したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

マンスリー前科者通信

574ポルシェ万次郎 ◆Kolo3JtXO6:2009/08/24(月) 01:35:38
以下、三橋貴明氏の昨日付けのブログエントリーからの引用の引用です。

↓↓↓

『日本は橋本政権下の増税と小泉政権下の「国債発行額を三○兆円以内に抑える」と過去に二回大規模な財政再建を行ったが、両方ともものの見事に失敗したことはご記憶のとおりである。橋本政権では、あれだけ税率を上げ、それまで続いていた減税措置を撤廃し、大型補正予算を見送ったにもかかわらず、財政再建が進む前に経済の方が先に崩壊し、税収も激減、結果的には財政赤字はほぼ倍増してしまった。まさに泣きっ面に蜂という惨憺たる状況となってしまった。もしもあの時、橋本首相が何もしないで首相公邸でプラモデルでもつくっていれば、日本は何百兆円もの政府債務の発生を防げたであろう。(中略)
 小泉内閣は就任当初、国債発行額を三○兆円に抑えようとした。家計が貯金して企業か借りないお金が三○兆円以下であれば、それでも何の問題もないが、あの時はITバブルが崩壊した上に「九・一一テロ」があり、デフレ・ギャップは三○兆円よりも大きくなっていた。ところが小泉首相が、「国債発行は三○兆円しかやらない」と公約したものだから、政府は三○兆円までしか民間の過剰貯蓄を所得循環(三橋注:GDPのこと)へ戻せず、戻せなかった部分から景気が大幅に悪化し、株価も二○○三年には結局七六○七円まで落ち込んでしまった。
 そこで、あの頑固な小泉首相も二○○三年になると、もうどうしようもなくなって国債発行枠三○兆円という公約を放棄したが、そのとたんに今度は税収が増えて赤字が減っていた。(中略)
 バランスシート不況の世界は、通常の世界とはまったく逆の現象が起こるのである。』

 上記は廣宮氏やわたくしの著述ではありません。「バランスシート不況」について書いた、リチャード・クー氏の「日本経済を襲う二つの波(P242〜)」からの抜粋になります。

↑↑↑

まったくリチャード・クー氏の言うとおりで、分かりやすい説明だと思います。
私も実は同じ著書を持っていますが、買ってからまだ読めてないんですね。。。
ストックしてある未読の本が50冊くらいあるので、もう一回くらい捕まって塀の中で落ち着いて読み漁りたいかなとか、時々考えてしまいます(笑)。

高校生でもわかる日本経済のすごさ(単行本) 三橋貴明(著), 廣宮孝信(監修)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883927067/pp0c-22/
日本経済を襲う二つの波―サブプライム危機とグローバリゼーションの行方(ハードカバー) リチャード・クー(著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198625530/pp0c-22/

経済学者で正しいことを言っている人は、だいたいバランスシートで語って説得力を持たせていますね。
過去に私が信奉していた大前研一氏も、そういった部分がまったく駄目だったり(発想力は相変わらず凄いですが)。
私も高校は商業高校とかへ進み、簿記の勉強でもやっておけば良かったです。
学校の中は女の子だらけでウハウハでしょうし、結婚して自分に男の子でも出来たら商業高校へ通わせることにします。。。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板