客観的に見ても変な奴なのに女子にはモテるなんて、まるで全てをなかったことにできる副会長のようですね」
( ;・ω・)「確かに彼は方々の女子のアドレスを持ってるけど……」
(゚、゚トソン「洛西口零様などは『素材は良い』ので、服装や化粧一つで引きこもりから今時の女子高生まで自由自在です」
( −ω−)「……こういう言い方はどうか分からないけど、自治会長は『雰囲気イケメン』になるのかな」
(-、-トソン「その通りなので」
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(゚、゚トソン「神宮拙下様や烏丸空狐様は『見た目は最高』だけど『性格に難有り』のタイプなので」
(-、-トソン「両者共に高圧的な方なので……」
(゚、゚トソン「色々と言いましたが、人は見た目ではないですよ」
( ・ω・)「今更それを言いますか」
(゚、゚トソン「はい。マキナ様がモテる一番の理由は『他人を助けるから』です。自分が助けた相手に慕われている」
(-、-トソン「だから人間は中身です――優しさや勇ましさや、その他諸々が重要なので」
(゚、゚トソン「…………ぶっちゃけ結婚するなら学歴や職業が大事だと思いますが」
( ;・ω・)「色々と台無しなんだから」
(-、-トソン「それが現実です。だからこそ学生の間くらい、恋に恋するような甘い恋愛を楽しみましょうということです」
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乙です!続きはよ
さりげに外見の相違について説明してくれてありがとう!益々楽しくよめそうだ。
あとがたりにも、ツッコミどころがいっぱいだけど、さりげにカーネルがジョルジュを誉めたのが胸熱
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あとがたり待ってた!乙!
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乙。
色なしが気に入ってるキャラは誰なの?
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>>820
それはまあ、ノーコメント。
正体が分からないのが良い感じのキャラですから。
>>882
あと十三話くらいで終われば良いなあ。
頑張ります。
>>898
実際にいたら嫌な奴ですけど。
あなたが女性なら特に嫌だと思いますよ。
面白いキャラなのは確かですが。
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>>965
え、いや好きではないですよ?
現在の人間が好きになれないからこそ理想を語るわけで。
ニュータイプ論と同じです。
>>966
現在出てきているキャラで明確に友達が少ないとされているのは、レモナ・ハルトシュラー・零(清水愛)・ハロー(神宮拙下)くらいですね。
山科狂華は自称は嫌われ者ですし周りからも変な奴と思われていますが、クラスでも受け入れられていますし友達も普通にいます(ほぼ女友達ですが)。
この中でレモナは『自分が友達と思う相手が少ない』。
ハルトシュラーは『友達と思う相手が少なく、実際に友達も少なく、更に一部生徒からは嫌われている』。
零は『友達は少ないし嫌われているけど公共の場に出てこない』。
ハローは『友達はほとんどいないけど彼自身も周囲をあまり相手にしていない』。
それに全員、それなりに仲の良い相手がいますし。
また主に仲の良い相手といるというのに加えて、そもそも周囲の人間と仲良くしようとか一人ぼっちが駄目だとか考えてない。
なのでいつだったかハルトシュラーが言ったように「友達は少ないが困っていない」んでしょう。
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>>968
狂華は女装したら美少女ですが、純粋に顔だけ見れば並〜ちょっと良いくらいですよ。
ただし凄くモテます。多分、女の子の気持ちが良く分かるのでしょう。
『人気者』というのが「慕ってくれる人間が沢山いる」のなら確かに人気者のキャラは多いですね。
ただ僕は『人気者』は「慕ってくれる人間が沢山いて、かつ嫌っている人間がそれほどいない」だと思っているので。
この基準だと鞍馬兼や幽屋氷柱は人気者ですが、それ以外はあんまり……ねえ?
余談ですが、レモナやハルトシュラーが孤立しているように見えないのは、特別進学科から出ないからです。
特別進学科はおかしな性格と能力を持つ奴の集まりなので、まあ似た者同士と言いますか、普通のクラスよりは過ごしやすいんじゃないかと。
多分ハルトシュラーとか普通のクラスなら一日中誰とも喋らないとかザラです(実際昔はそうでしたし)。
この辺りは創設者の目論見が成功しているんじゃないかと。
似た要素を持つ人間同士は仲良くできるし、仲良くできなかったとしても相手を鏡として自分の行動を反省することができる。
……多分、あの人自身がそうだったんでしょうね。
今回の話でレモナは否定してますが、間違いなく隔離されていることで快適に過ごせています。
まあ他にも理由があって「彼女等を嫌っているごく普通の人間はあまり話に出てこない」というのも大きいかもしれません。
ていうか天使と悪魔に関しては、無視とかはともかく、危害を加えたら倍返しされそうなので……。
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>>990
ラノベと違って挿絵がないので、外見については本当に分かりにくいです。
一枚いくらで絵師さん誰か雇いたいくらいです。
……確かに褒めてますけど、鞍馬兼はキャラクター的に絶対に本人の前では言わないでしょう。
>>992
作者が気に入ってるキャラは全員です。
……が、やっぱり思い入れ的にレモナやハルトシュラーじゃないでしょうか。
この作品においては、『あるテンプレートを自分なりに解釈したキャラ』と『何かのアンチテーゼとして作ったキャラ』が多く存在します。
前者は今回出てきた二軒茶屋直(病弱で不幸で投げやりになっているキャラ)とかですね。
後者は分かりやすいのが山科狂華で、彼はfa●eの某メシ使いや月●の某殺人貴のあからさまなアンチテーゼです。
全体的に後者のキャラの方が書いてて面白いので、全員気に入っていますが後者のキャラの方がやっぱりより好きです。
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>>994
なるほど
でもあなたが描くキャラには何故か共感してしまうし、作品読むのが心の支えになってたりするんだ
一番好きなのは、コールのはにゃ先輩
死んでなきゃ良いなぁww
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この学園の創設者の人って、誰なの?コールアウターのクルウさん?
ブログの作品、全部復旧させて下さい、特に、もしギコ
あと全作品の全キャラをまとめた人物紹介読みたいです
相関関係とか誰が強いのかとか知りたい
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うめ
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ぼし食べられない
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