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タブンネ(異端)
1
:
名無しのデデンネ
:2015/06/25(木) 22:48:26 ID:DI.vrfDQ0
この小説はタブンネが主人公です。
どうぞ見てやってくださいまし。
2
:
名無しのデデンネ
:2015/06/25(木) 22:50:53 ID:DI.vrfDQ0
ここはとある森…いろいろなポケモンが生息している。
同じ「ポケモン」という括りでもいろいろな特徴がある。
そしてもちろん戦闘力にも差があるわけで、強いものがより有利に生存できる。
では弱いポケモンはどう生きるのか?種族ごとに集落を作るのである。
この森にもそんな集落はたくさんある。例えばこののどかな集落はタブンネの物だ。
3
:
名無しのデデンネ
:2015/06/25(木) 22:55:37 ID:DI.vrfDQ0
全国 No.531「タブンネ」
分類 : ヒヤリングポケモン タイプ : ノーマル
高さ : 1.1 m 重さ : 31.0 kg
攻撃は苦手だが体力はある。
味方をサポートする技を多く覚えるため、バトルではサポーターとして活躍することもできるのだが、、、
あいにく、ここは自然の世界。一部の友好的な種を除けばほぼ自分の種だけで生きていかなければならない。
よってサポートが得意でも、あまり自然界では意味をなさない。
だからタブンネはこうして集落を作り、身を守っているのである。
4
:
名無しのデデンネ
:2015/06/25(木) 23:24:30 ID:DI.vrfDQ0
この草で小屋のようなものはタブンネの巣で、一つにつき、一家族が住む。
タブンネの一家族は大体3〜10匹ほどと言われている。
そしてここにはタブンネの巣が15戸ほどあるので、人口…生息数は100匹ぐらいだろうか、
普通のタブンネの集落ならこの巣がいくつか集まっているだけなのだが、
ここは少し特殊だ。
巣の集まりを囲う様に4つの監視台のようなものが立っていて、そこからタブンネが地上を監視している。
…こんなに警戒心の高いタブンネの集落はめずらしい、でもそのおかげでこの集落は長い間平和が保たれている。
おそらくこの集落の首長は相当賢いのだろう。
そしてその有能な首長は集落の真ん中にある、他より一回り大きい巣に住んでいるのだろう。
そういう物なのである。
5
:
名無しのデデンネ
:2015/06/26(金) 00:04:40 ID:n5TrMv/E0
この草で小屋→この草でできた小屋
―――
>>2-4
でプロローグ終わり
6
:
名無しのデデンネ
:2015/06/26(金) 21:47:07 ID:6o5aYhA60
ある日、
「ミイ!ミググ…ミギイィィィーー!!!!!」
「ママ! しっかりするミィ!!」
「ミググ…」
ここは長老夫婦の小屋。
その夫婦が最後に、と作った卵を産もうとしている。
けれど、今回は難産だった。もう卵が見えているのだが
「ミイイイィ! ミグッ ミガアアァァァ!!!!!!」
「!!しっかりするミィ!!!」
7
:
名無しのデデンネ
:2015/06/26(金) 22:43:10 ID:6o5aYhA60
「ミプッ」 コロッ
母親タブンネがあまりの痛みに気絶したのと同時に卵も出てきた。
「ふう、良かったミイ
お、起きるミイ。生まれたミイ。」
母タブンネの横にいた長女タブンネが母をゆすって起こす。
「…ミ… 卵…」
そして卵を温め始めた。
8
:
名無しのデデンネ
:2015/06/26(金) 23:12:05 ID:6o5aYhA60
この長老家族(長老とその子供達)と数匹の隣人達は母タブンネの産卵を見守っていたわけだが、
無事生まれると隣人たちは母タブンネに「お大事にミイ。」と言って帰って行く。
家族たちはここまで難産になるとは思わなかったらしく、疲れたように座って卵を温めながら隣人たちの相手をしている。
やがて客も全員帰って行った。
長老タブンネは卵を温めている妻にちかづいた。
「お疲れ様。頑張ったねミイ」
「ああ、あなた… あんなに痛かったのは初めてだミイ…」
「よく頑張ったミイ。 この卵がかえったらもう当分何もしなくていいミイよ。」
「ミイ…」
卵を温めるのは、母親の役目。なので母タブンネはまた卵を温め始めた。
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