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マンスリー前科者通信

1ポルシェ万次郎 ◆roLkRBnDjc:2006/05/15(月) 05:30:13
お久し振りです。刑務所の中から書き込みしています(ウソ)。

毎日ダイソーの洗濯バサミを作っています。作業賞与金は700円程度です。時給じゃなくて月給です。もっとも、時給2000円でもこの様なルーティンワークはやりたくないですけどね。何の達成感もスキルの向上もありません。
まぁ、洗濯バサミを組み立てる側(受刑者)も、それを監視する側(看守さん)も、仕事内容に大した違いはありませんけど。あんなの(看守さん)は一部責任者を残し、他は警備会社の人間を月給20万円(ボーナス無し)で雇えば十分です。公務員の宿舎も民間に払い下げ、職員は全員 拘置所内に住んでもらうのが合理的だと思います。

家賃はただの代わりに、入浴は週にたったの2回、努めて節水しなければいけなく、21時〜7時までは消灯となるので読書も何も出来ないのがネックです(笑)。私は健康体にもかかわらず、薬を服用しているという理由で独居房に隔離されています。他の健常者(受刑者)の様に10時間の睡眠をとることが出来ない為、やむなく眠剤を服用しています。それでも10時間も惰眠を貪るのが難しいので眠剤の量を倍に増やしてもらいましたが、どうしても6時間(21〜3時)で目が覚めてしまいます。夜中に本を読んだり筋トレ等をしていると看守さんに叱られてしまうので、布団の中でうずくまるより他はありません。薬漬けの毎日で精神的に苦痛を受けています。就寝時間をせめて世間並みの8時間(23〜7時)に短縮してもらえるよう申し出ましたが、「特別扱いは出来ない。3時に目が覚めるなら7時の起床まで考え事でもしてたらどうや」と言われ却下されました。考え事は得意なので洗濯バサミを組み立てながら散々行っています。拘禁生活自体に大した不自由は感じません。元々タバコも酒もやらないし、ネットが閲覧出来ない為に職能技術の劣化が恐いだけです。あとは所謂「ホテルにカンヅメ」状態で、創作活動にはむしろ適している位ですかね。ただ、久し振りに経験する「強制的にやらされる仕事」が辛いだけで、GW中は作業が免業日となるので学生時代に戻った気分で楽しみにしています。

産経新聞を読みたいのに、新聞購読が一切認められない規則に不満があります。個人購読不可な理由が「貧富の差が生まれて不平等だから」らしいです。しかし、所内での週刊誌の購読を認めている時点で言っていることに矛盾があります。ヘアヌード付きの週刊誌が講読出来て新聞を購読出来ない明確な理由が分かりません。購入出来ない代わりに、所内で購入している読売新聞が順番に回覧されて来ますが、閲読設定時間は朝夕刊あわせて1人15分。早読が得意な私でも内容を把握するのは困難です。えらいさんに面接まで申し出て閲読時間の延長及び購入を申し出ましたが「予算がない。君だけ特別扱い出来ん。言っていることは正論なので検討はする」とのこと。とても更正を目的とする行刑施設の対応とは思えません。
つい先日「どの新聞が読みたいか?」のアンケート調査が実施されましたが、多くの受刑者は朝日(極左)、毎日(左派)、読売(中道)、産経(右派)など、新聞各紙の論説傾向を知らないだろうし、読売(というかナベツネ)が昨年10月辺りから「国立追悼施設」の建設賛成派に転じたことなど誰も知らないと思われ、この様な調査は茶番ですよ。

入浴は週2回でたったの15分。運動は週3回、屋根無しの鶏小屋の様な場所に押し込められているだけでとても運動出来るスペースはなく、雨天だとシビアに運動中止。2週間近く外に出られないことも間々あり、人格権の侵害だと思います。

「前科者通信 〜日本初の刑務所ブログ〜」なる日記を毎日欠かさず書いています。マイナスの経験も残さず全て回収します。まずはwebで発表します。10万部はカタイです。

2102ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:18:57
61. Re:Re:Re:無題 1/2

>山本博一(ひろ)さん

日付を跨いで何度も書いていますが、当該期間における実質金利の低下は、名目金利が反応していない以上、「プラスの財政効果(新規国債発行増→財政拡大)がマイナスの財政効果(消費税増税、アジア通貨危機)に及ばなかった」と解釈するのが自然でしょう。小渕政権や麻生政権に「大規模な財政拡大」などの印象を持つ方が多いですが、事前のショックと比べて規模が全然足りなかったというわけです。

そして事前のショックに対してだけでなく、バブル崩壊後の日本は慢性的に政府支出の総額が不足しています(下記参照)。

続 日本は世界一の緊縮財政国家|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11541471921.html
 政府支出の増加率(年平均ランキング) ※2000〜2010年
 http://hirohitorigoto.info/data/097_2_lb.jpg
 政府支出増加率と名目GDP成長率の関係 ※1990〜2012年
 http://hirohitorigoto.info/data/098_2_lb.jpg

別な視点からも繰り返しますが、名目金利が反応していない(主な理由はデフレギャップ、経済規模、対外純資産国)以上、「そこだけ切り取れば」相関があるように見える新規国債発行額と実質金利のグラフを基に、藤井聡氏の主張の信用性を貶めるようなことがあってはいけません。安倍政権の経済ブレーンらによる金融政策重視、財政政策軽視の思想にこれ以上加担すべきではありません。

●アベノミクスを阻む「3つの狂った羅針盤」
第一章:発展途上国向けに変更されてしまった供給優先の「マクロ経済モデル」
第二章:本来の「最大概念の潜在GDP」ではない、新たな「平均概念の潜在GDP」
第三章:浜田、原田、岩田氏らによる不公正な「MBと予想インフレ率の関係図」

今回の藤井氏は上記(当方作成)3つ目の「狂った羅針盤」にご立腹されているわけで、単純な学術論争に固執しているわけではありません。そうした「狂った羅針盤」を基に経済政策が歪められ、結果として実社会に大きな悪影響を及ぼすことを危惧されているのです。

ポルシェ万次郎 2014-04-15 04:45:02

2103ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:19:18
62. Re:Re:Re:無題 2/2

>山本博一(ひろ)さん

>我々は

>・金融政策のサポートなしでの財政出動
>・金融政策のサポートありでの財政出動

>どちらが効果的か?を言っているだけ。

>どうせなら100%財政出動の効果が発揮される後者の方が良いと思うのですが。

下記の通り、より整理してみました。私は【2】>【1】>【4】>【3】の順番でデフレ脱却に寄与すると考えますが、それは今回の主題ではないので無視するとします。

【1】金融緩和のサポートなしでの財政拡大メイン
【2】金融緩和のサポートありでの財政拡大メイン
【3】財政拡大のサポートなしでの金融緩和メイン
【4】財政拡大のサポートありでの金融緩和メイン

上記の【2】は【1】に優る、或いは【4】は【3】に優るという点で当然合意できそうに一瞬思うのですが、青木泰樹氏が「リップサービス」と喝破されていたように、リフレ派と目される経済評論家やブロガーなどは、日頃の発言からその「本気度」を疑われているわけです。そして彼らフォロワーが「理論的支柱」「私の師匠の〜」などとして仰ぐ、安倍政権に近い学者先生らの主張の不公正さが藤井氏によって露呈された今、我々と一緒に「マンデルフレミング増税阻止、リフレ派を討て!」の論陣を張ってもらえれば汚名返上、我々も過去のことは水に流して財政重視の「本気度」を信じることにします。

リフレ派に対し「リフレ派を討て!」を促すのは酷なので、「財政軽視および10%の消費税増税を許すな。マンデルフレミング増税阻止、旧リフレ派を討て!」辺りでどうでしょうか? 「ステージが変わった」の一言で乗り切れると思います。

マンデル・フレミング・モデルに基づく諸々の批判に反し、財政拡大に熱心な国の方が実質金利が低下して通貨安になっている「現実」が顕著に確認されています。ひろさんのブログの昔からの読者は、ひろさんがそうしたデータ「各国の政府支出増加率と通貨上昇率の相関グラフ」を作成、掲載してくれることを望んでいるのではないでしょうか? 自説に合わないデータを提示された際に無理な理屈を捻り出すのではなくて、現在議題となっている内容に沿ったデータのグラフ化こそが、ひろさんに求められている需要だと私は思っています。

ポルシェ万次郎 2014-04-15 04:45:51

2104ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:19:34
39. 好きなブログだったのに、このままでは「ひろのよまいごと」になってしまう……。

他所でレスをもらえなかった分は諦め、別な長文を下記の新規エントリーに投稿しておきました。

リフレ政策に対する誤解 (補足)|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11821426501.html

私も「マンデルフレミング増税阻止、リフレ派を討て!!」に賛同、早速使わせていただきました♪

で、本日は告発文の掲載か何かがあるのですか? 48日以内に裁判、「チャンネルぺらら」に番組改編とか?

ポルシェ万次郎 2014-04-15 05:35:04

2105ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:19:50
12. おはようペラちゃん リツイート中 1/2

>また、そもそもわたくしは一度たりとも増税に賛成したことがなく、
>10月1日以前はもちろん、それ以降も絶えず様々なメディア、
>講演、書籍で増税反対の言論活動を続けています。

はい。三橋氏は倉山氏以上の熱意と発信力で、デフレ期の消費税増税に反対されていましたね。

>唯一の急所を目がけて斬りかかって行っていたのが私と倉山塾の増税阻止の
>戦いでした。それを「チャンネル桜」の水島社長を使って止めにきた。
>何ひとつ危険の芽を見逃さずに木下は手を打ってきた。

ほかにも「国土強靭化の予算が欲しいから消費税増税に賛成した」みたいなデマを、彼らは平気で言っていましたね。ホント、「出典を示せ」と言いたいです。倉山氏はせっかく豊富な知識をお持ちなのに、思い込みが激しいのがいけません。

>木下次官「水島、倉山を何とかしろ」
> 水島社長「は、かしこまりました」

ぺらら「倉山先生は倉山先生、私は私です」
くらら「えー、先輩!」

私は上記の光景を想像してしまいました(笑)。倉山氏の好きな将棋にたとえるなら、受けなしの詰めろ状態ですね。今回は何からツッコミを入れていいやら迷いますので、しばらくコメント欄を眺めていたいと思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-15 10:36:39

2106ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:20:05
13. おはようペラちゃん リツイート中 2/2

●アベノミクスを阻む「3つの狂った羅針盤」
第一章:発展途上国向けに変更されてしまった供給優先の「マクロ経済モデル」
第二章:本来の「最大概念の潜在GDP」ではない、新たな「平均概念の潜在GDP」
第三章:浜田、原田、岩田氏らによる不公正な「MBと予想インフレ率の関係図」

「アベノミクスを阻む〜」というか、「デフレ脱却を阻む〜」ですかね。個人的にはこちらのトピックの行方も気になるところで、本日配信の下記メルマガがまた秀逸でした。

【藤井聡】ステージ・チェンジ! 三橋貴明の「新」日本経済新聞
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/04/15/fujii-85/

私も全てに同意するところで、「ネット上の反論らしきもの」に対し、似たような趣旨のコメントを下記に投稿させていただいたところでした。

リフレ政策に対する誤解 (補足)|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11821426501.html

それにしても三橋、東田、藤井ら三氏の「ジェットストリームアタック」が凄いです。序盤、中盤、終盤、隙が無い(http://www.nicovideo.jp/watch/sm20610514)と思います(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-04-15 10:36:57

2107ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:20:40
77. Re:Re:Re:Re:Re:無題 1/2

>doildさん

>安倍政権の金融重視、財政軽視の経済ブレーンとは誰ですか?

今回の文脈からして、藤井聡氏も指摘されている浜田、原田、岩田の三氏のことを言っています。「経済ブレーン」が抽象的なら、「現在の安倍総理の経済観、安倍政権の経済政策に影響を与えている経済学者ら」と言い換えてもいいです。

>本田悦郎先生などは第2次補正予算を組むべきと言っていると聞いていますが。

この方の著作や発言を全て追っているわけではありませんが、前述の三氏らと比べ、「金融重視、財政軽視」とまでは言えない良い印象を私は持っています。

>昨年も13兆規模の大型補正を組んでますし、

はい。昨年の経済成長率をブレイクダウンすれば、大型とされる補正予算の寄与度が高かったことが分かりますね。量的緩和による資産効果はすぐに息切れ、民間投資は盛り上がらずといった印象です(下記参照)。

国民経済計算(GDP統計) 四半期GDP成長率の時系列データ - 内閣府
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2013/qe134_2/__icsFiles/afieldfile/2014/03/06/ritu-jk1342.csv

私は金融緩和こそがカンフル剤で、公的支出は恒常的にガンガン増やし続けろという意見です。

歳出(兆円):95.9 → 150.0(実は防衛費を2倍にする方がハードルは低い)
税収(兆円):50.0 → *40.0(消費税廃止分を−10兆円として単純計算)

量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)もいいですが、上記の矢印右側のように新規国債発行の総額自体を増やし、実体経済に確実に回るような公的支出を最善と考えます。

政経アニメ「アイドル新党なでしこ!」 新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

上記は私の書いたメモ書き、アニメ原案のプロットになりますが、この27話のBパートにて、日本の名目GDPを10年後に1000兆円、20年後に2000兆円、40年後に6000兆円にするための財政政策を書き記しています。興味のある方はどうぞご参照ください。

ポルシェ万次郎 2014-04-16 03:56:25

2108ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:21:05
108. Re:無題

>菊名さん

私は某所にて、リフレ派に対し「リフレ派を討て!」を促すのは酷なので、「旧リフレ派を討て!」を提案しておきました^^

本当に「リップサービス」ではなく、財政拡大の必要性を強く感じているのなら、ここで根性を見せろというわけです。

ポルシェ万次郎 2014-04-16 06:50:37

2109ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:21:21
「言論で戦え」という意見が多いようですが、何を争点にしようというのか当方には疑問です。財務省の「省是」が増税であることや、彼らが大臣をも取り込むだけの強大な力を有していることを否定する人はいないでしょうが、それに安倍総理が必死に抵抗したことを示す説得力のあるエピソード(出典)も未だ提示されておりません。総理が誰であろうが財務省には逆らえない、総理大臣より事務次官の方が強いことが「常識」であるのなら、消費税増税反対の運動そのものが最初から意味のないものになってしまいます。

・中野&東谷「安倍は竹中と浜田の影響を受けたネオリベ。消費税増税反対!」
・三橋&水島「そうかもしれんが、総裁選前の発言を信じる。消費税増税反対!」
・倉山&上念「ネオリベ的な部分を含め、断固安倍支持。消費税増税反対!」
・浜田&竹中「量的緩和は万能。消費税増税の影響は法人減税で相殺すればいい」
・WJFプロジェクト「三橋や水島は安倍がネオリベなのを知ってて応援している」

一番最後は余計だったかもしれませんが、各人の主張は概ね上記の通りだったように思います(敬称略)。

2110ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:21:37
さて当該案件、麻生大臣と三橋氏が懇意であることは周知の事実ですが、そういった関係を超越した「飼い主に忠誠を誓う御用評論家の見本のような人物」を裏付けるエピソードが、「麻生大臣の武藤推しに倣ったから」だけでは根拠が弱すぎると思います。とはいえ、この点についてはまだ「根拠の少ない論評」に過ぎず、名誉毀損とまでは言えないと個人的には思う次第です。宮崎正弘氏の言葉を借りるなら、「著者の主観が濃厚」「なかば強引に活写した評論」といったところでしょうか。

その他、三橋氏の発言「景気条項があるから増税は決まったわけではありません」は事実そうでしたし、真意は「だからまだ諦めるな。最後まで増税反対の声を挙げよ」だと解釈するのが自然なのに、どうして「非常に巧妙に邪魔をしかけてきました」となるのか当方には疑問です。こうした強引な解釈で前置きしたあとに、手のひら返しの麻生発言「増税は国際公約だ」「増税をしない理由はなくなった」を続けて結びつけるのですから、悪質な印象操作との批判は避けられません。

さらに、「自分たちの″飼い主″である麻生が増税の首謀者となるや、日ごろの言動をなかったことにした卑怯者集団です」については、これは事前の記述で当該従属性を証明する根拠が乏しかった以上、最後の「卑怯者集団」などは特に、「単なる論評の域を超えた人身攻撃につき、名誉毀損に相当する」と総合的に判断される可能性は高いです。とはいえ、作家が感情に任せて筆を滑らせることはよくある話なので、本件の過失割合は編集を担当した出版社側の方が高いように当方は考えています。

2111ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:22:22
今回の名誉毀損とは別途に言論で争う余地があるとすれば、それは「手のひらを返した安倍総理や麻生大臣への批判が足りない」ではありますが、自民党が下野しているときならまだしも、自分より一回り以上年長の総理や二回り以上年長の副総理らに対し、「一部の政策の相違からこれまでの関係性を全て壊してしまうのは得策ではない。諫言は生意気と思われない程度に留め、言論の力や若手政治家らとの協力により、関係を切らずに考えを改めさせたい」と考えるのは至極当然のことで、当方は三橋氏らに同情する立場であります。

「そうは言っても、そろそろ限界なのでは?」や「寝返ったが麻生に比べ、安倍は必死に抵抗した。なぜなら〜」といった論点ならあっていいと思います。しかしながら、そういった「言論」以前の問題として、「名誉毀損」を許すつもりはないというのが本件における三橋氏の主張だったのでしょう。「言論」をしたいのなら藤井聡氏に倣い、相手への礼儀を尽くして誌上討論への発展を狙うのがいいかもしれません。

最後に戦争の天才「ジーク・カイザー・木下! ジーク・ライヒ!」の運動について、顔の見えない役人へも責任の所在を明確にさせるという方向性には賛成するも、増税が「省是」の財務省にあって木下事務次官だけが異端ではないという点と、木下事務次官や麻生大臣に比して安倍総理を一切批判しない不公平への説得力に欠ける点において、画像のコラージュが下劣な点と合わせてやりすぎな感は否めません。そして戦い方が違うだけであったにもかかわらず、被害妄想からチャンネル桜とメール一本で決別したのは早計であり、大失敗だったように思います。

2112ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:22:39
101. Re:Re:Re:Re:Re:無題 2/2 [1/3]

>山本博一(ひろ)さん

>その財政出動の効果を最大限に発揮するために量的緩和はしっかりやりましょうと

もう一つの論点である供給制約による弊害、これを謳うのであれば「旺盛な公需−いくらか圧迫されるだろう民需=総需要の不足したデフレ期であっても全体として悪影響」であることを統計を使って証明することや、或いはある程度の理論的な説得力が必要となるでしょう。「リソースが公共事業に使われたおかげで防衛費増や公務員増、再分配政策(減税や給付)といったその他の財政政策に支障が出ている」、「リソースが公共事業に使われたおかげで金融緩和に支障が出ている」なら話は分かりますが、そうでないのだからマンデル云々に基づく財政拡大への批判や、それが弱いと見るや展開された供給制約によるリフレ一派による過剰な公共事業バッシングの方が私には理解できません。

>繰り返しなんども言っていますが、財政政策の効果を活かすために量的緩和が必要です

繰り返し何度も言っていますが、「財政拡大のサポートありでの金融緩和メイン」は「金融緩和のサポートなしでの財政拡大メイン」に劣るも、今回の論点はそこではありません。量的緩和は十分なほど行われていて、財政拡大(100兆円の新規国債発行)はまだまだ行われていないのが現状です。なので、異論がないなら「マンデル増税、狂った羅針盤増税、旧リフレ派増税に反対。レジェンドを討て!」にご賛同いただければ幸いに思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-17 08:29:56

2113ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:22:55
102. Re:Re:Re:Re:Re:無題 2/2 [2/3]

>山本博一(ひろ)さん

>だからリフレ派叩きをしても意味がありません

その「リフレ派」が「旧リフレ派」と袂を分かち、マンデル・フレミング理論等々に基づく財政軽視を一緒に批判してくれるのであれば話は別だとの趣旨を以前にも書きましたが、例のリツイート芸人……じゃなかった、新鋭の若手経済評論家が懲りずに下記原稿を自身のツイッターで紹介されていたのを見て諦めました。リフレ派叩きにはちゃんと意味があるのです。

公共事業が持つ景気抑制効果 第2の矢の再考を 原田泰 WEDGE Infinity(ウェッジ)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3650

「財政・金融両面から景気を刺激しようとするからいけないのであって、財政は何もせず、金融だけで景気を刺激すれば良い」、「それでも6割は金融政策が支えていたということは可能で、かつ、公的支出によって、他の需要項目が抑えられてしまっていた可能性がある」、「1990年代以降、政府支出の増大で景気刺激策を行ってきたときには、金融緩和をしていなかったので、政府支出の効果はほとんどなかった」、「公共事業を抑えておけば円安がさらに進んでもっと輸出が伸びていたはずである」、「不要不急の工事をすれば単価が上がって、他の必要な建設工事の妨げになる。第2の矢の財政拡大政策は再考すべきである」、「小泉政権下の金融緩和と緊縮財政の組み合わせという政策が成功したことを再認識すべきだ」、「財政政策の効果は小さい。金融政策だけで景気刺激効果があるのだから、財政政策を発動しなければ、財政状況は必ず改善する」、どう考えてもアウトでしょう。上記を読んでもまだリフレ派叩きに意味はないと言い続けますか?

思えば安倍総理が前回の総選挙のとき、第一次安倍内閣の実績として株価やプライマリーバランスの改善にばかり言及していたのを聞いて軽い危惧を覚えたものでしたが、リフレ派の浜田、原田、岩田ら三氏が及ぼす悪影響は予想以上に深刻で、政権からこれらを取り除く必要性を強く感じます。それから話は変わりますが、竹中平蔵はクビにするべきです。

ポルシェ万次郎 2014-04-17 08:30:40

2114ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:23:14
103. Re:Re:Re:Re:Re:無題 2/2 [3/3]

>山本博一(ひろ)さん

>債権の新規発行数が増加→円高になっているという事についてはdoildさんが提示されいる通りです

名目金利が上がっていない以上、財政規模の拡大が予想インフレ率を低下させたわけではないこと、実質金利を上昇させた主犯ではないこと、つまりは実質金利に反応する円高の原因でないことは何度も申し上げた通りです。たまたまその時期だけを切り取れば、予想インフレ率の低下要因である大きなショックが重なったに過ぎません。

>自国及び、他国がとっている金融政策によって為替相場は大きく変動しますので、
>財政と為替は単純に相関はしません

財政政策に対する誤解 〜マンデル・フレミング・モデル〜 2013年1月25日 島倉原
https://docs.google.com/file/d/0B7v9Marcd0HIbVNjdnRDYkZEV00/
(要googleログイン)

こちらでもグラフを出そうとしてずっと失念していたのですが、上記の10ページに掲載された「財政政策と為替レートの関係の検証(対象18カ国、測定期間1991-2009年)」をようやく再発掘できました。「積極財政国の通貨ほど安くなりやすい」と結論づけられています。どうぞご参照ください。

量的緩和だけでは株高や通貨安の「期待」はあっても、資産効果や為替効果だけでは実体経済への波及が弱く、各種デフレ圧力(デフレスパイラル)を押し戻すだけの力が足りない、時間がかかり過ぎるというのが三橋氏らの主張で、いや、財政軽視では時間をかけても恐らくデフレ脱却は無理だろうというのが私の仮説です。

以上を踏まえるなら、今後求められるのは「『金融緩和万能論』で政権に害をなす旧リフレ派ら老害を、『財政拡大も大事だよ』の真リフレ派(ネトリフ)は攻撃せよ! 『実質賃金引き下げ隊』らによるマンデル増税は断固阻止、レジェンドを討て!」ということだと思います。ついでに言えば、竹中はやはりクビにするべきです。

ポルシェ万次郎 2014-04-17 08:31:06

2115ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:23:32
7. Re:はじめまして

>藹鵠戦士さん 1/2

>世の中には財政政策無効論をとなえる人もいるそうですが、
>そんな人達と闘っておられる三橋さんを応援してきました

エキセントリック上念ボウイ……じゃなかった、経済評論家の上念司氏が「財政政策無効論」を唱える安倍政権に近いリフレ派の原稿(下記参照)を、自身のツイッターで昨日紹介されていました。

公共事業が持つ景気抑制効果 第2の矢の再考を 原田泰 WEDGE Infinity(ウェッジ)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3650

「財政・金融両面から景気を刺激しようとするからいけないのであって、財政は何もせず、金融だけで景気を刺激すれば良い」 「それでも6割は金融政策が支えていたということは可能で、かつ、公的支出によって、他の需要項目が抑えられてしまっていた可能性がある」 「1990年代以降、政府支出の増大で景気刺激策を行ってきたときには、金融緩和をしていなかったので、政府支出の効果はほとんどなかった」 「公共事業を抑えておけば円安がさらに進んでもっと輸出が伸びていたはずである」 「不要不急の工事をすれば単価が上がって、他の必要な建設工事の妨げになる。第2の矢の財政拡大政策は再考すべきである」 「小泉政権下の金融緩和と緊縮財政の組み合わせという政策が成功したことを再認識すべきだ」 「財政政策の効果は小さい。金融政策だけで景気刺激効果があるのだから、財政政策を発動しなければ、財政状況は必ず改善する」

ポルシェ万次郎 2014-04-17 10:31:05

2116ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:23:52
8. Re:はじめまして

>藹鵠戦士さん 2/2

上記の見解で一致する浜田、岩田、原田ら三氏による「金融政策万能論」が、安倍総理による消費税増税の決断を後押ししたといって過言ではないでしょう。彼ら「リフレ派」と戦う三橋氏や藤井聡氏を、藹鵠戦士さんと同様に私も応援しています。

>業務妨害が目的の卑劣漢でも言論で挑んできたら先に言論で返して
>相手の間違いをさらしてやるのが言論人としての礼儀じゃないでしょうか?

礼儀や作法、「言論で争う」以前の問題であることについて、「嘘だらけの倉山満氏(命名 by 下澤淳さん)」のブログ最新エントリー最下部(フェイスブック投稿欄)に私の見解を投稿させていただきました(下記参照)。

大学では教えられない歴史講義 見解 - 憲政史研究者・倉山満の砦 [4/16]
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=1219

私なりに精一杯倉山氏にも寄り添ったつもりでして、もしかしたら三橋氏や三橋氏を応援する人の見解とは異なるのかもしれませんが、よろしければご参照ください。

台湾「ありがとう日本」 台湾の独立性を主張する日本人に台湾人が涙
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1145.html

話題を本日エントリーの内容に戻しますが、上記はかなり前に放送された山際澄夫氏によるTVタックル出演時の動画ですね。日本と台湾が分断国家にされてしまったことが残念でなりません。

ポルシェ万次郎 2014-04-17 10:31:40

2117ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:24:24
19. Re:へええ

>へんなおっさんさん

>いくら金融緩和やっても円安にならないんだったら、
>1000兆円くらい刷って発行済み国債全部買っちゃえ

資産バブルが発生するからやるべきではありません。日本国内だけならまだしも、円キャリーが進んで世界中に飛び火、資源や穀物の価格も急騰して世界中から恨みを買います。

>藤井曰く国債いくら発行しても金利上がらないらしいし、国債1000円追加発行さ
>増税し無くったって公共事業やり放題。

「財源はデフレ」という言葉があるように、現在のデフレギャップが埋まるまでは財政拡大をしても金利は上昇し難いです。それらデフレギャップが埋まってなお、日本には世界一の対外純資産(国富)があるため、外貨を使って外国から供給能力を借りてくることも可能となります。なお、そんな現在の日本は、マンデル・フレミング・モデルが最も作用し難い国でもあります。

●2014年度政府予算案(左)と当方案(右) ※10兆円の消費税分は廃止で計算(億円)
社会保障関係費:305,175 → 500,000
文教及び科学振興費:54,421 → 100,000
国債費:232,702 → 240,000
恩給関係費:4,443 → 5,000
地方交付税交付金等:161,424 → 300,000
防衛関係費:48,848 → 100,000(防衛費対GDP比2%)
公共事業関係費:59,685 → 120,000(最盛期水準)
そのほか:92,126 → 135,000
計:958,823 → 1,500,000
-------------------------------------------
歳出(兆円):95.9 → 150.0
税収(兆円):50.0 → *40.0(実際の税収は逆に増えることが予想される)

なので、上記のように100兆円規模の新規国債の発行が理想と私は考えます。量的緩和だけだとハイパーインフレが発生する前に資産バブルを誘発してしまいますが、仰るような1000兆円の新規国債発行でもハイパーインフレに近い「スーパーインフレ」が発生するでしょう。何事もバランスが大事ということですね。

ポルシェ万次郎 2014-04-18 01:45:49

2118ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:24:40
23. Re:Re:Re:へええ

>rxtypeさん

>まさか、ポルシェ万次郎さんも円安にならないって思ってませんよね?

金融緩和をさらに進めれば円安になりますよ。確実に。ここからは私の「感覚」ですが、消費税増税というマイナスの財政効果(デフレ圧力)がなければ、さらなる異次元緩和で1ドル110円くらいにまで通貨を下落させても、資産バブル等々の弊害は見られなかったかもしれないと考えています。

動画はまだ視聴していないので文字起こしのみから判断いたしますが、三橋氏は消費税増税という多大なマイナスの財政効果(デフレ圧力)が発生しようとしている今、つまりは名目金利は変わらず期待インフレ率が下がって実質金利が上昇して円高圧力がかかろうとしている今、それら圧力を金融緩和だけで跳ね除けて1ドル105円くらいにまで通貨を下落させるのは無理がある、無理にやろうとすれば資産バブル等々の弊害が発生するだろうとの警鐘を鳴らしたいのだと推察されます。

別に日銀だけでなく、FRBやECBやBOEだって自国通貨を金融政策のみで下落させる手段を有しておりますが、では何故無尽蔵に制限なくやらないのかといえば、先に挙げたようなそれなりの弊害が発生するからにほかなりません。

ただ、さらなる異次元の金融緩和でハイパーインフレ(フローのインフレ)の懸念がないのは当然としても、それならばと1ドル105円に下がるまで為替効果を狙った金融緩和を進めたとして、実行の是非はともかく、私はまだ大きな弊害は生まないだろうと「感覚」で予想します。だから追加の異次元緩和を行うべきということではもちろんなくて、100兆円の新規国債を発行して自国の内需拡大に使えという意見です。

内需を拡大させればデフレも円高も株安も解消され、名目7%、実質5%程度の経済成長は取り戻せるでしょう。「1990年代以降、政府支出の増大で景気刺激策を行ってきたときには、金融緩和をしていなかったので、政府支出の効果はほとんどなかった。公共事業を抑えておけば円安がさらに進んでもっと輸出が伸びていたはずである。小泉政権下の金融緩和と緊縮財政の組み合わせという政策が成功したことを再認識すべきだ。財政政策の効果は小さい。金融政策だけで景気刺激効果があるのだから、財政政策を発動しなければ、財政状況は必ず改善する」などの阿呆な主張には真っ向から否定したいと思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-18 09:40:35

2119ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:24:58
37. Re:今の時点で最重要なことは

>yamayuriさん

>今の時点で最重要なことは竹中、浜田氏との絶縁、
>および産業競争力会議の改組または廃止

●アベノミクスを阻む「3つの敵」 消費増税と「トンデモ経済学」
1.竹中ら「企業脳」に侵された「実質賃金引き下げ隊(価格競争力至上主義)」
2.浜田、原田、岩田ら「金融政策万能論」「財政軽視」に侵された「リフレ派」
3.上念、飯田、ブロガーら「口だけの財政有効論」を言う「リップサービス派」

上記のように整理すれば分かりやすいと思いました。

上念 司 @smith796000 ・ 21時間
『三橋氏がいつの間にか金融政策無効論者になってた件』
http://ameblo.jp/typexr/entry-11825699755.html

「リフレ派(レジェンド)→ヤングリフレ派→ネットリフレ派(ブロガー)」みたいな情報の流れや連携(自説補完および論敵叩きのツイート)がありますね。私もつい反射的にコメントを投稿してきてしまいました……。

「世界の日本に対するイメージ画像」を開いてみたら… 韓国だけが…
http://pirori2ch.com/archives/1808299.html
プライベートブランド商品も製造者記載義務化へ
http://www.watch2chan.com/archives/38341164.html

各種表示義務の強化が国産比率を高め、やがてはデフレ期に必要な物価上昇に寄与します。さらに、非関税障壁として1995年にアメリカの圧力で廃止された製造年月日の表示義務も復活させるべきでしょう。以前にも何度か書いていますが、30席を超える飲食店での産地表示義務化も急務かと。たとえばファミレスのレジ前やメニューに「中国産」とか書かれていれば、残酷な現実を目の前に突きつけてやれば、それだけで客は食欲を失くすため、自然と国産回帰の流れに繋がります。

ポルシェ万次郎 2014-04-18 19:38:12

2120ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:41:47
8. 量的緩和でマネタリーベースを何倍にしようが脱デフレは無理筋。新規国債発行で予算を1.5倍にすれば1年弱で確実に脱デフレが可能。

>わたくしが調べた限り、オバマ大統領が上記の質問を受け、
>「軍事力を行使するとは明言しなかった」という事実を報じたのは、
>ブルームバーグ紙だけです

基地外活動の人たちも、「軍事力を行使するとはっきり明言しないのなら米軍基地は要らない。有事に役に立たない軍隊は出て行け」とかやってくれるなら、そういった圧力を内外にかけてくれるのなら、彼らをいくらかでも応援できるのですけれどね。

治安のいい日本に住んでいる限り、犯罪に巻き込まれても警察が助けてくれるし、法を始めとする様々な秩序によって守られている安心感があります。しかしながら、それと同じように国連や国際社会、日米同盟が無条件に守ってくれると考えるのは誤りであると、日本国民はもういい加減に気づかなければなりません。

【TPP】米が自動車輸入目標要求 日本強く拒否
http://blog.livedoor.jp/jyoushiki43/archives/51949992.html

去年の8月にも書きましたが、アメ車と韓国車には「マイナス関税」をかけて小馬鹿にしてやればいいです。

朝日放送|教えて!ニュースライブ 正義のミカタ
http://asahi.co.jp/mikata/

明日は三橋氏も出演されるのでしょうか? それにしてもあの番組、パネラーの数をもう少し絞ってもらいたいですよね。せっかく東京から出張して臨んでも、頭数で割ると発言機会は減らざるを得ません。

MBS 劇場版公開記念!「魔法少女まどか☆マギカ」朝まで4時間SP - 東野幸治
http://video.fc2.com/content/20131031pTuhyPCg/

東野幸治氏はアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」が大好きなので、藤井聡氏らと共に楽屋トークでコミュニケーションが取れれば、本番の発言機会増に繋がるかもです。

トゥールモンド (Tout-Le-Monde) - 肥後橋-フレンチ [食べログ]
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27000275/
よし乃 (よしの) - 岡町-割烹・小料理 [食べログ]
http://tabelog.com/osaka/A2706/A270601/27001147/

大阪のディナーは上記へぜひどうぞ。大したことなかった場合は奥さんの分まで含めて私が全額払い戻しいたします。

ポルシェ万次郎 2014-04-25 11:36:09

2121ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:42:02
17. 移民には「高度人材」よりも「同化人材」を求む。日本国民としての連帯感が重要。安倍、竹中、浜田ら「実質賃金引き下げ隊」を討て! 1/3

>現金給与総額(ボーナス含む)は90年以前の水準を下回っているわけです

毎年給料の上がっていかない生活は本当に悲惨です。独身生活を謳歌している者は別として、安月給で女房、子供のために奴隷のように働いている身近な者を見て気の毒になります。

>日本経済は、日本国民の所得が実質的に高まり、豊かになり、
>国内の購買力が増大することで成長するべきだ

たとえば私も、関税撤廃により相手国の自動車産業を壊滅させ、一方的に日本車を売りつけるなどの「完勝」には抵抗があります。自国はもとより相手国の産業や文化も尊重し、それらを破壊しない一定の配慮を心がけたいものです。

自由貿易や市場原理を追求して上手くいくのならその価値観でも構いませんが、中間層に厚い内需立国の方が国家全体の経済パフォーマンスは高くなります。日本は経済規模の小さい都市国家とは違うわけですし、或いはゲーティッドコミュニティのような階層の分断は国柄にもそぐいません。アメリカ大統領の予約を断る天ぷら屋があるような国だからこそ、GDPで世界一を狙える潜在力があるのだと私は確信しています。

ポルシェ万次郎 2014-04-27 14:04:00

2122ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:42:19
18. 移民には「高度人材」よりも「同化人材」を求む。日本国民としての連帯感が重要。安倍、竹中、浜田ら「実質賃金引き下げ隊」を討て! 2/3

「実は移民政策とは経費削減対策なのだ」とは藤原正彦氏の言葉(今週発売の「週刊新潮」巻頭コラムより)。市町村の出す会報誌を読んでも収支改善の報告(アピール)ばかりで、政府や地方自治体は本来の目的を見失っていると言わざるを得ません。

『日銀理論を取り戻そう①』島倉原 AJER2014.4.25(5) AJERcast(無料)
http://ajer.jp/video/show/4473d3e7ef320b41cb6549cc45a820e1
『日銀理論を取り戻そう②』島倉原 AJER2014.4.25(6) AJERcast(会員限定)
http://ajer.jp/video/show/affd90e2de728677bc4a1a07678bfa16

動画の後半(会員限定)は必見! 今の日本の環境では、日銀の量的緩和によるインフレ期待などが期待できないことは当然としても、ささやかな資産効果のほかに為替効果(円安効果)もあることは私を含め多くの人が理解していて、しかしその割りに輸出が大して伸びていない、原発停止に伴うエネルギー輸入を差し引いても純輸出がプラスどころかマイナスになるのは何故だろうか、それはリーマンショック以降に外需が減退しているからだと理屈づけられていましたが、島倉仮説だと「橋本政権以降、政府支出抑制により名目GDPが横ばい。結果、利潤が見込めないことから民間投資も伸び悩み、生産性(輸出競争力)が慢性的に低下した」となるようです。

ポルシェ万次郎 2014-04-27 14:04:22

2123ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:42:35
19. 移民には「高度人材」よりも「同化人材」を求む。日本国民としての連帯感が重要。安倍、竹中、浜田ら「実質賃金引き下げ隊」を討て! 3/3

「企業の生産拠点が海外に移転した」とする論もやはり比重としては大きいようで、いずれにせよ日本国がその実力を存分に発揮するためには、現在のデフレからの脱却が急務となります。それこそ外国からお金を借りてでもやらなければならない「はじめの一歩」で、まあ、我が国の場合はわざわざ他所から借りなくていいくらいに有り余っているわけですから、さっさと新規国債を発行して予算を1.5倍にせよ(下記参照)、「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え」を実行せよって思います。

●2014年度政府予算案(左)と当方案(右) ※消費税収は廃止で計算(億円)
社会保障関係費:305,175 → 500,000
文教及び科学振興費:54,421 → 100,000
国債費:232,702 → 240,000
恩給関係費:4,443 → 5,000
地方交付税交付金等:161,424 → 300,000
防衛関係費:48,848 → 100,000(防衛費対GDP比2%)
公共事業関係費:59,685 → 120,000(最盛期水準)
そのほか:92,126 → 135,000
計:958,823 → 1,500,000
-------------------------------------------
歳出(兆円):95.9 → 150.0
税収(兆円):50.0 → *40.0(実際の税収は逆に増えることが予想される)

公共投資を増やせとか言うとまた、「大きな政府」を嫌う「民間活力原理主義」や「企業脳」に侵された連中を相手にしなければならなくなるので、まずは「最盛期に戻せ!」というスローガンから始め、以降は名目GDPの成長と比例、或いはそれを牽引する形で適宜増やして行けば名目7%、実質5%程度の本来あるべき経済成長率を取り戻すことが可能となるでしょう。

ポルシェ万次郎 2014-04-27 14:04:39

2124ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:42:51
7. ♪移民 ヘイゾウ ワクワク試そうか 開け国家 今はもう 流れ着いたら パソナ(採用希望#パソナの重鎮) 1/3

>台湾と日本は、怖いほどに「安全保障上のリスク」を共有しているのです。

そこで以前にも何度か書いた「クラ地峡運河建設構想(http://chizuz.com/map/map48213.html)」ですよ。中東からのLNGタンカーがマラッカ海峡を通過する既存ルートと比べ、日本資本で建設するクラ地峡運河を通過する新ルートであれば、距離にして約800km、時間にして一日の恒久的な節約が可能となります。

>台湾の事例を知れば知るほど、「エネルギー安全保障」や「外国人労働者」
>について、軽々しく政策を進めてはならないことが分かります。

パソナの重鎮、カイザー竹中を一日でも早く退位させなくてはなりません。

さて、マンデル云々による財政軽視論が飯田砲と藤井砲によって粉砕された今、供給制約を理由に「財政拡大」から「所得移転」に目を向けさせようとする議論がコメント欄等々でも展開されています。私はさらなる「金融緩和」の代替としてなら給付や減税にも賛成な立場でして、モラル崩壊や利権云々の問題についても、高速道路一部無料化や消費税廃止や第三子以降出産手当てなら公平性を保てそうです。

介護職、全国平均月給を10万円近く下回る20万円で離職者激増へ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1795064.html
介護職の賃金、平均より約9万円低い 半数以上がサービス残業 全労連調査
http://www.watch2chan.com/archives/38437280.html

民間企業にベアを求める前に、政府が率先して介護報酬や診療報酬、公共事業の予定価格を引き上げるべし。

ポルシェ万次郎 2014-04-28 10:55:08

2125ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:43:24
8. ♪移民 ヘイゾウ ワクワク試そうか 開け国家 今はもう 流れ着いたら パソナ(採用希望#パソナの重鎮) 2/3

消費税5% 税込み100円→消費税8% 税抜き100円 こういう糞店増えすぎ
http://blog.livedoor.jp/jyoushiki43/archives/51950317.html
「税込200円だったコーヒーが増税で220円になってるんだけど?」
http://www.watch2chan.com/archives/38483473.html

賃上げを異常に忌避する「実質賃金引き下げ隊」も相当だが、値上げを「悪徳」と考えるこの風潮もデフレ大国の所以でしょうか……。事態は深刻です。

自民党、リニア建設に3兆6千億円無利子貸し付け案!! 2027年大阪開業へ
http://matometanews.com/archives/1681851.html

これについての論考は下記を再掲させていただきます。

▼▼▼

12 ■リニアは大阪まで繋いでこそ。

民間:効率性を重視。既存の路線と競合しないよう、収益性を考慮した事業計画
政府:冗長性に着目。施設効果以外の、国民経済全体の便益(経世済民)に期待

東海道新幹線という既存のドル箱路線(ライバルは飛行機だけの独占事業)との兼ね合いから、無理して競合する路線を推進する動機が薄い一民間企業のJR東海に対し、上記のように決して邪ま(利権誘導)ではない動機で関与したい政府の言い分を正々堂々と突きつけ、JR東海側が呑めるような条件の政府補助を折衝するのが正しいと思います。たとえば経世済民を理解している西田総理が中野剛志氏を派遣するだとか、政府側がそういった交渉のテーブルにつけるような環境にないことが、JR東海側がけんもほろろに工期短縮を断った原因と推察されます。

ポルシェ万次郎 2014-04-28 10:55:36

2126ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:43:46
9. ♪移民 ヘイゾウ ワクワク試そうか 開け国家 今はもう 流れ着いたら パソナ(採用希望#パソナの重鎮) 3/3

ヨーロッパではLRTの導入による鉄道の復権が既に始まっているわけで、これまで私鉄の活用によって世界屈指の鉄道網を構築した成功体験が却って油断となり、日本が公共交通機関や社会資本整備で世界の遅れを取るような将来を危惧しています。駅中ビジネスやサービスエリアは民間にガンガン開放すべきですが、鉄道路線の過度な効率化(赤字路線の廃止)や高速道路そのものの民営化に私は反対の意見です。たとえば大阪の御堂筋線を民営化する際にも、ほかの赤字路線を安易に切り捨てないような特約が必要となるでしょう。国家的プロジェクトを赤字か黒字かで判断するような思想には嫌悪感しか抱きません。

要するに、本来は採算性だけを追求するものではないはずの交通インフラが、こと鉄道に関しては日本はたまたま競争の原理で大成功してしまったため、採算性以外の多岐に渡る効用が無視されていることに疑問を感じるわけです。今さらJRを国鉄に戻せとまでは思いませんが、採算性を度外視できる半官半民のような組織の運営が難しいのであれば、国土計画という大戦略や社会資本整備に対する国民の理解、付随する法律等々でそれらを補完することが重要と考えています。

ポルシェ万次郎 2013-09-20 11:14:22

▲▲▲

11年ぶりモーニング凱旋の石川雅之、太陽の国と月の国の出会いと友情に捧げる『Tesekkur ederim』。あなたはエルトゥールル号遭難事件を知っていますか?
http://morning.moae.jp/news/1129

原発の話題で思い出したのですが、日本とトルコとの間の友情エピソード、今週発売の雑誌「モーニング」に掲載されていました。作画は『もやしもん』や『純潔のマリア』で有名な石川雅之氏です。

ポルシェ万次郎 2014-04-28 10:55:58

2127ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:44:05
4. ♪ぺららじ 師匠はハマダ ステージ・チェンジ リツイートなう 1/2

>今まで失業していた人がいきなり技術、体力、熟練が必要な建設工事において
>力を発揮することは難しいと思います

と言われましても、その一部の専門分野だけで建築物、インフラは建てられるわけではありません。熟練工や離職者らの残業や復職の動機に繋がるような労務単価の提示に加え、建設機械の購入意欲を刺激するだけの国土計画の提示(第六次全国総合開発計画)が政府からあれば、新規採用者を育てるまでの時間稼ぎは十分できるでしょう。

日本人の長所「問題を解決しようとする力」をようやくフル活用できるステージが到来したのです。努力が許される、ちゃんと作用する、良い結果へと繋がる環境は素晴らしい! 思うに、供給制約やマンデル云々による「公共事業費の過去水準回復」への忌避は、「間違って日本の景気が回復でもしたら、長期金利が上がって財政破綻する」などの破綻論者(小黒一正氏ほか)に似た本末転倒や矛盾を私は感じます。

>公共工事 入札不調、例年の2倍超 建材高騰・人手不足で
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140410/lcl14041010590001-n1.htm

記事には「建材高騰や作業員不足に対応できず、入札不参加が増えているため」とありますが、これは「従来のままの予定価格では建材や人件費の高騰に対応できず、採算割れを起こしているため」とするのが正しいように思います。そうであるならば、政府は民間企業にだけ「ベア」を求めるのではなくて、これら公共事業の予定価格以外にも、介護報酬や診療報酬に至るまで自らが率先して引き上げを行い、早期に問題解決を図るべきです(対策は前倒しで行われてはいる)。いつまでも「デフレ脳」のままでいてはいけませんね。

>資材高騰、単価高騰のため住宅投資が縮小する

元々「市場利子率>投資効率」なデフレ環境において、民間投資の自主的な回復など頼りにはできないでしょう。各種価格の上昇が民間の投資意欲の減退に繋がる「かもしれない」ケースは当然あるも、「財源はデフレ」という「総需要の不足」が続く以上、公需増と民需減の結果がトータルでマイナスになるようなことは絶対になく、さらにプラスマイナスゼロでもなくて、実質賃金の上昇や社会資本のストック効果も含め、必ずプラスの方向に作用します。デフレ脱却が遠のくだなんてことはあり得ません。

ポルシェ万次郎 2014-04-29 02:32:03

2128ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:44:21
5. ♪ぺららじ 師匠はハマダ ステージ・チェンジ リツイートなう 2/2

なので、「限られたリソースを公共事業にばかり使うおかげで、防衛費その他の拡充がままならない」などの制約でもない限り、「公共事業費の過去水準回復」を忌避する理由はないはずです。小渕政権や麻生政権のときにも同じことが言えますが、そもそも大して増やしてはいないでしょう。赤字国債にばかり頼らず、建設国債の発行増でも経済成長率や所得の上昇に寄与すべきと考えます。経済成長率が名目7%、実質5%を下回っているような結果は、私に言わせればいずれも失策です。アベノミクスも例外ではありません。

ただ、私はさらなる量的緩和の代替としてなら、給付や減税といった所得移転(再分配)にも賛成な立場でして、モラル崩壊や利権云々の問題についても、「高速道路一部無料化」や「消費税廃止」や「第三子以降出産手当て」なら公平性を保てそうです。デフレ脱却に寄与する順位としては、「財政拡大>所得移転>金融緩和」だと考えています。

つまり、こうまでデフレが深刻だと、金融緩和だけをしてもフローのインフレは進みませんが、所得移転であれば財政拡大には及ばないながらフローのインフレが進むため、上念司氏が言うような無税国家にはなれない(新規国債の発行増は物価や所得の上昇に寄与してしまう)というわけです。

>別に公共事業にこだわらなくとも、供給制約の縛りがなく財政出動が
>可能な分野は他にもありますので、手広く支出を拡大させることが
>デフレ脱却の早道だと思います。

先日エントリーのコメント欄にて、「日銀が100兆円規模の新規国債を発行し、政府が借りて、使え」というある程度具体的な一般会計予算案(総額150兆円)を投稿させていただきましたが、「気持ちは分かりますが……」などとして前向きな賛意は得られませんでした。結局「リフレ政策が上手くいっている」という誤解を解かない限り、何だかんだと理由を付けては避けられ、説得は難しいように思いました。「リップサービス」「理屈なき折衷案」などといった、青木泰樹氏によるリフレ派観は言い得て妙ですよね。

>更新しないとランキングえらい下がりますね・・・

クリックしておきましたよ。苦しい時期だとは思いますが、楽しみにしているので更新がんばってください。

ポルシェ万次郎 2014-04-29 02:32:25

2129ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:44:37
18. 「新詭弁派経済学」を打倒せよ! 1/5

Re.#6 月の猫さん

>現実に90兆規模の予算でさえ、「ばらまきだ。」
>「無駄な公共事業がー。」「国の借金がー。」など、相当の非難がありました。

私には、一時期ほど気合の入った反対の圧力を感じませんでした。毎度お馴染みの「国の借金○○兆円。国民一人当たり○○万円の借金」と同じで、当人らも惰性で政権批判をやっているような印象です。

>野党や、マスコミに騙されている多くの国民が「国の借金」の嘘を
>理解するために、粘り強く慎重に進んでいかなければなりません。

テレビ出演等々で論敵とバッティングしたとしても、地上波出演の際は特に「くたばれ財政均衡主義」で共闘してほしいものです。ただ、この期に及んで慎重に進めなければいけない理由が私には分かりません。「焦って逆効果になった。これまで積み上げてきたものが台無しだ」みたいな失敗例を全くイメージできません。ガンガンいこうぜ!

Re.#7 望月夜さん

>不況脱却時に供給制約を発生させないことは不可能だし、
>供給制約が発生させられないなら、そもそも不況脱却には不十分だ。

仰る通りです。そして「供給制約」とは言っても、需給ギャップが一部産業だけでも解消されていく望ましいプロセスにおいて、「従来の低賃金のまま供給を続けるには制約が出てくる」といった理解が正しく、繰り返しとなりますが、そうであるならば「公共事業の予定価格を上げることで解消可能な制約は多い」と素直に考えるべきでしょう。あとは民業圧迫だけではなく、所得上昇による民需波及の方により注目したいです。

先に需要があり、それを解決しようとする力が働き、あとから供給も増えていく……。そんな当たり前の経済成長を取り戻さなければなりません。戦後の焼け野原では、それこそ供給制約だらけでした。どうか効率を高める機会をお与えてください。供給を削る諸々の努力、生産調整やワークシェリングには皆な飽き飽きしています。

ポルシェ万次郎 2014-04-30 05:03:24

2130ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:44:55
20. 「新詭弁派経済学」を打倒せよ! 3/5

>Re.#11 血祭謙之介(NWD)さん

>すなわち、
>「2〜3年の短期間では、供給制約は解消出来ない」
>という認識を有していると解釈しても、よろしいでしょうか?

今はまだ、カネ(公共事業の予定価格引き上げ)で解決できない供給の制約はないという認識です。近い将来、「物理的に無理」といったカネで解決できない供給の制約を発生させないためにも、今のうちから労務単価のアップや長大な国土計画といったコミットメントの必要性を感じています。

>国債を発行するのは、『財務省』です。

はい。正しくは「日銀が通貨を発行し、政府が100兆円規模で借りて、使え」ですね。

>そこまでの新規発行を実施するのでしたら、更なる大規模な金融緩和を要しますね

大規模であるかどうかは別として、その時点の市中から集めるだけでなく、やはり「財金両輪」がベストだと私も考えています。

>現状としまして、上手く行っておりますが、あなたの、
>「リフレ政策」の定義は何でしょうか?

フィリップス曲線の考えに基づく最適なインフレ率についてを、インフレだとイメージが悪いためリフレーションと言い換えているのだろうと推察されます。それらインフレ目標を達成する手段として、金融政策に重点を置いているのが「リフレ政策」だとの理解です。

もともと日銀が掲げるインフレ目標(2015年4月にコアコアCPIで2%)の達成には2年のタイムラグがあるとのことでしたが、それ自体が遅すぎるとの不満はさて置き、昨年のGDP統計における金融政策の寄与度の低さやコアコアCPIの推移を見たときの進捗の遅れなどから、「失敗」「上手く行っていない」との判断が妥当だと考えています。

「これまでのマイナス1ポイントという低評価が、政権交代でどうにかプラス1ポイントに反転したくらいのイメージ。遊んでいないでさっさと10ポイント超えを目指せ!」というのが私の主張です。10年後にはGDPで1000兆円を達成し、20年後はアメリカを抜いて世界一となるためには、壮大な社会実験や自虐的とも言える低成長に甘んじているわけにはいきません。

ポルシェ万次郎 2014-04-30 05:04:20

2131ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:45:18
21. 「新詭弁派経済学」を打倒せよ! 4/5

Re.#13 山本博一(ひろ)さん

>と言われても、その分野が一番人手が不足しており、
>そこがボトルネックになっているわけです。

「少なからず供給に制約が発生してきている」「そこに解決すべき問題が生じている」という今の状況を、私は以前の状況より好ましく見ているのです。財政支出の増やし方が足りないという議論ならあり得ますが、「毎年増えていくべきものを前年度比で減らしてどうする!」というのが私の主張になります。

毎年増やしていくべき公共事業費を削れとは言わずに、ほかの産業分野へも支出を増やそうという考えなら共闘できそうですね。

>これって誰が言っているんでしょうか?
>本文ちゃんと読んでいますか?

特にひろさんや今回の本文への指摘ではありません。「財出がなければもっと景気回復した」「法人税を下げるために消費税を上げるべし」みたいな考えのリフレ派(レジェンド)が主犯で、彼らの弟子を自称する人やリップサービス的財政有効論の人、さらにそのフォロワーらは従犯だと考えていますが、財政政策に対してそれぞれ濃淡があることは理解しています。

>グラフ見ていないんですか?

「ちゃんと見ろ」とだけ返されるのは生産的ではありません。何故ならちゃんと見たうえで意見を述べているのですから……。ほかにも「もっと勉強しろ。ヒントは与えた(by 田中秀臣)」「私の学生なら不可をつける(by 池田信夫)」にも通ずるかもしれません。ああいうのは相手を説得する気があるのかっていつも思います。

>この一文で、供給制約と金利上昇によるクラウディングアウトを
>混同していることが分かります

「物理的に無理(国内に余剰技術者がいない、通貨発行余力が足りない)」ではない、「カネ(公共事業の予定価格引き上げ)やコミットメント(国土計画の発表など)で解決できる供給の制約」である以上、同じ文脈で語って差し支えないはずです。

>持論を垂れ流すのは結構なのですが、まずは人の意見を聞きましょう

他人のブログのコメント欄を大量コピペで埋め尽くすなどの行為に対してなら分かりますが、「持論を垂れ流す」とは言い過ぎではないでしょうか? 当方はエントリー内容に沿った意見を述べ、建設的な議論ができればと思い書き込みをしております。

ポルシェ万次郎 2014-04-30 05:04:44

2132ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:45:33
22. 「新詭弁派経済学」を打倒せよ! 5/5

>あまりに現実とはかけ離れた案なので、賛同はできません

我々は政治家ではないのだから、マスコミ受けや有権者受け、法案の成立可能性を考慮しなければならない政策部会(自民党なら政務調査会)での議論ではないのだから、まずは本来あるべきベストな政策を模索し、必要ならそのあとで実現可能性や政治論を論ずるべきでしょう。

「ベストな予算総額は150兆円だが、現実には120兆円程度が落としどころかも……」でも十分に意義があり、安倍総理に強い意志があれば編成も可能であったと考えます。「いや、それはどうだろうか」などの反論はあって構いませんが、その場合も核保有に関する議論と同様に、論ずることすら禁じられていては世論を背景とした政治への圧力とはならず、事態は一向に進展しないものと思われます。

>ただ、人の主張を曲解するのはやめてくださいね

1.今度は供給制約という理由を掲げ、公共事業そのものを削減に向かわせよう
2.公共事業はとりあえず現状維持として、ほかの支出項目を刺激してはどうか
3.公共事業は年々増やしていくべきだが、ほかの支出項目も刺激すべきだろう

上記なら私はもちろん【3】なので、ひろさんやほかの皆さんがせめて【2】であることを信じつつ、政権に害をなす【1】を一緒に打倒しましょうという提案をしているに過ぎません。断じて原田泰氏らとは考えが違うし、財政政策への理解も「リップサービス」ではないと仰られる場合は、我々と一緒に「リフレ派(レジェンド)を討て!」ということになります。

Re.#17 マーリンエンジンさん

>公共投資とは別に減税や高速無料化などの時限的財政政策もやればいいと思います

妥当な支出割合としては、兵器調達や公務員採用、各種投資といった確実にGDPにカウントされる財政政策が9割、交通量に応じた高速道路の無料化および割引(混雑税化)、消費税減税(廃止または「贅沢税」への代替)、少子化対策に資する直接給付(初婚手当て、式場代および国内新婚旅行の補助、第三子以降の出産祝い、米飯給食費無料化)といった所得移転政策が1割と私は考えています。

ポルシェ万次郎 2014-04-30 05:05:03

2133ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:45:47
44. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 1/6

Re.#23 血祭謙之介(NWD)さん

>現在でも、解決が出来ておりません

繰り返しとなりますが、かつてのように「解決すべき課題(供給制約)がない」ことの方を私は問題視しています。別な視点で語るなら、リフレ派の皆さんが白川前日銀総裁の金融政策に抱いていた不満と同じように、「やってるフリをするな。アクセスを踏み続けろ。市場にコミットすることが大事だ」と言えば分かりやすいかもしれません。

>賃金の上昇は市場に任せまして、

市場の動向に合わせ、或いは先を読んで公共事業の予定価格や労務単価を引き上げることが、入札不調の低下や国民総所得の上昇には不可欠と考えます。今は政府が受動的になるのではなく、能動的に牽引するくらいがいいでしょう。

>技能修得の為の費用の助成及び免除

これまで極端に(政策によって人為的に)減らしすぎたことへの対策、その他の失業対策としては賛成いたします。個人的には、比較的犯罪傾向の進んでいないA級施設(刑期8年未満の初犯刑務所)やYA級施設(26歳未満の少年刑務所)における、希望する被収容者全員が土建に関する職業訓練を受けられる体制作り、予算の拡充が効果的と見ています。

行刑施設への予算拡充は量的緩和や再分配の政策よりデフレ脱却効果が高いうえ、供給制約云々で批判される心配もありません。ああ、また別な財出忌避論が創作される可能性はあるかもです。

いずれにせよ相性は抜群(言語や慣習の違う外国人などより、建設業の社長さんが身元引受人になってくれやすい)だし、塀の中での有り余る時間を使い、懲罰のない模範囚には運転免許や各種資格を取得してもらうのがいいと思います。こうして受刑者に所得を稼ぐ力を養えば、必ず犯罪率低下にも劇的な効果が期待できます。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:07:20

2134ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:46:03
45. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 2/6

2007年2月22日付の読売新聞朝刊に、2005年に全国74の行刑施設を出所した3万27人を対象とした法務省のアンケート調査で、「職業訓練を受けたかった」「刑務作業は社会復帰に役立たない」といった不満の声が多数あったことを紹介する記事が実際にありました。法務省矯正局の話では、「高度な技術が身につく作業の確保が難しい」「希望する受刑者すべてが職業訓練を受けられる体制ではない」とのことでしたが、これらを職員(技官や法務事務官)の拡充によって解決すれば一石二鳥となるわけです。

実際、「カタギの会社に就職して年下の人間に偉そうに命令されるくらいなら、逮捕されるリスクがあっても元のシャブ屋の方が……」と考える受刑者の数は多いです。彼らに適切な職業訓練を受けさせない限り格差は広がるばかりですし、負のスパイラルは止まらないうえに、再犯率も下がりません。

結局、出所後5年以内に再収監される元受刑者の割合が50%近くにまで達するのも、「ムショ帰り→社会属性・職業スキルゼロ→負け組を自覚(金なし・職なし)→社会から承認されない→人生面白くない(不幸)→シャブ・窃盗→再収監」といった負の連鎖が原因だと私は見ています。

なので、出所したら即戦力となれるよう、塀の中でも大型車や重機を扱う職業訓練ができればいいと思っていました。元受刑者らの「『自分も世の中に存在していい』と確認できる承認の問題(by 中野剛志)」も解決されるでしょう。外国から労働者を連れてくる前に、国内に残されたリソースをまずは活用すべきですよね。

>思いっ切り成功しております

私には「元々の達成期限が長い。志が低い」というマイナスの補正が入っていることですし、「道半ばかもしれないが、失敗は言い過ぎでは?」くらいの抗議は想定しておりましたが、いやはや「思いっきり成功」ですか……。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:07:46

2135ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:46:18
46. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 3/6

>更に就業者数も増え、失業率が改善に向かっている事は、ご存じの通りです

昨年のGDP統計を細分化した際のそれぞれの寄与度を鑑みるに、財政拡大に転じないと目標達成は厳しいのでは、総裁を辞任させられるのではと危惧しております。資産効果や為替効果の観点から、金融緩和を頑張っていること自体はもちろん評価していますが、財政拡大をすれば数ヶ月でインフレ率2.0〜2.5%(コアコアCPI)には届くだろうにというのが、私の正直な思いです。金融緩和の「成功」を理由に財政拡大が軽視されるようなことがあってはなりません。

>どこから持って来た数字でしょうか?

私の完全な主観、雰囲気です。インフレ率等々を割合を維持したままポイント換算したとかの精密さはありません。

Re.#29 望月夜さん

>浜田のような金融政策原理主義者の代表格的な人間が、
>財政を軽視するのは論理的必然であり

仰るとおりで、一応決めつけはよくないと思い発言を追ってもみたら、案の定というわけです。

Re.#30 べてらんずさん

>マネタリーベースを異常(異次元)に増やすことに特段の問題がない以上、
>増やしている割には効果がない!というのも筋違いの批判です

実は私も、今のところはまだ「特段の問題がない」と考えています。ですが本質はそこではなくて、政権中枢に蔓延する「金融政策万能論に基づく財政軽視論」と、彼らを師と仰ぐフォロワーらの言論活動(リップサービス、建前としての消極的公共事業容認論)の方を問題視しています。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:08:11

2136ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:46:34
47. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 4/6

Re.#37-38 山本博一(ひろ)さん

>ならば、民間の建設需要が増えているのは理解されているんですよね?
>民需には期待できないと言っていたので見ていないのかと思いました。

ブログへは主に各種グラフのインプット目的で訪問させていただいております。なので、ちゃんと「見ている」のでご安心ください。

それから民間の建設需要「住宅投資」には復興需要や増税前の駆け込み需要、ささやかな資産効果による恩恵が「現在は」あった一方で、民間の「設備投資」という需要項目は依然乏しいことをもって、「民間投資の自主的な回復など頼りにはできない」とまとめて述べさせていただいた次第です。

>我々が公共事業を否定したいのではない事はご理解いただけましたか?

本気度に疑義が残るだけで、「そうした説明もある」ことは重々理解しています。

>野党時代ならばそれもOKなのかもしれませんが、今は与党なので。
>政策実現性を加味した議論をしなければならないフェーズであると思います

野党時代とは違い、「与党の大臣」や「税調の幹事」が政治的妥協を迫られることなら当然あるでしょう。彼らへの批判はケースバイケースで行われるべきですが、野党でも与党でもない我々一般国民や言論人に余計な制約は不要です。

>【1】は居ません。

【1】が実際に政権中枢に蔓延っているのです。浜田宏一氏や原田泰氏らがその筆頭で、親和性の高い皆さんも「リップサービス」を疑われていますよという話。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:08:35

2137ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:46:54
48. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 5/6

Re.#40-41 望月夜さん

>「消費増税があっても追加緩和があれば別にいいし、あんまり問題じゃないよね」

私もそうした風潮を危惧しています。同じものとしては、「財政出動しなくても追加緩和があれば別にいいし、あんまり問題じゃないよね」があります。それ故に私は、「マンデルフレミング増税」「リフレ派増税」「狂った羅針盤増税」などと言っているわけです。

>しかしひろ氏の考えでは、この家電の販売増は好ましくない、ということになる

加えてひろ氏や飯田泰之氏らは恐らく、「そのせっかく順調な民間市場に政府が介入するな」との思いが強いなのだと思います。ですが我々は、政府が一緒になって国営の家電メーカーを作り、市場競争に参加しろ、公金を使って介入しろと言っているわけではなくて、要は民間が志向する利潤や効用とは別な便益が政府の事業にはあるでしょうということですね。

個人的には私など、「地球人類にとって共通の災厄」である支那共産党が日本支配を画策する限り、彼らを無力化するまでは民間消費を犠牲にしてでも政府支出を増やし、戦争や災害に強い国家を目指すべし、富国強兵という大戦略にリソースを費やすべしと考えているくらい。もちろんバランスは考えないといけませんが、私は日本の愛玩用ロボットよりも、アメリカが本気で作る軍事用ロボットに敬意を表しています。戦後の供給能力が足りていなかった時期は別として、日本は軍事に関する輸出や研究予算を制限してきたことで、結局はイノベーション全体にとって足枷となっていたように思います。

研究開発(財政出動)で発生する技術革新、民間技術への移転を勘案すれば、兵器を自主開発しない、外国へ輸出しない、防衛費を対GDP比で1%以内に抑えるなどといった制約は、むしろハンディキャップにしかなりません。コンピュータは米軍のミサイルの軌道計算、インターネットは情報通信システム開発、カーナビはGPSといった具合に、元は軍事目的で開発されたものが民間へ技術移転した例は数多くあります。戦後の優れた技術者にしても皆軍所属であったし、禁止された航空機開発の技術が新幹線に生かされたのは有名な話ですよね。

さらに、お掃除ロボのルンバも元は地雷探査ロボットの応用ですし、雨どい掃除ロボットも無人軍用車両のキャタピラの技術と言われています。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:11:13

2138ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:47:10
49. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 6/6

Re.#43 べてらんずさん

>財政出動の総額は、特に政治的に上限がありますからね

ですが、「供給(政治的な実行可能性)」に制約があるからといって「需要(言論による世論喚起)」まで無理に抑制することはありませんよね。数年前までは異端だった「国の借金○○兆円、何ら問題なし」のように、核保有や100兆円規模の新規国債発行(防衛費や公共事業費の倍増)や消費税廃止なども、現状では極端とも思われていても、誰かが言い出さなければ状況は変わりません。それは政治家ではない者の役割ではないでしょうか?

なので、防衛費対GDP比2%、公共投資対GDP比6%(妥当性については下記を参照されたい)のターゲティング(コミットメント)により、是が非でもデフレを終わらせる必要があります。

第1−3−17図 リーマンショック後の公共投資対GDP比の国際比較 - 内閣府
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je13/h05_hz010317.html
公共事業の動向(日本と主要国)※公的固定資本形成対GDP比(1960〜2012年)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5165.html

まあ、現在の緊迫した極東アジア情勢であれば、「自宅や事務所の防犯に隙を見せては、不要な犯罪を誘発してしまう。積極的平和主義という観点からも、地域における防衛費の相対的なバランスを考慮し、防衛費の大幅な増額を検討したい」くらいなら、安倍総理が発言しても大問題にはならないでしょう。私はむしろ公共事業悪玉論に打ち克つより、こちらの方がハードルが低いように思えます。

>困窮する人への再分配を強める財政出動

それでも可能な限り、給付にもインセンティブを与えることは大事ですけれどね。所得が必ず生まれる政府支出が最高位なのは当然として、直接GDPにカウントされない所得移転であっても、既に生んでしまった人たちへの「子ども手当て」より、これから生もうか迷っている人たちに与えるインセンティブ「第三子以降出産手当て」のような施策を当方は主張します。ほかには「高速道路の一部無料化および大幅割引き(混雑する首都高は逆に値上げ)」のように、需給の調整に心血を注ぐことが経世済民、政府の役割だと私は思います。

「自説を垂れ流している」と言われてはたまらないので、特に要望がなければ私の主張はこの辺りで終えたいと思います。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:11:33

2139ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:47:29
15. ♪ミツルはツカサのパピヨン

>米テキサス州の電力大手が破綻 負債総額4兆円超
http://www.asahi.com/articles/ASG4Z2J95G4ZUHBI009.html

本日エントリーはこの話題だろうと思っていたところです。古賀茂明氏や飯田哲也氏らが不快でたまりません。

安倍首相「日本はドイツが行った和解や謝罪の仕方をまねすることはできない」
http://military38.com/archives/37862108.html

朝鮮日報の元記事には、「インタビューに応じた安倍首相は『第2次大戦後の欧州とアジアの歴史は完全に違う』と述べた」とありますが、大戦前からの経緯や大戦中の行いからして、日本とドイツとでは性質が180度異なりますよね。何故なら共通するのは同盟関係にあったことと、戦争に負けた事実くらいですから。

実情としては、「あちらが先にデコピンで挑発してきたから、こちらもグーで殴り返した。結果、殴り合いの喧嘩になったが、勝負がついたあとも金属バットや鉄パイプで頭や腰を殴られ続けた」のが日本なので、裁判をちゃんとやり直してほしいくらいです。南北朝鮮や支那共産党とは戦争すらしていないので論外ですし、ほかの東南アジア諸国に対しても、彼らではなく彼らを遠方より支配していた異民族と戦争をしたのであって、これもやはり「アジアへの侵略戦争」とは単純に呼べません。侵略戦争ではなかったことについては、敵方の大将ですら議会で証言してくれていますしね。

供給制約についての誤解 その2|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11836338758.html

上記は上念司氏がツイッターで頻繁に紹介されている例の経済ブログ。私もコメント欄に書き込みしています。ああ、加勢しろとか言っているのではなくて、読み物に飢えている方はよろしければお楽しみください。ランキングが下降しているとのことで、クリックもぜひ。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 17:24:36

2140ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:47:47
26. ペラネン 詐欺の子 詭弁な子 1/3

>我が国には集団的自衛権以前に「個別的自衛権」がありません

ここまでくると、日本国には広義の意味で「生存権」や「国家主権」が存在しないとも解釈できますね。現在の占領憲法の前文や九条も、「息をしてはならない」と書かれているようなもので、しかし全面改正(自主憲法制定)は書ける人材がいないし政治的ハードルも高いため、まずは「明らかにおかしい箇所の部分改正(前文については停止)」で国民的合意が取れればと私は考えています。

それから施光恒氏も本日のメルマガで触れられていた英語教育に関連しますが、日本の国連常任理事国入りの前に、日本語の国連公用語化を目指すべきでしょうね。日本語の話者は全世界で1億3千万人にのぼり、世界で上位8位につける大言語(フランス語の2倍近い)でもあるわけで、いきなり国連は無理でも、まずはアジア太平洋地域での公用語採用であれば、いくらかハードルは低くなると思います。母国語の保護も安全保障の一つと認識すべきでしょう。

あと、施氏の「頭の中でずっと『フロマン! タフネゴシエ〜ター、フロマン! ウォール街しゅーしん、フロマン!…』と替え歌が流れてしまって離れません…。」には同情いたします(笑)。以前にも書きましたが、私も「マンデルフレミング 供給制約」が頭を離れません。。。

ポルシェ万次郎 2014-05-02 17:18:27

2141ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:48:05
27. ペラネン 詐欺の子 詭弁な子 2/3

「海上自衛官」初の写真集発売 “歌姫”三宅由佳莉も紹介 - 2014/05/02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140502-00000315-oric-ent

海自だけを収録した写真集『国防男子』が発売されるらしいですが、昨年6月に「第二期三橋経済塾」で私が提言していたやつやん(下記参照)。時代がようやく追いついたか(笑)。

▼▼▼

今朝に届いたばかりの「三橋経済塾」からの宿題、早速ログインして初投稿してみました。

お題:貴方は防衛大臣から秘密裏に「安全保障強化のために防衛費増額のプロモーションをしたい」と依頼された広告代理店の社員です。日本国民の防衛費増額(特にGDP比1%枠突破)に対するアレルギーを払拭するための戦術を、三段階に分けてプランニングしてください。

・第一段階:「佐川男子」ならぬ「防衛男子」をプロモーション。イケメン自衛隊員の写真集やフィギュア展開までを視野に入れる。「韓流スター(笑)」に愛国心、徴兵の義務や必要性についてをテレビで積極的に語らせる。相関係数の高いだろう「防衛費の伸びとGDP成長率」をグラフ化し、「日本は防衛費(正確には政府支出全般)の伸びが世界最低だから経済成長しなかったのだ。常識を疑え! 節約は敵だ! 中国の数値を見てみろ」と、中野剛志氏がアシスタントにAKB48・大島優子クンを従え、オーロラビジョンを使った東京ドーム公演(講演)を行う。

・第二段階:「アベノミクス第三の矢」の規制緩和を「武器輸出三原則等の緩和」へと焦点をずらす、絞る。海難救助のためのUS-2型飛行艇、海賊対処のための巡視艇といった「兵器と連想し難いもの」の輸出からまずは始め、「首相のトップセールス(リーダーシップ)」「儲かる軍需産業(黒字化)」「調達コストの無駄の削減(合理化)」「大胆な発想の転換(構造改革)」「若者の雇用対策(福祉政策)」「デフレ脱却」といった、マスコミや主流派経済学的にもポジティブなイメージを全面に押し出す。

ポルシェ万次郎 2014-05-02 17:19:23

2142ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:48:24
28. ペラネン 詐欺の子 詭弁な子 3/3

・第三段階:防衛費増額の必要性を描いた娯楽性の高い政経アニメを地上波深夜とニコニコ動画で放送。次の参院選でやはり1議席も取れなかったであろう「幸福の科学」に総制作費5億円の拠出を提案、費用対効果を説明。アニメの最終回の作中で「もはや敗戦国ではない」と主人公(アイドル出身の女性総理兼憲法担当大臣)に語らせる。年間を通じた全51話のOPでは毎回「北斗の拳」であったようなナレーション(下記参照)を入れる。EDでは目から鱗の「三橋グラフ各種」を毎回1枚ずつ挿入、紹介。これが本当のクール・ジャパン戦略。

〜北斗の拳 ナレーション(声:銀河万丈)〜
199X年、世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。
しかし、人類は死に絶えてはいなかった。

〜国民経済の原則(声:幸福の科学声優・銀河万丈)〜
◆国民経済において、最も重要なのは「需要を満たすために供給する能力」である。
◆国民経済において、お金は使っても消えない。
◆国民経済において、誰かの金融資産は必ず誰かの金融負債である。
◆現代世界において、国家が発行する通貨の裏づけは「供給能力」である。
◆国民経済の目的は、「国民を豊かに、安全に暮らす」を実現することである。

ポルシェ万次郎 2013-06-28 10:50:33

▲▲▲

あとは「政経アニメ」が必要ですが、OP×2、ED×4、本編全51話の「紙芝居動画(各話8枚程度の静止画)」の製作を、年間を通じて(2+4+51)×3万円=171万円の予算で誰か引き受けてくれないですかね? CVは機械音声で、ナレーションやセリフは私が書きます。「クラウドワークス」で依頼すべきだろうか……。

ポルシェ万次郎 2014-05-02 17:19:42

2143ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:48:40
108. 血祭謙之介(NWD)さん

>金融緩和がこれ以上効果が無いのでしたら、
>「無税国家の誕生」

あなたの「経典」にそう書かれてあるので連呼されるのも仕方がないのかもしれませんが、#5で「つまり、こうまでデフレが深刻だと、金融緩和だけをしてもフローのインフレは進みませんが、所得移転であれば財政拡大には及ばないながらフローのインフレが進むため、上念司氏が言うような無税国家にはなれない(新規国債の発行増は物価や所得の上昇に寄与してしまう)というわけです。」と述べた通り、その必殺文句は適切ではありません。「政府の支出や所得移転でインフレに振れないのなら無税国家の誕生」であれば正しいです。

もう少し丁寧に解説させていただきますと、通貨発行権の行使(量的緩和)のみではストックのインフレには振れるも、そのささやかな資産効果が実体経済に及ぼす影響は微々たるもので、フローのインフレに振れるような支出や所得移転の財源のために行使される徴税権とは性質が違うし、代わりを行うわけではないという話です。政府が国民から集めた税金で資産を買っている場合のみ、金融緩和でその代替(無税国家)が可能となります。

別な言い方をすれば、「金融緩和だけを続けてもやはり効果は薄いのだけれど、資産バブルの誘発にだけは注視する必要がある。フローのインフレはもちろん、さらに進んだハイパーインフレなども全く心配する必要はないが、この場合ストックの行き過ぎたインフレについてのみがボトルネックとなる。なお、『日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え』まで行う『金融緩和+財政拡大』ならともかく、『日銀が通貨を発行し、国債やETFなどの資産を買え』にとどまるのが『金融緩和』であるため『財源』に代替できず、故に『無税国家』とは無関係」ということですね。

主張すべきことは終え、あとは水掛け論に終始しそうだったので、本エントリーへはこれ以上書き込まないつもりでしたが、大事なことなので反論させていただきました。この、上念司氏などが好んで使う「もしも効果がなければ無税国家の誕生」云々については、むしろ「財政拡大(新規国債の発行増)」を訴える我々の側が使うべき決め台詞です。金融緩和でハイパーインフレ(フローの行き過ぎたインフレ)など夢のまた夢ですが、資産バブル(ストックのインフレ)には気をつけようという話でした。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 02:41:50

2144ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:49:01
6. 財政政策の必要性を嫌々ながらリップサービスで唱える「エクスキューズ的財政出動容認論」を討て! 1/4

山本博一(ひろ)さん

>国のシャッキンガー(棒)

もはやヤフーニュースのコメント欄ですら相手にされないくらい「シャッキンガー」の勢力は衰えましたが、「イミンゴー」や「キベンゴー」の跋扈は依然危惧されるところです。しかしながら、当方も本日エントリーのような内容には何ら異論はないので、「100兆円規模の新規国債発行」の必要性が極論と思われないくらい世間に浸透するよう、余暇時間を使いできることから啓蒙に頑張りたいと思います。

血祭謙之介(NWD)さん

>「公共事業マシマシ原理主義者」
>達を味方に付けておりますので(リフレ派との分断に成功)、

「純化路線はいけない。すぐに分裂するのは保守派の悪い癖」とか言いつつ、勝手に出て行ったのは「ジョネクラさん」の方でしょうに。

また、「誰よりもテレビや書籍や議会等々で消費税増税反対を発信してきた立場からすれば無念だが、消費税増税の決定によって実体経済へのマイナスが避けられないのなら、せめて政府支出増によってそれ以上のプラスとなる方策を考えよう」といった苦渋の考えに対し、彼らが財務省の味方についたと断定するだけの根拠を当方は感じません。

役人にも責任を取らせることについては賛成ですが、「木下を討て!」のキャンペーンや一連の悪質なコラージュ画像、あれは在特会のいわゆる「ヘイトスピーチ」のようなもので、心情は分かってあげたいが、チャンネル桜のような腐っても公共性のある放送局が一定の距離を置きたがるのは当たり前の話です。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 15:43:03

2145ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:49:16
7. 財政政策の必要性を嫌々ながらリップサービスで唱える「エクスキューズ的財政出動容認論」を討て! 2/4

それから前回エントリーの無税国家論、あなたの言う「金融緩和でお金の供給を増やしますと」の「お金」とは、岩田副総裁が言うように「マネタリーベース」のことですよね? 中央銀行による量的緩和はストックのインフレが進行する速度に比して、資産効果や為替効果を通じたフローのインフレの速度が微々たるものなのだから、自ずと限界は生じるというのが我々の主張です。たとえとしては、実体経済という名のコーヒーカップに金融緩和という名の砂糖を入れるだけではなく、財政拡大という名のスプーンで甘くなるまで(目的達成まで)かき混ぜたい心境、イメージとなります。

あとは無税にするとなると、税収減による足りない財源は国債発行で賄うことになりますが、これは「金融政策(日銀による量的緩和)」の範疇を超えています。ただ、当方のような消費税を廃止した分の財源も国債発行で賄えばいい、日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使えばいいという「一部無税国家?」の論であれば、「それでインフレにならないなら、日本は無税国家になれる!」を主張していいでしょう。実際は新規国債発行による政府支出増で所得やインフレ率が上がるため、現時点でのデフレ状況と今後のデフレ圧力の分(インフレ余裕度=国債発行余力)しか、徴税の代替(無税国家に近い行為)は行えません。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 15:43:45

2146ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:49:36
8. 財政政策の必要性を嫌々ながらリップサービスで唱える「エクスキューズ的財政出動容認論」を討て! 3/4

●税の役割(当方作成。右記は見解)
・安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべきだ
・景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能を持たない欠陥税
・所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどして累進性高めるべきだ
・懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要を抑制。ガゾリン税、酒税ほか

―――――――――――――――――――――――――――
1988年(名目GDP:386兆円) | 2010年(名目GDP:482兆円)
―――――――――――――――――――――――――――
    法人税: 18.4兆円  |  *6.0兆円
    所得税: 18.0兆円  |  12.7兆円
    消費税: **0兆円  |  *9.6兆円
    相続税: *1.8兆円  |  *1.3兆円
    その他: 12.6兆円  |  *7.8兆円
===========================
    合 計: 50.8兆円  |  37.4兆円
―――――――――――――――――――――――――――

当方がいつも無税にする対象として消費税のみを例に挙げるのは、上記に羅列したような「税の役割」を考慮してのことです。徴税には財源を確保する「安定財源性」以外の目的があるため、たとえ日本が産油国になって政府の財政状況が好転したとしても、決して無税国家にすべきではありませんので念のため。消費税唯一の長所と考えられる「安定財源性」については、やはり国債発行で賄うのがいいだろうと考えます。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 15:44:31

2147ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:50:08
9. 財政政策の必要性を嫌々ながらリップサービスで唱える「エクスキューズ的財政出動容認論」を討て! 4/4

asdさん

>増税のマイナス効果は金融緩和が緩和するから問題ない、とか、
>金融緩和で株価上げることで増税への抵抗感を薄めたりとか。

「小泉時代、緊縮財政を行っていれば景気はもっと回復していた」とかの原田泰氏による発言も同類で、そんな著者が書いた『若者を見殺しにする日本経済』を先々月、安倍総理が書店でわざわざマスコミに報じられることを意識して購入したことから察すれば、日本のリーダーの頭の中が構造改革や財政軽視(消費税容認)の考えに支配されていると断定することに、当方は何ら躊躇いを感じません。安倍総理の責任を過小評価する「木下万能論」とは異なり、このことには高い客観性や説得力があります。

べてらんずさん

>公共事業万能論者という国土強靭化の足を引っ張る連中が、
>増税を止めようとしてるリフレ派を攻撃してることによる誤解

仮に「詭弁派経済学(キベンジアン) vs 土建派経済学(ドケンジアン)」という対立なら、私は防衛費等々にも異次元の予算をつけろよとは思いつつも、圧倒的に後者の方を応援したいです。著名な「国土強靭化論者」はすぐに顔と名前が浮かび上がりますが、「公共事業万能論者」となるとどうしても思いつきません。当方のチェック漏れでしょうか? ただ、「公共事業万能論」というレッテル貼りを展開している著名人の顔であれば、不勉強な当方でもすぐに顔と名前が浮かび上がります。

リフレ派の大御所の人たちの「金融政策万能論」に基づく財政政策の軽視(消費税増税の悪影響の軽視)は論外として、ヤングリフレ派やフォロワーの人たちも内輪で大喜利をして遊んでいるようにしか見えません。ああいったキャンペーンは当人へのささやかな嫌がらせにはなるとしても、外への広がりをあまり感じないです。「やめろとは言わないが、年配の真面目な視聴者は却ってドン引きするだろうし、チャンネル桜が社を挙げて応援とかはできないよ」という至極真っ当なバランス感覚に対し、被害妄想に陥った後輩と共に暗黒面に堕ちていった残念な印象は変わりません。あなた方が今後「あいつは似非リフレ派だった」と言わざるを得なくなるような状況が、山本幸三氏以外のケースにも波及しないことを願っています。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 15:46:50

2149ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/08/02(土) 01:50:13
三橋貴明ブログへのコメント投稿の備忘録@ポルシェ万次郎
http://ameblo.jp/p-manjiro/

コピペ保存に疲れたため、自分の他所への書き込みは上記ブログにまとめることとしました。
2014年5月以降を再掲しています。

2150スマトラ:2020/01/10(金) 20:31:55
 日立金属が苦境にあえいでいるそうだが、なんたらケンイチセンター長のせいだと思う。
ものすごくまずい科学技術戦略を広報に反映していて、ダイヤモンドが低フリクションだと
か宣う。砥粒加工学会はおかしいと声を上げないのか?


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