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マンスリー前科者通信
95
:
ポルシェ万次郎
◆roLkRBnDjc
:2007/02/15(木) 04:50:00
【連載41回目】
本パロ(本面接)を受けてから4週目に入っています。色々な過去のデータを元に予想すると(同囚らが勝手に予想してくれる)、私の引き込み日(工場での作業を終え、釈前寮へ上がる日)は2月15日(木)か2月22日(木)辺りになりそうな気配です。引き込んでから2週間後が仮出所日となる訳ですが、そうなると「3ピン(刑期の3分の1)」を切る仮釈をもらえることになる為、「そんなに多く仮釈もらえる訳ないやろ。絶対3ピンになるまで(4月中旬頃)引っ張られるわ」なんて意見もあったりで、この時期の受刑者が皆そうであるように、私も結構”グリグリ”だったりです。
この間なんて、新しい計算工のNさんにガセの引き込み日を教えられ、見事に騙されましたからね。工場で計算工や衛生夫を担当している受刑者は、作業内容の関係上、事前に同囚らの引き込み日を知り得たりすることがあるらしいのです。引き込み日がいつになるのかということは、本パロが来ている受刑者にとっては最大の関心事であり、この手の悪質なドッキリはまさかないだろうと思っていたのですが、ここが刑務所の中だということを私も忘れてしまっていたようです(笑)。
慎重な性格の私は「いや、まだオヤジ(職員)からは何も言われてないですし・・・」とか言っていたのですが、「万次、おめでとう!」とか言われちゃうと、100%ガセであると断言出来ない以上、「ありがとうございます。お世話になりました」って答えるしかなかったんですよね。舎房で別れの挨拶や「お別れ将棋大会」をやったのは何だったんだろうって思います・・・。
人権無視の国、中国では死刑囚からの臓器移植が頻繁に行われていて問題になっているようですが、臓器の移植とまでは行かずとも、日本でも我々被収容者に何か身体を張ったボランティアを課してみてはどうでしょうか?あくまで強制ではないのですが、献血や骨髄バンクへの積極的な協力はもちろんのこと、領置金の乏しい受刑者には新薬の臨床(「治験ボランティア(
http://www.vob.jp/
)」)へ参加させ、出所後に経済的理由から再犯を起こさせないようにするのが良いと思います。この身体を張ったボランティアに協力的な受刑者に対しては、処遇や仮釈放の面で反映させてあげれば良いですし、社会貢献や奉仕活動をさせることが当人らの更生にもうまく作用するに違いないです。我々被収容者には無限とも思えるような時間がある訳ですし、数万人単位にも登る受刑者の協力が得られれば、多くの命が助かることと思います。年に数回、講堂で感謝状を読み聞かすなどすれば、プライドを取り戻す受刑者も出てくるかもしれません。過剰収容の問題もありますし、名古屋の刑務所で職員が不祥事を起こしたからとかではなく、行政にはもう少し積極的に監獄法の見直しを考えてもらいたいと思いますね。
外務省のラスプーチンと言われた佐藤優が、『獄中記』なるタイトルの獄中記を出しましたが、お菓子類が食べ放題で作業も課せられない彼のような「未決拘留者(刑が確定していない者)」と、我々のような「既決拘留者(刑が確定した者)」とでは、所内生活の快適さに雲泥の差があります。元警視庁刑事という肩書きでテレビにも出ている、北芝健の『警察裏物語』という本を同囚に借りて読みましたが、腹が立つくらい内容がつまらなかったです。この本は何故か売れているらしいのですが、雑誌『裏モノJAPAN』の彼の連載コラムをたまたま毎月読んでいる私からすれば、年齢や経歴にも詐称疑惑が指摘されている彼の人格というか、存在自体あまり好きになれないです。とりあえず、刑務所や拘置所では警察モノや獄中記の類が良く売れますので、『前科者通信〜日本初の獄中ブログ〜』とか執筆出来ればチャンスでしょうね。
雑誌『週刊現代』発の大相撲の八百長記事が波紋を呼んでいるようですが、プロレスや笑点(大喜利)に飛び火しないか心配・・・する必要は無さそうです。ガチンコ勝負を徹底するなら、やはり土俵の下にマットを敷いたり、力士にプロテクター(肩、肘、膝)を付けさせないとダメでしょう。
2月11日(日)は「建国記念日」ということで、昼過ぎに「特食」が配られました。この日はちなみに大日本帝国憲法の発布の日でもあります。「特食」として「缶パン」が出てきましたが、同室のメンバー全員が「乾パン」が出てくるものだと思っていて、これがとんだ「”カン”違い」をしていたようです(って、オッサンの発想か?)。缶に入っていたと思われる筒状の形をしたパンの味は、バウムクーヘンに似た感じでとても美味でした。年度末のこの時期なので、所内の備蓄食糧を吐き出して入れ替える必要があったのでしょう。では、この辺で。納豆万歳!(何 /2月12日(月)
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