効果範囲が"centered on you"の呪文を他の目標に対して発動できる能力として
エルドリッチ・シーアージ(CM)のSpellblastがあるんだけど、これには
"If the eldritch blast hits its target, the spell's area is centered on any corner of
the target's space, even if the spell could normally be centered only on the caster."
と「効果範囲は(術者ではなく)対象がいるマスのいずれかの角を中心とする」と書かれている。
>>139
個々の例を引いての傍証となってしまいますが。
XPHのAura Sightは“Area:Cone-shaped emanation centered on you”を持ちます。
複数起点を取ることができるなら、円錐形を自分の周りに張り巡らせることで60フィート内全てを範囲とすることができてしまいます。
また、Otiluke's Resilient Sphereは“Effect: 1-ft.-diameter/level sphere, centered around a creature”を持ち、
本文内で“provided the creature is small enough to fit within the diameter of the sphere”と説明されています。
これすなわち、術者レベルによっては対象を閉じ込められない可能性がある=複数起点を選択できない(複数選択できるならば常に閉じ込めるだけの球体を作れる)ということではないでしょうか。
>>141
類例と思しき呪文等を見る限り、製作サイドがやらかしてくれたのでは?という個人的な思いはありますが、
それを言いだすと議論が成り立ちませんので、ここは素直にシャッポを脱ぎます。
件の表記によって「“centered on you”が使用者の接敵面内を意味している」とする論拠が崩れましたので、
こちらの論が真であることを証明できないと認めます。
長々とお付き合いいただき、皆様ありがとうございました。
以下は蛇足になりますが、一応の返答をさせていただきます。 >>140
「centered on any corner of the target's space」のが「even if」なら、
「the spell could normally be centered only on the caster」は、本来「centered on any corner of the target's space」ではない、となりますよ。
議論を続けられる状態なら、故に「術者を中心とする呪文は、術者の接敵面内の全ての角を中心とする!」と言っていたところですが。
翻ってフィート単位で示される距離はというと、「no standard range category」となっており、
(結果として距離における「standard」とは、自身・接触・近〜遠距離・無限を指すことになります)
ではフィート単位で示される距離のどこが「standard」ではないのかと考えた場合、
それらのうち“術者を中心とする”呪文のほとんどが距離と効果の半径が一致していると同時に、距離が「起点」の最大を示し得るものではなく、
以上から「効果」と起点」のうち、「起点」に関する定義が通常と異なる故「standard」ではないのが“術者を中心とする”呪文であると類推しました。
本来はここで「そして“術者を中心とする”の文言は接敵面内を意図しているので〜」と続くはずでしたが、前提が崩壊したのはご覧のとおりです。
なお直線や円錐についてですが、“効果範囲”の各形状の説明で「It starts from any corner of your square」となっているので、
“術者を中心とする”ものではない(と思い込んでいた)ことも相まって、「any(任意ゆえに単一)」の「起点」を指定すると考えていました。
(邦訳では「いずれかの角」となっていますが、原文は「any corner」で「任意の一つの角」という意味も示しているのではないかと思います)
これについて>139で言及しなかったのは、>138で提起された選択肢が爆発と放射についてのみ述べていたため、
暗黙の了解として球形の範囲についての話題だと考えたからです。
また距離がフィート単位の直線や円錐は、距離が「起点」の最大を示し得るものではないため、
やはりこれらも「standard」な距離には含まれないと思います。
srdより
> Most reach double the wielder’s natural reach, meaning that
> a typical Small or Medium wielder of such a weapon can attack
> a creature 10 feet away, but not a creature in an adjacent square.
和訳で"そのかわり"なんて書かれてるから混乱を呼んでるみたいだけど
"... can A, but not B."の文章においてAがBより優先されることは無いわな
> When making a melee attack against a target that isn't adjacent to
> you (such as with a reach weapon), use the rules for determining
> cover from ranged attacks.
>>153
「creature in "an" adjacent square」は隣接する単一のマスにいる(中型サイズ以下の)クリーチャーを指し、大型サイズ以上の目標を想定していない。
また大型クリーチャーの場合、「up to 10feet away(最大10ft離れた)」目標に対して攻撃できないのであって、下図の状況での攻撃を禁じていない。
・Can a character make a shield bash attack using the shield as a primary weapon or can it be used only as an offhand weapon?
「盾攻撃って利き腕でできるの?それとも逆腕でしかできないの?」
While the rules describe a shield bash as an off-hand weapon, that's simply an assumption (that your primary hand is holding a weapon).
ルール(PHB、防具の説明における盾の項目)で盾攻撃と「逆腕で行える」となっているのは、単純に利き腕には武器を持っていると仮定しているからだ。
There's nothing stopping you from declaring your shield bash as your primary weapon.
君が利き腕で盾攻撃を宣言することをとめるものはなにもない。
Of course, that means that any attack you make with your other hand becomes a secondary weapon.
もちろん、利き腕で盾攻撃を行うことは、もう一方の腕の武器が逆腕扱いになることを意味する。
※なお私訳では主要武器・副次的武器をあえて利き腕・逆腕と表現しているので念のため。