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都立御苑女学園

287名無しのアルカナ使い:2007/04/26(木) 23:31:44 ID:v/QPh.3M0
終わりまで仕上がりました。
恐らく書きこみ制限引っかかるのでいくつかに分けて書きます。


バレンタイン当日

-都立御苑女学園 中等部-
「かむいしゃまーーーーー!!!」
と叫びながら廊下を走ってくる。
「!?」
だがしかし大量のチョコレートを持った神依を見て驚く。
「おお、このは、どうした」
「か……かむいしゃま……その大量の包み紙は何でございまするか………?!」
「ああ………何やら知らないが学校の女子達が私に渡してきてな………」
「(あんなにあったらこのはのなんていらないでござるよね……)
 そうでござるか。大変でござるね、かむいさま」
「ああ、ちょっとすまないがこのは、手伝ってくれるか。
 これだけの量を1人で持つのh大変なのでな……袋が教室にあるから」
「わかりましたでござる〜」
-中等部 3年A組-
バサバサバサ
「朱鷺宮さん凄いわね、相変らず」
「でも私は出来れば男子からほしいな〜」
「でも女性からもモテる朱鷺宮さん、羨ましいわ」
「(私も今日は博士に渡さねばならないのですね……喜んでくれるでしょうか)」
と、大量のチョコを持った神依を見て周りの女子達が騒ぎ始める。
「このは、助かった。(そうだ……今渡そう………)
 それでこのは、少し付き合ってくれないか。」
「はい?わかりましたでござる」
-中等部 どっかの廊下-
「このは、これをお前にやる。」
「え?かむいさま……?」
「お前にはチョコはダメらしいからカカオマスを全く使ってない
 クッキーを作ってみたんだがどうかな……受けとってくれるか?」
「はい!ありがとうございまする、かむいさま!!
 あ、あとですね、かむいさま……」
「何だい?このは」
「かむいさま、これ!!」
「おお、私にか?」
「はい……他の方々からも多く貰ってたのでいらないかもしれませぬが…
 それに味見してないし初めて作ったので味の保証はしないでござるよ………」
「ありがとう、このは。
 他の誰よりもこのはから貰えた事が1番嬉しいよ。」
「かむいさま………かむいさまぁーーーー!!!」
「よしよし………今日は褒美だ………皆にいくら見られても構わないから
 いくらでももふもふしてしんぜよう…………私もこのはが大好きなのだからな…」
「えへへ〜〜〜かむいさま〜〜〜〜〜♪」

-都立御苑女学園 中等部-
「ヨーリコっ♪」
「あ、なーに?リリカ」
「はい、これー♪」
「……え?え?これ………私に?」
「うんー、私バレンタインってのつい最近知ったばっかだからさ〜
 初めて作ったから味の保証はしないよん♪だってそれにヨリコは1番の友達だしね〜」
「あ、ああああの、ちょっと待って!!」
あたふたしながら身体を探る
「あのね、リリカ!」
「どーしたのー?ヨリコー」
「私からも、はい、コレ!!」
「あ……え?いいの?私で………ヨリコ?」
「ととと………当然だよ!!私にとっても1番の友達はリリカだもん!」
「そっか、ありがとね♪ヨリコ 今日も一緒に帰ろ♪」
「うん、ありがとう、リリカ!」
満面の笑みを浮かべる頼子であった。
その目からは嬉しさのあまり涙が少し浮かべていた。

-同じく 中等部-
「はぁとちゃん」
「あ、まおりん♪どうしたのー?」
「これ……私が作ったのですけども……宜しかったら」
「え?私にくれるの?ありがとう♪まおりん♪
「いえ…(そうそう上手くは行きませんか……)」
「今日も一緒に帰ろう、皆で一緒に、ね?まおりん♪」

-しつこく 中等部-
「冴姫さん」
「……どうしたの?舞織」
「はいこれ。貴方に差し上げる予定でしたから。」
「あ………ありがとう………」
「家に帰ってから食べてくださいね。
 (ふふふふふ………憎き冴姫、今晩が貴方の峠なのですよ!!!)」
「ああ、そうそう、舞織、これ」
「え……?私にですか?」
「ええ………初めて作ったから味の保証なんてしないわよ。」
「・・・・・・・・・」
「舞織、私に作ってくれるって言ってたからね……
 私もお礼を兼ねて作ったのみたのよ。」
舞織は呆然としていた。


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