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各国報道スレッド

1 ヤーディシア・フェザーン大陸有志 :2014/11/15(土) 22:12:35
・内政、外交のロールプレイングのためのスレッドです。
・各国のテレビ、ラジオ、新聞や、政府のスポークスマンになりきった書き込みを心がけましょう。
・世界情勢はこのスレッドだけ流し読みしていれば把握できるようなゲーム進行が望ましいです。
・次スレは>>950が責任を持って立てること。

85 :2017/06/01(木) 22:27:39
鷹国史話 第1話

鷹の国の王、文洋君はこれからの政治について相談するために、説客の郭階を招いた。
文「郭先生、態々お忙しい所、御出座しを賜り恐悦至極に存じます。先生、これからの鷹の国の進むべき道について御意見を御伺いしたい。」
郭「文洋君の御招きとあれば、この老い耄れはいつでも参上いたします。さて、わが君、国を安んじる要諦は賢者を招いて政を行い、穀倉を豊かにして人民の生活を安んじる事です。まずは田畑を耕し、人民が食うに困らぬよう致しましょう。」
文「外交はどうでしょうか?」
郭「鷹の国は南に弭間(ビマ)南東に満天星、東に昴海と面した国家です。これらの国々は何れも進んだ国々で、争っては百害あって一利有りません。鷹はこれらの国々と交わって友好を成し、北進して匪賊を退治し国を安んじるのが宜しいでしょう」
文「うむ。尤もです。先生の仰る通りに致しましょう」

86 xezem_veldi(昴海) :2017/06/02(金) 02:37:37
昴海史本記第三十六 麗紅姫より

―このようにして、昴海を亡き者にせんとする奸臣たちは民の前に引きずり出され、民の手によって処断された。
しかし、王の血筋を持つ者は寧王の娘たる太晨琳一人のみとなった。彼女は老いた国を何処まで若返らせることが出来るのか信頼できる家臣数名と思案していた。
「やはり、周囲の国家への対策は必要だわね」
「はい、国力が衰えきっている現状、下手な動きは取れないでしょう。ただ、すぐそばの国だけではなく、遠方の国との関係性の深化も同時にすべきかと」
「遠方の国、ね。貴方は何処が良いと思うの?」
「まあ、例えば......かと」
「それはベターだしベストだと私も思うわ」

87 藍洋鼎王国 :2017/06/03(土) 09:42:38
王国鼎立記 第十二段より抄訳

-しかして三王、その志を相照らさんが為、海珠の港にて会合せり。

召蘭「…妾も老いたものだな。かつては坊主と呼ばわっていたそなた等に、こうして憂いを零すとは」
沙詰「仕方なかろうよ。少しばかり目端が利くならば、外洋の隆盛を素知らぬ顔は出来まい」
陽遼「今の俺達では、それらに伍する処か遠く引き離されているだろう事もな」

召蘭「北の弭間(ピマ)や満天星では『社会主義』なる思想が盛んだと聞くが、其れは王権を認めぬ理であると聞く。しかし国力は侮れるものではない」
陽遼「東の瑞穣や西の七星は主君を戴く体制があるから、付き合うには取り付き易いだろう。が、いずれ周囲は地力のある国々ばかりだ」
沙詰「ならどうすると。既に民は十のうち七が行く末を憂いていると聞く。下手な事をすれば亡国を招きかねんぞ」
召蘭「この際、島の内での小さな主導争いは棚上げし、外に向けては団結して誼を通じ当たるしかあるまい。呉越同舟という言葉もある」
沙詰「形の上でも争わずに済むなら、田畠や海路交易の安定は難くないからな」
陽遼「しばらくは涵養に徹する他ないか…」

88 七星 :2017/06/03(土) 19:15:58
七星市のビル群をかき分けるようにして、洒落た屋敷がある。それは七星特別行政区の総督府であり、植民地支配と帝国主義の象徴でもあった。
その総督府の主ダドリー・ハモンド総督は、ラッセル・ファン行政長官を呼び出していた。
「独立派を抑えることに成功したということだね?」
大寒波による東ヤーディシアの孤立。ハモンド総督は、それをきっかけに独立運動が起こるのではないかと懸念している。
「閣僚や議会も説得済みです。それに、急激な変化は大多数の市民が望むものではありません。」
「そうか、ありがとう。これからもよろしく頼む。」
「はい。では、閣議があるので失礼します。」

総督執務室を後にしたファン行政長官は、廊下を歩きつつ考える。
本国は統治にかなり気を使っている。東ヤーディシア系の自分が大学で学び、行政トップに就任できるのだ。現状で独立を急ぐ必要はないだろう。
大寒波のせいで他国がどう動くか分からない以上、内輪もめする場合ではないということもある。
さて、この難局を乗り切るためにも、付き合う相手を選ばなければならない。考えはあるが、まずは意見をまとめなければ。

89 沈陽帝国 :2017/06/03(土) 19:17:49
沈陽記 1巻

老人「シャンデラ帝は、人を殺します」
若者「なぜ殺すのだ」
老人「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ」
若者「たくさんの人を殺したのか」
老人「はい、はじめは帝様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣を。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、賢臣の王允様を。今日は六人殺されました」
若者「驚いた。帝は乱心か」
老人「はい」
若者「呆れた帝だ。生かして置けぬ」

90 沈陽帝国 :2017/06/04(日) 19:01:10
沈陽記 2巻

侯景は激怒した。必ず、かの邪智暴虐のシャンデラを除かなければならぬと決意した。
侯景は沈陽の軍人である。六庫の治安を護り、徘徊するアンデッドへの対処を願いでるために西京へやってきた。
手勢を率いて宮殿に押し入った彼は、たちまちシャンデラ帝の不可思議な力によって捕縛された。
侯景の手から放たれた銃弾は帝の心臓を貫いたものの、心臓は初めから動いておらず、出血すらしなかった。

「沈陽を暴君の手から救うのだ」
侯景は捕らえられ、帝の前に引き摺り出されても悪びれずに言った。
「おなか、すいてるの。おいしい脳みそ、もっといっぱいたべたいの。後頭葉がすきだけど、小さいの」
シャンデラ帝は謀反の理由もなにも聞かなかった。ただ無邪気にこれから侯景をどう"料理"するか宣言した。
このような化け物が玉座にいるのか。
侯景は絶望し、そして命が惜しくなった。
「シャンデラ帝。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。西京に石工がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人を喰い殺して下さい。たのむ、そうして下さい」

91 藍洋鼎王国 :2017/06/04(日) 23:45:09
ttps://gyazo.com/edc7c9575e3a2662cab1377b82b5ab6b
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年4月20日(第20期)現在の各国領土地図

92 :2017/06/05(月) 21:02:38
膺国史話 第2話

鷹王文洋は、政治状況のもろもろの確認のために大臣、諸侯、将軍達を呼び出した。
文「経済はどうなっておるか?穀倉は満ち足りているか?」
内務「我が国の経済は安定した発展状況に御座います。しかしながら、今は穀倉は満ち足りるどころか、日々目減りしております」
文「それはいかなる理由によるものか?」
内務「はい、交易にかけるための食料の拠出に、生産が追い付いていないためであります。しかし、農地を拡大して生産量を拡大、間もなく食糧生産は上昇に転じます。」
文「うむ。国防は、どうか?」
単「大王の仰せの通りに、北進して鴻に城を築いております。」
李舜「鷹国革命軍は拡大を続け、いまや東ヤーディシア一の兵力を有します」
文「うむ。結構である。龍族の追討はどうか?」
単「鴻より西ににげました。恐れながら、閏を攻めて占領し、退路を塞ぎたく存じます。」
文「良きに諮らえ。外交は、どうか?」
外務「接触した北方異民族には、書簡を渡しました。返答を待つばかりです。満天星、昴海、弭間(ピマ)には国使を送り、国交を提案、弭間からは良い回答を得ました。」
文「昴海国には、早くから国使を送ったはずだが…返答はまだないのか?」
外務「どうも、昴海国の使者は誤って沈陽に向かったようです。」
文「…そうか…ところで、沈陽の国は、今どうなっているのか?不死者があふれていると聞くが」
内務「沈陽から食客を召し抱えております。そのものが詳しいでしょう」
文「すぐにそのものを召せ」

文洋君の命令により、食客が召し出された。
馬鄭發「御召しにあずかり参上仕りました。馬鄭發と申します。」
文「うむ。沈陽の国の事を聞かせてもらいたい」
馬「は、今沈陽はシャンデラ帝は惰眠を貪り、気分で人を殺しているので朝廷からは賢人が消え、諂い者と悪賢い邪なものであふれております。貧民街が拡大し、不死者は野放しで人々は困窮にあえいでおります。しかし軍隊はお構いなしに領土拡大に奔走しております。」
文「ふむぅ。威海は沈陽の下に恭順したが、このまま北上されると国境を接する事になるな。単公」
単「はい」
文「できる限りはやく閏を占領したい」
単「李珪画の軍を向かわせては如何でしょう」
文「うむ。李公に申し付けて閏の制圧を行う様に。その後は西進して沈陽に備えようではないか?各々方、どうか?」
諸氏「宜しいかと存じます。」
文「うむ。では引き続いて国内の発展と諸外国との親善に努めよう」

こうして、李珪画公の軍隊が閏への侵攻を準備する事となった。

93 藍洋鼎王国 :2017/06/05(月) 23:35:01
藍洋瓦版
『勝手伐採禁止令発布 秩序無き開拓を抑制』

王政府は4月26日(26期)、国内全土に勝手伐採禁止令を発布した。
これは国内において、森林環境の保護を促すためのものと見られている。
国内では近来、未開拓地を切り開いての入植・市街化が盛んに行われているが、行き過ぎた開発によって一部原生林をも勝手に伐採し市街化する事例が後を絶たないため、
政府としても抑制策を打ち出す必要に駆られたものとの見方が一般的である。
担当者によれば、この禁止令発布に伴って森林の伐採は許可制となり、当分は政府管理下での計画伐採が続くだろう、との事である。

94 沈陽帝国 :2017/06/06(火) 22:07:03
シャンデラ帝「香劉──! 香劉はいない?」
香劉「はは。御前に」
シャ「おなかすいたの。貴方は子供何人いたっけ?」
香劉「四人おりました。すでに皆、貴方様の胃袋の中におります」
シャ「残念ね。鷹のほうがどうなってるの?」
香劉「毒手は世論工作を行っていたようですが、その後目立った動きはございません。おそらくは…」
シャ「あの国を内側から崩壊させると言ったのは香劉よね? 闇石がささやくの。大言壮語者の舌は美味しいって」
香劉「…はっ。此度はわたくしめの妻を…」

95 藍洋鼎王国 :2017/06/07(水) 21:52:25
ttps://gyazo.com/6268b7624f3c90eced88ae26d8a4fff8
藍洋鼎王国測量院発行  ヤード歴21年5月7日(第37期)現在の各国領土地図

96 七星 :2017/06/07(水) 23:30:54
亡命沈陽軍人に関する報告(抜粋)

閲覧制限 1級

(中略)
以上のことから、侯景の証言はほぼ真実と言っていいでしょう。シャンデラ帝が人食いの不死者であることも、
帝国内に相当数の不死者が徘徊していることも、各方面の情報と合致します。
ただ、彼が亡命に成功した理由は今だ不明です。身代わりを献上したとしても、皇帝自ら捕らえたクーデターの主犯を簡単に見逃すとは思えません。
また、友人を裏切ったとこや、家族を置いてきた後ろめたさがあることも不安材料となります。
彼の情報は有益ですが、護衛と監視を緩めるべきではありません。

97 瑞穣皇国 :2017/06/08(木) 00:59:47
昇日新聞
【三カ国会談始マル】
 七星特別行政区首都ニオイテ同国ト我皇国ソシテ藍洋鼎王国ノ代表ニヨル
会談ガ開催サレル。本会談ノ目的トシテ七星側ハ互いノ友好ト発展ノタメト
シテイルガ沈陽帝国軍将校亡命事件等ノ大陸側ニオケル安全保障関連ノ問題
ガ主ニ話サレルト考エラレル。

【翠島鎮守府開府】
 大陸ノ皇国領デアル翠島ニオイテ海軍拠点デアル鎮守府ガ開府サレタ。
施設ノ大半ハリーゼンバウム侯国海軍基地施設ヲ流用シテイル。
「コノ鎮守府ハ大陸間通商ノ保護と国防上ノ重要ナ拠点デアル」ト田中海軍
統帥部総長ハ式典デ発言シテイルガ共産諸国ニ睨ミヲキカセルノト侯国系
ロビー団体ガ嘗テノ勢力圏ヲ欲シタノデハナイカト分析サレテイル。

98 ピマ・評議会共和国 :2017/06/09(金) 11:40:51
・共和国軍、ピマ特別市で各独立国の大統領らの前で軍事パレード


共和国軍が誇る、装甲馬(西ヤーディシアでは戦車と呼ばれていた物)が
祝砲を撃ち鳴らし「最も偉大なる同盟」「自由と独立と武装権を保持した連邦」
の初の機械化された歩兵部隊第一自動車化狙撃兵連隊の行進を前に「全軍の機動化、
機械化は連邦の自由と自治と武装権を確保する」と訴えた。

5人の大統領は連隊長ウラジーミル・デミロヴィッチ・カリロフ中佐に対し
「人喰いは怖いか?」と問いかけると中佐は我々にこう高く訴えた「自由と武装権
がはく奪される方がはるかに恐ろしいです」と宣言した。

我々はこの共和国軍と武装した民兵、自由の連邦によって東ヤーディシアに君臨する

99 :2017/06/09(金) 23:51:03
膺国報道

・膺国革命軍李珪画軍、閏を出発し、南進
 閏を占領したわが革命軍の李珪画軍14万は、公孫筏軍に閏防衛を託し、
崔を目指し、南進を開始した。第55期には崔に到達予定で、崔に到達後は
国境の防備を固め、馬賊、龍族の討伐を本格的に始動見込みだ。しかしながら、
沈陽軍もこれまで北進を続けており、状況によっては接触する可能性もあると
見られている。


・政府、膺国革命軍総動員命令を発動
 膺国革命軍は李珪画軍14万が南進するに伴い、最悪の場合沈陽軍と接触、交戦
する可能性がある事から、政府は済し崩し的に全面戦争に突入する可能性を考慮し、
膺国革命軍全軍の総動員命令を発動した。徴兵対象者は、速やかに最寄りの革命軍
司令部に出頭する事。

・政府、沈陽に特別使を派遣
 李珪画軍の南進に伴う偶発的戦闘を恐れ、政府は沈陽に特別使を派遣する事を
決定した。政府は現在の沈陽を不死者と経済的格差の為に極めて危険な状態である
とみなしており、生還の望みの少ない外交特使の派遣に際して使者に対する特別
待遇を定めた。特別使の目的は国交の提案と偶発的戦闘の回避、我が国が両国の
平和を希望していることを伝える事であるとしている。特別使は間もなく出発の
予定だ。

100 藍洋鼎王国 :2017/06/10(土) 03:11:49
藍洋瓦版
『島内各地で積雪 異常気象の前触れか』

雨季も始まらんとする5月21日であるが、この日各地確認されたのは雨ではなく雪であった。
海外では氷結した海がいよいよ融けんとする時期であるにもかかわらず、この様な気象状態となるのはきわめて異例。
折りしも大寒波が和らぎ、南方の島たる国内でも一段と温暖となっている中でのこの珍事に、一部では異常気象を指摘する声も出始めている。
政府は融けた雪による事故に気をつけるよう呼びかけると共に、急ぎ対策を行う予定との事である。

101 藍洋鼎王国 :2017/06/10(土) 23:33:47
ttps://gyazo.com/5c2ef42ea625b8de5ba44439e0a80c24
藍洋鼎王国測量院発行  ヤード歴21年5月26日(第56期)現在の各国領土地図

102 藍洋鼎王国 :2017/06/11(日) 10:30:49
藍洋瓦版
『軍部暴発 昴海国への蛮行に国内外より批判』

5月26日深夜、国内軍部の一部が上層部に無断で昴海国所在の獣に対しミサイル攻撃を実行、これを撃滅する事件が発生した。
この事件により300万坪の森を含む700万坪の土地が焦土化、そのうち400万坪が火の海と化した。

この蛮行に対し昴海国は沈黙を保っているが、隣国の弭間(ピマ)評議会共和国は抗議声明を発しており、国際的非難は免れないと見られる。

政府は事態収拾のため閣議を招集、昴海国に対し謝罪および賠償を行った。
また嶺釧 軍務卿が責任を取っての免職を申し出たものの、処分は事態収拾後に行われる物として保留された。

今回の事態に対し、他国への軍事介入を行った反省を国として示すため、国内すべての関係機関および国民に1週間の謹慎を要請した。
期間中は全ての開発行動が停止される模様。

103 満天星人民共和国 :2017/06/11(日) 15:38:51
共和国日報
〈昂海国で顕著な治安悪化、周辺地域に流民で悪影響〉
共和国は今朝までの一週間の間に入国管理局に押し寄せた昂海国の流民は100万人に到達したと発表。
その全てが同国での正体不明の巨大生物による災害に起因するものとの証言が得られ、長らくベールに包まれてきた同国の状況が明らかとなった。
偉大なる柳将軍閣下は同国内政の不作為が我が共和国北方の安寧を脅かす重要な事態であると懸念し、これを是正させるためのあらゆる措置を取ると明言し、人民軍に対して治安出動への準備を整えるよう命令を下された。
また閣下は藍洋鼎王国が軍事介入に着手し、失態を犯したとの情報について、既に耳に入れているとしたうえで準備不足による拙速な軍事行動では事態を好転させることはできないと痛烈に批判した。
人民軍による入念なる作戦計画の下で同地域を解放し、平和と安定に導くことが唯一の選択肢であろう。

104 沈陽帝国 :2017/06/12(月) 19:20:30
沈陽記 3巻 趙朴から鷹本国へ宛てた書簡

その夜、シャンデラ帝は死した家臣とまだ生きている家臣達を集め、厳かにこういった。
「闇がささやいています。美味しい卵焼きが食べたいと」
こうしてピマへの侵攻計画が決定された。

そうではない。ピマへの侵攻はずっと以前から計画されていた。
侵攻計画を練っていて、航空写真から目聡く卵を見つけただけだ。
沈陽には焼肉強食という諺がある。弱い者は強い者に食べられるのだ。
弱いということはそれだけで喰われるに値する。
鷹は自らの武力にて、七星は卓越した政治力で強者であることを示した。
ピマはそうではない。ピマは弱者。
つまり強者たる沈陽の胃袋に収まるべきだと沈陽帝は言った。

105 満天星人民共和国 :2017/06/12(月) 20:24:41
共和国日報
〈昂海問題において藍洋鼎王国が口差し挿む余地なし〉
共和国による昂海国への治政改善通告に対して、藍洋鼎王国は五か条の弾劾なるものを発表した。
それには共和国外務委員会も「事実誤認甚だしい」と一蹴。我が国の決意を妨害する行為だと逆に批判した。
また本紙の報道は誤報でも何でもなく、事実をありのままに伝えたものである。
それはさておき、無通告攻撃というあるまじき不当行為を働いた同国が、しっかりと通告して猶予まで与えた共和国に警告を発するとは、彼らは恥を知らないのだろうか?
領土的野心を疑るならばまず己を振り返ればいい。

〈沈陽帝国、ピマへ侵攻〉
突如宣戦を布告した沈陽帝国は怒涛の勢いで進撃を進めている模様であり、既にピマ領内の殆どを制圧しつつあると見られている。
友好国であるピマが占有されることがあれば由々しき事態であり、沈陽という得体のしれない国家の接近をより警戒心を持って監視しなければならないだろう。

106 :2017/06/12(月) 20:42:27
膺国史話 第3話

文洋君は周辺情勢の展開に頭を悩ませていた。そこで郭階を招いた。
文「先生、沈陽が弭間(ピマ)に進軍しました。沈陽に比べたら弭間など吹けば飛ぶような小国。弭間はあっという間に沈陽に征服されてしまうでしょう」
郭「それは仕方のない事です。君主、政府は国家国民に責任を負います。その責任とは諸国と交わり、国を豊かにし、人民を慈しんで軍隊を整えることです。沈陽が指摘したように、弭間は其れを怠りました。弭間に同乗の余地はなく、今の政権に国家を統べる資格はありません」
文「では、膺は沈陽の侵攻を消極的に支持するべきであろうか?」
郭「文王、沈陽は大国です。弭間を征服するのには何の困難もありません。これでは、ただ沈陽を太らせるだけで終わってしまいます。今でこそ沈陽は我が国に軍隊で劣勢なので攻めては来ませんが、今後我が国に匹敵する軍隊を持てばどうしてくるかはわかりません。」
文「では、どうしたらよかろう?」
郭「こうしては如何でしょう?御耳を拝借 ゴニョゴニョ」
文「うむ、成程、尤もである。では、そのように致そう」
郭「これで我が国はどう転んでも安泰でございます」

107 七星特別行政区 :2017/06/12(月) 23:16:07
セブンス・ジャーナル

・沈陽がピマに侵攻
先日、沈陽帝国が突如ピマへ侵攻した。皇帝自ら行った宣戦によると、ピマ国内にある怪獣の卵を処理するためとのことだ。
怪獣の卵は広い地域で地中から発見されるもので、放置すると怪獣が孵化して甚大な被害を及ぼす。
隣国であるピマが早急に処理を行わなかったため、沈陽が動いたというわけだ。
沈陽と同じくピマと国境を接する七星は、卵の放置という一大事を把握していなかったのだろうか。
軍高官への取材によると、「空軍の国境パトロールで卵らしき物を発見したと報告を受けていたが、対応を協議する前に
沈陽の攻撃が始まっていた。沈陽の対応があまりにも早すぎたため、何かする前に終わってしまった。」と話している。
また、政府は「行政府内で卵が発見された場合は、迅速に対処してきた。これからもそれは変わらないので安心してい
ただきたい。そして、卵を発見した場合は速やかに通報するように。」と発表している。


他のニュース
・昂海国問題で藍洋と満天星が激しく応酬。当の昂海は沈黙を続ける。
・鷹で地震。邦人の被災は今のところ確認できず。
・高まる戦車道人気。七星戦車道連盟は専用会場の建設を要望。
・料理コラム:あの人も食べた!?怪獣の卵で作るおいしい卵料理

108 満天星人民共和国 :2017/06/12(月) 23:41:05
共和国日報
〈藍洋鼎王国、妨害の裏に我が共和国への侵略の意図見え隠れ〉
同国は執拗なまでに我が共和国の行動に警告を重ねて来るが、その真意はどこにあるのだろうか。その答えは明らかだ。
「最後に、昂海国に対し我が国が領土的野心を抱いていると勘違いしているようだが、我が国は南方の島国ゆえ、わざわざ飛び地を維持する危険を冒してまで北方の離島を領土化しようとは思わぬ。」
この言葉が全てを教えてくれる
つまり隣国であれば北方の離島を領土化したいという思惑が隠れているのではないか。だとすればそれは我が共和国に対する戦争前夜を思わせる執拗な警告にも深い意味が伴う。
北方への進出、そして無主地化するであろう昂海国を併合するにはその間に存在する我が共和国がいってしまえば邪魔なのだ。
この隠し切れない野心は同国の矛盾に満ちた発言録を見る限り正しいと言わざるを得ないだろう。
なにしろ昂海国の人民を嘲笑い、運命とともに死ねといわんばかり冷酷な態度を取る同国は沈陽よりも警戒すべき鬼子である。

109 藍洋鼎王国 :2017/06/13(火) 02:25:33
藍洋瓦版
『満天星人民共和国との開戦危機回避 併せて満天星の我が国への誤認識が明らかに』

王政府は6月8日、満天星人民共和国との対話により、開戦の危機が回避されたと発表した。
本件については、満天星が発表した「昂海国に対する治政改善通告」に対し、6月6日に我が国が「五箇条之弾劾文」を突き付けて以降、
その是非を巡って今日まで激しい言い争いが続いていた。
しかし8日に至ってその論調に変化が見られ、昂海国が無政府状態であることの共通確認、および昂海国臣民に対する安全保障を満天星が明言した事により、
最終的に昂海国の安全保障が最優先であるとして我が国が弾劾文を取り下げ、昂海国を満天星支配下に置くことを容認することで合意に至った。
これにより危険視されていた鼎王国対満天星の直接戦争は回避され、第二種戒厳令も解除されることとなった。

一方、我が国の攻撃が昂海国の亡国の最初の引き金となっただけでなく、現政権を最後まで擁護した我が国が離脱したことで支援国の無くなった事が明白となり、
「昂海国を最も護るべき我が国が、かの国を見捨てるとは何事か」と一部軍人が現政府の対応を批判、高寧外務卿に詰め寄る騒ぎとなった。
直接詰め寄った者は営倉での重謹慎処分を課されているが、その沈静化には今しばらく時を要す見込みである。

なお、今回の開戦危機に際し、満天星側からは我が国を立て続けに非難・中傷する発言が出ており、かの国の攻撃的・支配的性格の表れとして引き続き警戒すべきとの声も出ている。
以下に列挙していく。
「日和見」「火種」「認識は甘い」「恥を知らない」これらはまだマシな方である。
「侵略の意図」「隣国を領土化したい」「戦争前夜を思わせる」「隠し切れない野心」。
極めつけは「昂海国の人民を嘲笑い、運命とともに死ねといわんばかり冷酷な沈陽よりも警戒すべき鬼子」。

断っておくが、これは意図された宣伝戦用の放送でも何でもなく、満天星の一般大衆が読む日報の文節である。
およそ的を射たものはないと言える。何せ、我が国から言い出した言葉は何一つ含まれては居ない。
満天星が瑞穣皇国をはじめ周辺各国を精神的に見下している事は周知のことだが、どうやら我が国はそれらの国と比べても格段に嫌われているらしい。
でなければ、「昂海国に対し暴力・掠奪による一切の領土的野心を持たぬ」と発言した後に、これ程とびきり悪辣な評価をされるとは思うまい。
市井の家庭内での兄弟喧嘩ですら、もう少し穏健であろう。かのような中傷を受けて、なおも平然としていられるなら、その人は聖人君子か、生粋の満天星人のいずれかに違いない。

言葉という物は、使える語彙は己が見聞きした物だけであるため、あらゆる場面で普段の発言の傾向が反映されるものである。
満天星の国内でお互いに上記のような発言をし合うのは一向に構わないが、せめて他国の者を形容する際には、鏡を見ながら記事を書くことをお勧めして、記事を締めさせて頂く。

110 瑞穣皇国 :2017/06/13(火) 13:29:20
瑞穣皇国 閣議議事録

  場所:皇国首都 宰相官邸2階 会議室 
特筆事項:外務大臣七星外遊のため欠席

宰相「昴海国の大陸領はそんなにひどいのか」
外務副大臣「ハイ、翠島からの情報と満天星の公式発表はほぼ一致してます」
宰相「その点に関しては彼らも針小棒大な発表ではないということか」
外務副大臣「彼らの軍の出動は治安維持目的が主でしょう。もっとも領土的野心が全くないわけではないと思いますが」
宰相「北湖島に満天星…いやそれよりも巨大不明生物が出現した場合はうちも行かないとならんな」
官房長官「ええ、そちらの可能性ははるかに大ですし第一に奴らが泳がないもしくは飛翔しないとは限りません」
宰相「そうなると我が国も打ってでないといかんな,軍務大臣そのあたりはどうなっている」
軍務大臣「現在,本島北方海域に空母機動部隊を派遣。北湖島南部に巨大不明生物が現れた場合即座に爆撃が可能です。」
宰相「思いっきり内政干渉で侵略行為だがそれしかあるまい。外務副大臣,昴海国と連絡はとれないのか」
外務副大臣「ハイ,連絡が取れない上に行政機能も停止しております。また未確認ながら太晨琳陛下のご容態が悪いと」
宰相「ン?吸血種だが人喰い種になると不老不死になるんじゃないのか」
外務副大臣「不老不死と病気なるならないとは別の話です。昴海国は極端なトップダウンの体制ですので上位が機能不全に
      陥ると全体に波及するということです」
宰相「国際社会全体にも波及したわけか」

以下、省略

111 藍洋鼎王国 :2017/06/13(火) 22:45:37
藍洋瓦版
『鼎王陛下、静養へ 昨今の情勢を鑑みての消耗著しく』

王政府は本日、鼎王陛下が当分の間、静養に入られる旨を発表した。
静養の開始予定は六月十四日と伝えられているが、南藍国内の護国寺での修養が明かされた以外には詳しい日程は非公開との事である。
なお、鼎王陛下静養の間の公務は、延洋王・沙詰陛下が代王として務められるとの事である。

静養の理由については公式には「六月に入ってからの業務多忙よりの回復の為」とされているが、
一説には度重なる国際的地位の悪化、さらには諸外国からの執拗な攻撃による心の病の発症が絡んでいるとの見方もある。

なお本件に関して、瑞穣皇国より保養地を提供する旨の打診があったとの記者の質問に対し、有無をぼかした上で
「仮に招待を頂いたとしても、現状で国を離れるのは御身が安全上難しいだろう」との問答が見られた。


『社説・鼎王国は何処で進路を誤ったのか』

この度の鼎王陛下の静養は、見方によっては起こるべくして起こったとも言える。
国内にあっては国軍内の不穏分子による兵器使用、国外にあっては昴海国への着弾とそれに始まる一連の危機、
それら全ての責を国家元首として背負う事となり、しかも現在進行形でその責が増え続けているとあれば、それに耐えられる者がどれほど稀か。
そして今回の静養についても、病人に鞭を振るうが如く、諸外国は新たな批判材料としての扱いしかしないであろう事は予想に難くない。

今や国際外交では「藍洋」の名は地に堕ち、およそ考え付く限りの不義が「藍洋の蛮行に比べたら如何ほどでもない」と公に話される始末である。
巨大生物の脅威を除かんとした国内軍部、傷を負った昴海国を護持せんとした外交、それらの取り組みは尽く裏目に出た。

巨大生物の難を哀れんだ筈の「人民を嘲笑い」、望んだ事の無い「昂海国の併合」の謀略を立て、そして手にかけてすらいない「他国民の虐殺」を行った。
それらが今や藍洋が犯した公然の事実であるとして、諸外国の民はおろか元首の口からすら出ているのである。

一つだけ言える事は、我が国は最早この先どのような行動を取ろうとも、軽んじ疎まれ切った扱いしかされぬであろう、という事である。

歴史に「もしも」は存在しないが、昂海国に対し巨大生物退治を通告したのが当該国への公開通信ではなく域内全ての国への外交発信であったなら、歴史は変わっていたのだろうか。
そして、昂海国が満天星人民共和国より通告を受けた際、何も声を上げず見捨てていれば、今の悪鬼羅刹を揶揄するが如き批判は生じなかったのだろうか。

真相は最早、八海宮の海神のみが知っている。

112 沈陽帝国 :2017/06/14(水) 20:36:11
沈陽記 四巻

シャンデラ帝は気さくなお方だ。
夜食の際は家臣や客人も気軽に招く。
東ヤーディシア有数の食通であり、食材や歴史、調味料、調理法にも詳しい。
そして一流の料理人が生者にも死者にも舌鼓を打つ料理を絶え間なく提供する。
だがこのギョーザやチャーシューの肉は豚でも鶏でも牛でもないのだ。
「あのねあのね。私はこう考えるの」
シューマイを摘みながら沈陽帝は言う。
「自分の身体を作るのは食べたものから。私は人間であり続けたい。だから…」
貴方達もね?と屈託無い笑みで勧めてくるのだ。
沈陽帝はピマ・ガリルから入荷した"食材"──例の卵だけに留まらない──を
堪能したのか、次の美食の為に画策している。
しかしの準備というのは西ヤーディシアを二万三千年の荒野に変えた悪魔の兵
器の開発だった。

113 :2017/06/14(水) 21:57:30
―連邦制移管告知―
 膺国はこの度、議会の承認を経てターン78を以て連邦制に移管する事が決定されました。
膺国の全ての諸都市は「国」として取りまとめられ、独立国として扱われます。
連邦構成国は完全に平等であり、構成国間の紛争は平和的手段によってのみ解決されます。
構成国外との外交交渉は、連邦外務局が一括して対応いたします。膺国と各国の平和的な
外交関係は、今後とも変更ありません。膺連邦は、諸外国との平和友好を継続して希望しています。


膺連邦は、ターン200(※ゲーム終了後)に、東ヤーディシア連邦に改称予定です。

現在、膺連邦は国家元首として膺国王文洋を臨時連邦議会議長として頂いています。
が、連邦議会議長選挙を実施予定です。連邦議会議長への立候補は、連邦への帰化を条件に
外国人でも可能です。ぜひ、ご応募ください。

114 藍洋鼎王国 :2017/06/15(木) 14:24:21
ttps://gyazo.com/cdc8bb7b454e9625632650976d876797
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年6月23日(第83期)現在の各国領土地図

編集局より:昨今の政治的混乱により、地図原本が一時差し押さえられた為、次版の発行が遅延致しました。
      海運関係者ならびに関係各所に多大なご迷惑をおかけした事を、深くお詫び申し上げます。

115 満天星人民共和国 :2017/06/15(木) 19:28:21
人民軍は昂海国の都市25の◦外京西海府を文民保護のために接収する。
当該都市の名称を東海と改めるものとした。

116 :2017/06/16(金) 01:11:10
―膺連邦軍軍事パレード挙行―

連邦制に移管し、東ヤーディシア諸国最大の軍隊となった膺連邦軍の軍事パレードが
盛大に挙行された。旧式だが東ヤーディシア諸国相手には十分に通用するT-26戦車
の行進、装備を一新した膺連邦正規軍、国内軍の行進と、パレードは盛大に挙行された。

ルーンラント疎開出身の膺連邦軍参謀長ヘルベール将軍は次のように演説した。
「常備50個、戦時動員300個師団の陸軍、そして海軍、空軍の全将兵に告ぐ。
我々の任務は簡単だ。祖国を護れ!。それは連邦に侵略してくる敵軍を撃破し、
敵の国に侵攻し、敵を撃滅する事にある。

わたしは、私が在任している限り、膺連邦軍全ての兵士に命令する。

侵略者には、ルーンラント公国軍の様に戦え!

つまりそうだ。西ヤーディシアで、プラガヴィアで恐れられたルーンラント公国軍のように!
われわれは侵略者に容赦しない。侵略者を撃退し、侵略者の国に攻め込み、皆殺しにする!

敵兵は、殺せ!
敵の捕虜は、殺せ!
敵国の民間人は、殺せ!
敵の命乞いするものを助けるものは、中立国人であっても、殺せ!

わたしは処分する。

敵に情けをかけて助けようとする兵士がいれば、処刑する!
中立国に民間人を預けようとする兵士がいれば、処刑する!

わたしは容赦しない。

中立国の大使館が出国のビザを用意する様なら、大使館ごと皆殺しにしてやる!
年老いた老人も、保育器にはいったばかりの新生児も、我国に侵略した敵は、殺し尽してやる!
もし伝統的な膺軍のやり方にのっとって任務を全うしたいなら、やらせてやる!
捕虜の四肢を切り落とし、目玉を抉り出して殺していい!
子女を徹底的に強姦し、首を引き裂いて殺していい!
全裸にしたうえで念仏を体に書き込んで、河原で銃殺していい!

連邦を侵略するものがあれば死を振る舞え!
連邦に友好的なものがあれば紳士として振る舞え!

ルーンラント公国軍が西ヤーディシアで恐れられた以上に、プラガヴィアで恐れられた以上に

膺連邦の将兵は戦時には
アインザッツグルッペンよりも!
フン族の王よりも!
ルーンラント公国軍よりも残忍冷酷であると知らしめよ!
侵略者を殺す備えをせよ!

この演説の後、一斉に将兵が雄たけびを上げた。膺連邦軍の士気は益々高い。
膺連邦軍は、万一の侵略に備え、徹底したジェノサイドの準備を整えている!

117 藍洋鼎王国 :2017/06/16(金) 01:30:40
藍洋瓦版
『弭間・ステーパーシー市陥落 沈陽帝国は外洋港を獲得へ』

王政府は6月26日、弭間(ピマ)評議会共和国ステーパーシー市が沈陽帝国の攻撃により陥落したと発表した。
沈陽帝国はステーパーシー市の占領・編入を宣言しており、これにより同国は東矢海への玄関口を獲得、海を介して東矢諸国との障壁が尽く取り払われた。

一部では昨今の沈陽帝国の拡張的政策が他の沿海諸国にも及ぶ事を危惧する声も出ており、予断を許さない状況が続いている。

なお、王政府は今回の件に対し「海洋上の行動において、沈陽帝国には国家に相応しき振舞を希望する」とのみ言明した。

その他の記事
・南矢海上貿易、前年比四割減 情勢不穏の影色濃く
・弾劾処分発表 嶺釧軍務卿は退任、昂海国攻撃参加者は延洋島鉱山にて懲罰賦役従事

118 :2017/06/16(金) 20:46:31
―膺連邦軍、総動員命令発動へ―

膺連邦は、総動員命令を発動した。沈陽からチチウイカプイへ不明な金の流れがあり、
膺連邦情報部はこの金を「外国攻撃のための傭兵依頼料」であると判断したためだ。

膺連邦は、沈陽との平和共存を指向しつつも、第180期までに沈陽が東ヤーディシアで
覇権を獲得をめざすためには膺連邦が最大の障害であると判断していた。そこで沈陽が
取れる選択肢は3つであり、それらは

1、東矢海諸国への侵攻。
2、弭間(ピマ)、満天星への侵攻。
3、膺連邦への侵攻。

である。この内東矢海諸国への侵攻は、同盟諸国の軍事力との差で可能性が最も低く、
現実に弭間への侵掠が実施され、軍事力でも弱体で沈陽にとってリスクの低い事から、
次いで満天星への軍事進攻が想像された。

しかしここにきて沈陽がチチウイカプイへ資金を供与したことで、満天星への
軍事行動にチチウイカプイへの資金供与を行う必要性の少ない事から、
鷹連邦への軍事攻撃の蓋然性が格段に高くなったと政府は判断、軍の総動員命令を発動した。
資金をすでに提供していることから沈陽の軍事攻撃は目前とみられている。
ヘルベール参謀長は次のように警告した。
「鷹連邦軍は万全の態勢を整えている。沈陽との平和共存は我々の望むところだが、
イソップ童話の「猫と鶏」の話の様に、向こうが侵略を望むなら外交的オプションはほぼないだろう。
180期までに膺を抜いて覇権を握りたいのなら、そしてその手段として沈陽が我国に軍事攻撃を
選択するのなら、沈陽には時間がない。だから攻撃は目前だろう。

戦争が目前に迫っているが、連邦軍は防御する。沈陽は主導権を行使すればいい。
時間は連邦軍に戦術的優位をあたえてくれる。チチウイカプイに資金供与したのは、失敗だった。
連邦軍に状況を察知させ、連邦攻撃の蓋然性が高い事を示してしまった。
チチウイカプイと沈陽が攻撃してきて仮にわが軍が苦戦しても、チチウイカプイに
降伏して遅滞戦術を取ればいい。沈陽は領土を獲得できず、しかも、膺は時間を稼ぐ
ことが出来る。どのように膺をせめても、膺を攻めたてる手段をとる限り、沈陽が
覇権を得ることの蓋然性は、ない。可能性はあるにしても。だ」

119 瑞穣皇国 :2017/06/16(金) 23:24:57
皇国大本営海軍部発表。
皇国海軍戦艦戦隊は道奥地方に上陸した巨大不明生物に対し砲撃を行い
これを撃滅せり。

また巨大不明生物は上陸地点から昴海国領北湖島から来襲したと考えられる。

120 藍洋鼎王国 :2017/06/17(土) 14:01:49
藍洋瓦版
『鼎王陛下復帰の見込み 情勢不穏を考慮し静養切り上げの由』

静養中の鼎王陛下について、近々静養から戻られ公務に復帰される事が判明した。

これは漣桃内務卿が海珠での服務予定を公開した事により明らかになったものである。
鼎王陛下は7月8日(第98期)を目処に帰海なされ、代王陛下からの引継ぎの後に執務を再会するとの事である。

内務卿閣下は、東矢沿岸各国における情勢の更なる変化が静養切り上げの主因であるとするも、
予想に反し鼎王陛下に対する各国からの人格攻撃等が無かった事から、復帰が早まった事も一因であると話した。

以下、内務卿閣下の発言である。
「まあ、諸外国も、うちに文句つける時間を何時までも割くほど、暇じゃないって事じゃないの?」

・空席の軍務卿位に、棉晴氏就任
・嶺釧氏、親衛隊長に就任。政治的権限をほぼ返上
・電力不足が表面化、早急な対策が必要も予算捻出は困難か

121 藍洋鼎王国 :2017/06/18(日) 08:49:23
ttps://gyazo.com/dddadf0ea612f200ad21bf2fb8b86675
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年7月10日(第100期)現在の各国領土地図

122 藍洋鼎王国 :2017/06/18(日) 13:02:59
藍洋瓦版
『旧昂海国領下京雀翠府、瑞穣皇国に引渡しへ 昂海国崩壊に伴う統治一本化のため』

王政府は7月11日、我が国が保護した旧昂海国領・下京雀翠府を、瑞穣皇国に引渡す事を決定した。
これは旧昂海国の崩壊に伴う地域不安定化を食い止める為に我が国が行った臨時保護措置を終了し、
北湖島の統治に当たる組織を瑞穣皇国に一本化するための過程として行われた。

引渡しに伴い、瑞穣皇国からは協力金として1兆ショコラが支払われる事となっている。

またこれに際し、昂海国での巨大生物討伐参加者が下京雀翠府保護に積極的に志願し、成功させた事が判明した。
この事を知った市民や瑞穣皇国から参加者への恩赦が希望されたことを受け、
王政府は参加者の懲罰賦役を以後免除し、国防への復帰により名誉回復する事を認めた。

123 藍洋鼎王国 :2017/06/18(日) 14:46:59
藍洋瓦版(臨時)

先ほど報道した旧昂海国領・下京雀翠府の引渡しに関する報道について、王政府より修正があった。

発表によると、領有都市を譲渡する行為について、その手法が国際法に抵触する事が判明した為、当該都市の引渡しは無期延期となった模様。
また、八海宮において「旧昂海国の民のため、都市を再建し禊とすべし」との神託があった事も考慮された様である。

外務省では説明の為に高寧外務卿が一時姿を現す事態になったものの、昨今の周辺情勢の変化による業務過多も誤報の一因であったとして
「構いなし」との判断により不問に付される事となった。

なお、巨大生物討伐参加者が恩赦を受けた件については、下京雀翠府の保護そのものに功があった事が恩赦の理由である為、
その扱いは修正後も何ら変わる事はない、との事である。

124 沈陽帝国 :2017/06/18(日) 15:59:02
沈陽記 五巻

「──あと78期」
彩り野菜と生ハムのサラダ仕立てと、小海老の彩り炒めと、沈陽麻婆豆腐と、ジューシーなローストジンニクを摘みながら沈陽帝はそう呟いた。
周囲には死人のような顔をした家臣達。対面にはフードを目深に被った人物が座っている。
チチウイッカプイからの使者は腐敗もせずなめらかに動き、さも楽しそうに食事を続ける死人帝を見やる。
「あと三ヶ月足らずで、大寒波はその威を減じるの」
「それまでに、何らかの答えを出す必要がある。我ら」
「…そう。貴方達の背後にもよろしくね」

125 七星特別行政区 :2017/06/18(日) 17:10:12
セブンス・ジャーナル

・東ヤーディシア沿岸国連帯条約締結
ファン行政長官が満天星人民共和国を訪問し、柳康洙書記長と首脳会談を行った。会談では、急激に悪化する東ヤーディシア情勢について
話し合われ、危機を乗り越えるためには、東ヤ沿岸諸国が団結しなければならないという認識で一致した。
会談の結果、七星・満天星間で防衛協定を結ぶことが決定された。さらに、七星が七星条約加盟国に協定への加入を促したことで、4か国が
加入する東ヤーディシア沿岸国連帯条約が成立した。本条約は紛争の平和的解決、専守防衛、共存共栄を目的としたのもであり、今日の
臨時立法会にて全会一致で批准される見通しだ。

・沈陽・チチウイ、鷹に宣戦布告
沈陽帝国とチチウイッカプイが鷹に宣戦布告した。大陸の支配を巡る対立が原因と考えられている。
両陣営ともに核兵器を打ち合う激しい戦闘が行われており、その影響が懸念される。
隣国での戦争に対して七星防衛軍は警戒態勢への移行を宣言し、不測の事態に備えるとともに、市民へ不要な外出を避けるように通達している。


他のニュース
・七星市地下鉄新線の建設延期。臨時防衛予算が理由か
・特集オカルト:チチウイッカプイにまつわる様々な噂
・気温上昇の兆し。大寒波は終息するか?

126 :2017/06/21(水) 00:09:04
・反撃の準備をなせ。(ルーンラント疎開向け新聞)
沈陽、チチウイカップイによる侵略戦争は、緒戦に出遅れた膺連邦軍が
苦戦を強いられた。だが今や反撃の準備は整えられた。
膺は沈陽と講和し、覇権を譲って背後の憂いを断った。それは何のためか!

他でもない!チーシャのゴキブリ野郎を殺す為だ!子々孫々代々に受け継がれた
骨髄に染みた怨讐を思い出せ!
侵略し、強姦し、略奪したチーシャの連中に対する怨讐を!四重帝国に対する怨讐を!
サフラヴィ朝を背後で操り、戦争し、プラガヴィアの我が同法を殺した畜生に対する怨讐を!
そして今、チーシャのカスどもは知性の低いキチガイどもを操って、膺の友人を
殺している!強姦を愉しみ、殺人を愉しむサイコパス!フォロノワ人種の恥さらし!

それがチーシャだ!

膺連邦軍は反撃の準備を整えている!戦争を叫び殺戮を欲する狂犬を駆除するために!
立ち上がれ!ルーンラント疎開の戦士たちよ!地上からチーシャの屑を絶滅させるために!
奴らの手下を地上から永遠に抹消するために!

膺連邦軍は君たちを求めている!
オーディンは東ヤーディシアでエインヘリャルを求めている!

殺戮の準備をなせ!反撃の準備をなせ!東ヤーディシアの人々と共に!

戦おう!

127 藍洋鼎王国 :2017/06/21(水) 18:59:07
藍洋瓦版
『人工衛星打ち上げ成功 海洋の安定航行確保への大きな一歩』

王政府は7月30日、人工衛星の打ち上げに成功したと発表した。

打ち上げられた観測衛星「恵比寿」は主に海洋観測の為に用いられ、津波・地震の予兆を観測し早期の対策立案を促すことが期待されている。
これにより、理論上では鼎王国近隣の航海ルート上の船舶に対し情報提供することが可能となり、
船舶の難破や津波に遭遇するなどの被害を抑制できる一助になると考えられている。

人工衛星については、軍部が軍事目的にて製造した防衛衛星「常陽天」が打ち上げに失敗し、その技術の未熟さが浮き彫りとなっていただけに、
今回の衛星打ち上げ成功は「独自技術により衛星を周回軌道に乗せる」という技術上の大目標の達成として、大きく取り上げられる事になった。

なお科学技術庁の発表では、今後しばらくは公益民需に重きを置いた衛星開発を進め、技術力の養成を図っていく方針であると語られている。

128 藍洋鼎王国 :2017/06/22(木) 00:25:56
ttps://gyazo.com/683b8f485c22f71922f8a02d8c96508f
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年8月2日(第122期)現在の各国領土地図

編集局より:都市2(ロフタングラード)についてはチチウイッカプイ国が領有主張しておりますが、
      鷹王国の割譲宣言・チチウイッカプイ国の領有宣言が共に確認されない為、鷹王国領として記載しております。

129 藍洋鼎王国 :2017/06/23(金) 18:41:57
王国鼎立記 第二十三段より抄訳

-時は葉月中旬。三王、臨遥城に集いて曰く。

沙詰「国力首位だそうだ。良かったな、南藍王」
召蘭「どこから見ても位打ちだろう。真逆見抜けなんだとは言うまいな、坊主ども」
陽遼「首位なんぞ欲しい奴にくれてやるから、益体もない中傷で口撃するのは勘弁して欲しいんだがな…」

召蘭「昴海が滅び、弭間(ピマ)が滅び、いま大陸の国々は際限なく争おうと息巻いておる」
陽遼「散々に撃って撃たれてを繰り返した我が身が言うのもどうかと思うが、どの国もよく飽きないな」
沙詰「それだけ、思う所が山とある、という事だ。父兎一科賦井(チチウイッカプイ)はそうでも無さそうだが。」
陽遼「争う為に争う、というあれか。当事者は高揚して愉快なんだろうが、周囲にとれば傍迷惑極まりないな」
召蘭「一応言うが、彼らが大陸の民を散々に扱き下ろしたのは確かとしても、海洋の民は別に罵られてはおらんぞ?」
沙詰「大して変わらん。大陸の民が汚穢だと言うなら、それと交流せし我等はさしずめ乞食の立場なのであろうからな」
陽遼「他国を貶す事も生業のうちとは、文明人とは難儀なものよ」

130 沈陽帝国 :2017/06/23(金) 20:01:49
沈陽記 六巻

沈陽の国の方向に夕日が沈みきると同時に、厳重に封印された漆塗りの丸い棺桶がぱかと開き、死せる少女帝が起き上がる。
「大昔の魔女は言いました。食は人生の快楽の多くを占める。人間は死ぬまで豚のように喰わなければならないと」
死んでも豚のように喰っているとは誰も指摘しない。本人も気がつかない。
二十名ほどの伴を連れて、沈陽帝はニコニコと面の皮厚く藍洋のリゾートへやってきた。
北限の海では核ミサイルが降り注ぐ地獄が顕現していたが、帝は興味を示さなかった。
シャンデラ帝が望むのはこの国の豊富な魚介料理。夜景。露天風呂。大寒波のなかのオアシス。
核兵器が横行するこの時代、あらゆる汚染が人類の生存域を狭めているこの時代。明日残っているかは保証できないのだ。
「シャンデラ様」
「なぁに?」
「満天星が発狂したようでございます。満天星の同盟国たる藍洋も危険かと……グフッ!」
「片付けて置いて。じゃあ予定通り懐石料理いくよー」

131 藍洋鼎王国 :2017/06/26(月) 20:45:00
王国鼎立記 第二十八段より「鼎王の憤懣(上)」

ああ、忌々しい。
満天星の傲慢が、この上なく忌々しい。

沈陽のシャンデラ帝陛下が鼎王国にて羽を休めていた時、満天星は鼎王国に「伝達」を行った。

「シャンデラ帝を即時捕縛せよ、処刑せよ」と。
内容からして既に褒められたものではないが、これは今更であるのでとりあえず置いておく。

まず、これは「依頼」や「要請」ではなく、「伝達」である。
「伝達」とは、上位の者から下位の者に対し、命じたり指示したりする事を指す。満天星が我が国をどう思っているか、にじみ出ている。

そして、何故処刑せよ等と言うのかと思えば、「人民や将軍閣下の喜びのため」だという。
せめて「地域平和の為」とか適当な理由を取り繕っていれば、納得はせずとも察する程度はしたものを、
その程度の次元の理由で、他国元首を捕らえる、弑する等と云う大事を語ろうとしている。
呆れ果てる。満天星は我が国を、替えの利く突兵程度だと思っているのだろう。

そして何より、鼎王国を「外交圧力で靡かせ、他国元首に危害を加えさせられる国家」だと侮られたのが業腹である。
我が国に正式な手順で来訪された客人を、傷を負わされた訳でも無しに、何故我が国が害さねばならぬ。
それは国家として、客を迎えた立場として、人として、最もしてはならぬ事である。

余の妄想ではない証拠として、この時の満天星の言動を添付しておく事にする。
秘匿文書であるが、事実を世に残す為、非難を承知で敢えて写本を残そう。暇があれば、あるいは見る者が居るかも知れぬ。
ttps://gyazo.com/4bca7b84488f38f7ee37391603b60818

132 藍洋鼎王国 :2017/06/26(月) 20:45:43
王国鼎立記 第二十九段より「鼎王の憤懣(下)」

思えば、かつて連帯条約が結ばれた時、鼎王国は警告した。
「連帯義務の項は防衛に限られていない。他国侵略に加担させられる恐れがある」。連帯義務は、侵略への抗戦に限るべきと。
だが、「連帯条約は防衛条約である」との主張の前に警告は埋もれ、霧散した。

そして今まさに、満天星は牙を剥き、沈陽帝国に襲い掛からんとしている。
しかもそれは当初、締約国に何一つ相談せず、自国の領土を微塵も接することなく、七星政府領を前線とし、他国に派兵を強いる物だった。
沈陽帝国が指摘しなかったなら、七星政府が、瑞穣皇国が、鼎王国が参戦せなんだなら、連中はその言をどう実行しようと考えたのか。
鼎王国の外交下手は今に始まった事ではないが、今ほど己が国の国交の軟弱さを呪った時は無いだろう。

かような国でも、締約国として扱い、共に戦わねばならぬ。ああ、忌々しい。

133 藍洋鼎王国 :2017/06/26(月) 20:46:46
王国鼎立記 第三十二段より「鼎王の嘆息」

ああ、口惜しい。
沈陽帝国が強硬策に出てしまったことが、口惜しい。

満天星から宣戦された時、彼らは満天星とその領域を接していなかった。
ゆえに此の部分だけであれば、只の強気な発言と受け流し、少し空気が悪化するだけで済んだ。

沈陽帝国が七星に都市交換を申し出た時も、かつて彼らが領地拡大に勤しんでいた事を以って
その膨張を危ぶんだりはしたものの、まだ感情として理解は出来た。
ここまでであれば、満天星に自らの発言のけじめを付けさせれば、外聞はどうあれ収まる範囲だった。

しかし、沈陽帝国は七星に対し、武力で押し通る姿勢を見せてしまった。

七星領に攻め入れば、連帯条約は元より、相互防衛条約にも抵触してしまう。
基づく条約が違えど、沈陽帝国と沿岸国が対立したという事実が出来てしまう。
武力による更なる版図拡大を企んでいると、自らお墨付きを与えてしまう。
全て、満天星の思う壺の筋書きになってしまうのだ。

沈陽帝国は既に地域に冠たる大国なのだから、妄言など取り合わず、放置して置けば良かっただろうに。
その栄光は既に定まったも同然というのに、何故かような業に魅入られてしまったか。まこと口惜しい。

134 藍洋鼎王国 :2017/07/08(土) 11:02:05
王国鼎立記 第三十六段(最終章)より「平穏と懸念のはざまに」

-長月も閉じようとする頃。三王、黍原にて浦綱島主を引見せり。

召蘭「苦労をかけたの、敦の字よ」
敦堆「へい…おら、わたしはてぇした事はしてねえだ、です」
沙詰「沈陽帝の接遇を勤め上げただけで上出来という物だ。謙遜する事はない」
陽遼「あれは、外見は帝というか姫と呼んだほうが近いのだろうが、下手な者では顔を合わせるだけで身の危険を心配せねばならんからな…」

沙詰「しかし、天下は変わったな。良くも悪くも」
陽遼「満天星の狂犬が沈陽に喧嘩を売ったかと思えば、連中は我々にも戦えと迫ってきた」
召蘭「お前が条約を直し切れなんだせいでな」
陽遼「うるさいぞ婆。ところが蓋を開けてみれば、満天星以外はあっさり沈陽と停戦してしまった」
沙詰「加盟国の威を借っているのは明白だったからな。条約通り参戦し、さっさと引き上げたに過ぎん。何も間違ってはいない」
陽遼「冗談じゃないぞ延洋王。あの時俺の心境を考えてみろよ…」
沙詰「可笑しな話でもないがな。単に沈陽と満天星、どちらとの誼を維持すべきだったかという事だ」
召蘭「その意味では、そなたの為した事も無駄ではなかったという事だ、敦の字」
敦堆「ははあ。勿体無い言葉で、だす。だども、これっきりにしたいだ。島主なぞ漁師に比べたら、疲れるだけでいいことないだ。」
沙詰「無欲な者だな。だがそれも詮無き事か」

召蘭「ま、結局満天星は力に溺れてしもうたとしか言えぬな。元々国力の少なかった地である故に、外付けの力が眩しかったのじゃろ」
沙詰「それで三跪九叩頭礼をとらされ、亡国に導いていれば世話もない。加えて問題項も改正した以上、連帯条約を利用する輩も最早出ないだろう」
陽遼「だがこの先はそうも行かんぞ。父兎一科賦井の一件で証明済みだ。良きにしろ悪きにしろ、いずれ我等は東矢以外の者とも接する事となる」
召蘭「それが何時になるかは判らんが、その時はもう儂はおらんじゃろ。坊主共でどうにかするんじゃな」
陽遼「殺しても死にそうにないがな。とりあえずは、今の平穏を享受するか…」


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