チャンネル争いで喧嘩になるといけない(子供か?)という理由から、うちの刑務所ではテレビ番組の放送プログラムが”官”によって決められており、我々受刑者にはチャンネルの選択権が与えられていません。前回は長澤まさみ(http://g-idol.com/na/Nagasawa_Masami.htm)主演の「セーラー服と機関銃」でしたが、今クールのトレンディドラマ(?)の放送枠は、木村拓哉主演の「華麗なる一族」に決まったようです。これも過度な”番宣”がウザかったですよね。木村拓哉ってアレ、松田優作でも意識しているのでしょうか?演技の幅が狭く”キムタク”の役しか演技できない人ってイメージしか私にはありません。「キムタクが出るドラマだから、面白いに違いない」といった期待が同囚らの間ではあり、それはある意味正しいと私も思います。つい先日、映画の「NANA」を舎房で観ました。原作に沿った内容の脚本でしたね。途中に混ざっていたCMから察するに、昨年末頃にテレビ放送されたものを録画して流したのだた思いますが、「デスノート」の場合と同じで、続編の劇場公開に合わせたテレビ放送だったのだと思います。しかし宮崎あおい(http://g-idol.com/ma/Miyazaki_Aoi.htm)以外、ほぼ全員がセリフを棒読み気味だったのでビックリです。「NANA2」では”ハチ”の役を市川由衣(http://g-idol.com/a/Ichikawa_Yui.htm)がやるらしいですが、益々セリフの棒読み度がアップしそうな気配です(笑)。映画といえば「Shall We ダンス?」などで有名な、周防正行監督の「それでもボクはやってない」という映画を観てみたいです。痴漢冤罪モノは法律漫画などではお馴染みのネタですが、映像でこの手のモノを観るのも面白そうな感じですよね。