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サーナイト携帯小説スレ その2

170Mr.L:2010/12/27(月) 06:21:02 ID:fT1qa5mo
優悟は『全く信用していなぞ』とばかりの口調で答えた。
しかし未來は嬉しそうに『なら今日会いに行こうよ♪真羽花ちゃんも誘ってね♪』と言い出したので、優悟は未來を信用してみる事にした。


しばらくすると、段々とクラスメイトが集まって来たので、優悟と未來は会話を止めた…何せお互い人気者である、直ぐにそれぞれ呼ばれてしまった。


しばらくして、真羽花が来たので優悟は早速声をかけた。


「おはよう真羽花ちゃん♪」
「…おはよ…//」
「ねぇ真羽花ちゃん。」
「ふぇ…なに…?」
「真羽花ちゃんは『香椎未來』って子、知ってるよね?」


真羽花は一瞬考える素振りを見せたが、直ぐに答えた。


「…うん、確か『みくにゃん』って名前で売り出し中の人気歌手声優…だよね…。」
「…え?;」
「あ…これナイショだった…。」


真羽花はバツの悪そうな顔で目を泳がせていたが、優悟が『大丈夫だよ♪』と声を掛けると直ぐに落ち着いた。


「…それにしても、2人は既に知り合いだったの?」
「あ…うん…何回か話しただけだけど…。」
「その何回かだけでそこまで話すなんて…余程気に入られてるんだね…。」
「そっ…そうかな…?」


真羽花は首を傾げて唸っていたが、最終的に真羽花には『友達』がいなかった為、分からなかった。


「まぁとりあえず…今日のお昼休み、その未来ちゃんと2人で中等部へ行く事になってるんだけど…真羽花ちゃんも来る?」


その誘いに対して真羽花はきょとんとしていたが、やがて笑顔になり―


「うんっ…行く…!絶対行く…!!」
(…へぇ、真羽花ちゃんはこんな笑顔にもなれるんじゃないか…香椎さん…中々やるじゃん…。)


優悟は心の中で未來をほんの少し尊敬した。


そして、その日の昼、給食を食べた3人は早速中等部へと来た。


「深夏さ〜ん!真羽花さ〜ん!遊びに来たよ〜っ♪」


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