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チチウイッカプイ国巨大生物についての声明
1
:
藍洋鼎王国
:2017/06/14(水) 21:12:05
藍洋鼎王国より、チチウイッカプイ国首長ポルタコルパ卿ならびにチチウイッカプイ国の諸国民、及びその他東矢諸国に対し声明を発する。
本日、ヤード歴21年6月19日、チチウイッカプイ国において巨大生物の存在が確認された。
観測の限りでは、かの巨大生物の皮膚は強靭なる弾性を持ち得ており、
その脅威は、かつて昴海国に現れた巨大生物のそれを軽く上回ると我が国は見ている。
察するに、件の巨大生物を葬るだけならば、壮健なるチチウイッカプイ国のこと、単独で十分対抗可能である事は想像に難くない。
然れども、それには数日間の長い時間が必要と見込む所である。
そこで提案であるが、件の巨大生物討伐の為に、東矢諸外国に応援を求めては如何だろうか。
東矢諸国を見廻せば、満天星人民共和国は現に巨大生物駆逐の為の軍を興している実績があり、沈陽帝国もまた隣国の巨大生物の卵を一夜にして葬り去った稀有な軍事力を擁す。
鷹王国とて国力・動員力においては他を置いて抜きん出ている事は周知の通りであるし、いずれか一国でも貴国の為に動くならば、かの巨大生物も早々に退治できるであろう。
遠き地からの要らぬお節介である事は重々承知であるし、先述の満天星人民共和国辺りは本声明を「鼎王国の侵略主義の発露」等と散々に扱き下ろすであろう事は火を見るよりも明らかである。
しかしそれであっても、国際外交の場での意見発信は重要なことであると考え、あえて声明を発した物である。
我が国も呼び掛けを頂ければ協力は惜しまないが、如何せん東矢諸国からは所謂ならず者国家として毛嫌いされている処であり、支援の申し出など真っ先に制止されるであろう。
故に、我が国は現状では衷心よりの心配を表し、本声明を出すに留める。
他の東矢諸国が支援するのであれば我が国は一切手を出さぬし、我が国に要請があっても第三国が制止するならば辞退させて頂く。その第三国に、代わりに助力を願うと宜しいと思う。
勿論、単独で退治可能というのであれば、我が国はチチウイッカプイ国の武運を祈るのみである。
チチウイッカプイ国に現れた脅威に対し、必ずや貴国が打ち勝たんことを願う。
以上を親書にて認め、チチウイッカプイ国に向かう運搬者に託すと共に、国際外交の場にて公示し広く伝える事とする。
2
:
七星特別行政区
:2017/06/14(水) 21:37:08
チチウイカップイは十分な国力と知見を有する国家であり、怪獣には自力で対処できると思われます。
よって、現時点で介入する必要は無いと判断します。
3
:
藍洋鼎王国
:2017/06/14(水) 21:42:17
それならばそれで一向に構いません。
あくまでも、「必要であれば」という前提に立った話でありますし、必要無いならばそれに越した事は御座いません。
4
:
沈陽帝国代表
:2017/06/14(水) 21:58:49
あれなる巨大生物は巨大生物の王である。
加護された肉体はあらゆる銃を弾き、あらゆる砲を弾く。
沈陽の軍の威は、残念ながら射程外である。
5
:
満天星人民共和国
:2017/06/14(水) 22:32:25
我が共和国は目下、昂海国への対処で精一杯である。
内政の殆ど行われていない同国と随二の国力を誇るチチウイカップイとは天地ほどの差があり、憂慮するほどのものではないと現段階で認識している。
なお忠告を述べさせてもらうならば、助力を請うなどとは二等国たる証であり、大きなお世話等より非礼に匹敵するものではないだろうか。
6
:
七星特別行政区
:2017/06/14(水) 22:47:04
発言を訂正させていただく。
チチウイカップイは十分な国力と〜
↓
チチウイッカプイは十分な国力と〜
国名のミスに対し、ここで謝罪する。
7
:
藍洋鼎王国
:2017/06/14(水) 23:01:56
これは大変失礼した。
域内共通の脅威である巨大生物から国民を護る為に共同対処することを「二等国」と切って捨てられるとは、ついぞ考え付かなかった。
体面に拘って取り得る手段を狭める、仮にも一国の為政者とは到底思えない事であるな。
ゆえに貴国をはじめとする各所からの攻撃により、威信を完膚なきまでに汚損された我が国だからこそ、今回の声明は言えたのだろう。
満天星では国の矜持は国民の安全よりも大事な宝、という事はよく分かった。
ともかく、下種の戯言として流されるであろう部分にわざわざ忠告を以て指摘頂いた事だけは感謝する。
8
:
チチウイッカプイ
:2017/06/15(木) 01:12:39
藍洋鼎の代表が演説している最中、一人の白い装束に身を包んだ男が会議場に現れ、カプセルを遺して無言のまま消え去った。
以下に示すのは、カプセル内に封じられていた文書の内容である。
イルルクーツククに現れた王威盧羅は、全ヤーディシアに出現報告がみられる既知の生物である。
生物であれば人類の手で必ず葬りうる。怪獣は造作もなく消し去った、我ら。
しかし力は常に有限である。己が手を地の果てまで差し伸べんとする精神は、一点優れた民族の証左である、汝らの。
ここに藍洋鼎の声明に対する謝辞を付け加えよう、我ら。
9
:
藍洋鼎王国
:2017/06/15(木) 02:44:49
…ん、どうした?…うむ…なに、カプセル…それで…なんと…うむ…
あー、その、議場に集まり頂いた諸兄、声明発表は終わっているが、離席は少し待って頂きたい。
他国の見解と、その内容について応酬を行った後であるが…情勢が動いたので、改めて報告する。
チチウイッカプイ国は、誰を恃む事も無く、自国の力のみで、巨大生物を討伐したとの事である。
国土に些かの傷跡は出来たようだが、わざわざ心配には及ばなかったようだ。
かの国の鮮やかな事態解決に最大限の賞賛を贈ると共に、取り越し苦労にて国際外交の場を騒がせたことをこの場にてお詫び致す。
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