したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ξ゚⊿゚)ξはおとぎ話の世界に迷い込むようです

8第1話〜不思議の国のツン〜:2011/11/03(木) 01:18:00 ID:ZxKVboqgO
目が覚めるとそこは小さな部屋の中だった。

ξ#-⊿-)ξ「いたたた…っ!どうなってるのよ…これ!」

周りを見渡しても、うさみみ少年はもう居ない。
部屋の壁には不思議な模様の絵が飾られていたり、誰も居ないのに暖炉に火がついてあったり、そして机の上には2つのケーキが置いてあった。

ξ゚⊿゚)ξ「あ!…美味しそうなケーキ」

そういえばツンは朝から何も食べていない。

キョロキョロ周りを見回して誰も居ないのを再確認し、2つあるうちの右側に置かれていたチョコレートケーキであろうものをひょいっと口に運んだ。

ξ゚⊿゚)ξ「ん…?…何も味がしない…」

( ゚∀゚)「ヒャッヒャ、ようこそお嬢さん」

ξ;゚⊿゚)ξ「ヒィィ!誰か居たのね!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!あまりにも美味しそうなケーキだったからつい!でもあんまり美味しくなかったわよ」

ξ゚⊿゚)ξ「…あれ?」

「イヒヒヒヒヒ」と不気味ににやにや笑っているその"物体"は人間というよりも猫と例えた方が良さそうな容姿をしていた。
大きな耳に、大きなふさふさの尻尾。
そして頬には長い髭が生えていた。
呆気に取られているツンの顔を見ながら、その猫はもう一度「ヒャッヒャ」と笑った。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板