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ぴゅるるるーーーーーー
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ドーーーーーーーーーンドーーーーーーーーーン
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(´･∀･.`) たーまやー
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ﾄﾞ━(ﾟДﾟ)━ ﾝ !ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾄﾞﾝ!!ﾄﾞﾄﾞﾝﾄﾞ!!ﾄﾞ━(ﾟДﾟ)━ ﾝ !!!そいや！！！それっそれっそれっ！！ﾎｲｯﾎｲｯﾎｲｯﾂ！！打ち上げるゼイッ！は☆な☆び！！！
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ぴゅるりららーーーーー
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祭りじゃーーーい！
ﾄﾞﾝﾄﾞｺ!
ﾄﾞﾝﾄﾞｺ! | /
＿ ヽ◯丿
( () ∧/
|￣| )
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ぴゅるるるー
スレを使います
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ぴゅるるるー
冷たい風が頬を刺します
おでんで舌を火傷しませんか
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ぴゅるりーぴゅりーららー
なんか信号に引っ掛かりまくってます
アポロ11号は月に行ったって言うのに
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ぴゅるりーぴゅりーららー
やっぱり手に取る写真は破れず君は綺麗だ
手垢はついたけど
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スレが立たねえ(；ω； )
魔女は立てるつもりないですが
どうにかして帰りたい
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2ちゃんねるって異様にスレ勃起しない板があるよな・・・
勃たない勃たない
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海老フライさんが戻ってきたかも
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みんな戻ってきてくれ
ぴゅるるるー
喧嘩しなさるなよ
ぴゅるるるー
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北海道に生えてる草は元気ですか？
また来ると言って去った夏・・・
もう来てしまった秋の深み・・・
あなたの笑顔に雪がちらつきました
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どんな環境が変わっても
素敵な人と出会えば書き込んでるだろう
いつまでも書き込む事に引け目はない
きっとまだまだこうしてる
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魔女スレはあっても良いけど
下の方に埋もれたいんですよね
上の方で目につくスレにしたくない
じゃあ適当に死んでるスレを上げて誤魔化すかって言うと
やはりそこは通常営業してるスレに迷惑かけるかもしれない
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スレ立て依頼したんだけど
なんの応答も頂けないのはやはり勃起しないって事なんだろか・・・
あんなに立たない板だったかな・・・
いくらやっても勃起しねえ
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夏にも季節限定で１度復活させた
また楽しめそうな時に立て直すとは書いたはず
そして忙しいながらもまた来たいと言ってくれた人と会う前にスレ埋まる・・・
数ヶ月経ったし年内にもう１回くらい楽しみたいもんだが・・・
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もし魔女スレを独りでやらせてくれって言ったら
間違いなく俺が独りで1000を目指すスレになるだろうなｗｗｗ
それは今までもあながち間違いではないけれど
何だかんだで周りが書き込む流れが出来上がってたし
でも新規を寄せ付けない嫌なスレには思われてるだろうから
本当の本当に俺しか書き込まないスレみたいなのはいつかやってみたい
たぶん2ちゃんねるじゃ誰かしら来る
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こんな埋もれスレで人の悪口書いてたら
凄い陰湿な奴だよなｗｗｗ
たまに馬鹿みたいなこと考えてる性格どうにかしたい
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しっかりしてる人とキツイ性格の人は意味が違う
批判と悪口は意味が違う
一筋に貫く気持ちとしつこいストーカー気質は意味が違う
２階からスーパーボールを落とすと
必ず自分に帰ってくる
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今日は寝た瞬間に地震が来ましたよ
午後からやるぞ！って眠り始めたら地震ですよ
東北って地震だけで終わらないから怖い
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ふざけたアンディは絶対倒す！
あの高速肘打ちを勝ちゲーにはさせない！
思えば餓狼伝説が始まったとき
初代の斬影拳出してれば勝てるバランスがおかしい
あんなのアンディ選ばれたら基本的に勝てない
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ここだけ埋まってたら面白いかもしれない
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過去のレスに突っ込み入れてみようかな
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>>10
立てたがいつの間にか埋まる
それだけでもいい事ありましたか？
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>>11
軽い気持ちでいる時こそ勃起をするんですよね
何となく出来心で立てるとき
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>>12
戻ってきたとして
あなたは返事をしてませんね
サヨナラ
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>>13
戻ってきたけど喧嘩は必要悪になりました
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>>14
もうすぐ夏ですね
ちょいと忘れていませんか
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>>15
まだまだこうしてる
ただし出会いなど求めてない
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>>16
だからこうしてsageてればいいよ
そして別に迷惑でもない
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>>17
役に立たない場所ですね
自ら勃起しないと駄目みたいでした
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>>18
少しズレましたが楽しかったですね
ズレたのがスレだけなら良いですけど
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>>19
そう
誰かしら来たよ
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>>20
今もまた馬鹿な事してるよ
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>>21
それは確かに
しっかりしてる人は余計な事を書かない
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>>22
目覚めてるだけ良かった
手遅れこそ怖い
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>>23
やったぜ
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起きたら妙にリアルな記憶が甦った
例えば子供の頃に電車から見えてた景色
そして音と言葉
とても吸い込まれそうな淡い夢
まだ起きてるとは思えない感覚があった
どうして忘れてないのだろう
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いつも大して夢は見ない
特に昔の夢など見る事はない
見ないのだけれど
これは起きてからの話だ
まるで走馬灯のように揺れていた
ちょっと怖い
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かつて何もない休日を過ごしていた
前日と言うか朝方まで飲んだら昼間はzzzが無限
起きてみればもう夕方だった
今は朝なのか夕方なのか解らない夏の日々だった
そんな時にまだ寝惚けまなこな感覚でいる瞬間によく似てた
それはとても寂しく切ない夕暮れだった
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宮司愛海
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常磐線でハワイアンズに行ったんだよな
ただし当日は京成がストをやったんだよ
ストライキってヤツだ
今では考えられないが鉄道を走らせないという
抗議活動みたいなもんだと思ってくれ
するとどうなるか
常磐線みたいに京成と繋がる路線は特に影響を受ける
混雑の値を計りきれないくらい混むんだよ
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当時は小学１年生だった
スーパーひたちっていう特急で【いわき】の方まで行く予定だった
でも駅の移動に時間が掛かって乗れなかった
あの駅の階段だとか進まないんだよな
正直に言うと泣きたいくらい怖い混雑だったんだ
スーパーひたちなんて乗れなくてもいい
どうにかしてくれってくらいに
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そしてスーパーひたちには乗れなかったけど
旅行はキャンセルせずに普通列車を利用したんだ
子供だから他の詳しい諸事情は知らない
ともかく常磐線の【取手ゆき】だとか【土浦ゆき】だとか
そういう列車系統の鈍行に乗った
そしたら案外これが楽しかったんだよな
時間はかかる
朝に出て昼頃の到着だ
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たぶん最初に乗り換えたのは土浦なんだ
そこで駅そばでも食べた気がするよ
次は水戸だか何処かの駅で乗り換えしたかもしれないが記憶にない
でも見えてくる景色は１つ１つ駅に停まりながら過ぎてゆく
線路のポイント・貨物・古い駅・大きな駅
何から何まで凄く楽しかった
1991年か92年の頃だった
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それから普通列車の旅が大好きになった
親は嫌がるけど特急より普通に魅力を感じた
出来るだけ長い時間乗れるし
常磐線で言えば仙台まで行きたいくらい降りるのが惜しくなったんだよな
だから常磐線は自分にとって原点のような存在なのかもしれない
これが無ければ今のようなローカル線好きはなかった気がするよ
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京急だけなら快速特急で終わっていたかもしれない
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朝方までゲームをしていた
なかなか上手くいかないシナリオに悪戦苦闘
思わず【ざけんな！下手くそ！】と叫んでしまうようなゲームを朝方まで・・・
それは己が下手くそなだけだと解ってもいた
もう朝方なのだと解りながらもゲームを止めずにいた
そしてクリアをしたとき、これまでのストレスが洗い流されて寝床に就けた
これは高校３年生の７月・・・もうすぐ夏休みを迎える時の事である
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熟睡をしていたのだが、起きた午後はおかしな目覚めを迎えた
そう・・・遠く昔の日々が蘇生したのである
随分と忘れかけていた夢を見ていたのではない
起きてから夢を見ていた気がする
何だろう・・・遠く懐かしい香りだけではなく
手と手が触れるような感覚に近い現実味
その手を伸ばせば消えてしまいそうな幻だ
ああ・・・そう言えば、あの頃はあの町に住んでいたのだなと納得するしかない過去だった
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すると、母親がノックもせずに不法侵入してきた
パッと幻が弾ける現実を肌に感じたのだが、何かしら企んだような笑みを浮かべたのである
母親『さて、何を言うと思う？』
知りたくないから帰れという感情は殺し、あ？と寝返りをうった
母親『夏休みは家から追い出すわ』
いつになくトンチンカンな事を言い出す母親
そんな酷い事をしたのか？それでもまだ身体は起こせないでいた
-
だが、たった一言で強烈な目覚めを感じる
母親『美山葉月ちゃん！目が覚めた？フフフ…』
自分『何がどうした？』
母親『夏休み、家に帰れない方が楽しいとは思わない？』
自分『思えない』
母親『思えなくてもいいわ。もう新幹線の切符、それに…！』
自分『だがしかし！』
母親『否定なく、アンタが居候することを決めたわ』
自分『独断と偏見だろ！』
母親『正義は絶対だわ。つまり…いい夏休みを過ごして来いという優しさ♪』
-
こうして、引っ越した小学生から会ってない美山家に夏休みだけお世話になる
それが強制的に決まったのである
今やりかけのゲームや部活・・・部活は入ってないが、アルバイトを辞めてでも夏休みを棒に振るう事となった
ただし、どことなく嫌ではない
その本心は母親にも打ち明けないまま、猛暑日の冒険は幕を明けたのだ・・・
-
当日、母親は新幹線のホームまで見送りに来た
くれぐれも美山さんに迷惑を掛けるなよ
うるせえよと返したくなる見送りを経て、３時間近く新幹線の旅を続けた
あれ？なんで断らなかったのだろう？
そんな手遅れな疑問を感じ、嘲笑うように景色は流れ過ぎた・・・
まぁ３時間もあれば心は落ち着くだろう
年賀状ぐらいでしか言葉を交わしてない葉月
繋がっている紙に心を落ち着け、顔を合わせる恐怖は風を舞い上げた
-
ところが・・・
夕方には着けるはずだった美山の家
新幹線から乗り換えて最寄り駅まで向かう【麗条線】が強風の影響で止まっていた
このままでは当駅で足止めか？
それはそれで良いかもと思える心境になる
ふと心の準備に利用する救いを感じた中
だがしかし、アナウンスは流れたのである
-
お待たせ致しました
麗条線、普通・・・都島ゆきが３番線に入ります
都島ゆきの麗条線は２両編成です・・・
ホーム中程・・・２両編成の乗り場でお待ち下さい
この時、もう少し待てよと思えたのは自分だけである
出来れば待たされたいけれど、終点まで乗る最後の覚悟を決めなければいけなかった
-
そして、車内には懐かしい単語が飛び出していただろうか
自分はそれくらい東京に居たのだ
聞いて思い出す地名に心が打たれたが、これから会う人も同じ気持ち
果たして、誰お前？と言われない事だけが望みに変わっていた
長いトンネルを越えるまでに思い出したいこと
或いは思い出したくない記憶も思い出し、それを笑えること
どれも列車の道程と類似する過酷な葛藤に感じた
-
適当な癖して偉そうに言いたくないのだ
何かと批判して自分だけは別と言いたくもない
もしかしたら適当に促す妥協も必要悪なのかもしれないが
斜め横の目線で相手の出方を伺いたくもなければ
それを見せて交わす言葉も述べたくない
出来るだけ素直に表したい気持ちを
探るには時間が足りなかったのではないだろうか
-
そんな時、主要駅で思わぬ乗客に再開した
笹塚『あれ！？高橋！？』
自分『笹塚じゃん！』
笹塚『え！？お前どうしたの！？』
自分『いや…説明するには道程が長くてさ…』
？？『ええ！高橋なの！？なに！？え！わかんない』
自分『僕もあなたが解らないんだね！』
笹塚『ああ、こいつ松永だよ。小学校２年生のとき、ザリガニに足の指、噛まれた奴』
自分『おお！！』
-
笹塚は相変わらず子供心が漂うガキ大将
松永は言われてみれば面影が残る馬鹿女
笹塚に関しては決して遠からずな関係であったものの、どちらも同級生として大人の雰囲気を感じた
勿論、それは相手にも言えたみたいだが・・・
-
笹塚『いやさ…今日は電車が止まってたから、この時間まで待たされたんだよ…参った』
松永『まさか高橋が乗ってるとはねえ〜』
自分『学校の帰り？』
笹塚『まぁな。俺達も来年は色々だろ？進路の事で学校に出向いてさ』
松永『東京に出てみるかどうか、一世一代の賭けでもあるんだな〜』
笹塚『でも…高橋。お前はどうした？こっち来るなら、一言でも言ってくれたらいいのに』
自分『いや…強制送還と言うかさ…』
-
笹塚『泊まる場所は？』
自分『美山さん』
笹塚『なんだ、旅館娘の家に！？』
松永『美山のとこかあ〜』
自分『いつも会ってるんでしょ？』
笹塚『まぁ、会わなくもないけど…』
松永『美山、色々悩んでるんだよね』
自分『何を？』
笹塚『何をって、お前。そりゃ、長女として旅館の事も考えるだろうよ』
松永『高橋が東京にいる事もね』
-
笹塚『お前ら、ちっさい頃はいつも二人で遊んでたもんな』
松永『大抵、高橋が振り回されてた』
高橋『よく覚えてんな…』
それでも、似たような記憶を出会い頭に語れる
いつかの懐かしい列車に揺られながら・・・
これは買えない安心を無料で手に入れた気がした
同じ駅で降りるという点についても、まるで下僕を100人は従えた気分になれた
-
列車は予定を大幅に削った
削ったけれど見事な夜空をホームで演出した
こんな空を見たのはいつ以来だろうか？
プラネタリウムか？
んな馬鹿らしい記憶を辿る最中、懐かしい人との再会は果たされたのである
自分『あ！誠治さん！』
誠治『よ！ご苦労さん！へへ！デカくなったけど、それは体だけってか！』
笹塚『安定の短パン＆シャツだぜ』
-
誠治『なんだい！一足先に迎えがいたのか！わけえ者には敵わないねえ！』
……くれぐれも美山さんに迷惑を掛けるなよ……
自分『おじさん。お久しぶりです。本日より宜しくお願い致します』
誠治『あっはは！当たり前よ！まぁ、100匹を目標に蝉取りでもして、懐かしく過ごせよな』
不意に母親の言葉を思い出して、余計に丁寧な挨拶を交わしたように思う
ただし、そこに葉月は居なかった
-
笹塚『またな！明日にでも会おうよ』
そして、おじさんの車で旅館に直行
誠治『まぁ、暗くて何も見えねえだろうが、懐かしくなる感覚くれえはあるはずさ』
確かに妙な説得力はあった
誠治『でもよ、葉月もオメーさんと同じで、穴に針を通すくれえ難しい年頃なんだよ』
自分『…』
誠治『例えば言いたい事を言わねえ。それとは正反対の事を言うかもしれねえ』
-
誠治『親父としては、もう一度だけ赤ん坊の巣立ちを見守る感じだ』
自分『皆さんは元気ですか？』
誠治『おうよ！カミさんも、侑哉(自分)に会いたがってる。少し心配性なのがアレだけどな』
車はあの頃から変わらない、古風な情緒溢れる採訪館に到着した
彩りを求めて訪れる館・・・採訪館だ
-
静華『あら！良かったああ！侑ちゃん！どうなる事かと！』
それから・・・
やはり身内の事前情報は嘘をつかない
静華『この人の運転すら信用出来ないから！何かあったら、侑ちゃんのお母さんに』
誠治『馬鹿野郎！13日金曜日のジェイソンじゃあるめえし！誘拐した子供は大切に送迎しねえとな！』
静華『まぁ、あなたったら！』
２人『ガハハハハハハ！』
-
んで、見知らぬ可愛い男の子に挨拶をされた
？？『こんちには！僕、白兎っ言います』
静華『こんばんはでしょ。侑ちゃん、覚えてないだろうけど、10年前に引っ越した後、生まれた子なのよ』
そうだ！
自分が街を出ていくとき、おばさんのお腹は大きかったぞ！
そんな淡い記憶が走馬灯のように甦った
-
ともあれ、案内されたのは普通の客室
どこか主役になったような感覚・・・
明日から数日は皆からの注目度は大だ
静華『いきなりじゃ落ち着かないだろうけど、部屋は好きに使っていいから』
窓辺から見える渓流・・・せせらぎ・・・
川の音は雨と同じで作業用BGMみたいだ
水の音を神秘だと再確認したように思う
-
だが、水と言えば温泉
まるでRPGのような選択肢を迫られた
大浴場まで行きますか？
はい
いいえ
部屋にも風呂はある
ここは温泉だ
さぁどうしよう？長い夏休み、１日くらい部屋で済ませようか・・・？
-
解答
僕は久しぶりに大浴場で疲れを癒す事とした
大浴場は露天風呂付きだ
漆黒の霊峰が・・・神々の山が、夏を忘れかけるように冷えた空気を浴びせてきた
そう言えば、葉月とはまだ会ってないな
明日には顔を合わすだろうか・・・？
これは大浴場を出て、扇風機に吹かれてもコーヒー牛乳を飲んでも頭にチラついた
-
しかも・・・
？？『あ！こんばんは！あの・・・写真のモデルになってもらえます！？』
なんとも威勢のいい女性に声を掛けられた
自分『え？あ…僕ですか？』
？？『じゃなかったら、私は霊感があるな〜』
自分『でも、何故ですか？』
？？『温泉に来て考える人！ならぬ黄昏てる人！アハハハ！絵になると思ってね』
-
？？『私は女性写真家！全国津々浦々、飛び跳ねてる24歳！サバ読みなし！ってとこかな』
自分『飛び回ってるって言わない？』
？？『いいの、いいの！跳ねても回っても泳いでも溺れても、カメラは手離さないからさ』
自分『そ、そうですか…』
？？『あなたは幾つ？』
自分『僕は18の高校生です』
？？『なんだ！高校生のラストサマーか！』
自分『そんな素晴らしいものでも…』
？？『いやいや！楽しみたまえ！少年！それでは！』
-
女性は肝心の写真を撮り忘れた
まるで幽霊も勝てないくらい不思議な人で、どっかに立ち去った
まるで、大浴場を出るもスリッパを履き忘れて帰る人のように感じた
あれ・・・？
お互い名前を言ってないな
そう思いながら今日は部屋で寝る事にした
これ以上、悪い夢は見ないように・・・zzz
-
とても静かな朝だった
静かな方が眠りやすい・・・
だけど静か過ぎて早朝に目が覚めた感じだ
まだ宇宙のカーテンを掛けられ
紺の色彩が紫を帯びている
いつにも増して神秘的な夜明けを迎えた
朝４時だ・・・
-
そこで選択肢を迫られた
これから朝風呂にでも向かいますか？
はい
いいえ
どうしよ・・・
もう少し寝るか？まだ２日目の朝だぜ？
いや・・・眠れそうもないだろ
スッキリしてみるか・・・？
結局、眠れなくて大浴場に足を運んだ
-
すると、優雅に鳥の声だけではなく・・・
？？『はああああ！最高！！』
隣の女湯から割と大きな声で浸る人の気配を感じた
たぶんあの人だろう・・・
山々の冷風を味わいながら、まぁいいやと出た
-
だがしかし、そうは問屋が卸さないのか
女性『ああ！少年！』
自分『このタイミング！』
女性『私も朝風呂が好きなんだ！』
自分『今日からまた旅立ちですか？』
女性『いや。私はこの宿が好きで来ている！離れるつもりはないのだな』
自分『あはは…そうですか。それでは』
女性『待ちたまえ！』
自分『え！？』
女性『君は何をしに来たの？』
-
僕は簡単に話した
女性『へえ！ラッキーなんだ！学生最後の夏！ラストサマーデイズ！』
自分『いや…わざわざ英語風に訳さなくても』
女性『やってみなよ』
自分『何を？』
女性『私が叶わなかった夏の物語』
自分『お姉さん、危ないって言われません？』
女性『看板までは立たないなあ〜。でも少年！蝉に負けないくらい叫んでごらん』
自分『ええ…』
女性『叫んで叫んで走り抜けて、それでも夏は短いもんだからさ』
-
何ともおかしくて愉快な人だ
それは間違いないが、説得力を感じた
看板とは落石注意の看板だろうか？
んな事よりも蝉は長い年月をかけて生まれ
生まれれば短い運命
こうして聴こえる夏の風物詩も
いつの間にやら過ぎ去る刹那なのだろう
また来年が来ても、同じ夏ではない事を僕は感じた・・・
-
そして部屋に戻ると携帯にメールが届いていた
やはり昨日の今日・・・笹塚からだ
おはよ！今日は暇なんだろ？駅まで来てくれよ！
何だか音声が再生される短い文だった
さあ、これからが始まりである
どうせなら駅まで行く事に決めた
-
夜が明けた町は懐かしさを最大限に引き出していたように思う
そうか・・・ここを昨日は通ったんだ
ちょっとだけ１日を損した気持ちにもなれた
僕は誠治さんの車に乗せてもらい、駅までは難なく着けた
そこには笹塚を含め、数人の男女に迎えられた
-
笹塚『よう！お疲れ！』
？？『高橋！？』
笹塚『そうだよ。へへ』
？？『久しぶりだな…ふっ。私がリーダーだ』
自分『誰だっけ？』
松永『アハハハハハ！』
？？『待て！俺だよ！谷川！』
自分『なんだ、お前！谷川か！良かった！』
谷川『良かった！？』
笹塚『んで、こっちは大野。大野海斗だよ』
自分『海斗！』
大野『久しぶり』
-
笹塚『で…これが眼鏡』
？？『前橋園子です〜』
自分『学級委員長！？』
笹塚『変わってねえだろ？今でも男子が掃除しませ〜んとか言うんだぜ』
前橋『静粛に！』
笹塚『そして、こっちが久城あずさ』
久城『右足を出して！左足をそのまま！右足を出して！左足をそのまま！歩けない！』
自分『やったぜ！！』
笹塚『アハハハハハ！久城は芸人になりたい運動神経抜群の少女なんだ。久城は中学からの知り合いなんだ』
-
笹塚『まぁ、俺と谷川と大野はバンド仲間でもあるんだよ』
自分『へえ…笹塚は何やってんの？』
笹塚『俺はドラム。んで谷川はキザなボーカル。大野は天才ギターマンで、実はベースもいんだけど今日は来てねえんだ』
大野『ベースは籠田斗真だよ』
自分『籠田ってガリ勉ホワイト！？』
谷川『そうさ。なかなか想像を越えてるだろ？』
笹塚『まぁ実質、アイツのがリーダーだよな』
-
前橋『籠田くんが苦労してんのよね。君達が適当な底辺だから』
大野『てめえ殺されてえのか？』
前橋『はーい暴力反対』
笹塚『まぁまぁ！でも籠田はココをこうした方がいいんじゃないって修正出来る力があるからさ』
松永『私達だけでも客になってますと！』
自分『籠田にはいつか会えるかな？』
谷川『すぐに会えるよ。あいつは午前中こそ最適な勉強の時間だからって来ないだけだし』
笹塚『あれ…久城は？』
前橋『知らん』
-
何だかとても安心をした
谷川は女の子の前だと張り切りマシンガン
海斗は顔にスカーフを巻いて暴走族みたいな見た目になっていたが、相変わらずクール
前橋はいずれ東京の大学にでも行くのだろう
黒髪主義で赤い眼鏡をクイッと光らせていた
久城に関しては昔の印象がないものの、とてつもない破壊力を感じたのだ
これは青春時代か・・・！
-
ちょっと詰められてないな
設定がぶれてる
話を一旦打ち切ります
-
なんで久城の昔の印象を語ってしまったんだろう
まずそこがおかしいよね
設定としては10年ぶりの再会ってテーマを掲げていたのに
笹塚が中学からの知り合いである久城に昔の印象って・・・
もう何を書いたんだろう
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前橋の学級委員は１年生頃の思い出として
ギリギリ内角を抉れるスライダーみたいなもんですよ
セーブしてしばらく放置したゲームか
ブレブレぶりぶり
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釣り銭を渡されたとき
手が触れたくらいでキレる奴っています？
こういう奴ってどんな炎上したいんだろう
スネ夫のママみたいな口癖くらい見た事ない
芸能人の死にかけって大変なんだな
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線路に逃げるのやめろ！！
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もし男性用車両なんて出来たらどうなるんですかね
痴漢話になると必ずや言い出す奴いますでしょ
おそらくパンパンで乗れなくなるんじゃないですかね
痴漢を疑われると女性側が有利なんですよ
稀に言い分通りますけど勘違いで壊される人生どうしてくれるんだか
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もし満員電車に乗れ言われたら
確実に男だらけの立ち位置をキープしたいもんね
あんな満員電車で流されるように押し込まれる以上
下手したら吊革も掴めない場所に立たされますよ
万歳してやろうかな
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いつだったか
東海道の列車で熱海から東京まで帰ったんですよ
徐々に混雑の色合いが変わってくるの面白いですよね
東海道は上下線関係なく混んでる
中央線も
-
最近は女性車掌増えました？
新幹線や特急どころかローカル線でも見掛けるんですよ
ローカル線はワンマンが多いにしても
みんな声が綺麗と言うか可愛いんですよね
これは素晴らしい
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男の場合だと何を言ってんのか解らない奴いますからね
稀にとんでもない癖を持つマイクアピールするでしょ？
新宿の言い方も雑に流してくるって言うか
機械音声だけにしとけやって思わせるアレンジきかせすぎ問題があると思いますよ
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次はしんしゅです
ふざけてるわけじゃなくて
本当にこういう新宿があるからね
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