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マーガレット2011蠱惑合戦

29niv:2011/02/08(火) 01:45:44
(見えなかった――この俺が)
 たとえばそんな風に幻左衛門の胸中は続きます。
 腕の中にいる娘の肉体の美よりもその技の美に心を取られる、それはこの幻左衛門のひたむきな剣士の姿勢を表すのかもしれませんし、またはそれほどまでに幻左衛門を幻惑する綺沙羅の腕前をこそ表しているようにも取れます。
 こうとなれば話は決まっています。何か理由があって戦ってたのだと思いますが、もはやその理由を打ち捨ててでも彼は成長し最高潮に達した綺沙羅と戦わねばなりません。同じ相手に4回も同じ必殺技の名前を言うのがそろそろ気まずくなってくる頃でもありましょう。
 いくつか考えられる筋道のひとつでは、彼は綺沙羅に魂の剣を使ってからとどめを刺しています。
「そ、そんなぁ〜、話が違いまっせ、幻左衛門の先生〜!」と慌てる三下を背に、幻左衛門は
「その娘を殺したことで俺の役目は果たした……その後生き返ろうが、俺の知ることではない……」と去っていきます。
 三下には幻魔十字斬を2度もかわした不気味な女と一戦を交える気が置きようはずもなく、惨めに幻左衛門の後を追っていくのが皆様にも見えますでしょうか。
 また別な筋では、幻左衛門は単にさち子に綺沙羅を預け、すぐに手当てすれば間に合うと言って去るのも考えられます。この場合、三下は既に全滅しないと困ります。筋Aに比べて盛り上がりに欠けるので、「修羅の道を駆け上がれ、そして今一度この俺と剣を交えるのだ」とひとり呟くくらいの作法は幻左衛門も身に着けていることでしょう。
 綺沙羅のこの初々しい構成は成長を描くために未完成であることを求められる主人公の姿そのものであり、本大会の真の主人公と言って差し支えないでしょう。

 あとこんなこと言われても嬉しくないと思いますが、目が「ハイエナ少女の血とガッツ」のキャラみたいな危ういかわいさを持っています。

2@木俣 公子
 目が虚ろで、じっと見てるとだんだん怖いですね。
 首の長い女よりは怖いです。
 ベクシンスキーの鏡から出てる首クラスです。
 みんなほんとにこの子かわいいと思いますか?
 夏の暑い日、昼なのにふっと静かになった誰もいない道で彼女に出会って無言で手を引かれたら、逃げずについていけますか?
 肌の色と、ナイフで強引に削られた油絵のような服の質感が絶妙に私を恐怖させます。

8@狂鈴壁 邪桜良
 完全なので。


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