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【2016】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 総評審議所

151総評3:2017/04/20(木) 01:01:17 ID:???0
>>130の修正

事態が動いたのは3月。
奇策で勝負に打って出たのは自称「普通じゃない」メーカーのしろいぱんつ謹製「グリモ☆ラヴ 〜放課後のウィッチ〜」(通称:グリモ)だ。
本作は伝説のクソゲー「四八(仮)」の様にオカルトや超常現象を元にしたショートストーリーの集合体となっており、その数なんと220話に及ぶ。
問題とされたのは各話の構成がメチャクチャな事である。
エピソードの途中で全く時系列が異なる別のエピソードが何の前触れも無く挿入されて進行してしまう為、普通にプレイしていてはストーリーラインを理解出来ないのだ。
ニュータイプ覚醒用ゲームと揶揄され2009年KOTYe大賞に輝いた「りんかねーしょん新撰組っ!」を思い出す仕様であるが、グリモはまたそれとは異なる趣向を凝らしている。
並びを整理すれば読めるシナリオとされたりんかねとは違い、本作は並べ替えても意味不明なのである。

その理由は各エピソードの内容の無さに起因する。
220話収録と言ってもメインストーリーに影響するのはその内せいぜい1割で、他はワンパターンのやっつけ仕事で超常現象を解決する薄味エピソードか
「ヒロインが寝てるのを見た」「超常現象が起きたけど無視した」等の10クリックそこらで終了する意味無しエピソードばかりである。
売りの超常現象解決もエピソードが始まるや否やすぐに原因となる化け物が現れ、間髪入れず魔女ヒロインがワンパンで撃破するコピペでしかない。
その急展開ぶりは「2ページで終わる地獄先生ぬ〜べ〜」「ソードマスターヤマト」等と例えられた。

単に理解不能で面白く無いだけでも厳しいが、グリモはその意味不明さとは裏腹にある種のホラー性も備えている。
ブラクラと称される狂気を放つ風紀委員という名の謎の生物、他のキャラと違い異常に画力の高いゾンビ、気持ち悪い人面犬の校長、何故か味方のエジプト神メジェド様等々
常人の脳みそを一瞬にしてショートさせる狂気が押し寄せる。
オカルト好きのメンヘラの脳内とされるカオスワールドは一周回って怖いと期せずしてホラー性を評価されてしまったのである。


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