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【SS】CPUトナメ私的妄想短編集【気まぐれ更新】
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妄想を抑えきれないにも関わらず、長編を書くほどの集中力がないスレ主が、叩きつけるように短編を生み出していくスレ。
選手のキャラ付けに関してはスレ主の妄想のままに構成されていくため、既存のキャラと大幅に違う、短編ごとにキャラがブレる等が予想されます。ご了承ください。
基本短編ごとに更新していく予定。
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暫くは第8回新人について書く予定(変わる可能性あり)
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私的妄想短編集・第1号
〜とってもクールな笑えない女ちゃん〜
これはサムス勢唯一の通過を決めた笑えない女を応援するサムス勢たちの微笑ましいものがたりである。
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予選終了後、敗退したサムス勢は笑えない女の様子を各々確認しに来ていた...
脇役「どうだ、優勝するビジョンは見えそうか?」
女「とてもじゃないですが、見えませんね。先輩方が全員敗退してるわけですから。ですが、無気力になるつもりはございませんので安心して下さい。」
脇役「...そうか。プレッシャーに押し潰されていないようで良かった。私たちのことは気にせず自分のやりたい戦いをやってきてくれ。君ならきっと勝ちあがれる。」
女「...はい」
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ムッコロズ「お前が唯一予選通過できたサムス...笑えない女だな...?」
女「...そうですが」
ムッコロズ「なんだ?あまり覇気がないな。
これからの試合、より死に物狂いになったやつが勝っていくステージだ。貪欲にならなきゃなんねぇ。俺たち敗退者の無念を晴らすつもりで全力で勝ちを拾いに行け!」
女「...はい」
アルザーク「どう?コンディションの方は?」
女「特に問題はないです。自分なりに考えた調整はしておりますので。」
アルザーク「そう、それはよかった。何よりも怖いのは本番で自分の100%のパフォーマンスができないことだとおもうから...。
緊張させてしまうでしょうけど、敢えて言わせてもらうわ。貴女の試合、結果がどうなろうと楽しみにしてる。頑張ってね。」
女「...はい」
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アルザーク「ねぇ、女ちゃんになんて声をかけたの?貴方たちのことだから直接会ってきたんじゃない?」
ムッコロズ「...何も」
アルザーク「『何も』ってことはないでしょ...まぁでも、なんとなく何を言ったかわかる気がする。」
脇役「私は自分のやりたいようにやってこいとだけ言っておいた。...しかし、野暮だったかもしれないな...」
アルザーク「野暮...?」
脇役「あいつは多分、私らの話をそんなに聴いちゃいない。」
アルザーク「どういうこと?」
脇役「特別冷静ということだ。それこそ、笑えないほどにね。」
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私は、私だ。
先輩方は色々言ってくれたが関係ない。
自分が信じるのは自分だけだ。
予選を敗退した先輩方を貶すわけじゃない、
ただ、前のことに集中したいだけ。
緊張していないなんて言えば嘘になるけど、
ここまで来れた自分をさらに誇るために
まだ笑えない。笑ってはならない。
私はこの私を無駄にするつもりはない。
この大会で...笑ってみせる...!
静かな彼女の表情や口調には、まるで氷のような冷淡さがうかがえる...。しかし、彼女の目はひたすらに真っ直ぐを見つめ、確かな熱い決意が秘められていた...
〜本戦へ続く...〜
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見てわかる通り、くっさい作風なんで以降は下げ進行でやっていく予定です。
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面白いのでどんどん続けて下さい!
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初めに言っておくと今回の話は極めて気軽に読んでいただければと思っております。
私的妄想短編集・第2号
〜これでも魔族。いいパンツ〜
意外、そう捉える人も少なくないのではないだろうか、魔のパンツが予選を通過したことを。そんなパンツに興味引かれた選手たちは臭いことを覚悟でパンツとの直接会話へ挑む!これはそんな選手たちの一片の記録。
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「こちら下目使い、パンツを発見した。私の隠れている柱の50m先でベンチに座り、試合時の服装で弁当を食べているようだ。こちらからの観測は以上だ。」
「こちら天才、こちらからもアーウィンのモニターで確認に成功した。どうやら一般的な日の丸弁当を食べているようだ。パンツの柄までは確認できない。こちらからも以上だ。」
「こちらエルバン、突撃していい?」
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「いや、何のために遠巻きに観測して報告し合ってると思ってんだ...」
「あの得体の知れないパンツの情報を少しでも探りたいっていったのはエルバンだろ?」
「でも、直接訊いた方が早くない?」
「エルバンは後でナザレンコに"遊び心"というものをしっかり教わって来るべきだな」
「よくわからないから行って来るねぇ...あれ?いなくなった!」
「あれ、ほんとだ。少し目を離した隙に...」
・・・
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パンツ(何やら視線を感じたんで走ってあの場を去ったが...こういうとこだよなぁ。何とか予選を通過できたものの、こんな心に余裕がないようじゃとても強者に立ち向かえない...!)
吐き気「お!パンツじゃないか!何か考えていたようだが...オェ...、失敬、何か考えていたようだが緊張しているのか?」
パンツ「...そんな所です...自分の弱さが気になってしまうというか...」
吐き気「気にするな、君と拳を交えて私は確信した!君...ウッ...君は間違いなく強い!自信を持つんだ!」
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パンツ(流石吐き気先輩だ。持病の吐き気など意に返さずこの私を励ましてくれる。きっと己に強い自信があるんだろうな...。)
吐き気(果たして、これで励ませているのだろうか...心配で胃に悪いな...。こんなことで決勝トナメで良い成績を残せるのだろうか...)
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パンツ(他の八王子と呼ばれる人たちだってそうだ。崖っぷちから這い上がった下目さんは余計なことは考えず、全力を出してくるはずだ...。天才さんはエンターテイナーなんて呼ばれてるが、試合のない今、この時間は、遊び心を捨て、トナメのことを真剣に見据えているに違いない...!エルバンくんは無邪気な少年だと聞いているが、彼とて強者、冷静に対戦相手の試合を分析していることだろう。みんな自分のキャラクターを押し通すための努力をしている。私も邪念を払い、強者に並べる信念を築かなければ!)
・・・
「こちら下目使い、何やら耳が痛い。」
「こちら天才、奇遇だな、私もだよ。」
・・・
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この時の心情を、魔のパンツと呼ばれているファルコンに履かれているパンツはこう語ったという。
パンツのパンツ「へへw」
魔のパンツ。う〜ん、魔のパンツ。
どういうことだ?魔のパンツって?
パンツはキャラクターが掴めない。
ただそれだけの暴走物語...
〜本戦へ続く...〜
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魔のパンツの話を書きたかったけど、何も思いつかなかった。たぶん魔のパンツの話はまた書きます。
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私的妄想短編・第3号
〜㌦ポの奇妙な冒険〜
予選最終戦...
㌦「我がスタンドは強欲ッ!
課金の力で躍動するッ!」
ケ「ギ...ギィ...」
ナレーター「その瞬間!眼前のケは緑甲羅を振りかぶった!『これだ!ここでコイツを投げれば倒せるッ!』そう確信したのだッ!」
ケ「K E E E E E E E E E E E!!!!」
㌦「そうくると思ったゼェッ!てめーは存在自体がスタンドッ、何を考えてるかわからず不気味だが、生半可にも学習能力だけはあるよぉだなァァッ!
俺が甲羅を投げてお前に覚えさせたッ!
さぁ、この課金入りの火球を喰らえッ!」
ボォ!?ポコッ♪
ケ「ハガァ!?」 panic^2!!panic^2!!
スPドワゴン「上手いッ!ケへの攻撃がイコール緑甲羅の反射へ繋がっているぞッ!」
㌦「よかったなァ〜
当てたかった緑甲羅を当てられてよぉ〜
ただし!喰らうのはお前の方だがなァ!」
その後、ケは戻ってこなかった...こともなく
鉱物と生物の中間のままラスト残機が現れた
〜シリーズ化する...?〜
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私的妄想短編・第4号
〜アルベルトの魅惑〜
ゴリラ初の予選通過を決めたアルベルト。
快挙。当然それだけで注目度が高くなる。
この物語は、そんなアルベルトの罪な一面を綴ったスキャンダルである。
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[Dブロック第2試合・終了直後]
ドルコリン♪ 「ふふ...アタシの勝ちね♪」
アルベルト「可愛い顔してパワフルなんだからなァ...敵わないなぁ...」
コリン♪「あらお上手なのね、でもあなたもなかなか手強いんじゃない?技の一つ一つにアタシを倒そうという意志が見られたもの」
アルベ「よせやい、俺が体がデカいだけのウスノロってのはよくわかってんだ...。...あんたの前に居続けるのも惨めだな、さっさと次の試合に備えることにするぜ、あばよ。」
...スタスタ
リン♪(わかっているから手強いのかしらね。正直抱けなかったのが残念だわ♡)
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・・・
その後アルベルトはアントンとのダンスバトルや神様との激闘を制していき、勝てば予選通過という状態で最終戦を迎える...
・・・
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[Dブロック最終戦・直後]
勇者(...また...勝てなかった...全敗...)
アルベ「お疲れさん、あんたもなかなかのやり手だったんでヒヤヒヤしたぜ。」
勇者「...慰めはいらないよ。さっきの試合といい、今回はまるでダメダメ過ぎだよ...」
アルベ「...試合の終盤。俺は正直ビビった。
あんたの覚悟に満ちたツラを見ちまったからな。幸運にも爆発にあんたを巻き込めたが...一歩間違えれば、一気にやられたかもしれねぇ。ああいった覚悟のできるあんたは間違いなくまた勝てるようになるぜ。」
勇者「...ありがとう。アルベルトさん、あなたはなんか...凄いことができると思う!多分!応援してるね!」
アルベ「おう!任せときな!」
...スタスタ
勇者(なんだかわからないけど、本当にそう思う。だって強いし、いい人だし、相手のことをよく見ている。あの真剣な眼差しは簡単に揺るがないんじゃないかな...うん!僕も頑張らなくちゃ!)
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・・・
天空の虫使い○○○○
「え?アルベルトさん?強かったですよーほんとーに試合は辛くって...辛くて........あ、でもアルベルトさんはとてもいい方だと思いますよ、ええ!とっていい方です!」
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Dr.○様
「はい?アルベルト君について...ですか?
そうですねぇ...私も自分の全力でぶつかってみたのですが、ダメでしたよ...はは。しかしながら、清々しい敗戦でした。アルベルト君はいいゴリラだ。同族として鼻がたかいですよ。」
・・・
○○○スターの子
「アルベルトさんについて聞きたいんですね?そうだなぁ、本人には否定されてたけど、正直怖かったなぁ。自分は本当に復帰力が無いんでいつパワーのある攻撃を食らってしまうのかとね。あ!後、なんていうか...いい方ですよ!内心応援しちゃってます!」
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・・・
{とある喫茶店}
ガサッ...
エロマス「このインタビュー記事などを見ているとアルベルトくんがいい奴だってことが痛いほど伝わってきますねぇ...」
スケベ心「見習ってみたらどうです?」
エロマス「それにしてもいいですねぇ。人によく思われるということは。これだけ愛されるということはそれだけパワフルになれる可能性を秘めてるかもしれませんしなぁ...」
スケベ心「なぁ、無視しないでほしい」
エロマス「ふむ、疑惑は期待の裏返しということなんですかねぇ。差し詰め魅惑の恋人、みんなのフィアンセ。なんにせよ私も楽しませてもらいたいですねぇ...スケベくんはどう思いますぅ?」
スケベ心「さっさと注文してあげたらどうなんだ?店員さん困らせるなよ。」
バイトのデロイ「すいません...お願いします...」
エロマス「こぉら失敬!」ニヤニヤ
スケベ心(はぁ...ほんといけ好かねぇ猿ですねぇ)
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・・・
アルベ「ベェックシィ!...」
(誰か俺の噂をしてやがるなぁ...。待ってろよ!その噂に答えてやるからな!そのためにも!)
腕を回し、パンチの素振りを続けている
毛深くて、逞しい背中がそこにはあった。
実は勝てるのではないか?
強豪を倒すのも夢ではないのではないか?
ゴリラ界1の疑惑をかけられるアルベルト。
その疑惑は深まっていくばかりである...
〜本戦へ続く...〜
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個人的にすこなんでage
迷惑だったらすまない
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私的妄想短編集・第5号
〜暇を持て余した自滅四天王の遊び〜
登場人物紹介
アルバロ...パッとしないが最速アフォックスの保持者
ナザレンコ...言わずと知れた芸人。第3回では毎試合アフォックスした。
エロマス...死兆星を始めとしたバリエーション豊かな自滅が特徴のゴリラ。
黒光...狙ってるとしか思えないタイミングで自滅する性格に難があるやつ。
ヨーダ...ザ・不安定。第6回では毎試合自滅した。
ポイゾネ...元祖ドジっ子。
味方殺し...自分すらも殺していく。
ちょこにゃ...復帰力があるのにドジが絶えない。
鳴りやまぬ...地雷原でタップダンスしたり救いようがない。
ギルティース...可憐なるハートフルアフォックス
デューレンファング...大体こいつのせい
アルバロ「ファイヤー!」
ナザレンコ「ファイヤー!」
エロマス「ふふ...お2人アフォックスしましたね...」
黒光「奴らは四天王の中でも最速...!」
ヨーダ「なんとも頼もしい...」
ポイゾネ「あれ...四天王じゃないの?」
味方殺し「今更かよ、あれ?お前ら味方じゃね?(殺意)」
ちょこにゃ「きゃーこわいー!」
鳴りやまぬ「上に逃げましょう!あっ...(プリー」
ギルティース「また取り上がり自殺してるわ...」
デューレンファング「デューレンファングのせいだ」
一同「せやな」
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ちょっとネタが思い浮かばんので使って欲しいキャラや書いて欲しいシチュエーション募集します
募集なくても来週新しいの投稿しまーす
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エルバン中心のネス勢の話とか見てみたいな
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エルバン中心のネス勢の話とか見てみたいな
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すまん、二重投稿になってしまった
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>>29
了承!今日の夜には投稿できると思う
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私的妄想短編・第6号
〜颯爽と走るエルバン〜
これは最強のガキと称される小さな少年の大きな悩みの物語である!
時は第6回終了時まで遡る...
第3回以上にレベルが高く、そして熾烈を極めた第6回、その光景を目撃した観戦者の間では半ば当然のように"3強"という言葉が闊歩するようになる...
その3強とは
第6回覇者となり、古参の実力者をバタバタとなぎ倒した怪物...玄酔楼!
唯一の2冠を達成し、あたかも客を楽しませていく立ち回りを見せ、尚勝つ、天才!
そして!過去最多の入賞数を誇り安定した立ち回りから最強と畏怖される、エルバンである!
だが、この称号
エルバンの中では違和感を感じざる負えなかった...
-
・・・
<第6回・ネス勢による打ち上げ>
天下無敵「エルバン3位おめでと〜!」
ゲイ「流石エルバンさん、私たちが新ステージで苦しんでいるところを全く問題にせず勝ち上がっていくんですから、惚れてしまいますよ」
マグヌス「ハッ!お前は結局こいつがステージで事故って負けたこと忘れてんのかよ?」
天下無敵「それは君も同じことなんだから攻められないだろう、マグヌス。それにあれは玄酔楼さんが強すぎ...」
マグヌス「うるせぇな!てめぇだけ一勝もできてないくせによぉ!」
天下無敵「ぐっ...」
ゲイ「こらこら、喧嘩は良くないですよ。
この中ではエルバンさんが何枚も上手なのは揺るぎない事実なんですから。」
エルバン「いや、マグヌスくんの言う通りだよ。僕は結局玄酔楼さんに押されてステージで事故り敗退してしまった。僕がまだまだ未熟な証拠だよ」
天下無敵「いやいや!それでもエルバンくんの強さはとてつもないよ!巷でも3強に数えられるくらいだしね!」
マグヌス「1人だけ優勝してないけどな!」
天下無敵「第5回で優勝してるよ...」
エルバン「...」
ゲイ「...エルバンさん、気に病む必要はないですよ。あなたのいつもの爆走っぷりならいつか必ず結果はでてきますから。」
エルバン「え!いや!気に病んでなんかいないよ!当然!次の個人戦で優勝するからさ!楽しみにしててよ!」
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〜
そんなこんなで常時噛み付いてくるマグヌスを天下無敵がなだめて、ゲイがまとめて、エルバンを祝福する会が終わった
・・・
(みんなは僕を高く評価してくれているし、
僕も自分が弱いなんて思ってない。
でもタバスコくんに負けた時も玄酔楼さんに負けてしまったときも、何故だかどうしようもない壁を感じてしまった...
僕にはあと一歩のところで優勝するために必要な
"なにか"が欠けているのかな...
僕は天才さんや玄酔楼さんに肩を並べられる存在なのかな...)
-
・・・
<第7回・大会前>
ポイゾネ「まさかエルバンくんとチームを組めることになるとはね、頼りにしてるよ!」
エルバン「こちらこそよろしくね!」
〜
結成!チーム"無冠症"!
このチームはエルバンが暴れて、エルバンの残機が尽きようともポイゾネがしっかりとカバーできるまさに強豪コンビ
今まで個人戦でエルバンが負けてきた
BJ、タバスコ、玄酔楼を葬り去り
見事優勝を遂げた...!
ポイゾネとしては悲願の初優勝である!
〜
ポイゾネ「本当にありがとうエルバン!
一緒にチームを組めて本当によかった!」
エルバン「いや僕は先にやられることが多くて逆に足を引っ張ってだかもなぁ...なんて」
ポイゾネ「そんなことはないよ!僕ら2人だからあの玄酔楼さんやタバスコに遅れをとらずに済んだんだと思うよ!胸を張っていいよ!」
エルバン「そ、そうだね!」
〜
この時、エルバンには1つ感じられるものがあった...
エルバン(個人戦ではないけど...また優勝できた!ポイゾネくんに助けられた部分が多くて自信はないけど、ポイゾネくんと間近で戦えて、優勝に必要な"なにか"が少し感じ取れた気がする!この感覚...しっかり覚えておこう!)
-
・・・
<第8回・予選終了後・打ち上げ>
モルダー「エルバンさん、ライムくん、ゲイさん、お三方は流石ですね。しっかり4勝しての通過、対する私はなんとも情けない身の上ではありますが...」
ゲイ「モルダーくん、そんなに気を落とすもんじゃない、君は充分頑張っていたし、結果を出せない時期は結構誰にだってあるものだよ。君の場合はそれがたまたま初めだっただけさ」
ライム「うん!そうだよ!モルダーは強かったし、ボクだって上手くやられちゃったからね!」
エルバン「ライム君には本戦で絶対リベンジしたいなぁ、僕は絶対負けないからそれまで落ちないでね!」
ライム「は、はい!頑張ります!」
エルバン「あ、ごめん、プレッシャーを与えてちゃったかな?やっぱ僕のことあんま考えないでいいよ!大丈夫だから!」
ライム「え?え、はい!」
ゲイ(自分が今まで3強として多大なプレッシャーを感じてきたエルバンさんが3強を倒したことで気負ってしまうライムくんを気遣ったんでしょうが...これでは逆に混乱させてしまうような...)
ゲイ「何にせよ、2人の動向は気になるところですね。私も手を抜きませんから手合わせすることになったときはよろしくお願いしますよ!」
-
〜
ライムに大敗を喫したエルバン
今までBJに2敗、玄酔楼に2敗
タバスコには2本先取されているエルバン
同じ相手に負けやすい傾向があり、
ライムに負けたことは非常に怖いはず
ただ、第7回の優勝を経験したエルバンは
果たしてどうなのか...?
〜
[決勝トナメ初戦]
そこには相手が気の毒になるレベルで快勝していたエルバンの姿があった、いつも通り直近の敗戦など意に返す様子はない
それに加え今回は...
エルバン(不安はない!またライムくんに当たったとしても勝てる自信はある!初の大会2連覇!初の三冠!見せられるかもしれない!いや!ぜっっっったい!見せるぞぉ!)
その思考は最強という称号を与えられるにはあまりに幼く思える...だが、だからこそ恐ろしい!自然と浮かぶトナメを颯爽と駆け上がるエルバンのイメージ!この爆走を止められる選手は現れるのだろうか...!
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・・・
ライム(すごいな...エルバンさんは...あんな圧倒的な試合をたくさんしてきて...
ボクの次の相手はネスキラーで有名なBJさん...正直全然自信がないよ...)
モルダー「ライムくん」
ライム「うわぁ!モルダー!いつの間に!」
モルダー「ドイツの詩人ゲーテはこんなことを言っている...」
ライム(え?ゲーテ?)
モルダー「『才能は孤独のうちに育つ』...
君は最強と呼ばれるエルバンさんを倒せたことで周りに高く持ち上げられて、現在、心細く感じているのではないかと思ってね」
ライム「...!」
モルダー「でもこれは自分を大きく飛躍させるチャンスだと思うんだ、その孤独という試練を乗り越えればきっと君だって最強になれる。エルバンさんにしたってそうやって最強と呼ばれるようになったんじゃないかな」
ライム「...」
モルダー「頑張れライムくん!応援してるよ!」
ライム「...ありがとう、モルダー...!」
-
〜
そこには強く輝き始めた新時代の光明があった。称号や応援というものは必ずしも当事者を後押しするものではない、鈍らせてしまう重責にもなり得る。それを振り切って力にしてこその最強である!
ライムもまた走り始めた...!
〜
ネス勢の最古参、原点にして最強
☆爆走戦士エルバン
トナメ界に突き刺した一筋の光!
ÅライムライトÅ
最後まで立ち上がっているのは
この2人のどちらかであるのか...!
〜第8回決勝トナメ第2回戦に続く...!〜
★グレイトアマゾン★「出番が...欲しい...」
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モチベ的にリクエストがあった方がやりやすいと気づいたので、書いて欲しいキャラ、シチュエーションを募集します、そして毎週土曜日か日曜日に上げようとおもいます
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29の者です。
ありがとう、面白かった!
Twitterと噛み合ってたところもあったりして、
(作者さんが見ていたのかはわからないが)
個人的にキャラ達の様子もすっと頭に入ってきて、
読みやすかった。
次作以降も楽しみにしてる
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2回勢のSSを読んでみたいです
シチュエーションはおまかせします!
筆がのるようであれば嬉しいです
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>>42
こちらこそリクエストありがとうございました
Twitterは少し覗いているので影響された部分はありますね、ライムライトとかは特にですね。
ただ、キャラによってはだいぶ変わるかもしれない
>>43
2回勢了解です!
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私的妄想短編・第7号
〜少数精鋭〜
現状CPUトナメには一触即死勢も合わせ、
104キャラもの選手が存在している。
その区分の仕方としてどの大会が初登場であるか、という条件で分け、「○回勢」と呼ばれるようにする方法が存在する。
一触即死勢を抜いた各回勢の人数は
1回勢:12人
2回勢:10人
3回勢:26人
6回勢:19人
8回勢:18人 である。
(幻想杯?知らないなぁ...)
そして、最も少数でありながらも、八王子を4人抱えており、優勝タッグも含まれているのが第2回勢である...
まさに少数精鋭と呼ぶのに相応しい
これはそんな2回勢のちょっとした裏話...
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<第8回初戦>
この試合は、今までの中でも最大規模の大会の開幕戦。それに加えて吐き気が同キャラの新人と戦うと言うもので大変注目が集まっていた。当然観客席は賑わい、ほぼ満席である。
そんな観客席の中には今大会出場選手や歴代の出場選手が変装などをして、観戦のため、応援のため、偵察のため、紛れ込んでいる。
この選手らもまた同様であった。
転校生「お、来たか、インテリ。こっちの席まで取っておいてあるよ。」
インテリ「相変わらず仕事が早いと言うか、手際がいいねぇ」
[無敵の転校生&嵐のインテリ]
第2回勢でありながらも第6回に参加できなかった2選手である。この2選手は境遇が似ていることで第6回の頃から度々共に応援する仲となっていた。
〜
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インテリ「他はまだなのかな?」
転校生「そろそろ来るんじゃないかと」
???「お!居た居た!インテリぃ!転校生!」
インテリ「あ!暴力委員長!」
軍曹「軍曹だよ!」
転校生「ははw、お疲れ様です」
インテリ「いやぁ、、失敬!」
軍曹「...たく、わざと間違えてるだろ...」
[人喰い軍曹]
物騒ネームで人気を集めていたが、思うように結果が残せず、ヤミノツルギに人気を取られて第8回は欠番である。なぜか『人違い軍曹』ネタでいじられるようになった。
〜
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天下無敵「なんだか賑やかだね!」
インテリ「おぉ!天下無敵くん!」
転校生「全員揃ったね」
軍曹「試合だけで賑やかになってほしいぜ」
天下無敵「まぁ、いいじゃん!転校生がこうやってみんなを集めてくれたんだし、こういった雑談も楽しもうよ!」
[歩く天下無敵]
第2回で準優勝ながらも第6回で全敗。
それが祟ったか第8回出場は見送りとなった。
後に主催者に第2回出場であることを忘れられ、それをネタにいじられてしまうがそれはまた別の話。
〜
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転校生「それにしても吐き気は遂にここまでの選手になってしまったね」
インテリ「最弱決定戦で戦ったときが凄く懐かしく感じるなぁ」
軍曹「こいつの試合は本当にシビれさせてくれるから好きだぜ」
天下無敵「今日の相手は未知の新人だけど、吐き気はそう簡単に負けるように思えないのがやっぱり八王子に選ばれた理由なのかな、同期としてなんだか嬉しい」
インテリ「て、あれ?僕たちの同期に八王子多くない?」
転校生「吐き気、天才、脇役、下目、だね」
軍曹「マジだ、なんだかヤベェな」
転校生「この大会には他にも神様と召喚士が参加している、どうなるか楽しみだね」
-
脇役「ん?転校生たちじゃないか」
天才「お、ホントだ、やっほ」
インテリ「おー!脇y(モガモガ 」
(唐突に投げられたポップコーンで口が塞がる)
下目「あまりボクたちの名を大声で呼ばないでくれ、さっき大変なことになったから」
軍曹「お前らレベルだとすぐ人だかりができちまうもんな」
天下無敵「あー、そうだね、気をつけよう」
転校生「お三方も吐き気の応援かな」
天才「そーだね。やっぱり吐き気の試合は見て損がないからなぁ」
脇役「...新人の偵察も兼ねている」
下目「というか、天才はそれが主だ、みたいなことさっきまで言っていたよね」
天才「あれ、そんなこと言ってたかな?」
天下無敵「相変わらずはぐらかしますね...」
天才「まぁ細かいことはいいとして、
折角だし一緒に観戦していこうか」
軍曹「なんだか大所帯になったな...」
-
〜〜
<少し離れた応援席>
召喚士「吐き気くんのコンディションはどんな感じなんだい?」
神様「絶好調だと思いますよ。持病の方は相変わらずではありますが支障はないはずです」
召喚士「ふむ、やはりそう来なくてはな。」
神様「珍しく熱くなっていらっしゃいますねぇ」
召喚士「おや、わかるかい?」
神様「ええ、他の同期メンバーに遅れを取るものかという気概が感じ取れますよ」
召喚士「流石、その通りだ。こう周りが評価されると、私も第2回からの端くれ、ちょっと目立ちたくもなってしまうものだよ。」
神様「私も気合を入れなくてはならないですな」
-
・・・
かくして始まった第8回予選。
それは波乱を極めたものであった...
初めこそ八王子が大暴れするのが安定であると見られてはいたが...次々と頭角を現していく新人たちの前に3連敗をしてしまったレイアや下目使い、歴戦の強者に辛酸を舐めされられる脇役、最終戦で負ければ敗退という状況になってしまった吐き気...!
その他の選手も激動の渦に飲み込まれていき
容赦なく決勝トナメへの進出者が割り振られていった...
予選終盤にもなるとあらゆる感情が錯綜するようになっていく...
-
・・・
選手控え室にて...
・・・
<Gブロック第9試合終了後>
(天才・4連勝につき決勝トナメ進出確定)
吐き気「天才、予選通過確定おめでとう」
天才「え?あぁ、そうか、4勝したからか」
吐き気「またトボけなさって...それにしても今日の試合はハラハラしてしまったぞ。ロハスもいい動きだった上にラストのあれは...思わず、ウッ...オェ」
天才「いやぁ、あれに関しちゃ運が良かったさ!まぁ満足した試合だったかな」
脇役「・・・」
天才「おぅ、脇役じゃねぇか、お前も頑張れよ」
脇役「・・・」
天才「なに下見てんだよ、まだチャンスはあるじゃねぇの。...んでは、俺は次の妖精戦の対策立ててくっから、またな!」
-
・・・
<Aブロック第14試合終了後>
(吐き気・大学生を倒し無事予選1位通過)
吐き気「やったぞオゥェ!」
神様「終わってみれば4勝通過、八王子に恥じぬ戦いぶりでしたな。」
吐き気「だが、BJ殿には大きく遅れを取ってしまった...トナメで出会うことを考えて対策を練らねばならないな...」
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・・・
<Eブロック第14試合終了後>
(脇役・死皇帝に3スト残さず予選敗退確定)
天才「あれ?脇役どこいったん?」
神様「彼女なら先程個室に入って行きましたよ、多分ノックしても暫くは返事はしないかと」
天才「まぁなぁ、ちょっと様子を見てみたかったんだけども。うーん...無理やり開けてしまうか!」
神様「やめてください、仮にも女性の個室ですよ」
天才「大した問題じゃないだろ」
神様「やめなさい」
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・・・
<Hブロック第14試合終了後>
(下目・予選通過確定、召喚士・予選敗退確定)
天下無敵「2人ともお疲れ様!」
下目「あれ?なんで天下無敵がここに?」
天下無敵「...さっきこっそり天才さんが入れてくれたんですよ(小声)。転校生は良くないことだって言って入りたがらなかったけども、僕は来ちゃったよ、折角だからね!」
下目「あはは、さすがの天才だね」
天下無敵「それより!凄い試合!
思わず大声出しちゃったよ!」
召喚士「そうだな、あそこまでやられてしまったらな...終盤はよくわからなくなってしまって、私もまだまだだなと感じてしまったよ」
下目「いや、ボクもなんだか変な感じになっちゃったよ...」
召喚士「でも勝ったのは君だ、予選通過を決めたのも君だよ。3連敗からでも這い上がってこれる自力の強さ、八王子の凄みを感じざるおえないよ」
下目「...ふーん!そうだね、召喚士はボクのこと応援しててよ!召喚士の分も頑張って優勝するからさ!」
召喚士「そうさせてもらうよ、お前の強さは身をもってわかっているからね」
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・・・
予選と称すにはあまりにも熱烈
全ての選手にとって紛れもなく重い闘いであった...
この予選の終了に伴い
無事に本戦に足を踏み入れた選手だけでなく、この無慈悲な"ふるい"に落とされた選手たちもまた、己の信念を持ち各々の行動を始める...
-
・・・
<???>
「...何の用だ」
「お前のことだし、修行だとかなんとか言って暫く会えなくなりそうなんで、少しだけ話をしておこうと思ってね」
「...」
「とりあえず、さ、その硬く結んだ拳と口を解いていこうぜ、それじゃ効率的なトレーニングもできんだろう?」
「...舐められたものだな」
「...!」
「慰めなどいらない、迷ってなどいない...!
もう絶対に視線を落とさない...
お前の...その上を...目指して...勝つんだ...!」
「...嬉しいこと言ってくれるね、
どうやらお節介だったようだな、
...んじゃ、またな!」
-
・・・
<第8回本戦・第1試合・[客席]>
インテリ「転校生こっちだよ!」
転校生「ありがと、中々いい席じゃないか」
インテリ「まぁいつもやってもらってたし
お礼だよ、お礼。」
天下無敵「僕もお邪魔させてもらってるし、いつかお返しするね!」
神様「うっかり複数人で席をとって、
重複してしまわないように気をつけてな」
軍曹「それにしても吐き気と天才こそシードを取って盤石の体制ではあったが、下目がギリギリ、そして脇役が予選敗退するとはな...」
召喚士「全くだ。そして今日の試合は新参対決。新参者によって大会のレベルが劇的に上がったのは火を見るよりも明らかだろう、
誰が勝ち上がるのか想像できぬ...」
転校生「しかも1つの負けが重いトナメ方式...選手のみんなは不安が拭えないだろうね...」
-
天才「そうかい?俺はこれからの試合に対する興奮で満たされいるけどなぁ」
インテリ「...うおっ天才!いつの間に!」
天才「まぁでも、吐き気は次の対戦相手をじっくり見たいって1人で観戦を希望したし、下目もゲイ戦の対策トレーニングをやってるようだし、そんなもんなのかな」
天下無敵「さすがは天才さんだね!
このようなプレッシャー溢れるトナメも涼しい顔をして臨めるなんて...場数が違うなぁ」
召喚士「今トナメも当然期待しているぞ、
第2回の優勝者の力...見せてくれ!」
天才「おうよ!」
転校生「天才もここで観るのかい?」
天才「いや、ロハスの応援ということでギル姉たちに呼ばれてるからそっちに行って来るわ、そいじゃ!」
-
・・・
(プレッシャーの中で涼しい顔...流石天才...か...
残念ながら俺の表情は嘘をついているよ、
不安がないわけじゃないさ。ただ、悪いイメージなんかをしてはいけない、それが試合に出てしまうかもしれないからな...良いイメージを常に持って、それを実現する力が自分にはあると自信を持っているから気楽に振舞っているだけなのさ...)
神様「...と、天才は考えているのではないかな」
軍曹「憶測かよ」
神様「天才の胸中は誰にもわからんのだよ」
インテリ「それはその通りだよなぁ...」
召喚士「ともあれ、何かやらかすのは間違いないと見ていいだろう」
転校生「そうだね、それに下目も吐き気も入賞に向けて全力を尽くすはず、どうなるか今から楽しみだ」
軍曹「お!そろそろ試合が始まるぞ!」
-
・・・
少数精鋭と言えども個性は万別
同じ括りと言えども各々が物語
競い合い、高め合い、そして洗練されていく...
名に似合わず肉体で踏ん張って生きている奴もいれば、
名を体現したかのようなエンタメを披露する者もいる
後輩に叩きのめされて幻想に送還された奴もいれば、
いぶし銀の立ち回りでギリギリ勝ち上がった者もいる
準優勝者にも関わらず存在を忘れられた奴もいれば、
クソビリでも優勝し存在感を示す者もある
嫌がらせに辛酸を飲まされて出番をなくした奴もいれば、
邪心に必殺技で打ち勝ち、ヒーローになった者もある
苦心のうちに立ち去る脇役もいれば、
逆境から上り詰めた悪魔もいる
古参故に洗練された、
しかし尚も磨き上がる精鋭たちの未来には
何が映し出されていくのだろうか...
・・・
天才「...ついにお前と戦う時が来たか...!」
〜物語はまだまだ続く...〜
-
短編...? って長さになってしまいましたが、リクエスト分、無事消化しました。
次もリクエストを募集します
-
デューレンファング式をやってしまった選手たちの話を読んでみたいです
もしくは脇役と天才の間柄が気になる女子勢の話
-
>>63
2回勢をリクエストさせて頂いたものです!
エモすぎて!?しか言葉が出ませんでした…!
頭にキャラがスっと入ってきてとても面白かったです!
ありがとうございました!
-
>>65
ありがたきお言葉...
>>64
ふむ...なかなか癖の強いリクエストが来ましたな
どちらかのSSを採用しますので前回同様、土日には更新いたします
-
>>66
ありがとうございます、待ってます!
-
〜アイツのせいだ〜
CPUトナメでは度々新しい単語が誕生する。
浦安...ソンソン...USNP...etc
その中の1つにデューレンファング式、というものが存在する。第6回にてデューレンファングが初めてやったことから命名されたものだ。現時点での定義は"勝ち確定の状況から爆発物を駆使して追い越し敗北をすること"だ。
これはそんな予測不能の現象を体験した者たちから得た、デューレンファング式の資料である。
なおこの資料ではデューレンファングと表記するのが手間であるため「DF」と略します。
-
[資料1]
<第6回大会・1回戦第6試合直後>
筆舌に尽くしがたい謎試合であった。
天才「・・・え?」
DF「・・・」
天才「俺、負けたよな?」
DF「勝ちましたよ」
天才「復帰距離足りてなかったよな?」
DF「はい」
天才「なら俺の負けだよな?」
DF「その前に私がバーストしました」
天才「え?」
DF「はい」
天才「...狙ってた?」
DF「......ノーコメントだ」
天才「...ぷはっw」
DF「・・・」
天才「いや御免。馬鹿にしたわけじゃない。
寧ろその逆、天晴れだ!なんかとてつもなく元気を貰えた気がするな!」
DF「...はぁ」
天才「握手...お願いできるかな?」
DF「...うむ」
-
[考察]
DFは感情をあまり表に出さず、天才は天才過ぎであり、胸中の分からぬ者同士である...
その試合後天才はwinners側優勝を果たした。
一世一代の珍試合であったこともあり、関連性を疑わざるをえない。
対するDFはというとあらゆる諸悪の根源とされるようになり、出番のないはずの第8回大会にて猛威を振るうこととなる。
デューレンファング式には何か勝敗以上に大きく運命を変えるような特別な力があるのかもしれない...
-
・・・
[資料2]
<第8回大会・Aブロック第8試合>
竜巻に巻き込まれちょこにゃがバーストが確定したがパンツがモーションを踏みに先にバーストしてしまう。こちらも中々の迷試合
ちょこにゃ「えぇーと...」
パンツ「なんですかな?」
ちょこにゃ「いや、あの私の勝ちなんですね?」
パンツ「そうだとも、前評判より遥かに強くて驚かされたよ」
ちょこにゃ「私が先に竜巻に入った気が...」
パンツ「あれは見事な錯乱だったよ、唐突な展開に惑わされ足元不注意になっていた。どうやら無意識だったご様子だが、なればこそそれが貴女の魅力なのやもしれませんな」
ちょこにゃ「は、はぁ...」
パンツ「また手合わせする機会があればよろしく頼みますよ」
ちょこにゃ「あ、はい!お願いします!」
ちょこにゃ(とっても紳士的な方なんだけど...
なんだか慣れないなぁ...不思議な人だ...)
[考察]
パンツの言い分ではちょこにゃの作戦に翻弄されたとのことだが、本人は逆に困惑しているようである。初の個人戦勝利を手にしたことで動揺している可能性もあり、真意は測れない...
この試合で敗北したパンツは無事に予算を突破している。そしてこの試合においてはまるでモーションを踏みに行ったようでもある。深読みが過ぎるかもしれないので省略するが色々考えてしまう。
-
・・・
[資料3]
<第8回大会・Gブロック第11試合>
熱い攻防が繰り広げられており、ロハスのとどめの空上が刺さり芸が星バースト...したのだが、ロハスの着地点が爆発し勝利を逃す
ロハス「何やってんだああああ俺ぇえええ!!」
ゲイ「...ロハスくんだったね、勝負とは時の運、今の試合は完璧に君の勝ちだった...実力は確かだしまだ敗退が決まったわけではない、しっかり切れ変えていけば大丈夫さ。」
ロハス「気ぃ使わんでください!俺の間抜けのおかげで勝てたことで内心笑ってるんすよね?それならそうとはっきり言えばいいじゃないっすか気を使われるとこんなチャチな敗北が余計に悲しくなってきますよ!」
ゲイ「...僕の内心はだね、キミのような立派な新人が現れていることが正直怖いんだ」
ロハス「...?」
ゲイ「僕は第3回から出場していてそこそこの成績は残してきたつもりだけど、キミがもし天才のように経験が豊富であれば確実に僕は負けていた、その事実を考えるとこの大会に対する不安が後を絶たない。つまりね、キミは若い分、まだ伸び代があるんだ。今は笑われてしまうかもしれない、ただその笑われた経験をしっかり胸に刻んで次に活かすことが大事さ、そんな自虐することはないよ」
ロハス「!...はぁ〜、先輩。良い人すぎッスね...なんか吹っ切れましたわ。残りの試合、この試合を糧にして、しっかり魅せてやりますよ!」
ゲイ「ふふ...キミもいい男だね...!」
ロハス(うお!?なんかゾワっときた......
これが武者震いってやつか!さて、まずは今日の試合で学んだことを猛復習だな...!)
-
[考察]
今までの迷試合のオチで発動したデューレンファング式とは異なり、いたって普通の試合で起こってしまったような不幸な事故のように思えた。
ただ、その後のロハスの動向を考えれば...
こうなるのは運命だったのではと感じざるをえない
-
....
ひとえにデューレンファング式と言えども、大爆笑の一発芸か、巧みな乱数調整が齎した高度な戦術か、敵への配慮をした勇み足か、物凄く勿体ない大間抜けか、単なるミラクルか、その時々・視点によってその意味合いは大きく変わる。1つ言えることはCPUトナメをド派手に彩ってくれることである。
DF「さてと...仕事に向かうか...」
〜新たなる狂演者の誕生が待たれる...〜
-
リクエストの分書いてみました...!
(話の構造を練るのにかなり苦労した...
自分の技量不足を痛感します...)
さて、4度目のリクエスト募集を致します
例によって投稿は土日になるかと思われます
-
>>75
リクエストした者です、ありがとうございます!
全部アイツのせいであり、アイツのお陰でもある、みたいな感じですね。味深い作品をありがとうございました
-
〜〜
なぁ〜んか、新しい催しがあるようでな、なんでも桁違いの強さを持つ異世界チャンプがこの世界で大会を開くっていうんだよ
こうしたことは過去にも例はあったが、世界チャンプだけに気になるところ。てなわけで観察に来てしまった
実際は世界チャンプとか関係なくどっかで見たことあるような奴らが対戦するだけらしいからあんま期待してないんだけどな
-
<第1回大会・第1試合>
灼熱のレイアvsヨシオくん
ふw...他の参加メンツに比べてヨシオくんって名前浮きすぎだろw、どんなメンバーの徴収かけたんだよw、まぁ注目選手だな
お、そろそろ始まるようだな
〜試合開始
ポコポコ パリン! プリ〜 ゲームセット!
試合終了〜
だっはっはっはwwww
なぁるほぉどねぇww、これがヨシオくんか
なかなか楽しい催しなんじゃあねぇか?w
とりあえず最後まで観戦しておこうかね
-
・・・
その後オレは大会の全ての試合を観戦した
流石に初戦のヨシオくんほどのインパクトがある試合はなかったが、徐々に強者が絞られ各々の個性が垣間見えるのは正直楽しめた
そして来たる最弱決定戦
ヨシオくんの再登板だ
・・・
さぁてね、ヨシオくんどうなるもんかね
あまり期待すんのはよくねぇが、それでもコイツのために見てきたと言っても過言でもないし、何か見せて欲しいところだ
〜試合開始
ポコ プリ〜!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ダメだわwww笑うwww何してんだアイツw
いやぁwいいもん見れたわ...w
しかしまぁやられる姿は無様そのものだが...
...
こんな大会にオレも出れるのだろうか...?
-
〜〜〜
この時、なぜそう思ったか
未だに良くわかっちゃいない、
しかしながら確かな願望が芽生えていた
オレもあのステージに立ってみたいと...
そしてチャンスは巡ってきた
[第2回大会 開催決定、及び選手募集]
第1回の盛況ぶりを見て主催が第2回大会を決意したそうだ。しかも大幅に出場選手を入れ替えるという条件で
自然と体が行動に移った...
まず募集要項に目を通す
・マリオ、カービィ、ピカチュウ、ヨッシー、ドンキー、リンク、フォックス、サムス、ファルコン、ネス、この10種の選手を一人ずつ徴収する
・最大技能(レベル9)を満たしていること...
他にも細々と書かれていたが、大まかにはこの2つの条件を満たしていればよい
-
そしてオレはそれを理解したところで
つい口角が上がってしまった、
なんとかなりそうだったからだ
オレは系統としては剣を装備して立ち回るリンク勢、この条件は全くの無問題。
そして技能に関して、
こいつに関してはオレはそこそこ腕に自信はある、今からそれなりに訓練すりゃあ出場できる自信は確かにあった。
その見立ては間違ってはいなかった。
それまでさしてトレーニングをしたことないオレが、結構真面目に訓練した結果...
第2回大会出場試験の最終試験まで残ることに成功した
後は残った数人を蹴散らせば良いだけだ。
だったのだが...
-
まさかの落選、
オレの奇抜な態度を重く見られたそうだが、
むしろ奇抜な方が選手としていいだろ?
なんで落とされなきゃならねぇんだ
代わりに合格したのは、前々から若干癇に障っていたスカした野郎だった。
「キミたちの分も頑張ってみせるよ...!」
だってよ、逆に腹が立つわ。
とぉ〜にかく、この時はむしゃくしゃした
行き場のない怒りと無念が駆け巡った。
しかしそれは意外にもあっさり解消した。
何せ第2回があったんだ、第3回だってあるだろう?
-
それにこれは逆にチャンス、
その第3回でも続投されそうな選手の弱点を自分なりに探し、今後第3回大会に出られた時、有利に事を運べるチャンスとも捉えることができる
そう心に思ってからはまた観戦の日々だ
だが今回は単なる観戦ではなく、いわば偵察
じっくりと観察させてもらった。
因みにオレを落としたスカしたアイツ、
アイツは無敵の転校生などという大層な選手ネームのようだが、一回戦で惨敗
いい気味であるw 無敵()www
かくして第2回大会の観戦、
及びデータ収集が終了した。
こいつは余談だが、
データを収集するにも楽しいものがあった。
これからも試してみようと感じた
-
・・・
その第2回が終わってしばらくして
やはり来た[第3回大会 開催決定]
これ自体は予想通りだったのだが...
今回の大会は少し毛色が違うそうだ。
今までは12キャラでのトナメだったのだが、
第3回大会では48キャラもの選手を呼び込み、予選と決勝トナメにわかれて行うそうな
まぁそんなことは重要じゃねぇ
出場できることに意味がある。
そして、採用試験、今度は態度も少し気にしたところ
第2回の試験から欠かさず訓練したオレが落とされるはずもなく、トントン拍子で合格。
正直呆気なさすぎて度肝を抜かれた。
ちなみに選手ネームは"例の黒光"
意味はよくわからんが悪くない響きだと思う
もう1人受かった"煙草マスターの子"に比べればよっぽどネームとして相応しく感じるな
-
・・・
第3回大会の詳細がわかった
48人も出場しているため予選から始まる。
8つのブロックに分け、その上位3選手のみが決勝トナメに進めるとのことだ。
そのブロック分けは単なる抽選とのこと、
採用試験が終わってしばらくした後、ブロック分けの通知が届き、オレは自分の配属したブロックに目を通した
オレは目を疑った
-
長くなりそうなんでここで一旦区切ります
リクエストが来なかったので、前に選手Twitterを見て思いついた妄想設定を書きなぐりました。が、日曜までに完成に至らなかったので途中投稿。来週の日曜日に続きを書いておきます。
また、リクエストも随時募集しております
-
黒光が主役とは...続きが気になる
-
もぉーしわけない!
十分な続きが書けなかったんで来週に持ち越します...
-
残念、れとふしつつゆっくり待ってます
-
ドルコリン♪との意図せぬスキャンダルが報じられてしまって頭抱えるポインココンビの話をリクエストします
-
>>90
できればそこに相方だけじゃなく相棒のエルバンも混ぜてもらいたいです(懇願)
-
なぜエルバンが相棒枠?
第4回で組んでたポインコだがエルバンは芸人でもないし接点無くないか?
-
>>92
エルバンは第5回でナザレンコ(とミカ)、第7回でポイゾネと組んでるから2人との接点はバリバリあるぞ。
芸人ではないし、エルバンにはドルコリン♪との接点がないが。
-
>>92
は?第7回大会見てないのか?
個人的にはポインコくんの方こそタッグ戦では1試合しか一緒に戦ってないのにいつまでも相方、相方ってポイゾネとのコンビはほぼナザレンコ一択!みたいな扱いは正直どうかと思ってる
少なくとも優勝までした無冠症差し置いてエルバンと接点無いはさすがに何見てきたんだとしか言えない
-
もしかして接点が無いって言ったのはナザレンコとエルバンの2人についてか?
「ポイゾネのスキャンダルについて」だからあくまでポイゾネから見た相棒枠ってことで発言したんだけど
どちらにせよナザレンコとエルバンだってチーム組んだ経験あるんだから接点無いってことは無いと思う
-
>>92です みんな回答ありがとう
すまねぇ今大会から見始めたんだ、ちょっとスレの雰囲気を怪しくしてしまってすまない。
>>91を叩く意味は無くて純粋に疑問だったんだ、スレ主さんもすまん。SS楽しみに待ってます
-
まあリクエストしたのは>>90だしそのままの内容が無難そう
無冠症や☆ンコの話ならともかく、ポインコにエルバンが加わるのは疑問に思う人もいるだろう
-
私の妄想にかかればどんな絡みも誕生します、以上
-
>>98
先生よろしくお願いいたします
-
>>97
そもそもポイゾネのスキャンダルについての話しであってポインコくんの話しって訳では無いんだからエルバン入れたってよくね?って言ったんだよ
-
お待たせしました!>>85の続きを書き始めます!
-
そこにはいくらか異彩の放つ名もあったが
オレが気にしたのはそこではない
"無敵の転校生"...
そう、アイツだ
第2回のオーディションでオレを蹴落とし、
しかも一回戦で敗北したダサ過ぎスカし野郎
そいつと同ブロック、つまり早い段階でオレと直接戦うこととなっていたのだ
オレが思ったことはただ一つ
コイツには負けられねぇ
コイツをボコボコにして予選敗退させてやる...
今思うとあまりに直情的だったが
大会に対する士気が大いに高まった瞬間だった
-
・・・
かくして第3回大会は始まった
オレは意気揚々と初戦の"邪心マグヌス"戦に臨む
オレは今まで収集してきた選手たちのデータと訓練を積んだ肉体とがあり、転校生以外にも遅れを取るつもりは毛頭なかった
だが、甘かった...
同じネス勢とはいえ、名も体も違う選手ともなればまるで動きが違う、今大会から参加したマグヌスに過去のデータなどとても役に立つ物ではなかった。
当然のようにオレは負けた
マグヌスが最後にこう言っていた
「こんなぬるい大会、おれが征服してやる!!」
オレは自惚れていた
鍛錬していたのはオレだけではない
より必死になる必要があった...
-
続くサムス2連戦
脇役は過去データも参照できるため、自滅も決めて優位に立ち回れた。我ながらうまくいった試合だったと思う
しかしながら、続いてのたまたま戦
これがなかなかにオカシイ、
脇役と同様に挑んだにも関わらず大敗
1勝2敗、予選敗退に王手がかかってしまった
オレは経験の無さを痛感せざるをえなかった
対する転校生はというと
あのマグヌス、たまたまを破り3連勝中、
誰が見てもブロック突破有力候補だった。
当時のオレの軽率さに腹が立つ、
何が転校生を予選敗退に追い込むだ!
できるわけねぇだろ、他の選手の力も必要なわけだしな!
だが、もう一つの計画、転校生をボコボコにする、
これだけはなんとしてでも成功させたい
オレの試合、転校生の試合、あらゆるリンク勢の試合
それらを何度も見返して決戦の日を待った
-
...そしてきた
試合前に転校生が
「久しぶりだね、こうして手を合わせることになるとは思わなかったよ、今日の試合はよろしくね!」
と、手を差し伸べてきた
当然オレはその手を取らずに
「よくオレのことを覚えていたな」
と返した、すると
「君は何か異質な雰囲気がしていたからね...
印象に残ってるよ...そしてハナから負ける気は無いけど、何故だか君相手には負けたく無いな...悪いけど全力でいかせてもらうよ...!」
こう伝えられた
はん!こっちは本気どころじゃねぇぜ
その場は無言で立ち去らせてもらった
-
そして...
試合直前深呼吸をし、データを思い返し...
頭は冷静に、そして体は猛烈に
オレはその試合に臨んだ
[Cブロック第12試合]
無敵の転校生vs例の黒光
不用意に跳んだところに上強から横スマぁ!
またも不用意な回転斬りに下スマぁ!
復帰阻止にスターロッドォ!
転校生は復帰力が足りず、一気にラストストック
上手くいった...想像以上に...w
きぃもちぃ〜〜〜〜〜〜〜wwwwwwwwww
つい最後の最後には煽るように復帰アピールを決行w
その時の転校生の必死な顔たるやw
お陰で釣りアピールのような形になり
下突きが綺麗に決まり、イージーウィン!大勝!
オレが見ても、おそらく他人が見ても満点の試合だったわw
-
試合後、転校生は悔しそうな表情をオレに見せたのちに深々とお辞儀をした
本当はこの時、煽りたかったのだが、現在転校生の方が戦績は上、オレが煽ったところでカッコ悪いだけだった
結局その場では何も言わずに立ち去った...
・・・
しかしながら、今回の結果を受けて面白いことになったのに気がついた
この予選では戦績が並んだ際、残ストックも重要になってくるわけだが
先に5戦終えたマグヌスが4勝8スト残し
Cブロック1位通過がほぼ確定
そして、オレ、脇役が2勝で残ストックが4と5
転校生が3勝で残ストックが5
つまりだ、残りの試合でオレと脇役が勝ち、
転校生が負けた場合...
転校生の予選落ちが見えてきたw
これは爆笑ww
オレはラストの鳴りやまぬヨシオ戦を1ストックで勝利することを決意。というのも転校生が敗退するパターンの場合、"オレ"との当該対決で負けたため敗退という転校生が最も悔しい状況になると思ったからなwww
後は脇役を応援して、転校生に勝ってもらうだけだ
-
そして迎えたCブロック14試合・15試合
オレは鳴りやまぬヨシオに1スト勝利、
これは想定通り(少し危なかったが...)
問題は次の試合、脇役に勝ってもらう必要がある...オレは人生で初レベルの応援をした...
そして、
脇役勝利!ww
Cブロック予選通過者は!
マグヌス、脇役、そして黒光ぃ!
3勝0敗 "だった" 転校生さん!
お疲れ様でーすwwwwwwwwwwwwwww
終わってみれば大会前の計画通りの結果
努力が報われたようでスカッとした
またこの後、無敵()の野郎が
「悔しいけど...君には大敗だ...
どうか俺の分も決勝トナメ頑張ってくれ!」
そう言ってきた
ん?決勝トナメ...?
-
そういや予選を勝ち上がると決勝トナメがあるんだったなぁ...転校生潰しに夢中になり過ぎて忘れていた
...しっかしどうすっかなぁ、決勝トナメ
どうにも満足感を覚えてしまっている節があり、士気が上がらない
ただ、まだ少し引っかかる部分があった
それの原因が何かはわからないため悩むこととなった
-
・・・
オレは考えた
決勝トナメに何をしにいくんだ?
優勝を目指すのか?
否、今までオレは優勝なんか考えたことはなかった
じゃあ、何のためにトナメに参加した?
転校生を潰すため? いや、違う
ヨシオくん、そうヨシオくんだ
ただただ無様にやられているだけ
それが大変様になっているヨシオくんの試合を見て
何かを感じ取ったからだ
オレも試合に出たい...と
それは何故だ...
未だにはっきりした答えは出ない
ただ、思うにヨシオくんは輝いていた
ステージという舞台の上で...
...
・・・
-
そんなことを考えながら迎えた決勝トナメ初戦
相手は♀幻のギルティースMk.Ⅱ
だが、相手などどうでもよくなっていた
結論が出た
オレはオレが1番やりたいことをやらせて貰う!
転校生よぉ〜てめぇはオレに言ったな
オレの分も頑張ってくれ と、
お前に言われて頑張りたくはねぇなぁ!
[自滅3回、自爆1回]
頑張る素ぶりなぞ微塵も見せたくねぇわw
オレは酷い試合をして初戦敗退することとなった
その時、笑っている観客もいたが明らかに半数ほどの観客の目は冷ややかであったな
だが、オレの気持ちはより晴れ晴れしていた
ふぅー!いやぁ大会出てよかったわ
決勝トナメに関する違和感も吹き飛んだ
もう大満足だわwww
-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同キャラ対決における大勝とトナメ史上に残るクソ試合をやってのけた例の黒光...
この後、同期の煙草マスターの子が第3回を優勝したこともあり、注目されなくなり、その後のトナメには出場しなくなった...が、
まず間違いなく爪痕を残した
CPUトナメは勝ち負けではない
ステージ上にいたコイツは間違いなく
ドス黒いながらもしっかりとした輝きを放っていた
例の黒光とはよく言ったものである...
...それと、黒光はこの後、あらゆる期待を不意にして、トナメの存在自体を揺るがすようなとんでもないことをやってのけるのだが、まぁ、やるよね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-
転校生「やはり黒光も参加するそうだよ」
たまたま「あら?もうトナメには参加しないみたいなこと言ってた気がするし、てっきり参加しないんじゃないかと」
転校生「...まぁ、第3回に参加した後のあいつはとても楽しそうだったからね、それもムカつくくらいに。多分トナメを存分に楽しめているんだろうから、また参加したくなったんじゃないかな...」
たまたま「貴方、ちょっと羨ましそうね」
転校生「...何にせよ、あの時の借りをあいつに返したい...!そして俺は第8回への出場権を手に入れる!」
たまたま「私なんて眼中にないって感じね」
転校生「い、いや、そんなことないよ!当然当たったら全力でお相手するよ、リベンジなんてさせないさ!」
たまたま「ふふ...楽しみね、お互い本戦に戻れるように頑張りましょうね」
〜例のトナメに続く〜
-
これにて終わりです
そして
一週空けてしまってほんとぉに申し訳ない!
来週はなんとかキッチリ日曜日に>>90のリクエストを消化します...
-
>>104
「あのマグヌス、たまたまを破り」って言うと
マグヌスはともかく、たまたまが強そうにみえるからやめてwww
-
失敬...今日はGFとのことで
今回の自分のコミカルよりの作品を公開するのは明日の最弱決定戦の日の方がいいかなと思いましたのでそうさせていただきます、ご理解お願いします
-
黒光はヨシオくんの大ファンなんかと思えてきた
-
大嘘をついてしまったこと本当に申し訳ない
執筆に使用していたスマホがお釈迦になってしまい、執筆内容の損失&ここへのサクセスの困難になっていました
現在大急ぎで内容の復旧に励んでおります
なんとか明日ほどに投稿できたらと思います
-
私的妄想短編・第10号
〜CPUトナメ界のちょっとした非日常〜
*はじめに
このお話はCPUトナメの試合は毎日行われるわけではなく(特に連戦になるトナメ終盤)、その試合ごとに空く試合間中に選手が副業をしていると妄想した世界線です
また、色恋沙汰を取り上げているため、そういった創作が苦手な方はご注意くださいませ
-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
CPUトナメにはまだ結構謎がある
何故トナメが開かれるのか?
選手はどこから集まってくるのか?
どうして選手はこんな人選なのか?
まぁ、魅力的な人達が集まれば大会が開かれるのは世の常なんで深くは考えないとして、
ともかく!多種多様な選手が混在しているのである!
ヒーロー、マスコット、傭兵、社会人、学生、ただの子供、家族、邪悪、謎、etc...
そして、芸人やアイドルが兼任するのも珍しくない
いわゆる有名人である彼ら、
彼らが肉弾戦をする。それはさぞ楽しいことではあり、人気に拍車をかけてくれる...が、
時にはちょっぴり怪しげな噂になることも...
-
・・・
時は第8回、決勝トナメlosers3回戦
支持率No.1芸人ナザレンコの相方、
紅きポイゾネサスくん
vs
デビュー当時から殺人的な可愛さと強さを披露する、ドルコリン♪
共に人気も実力もあるもの同士
オーディエンスは燃えに燃え
好試合が期待されていた...
試合がスタート...
そして事件は起きた
いつもは的確な間合い管理を見せる強者のドルコリン♪ の動きが何故だか悪い...
非常に思い切りがないのだ...
誰かが物語る
「あのドルコリン♪ の動きが非常に鈍っている...相手はあのアマイマスクのポイゾネ、
アイドルとイケメン、、、後はわかるな?」
「は!?何言ってんのてめぇ!?」
「ただ、ポイゾネ相手なら納得ダァ!」
「た、確かに...!」
「でもよぉ〜アイドルがそんなことでいいのかぜ?スキャンダル案件やで」
「せや!ドルにゃんは俺らを見てくれる!」
そんなこんなで怪しい噂が立ちまして...
んまぁ、案の定スキャンダル記事が組まれまして
【熱愛発覚!?】乙女なドルコリン♪
本来は憶測にしか過ぎんのだが、ドルコリン♪がポイゾネの顔にベタ惚れであるというのは当然のように扱われた...
-
・・・
[とある番組]
司会者「さて、本日は現在ホットなあのかたをスペシャルゲストとしてお呼びしております!どうぞ!」
ポイゾネ「ど、どうも...」
観客<キャー!! サスクンー!!
ナザ「え!お前きてたのか!?」
司会者「流石の黄色い声援ですなぁ、
サスくんを狙う観客の皆さんも少なくないんじゃないんでしょうか...!
さぁ!そんななか、当然このスキャンダルの話題です!サスくん!この記事どう思われますか?」
-
ポイゾネ「いやぁ...まぁ、アイドルから好かれているのだとしたらそれは嬉しいなぁ」
ナザ「他人ごとかよ!?」
観客<wwwww
司会者「もし、本当に、好きだと言われたら
その話を受けるつもりはありますか!?」
ポイゾネ「んーー...」
観客(♂)<何悩んでんだ!失礼だろ!
ナザ「ちょ!キレのいいツッコミが観客からw!」
ポイゾネ「そうですね...それでは」
ナザ「ゴホォン!ゴホォン!」
ナザ(バカバカ何答えようとしてんだよ...)
ポイゾネ「そ、それでは...ボクにはナザレンコがいるのでお答えするのは難しいですね...」
ナザ「なんで俺たちが付き合ってるみたいになってるの!?ただ共演者やからね!?」
観客<wwwww
-
・・・
そう、やすやすと答えるわけにはいかない
自分も有名人、相手はアイドル
ファンの気持ち、社会的な見方、
あらゆる面から慎重にならざるを得ない
・・・
-
[ポインコ楽屋]
ナザ「参るなぁ...最近は例のスキャンダルの話ばかりされて、ネタ的にも困るんだぜ...」
ポイゾネ「トナメを理由に番組には殆ど出ずに済んでるけど、これが終わったら、その後のことだね...」
ナザ「んだな、その前にドルコリン♪ とも話をつけておかなくちゃな、で、連絡は取れたのかよ」
ポイゾネ「それが...全然連絡に応じてくれない...当然事務所にも断られてるから、マズイ展開だね...」
ナザ「わかっちゃあいたが、厳しいな...」
ポイゾネ「取り敢えず手分けして探そう、
彼女もトナメ出場選手、応援とかには流石に来るはずだよ」
ナザ「ポイゾネは次の玄酔楼戦に備えとけ!
俺がなんとかするぜぃ!」
ポイゾネ「...じゃあよろしくしていいかな、あの人の相手は万全の状態で行いたいしね...」
ナザレンコ「おうともよ!」
-
・・・
こうしてドルコリン♪ の捜索が始まる...
・・・
[20人目の☆ンコの吉見 その1]
ナザ「というわけなんだミカ、なんか知ってるか?バルザードたんとかとアイドル事情について話したりしないか?」
ミカ「いや、聞かねぇな...バルザードは俺と対面するとビクビクしやがるかんな、あんま話さん。一体何が怖いというんだ」
ナザ「名前だろう」
ミカ「まぁな」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[ヨシオ芸人]
ナザ「ヨ・シ・オ・くぅ〜〜〜〜〜ん!!!
ドルコリン♪ に見かけた?」
原種「え、なぜこのぼくに訊くの?」
ナザ「やっぱ知らんか、ヨシオくんだもんな」
原種「ちょ、仮にも先輩なんだぞ!もっと敬った態度をとってほしいな!」
ナザ「もwうwしwわwけwなwいwww、んじゃ!(逃走」
原種「......... 待ちやがれえええ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後も聞き込み続けるナザレンコだったが...
-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ナザ「ぐぬぬ...収穫0か...」
一通りあてを回り終えたナザレンコは
変装したまま会場の座席でうなだれていた
ナザ「エルバンは敗退したばっかでこの話を振るのはどつかと思うし他にアテがねぇなぁ...うーむ...」
エルバン「どうしたの?ナザレンコ?」
ナザ「おう!?いぇあ!?エルバン!?」
エルバン「何その驚き方」
ナザ「い、いやその、大会お疲れさま...」
エルバン「何悩んでたの?」
ナザ「うぉっと?お疲れ感じないフランクさだねぇ」
エルバン「デスエンにあそこまで綺麗に負けちゃったらさ、いっそ清々しくなってね、悔しいは悔しいけど、さっと切り替えられた、んで、どうしたの?」
ナザ「実はな...」
エルバン「...ドルコリン♪ の居場所ならわかるよ」
ナザ「なにぃ!どこだ!」
-
エルバン「詳しくは後で伝えるけどタマムシシティとあるビル、アイドル事務所の管轄のところ」
ナザ「...よく知ってんな」
エルバン「呉々も内密にお願いするけども、知人にちょっとしたアイドルの追っかけがいてね、情報を教えてくれたんだ」
ナザ「ほーぅ...んじゃそのビルに行って...」
エルバン「当然中には入らせてもらえないと思うよ」
ナザ「だよなぁ...」
ナザ「ちょっと思いついたんだが」
エルバン「え?なに?」
-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こうして始まる...
芸人生命を賭けた不法侵入計画ッ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-
ナザ「いいか?エルバンはPSIで俺を投げる、それに合わせて俺はファイヤーを発動、それに合わせてポイゾネが向こうのビルから跳んで俺を踏み台にして向こうのビルのベランダに飛び乗る、我ながら完璧だな!」
ポイゾネ「マジでやるの?」
エルバン「よしやるぞー!」
ナザレンコ「ポイゾネは配置に付けー!」
ポイゾネ「え?え?」
ナザレンコは根っからのエンターテイナー!
エルバンは歴戦の強者といえど子どもッ!
詰まる所楽しそうなことに目がないのだ!
-
[配置完了]
エルバン「いっくよー!」
ナザレンコ「しゃっあああああああああああ!!」
...
流石のエルバンのコントロール
ナザレンコは綺麗に飛んで行き....
ナザレンコも見事なファイアフォックス
洗礼された精密な位置どりを見せる...
そしてポイゾネがジャンプして....
....
ナザレンコを踏み外した
-
ポイゾネ「あ」
ナザ「うおおおおい!!」
ヒュ〜 ドサー!!
最大な落下音が響く
ナザ「うぉ...いてぇ...ポイゾネは無事か?」
エルバン「しっかり受け止めたよ」
ナザ「グッジョブ〜」
ポイゾネ「いや申し訳ない...」
エルバン「予想通りだし、いいっていいって、まだ試合のあるポイゾネに怪我させるわけにもいかないからね!」
ナザ「オーディエンスがいないのが悔やまれるな...」
-
ポイゾネ「結局ダメだったね...」
ナザ「マジでやる気だったの?」
ポイゾネ「...え?いやだって...え?」
???「なんの音?」
その声は頭上から聞こえた
???「あら?もしかして...ファルコンキック!」
スタ...
炎をまといながら降りてきた彼女は...
ドルコリン♪ 「ポ、ポイゾネサスくん!」
ことの発端、戦うアイドル
ドルコリン♪ その人であった
-
エルバン「思いがけず上手くいったね...」
その後暫しの沈黙...
エルバン(ど、どうしよう、これ...)
ナザ(完全に想定外だが、計画通りになったぞ...)
・・・
ドルコリン♪ は顔赤らめてポイゾネの方を見ようとして結局目をそらす、そんなことを繰り返していた
そんなドルコリン♪ を見てこの男が口を開く
-
ヨシオくん「お?...お!ドルコリン♪ !やっと見つけた!これで先輩としての責務は果たしたも同然!...ってあれ?ナザレンコ?ちょうどよかった!今ドルコリン♪ を見つけたよ!居場所はここだ!どうだ!ヨシオくんだってやるときはやるんだぞ!」
ナザ「....」
ナザ (空いた口が塞がらねぇ...)
ポイゾネ「ヨシオくん、ありがとうね」
ヨシオくん「それほどでもない( ̄+ー ̄)」
ポイゾネ「ねぇ、ドルコリン♪ ちゃん」
ドルコリン♪ 「は、はい!」
ポイゾネ「ボクのことどう思ってるのかな?」
ナザ(なんじゃその聞き方ぁ!?)
-
ドルコリン♪ 「えっと...その...」
戦えど、抱きにくれど、アイドル...当然乙女
ドルコリン♪ は小さく呼吸をした
まごついた感じを振り払うようにして
思いっきり声に出した!
ドルコリン♪「好きです!付き合って下さい!」
ポイゾネ「・・・」
-
アイドルとして立場として
そんな細かいこと以前に
非常に重く鋭く儚い宣告が為された
ポイゾネ「・・・ごめん」
ドル♪「...そんな」
ポイゾネ「僕は...まだ本当の君を間近で見れていない、本気の君を、強い君を僕は見てみたい」
ドル♪「...!」
ポイゾネ「僕は君のことをまだよく知らない...だから答えられない」
ドル♪「...そ、そうよね!当然だわ!
あたしったら度胸が全然なくて...
...わかったわ!見てなさい!次の大会にでも
貴方を倒して見せるわ!それまで待ってて下さいね♪」
ポイゾネ「ああ...!楽しみにしてる!」
-
・・・
鬼神及びイケメン、時々ドジっ子兼芸人
そんな彼でも一貫していること
それはトナメへの情熱である
ドルコリン♪ はそれを凌駕することはできるのだろうか...
・・・
-
ヨシオくん「なんか大解決したっぽいな、ヨシオくんのおかげかな?」
ナザ「ああ、よくやってくれたよ、頭が上がらんわ、あんたはスゴイ人だ」
ヨシオくん「褒めたって何も奢ったりしないぞぉ!」
・・・
-
この後、ポイゾネはトナメで猛攻を披露
加えてドルコリン♪ からもポイゾネとの噂を完全否定する旨が公表された
あらゆる盤面は振り出しに戻ったかもしれない
また選手たちは日常通り次の試合に全力で臨むだけだろう
しかし、ここにまた新たな因縁ができたのは確かだ
トナメ界の選手関係は試合によって再び彩られる...
〜まだまだ続いてく〜
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これにて完結です
そして本当にマジで申し訳ない期限大幅遅れ
次の作品なのですがまたリクエストを募ります
ただ、まだ環境が安定しておりませんので執筆期限は未定とさせてください
強いて言うなら過去ログ送りになる前には投稿いたします
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純白とライムライトっていう環境の違う同レベルの話を見てみたい
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色んなキャラのところへ行き勝手に相手を兄、姉認定する自称妹の話とかどうでしょう?
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ありがとうございました...原種はなにしとんwww
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未来(スマブラSP)について思いを馳せる1回勢の話なんてどうでしょう?
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>>142 >>143 >>145
リクエストありがとうございます!
なんとか次の月曜日までに>>142を投稿する予定です
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私的妄想短編・第11号
〜2つの新星〜
史上最大規模の大会、第8回CPUトナメ
その目玉はなんといっても期待の新風"レベル8勢"
その新鮮な立ち回りを駆使したニューカマーたちは瞬く間に予選を暴れまわり、レイアの予選敗退、ドンキー勢の予選通過などなど様々な事件を巻き起こした
中でも予選終了後も決勝トナメで唯一レベル9勢に勝った2人には眼を見張るものがあった...
まず、時は例の大会まで遡る...
-
・・・
[この大会で優勝した者は本戦に出場するチャンスを得られる]
こう書かれた招待状がライムライトの元に届いた
少年は即座に参加を決意。
それはそうだろう、出場が決まった第6回大会への参加を不慮の腹痛で不意にしてしまっていたのだ。戦いたい鬱憤がたまっていたようだ。
-
そして始まる『幻想杯』
初戦の相手永遠のエースを難なく倒し、
第2戦無敵の転校生戦へと望んだ
(絶対に本線に参加してみせる!)
ライムライトの気迫には皆驚きを隠せなかった
投げを駆使した強烈な立ち回りで転校生を追い詰める
しかし、ライムライトには足りないものがあった
それは"実戦経験"
つい足を滑らせ事故を起こしてしまった、
その後も転校生が冷静な立ち回りを見せ敗北
観客も実況も認める名試合ではあったが
ライムライトの挑戦はここで終わってしまった...
-
〜試合後〜
転校生「ありがとう!いい勝負だった!」
ライム「...」
無言で握手に応じるライムライト
転校生「...ごめん、嫌味みたいになってしまったね」
ライム「あ、いえ!とんでもない!...つ、次の試合も頑張って...ください...」
転校生「そんなに気を落とすものでもないよ、この界隈は観客の心を掴めたかどうかが全てなんだ、きっと君にはまた...というかすぐにでも回ってくるんじゃないかな?」
俯いていたライムライトが顔を上げる
転校生が優しく微笑んでこう続けた
-
転校生「大事なのはここで腐らないことだと思う、大丈夫!君の努力は報われるさ!...まぁこんなこと俺が言っても説得力なかったかな...」
ライム「...ありがとうございます!なんかまだ頑張れる気がしできました!またお手合わせする時があればお願いします!」
転校生「了解!ただ、俺はこの大会を優勝して本戦に戻らせて貰うつもりなんだ。
アイツにも借りを返したいし...
だから、会うなら本戦だね、頼むよ!」
ライム「はい!...アイツって誰ですか?」
転校生「あー気にしないで、こっちの話」
-
・・・
こうして1つの約束が交わされた
その後転校生はたまたまに敗戦し、3位へ
約束が果たされる日が遠くなってしまった
対するライムライトはと言うと
なんと第8回への参加切符を手に入れていた
「やったああああああああ!!」
彼の熱意が視聴者に届いたのである
-
・・・
時を同じくして
ここにも静かに喜びを噛みしめる者がいた
名を"堕ちる純白"
彼もまた思うところがあり、CPUトナメへの参加を希望しており、無事第8回への参加が認められたのである
純白(大丈夫...僕の思った通りやればいいはずだ...)
-
純白には1つの考えがあった
直近で行われた幻想に消え失せた試合でもそうだが、リンク勢の先輩はあまりに自滅がもったいない。これでは勝てるものも勝てないじゃないか
なぜ自滅をしない立ち回りをどの先輩もやらないのか、いささか不思議であったのだ
なればこそ、自分がやろうと大会へと歩みを進めたのだ
-
・・・
この2人が出会うのはこれからあまり日がたたないうちの出来事であった。
それもそのはず、この2人同じ予選ブロック放り込まれたのだから。同じ予選ブロックともなれば自然とそこでコミュニケーションが生まれる...
-
〜会場にわけ予選ブロック分け終了後〜
エルバン「君が幻想杯で大活躍したライムライトくんだね!」
ライム「あー!!エルバン先輩!そんな活躍なんてぇぇえああ、2回戦負けなんかダメダメですよぉ!」
エルバン「大げさだなぁw、でも悪い気はしないなぁ、なんて」
ライム「せせせ先輩!どうにか胸を狩らせていただきまっす!あああれ?なんか違う?」
エルバン「恐ろしい日本語になってるよ...リラックスは大事だから気をつけて...」
-
モルダー「エルバンさん、ライムさんお初にお目にかかりますモルダーです」
エルバン「君もネス勢のモルダーくんだね、今回はよろしく」
ライム「よろしくね!後、僕に対しては敬語じゃなくていいよ!今大会が初みたいなものだし!」
モルダー「左様ですか、では2人の時にはそうさせていただきます...そして私はあなたたちに勝ちに来ました、倒す算段はついています...!お覚悟ください...!」
エルバン「おぉ!楽しみにしてる!」
-
そのやりとりの傍では
パターソン(はぁ...なぜ...なぜ...ネス勢が3人もいるんだああああああああ....)
アルザーク「大丈夫?顔色悪いけど...あれでしたらお飲み物でもお持ちしましょうか?」
パターソン「ぁ...ぃぇ...大丈夫ッス...」
(愚痴の1つでもこぼしたかったがこんな大先輩に言えるわけねぇえええ...)
アルザーク「そう?深呼吸でもしなさいね」
(緊張しているのかしら...)
-
そしてもう1人、白服の青年が静かに他の選手の様子を見ていた
純白(一筋縄では行かなそうな選手ばかりだ...ちょっと外れブロックかな...まぁ仕方ない、頑張ろう...)
ライム「ねぇ」
純白「ん、はい、なんでしょうか、ライムライトさん」
ライム「君が純白くんだよね、挨拶しておこうと思って、対戦楽しみにしてるよ!」
-
純白「いえ、こちらこそ...胸を借りるつもりでやらせていただきます」
ライム「それだー!」
純白「何がでしょうか?」
ライム「あ、いや、ごめんこっちの話、
後、僕に対しては敬語じゃなくていいよ、今大会が本戦初参加だし!」
純白「...いえ、形式上はあなたの方が先輩ですし申し訳ないですけど敬語を使わせてもらいます」
ライム「えーー!」
(見た目は転校生さんに似てるけど...性格はだいぶちがうっぽいなぁ...)
-
・・・
そんなこんなで結成されたCブロック
結果から申し上げてしまうとこのブロックは実に死のブロック!
ライムがエルバンを撃破する
それに伴い一位通過がライムライト
ネス勢の初予選落ち
アルザークが1勝しかできないなど波乱であった
-
・・・
〜予選終了後〜
エルバン「ライムくん!決勝トナメで会おう!絶対にリベンジさせてもらうよ!」
ライム「あ!あい!絶対会いましょう!」
モルダー「力を抜いたらどうだ?というか君の実力は確かなものだ、自信を持て、深呼吸だ」
ライム「そうだね、ふぅー、ん?あ!純白くん!」
純白「なんでしょうかライムライトさん」
ライム「決勝トナメ頑張ろうね!」
純白「言われずとも頑張りますよ、あなたにはしてやられてしまいましたが、自分のやりたいことはきっちりできてます。決勝トナメで会えたらその時は確実に刈り取らせていただきます...」
ライム「うん!楽しみにしてるよ!」
-
・・・
そして始まる決勝トナメ
当然強者が集まり熾烈を極めるわけだが...
なんとライムライトと純白はwinners決勝戦にまで上り詰める、ライムライトは玄酔楼を、純白は天才を倒しており文句なしに強豪と化していた。
特に純白は己の信念を貫き通しここまで自滅無し
その甲斐もあってタバスコにも勝っている
気合の感じられる立ち回り出会った...
-
・・・
ライム「正直本当にまた会えるとは思わなかったよ...」
純白「私もです、だが実際になった...こんなに熱い気持ちになるのは初めてです...!」
ライム「僕もだよ!それになんだか純白は僕のとてもお世話になった先輩に似ている気がするし、なおのこと嬉しいよ!」
純白「...私に似ている先輩、ですか?」
ライム「うん!まぁ見た目とかだけだけど!」
-
純白「...でしょうね、私のような先輩など見た覚えがないですから...それにしてもやけに先輩を慕うんですね、ライムライトさん」
ライム「そりゃあね!先輩に憧れてこの大会に参加してみたんだから!」
純白「私とは真逆ですね...」
ライム「...え?」
純白「なんでもないです...試合会場に行きましょう、リベンジ果たさせてもらいます」
ライム「あ、うん!負けないよ!」
-
・・・
この試合は徹底したネス対策を組んだ純白が余裕の勝利を見せる結果となった
試合後握手を求めたライムライトだが、純白はそそくさと試合会場から離れていた
この後の展開であるが
ライムがlosers決勝で死皇帝に敗れることとなり
純白もまたGFで敗れることとなった。
この試合で純白は初めて自滅をした
優勝はトナメの最古参、死皇帝
2人としては大先輩の優勝となった
この諸々の結果は2人に変化をもたらすこととなる
-
・・・
ライム「純白くん!大会お疲れ様!そして二位おめでとう!!」
純白「ありがとうございます。グランドファイナルでは少々戸惑ってしまいましたが、今大会全体で見れば自分をうまく出し切れた感じがします」
ライム「純白くんには上手いことやられちゃったからなー、純白くんのあの姿勢、見習って行こうとおもうよ!」
純白「ん?何の話です?」
-
ライム「先輩に疑問があったから選手になったんでしょ?僕も先輩に憧れてドギマギするばかりじゃダメだなぁって、むしろ先輩の欠点を探さないとなぁって、そうでもしなきゃデスエンペラーさんも倒せないなって」
純白「あれ聞こえてたんですか...、いやしかし私も持論を改めねばと思っております。デスエンペラーさんの優勝を見て、そして私自身が自滅をしてしまったところを顧みて、もっと先輩の姿勢を受け入れていく必要もありそうだなと思いました、独学にも限界があるな...と」
ライム「んー何だか難しいね...」
純白「詰まる所ですね...あー」
ライム「?」
-
純白「ライムくん」
ライム「...!」
純白「...これから敬語を辞めてもいいかな?」
ライム「いいよいいよ!ぜーんぜんOK!
...でも急にどういうこと?」
純白「...僕は敬語を使うことでライムくんを遠ざけようとしていたなぁ、と感じたんだよね。別に嫌っていたわけじゃない、でも心の中にある先輩に対する不信感がそうさせったっぽい。だけど僕はこれからいろんな先輩から学びたい。だから先輩の方式に合わせてみようかなって」
-
ライム「うん、まぁいいことだね!(?)」
純白「改めて、よろしく!」
ライム「こちらこそ!」
・・・
先輩に憧れるばかりではダメだ
その心は遠慮を生んでしまう
先輩の教えを聴かないのもダメだ
その技は隙を生んでしまう
1つの大会は人を成長させる
特に熱い思いで参加した選手たちは
成長した姿はより逞しく美しく輝く
-
・・・
ライム「でもあれだね」
純白「なんだい?」
ライム「急にそんなフランクになるのもなんか違和感だね」
純白「・・・どうしたらよいでしょうか?」
ライム「あーーー戻さなくていいよ!」
〜完〜
-
なんとか書き終えました
そして次回なのですが今もらってるリクエストを消化したいと思います、また、ここで一旦リクエストの方も打ち止めさせてください
理由としてはこれから投稿頻度が下がり、消化できなくなることが予想されることと、自分が書きたいSSがでできそうだからです
次の更新はまた遅くなりそうです
過去スレ行きにならないよう頑張ります
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リクエストした者です。
先輩への想いという部分に着目するとは……正直思っていた以上のものを書いていただけて大満足です。
ありがとうございました!
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支援のドドン
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(うーむ...>>143のお題なんだが、なり垢だったり、勇者ヨシオの冒険譚が強すぎて、劣化版になってしまうぅ...妹を絡めた別の話でもいいやろうか...)
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すいません、こちらのモチベが上がらず、リクエストを放置して、笑点のSSを書いてありました。こちらもなんとか進めていきます
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>>175
(返信が)遅れた
作者さんが書きやすい感じで大丈夫です!!!
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笑点と同じ人だったのか
どちらのSSも大好きなので、応援しています
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やる気があることだけ報告
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応援age
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待ってる
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もうかなりレス無いけど失踪かな?
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筆が進まずリクエストを消化できてない現状です...
最近はリクエストを無視して何かを書くか
一旦スレを畳むことを考えてしまっています
無責任ですみません...
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お、したらば自体は見ていらっしゃるんですね
SSは自分が楽しく書けるかが第一だと思うので私は全然良いと思いますよ
書かなきゃ・・・(使命感)ってなってしまったら大体碌な事になりませんし(実体験)
-
まことに勝手ながら、一旦スレを閉じさせて頂きます
再開時はスレの新規作成を願います
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