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やど箱EX報道スレッド
18
:
ソフィア王国
:2018/12/07(金) 02:11:26 ID:Ib9p.jqk
ソフィア王国内閣府
シャンバリン島で伝染病が広がった事、そしてディヴィーカが対策を実施したことは
速やかにソフィア王国政府にも伝わっていた。
首相「シャンバリン島での伝染病の流行に対する対策はどうしたらよかろう?」
内務大臣「入国検査を厳格にし、感染の侵入を未然に防ぐのが宜しいかと思います。」
首相「うむ…ではそのように」
内務大臣「はっ」
デュカス「首相。それだけでは足りませんぞ。シャンバリン島滞在の経験がある者は入国を禁じましょう」
首相「デュカス顧問?」
ピエール・デュカス。彼は現内閣の政策に助言を与える顧問の地位にある。
国民福祉党の市民院議員である。
デュカス「シャンバリン島滞在経験者は誰であれ入国を許さない。こうすれば王国での流行リスクは格段に減ります。」
首相「うむ。内務大臣、君はどう思うか?」
内務大臣「はい。シャンバリンに出国しているのは僅かです」
デュカス「結構ではありませんか。あんなところに行くような連中はどうせ碌な人間ではありませんよ。この国に帰国しない方がこの国の為というものです」
内務大臣「…」
デュカス「それと、防疫の為に、もう一つ御提案が」
首相「…聞こうか」
デュカス「たしか我軍には、ヤーディシア大戦時に製造された毒ガスがまだ大量に残置されていた筈。
たしかシャンバリン島で特に流行しているのはゴルカナでしたか…あれを用いて、流行源を元から立ちましょう」
外務大臣「毒ガス攻撃を実施しろというのか!?妄言が過ぎるぞデュカス顧問!国際問題になるぞ!」
デュカス「いままででもシャンバリンの屑共は死んでいますし、どの国も放置しております。誰も余計にメトラや犬人が死んだところで、問題視する事はありますまい。
それに…毒ガス攻撃は当然軍に実行して頂く事になりますが、実行部隊には作戦実施後「事故死」してもらえばよろしい。これで証拠は消えます。」
国防大臣「君は何を言っているのか分かっているのかね?非合法作戦の後に自国の兵士を暗殺するというのか?」
デュカス「外務大臣も国防大臣も肝心なことを忘れております。「民主主義国家においては選挙権を持たない人間に人権はない」のです。
それは当然公僕として死ぬ義務があり、選挙権を持たない軍人に当てはまりますし。我が国の選挙権を持たない外国人にも当てはまります。
大臣。われわれ「民主主義国家の政治家」は「有権者に責任を負っている」のであって、外国の薄汚い亜人や乞食どもではありません。彼らがどうなろうが、
我々には1票にもならんのです。首相。ぜひご検討下さい」
首相「うむ…。確かに。われわれに必要なのは、有権者の票と金であって、シャンバリンの人命ではない。
国防大臣。軍に命じて毒ガス攻撃の秘密作戦を計画してくれたまえ…。本作戦を実施するかは様子を見て決断する」
国防大臣「は、はい…」
デュカス「素晴らしい!首相。シャンバリンの病人をできる限り殺すことで、ソフィアでの病気の流行を防げます。
そうなれば、今後とも首相と与党の票は維持されるに違いありません。国民福祉党も全力で応援致します。」
首相「うむ。よろしくな」
デュカス「ハハハ」
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