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モンハンの小説スレ
1
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/11/13(木) 23:58:15
このスレは私がヘタクソな小説を書くスレです。内容はめちゃくちゃなところが多いかもだけど気にしないように。
どうか生暖かい目で見守ってやってくださいな
14
:
バキュラ
◆pwSTe1GvSo
:2014/11/15(土) 17:31:25
>>13
エロならエロにバトルならバトルに統一したほうが適切だね。
えーwwあれ女の人なんだ…
絵が生々しくて好きなんだがwwwマジか
15
:
名無しさん
:2014/11/24(月) 07:49:56
,. -*鼹顗*- 、
∠--_、__,. , ---\
/:∠二、 ´_二二_'ヽ
__/ / ,. ** ミヽ /,. **-、ヾ,マ、_ や な せ !
__/,、匸:| { ● }}={{ ● } |::] ,、ヽ__
r**/: :|├/ヘヽゝ--彡'*顗*ミ ---'ノノヾ┤|: :├: 、 愛 し と る ぞ おお おお
/: : : : :ハ Y `三三{_ _}三三´_ Yノ : ノ: : :}
V: : : : : :`| ({{ : : : : : : ≧≦: : : : : : : }}) |: : : : : ノ、
` ヾ: :_ -ヽ  ̄マ ̄ ̄  ̄ ̄タ ̄ / :: : : :}
\ ` ー---‐ ´ /ヽ
` ー .____, - '"
_ -‐ '" ゙ ー--、
/ ,.:‐v‐:.、 \
/ ; : / ゙´ ゙i .\
/ ( i lヽ l i
ヽ_ フ ハ ゙.ノ` |
\ !. ./ " ゙'' i. l_!/ \
.>、/ヽ. i ,ィ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
/ l: ,! ; .; ! |_____________|
/ /, | ; !. i! |l |
\_ ./ | ; ; i! ( ノ |_____________|
゙`ヽ、. ! !l l、 ! ゙i、_| ̄ ̄ ̄ ̄  ̄|
゙ ー--、 | ! ; .| ヽl______________.|
\ ゙ー| !l ;. ! ̄ ゙̄ー" ゙̄ー*顗*"、
\ ヽ,! ,: :.. |,,;; ,: \
_/ l . ,. '' \ \ ,; ;゙、ミ゙ \
l .:、 、 \ \ ,;: i;ミ゙;゙ \
L 、 \ \ \./
16
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/11/30(日) 12:47:50
やっとテスト終わったからまた更新しまっせ
内容がおかしいは変わらないので注意
〜登場人物まとめ〜
・オルガ【怒天・真+ガンナー頭】
特徴・・・基本何でも武器は使える器用な人。
(*°∀°)о〃°おっぱい!(*°∀°)о〃°おっぱい!
・紅【ナルガX一式】
特徴・・・ヘビィボウガンを担ぎ、面白そうなことを思い付いてはすぐ実行する危険な人。謎が多い。
・メイ【キリンS(X)一式】
特徴・・・変態。ガンランスを使っていて、他の武器にはまるで興味がない。そして変態。
本編、始まるよーー!
「…という夢を見ちゃったんです☆」
「まさかの夢オチ!?」
「いやね、オルガさんが一回キレたとこまでは事実、起きたことなんですよ。で、また怒らせたら面倒だから寝てしまうことにしたんです」
「確かに怒ったけど…良い判断ね。二回目はさすがに夢の通り、ボコボコにしてたわよ」
「それでふと夜中に目が覚めたんですよ。それで何となく紅さんを見たら…」
「…見たら?」
「とてつもなく幸せそうな表情をした紅さんの可愛い寝顔が拝めた訳ですよ!」
「……………は?」
「これは良いものを見れたっ!私はこの時どれだけの時間見つめていたことか!!多分3時間は見つめていたでしょう!」
「気持ち悪いわ」
「そんなことがあればそういう夢を見ちゃうのも仕方ないでしょう?私は悪くないのです」
「被害は出てないから良いけどさぁ…そういうの極力減らしなさいよ?本当にそういうのされたら堪ったもんじゃないわ」
「善処します。…それよりまだ紅さん寝てますね。」
「そうね」
「「……………。」」
無言になり、目が鋭くなる二人。「友達の家に泊まっていて、朝起きたら相手が寝ていた時にすること」といえばあれしかない。
「…例のモノはあるかしら?メイ。」
「勿論あります。…どうぞ」
オルガは眠っている紅の横に静かに座ると、黒色のマジックペン(油性)をメイから受け取り、キャップを外した。
「すぅ…すぅ…」
「クク…幸せそうに寝ちゃって、こんなに近くに危険が迫っているというのに」
ゆっくり、ゆっくりとペンを紅の額に近づける。描くのは勿論「肉」である。
「これで…終わりよ!」
「甘いわよぉ、オルガ」
「…ッ?!」
「…あれ?オルガさん?」
あと数ミリで描けるというところまで来たとき、オルガは腹部に強烈な痛みを感じた。恐る恐る見ると、そこには紅の拳が入っていた。
「何…だと…っ?!」
オルガが倒れこむと同時に、紅はベットから出るとメイに向かって何処からともなく取り出したヘビィボウガンを構えた。
「…言い残したいことはある?メイ」
「あ、あはは…(駄目だ、逃げれない…)」
「私に悪戯なんて百年早いわよ♪」
そう言い終わると同時に、破裂音が家に響く。重火器から放たれた拡散する爆薬が詰めれた弾はメイを軽く吹き飛ばした。
「わ…わたしの家があああーーーっ!」
17
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/01(月) 14:57:05
久しぶりの更新キタ━(゚∀゚)━!
ギャグ回おもしろす!ヾ(〃^∇^)ノ
18
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/02(火) 07:01:36
ちょっとしたイタズラが原因で盛大にオルガの家が吹っ飛んだ為、三人は夕飯を買うためのお金稼ぎ+キークエスト消化としてザボアザギル亜種を狩りに来ていた。
「いてて…身体中が傷だらけじゃないの、どうしてくれんのよ」
「アンタ達二人が私に対して馬鹿なことをするからでしょう?やられたらやり返すってどっかの番組の人が言ってたし普通なのよ」
「ちょ、それ古くないかしら…?」
「あの〜、こんなときに聞くのもあれですけど普通そんな会話を交戦中にします?」
こんなのほほんとした会話をしているが、実は既にザボアザギルを発見し、絶賛戦闘中である。
麻痺液やボディプレスを次々と放つクソ鮫に対して三人は慣れた動きで的確に回避し、攻撃しまくっていた。
ちなみに戦い始めて5分、まだ三人共ノーダメをキープしている。
「…ていうかさ、正直あと一人仲間欲しいんだけど二人共どう思うよ?」
「んー仲間ですか。もっと早くクエストをクリアするのに欲しいですねぇ〜…どうせなら私好みの子が欲s」
「変態に聞いた私がバカだったわ。紅はどう思う?」
「新しい仲間か…あ、そういえば最近見つけた面白い姉弟がいるのよね〜。その子達をスカウトしてみる?」
「マジで?!頼むわ、紅!」
「どんと任せなさい。…そうそう、メイの好みに入るかもしれn」
「本当ですかっっ!!?ありがとうございます!!」
「…反応が早いわね。それよりザボアザギル倒したわよ」
「あ、本当だ」
これまでずっと空気だったザボアザギル亜種は、ここで地味に三人の手によって軽く討伐された。今は「新米ハンター」という称号とはいえ、元々G級特別許可証を持っていただけあって三人共普通に強い。
「クエストクリアね。…ドンドルマに戻ったらちょっと誘いに行ってみるわ」
「いや〜楽しみですね」
「あ、その子達の住む場所は私の家になるかもしれないから」
「逆にそうしてもらわないと家が狭くなるから嫌よ」
「そうねwじゃあ行ってくるわ」
19
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/02(火) 10:31:17
新キャラ来るかーwww
もしや、前の小説と世界観が繋がっているという俺得展開が…
20
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/02(火) 21:10:58
>>19
繋がってるかもしれないし繋がってないかもしれない
どうなるんだろうね〜
すんごい短いけど書くよっ!
〜ドンドルマ・アリーナ〜
「アー♪」
「歌姫の声は相変わらず凄いわ…それより紅、遅いわね」
「どーしたんでしょうね〜。どっかで性欲にまみれたゲス共に襲われてるんじゃないですか?」
「テメーの頭の中はそればっかか!」「お待たせー」
「紅、遅いわ!一時間くらい待ったわ!」
「まぁまぁ…それは良かったわ♪」
「何で!?」
「あのー…自己紹介して良いですか?」
「「あっ…ごめんなさい」」
謎のボケツッコミをしているうちに紅の連れてきた仲間のことをすっかり忘れていた二人だった。
21
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/03(水) 10:34:24
(0゜・∀・)ワクワクテカテカ
22
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/03(水) 17:47:52
「えーと…私は『ミルン』と言います。それでこっちにいるのは『エド』です。よろしくお願いします!」
「よろしくです♪」
「この子たちは二人共15歳で、狩りに参加するのはミルンよ。」
「エドはどうするのよ、紅?」
「エドは家で調合とかアイテムの発明とかをしてもらうわ。元々二人はそうやって生活してたらしいしね」
「へぇ〜凄いんですね!3つ歳上の私達よりも立派なんj」
「メイ?後で話があるからちょっと来てね」
「すみません。…それにしても二人とも可愛いですねぇ〜」
メイはミルンとエドを見ながら笑顔で鼻血を流していた。ロリは好みなのだろうか…
「それより、家に帰りましょ。私の家は昨日ぶっ壊されたし今日はメイの家で頼むわ」
「あ、分かりました〜」
三人はメイの家へ向かうと、ミルンとエドに質問の嵐をふっかけた。
「使っている武器は何?」とか「モノブロスが草食系ということについてどう思うか」等のどうでも良い会話をして、それぞれ打ち解けていった。
そして夜も遅くなり、オルガが眠ろうとしたときまた問題が起きた。
23
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/03(水) 20:18:25
今度は夢オチでは済まないからな(`・ω・´)キリッ
24
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/03(水) 21:17:35
ゆ、夢オチにしてリセットする程重い内容にしないし(汗)
最近思うけどそろそろオルガの装備変えたいなぁ〜…
いやおっぱいは素晴らしいんだけどさ
〜登場人物まとめ〜
オルガ【怒天・真+ガンナー頭一式】
特徴:ツッコミ役になってる。(*°∀°)〃°おっぱい!(*°∀°)〃°おっぱい!
紅【ナルガX一式】
特徴:へべぇを担ぎ暴れる危険な人。常にマイペース。
メイ【キリンS(X)一式】
特徴:変態。ガンランスで竜撃砲(意味深)をぶっ放すのが得意。そして変態。
↓new!
ミルン【ベリオX一式】
特徴:太刀を振り回して次々とモンスターを切り捨てる。ベリオXシリーズを着ている為にどっかの騎士の様に見える。可愛い系というより美人系の見えた目。
↓new!
エド【白衣+ぐるぐる眼鏡】
特徴:アイテムの調合・発明を得意とするいかにも科学者っぽい外見をしている少女。…が、実はとある秘密がある。
美人系というより可愛い系の見た目。
キャラ説明には一部予定も混ざってます。
小説投下はまだ待ってちょ
25
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/03(水) 22:59:41
エドになにかしらの秘密がありそう
26
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/10(水) 02:26:50
前回から大分間が空いてしまっただ…
すんまそん
【前回のあらすじ】
絶賛メイたんの家にお泊まり中なう。。。
それじゃあ書くよ〜!
オルガが眠ろうとしたときに起きた問題…それはまたしてもオルガだけが眠り、皆が話し合っていることだった。
「もう眠たいから寝るわ…」
「あれ、もう寝るんですかオルガさん?」
「オルガって寝るのと起きるのだけは早いのよね」
「人をブタの様に言わないでくれるかしら?それよりももう寝るから。おやすみ」
「「「「おやすみー」」」」
…………。
「それにしても何話そうかしら」
「何か話題があると良いんですけど…」
「あ、そうだ。ミルン、敬語なんて使わず普通にタメ口で話しましょうよ。」「え?良いんですか?」
「そうねぇ、そっちの方が私たちも慣れてるし」
「はぁ、分かりま…分かった。」
「うん。…そういやメイは敬語というか丁寧語?が直らないのよね」
「あーこれですか?いやぁ昔からこうでしてもう変わらないんですよ」
「寧ろそれでタメ口だったら家から追い出すレベルだわ」
「なんでそんな酷いこと言うん?」
「ちょっとw急にタメ口ってwww」
「いw今のは不意打ち過ぎるww」
「あはははw『何で言うん?』ってww」
「アンタら…うるさいわよ?特にメイ」
「私ですかっ!?」
「いやアンタが元凶でしょ」
「いや今のは仕方ないんじゃないですかね」
「何でよ…ってか本当に静かに喋ってよ眠れないから」
「私の前で眠る宣言なんて明らかに誘ってますよねいやらしい!」
「はァ?何言ってんのアンタ馬鹿じゃないの!?」
「とか言って実際そう思ってるよね絶対w」
「…エドもメイに似てて困るわね」
「え〜?僕がメイに似てるって嬉しいなぁ♪」
「お、嬉しいこと言ってくれますねぇ!(やったぜボクっ娘の好感度up!)」
「こんな畜生に似て何が嬉しいのやら…まぁ良いわ、もう寝るわね」
「寝てるオルガさんの脇prってのがロマンですよね」
「それをしたら絞め殺すわよ…おやすみ」
………………。
「それにしても何か話題無いかしらねぇ」
「…じゃあ私が話題出しても良いですか?」
「メイ…懲りないわね。別に良いけど」
「あのーずっと思ってたんですけどエドって可愛い過ぎると思うんですよ」「て、照れちゃうなぁ…///」
「は、鼻血がっ…ブッ」
「…私もそれは思ったことはあるわ。てか鼻血止めなさいよ」
「す、すみません…で、確かめたいことがあるんです」
「確かめたいこと?」
「ずばり!普段の生活を調べてどんなことに注意してるのかとか食べる物のバランスとk」
「実際何がしたいの?」
「縛りあげていやらしいことしたいです」
「こいつは…出会って1日の人にもそういうことしたい訳ね」
「当たり前じゃないっすか」
「当たり前?当たり前なのメイちゃん!?」
「ミルン、メイはこれが普通なんだから気にしちゃ駄目よ」
「メイ…」
「エ、エド。気にしちゃ駄目って」
「メイがしたいなら別にいーよ…」
「…んん?」
「キターーーーーーーーッ!!」
「ちょ、そんな叫ぶとオルガがっ」
「るっさいわメイーーーっ!そんなに騒ぎたいなら私が相手になってやるから表出ろォ!」
「あ、やっぱり」
「オルガさん!これは神がかってますよ!こんな展開良いの!?」
「あァん!?人の睡眠を妨げて何が良いんだぁ?!」
「いやそっちじゃない…ぎゃああああああっっ!!」
「あ…メイ、気絶した?」
「メイ?メイーっ!」
「ちょ、メイちゃんwwオルガさんやりすぎwww」
「ぬああぁぁぁあぁああっ!!!」
結局その日は一睡もできなかったオルガだった。
27
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/10(水) 23:24:22
そろそろ大きな進展がある予感
28
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/11(木) 00:05:21
さすがに話してるだけの文章は展開が分かりにくいかな?
一応間に動きやらなんやらを細かく書いて語りっぽくした方がええんかな…
29
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/11(木) 13:28:45
どうやろうか…
俺も昔は紅魔たんみたいにかいてたけど…
いちいち、エドは顔を少し赤らめながら言った。とか入れると長くなっちゃって進まないからいまのままで良いかと
30
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/11(木) 21:28:14
>>29
しゃ、尺稼ぎ(震え声)
ほどほどに入れれたら良いなぁ。
じゃあそれを踏まえて書っくよ〜!
翌日。
睡眠不足で朝から不機嫌なオルガは大老殿に逃げ込んでいた。
「あァ〜…くっそ眠いわ…。」
「あらあら、朝からどうしたんですの?オルガ様。」
「竜人族のお姉さん…昨日ウチのバカ共が騒いだせいで眠れなかったのよ…昨日ってか今日だったわね」
「ふふ、そうでしたの。てっきりわたくしの美しさに脳がとろけて眠りに誘われたのかと…」
「ちょっと何言ってるか分からないです」
「うふふ…それなら、こちらをお飲みになってくださいまし。少しは気分が紛れると思いますの」
「ん〜…ありがと」
そう言うと竜人のお姉さんはコーヒーを差し出した。
「良い香りね…うん、美味しいわ」
「どうです、気分が良くなったでしょう?」
「ほんとね、何でかしら?」
「それには元気ドリンコを混ぜてあるんですの」
「あんな甘ったるいのがコーヒーに合うのね…」
幸せそうにコーヒーを飲んでいるオルガを見ながら、鑼姉さんはにやりと笑うと少し間を開けて言った。
「そうそう、それともう1つ混ぜてあるものがありますの」
「ん〜?」
「媚薬ですの♪」
「ぶほぉっ!?」
オルガは口に含んだコーヒーを吐きだし、咳き込む。
「あ、あんたァ…!何でそんなモンを…げほっ!」
「うふふ…何となく、ですわ♪」
「はあ、はぁ…か、体が熱い…」
「あらまぁこれは凄い効き目ですわ〜…お迎えが必要ですわね。先程呼んでおきましたので安心してくださいまし」
「うぅっ…迎え?…まさか」
「オルガさん!お呼びですかッ!?」「…め、メイ…!」
オルガの嫌な予感は当たり、迎えに来たのはメイだった。鼻息を荒くしながらオルガに近づくと、メイはお姫様抱っこをしてオルガを連れて帰った。
「はぁっ…はぁっ…!メイ、家に帰ったらすぐ出てってよ…んっ」
「いえ、それは駄目です!この状態のオルガさんを放っておくのは危険すぎます!私がオルガさんの世話をするので安心してください!」
「そんなの安心できる訳ないでしょうがぁっ!」
メイはオルガの家に着くとオルガをベットに降ろし、ポーチから様々なキノコを取り出し調合を始めた。
「な…なにをするつもりよ…」
「大丈夫です、すぐ終わります。…出来たっ!これを飲んでください!」
「えぇ!?こんな怪しいものを!?」「飲まないとその状態が治りませんよ!早く!」
「くっ…!」
オルガはメイの作った怪しいドリンクを一気に飲み干した。すると、体の火照りが収まり、いつもの状態に戻った。
「あれ?…治った??」
「ほっ…良かった。…あのクソ女次やったら絶対ぶっ殺してやる…」
「ど、どうしたの?ただの媚薬じゃないの?」
「…いえ、アイツの媚薬の中にはとある毒が入ってまして。私が言うのもあれですけどああいう卑猥な物の中身の判別位見ただけで分かるんです」
「何それ怖い…」
「それより気をつけてくださいね?アイツは変なものを仕込んでることが多いんですから!」
「わ、分かったわ…」
オルガに注意をすると、メィは台所の方に行きお粥を作り始めた。
「何だったのかしら…」
結局狩りにも行けないオルガだった。
31
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/11(木) 23:43:55
エロ展開にしないとは…成長したな…紅魔たん…
32
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/12(金) 01:22:41
エロ展開にしようにも漢♂がいないから行為に及べないんだお…
百合も好きだけどやっぱりぶち込む方が良いよね…うん…。
33
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/12(金) 19:23:37
ア!ニ!キ!
あ!か!む!の!ア!ニ!キ!
34
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/15(月) 16:33:39
アニキはまだ後半に出すさ…
更新遅くなるけどごめんね
35
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/15(月) 18:31:34
大丈夫やで!
楽しみにしてるヽ(*´з`*)ノ
36
:
汁
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/16(火) 17:16:44
ちなみにアニキは最近ED気味の模様
毎日レイパーとして仕事している為にちょっとやそっとじゃ勃たなくなった
…という設定にでもしておいて活躍の場(意味深)は延期しておく。。。
狙われるとしたら次の標的はエド(ロリ)辺りか
37
:
バキュラ
◆QxTTsMsBfI
:2014/12/16(火) 18:02:16
も、もちろん前の小説の世界観と繋がってるアニキだよな?な?
38
:
汁
◆39JCODjUas
:2014/12/24(水) 22:24:25
もちです
前の世界観と繋げるならまた小説読み直さないといけないなー…
内容覚えてないところもところどころあるし。。。
…つーかモンハンの世界って法律あるのかな
なんでアニキあんなに仕事してるのに手配書も出ず捕まらないのか不思議で仕方ない
39
:
汁
◆39JCODjUas
:2014/12/25(木) 09:12:37
「うふふ、今日のクエストは生肉大量ね〜。こんがり肉にしたし、オルガにおすそわけしようかしら♪」
「あ、紅さん!お〜い!」
「ん?あれは…ミルンとエド?」
「紅さん何処に行ってるんですか?」
「オルガの家よ。こんなにこんがり肉が出来たからおすそわけしようかなーって思ったの♪」
「わ、凄い量!…ところで、メイを見てないかな?」
「見てないわ。どーせオルガの家に二人ともいるでしょ。」
「んー…新しい薬出来たからメイに教えとこうって思ってたんだけどなぁ」
「エド、変な薬じゃないでしょうね…それよりもう着いたわよ。」
「え?ここなんですか?でかっ!」
「前は小さかったんだけど、私がオルガの家破壊したから新しく建て直したのよ。そしたら何故かこんなにでかいというね…お邪魔するわよ、オルガ」
「あ、紅と…美形姉妹じゃない」
「うふふ、こんがり肉のおすそわけしに来たわ」
「お、まじで?ありがと紅!」
「あ、オルガさん!動かないでって言ったのに!またさっきみたいにへろへろになりますよ?」
「うっ」
「ん?オルガ何か病気なの?」
「いえ、ちょっと色々ありまして…」
何があったか経緯を説明したメイ。
紅は終始笑っていた。
「大老殿でwwww竜人お姉さんにwwwっぶはwwwwww」
「ちょっと、被害者の前で笑い過ぎよアンタ。」
「コーwwwwヒーwwwwあっはははwwww」
「しばき倒すわよこらああああっ!?」
「ふぅ…。そんな事があったから寝てた訳ね。…ダサっww」
「もう泣いて良いかな…」
「オルガさん、泣くなら私の胸の中でさぁcome on!」
「メイ…あんた元気になったら即殴りに行くわ」
「ごめんなさい本当にすみません」
「それより今日もまた雑談するだけね。まぁ良いけど。」
「じゃあお菓子か何か買ってきますね」
「あ、メイ頼むわ。」
「ほいほーい」
5分後…。
「はい買ってきましたよー」
「んーありがと。…って多いな」
「こんなに買ってきたんですか?」
「えぇ〜?えへへ〜」
「…まぁ良いか。」
「んじゃ何か話しますか!話題ある?」
「ん〜、そういや前から思ってたんだけど、ミルンって太刀使ってるけど強いの?」
「オルガさん、それを本人に聞きますか…まぁ良いですけど、別にそこまで強くないですよ。」
「そうなの?見た目強そうなのに」
「いえ…。全国3位の実力ですし微妙ですよ」
「ふーん…全国3位…って強いじゃん!?」
「でも1位じゃないですし1位、2位の人とは圧倒的に差があるんですよね」
「あ…そうなの?でも普通に強いわね。」
「私が誘ってきて良かったでしょ?」
「う、まぁ…そうね」
「じゃあもしかしてエドも何か優れてたり?」
「あ、エドは世界一の頭脳を持ってますよ」
「へー、つまり天才なの?」
「天才って程じゃないよ〜。僕が普段暇潰しにやってることを見せただけで他の人が勝手にそう言ってるだけだから」
「天才美形姉妹か…これはエロ同人誌が流行りますね…」
「メイ?殴るわよ?」
「ごめんなさい」
「あ、そういやずーーっと思ってたんだけど」
「ん?どしたのエド」
「僕たち姉妹じゃありませんよ」
「え?どういう…」
「僕男の子だから姉弟」
「へーエドって男の子だったの…か…」
「あ?男の子!?」
「あれ?知らなかった?」
「私は知ってましたけどねぇ…」
「メ、メイ?!いつからよそれ」
「会った時から分かってた」
「うふふ、これ知らないのオルガだけね」
「う、嘘でしょ〜…」
「まーこんな格好してますし世間的には女装男子って呼ばれてるヤツですね」
「ん?!じゃあメイがエドと妙に仲良いのってそのせいか!」
「あはは…いやこんな可愛い子なら大丈夫ですから」
「なんだそれ…」
「男嫌いって訳ではないですよね?」
「男嫌いって訳ではあるんですよね」「え?」
「あはは…」
「でもメイさんって普段普通に男の人と話してるじゃないですか」
「んーあれはなんとなく平気な人だからだよ。」
「そ、そうなんですか…色々あるんですね」
「っていうかもう9時なんだけど。まさか私の家に泊まる訳無いわよね?」
「うふふ、泊めてもらえるなんて有難いわぁ」
「最早恒例のお泊まり会ですな」
「メイ、紅。あんたら…!」
「じゃあ僕たちもよろしく♪」
「おうふっ…!」
またオルガの家に泊まることになった5人だった。
40
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/27(土) 15:24:02
いっそのことアニキ×エドでホモ展開にしようか迷ってるんだよなー。
いや、やめとこうか…。
41
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/29(月) 23:52:46
「じゃあ今日も雑談会ねぇ♪」
「まだ眠くないし私も入るわ…」
「オルガさんが入るって珍しいですね〜」
「今日横になってる時間が長かったしね。仕方ないわ」
「とりあえず酒飲むわよ〜♪」
10分後…。
「ふーぅ…アンタたち意外と飲めたのね」
「私たち三人はいつもですけどね〜wそれよりエドって未成年じゃ?」
「ん、気にしちゃダメ」
「っていうかそれ全員当てはまるわよw」
「そういや紅って私と同い年だっけ?歳上かと思ってたわ。見た目大人のお姉さんなのになー…」
「大人のお姉さんと言えばおっぱいおっきいですよね♪」
「ちょ、メイさんまた下ネタ話ですかっ!?」
「え?ミルンも好きでしょこーいうの」
「別に否定はしませんけど最近こんなの多くないですかね…」
「ホラ、深夜のテンションって変なこと言っちゃうでしょ?あれですよー」
「いやまだ9時なんで深夜ではないかと」
「むっ、何だと?!じゃあ今何時よぉ?」
「いやだから9時ですって。酔ってます?」
「えへぇ〜?全然酔ってませんよ〜♪心配してくれてるミルンちゃん超カワイイんですけど〜ww」
「あーこれ回ってますね」
「メイ…大丈夫?」
「エド、ちょっと横になりたいから部屋に行くの手伝って…ぅえ。」
「あら、メイがリタイアするなんて珍しいわね。部屋だったら自分の部屋に行ってよ。…あと床に吐いたらシバくわよ」
「うぃ、善処します…」
「ほら、メイおんぶしたげるから…」
「あ、ありがと…///」
「……。」
「…………もしかしておんぶ狙い…?」
「さぁ?まぁ別に問題ないでしょうしほっといて良いでしょw」
「問題…ないですかね…?」
「…お酒追加するわよ」
5分後…。
「そういえば、皆さんって元々幼馴染みとかだったんですか?」
「んー…私と紅はそうね。メイは途中から仲間に入ったから違うけど」
「へぇ…メイさんは出会うまで一人だったんですか?」
「いや、一緒に行動してた仲間はいたらしいけどメイとクエストに行って全滅、仲間をみんな失ったらしいわ。」
「…え?」
「『そんなバカな』…なんて思ってるでしょ?私もそう思ってるわ」
「はい…だってモンスターに倒されてもBCに運ばれるだけで死んだりしないですもん。」
「そこよ」
「え?」
「『モンスターに倒された』じゃなくて『ハンターに倒された』ってことよ」
「…それって殺人ですか?」
「そうよ。モンスターに瀕死にまで追い込まれたところを乱入者が隙をついてメイ以外をメッタ切り。」
「私が筆頭ガンナーを狙撃したことあるの知ってるわよねぇ?そんな感じで武器を使ってただ攻撃するだけよ♪」
「そんなことが出来るなんて…」
「って言っても竜人族の力って言うのかな。ドンドルマとかにいる鍛冶屋に作ってもらった武器で仲間を攻撃してもダメージは本当に微量。殺すなんてことは到底無理。…でも乱入者は剥ぎ取り用のハンターナイフを使った。」「…確かあれって一般の職人が作ったただのナイフですよね。」
「そ。それを使えば不思議な力なんて無いし人なんて簡単に殺せる」
「…さっきメイさん以外を殺したって言いましたよね。それは何でですか?」
「…乱入者は男。ギルドの目が届かない場所で女を見つけてすることなんて分かるでしょう?」
「…まさか」
「乱入者はあっという間に3人の男を倒すとメイを襲い、暴行をした。…初めても奪われて、悔しかったでしょうね」
「そんな…酷い…」
「結局メイはそいつをぶっ殺したけどねぇ」
「え?」
「メイを押さえつける力が一瞬緩んだ隙を狙って頭装備の角を男の胸に突き刺したの。そして倒れこんだ男にガンランスの刃を刺して逃げれなくして竜撃砲を放った」
「あの変態がキリン装備に拘るのもこんなことがあったからなのよね…」
「へぇ…そうだったんですか」
42
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2014/12/30(火) 10:41:16
「キリン装備の頭の角がメイさんを救ったんですかね…」
「仲間は帰ってこない訳だから結局良くないけどね。」
「そういや私たちと会ったとき切りかかってきたわよねぇ」
「かなり精神状態がヤバかったんでしょうね。仲間は殺され自分の初めては奪われて…」
「そう考えたらメイって今は凄い変わったと思うわねぇ。いつも笑顔でいるんだし…」
部屋がしばらく沈黙に包まれ、誰も酒に手をつけていなかった。
「……お酒進まなくなっちゃいましたね。すみません。」
「ん。別に良いわよ仲間のことを知りたくなるのなんて普通だし。」
「…じゃあ話変えて明るくしようかしら」
「ん?紅、なんか話題あるの?」
「私が筆頭ガンナー狙撃した例を言ってて思いだした。」
「あー…そういやそれはどうしたんですか?」
「いや、ちょっと暇だから筆頭ガンナーにどっちがより強いガンナーか勝負しようって話持ちかけた訳よ。そしたら…」
「そうしたら?」
「あの女、私の装備見て『ナルガ装備とかいう薄い本担当の格好してる人に勝っても嬉しくないですし勝負しませんよ』なんて言うのよ…」
「ぷっ…wそ、それで?ww」
「だから頭きたから大老殿から武器鍛冶屋で装備覗いてるあの女に麻痺弾を撃ち込んでやったの」
「紅、麻痺弾を撃ってたの?それは初耳だったわ」
「紅さんってボウガンの扱い上手いんですね…」
「当たり前よ。私の腕前舐めてもらったら困るわ」
「そんな腕を持っていてイタズラに使うとは思わなかったわ」
「まーこんなことしたから私、筆頭ガンナーから嫌われてるのよねぇw」
「そりゃそうだわ…」
「他の筆頭ハンターからは何も言われないんですか?」
「『筆頭ガンナーの良きライバル』って認識されてるっぽいわ」
「何をどう解釈したらそうなるのよ」
「さぁ…」
「あの、ちょっと気になったんですけど」
「ん?どしたのミルン」
「エドが帰ってこないんですけど」
「…そういうばそうね。私たちだいぶ話してるのに…紅、様子見に行ってくれる?」
「ん、良いわよ♪」
「じゃあ紅が帰ってくるまでにお酒用意して飲むか」
「そうですね」
「あっ、ずるい」
「はい、いってらっしゃい」
「ぐぬぬ…」
2分後…。
「あ、紅さんが帰ってきた。」
「どうだった?なんであんな遅いのか分かった?」
「あー…うん。」
「あん?どーしたのよ紅」
「メイがエドを襲ってにゃんにゃんしてただけよ」
「へー…。じゃあ良いか。」
「いや良くありませんよ!私見てきます!」
「ミルン、無駄よ。部屋鍵かかっててる」
「え?じゃあどうやって中の様子分かったんですか!?」
「んー部屋の外にも微かに声漏れてたし、それに私お守り使って自動マーキング発動させたから中の様子駄々漏れ」
「ス、スキルって便利ですね…」
「そぅね〜。まぁこんなのメイもやってるわよ」
「んー…私が止めてくるわ。ミルンと紅、お酒全部飲まないでよ?絶対に。」
「お、フリかしら?」
「いやちげぇよ!」
「ふっwwじゃあお願いします、オルガさん」
「おぅ、任せときなさい」
43
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/01(木) 13:23:54
んんww新年早々書きますぞwwww
エロ展開無しとか有り得ないwwww
嘘です。
それじゃ書くよっ!
フラフラと揺れながらメイの部屋に行くオルガ。飲みまくっていた酒が邪魔をして中々思う様に動けない。
「う〜、こりゃ飲みすぎたわ…あ、メイの部屋に着いた。」
「…ぅあっ…またっまた…ぁぁああーーっ!」
「ん?この声エドよね…?てっきりメイがヤられてんのかと思ったけど違うのか。このままじゃ中見れないから天井裏から覗き見しようかなゴソゴソ」
一方、紅達は…
「うーん…大丈夫ですかね。」
「オルガが止めに行ったんだから大丈夫よ多分w」
「でも酔ってますけどね〜…」
「大丈夫だってwそれよりお酒飲みましょ」
「あれ?これ飲んじゃいけないやつじゃ…」
「よいしょっと、自分の家の天井裏に登るの初めてだわ…」
「……いやっ………っくぅ……!」
「結構声聞こえるんだけどなぁ〜…どっかに穴ないかしら?ってかエドの喘ぎ声が完璧に女子なんだけど。」
「ん…こんなに出しちゃって…我慢もできないんですか〜…♪」
「メ…メイっ、やめって…んぅっ」
「んーどういう状況なのか見たいんだけどなー…ってあそこ覗けそうね」
辺りを見回すと光が漏れているところがあった。バレないようにゆっくり移動して覗いてみた。
「おっ、これ部屋全体見回せるし丁度良い…あれ?メイって服着てたのか」
よく見てみるとエドは両手足を拘束されていた。メイはいつものキリン装備のままで何も変化はない。
「あっちゃー、エドがあられもない姿になってるわ…これ止めるの無理かしらね〜ってか元々止める気無かったけどw」
「もー…エドったら可愛いなぁ〜♪」「ぁ……あぁあっ…っ」
「そんな声出されたらもっとしたくなっちゃうよ♪」
「メイ、駄目…それはやめて…」
「えい♪」
「いっ…?!」
メイはポーチから棒状の何かを取り出すとエドに挿入した。
「痛ああぁっ…メイ、抜いてえぇっ!」
「えーと、スイッチはこれかな?」
「げっ、あれエドにやったら年齢的にやばいでしょ〜…」
メイはスイッチを入れると、棒状の物は振動し始めた。
「ああああぁぁぁっ!!これっだめえぇっ!!」
「ふふ…これねぇ、ガララアジャラの鳴甲と鱗を削って中に固定してあるの。普通は音に反応して振動し、破裂するけどネルスキュラから採取した糸でぎゅうぎゅうに固定されてるから破裂はせず、ただ振動し続けるだけ。一応G級のガララアジャラからとったのもあるけどあっちは振動が強いし、上位ので良いよね。ちなみにこれ私の手作りなのよ〜♪」
「アイツあんなもん隠し持ってたのか…確かネルスキュラが巣で作る糸って鋼と同じ位異常に硬いんだっけ。考えたな」
「はぁっ、はぁあぁっ…ああぁっ!」
「こんなに喘いでるけど振動一番弱いんですよね〜…いっそのことMAXにしちゃお♪カチッ」
「やぁああぁあああぁっ!だめっいくううぅっ!!」
「えげつねーなあれ、振動やばいぞ…つーか汚したらシバくって言ったのにベットびしょ濡れじゃん。」
「めいっ、いったばかりだからっいったからっっらめえええぇえぇぇっっ!!!」
「イっちゃったの?早いなぁ…♪」
「とめれっとめれぇええぇぇっっ!!」
「もーイきまくりだね…流石に止めてあげる」
「う…っあ…あぁっ!」
メイはスイッチを止めるとエドから棒を抜いた。
「可愛いかったよエド…ん」
「んぅ…っ」
メイはエドにキスをして抱きしめた。すると、突然話しかけてきた。
「オルガさん、いるでしょ?天井裏に。」
「…バレた?」
「ふふっ、紅さんが様子見にきたときから気づいてましたよ」
「つーかエド大丈夫なの?アンタ手加減してやりなさいよ」
「大丈夫ですよそれくらいしてますしwあと今は眠らせただけです。キスしたときに睡眠薬押し込みました」
「へー…通りで起きない訳だ。それよりエドお風呂に入れて洗ってあげてよベタベタだし。」
「じゃあお風呂で第二回戦を…」
「あ?これ以上家汚す気?」
「すみません」
「それより酒飲みたいから早くしてよ。どうせ紅とミルンがほとんど飲んでるかもだけど」
「はーい、急ぎますよ」
メイはエドを抱き抱えると風呂場に行った。
「…ったく、さっきまで三人でメイの暗い過去話してたっていうのに今はこれよ…ほんっと、変わったわね」
44
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/04(日) 03:34:50
「まぁ、元気なことは嬉しいけど…ね。」
「……………。」
「…飲みすぎかしら。ちょっと散歩でも行ってこよう……」
〜紅サイド〜
「あ、オルガじゃない。どうだったの?」
「うーん、手遅れだったw」
「や、やっぱり…」ガックリ
「大丈夫、童貞は守られてるよ。処女は奪われたけど」
「え?!ちょ…っ」
「へ〜ぇ?そりゃ良かったわねェ」ニヤニヤ
「何処が良いんですか、もうっ!」
「いや〜男の娘の処女が奪われたのよ?想像したら興奮するわぁw」ウットリ
「メイとエドは風呂入らせてるから。あと私、ちょっと酒飲みすぎたっぽいし風に当たってくるわw」
「うぇ〜いいってらー」
「ん、行ってくるよw」ガチャッ
「…そういやオルガさん服装がジンオウシリーズでしたね。それも下位の。」
「動きやすいからよwアイツ、装備は色々持ってるけど選ぶもの全部エロいのよねェ〜…まぁ自覚無いんだけど♪」
「無いんだ?!…っていうか紅さんもエロいですよ〜エロエロですよ」
「ん?それは私とフィーバーしたくて言っt」
「お酒飲みましょうか!!」
「…ふぅ…。風が気持ちいいわね…」
ドンドルマの街に私の家はあるけど、流石発展レベルが高いだけあって家や店が立ち並んでる。
その分路地や人目につかない危険なところも多いにも関わらず、ギルドナイトは警備を甘くしているし…ギルドもそれだけ今は古龍対策に必死ってことか…。
「ーー!」
……………………?
「ドンドルマは夜になると門が閉ざされ外には出られない…でもこっちから声が聞こえたってことはこの路地か?」
「一体何が……………あ!?」
「やっ、やめてっください…」グスン
「へへ良いじゃねーか、気持ちイイんだろぉ?」
「ひゃあっ……ぁふっ…」
「くひひ、コイツ嫌がってる癖にしっかり感じてるじゃんww」ウヒヒ
あれは…女の子?
アイツらあの子を集団で襲ってんのか…!!
「もぅやだぁ…っ…離してよ…」
「ンなこと言ってよぉ?さっき俺らがちょっとシゴいてやっただけで思いっきりイった癖に、もうこんなに勃ってんぞ?」
「女の格好して俺らに見られて興奮して勃起するなんて、お前変態だよなぁ?ww」
「ちが…ちがう…やめてぇ……」
「…あれ男の娘か…。エドと被ってるなぁ〜…つーかまた可愛いなぁオイ」
「(どうする…?今私はベロンベロンに酔ってるし勝てる気がしないな…いや、勢いでどうにかするか)」
「もっかいイカせてやんよwwww」シコシコ
「ふぁあっやめてえぇえっ!」
「あのォ〜ちょっと良いですかァ〜?」
「あん?」
「どーも〜♪お楽しみのところ悪いけど、この子の代わりに私と楽しみませんか〜♪」
「ん〜…駄目だな。でもまぁ…」チラッ
「コクリ」
「えっ?ちょっ…!!」
「お前も一緒にやっちまうけどなあああぁっっ!!」
「やったぜ若いジンオウ娘げっとおおおおおっ!!www」
「(かかったな…エロ猿が!)」ポイッ
「うおっ!?何じゃこりゃあああああああいっ!」
「煙玉…!?」
「よし、おんぶするから逃げるよッ!!」ガシッ
「ふにゃ…?わっ」
「くっ…そ!あの女ァァァーーーッ!!」
「は、早ェ…!追い付けねぇぞあれ!!」
「クク…煙玉+こやし玉+捕獲用麻酔液のコンボだ、当分動けまいw」ニヤニヤ
「あ…お、おねーさんありがと…」
「ん!気にしないでねwウチすぐそこだからそこで話そうか」
「は、はい…」
「よぉぉぉおしっ!!強走薬G飲んだし一気に走るぞおおおおおおっ!!」ズダダダ
「(こんなこともあろうかとゲリョス乱獲してて良かったわ〜…)」
45
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/07(水) 23:17:31
「大丈夫?もうすぐ私の家に着くから頑張って」スタタタ
「は、はい…」グッタリ
「(それにしても、だ…この子はなんでチャイナ服なんだろうか。いやまぁエロいし私としては癒されるから良いけどさ)」スタタタ
「…………。」
「(…それにしても、エドと同じくらい可愛いぞコイツ…。メイがいらんことしなければ良いんだが)」スタタタ
「あ、あのぅ…」
「うひっ!?み、耳元で囁くのやめ…くすぐったい…っくくw」スタタタ
「す、すみません…」
「ふぅwそれで、どうしたの?」スタタタ
「あの、僕に絡んできてた奴等…多分あなたの家を襲っていると思うんです…」
「…何でそう思うの?」スタタタ
「だって、僕…アイツらにあなたが家に帰るのを遅らせる様に命令されてますから」
「へぇ〜、だからそんな物騒なモノ構えてるって訳ね…理解したわ」
「…ご主人様には逆らってはいけないんですよ」ニコッ
「っは、そんな主人私なら殴ってるわw」
「えぇ、そうでしょうね」ブン!
「うぉっと、危ないわね」ヒョイ
「ふふっ…避けますか、今の。」
「双剣か…しかもコウリュウノツガイ。私が今持ってるのはおやつの狩団子。一応武器カテゴリに入ってるとはいえキツいかしらねぇ…」アセアセ
「ふふふ…あははははっ!そんな団子で僕と戦う気ですか?」
「つーか武器使ってケンカしてる時点でギルドに見つかったらヤバイけどね…まぁ少なくとも団子なら怪我しないし別に怒られないから良いでしょ」
「優しいんですね…まぁ、僕は見つかっても良いんですけど」
「ん?どういうことよ」
「僕を倒したら教えて差し上げますよ」ボンッ
「うへ、すっごい炎…チャイナ服に合うなぁ〜」
「見とれてて良いんですか?」
「っ…!?」スパン
「…ジンオウ装備って肌が露出していて斬りやすいですね…ふふ」
「痛ぇ…(見えなかった…速いな、かなり)」
「考え事なんてしない方が良いですよ?ほら」ヒュツ
「…うぐッ…!!」ズバッ
「あはは、綺麗な肌にどんどん切り傷が…こんなちょっとずつじゃ面白くないし、そろそろ行きますよ」
「(…来る…!)」サッ
〜オルガの家〜
「はー、もっとお酒飲みましょ♪」
「ちょ、紅さん、もっ…キツいです…!」
「んぅ?全く、もう飲めないの?オルガがいたらこんなのまだ序の口よ」
「うぇっぷ…」バタッ
「うーん、良いお風呂でした!」
「あ、メイ。ミルンの代わりに相手して〜」
「はいはい、少し酔ってますよね紅さん?」
「ん〜酔ってないわよ…」
「いつもなら胸触ったら殴ってくるじゃないですか」モミモミ
「じゃあ覚めたら殴るわねぇ」
「すみませんでした!もうしません!!」
「うふふ…それより飲みましょうよwほら、エドもジュースか何か持ってきて!」
「あ、うん…そうするね」
「んー?エド…テンション低いわね」
「そ、そんなことないよ?」
「いや、低い。高くしてあげる…ん」チュー
「んむぅっ!?ん、ん〜っ…ん…」バタバタ
「おぉ、これが大人のキス…これはエロいっ!私も見習うべきですかね…」
「…別に良いんじゃない。どっちでも」
「…。」シーン
「あ、エド気絶してますね」
「あら?何でかしら」
「アルコール移したんじゃないんですか?」
「そうかもねぇ…すまぬ、エドよ」
「きゅ〜…」チーン
「それより…メイ、私のボウガン捌きを見せてあげる」
「何で急に…あ、そうですね。私もガンランス持ってきます」ゴトッ
「ほら、ミルン起きなさい。太刀そこに置いとくわよ」
「うぇ?どうしたんですか急に…うぷっ」
「ちょっと汗流そうって話よ。…足音は速いわね。あと3秒…2…1…発射♪」ズドンッ
「うおおぉぉつっっらあああぁ!!?」バタッ
「え?何ですかこれ!!…おぇ」
「おー、一発で睡眠弾をおでこに…凄いですね紅さん」
「家の周り、めちゃくちゃいるわね…屋根の上から対人間用の弾で援護するからアンタたち暴れて良いわよ…ただし峰打ちで」
「ガンランスだとキツいけと…まぁ大丈夫ですかね。」
「太刀ならお任せあれ!ですよ」
「うん。じゃあ頑張ってね」ゴソゴソ
「屋根の上からってある意味セコいですよね」
「まぁ…遠距離武器だし良いんじゃない。それより出ますか!」
「はい!」
「…やっぱり帰りたいです」
「「「「「「ウヒヒwカワイーフタリハッケンッ!!!ww」」」」」
「ミルン…戦うよ?ほら、紅を見て」
「え…?」
「…。」ドンッ!ドンドンッ!
「ウゲァッ!wwヤラレタwwww」
「うわ…ドンパチやってた」
「ほら、行くよーっ!」
46
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/11(日) 07:35:54
「まさかの戦闘シーン割愛。」
「ツヨスギワロタwwww」ガクッ
「んーこいつら対して強くないわねぇ〜」
「紅さんは上から狙い撃ちしてるだけじゃないですか…」
「拡散弾混ぜて撃ったから地面ボコボコねー…困ったわぁ」
「ミルン、後で家の周りの掃除しよ♪コイツらの後処理もしないといけないし」
「ふふ、メイとミルン後は頼むわね〜♪」
「はぁ…」ズーン
〜オルガ視点〜
「ふふっ。避けてばかりですか?」ヒュン
「いや、そろそろ攻撃するわよ」ポイ
「(!捕獲用麻酔玉…あくまで倒さない気ですか)」サッ
「うふ、避けたわね…隙ありっ!」
「うぐっ…!?」ドゴゴゴゴッ
オルガの狩団子(緊急時のおやつ)が男の娘の腹部に何発も叩き込まれる。
一撃は軽いとはいえ対モンスターに特化されている武器なだけあり、相手に大きな隙を作ることは造作も無かった。
「ぐっ…ゲホッ」ガクッ
「はい、お疲れ。捕獲用麻酔玉いきまーす」
「く…そ…っ」zzZ
「はぁ、疲れた…いてて…」
〜オルガの家〜
「うーん、一汗かいた後のお酒はサイコーね♪」
「紅さん…もう街中で拡散はやめてくださいよ」
「うふふ、もうしないわよ…それより飲むわよ」
「うっぷ、思い出したら気持ち悪く…少し横になってます…」
「ハッ、じゃあ私が相手になりますよ!」
「うん、かんp」
「ただいまー!!」ガタッ
「…おかえり、オルガ。せめて最後まで言いたかったわ」
「あ、オルガさんその娘誰ですkってかああぁわぁいいいいっ!!♪♪」
「ん?あ、あぁ…まぁ後で話すけどとりあえずエドいる?」
「エド?今そこで気絶してます」
「何したのよ…おーい、エド、ちょっと起きて」
「ん…んぅ?どうしたの、オルガ…」「ちょっとこの娘アンタの部屋に監禁しといて。あ、拘束するの忘れないでね。それと武器とか全部没収して…」
「え?え??どういうこと?」
「アンタこの家に地下室作ってるでしょ」
「ギクッ」
「勝手に私の家増築した罪が許される日が来たのよ、喜びなさい。その子の面倒見てね」
「…よ、喜んでお受けしますです…」
「うん、頼んだわよ」
「あ、もう眠いしその子拘束したらちょっと休むね。おやすみ〜」
「ん、おやすみ〜」
「…で、どういうことよオルガ」ズイッ
「後で話すわよ…ってかさ、色々あって私あの娘と戦ったんだけど中々強くて手こずったわ」
「あ、どーりで傷だらけのエロい姿な訳ですね、納得」
「メイ、明日覚えててね?」
「ごめんなさい」
「んーどうして襲ってきたのかしら…」
「さぁ?しばらく拘束して尋問する予定だしいつか分かるでしょ」
「んー、そうね」
「あの、ところで良いですか?」
「何?メイ」
「お酒飲みません?」
「…そうね!とりあえず飲もう!!」
「わーい!ww」
「あ、ちょっとエドのとこ行ってくるわ」
〜エドの研究室〜
「すぅ…すぅ……。」
「(寝顔…凄く可愛い。)」
「(昔から僕、可愛いって言われてきたけど全然この子の方が可愛いなぁ…男の子だし当たり前か)」
「んっ、んうぅ…?」
「あ」
「………。」ポーッ
「あはは…こんばんわ」
「…ここ、どこです?」
「えと、僕の研究室…だよ」
「研究室…?一体…うっ」クラッ
「あわわ、大丈夫!?」
「…この拘束を解いて貰えませんか?」
「…できないよ」
「なんで………なんでですか?」
「うーん、なんでも。」
「…ふふ、理由になってませんね」
「ごめんね、とにかく拘束は解いてあげられない」
「まぁ、良いです…それより、壁から手錠と足枷なんて、まるで僕が囚人みたいですね」
「仕方ないよ、こんなのじゃないと何するか分からないし」
「…まぁ、そうですよね」
「エドー様子はどうよ」
「あ、オルガ」
「…ふふ、あなたですか…。」
「げ、もう起きてたの?あれ相手が人間なら最低10時間は眠って動けないはずなのに」
「僕、そういうのに強いんですよ」
「ま、マジか…」
「オルガ、急にどうしたの?」
「ん、あぁ、エドに私とこの子に何があったか言ってないからさ」
「あぁ、そういうこと?」
「うん。でね、何があったかと言うと…」
「…という訳。」
「へぇ、そういうことが…」
「まぁ、つまりはこの子に尋問してほしい訳よ」
「良いよ。引き受ける」
「ん、助かるわ。じゃあおやすみ」
47
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/11(日) 20:17:17
ちょっとエドがメインになりまふ
「(この娘、オルガを襲ってきた悪い人なんだ…)」ジーッ
「…おや、僕の顔をじっと見てどうしたんです?」
「え?あぁ、なんでもないよ」
「…一応聞きますが、僕を殺します?」
「…ううん、殺さないよ…帰す気も無いけど」
「…そう、ですか。それは残念です」
「え?」
「あの人…オルガさん、でしたっけ。あの人を倒し損ねたので僕は仲間に殺されると思うのです。」
「…酷いね。そんな仲間裏切っちゃえば?僕なら逃げてどこかで静かにするよ」
「いえ、駄目なのです。僕が…僕が、仲間を裏切るなんてことはできません」
「…なんで?」
「ご主人様に助けてもらったので…恩を仇で返すなんてできませんよ。昔、僕は奴隷だったのを助けて頂いたのですから」
「……………。」
「ドンドルマよりずぅっと遠くにある名前の無い街。そこでは奴隷がいるのが当たり前、というところで…僕はそこの商人に捕まり売られたんです。」
「同じ人間なのに…」
「ふふっ、まぁ、ご主人様が僕を買ってくれたおかげで生活は出来てますけどね」
「え?でもさっき殺されるって」
「…裏切らない為です。仲間の何人かが言った様で仕方なくそうしたんです」
「…仲間の癖にそんなのおかしいよ」
「原因は僕なんですけどね。僕とご主人様が少し、長く話していたのでそれを妬み言ったのでしょう」
「たったそれだけ?」
「えぇ。新人が調子乗ってるとでも思ったんですよきっと。…まぁでも、先程僕を殺さないし帰す気も無いって言ってましたし今は仲間に何かされることはありませんね」
「あ、そうか…はは、ちょっと安心したよ」
「安心?何でですか」
「こんな可愛い子が殺されるのなんて嫌だからね…助けてるみたいで嬉しいよ」
「…………。」ポカーン
「…あ、でも拘束してるのは変わらないよ?オルガに聞かなきゃいけないし」
「…ふふっ。そうですね」ニコッ
「……!」ドキッ
「どうしました?顔が赤いですよ」
「な、何でもない!ちょっと出掛けてくる」
「いってらっしゃい、ですね。」
「ねぇ、オルガ」
「あらどしたのエド」
「あの子殺したりしないよね?」
「朝から何物騒なこと言ってんのよ…勿論殺さないわ。一応あの子に聞きたいことあるし…」
「…その後は?」
「ないない!w逃がすこともないけど殺したら殺人でハンターどころか人生終了よ私たちww」
「そっか…良かった!あ、ちょっと出掛けてくるね」バタン
「ん、いってらっしゃい」
「(………。)」ニヤリ
〜街〜
「お、おい!あの子可愛くねーか?」
「おぉ…白衣の天使や」
「俺ナンパしてくる!」
「ふあぁ…眠いなぁ」ムニュムニュ
「(思わずこんなにお菓子買っちゃった…別にいいかな)」
「な、なぁ!」
「…はい?何ですか」
「あのさ、俺と少し遊ばない?」
「あー、ナンパですか?それなら止めといた方が良いですよ。僕男ですし」
「男?ハハッ…何の冗談だよ」
「本当ですって。ちょっと手、借りますよ」ソッ
「えっ…!?」
ふわり。
「…………。」ポカーン
「ね。分かったでしょう?それでは失礼します」スタスタ
「あ、あぁ…」
「おい、どーだったよ!ww」ニヤニヤ
「お、おっぱい触ってもうた…」
「…は?」
「(あ、あの人胸無いこと気づいてないなぁ…僕男だってば…)」ズーン
「ただいまー」
「おかえりエド〜って菓子多いわね」
「あはは…つい。自分の部屋戻ってるね」
「堂々と言いおって…ここ私の家よ」
「あはは。認めてくれたし良いじゃん」
「別に良いけど。んじゃね」
「はーい」バタン
「ただいまーって…寝てる?」
「ん…あぁ、おかえりです」ニコッ
「あ、起こしちゃったか…ごめん」
「何で捕まえた人に謝るんです?ふふっ」クスクス
「あぅ…」
48
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/11(日) 21:19:22
「そういえば、そんなにお菓子買ってどうしたんですか?」
「あーこれ?二人で食べようと思ってたらつい買いすぎちゃった」
「僕とですか?」
「も…もしかしてお菓子嫌いだった?」アセアセ
「いえ…そんなことありませんけど」
「良かった、こんなにあっても僕だけじゃ食べきれないから どうしようかと…」
「…………あの。」
「ん?どしたの??」
「僕拘束されてて体動かせないです」
「あ…ごめん。手錠の種類変える?」
「出来れば鎖で繋ぐタイプなら少し自由に動けるので嬉しいです」
「じゃ、じゃあちょっと探してくるねっ!」
「(なんで仲間を襲った奴に優しくしてくれるんでしょうか…)」
「持ってきたよ〜」
「あ、ありがとうございます」
「うーん、念のため一ヶ所ずつ変えていくよ?」
「別に何もしませんけど…お願いします」
「うん。すぐ変えるから待ってね〜」ガチャリ
「ずっと同じ姿勢だったんでちょっと辛かったんですよ〜…」プラプラ
「あはは…本当、ごめんね?ずっとバンザイした状態で座らされてたら疲れるよね」ガチャリ
「えぇ…それにずっと脇とか太ももとかを見せてるのは少し恥ずかしかったです」
「え?あ…」
「冗談です。気にしないでください」
「いや気にするけどなぁ…それより終わったよ」
「あ、どうもです」
「少し動くくらいは出来る長さにしたけど…良いかな?」
「う〜ん、全然良いです!逆にこんなに長くして良いんですか?」
「ん?別に良いんじゃないの?」
「だって…」トン
「え?うわっ…!」ポフッ
「こんなことも出来ちゃうくらい長いんですよ…?」
「ち、近いって!顔近いよ!!」
「ふふっ別に良いじゃないですか…」ペロッ
「ひぃっ!?///」ゾクゾクッ
「あははっ、ちょっと首もとにキスしただけなのに…」
「〜〜〜〜〜〜っ!!///」
「あれ?怒っちゃいましたか?顔赤いですよ」
「…鎖短くしようk」
「すみません…もうしません」
「うん、よろしい」
「…それにしても長いですよね」ハムハム
「そお?この部屋から出られない程度にしたんだけど」サクサク
「いえ、この鎖が長いというか…その…」
「…うん。分かるよ、言いたいこと。この部屋が小さいってことでしょ?」
「えぇ、とても。」キッパリ
「まぁ僕がこの家に来て1日で作ったしね…そりゃ狭いよ」
「1日でですか?凄いですね」
「ハンターが使う『落とし穴』を何個か使って地面掘って、壁をネルスキュラの糸と僕が作った薬品混ぜて固めた物塗ってるだけだし簡単だよ〜。あ、ネルスキュラの糸って言ってもカッチカチだから壁より固いしネバネバしないから安心してね」
「へぇ、完璧にただの石壁かと思ってましたよ」
「そういえばさ、今日は色々模様替え的なことしようと思うんだ」
「例えば何ですか?」
「えーっとね、増築して少し部屋大きくした後ベットとか家具置いて、研究道具増やしてパソコン買って…」
「ベットってダブルですか?」
「…いや、流石にそれは無いよ」
「そうですか…」ショボン
「なんで悲しそうにするの…」
「だって一人だと寒いじゃないですか」
「暖房機具くらい用意するよ」
「実は昨日寝てるとき凄く寒くて…」
「ほ、本当に?ごめん、気づかなくて…」
「放置プレイという名の拷問ですか…恐るべし、です」
「ち、違うって!」
「ふふふっ…僕、体は丈夫なんで平気ですよ」
「そ、そうなの?良かった…部屋大きくするから少し待ってね」
「はい」
49
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/11(日) 22:32:39
「このくらいの広さで良いかな」
「凄いですね…落とし穴って便利」
「横に設置しただけでこんなに削れるんだもんね。ハンターって凄いよほんと。…あ、これ壁に投げるの手伝って?」
「良いですけどこれ何ですか?」ポイッ
「ネルスキュラの糸と薬品混ぜた物を凝縮したペイントボール的な物だよ。壁に投げたら破裂して広い範囲を石壁にするの」
「じ、地味に面白い…!」ペトッペトッ
「…ちょっとー。」
「さて、部屋は出来たから次は家具だね」
「買いに行くんですか?」
「いや?もうそろそろ来るよ」
「来るってどういうことです?」
「すみませーん!お届けに参りましたー!」
「あ、来た。はーい!」
「ここにお願いします〜」
「ここで良いんだね?よぉし任せな!ふん!!」ググッ
「わぁ、おじさんすごーいっ♪」
「ははっ力仕事は任せなお嬢ちゃん!これで全部だな?」
「はぁい♪ありがとうございましたっ」
「おう、用があればまた呼べよォっ!わはははは!!」ドスドス
「またお願いします〜♪」
「………。」
「………可愛かったです」
「…うん。こういう時役に立つし男の娘で良かったと思うよ」
「ところでこんなに家具送られてきましたけど」
「うん」
「さっきと広さ変わりませんよね」
「…うん。」
「ベット2つ、タンス、研究道具専用の棚に机、テレビに冷蔵庫に…」
「…本当は家具だけで終わらせようとしたよ?でも電化製品とか欲しいし色々買ったらこんなに多くなって…っ」
「緊急で物置部屋増やしましたけど変わらないですね」
「部屋のスペースは変わらないけど…まぁ便利だし良いよね!うん!」
「ちょっと休憩します?」
「そうしよっか」
「おーい」
「あ、オルガどしたの?」
「いやそろそろ進展あるかなー、って何この部屋。豪華ね」
「あ、さっき来た業者の人僕が呼んだだけだからね」
「ん、分かってるよ。…あれ?なんでベット2つあんの」
「あ、僕が寝るとき寒いからって買ってくれました」
「へぇ…」
「別に良いでしょ〜」
「良いけど…それよりアンタ何か変わった?」
「え?何がですか?」
「1日一緒にいただけなのに私に襲いかかってきたときと比べて何か丸くなったというか…」
「…気のせいじゃないですか?」
「そうかしら?まぁ良いわ…じゃね」
「…何しに来たんだろ?」
「何でしょうね?」
「…そういや今思い出した、僕ってキミのこと色々聞き出さなきゃいけないんだった。」
「あ、そうでしたね。普通に模様替えで終わろうとしてました」
「じゃあ質問するよー」
「はい」
「基礎的なことから聞くよ〜。性別は?」
「男です」
「えぇっ!!?」ガタッ
「え?」
「……うそ?」
「聞いてないんですか?僕男ですよ。なんなら付いてるか確認します?」
「い、いや良いよ…じゃあ次、名前は?」
「そういえば言ってませんでしたね。ゆうたです」
「ゆうた君?」
「ええ。…まぁ、仲間から『役に立たないとかゆうたかよ!』とか言われてから定着してそう呼ばれてるだけですが。」
「ひ、酷い…前の名前は?」
「無いです。奴隷でしたし」
「ごめん…」
「良いですよ。次どうぞ」
「年齢は?」
「15歳です」
「あ、同じだった…どこ出身?」
「覚えてませんね…。」
「うーん…今したいことは?」
「特に無いですね。」
「帰りたい〜とか無いの?」
「無いですね。帰っても殺されますしここにいる方が居心地が良いです」
「そ、そう?うーん…」
「どうしました?」
「『ご主人様に恩を仇で〜…』とか言ってたのにここが良いの?」
「それは山々ですが帰っても迷惑がられるだけです。…きっと。」
「うーん……オルガに報告してくるかな」
「いってらっしゃい、です」
50
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/12(月) 10:28:37
「…うーん」
「どうしたんですか?」
「オルガがいない…メイも、紅も。」
「オルガさんは分かりますが他の人って…」
「あーそういえば自己紹介してなかったね」
「普通言ったらいけないんじゃないですか?」
「そお?でもこっから出さなければ良いじゃん」
「まぁそうですけど…」
「じゃあ念のため僕だけ自己紹介するね。僕はエド。一応男で15歳だよ」
「…やっぱり男だったんですね。」
「うん、まぁね。街歩いたらナンパとかされるけど…」
「最初ただの可愛い女の子だなーとか思ってましたよ」
「あはは、それ僕も思ってた」
「チャイナ服着てこんな肌の露出してたらそう思いますよね」
「そういや何でチャイナ服?ここ中国じゃないよね」
「ご主人様の趣味です」
「そ、そうなの…あっ!」
「どうしました?」
「服…服買ってない…っ」
「服?」
「うん。ゆうた君と僕の。」
「なんで僕もなんですか?」
「いや、流石に何日も同じ服は気持ち悪いでしょ?」
「ま、まぁそうですが…」
「よし、じゃあ一緒に買いに行こう!」
「はーい」
「という訳で着きましたー」
「よく考えたらなんで僕を連れ出す必要があるんですかね…」
「え?だって自分で良さそうな服選びたいでしょ?」
「でも手錠も無しだと逃げるかもしれませんよ?」
「大丈夫!手を繋げば良いでしょ?」ギュッ
「…………!」
「じゃあ何から見ていこうかな…あ、あれとか良いね!いや、あれも良いかな〜?うーん」
「(たった1日過ごしただけの人間に手を繋ぐだけ、なんて普通そこまで信用するでしょうか…手錠まで解いて、逃げ出してしまうことくらい分かるはず…)」
「うーん、どれも良いなぁ〜……あれっ?ゆうた君どうしたの?」
「え?あ、なんでもありませんよ。」
「む〜…あ、お金のことなら遠慮しなくて良いよ?僕これでもお金はたくさんあるから好きなのいっぱい選んじゃってね!」
「は、はい…じゃあ、あれとか」
「うん?あれ男物だねぇ〜…うん、似合いそう!」
「一応、男ですけどね…」
「あ、ああごめん!どうも女の子に見えちゃって…あはは」
「…あ、あとあれも欲しいです」
「おぉ、可愛いね!とっても良いんじゃないかな?」
「結局どっちなんですか…」
「ふぅ、買った買ったー!」
「ご苦労様です。荷物、お持ちしますよ」
「じゃあ半分お願いするね?よいしょっと」
「はい。…っとと、意外と重いですね」
「へい彼女達!」
「…ん?」
「俺達と一緒に素敵な夜を過ごさないか?!」
「なんですか、この人達?」
「あーほら、ナンパだよ。」
「可憐な少女達よ!オイラのビッグでステキなスティックで快感を求めたくはないか!?いや、むしろ与えてあげよう!」グイッ
「ちょっ、やめてよ!痛い、痛いって!!」
「(コイツら…)」
「まーそう言わずに!白衣の天使ちゃんゲッt」
「その手を離してください…」ゴキッ
「ぐあぁぁぁああっ!?」
「ゆ…ゆうた君?」
「エドさん、嫌がってるのに無理矢理連れていこうとするなんて…全く、人の気持ちを理解していませんね」
「このッ…おい!こうなったら無理にでも連れてくぞ!!」
「当然そうきますか…クズには罰を与えますよ」ギロッ
5分後…
「ゲホッ…」
「つ…つええ…」ガクッ
「ふふ…弱いですね。肩慣らしにすらならない」コキコキ
「くっ…くそ!逃げるぞ!!」
「ひいいぃっ!」
「逃がしませんよ。ギルドに送りつけて牢獄生活を楽しんでもらいます」
「く、くるなあああああ!!」
「ただいまー!」
「全く…あんなクズがいるから世の中腐ってるんですよ」
「それにしても強いんだねぇ、ゆうた君。オルガに勝負挑んだのは本当っぽいね」
「あ、信じてなかったんですか?」
「だ、だって…オルガ強いし…」
「ふふっ、本当ですよ。負けましたけど」ニコッ
「…うん、信じるよ。」
「そういえばさっきの二人組をギルドに送りつけたら賞金貰えましたけど」
「あ、そういえばそうだね」
「『痴漢』として捕まえたから100万zも頂きました」
「ち、痴漢?」
「ええ。…ケガは逃げる時に勝手に転んでできたことにしときましたし僕達は被害者ですからね」
「うーん、良いのかなぁ…」
「悪者に情けは無用です。…それより鎖に繋げないんですか?僕も悪者ですよ」
「うーん、一応取り付けるかな…良い?」
「僕、これでも拘束される立場ですしね。少しくらい自由を奪うのが妥当ですよ」クスクス
「あ、そういえばオルガに捕まえてるように言われてたんだっけ…忘れてた」
51
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/12(月) 11:49:44
「ふふふ…み〜た〜ぞ〜!」
「あ、メイ」
「捕まえてる子を解放しちゃったの…オルガにチクっちゃおうかな〜♪」
「ちょ、ちょっと待ってよ!バレたら怒られる…」
「あはは、言わないよ〜買い物行ってたんだよね?」
「う、うん…」
「どうよ、男の娘とのデートは」
「ちょっと、デートじゃないってば」
「面白いキリンさんですね…ふふっ」
「うーん、やっぱり可愛いねぇ君!名前、ゆうた君だっけ?」
「なんで知ってるんです?」
「あーそうそう、それ含めて言わないといけないこt」
「お留守番ご苦労エド!」バタンッ
「へぶっ」ガタッ
「あ、オルガ。紅も…」
「ちょ、オルガさん扉どけて…」ギュー
「ん?何でそんなとこ挟まってんのメイ」
「いやだからオルガさんのせいですよ…」
「ごめんごめん、今閉めるわ」パタン
「ふぅ…」
「それで、言わないといけないことって何?オルガ」
「ん?あぁ、そうだったそうだった。それはね」
「…え?」
「どういうことです?」
「いやだから、ゆうた君を買ったご主人様が潜伏してる場所突き止めてぶっ潰してきた」
「…ご主人様は?ご主人様はどうしたんですか」
「ご主人って奴、手下に殺されかけてたわよ」
「…え…?」
「死にそうだったからとりあえず周りの奴みんな倒して、秘薬使って回復させといたから大丈夫よ」
「よ、良かった…」
「それと手下は全員縛って無理矢理ギルドに送ったけど、ご主人は自分からギルドに行こうとしてたわね」
「そうなの?」
「うん。『俺も悪いことはたくさんしてるし裁かれなきゃいけないな…そうだ、君達に襲いかかってきた子がいるだろ?あの子、君達が引き取ってくれないかな。…無理にとは言わないが、あの子は俺達に命令されて動いただけで悪い奴じゃないんだ。出来れば頼むよ』って。一応OKはしたわ」
「え?じゃあ…」
「僕、ここにいて良いんですか?」
「勿論良いわよ。…人が増えるのはもう慣れてるし。つーかここ私の家なのに勝手に増築して住み込んでる奴がいるくらいだしね」
「うっ」
「…それと、アンタとご主人は面会すること出来ないわよ。」
「何でですか?」
「『あの子と俺は関わりが無い。…これが条件付きだが良いよな?』って言われたの。」
「…そうですか」
「まぁアンタが仲間だとバレたらギルドがアンタを探して捕まえに来るでしょうし、仕方ないわ」
「そう、ですね…ありがとうございます。」
「あと、手下全員捕まえたしアンタが何かに狙われることも無いから安心しなさいな。…じゃあそろそろ私たち上で酒飲んでるから」
「はい…。」
「昼から酒ですか」
「仕方ないでしょ、本当ならご主人とやらをボコボコにしてやりたいのに出来なかったんだから。それともメイはお酒飲みたくないの?」
「勿論飲みますよ!」
「よし。…じゃね、エド、ゆうた君」
「うん」
「…………。」
「…ご主人に会えなくて寂しい?」
「関わりが無いのですから今の僕のご主人様はあの人じゃないですし寂しくありませんよ」
「…そうだね」
「それに、もう新しいご主人はいますしね」
「…誰なの?」
「エドさんです」
「…え?」
「ふふっ…これからよろしくお願いしますね、ご主人様」
「え、えええええっっ!?」
52
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/12(月) 13:05:17
「ご主人様って言われてもなぁ…」
「…駄目、ですか?」ウルウル
「………い、いいよ」ドキドキ
「…とりあえずここにいて良いって許しも貰ったし、手錠とか解くね?」カチャ
「あ、お願いします」
「腕両方取ったから、そっちの足取ってね」
「はーい」カチャカチャ
「よいしょ」ガチャッ
「取れましたー」
「こっちもだよー…この鎖どうしようかなぁ」
「ご主人様、僕が預かっても宜しいですか?」
「も、もう呼び方が『エド』じゃないのね…まぁ良いけど。はい」
「ありがとうございます!」
「そんなもの何に使うの?」
「とりあえず取っておくだけです」ニコッ
「ふーん…あ、そうだ。新しい薬でも作ろうかなぁ」
「薬、ですか?」
「うん。暇な時よく作るんだよ〜」
「今まで作ったのでどんなのがありますか?」
「うん?えーとね…飲むと力が強くなる薬とか、ハゲが治る薬とか」
「は、ハゲですか?ふふっ…」
「こういうのネットで売ってるんだけど買いたいって人がたくさんいてね…勿論、料金は高いけどハゲを治す為なら払う人が凄い多いんだよー」
「ちなみにおいくらですか?」
「ハゲ薬は800万zだよ。…あ、でも病気に効く薬とかは10zとかで安く売ってるよ」
「へぇ…お医者さんみたいですね」
「んーまぁね。…でも中には人に売ったらいけないような薬もあるけどね」
「そんなのあるんですか?」
「例えば、飲めば不死身になる薬とかね。最近作ったのだと女体化する薬とか…」
「…。」ピク
「あと、不老の薬とか、透明になる薬とか。」
「あの、そういうのって作ったらどうしてるんですか?」
「僕の金庫の中に保管してるよ。そこら辺置いてたら危ないしね」
「確かにそうですね…そういえば、今から作る薬って何ですか?」
「これ?これは目が良くなる薬。」
「目が見えない人が見える様になるとかですか?」
「うん、そんな感じ。まぁ成功するか分からないけどね…って失敗したああっ!分量間違えちゃった…」
「ふふ…ドンマイです」
「うーん、もうちょっと頑張ろうかなぁ…」
「ご主人様〜」
「ふぅ…あれ?どうしたのゆうた君。」
「お風呂入るかどうかメイさんが聞いてましたよ」
「うん、入るよ〜…あ、先にゆうた君入ってよ」
「つまり後から一緒に入る訳ですか?」
「いやそうじゃなくて…今成功しそうだから目が話せないの。」
「じゃあ買った服何枚か持っていきますね」
「はーい」
1時間後…。
「ふう、良いお湯でした…」
「(そういえばこの服、適当に持ってきましたけど)」
「(これってメイド服ですよね…)」
「(ミニスカートなのがちょっと恥ずかしいけど別に良い…かな)」
「上がりましたよー」
「はーい!あ、ゆうた君メイド服可愛い〜すごい似合ってますよ」
「…メイさん。一応僕男ですけど…まぁ、良いです」
「うん、気にしちゃダメだよ。それよりエドは?」
「あ、今呼んできますね」
「ご主人様〜」
「よおぉぉおしっ!!完成した…って何?ゆうた君」
「お風呂上がりましたよ」
「あ、そうだったね。ありがと!じゃあ入ってくるよ〜」スタスタ
「はーい」
「…今、ご主人様は入浴中…。」
「金庫の中に、薬があるって言ってましたっけ」ゴソゴソ
「あった…って金庫空きっぱなしですね」
「ええと、どれだろう…」カチャ
「これですね、『女体化する薬』。紙に名前と説明文まで書かれてて良かった…」
「…へぇ、飲んだ瞬間女の子になっちゃうんですか。ちょっと面白そうですね…他にはどんな薬があるんでしょうか」ゴソゴソ
「…『胸を大きくする薬』?これとか良さそうですね」
「この2つだけにしておきましょうか。よし、元通りにビンを並べて…後は知らないフリをしておけば…!」
「(…ご主人様、申し訳ありません。ちょっとした好奇心なのです…)」
53
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/12(月) 14:16:48
「(胸を大きくする薬は飲んでから3時間後、ですか…まぁ流石に薬で女の子になったり胸が大きくなったりする訳無いでしょうし度胸試しってことで試してみましょうか)」
「ふいー、お風呂あがったよ〜♪」
「!!!!」ビクッ
「あれ?どしたのゆうた君??」
「何でもありませんよ、ご主人様」
「そうなの?あ、ご飯出来てるらしいから食べよっ」
「はい」ゴソゴソ…
「いただきまーす!」
「いただきます」
「(ビンはベットの下に隠したし…バレませんよね)」
「メイ、ご飯おかわりよ!」
「ちょっ、オルガさん早いですよっ!」
「うふふ…食べ過ぎたら太るわよ?ザボアザギル並に」
「ケンカ売ってんの紅?」
「まさか?本当のことよ」
「「………………!!」」バチバチ
「ケンカしないでくださいよ二人共〜」
「あ、ミルン復活してたんだ」
「もしかしてエド、心配してくれた?」
「うん、ぜーんぜん♪」
「!?」
「それにしても美味しいですね、メイさんの料理」
「ほんと!?ありがとうゆうた君〜久々においしいって言ってもらえた気がするよ〜」
「いやいっつも言ってるからね?」
「ごちそうさまです。」
「美味しかった…ふー」
「よし、飲むわよ」
「また?今日はやけに飲むわねオルガ」
「ほら、新しい仲間も増えたんだし良いでしょ。歓迎会よ」
「うっぷ、私はいりません…」
「またミルン脱落?全くもう…」
「それより飲みましょうよ!エド、ゆうた君お酒持った?」
「持ちましたよ」
「持ったよ〜♪」
「じゃあ、かんぱーいっ!」
「ううっ…き、気持ち悪い…」
「ふふっ、たくさん飲みましたねエドさん」
「うん…すっごい飲んだ…」
「今日は早めに寝た方が良いと思いますよ。お布団かけてあげますので横になってください」
「う〜…」ポスンッ
「ふふっ…おやすみなさい、ご主人様」ナデナデ
「……………。」
「(今のうちに…飲んでみましょうか)」
〜外〜
「こんな小さいビンに入ったもので本当に体が変わるんでしょうか…」
「……まぁ、物は試しです」キュッ
ごくっごくっ…。
「(………変化、無し?)」プハー
ドクン…!!
「…ッ!?」
「か、体が熱い…っ…まさか、本当に…ッ!?」
ドクン…ドクン…
「…あ、あれ?」
「…熱が治まったし体に変化も無い…何だったんでしょうか」
「…もう1つの胸が大きくなる方も飲んでみましょうか」グビッ
「………何ともない。」
「ふふ、無駄なことをしてしまいましたね…もう寝ましょうか」
「(明日ご主人様に謝っておきましょう)」
翌朝。
「んー…よく寝た…ってあれ?なんか声高い…風邪ですかね」
「ご主人様起こした後風邪薬を……ん?」
「あーーーーーーっ!!!?」
「え?え!?どうしたのゆうた君っ!!?」ガバッ
「!!!!」バフッ
「あれ?ゆうた君頭から布団被ってどうしたの??」
「な、何でもないです!ちょっと悪い夢見て驚いただけです!!」
「そ、そお?ってなんか声高いけど」
「か、風邪をひいてしまったようなのです!お気になさらず!!」ゴホゴホ
「?う、うん…ってもうこんな時間か、ちょっと出掛けなきゃいけないから行ってくるね」ガチャッ
「は、はい!いってらっしゃいです!!」
「………………やばいです」
「これ…おっぱいですよね?」ジー
「(こんなおっきいの付いてたらどうやっても隠せない…)」ボイン
「はっ…そういえば二つ目の薬…!」
「…そうでした。胸が大きくなるんでしたっけ。」
「しかも声高いし…まさか女体化の薬、効いてた…!?」
「…はっ、もしかして!」スルッ
「…やっぱり。」
「ち○こ無くなってる…うぅっ」ズーン
「もしかして、って思ったけど…やっぱり無くなるんですね…」
「…まだ童貞卒業してないのに…」
「っていうかまず下着が緩すぎて危ないですね…女の子用の買ってて良かったです、ホント。」
「はぁ…どうやって説明しましょうか…」
54
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/12(月) 15:11:24
「それにしても…」チラッ
「鏡見て思いましたけど…可愛い、ですね…僕」
「胸は大きくてスタイル良くて…自分で言うのも何ですが顔も…」
「……でも本当にどうやって隠そう、この胸」モミッ
「ふゃあっ!?///」
「………っ!!」
「(な、何、今の声…じゃなくて今の感覚?)」
「一瞬ビクってした…」
「……………。」サワリ…
「(気持ち良い…柔らかくて…ぷにぷにしてっ…手が、止まらない…っ)」
「はぁっ、はぁっ……!///」ゾクゾクッ
「あれ、エドの部屋に女の子なんていましたっけ?」
「っ!?!?」ビクッ
「おっぱい出して何してるんですか?ふふっ♪」
「あ…あ……っ」ガタガタ
「ゆうた君だよね。なんで女の子の姿なのか話してくれますか?」
「……。」
「へぇ〜…エドの薬、勝手に飲んじゃったら女の子になったんですか。」
「はい…」
「うーん、ちゃんとエドには言わないといけませんよ?」
「勿論そのつもりです…」
「うん、よろしい♪」
「あの…メイさん…女の子になったこと、みんなに言うんですか?」
「…言うよ。まぁ、仕方ないよ。」
「そう、ですか…」
「…くーーっ、やっぱり可愛い!!」ダキッ
「きゃっ!?」
「『きゃっ!?』だってかぁーわいいっ!!女の子になってもやっぱり可愛いなぁコイツぅっ♪」ギューッ
「あ、あのメイさん、苦しいです…」
「ふふふ、おねーさんのおっぱいもおっきいことを教えてあげただけよ!」
「は、はぁ…」
「まぁそんなに落ち込まなくても良いよ。女の子になったことくらい悪いことじゃないから!」
「で、でも…」
「それより、女の子になってから何をしていたかをバラされたくないだけでしょ?」
「………っ!!」
「大丈夫。そのことは絶対に言わないよ。秘密くらいは守るから」
「…ありがとうございます」
「うん!じゃあ女の子生活楽しんでねっ♪」バタン
「……ふふっ」
「女の子生活、か…楽しんでみようかな…?」
「ただいまーってうわっ!?どうしたのゆうた君??」
「おかえりです、ご主人様」
「え?ええ?何でおっpp…えええっ!?」
「すみません。実は、女体化の薬と、胸が大きくなる薬を興味本意でこっそり飲んでしまったのです」
「の、飲んじゃったの?」
「はい…すみません。そのせいで女の子に…」
「いやそっちじゃなくて!」
「…え?」
「胸が大きくなる方っ」
「は、はい。飲みました」
「あっちゃー…まずいなぁ」
「どうしたんですか?胸が大きくなることになにか問題が」
「…いや実はね?あれビンと中身間違えてるんだ。」
「え?じゃあこんなに胸が大きいのって」
「元々そうだったってことだよ〜…」
「じゃあ中身は何だったんですか?」
「それはね…」
「…空間移動能力者?」
「通称テレポートだね。瞬間移動が出来る様になるよ」
「それって凄い便利じゃないですか?」
「そうだよぉ?だから太った人達からの注文が多くてね…流石に命に関わるから売るのは止めたんだ」
「なんで命に関わるんです?」
「瞬間移動が出来るってことは一歩も動かなくても移動が出来る訳でしょ?つまり太った人は歩かなくても良いと考えてしまう訳だ。」
「…あぁ、そういうことですか」
「そう。歩くことすらしなくなってどんどん太っていって肥満で死んじゃうの。唯一の運動もしなくなるんだからねぇ…」
「僕は太ってませんけど…」
「うん。ゆうた君は大丈夫だろうね。普段から歩くでしょ?」
「逆に瞬間移動しながら掃除なんて難しいです」
「あはは…だろうね」
「ところで、許してくれるんですか?」
「何を?」
「勝手に薬を飲んだことです」
「あー別に良いよ?薬なんていくらでも作れるし、ゆうた君がそれで満足してくれてるなら。」
「…まぁ、個人的には嬉しいです。2つ共。」
「あははっ、じゃあみんなに言っとこうか。薬飲んで特殊能力と性別が変わったこと」
「そ、そうですね」
55
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/12(月) 15:46:59
「…ということがあったんだ。」
「…へー、ゆうた君便利になったわね」
「あれ?さっき教えてくれた内容と違いますよ?」
「すみません、メイさん…僕が勘違いしていたんです」
「ふふ、まぁでも驚きました!まさかそれが天然のお乳だったとは。えいっ」プニッ
「うひゃぁっ!?や、やめてくださいよっ」ヒュンッ
「あれ?って痛っ!」ゴン
「うふふ…今のが瞬間移動、ね。」
「び、びっくりしました…」
「あれ?そんなとこにいたの、ゆうた」
「はい…ここを強くイメージしたらいつの間にかここにいました」
「へぇ、流石に発動方法までは知らなかったなぁ」
「そうだったんですか?」
「うん…作るだけで試してないからね」
「いてて…壁におでこぶつけちゃった」ヒリヒリ
「あっはははは!これでゆうたには何もできなくなったわね」ゲラゲラ
「むぅ…」
「すみません、避けてしまって…」
「うふふ、ゆうたが謝ることは無いのよ」
「そ、そうですよ…いてて」
「そういえばミルンはどこ行ったの?」
「あ、狩りに行ってるわ。『蟹が食べたい』って言ったらダイミョウザザミ狩猟してくるってさ」
「ダイミョウザザミって食べれたんですね。」
「まぁね。そういやアンタ、コウリュウノツガイ持ってたわよね」
「え?あ、はい。」
「じゃあモンスターとか狩りに行けるの?」
「勿論ですが…」
「ふーん…じゃあたまに狩りに行くの頼んで良いかしら?」
「えぇ、分かりました」
「ところで!」
「うおっと、何よメイ」
「ゆうた君!」
「はい、何でしょう?」
「これ付けて!」
「は、はぁ…こうですか?」
「あれ?これって猫耳カチャーシャ?」
「うおおおっ!似合う!似合いますっ!!」
「じゃなくて結局何なのよ」
「あ、本題に入りますね。みんなこんな可愛い女の子がいますけど」
「ん?」
「名前が『ゆうた』って酷くないですか?」
「…まぁ思ったことはあります」
「本人もこう言ってる訳ですし!新しい名前考えませんか!?」
「まぁ女子が地雷ネームって悲しくなるわね」
「あ、思い付いたー『イヴ』ってどう?」
「あ、それが良いです」
「決まるの早いわねぇ…」
「何故その名前なんですか?」
「可愛いから」
「許します!」
「だから何なのよ…」
「という訳でエド考案の『イヴ』ちゃんにします!異論は認めない!」
「じゃあ確かめなくても良いでしょ…」
「つーかお腹すいた。メイ、お昼ご飯頼むわ」
「はっ!?私は今まで何を…」
「何で記憶ないのよ…」
「ごちそうさまです」
「あ、イヴちゃんお皿洗い手伝って?」
「記憶あるんじゃない…」
「はーい」ヒュンッ
「うわっ!?」
「皿が一気に消えたと思ったら積み重なってキッチンに置いてある…」
「見たものも移動させれるのね…凄いわ」
「凄いね…ここまで出来るとは思わなかったよ」
「終わったのでご主人様のお部屋に戻っていますね」ヒュンッ
「はーい」
「…便利ね」
「エド、私たちにも分けt」
「ああごめん。イヴが飲んだのが最後なんだ」
「えー…」
56
:
くすす
:2015/01/12(月) 18:59:58
レオゴーっていうHR6に気を付けてね8さいの癖にいじけて泣くんだ
57
:
くすす
:2015/01/12(月) 21:39:54
レオゴーに気を付けてねHR6なのにたてつく気なんだえへへへんじゃ
58
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/13(火) 01:28:15
そうなのかー。
…そう、なのか…っ!?
59
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/13(火) 21:04:31
最初は内容をモンハンにする予定だったのに色々混ざっておかしい件
狩りをする場面は無いし…物語が進まない。非常にまずい。
…ゆっくり更新しよう。うん。
60
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/01/19(月) 00:35:58
久々の更新なり。
一体モンハンとは何なのか、今になって疑問に感じてくる展開になったけど仕方ないね。
それじゃあ書くよ〜
〜エドの部屋〜
「瞬間移動できるって便利…」
「これは太った人が欲しくなるのも分かりますね」
「イヴっち〜」
「あ、ご主人様」
「…イヴっちって呼ぶの何か楽しいね」
「何言ってるんですか。それよりどうしたんです?」
「あ、そうだった。あのね、ちょっと飲んで欲しい薬があるんだよぉ〜♪」ニコニコ
「…もしかして元に戻すつもりですか?」
「いんや?そんな勿体無いことしないよ。…まぁ、元に戻す薬なんて作ってないし無理だけどね」
「そ、そうですか…良かった」
「それでね、飲んでほしい薬はこの3つだよ」
「3つもですか?」
「1つは注射だけどね…痛いの苦手?」
「いえ…オルガさんの狩団子程は痛くありませんよね?」
「勿論だよ。…っていうかそんなに痛かったのね」
「まぁ仮にも団子とはいえ武器ですしね。ところで薬の効果は何ですか?」
「試した後のお楽しみだよっ♪」
「そ、そうですか…不安です」
「じゃあまず注射からね〜」プスッ
「いっ…!」
「ん、もーちょっとだから我慢してね…はい、おっけー!」フキフキ
「そ、それで効果は一体…」
「もうすぐ分かるよ」ニコニコ
「もうすぐって………うっ?!」ドクン!
「お、早速きたね」ワクワク
「あ、頭が…痛い…っ」シュルシュル
「おお〜〜〜!!」
「う…うぅっ…?」
「可愛いっ!これは可愛いっ!メイっ!メイーーーー!!」
「エド、どうしたの…ってイヴちゃん?」
「メ、メイさん…いてて…」
「ね?可愛いでしょ??」
「…エド。今度もまた凄い薬ね」
「ど、どうしたんですか二人共?」
「ふふ〜♪鏡見てみ?」
「え…?」
「ふっふっふ…」ニヤニヤ
「………。」ピコピコ
「どう?」
「…何です?これ」ピコン
「猫の遺伝子やらを色々いじって作った薬だよ〜。効果は猫耳が生えて、猫の尻尾も生えて、更に猫の牙まで生えちゃう!」
「…ちょっと良いですか?」
「なぁに?」
「人前に出れませんよねコレ」
「だからこそ登場2つ目の飲み薬。はい!」
「え、えぇ…?…あの、効果は」ゴクッ
「ん?完全な猫になれるよ。」
「どういうことです?」
「いやだからそこら辺にいる猫と全く同じ姿になれるってこと。イヴっちの場合黒猫の姿だね〜。人の言葉喋れる猫って感じだから安心だよん」
「どこが安心なんですか?買い物とかはどうしたら…」
「あー大丈夫だよ。フード被れば多少は耳隠せるから。尻尾はスカートの中、牙は八重歯って言えば誤魔化せると思う」
「…じゃあ2つ目の薬いらないんじゃないですかね。」
「………………てへぺろ☆」
「はぁ……まぁ良いです。勝手に薬飲んだ罰とでも考えますよ」
「そ、そうそう!罰だよっ」アセアセ
「今気づいたでしょ絶対…それで、3つ目は何ですか?」
「あ、飲んで飲んで〜」
「……………。」ゴクッ
「それの効果は千里眼ね。瞬間移動に役に立つと思うよ」
「…確かにそうですね。僕の瞬間移動は場所を強くイメージする必要がありますから風景が分からないと意味がありませんしね…」
「ふふん、中々に便利なんじゃないかな」
「マトモなのは3つ目だけでしたけどね」
「ええ!?猫耳まともじゃん!」
「そうですよ可愛いじゃないですか!」
「何で猫耳が…ってそういえばさっき、この耳って生えてるって言ってましたよね」
「うん」
「じゃあ抜けないんですか?」
「抜けないねぇ」
「はぁ…これじゃあ人と猫のハーフじゃないですか…」
「可愛いから良いんじゃないかな?僕は好きだよ」ニッコリ
「……まぁ、生活に支障が出ないでしょうし別に良いですけど…」
「う〜ん、猫舌になるよね多分」
「ちょっ…」
61
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/02/21(土) 22:20:34
「おーいみんな、ちょっと話が…ってイヴ、猫耳生えたのね」
「あら、可愛いわねぇ〜」
「あ。オルガと紅、どうしたの?」
「ん!あのねー今から戦闘街に行ってゴグマジオス狩りに行ってくるわ」
「はぁ…こんな時間に?」
「うん。一応緊急クエストだしね〜…これクリアしたらG級特別許可証を再発行してくれるらしいし行くしかないでしょ!あ、エドは一応ここにいてもらうけど…良い?」
「オッケー。気をつけてね、オルガ。」
「勿論よ。イヴ、紅、メイ。行くわよ」
「えっ?僕も行くんですか?」
「当たり前でしょ〜?コウリュウノツガイ装備しといてね」
「は、はぁ…」
「いってらっしゃーい」
「お留守番頼むわよ、エド。んじゃ!」
10分後。
「ただいま帰りましたー。一人だとダイミョウザザミも中々手こずって…あれ?みんなどこ行ったんです、エド?」
「あ、ミルン。…そうか、そう言えば蟹倒しに行ってたんだっけ」
「え?え??一体…」
「あー、みんな狩りに行っちゃったよ。緊急クエストだって。」
「う、私だけ置いてかれたパターンですか…まぁ、仕方ないか。」
「あはは、それより蟹食べよ?そんなでっかいの玄関に置いてたら邪魔でしょ〜」
「そうだねぇ…食べてしまいますか!」ズルズル
ー戦闘街ー
「やぁ〜っと付きましたね、戦闘街っ♪」
「メイ、なんか嬉しそうね?」
「だって、あんなデカブツ相手にするんですよ?楽しみです…ふふふっ♪」
「最初に私が背中を攻撃して撃竜槍を落とすから、イヴは背中の上で攻撃して手伝ってくれるかしら?」
「はい、了解です。…壊した後はどうします?」
「そうねぇ…そのまま攻撃で。」
「アンタ達、そろそろ来るわよ。気をつけて!」
「「「はーい」」」
『ゴアアアァァァアアァッッツ!!』
「でかいわねぇ…じゃあ、まず私が背中に火炎弾を撃つわぁ。イヴ!」ドン!ドン!
「はいっ!…鬼人化・回転乱舞ッ!」ズパァッ!
『グガァッ!?』
「よーし、二人がやってる間に…メイ、私達は尻尾切断狙うわよ。」
「はーいっ♪…ふふふっ、尻尾切断ですね」
「じゃあ一旦乗りダウン狙って…うらああぁぁああっ!!」ガスン!
『ガアッ!?』
「ナイス、オルガ〜。次は貫通弾を…」
「さぁ、ダウン完了!行くわよ!」
「尻尾ふっといなぁ…。切れますかね、これ?」
「気合いで行くわよ!」
「やああぁっっ!鬼人強化ぁっ!!」
「ん〜そろそろかしらぁ?」ズドン!
『ガッ…!!!!??』ボトリッ
「ふふ。背中の部位破壊完了よぉ〜」
「ナイス、紅!二回目の乗りダウン狙うわよ!!」
「その前に尻尾ぶった切りますよっと!」ズパァッ!
『グギャアアァァアァッッ!!!!』
「あぁ〜、すっごい!あんなおっきいのが切れちゃうなんて…♪」
『グッ…オオオォォア!!』ガシッ
「え?ちょっ…!」
ごくりっ。
「あ。」
「え」
「メ、メイーーーーっ!!」
「メイさん…飲み込まれた?」
「まずいわねぇ、どうやって助けるか…」
「…仕方ない、倒した後助けるわよ。メイも腹の中でやられる程弱くないはず…行くわよっ!!」
「大丈夫かしらねぇ…」ドン!ドン!
「…無事でいてください、メイさん!」
62
:
紅魔
◆Rk0uJgukRE
:2015/02/21(土) 23:20:02
〜ゴグマジオスの胎内〜
「いったぁ…あれ?ここって……私、さっきまで戦ってたのに…」キョロキョロ
「…もしかしてゴグマジオスの胃の中!?は、早く出なきゃ…っ」
がしっ。
「きゃっ!な、何?…触手?」
「こ、拘束された…離してよ!…あれ?胃の壁から何か液体が」
どばぁーーーっ!!
「うっ…ぺっ、ぺっ!な、何ぃこれぇ……あっ!キリン装備が溶けて…」
「ん…なんか頭がぼーっとしてきた」
するり。
「ひやぁあぁあっ!!?」ゾクッ
「くっ…何するんですか!このぉっ!!」
「はぁ…っていうか、なんか、体が熱く…なってきました、ね…」
「まさかさっきの液体って…」
さわり。
「〜〜〜〜っ!!?」ゾクゾクッ
「まずい、これはまず……んっ」
「お、おっぱい…いじらないで、ぇっ」ビクンッ
「んっ…くぅ…ぅ、あああぁぁっ!!」プシャアァッ
「い…イッちゃった…モンスターの触手なんかに…私………っ」
「ひっ…そ、それってまさか…嫌、モンスターなんかに犯されたくない…嫌だ、いやああぁぁあぁぁあぁっっっッ!!!!」
「…急に動きが素早くなったわねぇ〜?コイツ…」ドン!ドン!
「メイさん…本当に、大丈夫でしょうか…?!」
「イヴ。今は目の前の敵に集中するのよ。…ゴグマジオスを倒さなければ、メイも私達も生き残ることはできないわ」
「は、はい…。」
「あっ、あぐっ、あ、あああぁっ」ズンッズンッ
「んぐぅっ!?んんんっ、んんん!!」ゴボッ
「(口の中も…お尻も…アソコも…全部犯されてる…!!)」
「(助けて、オルガ…紅、イヴっ!!)」
「んん!んっ、んんんんんっっ!!!!」ドプゥッ!
「げほっ、げほげほぉっ!!」
「はぁ…はあ…も…やめ、てぇ…んあっ」ズブッ
「あっ、あああぁっ…いや、妊娠しちゃう、赤ちゃんできちゃう…んっ」ズコズコ
「産みたくない、産みたくないよぉ…射精さないで、中には出さないで…いや、ああぁっつっ!」ドピュドピュッ
「うっ、ううぅっ…もうやだぁ…殺してよ…誰か…ひぐっ、うっ…」
「!やめてよ…そんな大きいの入らない…!」
「あ、あぐっ…!裂けるっやめっ」メリメリ
「あはぁっ!!」ズプンッ
「あ…あぁ…も…しぬ…しんじゃう…げほっ、あ…」
「うご、うごからいで…触手おちんぽ、しきゅうまで、あっ、あんっ、あひぃっ!」ズンッズンッ
「らめ、もうらめぇっ!あっ、ぁふっあ、ああぁあぁっ!!」ズンッズンッ
「イくっ♪触手おちんぽに犯されてイッちゃううぅっつっっ!!♪♪」パンッパンッ
「なかに、なかにださらいでえぇぇっっ!!♪」ドピュドピュッ!
「はぁ…っ…あ、あぁ、あ…」ヨロッ
「…みんな…ぁ…っ………ごめ…んなさ……い……っ」
「くそがッ…いい加減にぃ…くたばれえええええぇッッ!!」ズバァァッ!
『ゴア…アアアァッッッアアァッ!!』ドシィーン
「はぁ…はぁ…!」
「倒した…わね?」
「は、はやく、早くメイさんを助けなきゃ!!」
「みんな、口の中から入るよ!!」
「「了解!!」」
「無事でいて…メイっ!!」
〜ゴグマジオスの胎内〜
「メイーーーーっ!!」
「メイ…どこよ…!?」
「メイーーー!メ…!」
「どうしたんですか!?オルガさん!」
「…メ、イ?」
「…え?」
「も…もう…イった…からぁ…っあ」ビクンッ
「メ…イ……」
「メイさん…大丈夫ですか!?」
「…オルガ、イヴ。一旦メイを連れて帰りましょう。」
「…うん。分かってるよ。」
63
:
桃華
◆Rk0uJgukRE
:2015/04/11(土) 22:01:16
〜オルガ宅〜
「…メイ…メイ…うっ、ひぐっ」
「オルガ。ちょっと良いかしら?」
「っ…紅!メイは!?」
「えぇ。そのことだけど…大丈夫。命に別状はないそうよ。でも…」
「………でも?」
「ハンター業には復帰出来ない。…今、その部屋にいるから会ってみなさい」
「…………っ」グスッ
ギィ…バタン…。
「…………メイ…。」
「あ…オルガだぁ……あは、あはは」
「め、メイ?」
「ごめん…ごめんね…ごめんなさい。私が飲み込まれたりしたせいでみんなと一緒に狩りに行けなくなっちゃった…ごめんなさい……っ」
「っ!!」
「オルガ…メイね。飲み込まれたとき、胎内で受けた麻痺毒の後遺症が残って利き腕が自由に動かせないんだ。これでモンスターと戦う何て到底出来ない。残念だけど…メイはもう………。」
「…エド…。」
「メイ…私達がもっと急いでれば…」
「紅たちのせいじゃないよ。油断した私が悪い。…気にしなくても、良いよ」
「……………………。」
「…こんな……喜べないG級昇格って何なんだよ…クソ………っ!!」
という訳でこの小説終わりになります。
終わりがよく分からない?
仕方ないよ、ネタ切れだもの…
ハッピー系じゃなくてややバッドになったのはマズかったかな?
許しておくれ…!
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