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サイコロの旅 残りレス埋め in避難所

1965:2006/05/19(金) 12:13:54
本スレ【レノ・ルード】サイコロの旅【セフィロス・シャクレ】 が
容量を超えたためにこれ以上カキコできなくなったので
こちらで残りを投下ヨロ

2/2
兄貴「おめでたいことが大好きよぉ!」
マッスルズ「でも綺麗なお兄さんはもっと好きでーす!」
セフィロス「おばあ!船主さん!」
ルード「会長!」
ユフィ「親父!」
ナナキ「ギンコ爺!」
レノ「皆どうやって来たんだ?」
ゴドー「彼女に運んでもらったんだ」
シャクレ「クエッ(彼女)?」
太郎「キュキュー!!」
花子「ピキュキュー!」
レノ「太郎!花子!ってことは…」
ジャボ子「婿殿、久シブリ(ポッ)」
レ&セ「お店に入らないのキタ━(゚∀゚(゚∀゚;)━!!」
禿会長「そのままじゃねえ。ほれミニマム!」
 ジャボ子は太郎達と同じサイズになった。

2966 1/1:2006/05/19(金) 23:06:46
ルーファ「サボテンたんハァハァ(*´д`*)ツォン、新しいペッt」
ツォン「駄目」
ルーファ「チェッ」
シド「オラオラビールだどんどんまわせコラァ!!」つ日日日日日
レノ「イヤッホーィ!」
ヴィン「オラオラこぶ茶だどんどんまわせコラァ!!」つ旦旦旦旦旦
おばあ「イヤッホーィ!」
セフィロス「皆さん、片手にグラスか湯飲みはお持ちですか?」
一同「イエッサー!」
セフィロス「それでは乾杯の前にレノとルードの上司である社長から挨拶を!」
ルーファ「えー皆さんこの度は私のために集まって下さり誠に
クラウド「 乾 杯 !!」
一同「乾杯〜!!」
ルーファ「…流石だ…元ソルジャー、クラウド」

3967  1/2:2006/05/20(土) 01:06:37
セブンスヘブンの外では招かざる(Ⅷの)団体客が右往左往していた

イデア「いいですか?貴方達がここに長く滞在していると、この世界のバランスが
  危うくなるのですから、用件は手短にすませること。いいですね?」
セルフィ「は〜い、ママせんせ〜い!」
アーヴァイン「中はもうすんごく盛り上がってるみたいだよ〜」
リノア「パーティパーティ♪ねえ早く合流しちゃおうよ〜」
スコール「まだだ、状況が混沌としていて我々が違和感なく参加できるタイミングが分からない…」
キスティス「さすがね、スコール。リノア、私達はお遊びでここにいる訳じゃないの。分かってる?」
ゼル「もちろん俺が貸した金の回sy」
サイファー「じゃねーだろ!チキン野郎!俺様が何故お前達に混じってここにいるのかわかtt」
烏賊漁師父「はいはーいごめんよごめんよここ通してくれるかー」
烏賊漁師子「父ちゃんなんかすげー宴会してるよ!近所迷惑だねっ!!」
父「だがな、例えご近所とトラブルが絶えない家だろうがオゼゼをくれるお客には違いねえ
   これだけの量の雲丹と蛸と烏賊の舟盛りを景気良く注文してくれるんだ
   感謝しなくちゃあいけないぜ」
子「さっすが烏賊釣り名人の父ちゃんだね!!カッコいいぜ!」
スコール「よし、彼らの後について進入するぞ」

4968  2/2:2006/05/20(土) 01:07:13
ガチャ
エアリス「あ、レオンじゃない?」
スコーr「……あ…エア…リス」(リノアがいる前で…ま…ずい展開?!)
リノア「レオンんんんん????????」
エアリス「久しぶりに会えてうれしいな♪立ち話もなんだしこっちおいでよ」
レオン「あ…ハハハハハ…ざざ残念なんだが…俺達はあいつらの旅の終わりを見届けに来ただけで
   長くはいられないんだ…そうそう舟盛り!舟盛りの配達ご苦労様!釣りはいらないから!!」
リノア「すこぉおおるぅううううう? ま さ か あ な た」
sコール「全員直ちに反転撤退だ。ママ先生ガーデンまで転送頼む」
イデア「了解よ、こっちへ戻るのは早ければ早いほどいいから…いきますよぉぉぉぉ…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゼル「マジ!オレの金!」サイファー「ギニャアアアアアアア」キスティス「いい加減ウザイわよ」リノア「フフフフフフフフフ」


エアリス「ふふっ、ホントあの3人と一匹は愛されてるのね、ねぇ?あなたもそう思うでしょ?」

エアリス「このままカレをライフストリームに戻さなくてもいいんだよ…ね?」

エアリス「じゃあこれ以上ここにいても仕方ないし……私たちの場所に帰ろ…っか?」

セブンスヘブンのドアが音もなく開き 微風が甘く懐かしい花の香りを店中に散らしていった

5969:2006/05/20(土) 01:13:09
ティファ「お疲れさま。もうすぐメインの料理出せるから待ってて」
レノ「おぉ!頼むぞ、と。…ん?珍しく花飾ってあるんだな、と」
ティファ「あぁ、それ?赤いカーネーションはマリンとデンゼルがこの間プレゼントしてくれたのよ」
ルード「そうか…母の日だったな」
レノ「それにしても、しおれかけてるぞ?そろそろ取り替えた方が良いんじゃないか、と」
ティファ「でも…折角プレゼントしてくれた物だし」
レノ「真新しい方の花はクラウドからか?」
セフィロス「さては喧嘩の仲直りに巻き上げたか」
ティファ「それはね……フフフ」
レノ「何だぁ?嬉しそうに」
ティファ「ついさっき、店の入り口の所に置いてあったのよ。
   たまにね、こうして2〜3本お花が置かれてる事があるの。差出人のカードも何もないんだけど…。
   今日はいつもより多めだからきっとお祝いの花ね」
レノ「そうか…気をつけろよ、と」
ティファ「え??」
ルード「ウム、最近物騒な事件が増えてるからな」
セフィロス「ストーカーというのは厄介なものだ」
レノ「用心しとけよ、と」
ティファ「もう、失礼ね!ファイナル…」
レノ「おわぁぁああ!暴力反対!逃げるが勝ちだぞ、と」

ティファ「……」

カーネーションと一緒にピンクのスプレーバラが花瓶に生けられていた。

ティファ「(…ありがとう)」

6970 1/4:2006/05/20(土) 12:39:15
セフィロス「(飾られた花を見ながら)……」
大家「どうしたんだい?セフィロス。せっかく皆お祝いしてるのに、そんな顔して…」
セフィロス「母さん!…この旅が終わったことで結局何があったんだと考えていたんだ。
  無事ゴール出来たら願いが一つ叶うとかいうわけでもない。
  (…むしろ旅の途中に大事なものを一つ失ってしまった。)
  私は何のために旅をしていたのか」
大家「何のためかはあたしにゃわからないけどね、セフィロス。
  旅を経て得たものは多いんじゃないかい?ご覧よ。あんたはこんなに沢山の友達が出来たじゃないの」

7971 2/4:2006/05/20(土) 12:41:57
セフィロス「…!」
大家「旅を始める前だったら、こんなに沢山の友人は出来なかったんじゃないのかい?
  それだけでも、あんたが旅をした価値はあったと思うけどね」
セフィロス「そうか…そういうことだったのか…あいつらめ、
  また余計な…ことを…本当に馬鹿な奴らだ」

 「――――――」

セフィロス「?!」
大家「どうしたんだい?」
セフィロス「今、奴の声が?」
 店の外に走るセフィロス
シャクレ「クエッ?(どうしたの?)」
 しかしセフィロスの望む者はいない
セフィロス「気のせいか。ん?これは」
 足元のラップされた舟盛に、紙が置いてある。

8972 3/4:2006/05/20(土) 12:44:35
シャクレ「クェッ!クルル?(すごい舟盛!なんて書いてあるの?)」
 セフィロスが紙を開くとそこにはびっくりするほど下手な字とあっかんべーをした顔が書いてあった。
 『人のこと馬鹿馬鹿言うなっ!馬鹿って言った奴が馬鹿なんだぞっ!』
セフィロス「…」
シャクレ「クエッ(何それ;)」
セフィロス「ふっ…ふふふははは!馬鹿め!
  馬鹿って言った奴が馬鹿と言った者が馬鹿なのだ!
  はーっはっはっはっはははははは!!シャクレ!舟盛だ舟盛!はーっはっは」
シャクレ「(どうしようこの人気持ち悪いw)」
レノ「おいルードここに馬鹿がいるぞw」
ルード「知っているw」

9973 4/4:2006/05/20(土) 12:55:27
セフィロス「烏賊と雲丹と蛸の舟盛だぞー!たんぽぽの代わりにチョコボの羽が付いてるぞー!」
ティファ「あらら、びっくりさせようと思ったのにネタバレしちゃったね」
レノ「俺は雲丹一人じめだぞ!と」
ルード「それなら俺は蛸…?」
シャクレ「クー(僕大根しか食えないよ)」
セフィロス「(ありがとう、お前達…私は今幸せだ)」





こうして、彼らの旅は終わりました。
宴会は続き、皆が彼らの旅の終わりを祝福してくれました。
彼らがまた一緒に何か馬鹿なことをやらかす日は来るのでしょうか?
それはライフストリームにしかわかりません。

・・END

10974 1/3:2006/05/20(土) 14:38:49
烏賊漁師母「お帰りなさい。買い出しご苦労様」
息子「ただいま!聞いて!父ちゃん神様から烏賊釣名人の称号貰ったんだぜ!」
母「あらまあ。それはすごいねぇ(これはまた新しい切り口だわねー)」
息子「あとね、母ちゃんにもお土産があるんだよ!ね、父ちゃん!」
母「あら、何かしら!wktk」
父「どうぞ、お納め下さい」
つ【カーネーションの花束】
母「まぁ…………」
息子「なんかね、お客さんがね、オゼゼたくさんだったんだ!」
母「そうなの?ありがとう。母ちゃんすごく嬉しいよ!
 よーしじゃ今日はビール追加しちゃおうか!」

11975 2/3 番外編:2006/05/20(土) 14:41:29
父「キタワァ*・゜゚・*:.。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*・゜゚・* !!」
子「よかったね!あとね、MBで海渡る兄ちゃんが鯉のぼりぶる下がってたり空飛ぶ烏賊見たりしたんだよ!」
母「そりゃすごいねぇ。今ご飯持ってくるから父ちゃんと座ってて」
子「はぁぃ」

父「カイ」
子「何父ちゃん」
父「これやるよ【蜜蜂の館会員カード】」
子「えっ?!だってこれ父ちゃんの大事な…」
父「いいんだ。父ちゃんにはもう必要ない。
 父ちゃんには母ちゃんがいるからな」
子「?よくわかんないけどわかった!大事にする!」父「大きくなればわかるときが来る」

12976 3/3 番外編:2006/05/20(土) 14:44:49
母「はーい今日は海鮮鍋よー」
父子「わーいイタダキマース!!」




レノ「あ」
ルード「なんだ?」
レノ「何だか急にルードの作った鍋が食べたくなったぞ、と」
セフィロス「私もだ」
シャクレ「クルル(僕も)」
ルード「そうか。では皆が寝てしまったら奥の堀ごたつで久しぶりに四人で鍋をしようか」
シャクレ「クエッ!(賛成!)」


烏賊釣親子番外編・・END

13名無しさん:2006/05/21(日) 14:53:17
まるっと一日ネタがないということはこれで完結でいいのか?
とにかく住民職人の皆様 乙でした

ここのスレの雰囲気が好きだった
微妙なネタを振られても次の人が素晴らしく話を続けていったり
職人同士の連携がビシッと決まるところがあったり
一人の才能ある神職人が落とし続けるより難しいことだと思った

笑いと涙と感動をありがとう

14978:2006/05/21(日) 21:09:49
>>13
何か微妙にバカにしてるようにも聞こえるんだが…まぁ、いいや

お疲れさん!
最後に色々あったけど着地出来て良かった

15979:2006/05/21(日) 21:21:08
>>14 いやそんなニュアンスすら入れたつもりはないんだが
そんな風に捉えられる部分があったとしたら謝罪する

 どこだろう?
微妙なネタうんぬんか? ラストの落とし所で住民であれこれもめてても
ひとりの職人さんがきれいに決めてくれたのに感動して入れてみたんだが
確かにその前のネタを振った職人さんへの配慮がないか すまんかった

16980:2006/05/22(月) 02:08:07
>>15ドンマイだ

レスあまってるみたいだからおまけ単発小ネタ投下させていただく。
あくまで本編というよりおまけなんでスタッフロール流れてる間の
NG集みたいな感覚で軽く流して下さい。

17981 おまけ『ゴール祝い明け』:2006/05/22(月) 02:14:29
 チュン チュチュン…

レノ「ふあぁーっと」
ルード「もう夜が明けてしまったな。楽しい時間はあっという間だ」
ヴィンセント「お前らおはよう。早速だが私は帰る」
セフィロス「そうか。ではそこまでお見送りしよう」

 店の外に出る一行、店の裏には見覚えのある黄色いトラックが

セ・ル・レ・シ「あ――!!このトラックェ!俺達の!」
ヴィンセント「む?なんだ、これお前らのだったのか?
   ずっとニブルヘイムに置いてあったから勝手に使わせてもらっていた。
   悪い悪い返すからあせんなって!」
セ・ル・レ・シ「(この借りパクお化けがっ…!#)」

18982 あえて書き込む:2006/05/22(月) 02:37:19
>>17
お前らも私たちの自転車返さないじゃいか!
この借りパクお化けがぁ!#

By古代種の意識

19983:2006/05/22(月) 17:28:38
セフィロス「ん?拾った物は私の物ですが何か?」
レノ「お前誰としゃべってんだよ、と」
セフィロス「お星様とだよ、ウフフ」
レノ「(やっぱり触角のダメージが大きかったのかな…ごめんな、セフィロス)」

20984 おまけ2:2006/05/22(月) 20:34:45
シ ド「よぉ!俺達も帰るぜ」
ルード「色々世話になったな」
レ ノ「ありがとよ、と」
シ ド「礼なら今度家に来い。朝まで飲もうぜ!
    ヴィンセントの奴、コンブ茶にハマってから付き合い悪くてよぉ…」
シエラ「いけませんよ。この間、お医者様に飲み過ぎを注意されたばかりじゃないですか」
シ ド「よ、余計な事いうな!」
セフィ「そろそろ体を労わってやらんとな。無理はいかんぞ」
シ ド「年寄り扱いするんじゃねぇ!」
シエラ「それでは皆さん、失礼いたします」
ルード「あぁ、またな」
レ ノ「また(何かあったらタクシー代わりに)頼むな、と」
しゃくれ「クエ、ック(おいっ)」
セフィ「また、会おう」
シ ド「おう!必ず来いよ!」

セフィ「みんな帰っていくな…(´・ω・`)」
しゃくれ「(あれ?デジャブ…)」

21985 おまけ3『ゴール祝い中「そういえばあれって」』:2006/05/22(月) 22:17:12
レノ「ナナキ、その爺ちゃん誰だ?と」
ナナキ「この人が本当の古えの森の主だよ」
ギンコ「ハロー!あのときはバイトを雇っててね。無事花見は出来ましたかな?」
ルード「途中でウータイに行き桜は見たが森の珍しい花は見れなかった」
ギンコ「あーそりゃバイトのお嬢ちゃんいい仕事したね。GJ!
  なんせ珍しい花の正体はオオオチューじゃからな。イッツデンジャラス」
セフィロス「オオオチュー?」
ギンコ「そう。普通のオチューの五倍の大きさのオチュー。花はとても美しいが
  魅せられて寄ってきたものを何でも食べるの。好物は若い人間の男だよ☆」
ルード「(よかった…桜で本当によかった;)」

22986 おまけ4(1/2):2006/05/23(火) 17:21:39
ルーファウス「我々も失礼する」
レノ 「わざわざお出向き有難うございました、と」
ルーファウス「まぁ、たまには良いだろう」
ツォン「社長、お腹の辺りが不自然に膨らんでるような気がするのですが…」
ルーファウス「ん?昨日飲み過ぎたせいだろう」

???「キュキュー!!」

レノ 「太郎! 社長、まさか…」
ルーファウス「サボタンがどうしても私と一緒に行きたいと目で訴えていたのだ!それに…ヘビタンにも友達が必要だろう」
ルード「(サボたんって…)」
セフィロス「(ピキッ…)おい、プレボン。そいつは那 覇 子 だ。ヘビは譲っても名前は譲らんぞ!」
ルーファウス「しつこい!そんな寒い名前を私に呼ばせる気か!」
セフィロス「なにぃ!?」
レノ 「(どっちも変わらねぇじゃねーか…。なぁ?)」
ルード「(セフィロス、ここは折れてくれ…)」
イリーナ 「社長、よーく考えて下さい。このサボタンにも家族がいるんです。
    突然いなくなったらきっと心配しますよ?家族の元へ戻してあげましょう」
ルーファウス「むっ…」
ルード「(いいぞ、イリーナ)」
レノ 「(もう一押し!)」
ルーファウス「仕方ない。ヘビタンだけで我慢するか…」
イリーナ 「(そして世話は私達がやるんですね、きっと…)」
ツォン「(頭が痛いな…)」

23987 おまけ5(2/2):2006/05/23(火) 17:22:57
ツォン「レノ、ルード。私達は先に戻ってるぞ。実は少々気になる事があってな…」
ルード「何事ですか?」
ツォン「いや、後で追って連絡する。次に休暇にありつけるのは何時になるか分からんからな。
    残り少ない休みを今の内に満喫しておけ」
レノ 「一気にテンション下がりましたが…」
ツォン「では失礼する」
イリーナ 「失礼します!」

レノ 「やれやれ、休暇も終わりか」
ルード「長いようで…あっという間だったな」

24988:2006/05/23(火) 17:52:10
>>23
こんな終わり間際に気になる展開に(*´д`)wktk

25989 ツォンの心配:2006/05/23(火) 22:01:36
ヒーリンにて 社長より一足先に戻ったツォン
ツォン「……………危ないところだったな」

ロッジの階下に繋がれてやせ細ったダークネイション
その傍らのえさ皿と水皿はすっかり乾ききっていた

ダーク「くぅぅぅーーーん!!!」
ツォン「おーよしよし。待ってろよエサ今d(カプッ)イダダダダダダダダダ!!」
  (しゃしゃちょーーご自分のペットはご自分でお世話してくださーーーい!)

26990:2006/05/23(火) 23:29:40
ダークネイションカワイソス(´・ω・`)

27991 ある日のしゃくれの日記:2006/05/23(火) 23:31:24
僕達の旅が終わって、随分経った

レノとルードは、旅が終わってすぐにタークスの仕事に戻った
そういえば、
「『最近お前たちには休暇を与え過ぎた』って社長に言われて4割減給されたぞ、と」
とかなんとか、この前電話で愚痴を言ってきたけど、生活は大丈夫なのかな?

セフィロスは、どこでなにをしてるのかよく分からない。別れる前に、『馬鹿の容体が気になる』とか言ってたから、お見舞いには行ったんだろうけど

僕はというと、世界中の野性チョコボの棲息地を歩き回ってる。でも、チョコボファームで会ったあのチョコボのことが忘れられn…
【後は消されていて読めない】

いろんなチョコボに会うのは凄く勉強になって、一段と速く走るコツを掴んだ…気がする。今度、セフィロスとレースに出るときに、皆を驚かしてやろう

28992 おまけ6『ゴール祝い中「そういえばあれってPart2」』:2006/05/25(木) 08:59:29
レノ「太郎、そういえば会った最初の方で俺のこと見て赤くなってたよな?
 花子が赤くなるならわかるが、なんで男のお前が赤くなったんだ?と。
 はいルード通訳!」
ルード「キュッキュキュピピキュキュ?」
太郎「キュ?キュキュキューキュ」
ルード「はははは」
レノ「なんだよははははって!」
ルード「サボテンダーの女の子は、赤い花をより大きく咲かせてる方が可愛いらしい。
  首長族の女性が、首が長い方が美しいという基準に似ているな」
レノ「…つまり?」
ルード「レノの頭が最初、見事な赤い花に見えたから別嬪さんだと思ったらしい。レノ…サボテンキラーだな」
レノ「orz」

29993:2006/05/25(木) 17:53:43
ツォン「レノ、ルード、仕事だ」
レノ「あれ、ツォンさんその手はどうしたんですか、と。ダークネィションにでも噛まれたような傷ですね、と」
ツォン「…当たりだ」
イリーナ「(イリーナです。ツォンさんにケアルしてあげたいとです!
  でもツォンさんのプライドを傷つけたらいけないのでぐっと我慢してるとです。
  イリーナです…イリーナです…)」
ルード「任務の内容は」
ツォン「『このスレを埋めること』だ。手段は問わん。誰かに協力してもらってもいい。頼んだぞ」
レノ「はいよ、と」
ルード「了解」
イリーナ「行ってきます!」

30994:2006/05/27(土) 17:42:03
???「―――――」


???「―――る――?」


??ス「あ―――るか?」

?クス「アーアアー♪聞こえますか?」

ザックス「おっ!?聞こえるようになったみたいだな」

ザックス「ライフストリームの皆、あいつらの旅を無事終わらせてくれてありがとう。
  俺途中であぼーんしちまったからさ!まぁ自分が頼んだんだけどね。
  ホント、皆が助けてくれなかったらここまで来れなかったと思う。
  旅を面白いものにしてくれた人も、ただ見守ってくれてた人も、励ましてくれた人もみんな…



   ありがとう



   じゃあな 」

31995:2006/05/27(土) 19:39:52
セフィロス「やぁ、お前達」
シャクレ「クエエ!(久しぶり!)」
レノ「よぉ!どうした」
セフィロス「バレットから葉書がきてな」
ルード「ほう…どれどれ」

『おい、お前ら!
 一体どういう事だ?!
 俺の出番少なすぎだろ!!
 俺のセリフは
 「ゴ━━━ヽ(゚∀゚)人(゚∀゚)メ(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)ノ━━━ル!!!!」
 「お前ら到着するの遅えんだよぉ!」
 の二つだけ!
 こーれーだーけー!!

 俺は決めた、決めたぞ!
 次は俺様が主役だ!
 
 「バレットの油田王への道」
 
 へへっ、どうよ?!
 お前達も脇役で出してやってもいいぜ!

 じゃあな!』

レノ「…却下だぞ、と」
ルード「同意」
セフィロス「フ、やはり主役はこの私…」
シャクレ「クエ(それも違う)」

32996:2006/05/27(土) 20:47:10
バレットペタワロスwwwwwwwwwww



レノ「埋め埋め!あ、待て!埋めるな!」

33997 静閑の中で:2006/05/27(土) 21:29:14
白い世界。どこまでも続く花畑。

「ライフストリームの皆に、挨拶、してきたんだよね?」
すぐ後ろにいる彼に声をかける。
「もう、そのリボン、落とさないで、ね?約束だよ
   あと―――」
返事はない。その代わり、規則的に、微かに聞こえるのは―――
「…あなたに睡眠学習、なんて、無理だよね」
ため息をつきながら振り返れば、寝息をたてている彼。
その腕には、彼女が渡したリボンが巻かれていて、傍らには、下手な字で
【只今休業中!自分で起きるから、起こさないこと】
と書かれた紙があった。
「勝手なんだから」
独り言のように言ったその言葉の響きは、優しい。

「…おやすみ」

すっかり眠り込んでしまった彼を残し、彼女は、どこまでも続く花畑を歩いていった。

34998 1/2:2006/05/28(日) 01:21:02
【縁側付きの家in農園スクエア】

レノ「よ!お前らお疲れだぞ!と」
ルード「レース見てたぞ。一段といい走りをしていたな」
シャクレ「クエェ(へへへ、勉強したもんね)」
セフィロス「んふふ、私はどこへ行っても英雄で困ってしまu」
レノ「ほらお前らのおかげで…ジジャーン!(札束)」
シャクレ「ククク?(また全財産かけたの?怒られるよ!)」
レノ「フン、減給されたんだからこれくらいしても罰は当たらんだろ、と」
セフィロス「(私、札束に負けたの?)」

ルード「ところでセフィロス、ザックスの様子はどうなんだ?」
セフィロス「あぁ、奴なら大丈夫だ。寝こけてはいるがもう心配ない」

35999 2/2:2006/05/28(日) 01:23:56
レノ「そっか。それは何よりだぞ、と」
ルード「回復したらここに招待したいな」
シャクレ「クエッ!(いいね!夜明かしで飲もう!)」
セフィロス「奴に私の自慢の正宗(豆)を披露してやるか」
レノ「良さが全くわかんねえぞ、と」
ルード「それまでにここに花を沢山植えよう。この縁側で花見が出来るように…」
セフィロス「そうだな。また忙しくなりそうだ!」
レノ「よーし今日は俺の奢りで前祝いだぞ!と」
ル・セ・シャ「「イェース!」」



花畑の中で眠るザックス。
彼の顔には幸せそうな微笑みが浮かんでいた。
いつか来る花見の夢を見ながら…。

361000:2006/05/28(日) 13:34:57
CAST レノ
     ルード
     セフィロス
     しゃくれ
      
      
     ゴンガガ丸の船主さん
     ソーキソバ屋のおばあ
    
     ナナキ
     コスモキャニオンの皆さん
 
     東京のギャル・警官さん・ヲタ達
 
     ツォン
     イリーナ
     マリン
     デンゼル
     大家さん
     誇り高き禿の会 会長
     誇り高き禿の会 会員達
     豪華客船のクルー
     リーブ
     O−YA FOODSの社員さん達
     パルマー
     シド
     カダージュ
     ヤズー
     ロッズ

     白バイ隊員さん
     ユフィ
     ギンコ爺
     シエラ
     マコウ戦隊の面々
     ゴドー
     アダマンたん
 
     海上保安庁の巡視艇のクルー
 
     太郎
     花子
     サボテンダーC
     ジャボテンダー
     ジャボテン宮殿のサボテンダー達

     FF8メンバー(多くを語らず)

     ねむねむ爺

     ケット・シー
     G.S.農園スクエアのスタッフの皆さん
     エメポンさん
     ルビポンさん

     クラウド
     烏賊漁師の親子

     兄貴
     マッスルズ
     ティファ
     ヴィンセント
     定食屋のおやじ

     ネロ
      
     グリングリン親子
     レノの近所のおっさん

     バレット
     ルーファウス神羅
     ヘビt・・・・・那覇kオオオオオアン(なんらかの駆引きがあったらしい跡)
     ダークネイション 



     ラスボスの科学者


STAFF ライフストリームの二人
      
      そして  
       このスレの住民達に

  CAST一同から Special Thanks

371001:Over 1000 Thread:2006/05/28(日) 13:37:46

   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   ┃      スレッドのレス数が 1000に達した!      ┃
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  ,,ノィ クエックエッ
こ・ 彡v .┌────┐
 (  フノ三 | ←次スレ |ε ε ε ε ε ε ε ε ε ε ε ε ε ε
  ソ ヽ,  └─┬┬─┘ 人  *「ぷるぷる。
  ´  ´      .|│   (゚∀゚)   このスレッドは もう 終わりだよ。
          ゙゙'゙'゙          新しいスレはみんなで仲良く相談してね!

38名無しさん:2006/11/06(月) 21:09:50
無人島続きは以下このスレでよろしくお願いします

40574 1/7:2006/11/18(土) 17:44:12
   初めてカラオケが来てから十日後…
レノ「さて、と。またカラオケの時間がやってきたぞ、と」
シャクレ「クエ?(セフィロスは何日食べてないの?)」
セフィロス「……」
ルード「ん?はっきり喋ってくれないか?」
セフィロス「……」
シャクレ「クエ?(ひょっとして、お腹空き過ぎて喋れない?)」
セフィロス「コクコク」
レノ「そうか、と。流石に…えーと、10日ぐらいか?それだけ食べないと
   流石の英雄様も苦しいんだろ、と」
シャクレ「クエ(じゃあ、なにか食べさせてあげないと)」
ルード「甘いぞ。シャクレ」
レノ「そうだぞ、と。食べられないのは自分が悪いんだぞ、と」
シャクレ「クエ(二人とも酷い)」
セフィロス「…(腹減りすぎて手先がぼやけて見えてきた)」
ルード「勝負の世界に情けは必要ない」
レノ「さて、と。カラオケを始めるぞ」
シャクレ「クエー(カラオケ、カラオケ)」
セフィロス「…(シャクレ私の心配するよりカラオケの方が…)OTL」
レノ「俺先歌うぞ、と。小池さーん、小池さーん、好き好きー」
ルード「シャ乱Qか」
セフィロス「(ラーメン……食いたい…)」
     91点
レノ「おっこれはシャクレに勝ったかな、と」
シャクレ「クエ(やるね、レノ。でも僕だって負けないよ)
     クエークエー(たーらこー、たーらこー)」
ルード「やはり上手いな。シャクレ」
セフィロス「(たらこ…嫌いだけど…食いたい。腹減った。
      あー、何か幻聴が…)
    90点
レノ「しゃーーーーーー、と。初めてシャクレに勝ったぞ、と」
シャクレ「orz」
ルード「やったな。相棒。よし次は俺だ」

41575 2/7:2006/11/18(土) 17:45:08
セフィロス「(何で私はこんなに辛い目にあっているんだ?
      そうか。全てはこのいまわしいカラオケセットのせいか…)」
レノ「何をぶつぶつ言ってるんだ、と。セフィロス?」
セフィロス「うらぁぁぁぁぁぁーーーーーー」
セフィロスの正宗によりカラオケセット真っ二つ
ルード「何をするんだ。セフィロス。せっかく人が気持ちよく
   歌っていたのに」
セフィロス「こんなものがあるから…私は…」
シャクレ「プチッ」
レノ「ん?シャクレ?」
シャクレ「クエー(てめー。ふざけんなよ。このマザコン。
     飯食えねぇのはてめーの責任だろうがよ。調子に
     乗ってカラオケ壊すんじゃねぇよシャバ増)」
ルード「まずい。シャクレが切れた」
レノ「普段温厚な奴が切れたら一番厄介なんだぞ、と」
シャクレ「クエー(そこ、うるさい)」
ル&レ「すいません」
レノ「無茶苦茶怖いぞ、と」
ルード「セフィロスが心配だが…逃げるぞ」
レノ「仕方ないな、と」
ル&レ逃走

42576 3/7:2006/11/18(土) 17:45:53
セフィロス「ま、待て。助けてくれ。シャクレ、やめてくれ」
シャクレ「クエ?(やめてくれだと?)」
セフィロス「そ、そうだ。家族じゃないか」
シャクレ「クエー(知るかーー。チョコメテオ、チョコメテオ、チョコメテオ)」
セフィロス「アッーーーーー!!!!」
一方その頃
レノ「派手に暴れてるみたいだな、と。痛てぇーー、と」
ルード「どうした?レノ?」
レノ「?? 何か飛んできたぞ、と。流れチョコメテオ?」
ルード「大丈夫みたいだな」
レノ「結構痛かったぞ、と」
ルード「さて、シャクレが機嫌直すまでどこに行っておこうか?」
???「レノさーん」
レノ「げっ。グ、グレコ」
グレコ「凄い音がしたけどどうしたの?ってレノさん怪我してるじゃない」
ルード「(邪魔みたいだから、消えるか…)」
レノ「ルード。待て、と。行かないでくれ、と」
グレコ「気を利かせてくれたのかしら?」
レノ「……orz」
グレコ「とにかく、レノさん、怪我の治療をしなくちゃ」
レノ「これぐらい大丈夫だぞ、と」
グレコ「(ああ。怪我してるのに痛いと言わないなんて何て
    男らしいの、レノさん)ちゃんと治療しないと駄目ですよ」
レノ「どうせ薬も無いだろ、と」
グレコ「薬ならありますよ。その傷ならメガポーションかしら」
レノ「何?メガ〜があるのか、と?」
グレコ「はい。他にもハイポーションやフェニックスの尾、エリクサー
    ぐらいならあります」
レノ「凄いな、と。何処からそんなのが…」
グレコ「それは企業秘密です」
レノ「そんなもんか、と」
グレコ「とにかく、洞窟へ来てください。そこにありますから」
レノ「分かったぞ、と」

43577 4/7:2006/11/18(土) 17:46:25
一方ルードは
ルード「さて、どうするか…レノはデートだし…(モルボルとデートww)
   とりあえず爆音もやんだし一度帰るか」
ルード、帰宅
シャクレ「クエー?(どうしたの?セフィロス?何でそんな血だらけで
     倒れてるの?)」
セフィロス「……」
ルード「セフィロス、生きてるか?」
シャクレ「クエ(あっ、ルード。気がついたらセフィロスがこうなって
     たんだ)」
ルード「(覚えてないのか?)そうか、とにかくチョコケアルでも
    かけてやれ」
シャクレ「クエー(チョコケアル)」
セフィロス「はっ。私は一体?」
シャクレ「クエ?(何があったの?セフィロス?)」
セフィロス「覚えてない」
ルード「(知らぬが仏、か)セフィロスも元に戻ったことだし
    俺はレノを探してくる」
シャクレ「クエ?(レノ、何処行ったの?)」
ルード「グレコとデートだ」
シャクレ「クエー(デート?仲間が死に掛けてるときに?)」
セフィロス「まったくだ」
ルード「まぁまぁ。とにかく探してくる」

44578 5/7:2006/11/18(土) 17:47:25
その頃レノは
グレコ「はい。レノさん。メガ〜」
レノ「ほんとに在ったのか、と」
グレコ「よし。直った」
レノ「ありがとう、と。グレコ」
グレコ「どう致しまして」
レノ「じゃ、俺はもう帰るぞ、と」
グレコ「ハイ」
レノ洞窟から脱出
レノ「ふー。何もされなくてよかったぞ、と」
ルード「おーい、レノー」
レノ「ん?ルード。どうしたんだ、と」
ルード「ここにいたか。もうシャクレは元に戻った。
    セフィロスも無事だ」
レノ「そうか、と」
ルード「それに、二人ともシャクレが暴れているときの
   記憶がない」
レノ「何でだ、と」
ルード「きっとシャクレはぶち切れていたからだ。
    セフィロスは、きっとあまりのショックで忘れたんだろう」
レノ「黙っていたほうがいいな、と」
ルード「そうだな」

45579 6/7:2006/11/18(土) 17:49:21
グレコ「レノさーん。待ってーー。」
レノ「どうしたんだ、と。グレコ」
グレコ「レノさんの家にカラオケあったよね?」
レノ「ああ。でもいまは真っ二つだぞ、と」
グレコ「問題ないです。直します」
ルード「直せるのか?」
グレコ「はい」
ルード「そうか、では頼む。直してくれ」
帰宅
シャクレ「クエ(ねぇどうしてカラオケが真っ二つなの?)」
セフィロス「さぁ」
ル&レ「ただいま」
グレコ「お邪魔します」
レノ「これなんだぞ、と」
グレコ「あぁ。こんなのすぐ直ります。ちょっと外に
   出ててください」
一同「?分かった」
グレコ「直りました」
レノ「早ッ。まだ二分ぐらいしか経ってないぞ、と」

46580 7/7:2006/11/18(土) 17:50:22
シャクレ「クエ?(どうやったの?)」
グレコ「企業秘密です。それと直した代わりに一日カラオケ
    貸してください」
レノ「いいぞ、と」
シャクレ「クエー(えーー)」
セフィロス「(腹減った)」
ルード「文句言うな、シャクレ。直してもらったんだから
   いいだろ」
シャクレ「クエ(分かった。一日だけだよ)」
グレコ「ありがとうございます。これで宴会も盛り上がります」
セフィロス「宴会?」
グレコ「ハイ。トンべり族モルボル族の合同宴会です。
   アッ。皆さんも来ますか?」
セフィロス「行く」
レノ「セフィロス、珍しく乗り気だな、と」
シャクレ「クエ?(最近宴会してないからじゃない?)」
セフィロス「(これでひさしぶりに飯が食える)早く行こう」
グレコ「はい」


その夜セフィロスは久しぶりに食事を取れたという
しかし、翌日からはまたカラオケに負けて食えなかったらしい
頑張れセフィロスww

47581:2006/11/22(水) 14:39:34
トンべり族モルボル族の合同宴会より一週間のちの海岸。セフィロスは飢えを凌ぐため蟹を漁っていた。
「くっ…英雄も堕ちるところまで堕ちたものだな」
しかし探せど探せど見付かるのはフナムシばかり。いつしか古代種の
神殿跡がある洞窟の近くまで足をのばしていた。
──ここには危険なマテリアがあると言っていたな──
いっそそいつをルードレノに渡して屈辱のカラオケ大会を矯正終了してもらおうか…。

神殿の奥の奥、曲がりくねった岩窟の台座にそれはあった。
黴の塊を凝固させたようなあるまじき色合いの宝玉。
「これは……」
時空のマテリア。あの時ああしていたら。どうしてあんな事を
してしまった。そんな後悔の念、過去に囚われたままの想いが
ライフストリームに溶けずに凝固し産まれたもの。
故にこれを所有するものは時を遡ることが出来る。
「なるほど…たしかにこれは使い方次第では神にもなれる危険な代物だな」
呟いて正宗を一閃させた。
真っ二つに割れるマテリア。
「神はこの私一人だけでいい」
それにルーファウス辺りに過去を修正されて、六畳間を、
旅を、家族をなかった事にされるのはまっぴらごめんだ。





その夜。
ル「さあ、カラオケの時間だ」
シャ「クェーク(いい加減罰ゲームセフィロスだけなのも可哀相だね)」
セ(いいぞっシャクレ!)
レ「やめるのか?でも何か賭けないと盛り上がらないぞっと」
シャ「クェクェ(そろそろ暖房も必要になってくるから発電機の係をやってもらおうよ)」ル「それは名案だ、これも最下位が担当でいいな?」
セ(くそぅあのマテリアたたっ斬るんじゃなかった……orz)

48名無しさん:2006/12/14(木) 00:53:10
レノ「寒!」
ルード「流石に冷えてくるな。」
レノ「もう、12月かぁ・・・」
シャクレ「ククェ、クルクック(今年ももう終わりだね)」
ルード「そろそろ暖房を出そうか。」
レノ「俺、鍋食いたい。」
シャクレ「クエェッ!(賛成)」

セフィロス「ん?ここって常夏の島じゃないのか?」
レノルードシャクレ「あれ?」
セフィロス「異常気象か・・・」
レノ「地球温暖化が進んでるっていうのにな。」
ルード「とりあえず、暖房をだそう。風邪を引いてしまう。」
シャクレ「クククェ?(電気は?)」


セフィロス「(´・ω・`)ギコギコ」

49名無しさん:2006/12/18(月) 02:02:53
ネタを書いたならあげようぜ。
まったく気付かなかった。

50584:2006/12/18(月) 20:27:31
シャクレ「クエクエクーェ(そーいえばもーすぐクリスマスだねぃ)」
セフィロス「クックック…私の誕生日でもあるな」
ルード「そんな設定あったか?」
セフィロス「何を言う。12月25日は神の生誕日、これすなわち神である私の誕生日」
シャクレ「クエール(なんだ、そんな意味か)
セフィロス「何だとは何だ、失礼な、大体お前らは神である私に対して…」
レノ「それだと、あんたの種付けはバレンタインだな、と」
ル・セ・シャ「…………………………」
ルード「………嫌な想像してしまった」
セフィロス「………………誕生日別の日にする」
レノ「それがいいぞ、と…で、今年のクリスマスどーするんだ、と」
シャクレ「クエエクエ?(去年は何したっけ?)」
セフィロス「去年は料理大会をしたな、あのビーフシチューは美味かった」
シャクレ「クエイクエ(今年もパーティーしたいねぇ)」
ルード「パーティーか…よし、やろう」
レノ「大丈夫かよ」
ルード「料理なら任せておけ…腕を振るういい機会だ。俺の本気を見せてやる」
シャクレ「クエエ!(ルードが燃えている!!)」
セフィロス「決まりだな、では私は招待の電話をかけるとしよう」

51585:2006/12/18(月) 20:28:34
セフィロス【クリスマスパーティーをやろうと思うのですが、どうですか?】

大家組
大家『あたしも年だからねぇ、そんな島までいけないよ』
カダ・ヤズ・ロズ『母さんが行かないなら行かないよ』

セブンスヘブン組
ティファ『クリスマスはお店が予約でいっぱいなの、ごめんなさい』
クラウド『悪いな、ティファを手伝わないといけないし今年は家族で過ごすって決めてるんだ』
バレット『クリスマスはマリンに会うから行けねえよ』
ナナキ『ティファから子ども達の相手を任されてるんだ。ごめんね」

WRO組
リーブ『今年はWROでクリスマスパーティーをするんですよ、立場上私が出ないとまずいもので…」
シド『WROのパーティーが入ってんだ!わりーな!』
ユフィ『WROのパーティー入って…』
ヴィンセント『WROの…』
シェルク『誰ですか、あなた』



セフィロス「…………………………私はそんなに人望が無いのか?教えてくれ」
シャクレ「クエクエルクエークル(セフィロス…そんなことないって!ね?レノ、ルード?)」
レノ「大丈夫大丈夫!!まだ呼べる人はいるぞっと!!」
ルード「ああまだいる。さあ、電話をかけるんだ」
セフィロス「……ック!レノ、お前がかけてくれ」
レノ「はあ…仕方が無いな、と…」

52586:2006/12/18(月) 20:29:34
神羅組
レノ「この度、クリスマスパーティーをやろうと思うのですが、どうですか、と」
ツォン『無理だな。クリスマスは社長のパーティーの警備は入っている』
レノ「ですよね、と」
ツォン『ああ、すまないな………………………(はい?レノからの電話です。クリスマスパーティーをやるそうで……え?はい、わかりました)』
レノ「ツォンさん?」
ルーファウス『レノ、私だ』
レノ「え、社長ですか?」
ルーファウス『ああ、私だ。で、クリスマスパーティーだったな。行くことにする』
レノ「え、社長は社長でパーティーあるんじゃなかったんですか、と」
ルーファウス『全てキャンセルだ。なに、たいしたことではない。困るのは私では無くツォンだ。ツォンとイリーナも連れて行く。楽しみにしておこう』
レノ「はぁ…そうですか、ではお待ちしています、と」
セフィロス「どうだった?」
レノ「社長たちが来ることになったぞ、と」
セフィロス「何故だ!私の誘いには誰も答えなかったというのに!!」
ルード「社長が来るとなると半端なものは出せないな…さっそく下ごしらえにかかろう」


ツォン「社長、何故急にあの島に行くなど…」
ルーファウス「あの島にはいろいろとあるのだよ、いろいろとな。一度訪れておくことは悪いことではない」
ツォン「………………………」
ルーファウス「何か不満がありそうだな。ツォン君」
ツォン「あの島には何があるのですか?あなたがここまであの島に執着する理由は…」
ルーファウス「いずれ話すことになる。それまで待て、としか言えんな。なに、南の島でバカンスといこうじゃないか。イリーナも喜ぶだろう」
ツォン「………………………」

53587:2006/12/19(火) 21:16:20
シェルクがつぼったwwwww

54588:2006/12/21(木) 18:37:09
セフィ「何故…私には人望が無いのだ…」
シャクレ「クエー(いつも偉そうなのがいけないんじゃない?私は英雄だ!とか私は神だ!とか)」
レノ「そうだなそれに格好も私は他とは違うという感じがプンプンするんだぞ、と」
ルード「………………もう少し…庶民的な服を着たらどうだ…」
セフィ「庶民的…しかし、私は生まれたときからエリートだったからわからないんだが」
シャクレ「クエー(そういうのがいけないんだよ)」
レノ「しかたがないな、俺たちでセフィロスのファッションを変えてやるか」
シャクレ「クエークク(うん)」
セフィ「私のために……すまんな……おまえら…」
ルード「ではまずどうする…」
シャクレ「クエー(あの長い銀色の髪が変だと思うよ)」
ルード「そうだな…男なら坊主にすべきだろう…」
レノ「十円禿もあると庶民的だぞ、と」
シャクレ「クエーク(短パンにランニングはどう?それに虫取り網に虫かごを持たせるとか)」
ルード「それは庶民的だ……今までの意見をまとめると………………プッ…」
レノ「ぎゃはははははっwwwこれは犯罪だぞ、とw」
シャクレ「クェー……ククッ(笑っちゃだめだよ………ププッw)」
セフィ「お前ら…まじめに考えてるのか!」
レノ「スマン…スマン…ププw」

55589:2006/12/21(木) 18:38:09
シャクレ「クエー(つぎは口癖を変えてみようか)」
ルード「英雄を繰り返すのが五月蠅いな…」
レノ「そこは私はauにしよう。うん、とても庶民的だぞ、と」
セフィ「私のケータイはウィルコムなのだが…」
シャクレ「クエー!(その私は他とは違うっていう感じが人望をなくすんだよ)」
セフィ「す、すまん…」
ルード「ではケータイはauに変更だな…」
セフィ「しかし…電話屋はどこだ…この島に…」
シャクレ「(今のヴィンセントのマネかな……ヒソヒソ…笑ったほうが良いのかな?)」
レノ「(がんばって庶民的なことをしたのかもしれないぞ)」
ルード「(では笑ってやるか……いくぞ……せーの!)」
3人「わははははっ!」
セフィ「(何故…笑いだすんだ。私はおかしなことを言ったか?)」
シャクレ「クエー(これでもう大丈夫だね)」
レノ「ああ、立派に庶民の仲間だぞ、と」
ルード「では夕飯にするか……今日は鍋だ……」
シャクレ「クエー(わーい)」
セフィ「(結局…何だったんだ……今日は……)」

56590:2006/12/21(木) 19:51:06
無理して笑う3人の友情に泣いた

57591:2006/12/22(金) 20:41:04
レノ「今日は冬至だな、と」
ルード「この島で取れたカボチャを使ってカボチャ料理を作ったぞ」
シャクレ「カボチャスープウメー!!」
セフィロス「カボチャの煮付けウメー!!」
レノ「パンプキンパイウメー!!」
ルード「カボチャのフルコース我ながらウメー!!」
レ・ル・セ・シャ「カボチャウメー!!」

58592:2006/12/22(金) 20:41:56
レノ「このテンションのまま温泉はいるぞー!!」
ル・セ・シャ「オー!!」
セフィロス「しまった!!レノ!!」
レノ「どうした!!au!!」
セフィロス「この島には柚子が無い!!冬至だというのに!!」
シャクレ「クエクエ(まかせてau!!こんなこともあろうと果物を用意したよ!!)」
ルード「でかした、シャクレ!!」
レノ「じゃあ、温泉に入るぞ、と!!」
ル・セ・シャ「オー!!」
バッチャーン
レノ「いい湯だぞ、と」
ルード「ああ、果物のいい香りが………と、いうよりなんだこの匂いは」
セフィロス「臭い!!臭いぞ!!シャクレ!!何を入れた!!」
シャクレ「クエエ(ドリアン)」
レ・ル・セ「( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)」

レ・ル・セ( ゚д゜)( ゚д゜)( ゚д゜)

59593:2006/12/24(日) 13:14:27
クリスマスイブ当日

シャクレ「クエックエ(飾り付け終わったよー)」
レノ「こっちの準備も終わったぞ、と」
ルード「料理も完璧だ」
セフィロス「来たぞ」

バラララララララララララララ

ルーファウス「なかなかいい島じゃないか」
イリーナ「南の島って聞いてきたけど案外寒いんですねぇ。折角水着持ってきたのに…」
ツオン「クリスマスだ、寒くて当然だろう」
ルーファウス「フン、では行くか…どれ、迎えが来たみたいだな」
セフィロス「よく来たな、auである私自らが会場まで案内してやる。感謝しろ」
ルーファウス「よろしく頼む」
イリーナ(ツオンさん!!セフィロスのあの格好はなんなんですか!?田舎の馬鹿餓鬼スタイルが今の流行なんですか!?っていうかなんで携帯!?)
ツオン(知らん……………知りたくも無い…)
ルーファウス「セフィロス君、そのふざけた格好と、その…auとは何だ?」
イリーナ(さすが社長!!言いにくいことを真顔で突っ込みますね!!)
セフィロス「庶民的というものを目指したんだが…そうか、合わんか」
ルーファウス「ああ、合わんな」
セフィロス「ではやめるか」むくむくむく
イリーナ(ツオンさん!!一瞬でいつものセフィロスに戻りましたよ!!さすが英雄ですね!!)
ツオン(イリーナ…頼むから私に話を振らないでくれ…)
セフィロス「ではこっちだ。ついてこい」

60594:2006/12/24(日) 13:15:13
会場

セフィロス「ここが会場だ」
ルーファウス「案内ご苦労」
レノ「ようこそだぞ、と」
イリーナ「うわーけっこう綺麗ですねー、あんまり期待してなかったんですけど」
シャクレ「クエックエクエー(そうでしょ〜、僕とレノ・セフィロス、それに島中のトンベリやモルボル達総出で作ったんだよ〜)」
トンベリ&モルボル達『ガンバッタゾ!!』
ツオン(何故モンスターが当然のようにパーティーに参加しているのだ…)
レノ「さささ!!ルード自慢の料理の登場だぞ、と」
ルーファウス「それは楽しみだ」
ルード「この島で取れた食材のみを使って作りました。立食スタイルでお楽しみください」
レノ「酒(めでたい時のために保存していた最後のアルコール)もあるぞ、と」
ルーファウス「この肉は何だ?」
ルード「この島で取れたウサギです」
イリーナ「このロブスターおいしいですよツオンさん!!」
トンベリ「ワタシガサバイタノダ!!」
ツオン「この豆は何だ?」
セフィロス「それは正宗豆だ。ルードに頼んでチリコンカーンにしてもらった。美味いだろう」
ツオン(烏賊臭い……………)
グレコ「レノさ〜ん、私よっぱらっちゃた〜」
レノ「うおお、勘弁だぞ、と」
シャクレ「クエエクエエ(愉快愉快)」

61595:2006/12/24(日) 13:55:14


イリーナ「うう…頭痛い」
シャクレ「クエエエ(飲みすぎだね、薬あるけど飲む?)」
イリーナ「薬くれるの…?ありがとうございます……………あれ?先輩たちは何処言ったんですか?」
シャクレ「クエエケエル(みんななら先に起きて温泉に行ったよ)」
イリーナ「ええ!?温泉あるんですか!?この島!!」
シャクレ「クエエックェ(覗いちゃ駄目だよ)」
イリーナ「覗かないですよ……………………なんであなたはみんなと一緒に入らなかったんですか?」
シャクレ「クエエクエ(僕温泉に出入り禁止なんだ…)」
イリーナ「あなた何したの?………………あれ?そういえば何で私チョコボ君と話せるようになったのかしら?」
シャクレ「クエ?クエエ(あれ?そういえばそうだね)」
イリーナ&シャクレ「???????」

温泉にて

グレコ「あなたもいいおとこね〜お背中お流ししましょうか〜」
ツオン「いえ、せっかくですが…」
レノ「おいグレコお前♀だろーが、覗いてんじゃねーよ、と」
グレコ「やーねー浮気じゃないわよ、じゃ、わたしはこれでー」
ルード(やれやれ…しかしドリアンの匂いがおちてて良かった)
セフィロス(2日で元通りだ。さすが天然温泉)
ルーファウス「何をコソコソ話している?」
ルード「いえ別に」
ルーファウス「さて諸君、少しまじめな話をしたいのだが」
レノ「なんですか、と」
ルーファウス「率直に言って島の開拓の按配はどうだ?」
ルード「比較的順調に進んでいます。モンスターたちの協力もあり…」
セフィロス「ルーファウスよ、お前の望むものはこの島にはもう無い」
ルーファウス「なに?」
セフィロス「この島が古代種の秘密の眠る島だということはもう知っている。その秘密のマテリアは既に私が処分した」
レノ「あ!!そういえばそんな事言ってたな、と。それより処分したってどーいうことだよ、と」
ルーファウス「古代種のマテリア…?そうか、この島にはそんな秘密があったのか」
セフィロス「!?…それが目的ではなかったのか?」
ルーファウス「なるほど…………………いやいや、実に興味深い話だ、がそれは君達への仕事には含まれていない」
セフィロス「…………ではお前の目的は何だ?」
ルーファウス「おかしなことを聞く。この島に人が住めるようにする。それだけだ、約束してもいい」
ツオン「……………………………」
ルーファウス「そうか、島の開拓は順調か…それは良かった。これからも頑張ってもらいたい」
レノ&ルード「はい、任せてください」
セフィロス「……………………………」

62596:2006/12/24(日) 13:56:17
ルーファウス「実にすばらしいパーティーだった。私からのプレゼントだ。受け取るといい」
レノ「おお、これはフォースイーター!!」
シャクレ「クエエクーエク(マテリア成長率2倍でお得感も2倍だね!!)」
ルーファウス「ではこれからも頑張ってくれたまえ」

バラララララララララララララ

イリーナ「楽しかったですね、ツオンさん」
ツオン「ああ、そうだな……ところで社長、本当の目的はなんなのかそろそろ教えてもらえませんか?」
イリーナ「目的?」
ルーファウス「実はだな、レノとルードの前にこの島には一度調査団が訪れたことがある」
ツオン「そうだったのですか?」
ルーファウス「その調査団はモンスターの群れを前にして調査を断念したのだが一つ興味深い報告をした」
イリーナ「報告?」
ルーファウス「トンベリの群れがな、調査団にコンタクトをとってきたというのだ」
ツオン「……………………………」
イリーナ「それっておかしなことなんですか?いっしょにパーティーまでしたじゃないですか」
ルーファウス「知性を持つモンスターは超がつくほどの希少動物なのだ。いままではサボテンダーの中に少々いるのが報告されているだけだ。トンベリやモルボルでの報告例はない」
ツオン「それがあの島では違った……」
ルーファウス「知性をもったモンスターの数があの島は多すぎる。…しかし、そうか古代種が関わっていた島だとすると納得だな」
イリーナ「あ!!そういえばですね、私チョコボの言葉なんて知らないのにいつのまにかシャクレちゃんと話せるようになってたんですよ!!」
ルーファウス「あの島が我々にも影響を与えたのかも知れん」
ツオン「その原因をあの2人(レノルード)に調べさせようというのですか?」
ルーファウス「そこまでは期待していない。人が住めるようになってから調査団を送ればすむことだ。いままでどうりあの島を開拓していればいい」
イリーナ「あの島にはそんな秘密があったんですね〜」
ルーファウス「2人(レノルード)に教えて変に意識されては困る。いままでどうり、いままでどうりだ」
ツオン「……………………………」
ルーファウス「ヒトとモンスターが語り合える世界、すばらしいとは思わんかね」

63597:2006/12/24(日) 17:13:58
ルーファウス「なあ?ヘビタン。いつかお前とも話せるときが…」
那覇子「ガァー!」

64名無しさん:2006/12/29(金) 03:10:50
ageさせてもらいますよ

65名無しさん:2007/01/03(水) 19:04:39
レノ「もう三日だけどとりあえずあけましておめでとうだぞ、と」
ルード「あけましておめでとう」
セフィロス「おめでとう」
シャクレ「クエ(今年もヨロシコ)」
レノ「しっかし今年の正月はずいぶんしょっぱいぞ、と」
ルード「酒はクリスマスに全部飲みきってしまったし、おせちや餅は材料が無くて断念したしな…」
セフィロス「この島には年賀状も届かん。初詣も行けん。やることといえばテレビを見ることだけ」
ルード「DJ OZUMAはびっくりしたな…」
レノ「公共放送であそこまでするなんてな、と」
シャクレ「クエックエ(そうだ英雄!!お年玉ちょうだいよ)」
セフィロス「むむっ!!忘れていればいいものを、思い出してしまったか!!」
レノ「しかしシャクレ、金をもらってもこの島じゃ使い道が無いぞ、と」
シャクレ「一度でいいからこれ(ttp://www.geocities.jp/akarukunatuta/moto.html)やってみたかったんだ!!」
ルード「お金をそんなふうに使うことはいけないぞ、シャクレ」
レノ「おお!それは俺も見てみたいぞ、と」
セフィロス「こ…これは私も見てみたい」
ルード「正気か、あんたら……」

66600:2007/01/03(水) 19:05:10
セフィロス「ではやってみるとするか、ほれ、つ【1000ギル】」
レノ「じゃあ、おれが小娘の役やるぞ、と『あーあー(超棒読み)、暗くてお靴が見えないわ、と』」
シャクレ「クエクエ(『どれどれお嬢さんほうら、明るくなったろう………………………………………………………』)」
セフィロス「どうしたシャクレ?」
シャクレ「クエエ!!(………………………………………………………ぶはぁ!!これ無理!!火つけらんない!!体が全身で拒否る!!)」
レノ「おいおい、言いだしっぺなんだからもっとしっかりとしろよ、と」
シャクレ「クエエ(じゃあ、レノやってみてよ)」
セフィロス「ならば私が娘役だな『あーあー(超棒読み)、暗くてお靴が見えないわ』」
レノ「………………………………………………………………………………………………………………うおおお!!これはできねえぞ、と!!」
シャクレ「クエクエ(でしょでしょ)」
レノ「金に火を近づけた時点で体が硬直する!!俺の本能が拒否してる!!」
セフィロス「やれやれ、貧乏根性が染み付いているな、どれ私に貸してみろ」

中略

セフィロス「うおおおおおおおおおおお!!出来ん!!」
レノ「だろ!」
シャクレ「クエ(でしょ!?)」
セ・レ・シャ「うおおおおおおおおお!!」
ルード「ホンと何やってんだ正月から…はぁ」

67601:2007/01/05(金) 00:04:32
いまさら気づいたけどOZUMAじゃなくてOZMAなんだな。失敗した

68602:2007/01/05(金) 15:23:39
ぶはwww
貧乏性ウケルwwwww
全員貧乏中枢が拒否反応www

69603:2007/01/05(金) 16:33:50
GJ!

ttp://www.geocities.jp/akarukunatuta/moto.html
ところで↑のアドレスいれても出ないんだが、一体なんだった?

70604:2007/01/05(金) 16:56:15
歴史の教科書に出てる金に火をつける成金の絵
俺のパソコンからは見れるぞ?

71名無しさん:2007/01/05(金) 21:11:32
先頭にhを入れていないというお約束じゃないだろうね?

72606:2007/01/06(土) 01:33:19
ルード「みんな、一つ提案がある」
シャクレ「クエ(何?)」
ルード「この島にもそろそろ船着場を作りたいと思っている」
レノ「ほう、船着場」
ルード「ああ、そうだ。俺たちはこの島の開拓をするためにこの島に来た。住む場所も確保したし、畑も形になった」
セフィロス「苦労したからな。ゆくゆくは正宗豆をこの島の特産品として売り出していこうと…」
ルード「で、あるからして船着場が必要なのだ。俺たちの後にこの島に住む人たちのことを考えて見ろ。毎回毎回飛空挺を呼ぶのか?違うだろう」
レノ「それもそうだな、と。俺たちが島を出た後のことも考えないといけないよな、と」
ルード「船着場といってもタンカーが停泊できるような立派なものじゃなくていい。漁船が一二隻泊まれるようなものでいい」
シャクレ「クエクエ(それならすぐにでもできそうだねぃ)」
レノ「しっかし、今日のルードはよくしゃべるな。なにかあったのか、と」
ルード「実は今日クラウドに連絡をとってな」
セフィロス「それで?」
ルード「食料や酒が少なくなってきてたからな、そしたらクラウド曰く『そう毎回毎回飛空挺に期待されても困る。あれは一応WROの所有物なんだ。俺の一存で動かせるものじゃない」
レノ「何でも運ぶのがストライフデリバリーサービスじゃないのかな、と」
ルード「そう俺も言ったら『ストライフデリバリーサービスはバイクで運べる範囲しか本来取り扱っていない。食料やら酒やらこんなに大量となると俺の運べる限界を超えている』だそうだ」
セフィロス「今まで運んでいたのは特別だったと」
ルード「ああそうだ」
シャクレ「クエエークエ(じゃあ、今度から物資は届かなくなるの?)」
ルード「だから船着場が必要なんだ」
レノ「クラウドは船を持ってんのか、と?」
ルード「いや…なんでも知り合いの同業者で海運業が達者な者がいるらしい。その人に便宜を図ってもらうそうだ」
シャクレ「クエクエール(残りの物資を考えると早めに船着場を作ったほうがよさそうだねぃ)」
セフィロス「そうだな。明日からでも作業に取り掛かろう」
ルード「そうしてくれると助かる」

73607:2007/01/06(土) 01:34:00
翌日
レノ「まずは木を切り出すぞ、と」
シャクレ「クエエ(英雄、まかせた!!)」
セフィロス「まかせろ。正宗で一刀両断だ。フン!!」
ザシュッ…バサササササ
レノ「流石だぞ、と」

数日後いろいろあって船着場完成

ルード「完成だ…!」
レノ「まさか作業の途中で嵐が来るとは思わなかったぞ、と」
セフィロス「ああ、それに鮫の大群に囲まれたときは思わず肝を冷やしたぞ」
シャクレ「クエエクエ(それより荷物はいつ届くの?」
ルード「無線によるともうすぐだが…ああ、あれだな」
ざざざざざざざざ(船が船着場に入ってくる音)
海運業の男「ルードさんですね?荷物のリストです。確認のうえサインください」
ルード「ごくろうさま(この男どこかで見たような)…ん?この米リストより少ないんじゃないのか?」
レノ「このワイン割れてるぞ、と」
セフィロス「こっちのビールも割れている…」
シャクレ「クエクエ(酷いなあ、どういう運び方してるのさ)」
海運業の男「えー注文通りッスヨーwwサーセンww」
ルード「この最低な仕事ッぷり…思い出したぞ」
レノ(AC発売時のネタだぞ!!わかる奴いんのか!?)
シャクレ(クエエクエ(誰か親切な人が補足入れてくれると思うよ!!))
セフィロス(わかる奴だけわかればいいとかそういうネタ作りはどうかと思うがな)
シャクレ「クエエ(名を名乗れ!!)」
海運業の男「名前ッスかーwwミヤハラっすよーwwサーセンww」

船着場を作ったのに運び屋はミヤハラだった!!どうなるレ・ル・セ・シャ!?

74608:2007/01/06(土) 04:10:54
クラウドの知り合い佐川かよw

75609:2007/01/06(土) 15:04:06
さっそくですまん、何ネタ?

>>71
さすがにそのお約束ではなかったw普通に出なかったんだ

76610:2007/01/06(土) 15:17:17
ACが発売されたとき「俺のACが割れてんだけど」(正しいスレ名失念)って言うスレが建てられたんだ
ACのディスクが割れた状態で家に届けられたというスレ。で、それを届けたのが佐川のミヤハラ
六畳間すれでも登場してたぞ

77611:2007/01/06(土) 19:43:36
とりあえず、これおいておく
つ【ミヤハラのガイドライン】
ttp://www.geocities.jp/ff7_miyahara/

これで仕切りなおせるかな?

78612:2007/01/06(土) 21:56:40
ルード「予定の半分しか無事な荷物が無かった(ー●ω●♯)」
レノ「まー半分無事だったことを素直に喜ぼうぜ、相棒」
セフィロス「しかし今後のことを考えるともうイ左川にはまかせられんな」
シャクレ「クエエ(紹介してくれたクラウドには悪いけど別の会社探したほうがいいねぃ)」
レノ「さて、どうするかな、と」
セフィロス「考えてみたのだが…
奇数→神羅の命令でこの島の開拓をやっているのだから神羅が物資を提供するのが筋ではないか?
偶数→飛空挺はWROのものなんだからクラウドを通さず、WROの最高責任者であるリーブに相談したらどうだ?

79613:2007/01/06(土) 23:30:29
レノ「…というわけなんですけど、協力してもらえませんか、と?」
リーブ『話は大体わかりました。いいですよ。協力させてもらいます』
レノ「ありがとうございます。助かりますよ、と」
リーブ『物資が必要になったら連絡してください。飛空挺をよこしますから』
レノ「はい、わかりました。ありがとうございます」
リーブ『では失礼します』がちゃ
ルード「案外あっさりいったな」
セフィロス「クラウドには金が入らなくなるがな」
シャクレ「クエエ(別にいいんじゃねぃ?)」
レ・ル・セ・シャ「あっはっはっはっは」
シャクレ「クエエ(あっはっはっは…でもさ、飛空挺来るんなら船着場作った意味無いんじゃねぃ?)」
レ・ル・セ「あ…………………( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)」
シャクレ「…………………( ´∋`)」
レ・ル・セ・シャ「…………………( ゚д゜)( ゚д゜)( ゚д゜)( ゚∋゜) 」

80614:2007/01/07(日) 02:42:16
>>76-77
㌧です。もっかい六条間読み直してくるわorz

81615:2007/01/09(火) 18:55:01
何でシャクレの語尾に”ぃ”がつくの?

82名無しさん:2007/01/09(火) 19:29:00
その職人さん独自のキャラ付けだろう
好評なら他の人も真似するだろうけど…

83617:2007/01/09(火) 20:27:10
いやゴメンそれ俺だわ
なんてーか自分のネタである証を残したかったというかなんというか
不評みたいだからやめるわ

84618:2007/01/09(火) 20:44:50
>>83
今更口癖付け加えるってのは控えたほうがいいな
過去に渡って歴史あるスレなんだからもうキャラはある程度固定されてるし

85619:2007/01/09(火) 21:07:22
>>83
職人が自分自身を主張すると叩かれる原因になりやすい
基本的にネタ師は黒子に徹するのが原則
別に証を残さんでも文章に個人のクセや特徴は必ず出るもんだ
わざわざやる必要はない

86620:2007/01/09(火) 21:31:09
正直スマンかった。当分ネタ書くの控えるわ

87621:2007/01/10(水) 00:03:35
気を取り直してネタ投下

ルード「今日は(素潜り選手権入賞の実績を持つレノがこの糞寒い極寒の海で取ってきた)牡蠣の土手鍋だ」
シャクレ「クーエエー(うんまそーう!!)」
レノ「ふえっくし!!………いや本当に寒いぞ、と。だれだ、こんな糞寒い日に牡蠣が食いたいなんて言い出した馬鹿は」
セフィロス「食べたいものは食べたいのだ。悪いか」
レノ「悪いぞ、と!!」
ルード「まあまあ、レノはその分大目に食べていいからそう怒るな」
レノ「それならいいんだけどよ、と………ブツブツ」
シャクレ「クッエエー(いったっだきまーす)」
ムシャムシャパクパクズビズバー
シャクレ「クエイ(んめえ!!)」
レノ「おお、うまいぞ、と」

88622:2007/01/10(水) 00:04:14
翌朝


セフィロス「ううう…………」
シャクレ「クエイ(お腹イタイ…)」
レノ「昨日食った牡蠣だぞ、と…」
ルード「ノロウイルスという奴か…」
セフィロス「このままでは全滅だ…」
シャクレ「クエエ(セフィロス、万能薬は…)」
セフィロス「取りに行かねば、無い…」
レノ「この状態で行けるのか、と…」
ルード「無理だ…」
レ・ル・セ・シャ「ううう…………」
グレコ「みっなさーん!!おっはよーうございまーす!!ww…て、あら?皆さん這い蹲って何してるの?」
レノ「ノロだ…ノロにやられたんだぞ、と…回復アイテムくれよ、と…」
グレコ「ウイルスの治療にはこの島にある万能薬じゃ無理よ。ワクチンを使わないと」
セフィロス「ウイルスというST異常は7には無いはずだが…」
グレコ「細かいこと気にしてんじゃないの。ワクチンはそう簡単には手に入らないわ」
セフィロス「…ならば……どうする…」
ルード「一般的には…スポーツドリンクで水分補給をして安静に…」
グレコ「大丈夫!!私はモルボルよ!!ST異常については誰よりも詳しいわ!!待っててね、今回復できる人を連れてくるから!!」
レノ「…回復できる…人?」

89623:2007/01/10(水) 00:04:56
30分後

グレコ「連れて来たわよ!!ST異常回復の達人よ!!」
セフィロス「お、お前は……」
ゼムゼレット「シャー、シャシャ、キシャー」
レノ「やっぱりモンスターかよ…」
ゼムゼレットのゼムさん「よう兄ちゃん、こないだは人のこと雑魚とかなんとかよう言ってくれたのう。シャー」
レノ「しかもこないだのゼムゼレットかよ、と…」
ゼム「グレコの頼みで来てみれば…こいつらと知っとりゃ来るんじゃなかったわ。シャー…あ?あん根暗な兄ちゃんは何処行ったんだ?シャー」
セフィロス「ヴィンセントなら島を出て行った…頼む、この通りだ。ホワイトウインドを…」
ゼム「そんなん言うてもわし、MP36しかないし?そん貴重な一回おたくらにやるいうんはなぁ。シャー」
グレコ「私からもお願い…レノが苦しむ姿を見たくないの…」
ゼム「なんや、グレコ、お前この男が好いとるのか。シャー」
グレコ「ええ、愛してるわ…」
レノ「……」
ゼム「へっへっへ、グレコ、交換条件や。お前がわしと付き合ういうんならこいつら回復してやってもええで。シャー」
グレコ「!!ええ!!……………でも、それは…」
ゼム「なんや、回復させんでもええノンか?シャー」
レノ「……」
グレコ「……わかったわ、あなたと付き合います」
レノ「……」
ゼム「よっしゃ、約束は絶対に守ってもらうで、ほな、ホ ワ イ ト ウ イ ン ド!!」

90624:2007/01/10(水) 00:06:03
バササササ!!(効果音)
ルード「!!楽になった…」
シャクレ「クエ(助かった…)」
ゼム「わしの約束は守ったで。今度はお前が約束を守る番や、グレコ?シャー」
グレコ「わかったわ…さようなら、レノ…」
レノ「ちょっと待てよ、と」
ゼム「なんや兄ちゃん、文句あるんかいな。シャー」
レノ「おおありだぞ、と」
グレコ「レノ…」
ルード「…回復してくれたことには感謝している…」
シャクレ「クエエ(でもちょっとねぇ)」
セフィロス「好いた女へのアプローチとしては褒められたものではないな」
グレコ「あなた達…」
ゼム「なな、なんやおたくら!そんなんしたら次はホワイトウインドしてやらんで!!キシャー」
セフィロス「心配無用だ。正宗についているマテリアを見ろ」
ゼム「そそ、それは『てきのわざ』!!おのれ、わしのアイデンテティーを盗みよったな!!キシャー」
セフィロス「と、いうわけだ」
レノ「グレコに金輪際近づくなよ、と」
ゼム「お、おお覚えてろよ、こんちくしょー!!キシャー」

91625:2007/01/10(水) 00:06:38
グレコ「ごめんなさい…私が最初にあいつを連れてきたのに…」
レノ「俺たちを直そうと必死だったんだろ?感謝してるぞ、と」
グレコ「レノ………………」
レノ「ん?唇つきだしてどうするつもりかな、と」
シャクレ「クエ(にぶいねえ、レノ)」
ルード「キスだろキス…」
セフィロス「グレコの気持ちはわかっただろう、今度はお前が答えてやる番だ」
レノ「は?何 言 っ て ん の 、と。俺にはそんな気持ちさらさら無いぞ、と。大体人間とモンスターが…」
ル・セ・シャ「………………」
セフィロス「ルード…」
ルード「承知した…」
ガシッ
レノ「ルード、セフィロス、俺を押さえつけてどうするつもりかな、と」
ルード「無理矢理にでも」
セフィロス「キスさせる」
グレコ「レノ………………」
レノ「待て待て待て待て!!無理無理無理無理!!やめてやめてやめて!!」
シャクレ「クエエ(やれやれーww)」

ぶちゅうぅぅぅぅぅ

グレコの唇と俺の唇が触れる。グレコの舌がレノの口の中に進入してくる…その感触はまるで体全体が溶け出すがごとく…

レノ「ゲコゲコ(本当に体溶けてんじゃねーかよ、と)」
シャクレ「クエエ(レノが蛙になったー!!ww)」
セフィロス「ヒトとモンスターの恋にはまだ障害が多いということだなww」
ルード「く…ぷくく…www」
グレコ「私あんな熱いキス始めて…ポッ」
レノ「ゲコゲコ」

92626:2007/01/10(水) 00:13:02
補足

ウイルスは12で登場するST異常、かかったもののHPが回復できなくなるST異常
回復にはワクチンか万能薬が必要
グレコがこの島の万能薬では回復できないといったのはウイルスを回復させるのは12の万能薬であって、7の万能薬では回復ができないため
12にホワイトウインド登場しないからウイルスがホワイトウインドで回復するってのは嘘
そこは…ホラ、話の都合という奴で一つ宜しく

93627:2007/01/10(水) 20:53:04
あまりひどい改変さえしなきゃ、全ては島の影響って事で多少のイレギュラーネタもあっていいんじゃないかな。








後、ゼムゼレット、がんばれw

94628:2007/01/11(木) 16:50:23
ゼム「このままじゃ終わらんで…いつか痛い目あわせたるからな!!キシャー」

95629 1/2:2007/01/26(金) 19:17:05
ルード「……もうすぐ節分だな」
レノ「ルード、急にしんみりしてどうしたんだ、と」
ルード「去年の節分、覚えてるか?」
レノ「俺が鬼やったやつだろ?」
ルード「……その後だ」
シャクレ「クルルック(もしかして恵方巻きのこと?)」
レノ「あ―…あったな、そういえば」
シャクレ(レノ、忘れてたんだ……)
ルード「今年はちゃんと成功させようと思う……
  前のようなことにはもうなってほしくないんだ」
レノ「何だ、また失敗して災難が降り掛かるのが怖いのかよ、と
  俺たちなら不幸だろうが災難だろうが、全部乗り越えてきただろ?」
シャクレ「クルックェ(そうだけど、やっぱりそういうのはないほうがいいよ)」
レノ「そりゃあ……そうか」
ルード「レノ、しゃくれ、協力してくれるか?」
シャクレ「クエ!(もちろん!)」
レノ「要は、食ってる最中に喋らなきゃいいだけだしな、と」
シャクレ「クエェ(でも、去年はただそれだけのことが出来なかったんだよねぇ)」レノ「誰のせいだったかな、と……」

96630 2/2:2007/01/26(金) 19:17:57


シャクレ「クエゥ!(あ、セフィロス、お帰り!)」
ルード「畑の様子はどうだった?」
セフィロス「連日の暖冬のせいで雑草が凄まじい勢いで育っていた
   無論雑草はこの私がしっかり駆除して――」
レノ「なぁ、セフィロス」
セフィロス「何だ?」
レノ「喉に詰まってもむせるなよ?
  窒息死してもいいからむせるなよ?」
セフィロス「窒息?何の話だ?
   ……待て、お前、今遠回しに死ねと言わなかったか!?
   疲れて帰ってきた私に死ねと言うのか?」
レノ「ちょ、被害妄想激しすぎだぞ、と。正宗しまえよ、と!」
セフィロス「許さん!!」
ルード&シャクレ(何でこうなるんだ……)

97名無しさん:2007/01/27(土) 21:29:44
乙。さて、今年の節分はどうなるのだろうかw

98631:2007/02/03(土) 20:20:00
ルード「今日は節分だ」
レノ「正宗豆を投げるぞ、と」
セフィロス「駄目だ。私が真心こめて作った正宗豆を投げるなどとんでもない」
シャクレ「クエエ(でもさ、こんなときに使わないと正宗豆誰も食べないんだよねぇ)」
レノ「あれ、すっげえ臭いんだぞ、と」
シャクレ「クエエ(まずいんだよね)」
ルード「あまる一方だ」
セフィロス「調理法しだいだろう。大体ルード、貴様正宗豆をこの島の特産品にするといっただろう」
ルード「………言ったか?」
レノ「さあ?」
セフィロス「言った。確かに言った。特産品にするからには正宗豆の調理法を考えるのはお前の仕事じゃないのか、ルード」
ルード「………何故俺が?」
シャクレ「クエ(さあ?)」
セフィロス「とにかく、正宗豆を投げるのは絶対に駄目だ。私が許さん」
レノ「はいはい、わかりましたよ、と」
シャクレ「クエエ(しかたないねぇ)」

99632…じゃなくて633:2007/02/03(土) 20:20:56
セフィロス「では、節分だから歳の数だけ正宗豆をたべるとしよう」
レノ「何故正宗豆」
シャクレ「クエエ(普通の豆でいいじゃないか)」
セフィロス「うるさいうるさい私ァ食べるといったら食べるのだ」
ルード「ならあんただけ食べろ。レノ、シャクレ歳の数だけこの豆を取れ」
セフィロス「私は正宗豆があるからいらん」
ルード「だれもやると言ってない」
セフィロス(なんか今日のルード冷たい…)
レノ「ところで、俺等歳いくつだっけ?」
ルード「…………」
セフィロス「ばりぼり(烏賊臭い…)お前ら脇役にそんな設定あると思ったか」
シャクレ「クウエ(セフィロスだって年齢無いじゃないか)」
セフィロス「馬鹿者、一緒にするな。私の場合は『年齢不明』だ。こいつらは『設定されてない』だ。天と地ほど違うわ。悔しかったら攻略本のキャラクター紹介で見開き1ページ取ってみろ」ばりぼり
レノ「くう、負けた!!」
ルード「まだだ相棒CCがある!!」
セフィロス「お前らCC出るのか?」ばりぼり
レ・ル「……………」
セフィロス「案外私の年齢が出るかもな」ばりぼり
レ・ル「……………」

100634:2007/02/03(土) 20:21:56
レ・ル「……………」
シャクレ(空気重ッ……話題変えないと)「クエエ(そうそう、恵方巻きやろうよ!!)」
ルード「…あ、ああ、そうだな」
レノ「去年は失敗したから今年は成功させるぞ、と!!」
シャ・セ「オー!!」
ルード「恵方巻きの準備ができたぞ」
セフィロス「けっこうでかいな」
ルード「今日のために頑張った」
シャクレ「ゴクン」
レノ「おいシャクレ!!みんなで揃ってやらないと駄目だろーが、先に一人だけ食べやがって!!」
シャクレ「クエエ(あーそうだったね、ごめんよ〜。でもうまかった)」
ルード「よく一口で入ったな…」
シャクレ「クエエ(けっこう頑張りました)」
セフィロス「仕方ない、3人でやるぞ」
レノ「じゃあ、せーの!!」
レ・ル・セ「「「いただきます!!」」」
レノ「……………」もぐもぐ
ルード「……………」もぐもぐ
セフィロス「……………」もぐもぐ
シャクレ(……暇だなぁ………そうだ!!)

101635:2007/02/03(土) 20:22:47
シャクレ「クエエ(想像してください…)」
レノ(おいおい何を言い出すんだ?)「……………」もぐもぐ
シャクレ「クエエ(ティファのスクール水着)」
ルード「ブッ!!!」
レノ「……………(危なかった)」もぐもぐ
セフィロス「……………」もぐもぐ
シャクレ「クエエ〜(はいルードアウト〜)」
ルード「ゴホッ、ゴホ……シャクレ」
シャクレ「クエエ〜(2回戦〜………イリーナの裸エプロン)」
レノ「ブフォウ!!」
セフィロス「……………」もぐもぐ
シャクレ「クエエ〜(レノアウト〜)」
レノ「ゲホッ、ゲホッ、シャクレ、てめえ」
シャクレ「クエエ(セフィロス流石だねぇ)」
セフィロス「……………(余裕だな)」もぐもぐ
シャクレ「クエエ〜…クエ(3回戦〜………盗撮魔!!)」
セフィロス「オボウ!!」
レノ「あらら、英雄もアウトだぞ、と」
セフィロス「ゴホッゴホッ!!シャクレ、何故私が盗撮魔なのだ!?」
シャクレ「クエエ(なんとなくわかるでしょ?)」
セフィロス「……………わからん、何故なのだ!?」
レ・ル・シャ「……………」

102636:2007/02/03(土) 20:23:28
ルード「結局成功したのはシャクレだけか」
シャクレ「クエエ(なんというか、当然?)」
レノ「シャクレの邪魔さえなければ俺らだって成功したんだぞ、と」
シャクレ「クエエ(負け惜しみ負け惜しみ)」
セフィロス「おいレノ、何故私が盗撮魔なのだ?」
レノ「その話はもういいぞ、と」
ルード「シャクレ、よかったな」
シャクレ「クエエ(僕さ、お願いしたんだ)」
ルード「何をだ?」
シャクレ「クエエ(4人がずっと家族でいられますようにって)」
ルード「そうか…それはよかったな」
レノ「じゃ、そろそろ寝るぞ、と」
シャクレ「クエエ(そうだね)」
セフィロス「何故盗撮魔…」
レノ「黙ってろ、と」
シャクレ「クエエ(おやすみ〜)」

103637:2007/03/22(木) 22:23:09
レノ「やっぱり来たぞ、と」
ルード「ああ、来たな」
シャクレ「クエ?」
レノ「CCだぞ、と。CC」
ルード「出演決定だ」
セフィロス「フン、所詮脇役だろう。ラスボス候補の私にはかなわんな」
レノ「あんただって結構新キャラに喰われてる感があるぞ、と」
ルード「アンジールだとかジェネシスだとか」
セフィロス「ぽっと出の新キャラにこの私が喰われるとでも思っているのか貴様ら。製作者曰く私はⅦ界最強のキャラなのだぞ」
シャクレ「クエエ(でもACで負けてたね)」
セフィロス「あれはただのコピーだ。負けたのは私ではない」
ルード「あんた一体どれがホンモノなんだ?Ⅶ本編でも何人も出てきたが…」
セフィロス「そういわれると自分でもどれが私でどれがコピーなのか…」
シャクレ「ケエ(いいかげんだねぇ)」
レノ「どっちみちニブルで魔晄炉に落ちたのはオリジナルだろ、と」
セフィロス「そう…なるのか」
レノ「じゃ、クラウドに負けてるぞ、と」
セフィロス「あれは不意打ちだ。死にかけの一般兵が起き上がってモンスターだらけのニブル山を一人で登ってソルジャー使用の超重量バスターソードを使うなど誰が想像できる。」
レノ「負けは負けだぞ、と」

104638:2007/03/22(木) 22:23:42
〜エッジ〜

クラウド「そう、俺はⅦで最強なんだ」
ティファ「それで?」
クラウド「なのに何故夕飯の買出しに行かなくてはいけないんだ?」
ティファ「別に嫌ならいいのよ。夕飯抜きになるだけだから」
クラウド「いってきます」
ティファ「いってらっしゃい」
デンゼル「…クラウド」

105639:2007/03/22(木) 22:24:37
〜WRO〜

ヴィンセント「最強は私だ」
シェルク「いきなり何ですか?」
ヴィンセント「DCで見たはずだ…クラウドが逃がしたツヴィエートを倒し…さらにオメガウェポンまで倒した…私が最強だろう」
シェルク「それで何が言いたいのですか?」
ヴィンセント「さあ…なんとなく言ってみただけだ」
シェルク(外見からはわからないけどこの人ご老人でしたね……アルツハイマーの可能性があるのかも…適当に話をあわせるべきなのでしょうか…)
ヴィンセント「シェルク?」
シェルク(リーブさんに報告するべきでしょうか…その前に姉さんに相談を…)
ヴィンセント「?」

106640:2007/03/22(木) 22:25:15
シャクレ「クエエ(まあ誰が最強とかはどうでもいいけどさ)」
セフィロス「どうでもよくないぞ」
シャクレ「クエエ(僕の出番あるかなぁ)」
ルード「チョコボの出番…あるんじゃないか?(多分)」
シャクレ「クエエ(そうだよね!!実は僕さ、出演に向けて必殺技の練習してるんだ!!)」
セフィロス「必殺技?ああ、チョコメテオか」
シャクレ「クエエ(やっぱり必殺技の一つも無いとね〜、みんなはある?)」
ルード「俺はあるぞ…『地走り』だ」
シャクレ「クエエ(おおーかっこいい)」
レノ「俺もあるぞ、と…その名も『タークス光線!!!』」
シャクレ「クエエ(そのままだね)」
レノ「それはツオンさんからも言われたぞ、と。そこで俺は新たな必殺技を編み出したんだぞ、と」
シャクレ「クエエ(ほうほう)」
レノ「それ名も『ネオ・タークス光線!!!』」
シャクレ「クエエ!!(同じじゃん!!)」

107641:2007/03/22(木) 22:25:47
セフィロス「お前はネーミングセンスに問題があるな」
レノ「そーいうあんたはどうなんだ、と」
セフィロス「ふっふっふ…その名も『心無い天使!!』、相手のHPを1にするのだ」
ルード「それは強力だな」
セフィロス「その後相手から強力リミット技のカウンターを喰らう諸刃の剣なのだ」
シャクレ「クエエ(駄目駄目じゃん)」
セフィロス「あとは…『スーパーノヴァ』だな」
レノ「ああ、あのエフェクトが糞長い奴だな、と」
ルード「いつも思ってたんだが…あれ使えばメテオ呼ばなくてもこの星壊せたんじゃないか?」
セフィロス「……………………_| ̄|○ソレナンダヨ…イヤキヅイテタゾ?モチロン」
シャクレ「クエエ(気付かなくてよかったねぇ)」
セフィロス「……………………まぁなんにせよだ。CC活躍できるといいな」
レノ「ああ、そうだな、と」
ルード「まったくだ」
シャクレ「クエエ(頑張るぞ!!)」
レノ「いや、シャクレはまだわからんぞ、と」
シャクレ「 ガ━━━━━━��(|| ゚∋゚)━━━━━━ン」

108642:2007/03/23(金) 18:08:07
ルード「カボチャ、ニンジン、春菊、ほうれん草…」
シャクレ「クエエ(種まき終わったよー)」
レノ「この畑もどんどん立派になっていくな、と」
セフィロス「正宗豆もまいておいたぞ」
レノ「あんた、またあの豆まいたのかよ、と…」
ルード「普通豆の種まきは6月にするものだぞ…」
セフィロス「正宗豆が普通の豆と思うな、季節などというものを乗り越えた存在なのだ」
レノ「ああそう…(突っ込むのも疲れたぞ、と)」
ルード「…………(いまさらだしな)」
セフィロス「実にいい天気だ。この調子なら後一月もすれば実がなるな」
ルード(またあの豆が増えるのか…)
レノ(誰も食べないぞ、と)
シャクレ「クエエクエ(ねぇ、ルード、考えたんだけどさ。正宗豆どこかに売らない?)」
ルード「…そうだな。そろそろそのことを考えなくてはいけないな」
レノ「この豆売ろうたって誰も買わないぞ、と」
セフィロス「何を言う。売れんわけがあるまい」
レノ「いや、いきなり豆だけ売ったって売れないだろ、と。せめて調理法かなんか無いとさ、と」
セフィロス「調理法か…ルード、何か案は?」
ルード「この島の環境ではな…せめてもう少し食材と設備に自由があれば…」
シャクレ「クエエイ(僕難しいことはよくわからないけどさ、そーいうの委託できる会社が探せばあるんじゃないの?)」
セフィロス「神羅はどうだ」
ルード「確かに子会社に食品会社はあるが…」
レノ「じゃ、そこに頼んでみようぜ、と」

109643:2007/03/23(金) 18:08:57
数日後、ヒーリンロッジ

ルーファウス「なんだ?この料理は」
ツオン「例の島で採れた豆を使った料理とのことで…とりあえず社長に味見をとの事でして…」
ルーファウス「まずいな」
ツオン「まだ試作品でして…」
ルーファウス「もういい、さげてくれ」

110644:2007/03/23(金) 18:09:46
イリーナ「なんですか?この料理?」
ツオン「例の島で取れた豆料理だ。イリーナ、食べてみるか?」
イリーナ「ぱくぱく…うぇぇ…まっずぅ…ぃです…」
ツオン「神羅食品の連中もがんばってはいるようだが…」
イリーナ「すいません…お水もらっていいですか…」
ダークネイション「クゥ〜〜〜〜ンクンクン」
イリーナ「なに、ダーク、食べたいの?」
ダークネイション「ハッハッハッハ」
ツオン「豆料理としても烏賊料理としても中途半端で…」
イリーナ「はい、ダーク」
ダークネイション「ハッハッハッハ…ガッツガツガツ」
イリーナ「あら、けっこう勢いよくたべるわね。犬(?)にはおいしいのかしら」
ツオン「そもそもこの豆自体がどの植物辞典にも載っていない…」
イリーナ「完食しちゃった…そんなにおいしかった?ダーク」
ダークネイション「うん、ぼちぼちってとこかな」
イリーナ「!?」
ツオン「コストの面からもいって…イリーナ、聞いているのか?」
イリーナ「ツ、ツ、、ツオンさん…今、ぃ、今…ダークが…ダークちゃんが…」
ツオン「ダークネイションがどうした?」
イリーナ「しゃ、しゃ、しゃべっ、しゃ」
ダークネイション「クウン?」
イリーナ「って、あら?」

111645:2007/03/23(金) 23:29:14
お、いつの間にか結構ネタが投下されてるw
職人さん達いつも乙です。先が気になる

112646:2007/03/24(土) 18:53:00
正宗豆って実は凄いんじゃないか?

113名無しさん:2007/03/25(日) 00:10:05
何かの伏線なのかな?wktk

114648 1/1:2007/03/26(月) 02:43:56
ツォン「…というわけで、様々な動物で実験した結果、この豆には、服用後のごく短い時間ながら、動物やモンスターが人語を話すことができる効果があることが判明しました」
ルーファウス「ほぅ、それは面白いな。いいビジネス材料になる。(そして何よりヘビタンと会話することができる!)」
ツォン「すでにレノたちにはより多くの生産を目指すよう指示しています。実験用の数すら足りない状態ですので。
  ……豆の効果については彼らにはまだ何も伝えてはいませんが」
ルーファウス「それでいい。どうせあいつらには不要な情報だ。実用化まではあとどれくらいかかる?」
ツォン「……残念ながら、まだ当分実験する必要があると思われます
  今までに例のない効果を発揮するものですから、何か強力な副作用が表れる可能性も……」
ルーファウス「(副作用だと?そんなものでヘビタンと話す日が遠のくなどあっていいはずがない)
    ツォン、副作用の有無については後回しでいい、持続時間の向上等の実用化に向けた研究を最優先とする」
ツォン「しかし……」
ルーファウス「社長命令だ」
ツォン「では、そのように
  失礼します」
ルーファウス「待て」
ツォン「?」
ルーファウス「確かあの島には人語を話す巨大なトンベリがいたな?」
ツォン「はい」
ルーファウス「次の豆の受け渡しの機会に数匹捕獲してこい。もしかしたら今回の件に何か役立つかもしれない。それに何より……
    新種のモンスターの場合もあるのだ、いくらでも利用価値はあると思わないか?」
ツォン「でしたら、レノたちに指示して先に向こうで準備をさせて」
ルーファウス「これもあいつらには黙っておけ
あいつらの役目は島の開拓、ただそれだけだ」

115649:2007/03/28(水) 22:23:02
投下されてるとは気付かなかった。
ネタ書いたらageないと

116650:2007/03/29(木) 16:41:50
セフィロス「農作業の後の弁当はやはり美味いな」
レノ「まったくだぞ、と」
シャクレ「クエエ(適度な運動とおいしい食事、最高だね)」
セフィロス「さて、と。することもないしお前らこの後ちょっと付き合わんか?」
シャクレ「クエエ(何処に?)」
セフィロス「海岸のほうにだ」
レノ「何をするのかな、と」
セフィロス「秘密だ」
レノ「あ、そ。ま、すること無いから別にいいぞ、と」
シャクレ「クエエ(僕も行くよ)
ルード「レノ、海に行くならついでに晩飯の魚を釣ってきてくれ」
レノ「あいよ、と。」
セフィロス「ではレノ、シャクレ、行くぞ」

117651:2007/03/29(木) 16:42:30
とりあえず家まで釣竿を取りに戻る。この釣竿は素人が使うにしてはなかなか丈夫にできいる。
メテオ以前レノは普段ミッドガルに居を構えていたのだが、神羅軍基地のあるジュノンの支社に一時期務めていたことがある。
その時期、暇をもてあましたレノが趣味として始めたのが釣りである。この竿もその時店主にコレはいいものだと熱心に薦められ決して安くは無い値段で購入した代物である
海の無いミッドガルに移ってもなんとなくの惰性で取っておいたのだがメテオ後も後生大事にとってあることを考えるとレノなりに愛着はあるらしい。

118652:2007/03/29(木) 16:43:01
「待たせたな、と」セフィロスとシャクレは外で待っていてくれた。
レノと立ち代りにルードが家の中に入っていく。両腕に正宗豆の袋を抱えているところをみると調理法の研究をルードなりに続けているらしい。
あいつもつくづく真面目だよな、臭いがキッチンにうつってしまったらどうするつもりなんだろーな、と

 他愛の無い話をしながらセフィロス、シャクレとともに海岸へ向かう。
とりあえず最低でも4匹、保存用にできればもう少し取っておきたいなどと考えてたら海岸に着いた。

119653:2007/03/29(木) 16:43:40
「さて、どの辺で釣るかな、と」と何気なくつぶやいたらセフィロスが聞いていたらしく「この辺では無理だな」と答えた。
「どーいう意味かな、と?」と尋ねると「こーいう意味だ…『フリーズ!!』」と叫びマテリアに魔力を集中させ、放出した。
本気かよ?この英雄、海を凍らせやがったぞ。シャクレも隣でポカンとだらしなく口を開けている
「さあ!!スケートをやるぞ!!」…はぁ!?……そーいえばこのあいだ自転車漕ぎながらフィギュアスケートに見入っていたなと思い出した。
しかし海を凍らせるとは流石は英雄といったところか。なんちゅう魔力だ。だがこれでは釣りができない。
「俺は別のところで釣りするぞ、と」と言うと、英雄は驚いたような顔で「私のトリプルトウループを見らんのか」と返してきた。
アホらしい…晩飯の分釣らないと飯抜きになることを告げると、渋々ながら了解した模様だった。
シャクレのほうを見るとシャクレもアホらしいと感じたらしく散歩に行くといって森の中に入っていった。

120654:2007/03/29(木) 16:46:01
セフィロスと別れ30分ほど海岸を東に歩きルードの提案で作った船着場まで来た。このあたりまで来ればもう魔法の影響は無い。
「ここらへんでいいかぁ…どっこいせ、と」腰を下ろす。釣り針に餌の虫をつけ海にたらす。
 最初の一時間ほどで3匹つれた。いいペースだ。餌を付け直し再び糸を垂らす。

121655:2007/03/29(木) 16:46:41
遠くで爆発音がする。それを除けば静かだった。実に静かだった。レノは爆発音を頭から切り離すことにした。すると本当に静かになってくる。こうも静かだといろいろなことを考えてしまう。
神羅カンパニーに入ったばかりの頃、ルードやツオンさんやヴェルド主任との出会い、アバランチとの数々の戦い、ルーファウス(当時副社長)から受けた恩
7番街の崩壊をふくめたタークスとしてやってきた数々の悪行、クラウドたちとの戦い、イリーナとの出会い。そしてあのメテオ。
神羅軍がWROとして別組織になった後も自分はタークスとして神羅に残った。その選択は今でも正しかったと思う
そしてあの六畳間の生活。自分達はどうしてあのメテオを引き起こしたセフィロスとこんなに和気藹々としているのか。
世界中を回ったあの旅。死んでも尚ライフストリームに残り続けるソルジャーと古代種。自分もあのような存在になれるのだろうか。
とにかく様々な考えが頭によぎっては消えていった。

122656:2007/03/29(木) 16:47:20
「釣れねーな、と」思わず声に出してしまった。最低でも後一匹は釣らないといけない。太陽の傾きからして時間もなさそうだ。
そんなことを考えていると強いあたりが来た。今までで一番強いあたりだ。
レノは一見痩せ型に見え力は弱いように見えるがそれでもタークス。一般人より遥かに力はある。
そしてこの愛用の竿があればカジキマグロだろうと釣れる。そう、魚であればどんな魚でもつれるとレノは思っていた。
が、竿は獲物の重さに耐え切れず折れた。あまりのことに茫然自失としていると、海から人影がザバアっとあがってきた。
「あんた…スケートするんじゃなかったのか、と」その人影はセフィロスだった

123657:2007/03/29(木) 16:47:52
「そのつもりだったのだがな。モンスター共め…たかが海を凍らせたくらいであそこまで怒ることなかろうに…」
 ああ…それでぼこぼこにされてここまで流れてきたんだな…自業自得だ
 「災難だったな、と」本当に災難なのは海に住むモンスターたちだろう
 「ああ、全くだ」そこらへん英雄は自覚が無いらしい
 「晩飯には後一匹必要なんだけど竿が折れちまったぞ、と」
 「魚が取れればいいのか?…まかせろ、サンダガ!!」
 いきなり何するかな、この英雄は。英雄の放ったサンダガによって気絶した魚達が浮かんできた
 「そーいうことするときは、先に一言声をかけて欲しいんだぞ、と」
 「細かいことにこだわるな。それよりその竿はどうしたのだ?」
 あんたのせいだよ。ま、そー言ってもこの英雄は気にも留めないだろーがよ

124658:2007/03/29(木) 16:48:40
竿は折れたが結果的には大量だ。今度から食料調達の際には英雄を連れて行くことにしよう
家に入るとルードがツオンさんとの定時連絡をしていた。シャクレが釣果を聞いてきた。
 「一応、大量だぞ。一応な、と」嫌みったらしく言ってやったつもりだが、英雄は聞いてやしない。畜生め
 「ツオンさんからの命令だ」ルードの定時連絡は終わったらしい。ツオンさんからの命令を話した
正宗豆をもっと育てるように言ってきたようだ。実用化に成功したのか?シャクレが露骨に嫌そうな顔をした
 「ほう…わかっているではないか。あのデコボクロ。明日からまた忙しくなるな」英雄が得意そうにつぶやく
 「それと…ツオンさんが近々この島に来るそうだ」一体なんでまた…タークス主任はそんなに暇な立場じゃない。
その主任がわざわざこの島を訪れる…とするとあのボンボン(社長)の命令か?クリスマスのときも何か含みのある言い方をしていたからな…
 「クエエ(そんなことよりお腹すいたよ)」全くだ。よく言ったシャクレ。いろいろあって今日は疲れた。考えるのは明日にして今日はもうやめよう
「大量じゃないか」はいはい、全くその英雄のおかげですよ。明日の食料調達にはもう行かないことにした。

125659:2007/04/02(月) 19:01:15
レノ「ネオ・タークス光線!!」
ドコーン
レノ「ネオ・タークス光線!!」
バコーン
レノ「ふう、今日はこんなもんでいいかな、と」
シャクレ「クエエ(何してんの?)」
レノ「うおお、シャクレ、いたのか、と」
シャクレ「クエエ(いたよ、で、何してんの?」
レノ「誰にも言うなよ。CCに向けて必殺技の練習をしていたんだぞ、と。少しでも活躍したいからな、と」
シャクレ「クエエ(ACじゃ3兄弟のかませだったし、DCじゃ出番すらなかったからねぇ)」
レノ「それを言うなよな、と。無印じゃクールで危ない3枚目っていうおいしいキャラだったんだけどよ、と」
シャクレ「クエエ(ACは別の意味でおいしかったよ)」
レノ「ギャグキャラはもう勘弁だぞ、と。CCなら俺は主役の仲間ポジションだからな。いつ戦闘要員になってもいいように修行してんだぞ、と」
シャクレ「クエエ(案外努力してんだねぇ)」
レノ「お前はしなくていーのか、と」
シャクレ「クエエ(僕はいいの。7でチョコメテオ撃つと世界観おかしくなるし」
レノ「お前…でないのか?あれ…ほら、獅子戦争」
シャクレ「クエエ(名前あるキャラじゃないしねぇ…なんか今更?ってカンジ)」
レノ「そーいやさ、と。クラウドの奴獅子戦争出るのか?」
シャクレ「クエエ(さーね。知らない)」
レノ「いーよなぁ。あいつはさ、と。何作品でりゃ気が済むんだ、と」

126660:2007/04/02(月) 19:01:55
クラウド「無印・インター版・AC・BC・DC・CC・ラストオーダー・FFT・KH・KHFM・KHCOM・KH2・KH2FM+・いたスト・いたストポータブル・チョコボレーシング・エアガイツ計18作品」
ティファ「いきなり何よ」
ティファ「ちなみにティファは11作品(CC不明のため除く)」
ティファ「で?」
クラウド「そう、俺はスクエニ№1の売れっ子スターなんだ」
ティファ「だから何が言いたいの?」
クラウド「その俺が何故便所掃除などしなきゃいけないんだ」
ティファ「したくないの?」
クラウド「いえ、させていただきます」
ティファ「私だって小説で主役張ったことだってあるのよ」
クラウド「そうだ、小説を忘れていた!それを加えると俺の出演作は…」
ティファ「ク ラ ウ ド」
クラウド「いいえ、何でもありません」
デンゼル「クラウド…」

127661:2007/04/02(月) 19:02:32
セフィロス「私も結構出演作品は多いぞ」
レノ「セフィロス、いつからいたんだ、と」
セフィロス「最初から」
レノ「なら一声かけろよ、と」
セフィロス「晩飯の時間を知らせに来たのだ」
シャクレ「クエエ(セフィロスは何作品出演したの?)」
セフィロス「さあな…数えてないからわからん」
レノ「あっそーですか、と。いいねえ大物は。俺らみたいな脇役は一作品に出るのに必死なんだぞ、と」
セフィロス「何だその言い方は…棘があるな。おまえこの前から私に対して冷たくないか」
レノ「別にだぞ、と」
シャクレ「クエエ(まあまあ。それよりさ、レノの必殺技の練習見てたんだよね)」
セフィロス「ああ、見てたぞ。エフェクトが地味だな」
レノ「あんたのは派手すぎだぞ、と」
シャクレ「クエエ(あ、それは僕も思う)」
セフィロス「そうか?」
レノ「だいたいあんた、変身しないと必殺技使えないんだろう」
セフィロス「む、人が気にしていることを。…魔法はいっぱい使えるぞ。おまえ使えないだろう」
レノ「魔法ならルードとイリーナが使うから俺は必要ないんだぞ、と。あ、そうかあんたはいつも一人だったな、と」
セフィロス「さっきから喧嘩を売っているようだがお前誰を相手に話しているのかわかってるのか」
レノ「はいはい、英雄様ですよ、と。こちとら竿の恨み晴らさなくちゃいけないんだぞ、と」
セフィロス「やるか!?」
レノ「やるぞ、と!!」

128662:2007/04/02(月) 19:05:37
ルード「まったく何油を売っているんだ…晩飯がさめてしまう」
シャクレ「クエエ(あ、ルード)」
ルード「どうしたんだ、あの2人は…」
シャクレ「クエエ(かくかくしかじか)」
ルード「…、必殺技も大切だが魔法も大切だ。要はバランスだろう」
シャクレ「だよねえ」
ルード「もういい…シャクレ、先に帰って飯食うぞ」
シャクレ「クエ」

レノ「うおりゃー!!ネオ・タークス光線!!」
セフィロス「なんの!!クエイガァーー!!」


ルード「そう…要はバランスだ…その点俺がベストだな」
シャクレ「��(|| ゚∋゚)クエ!?」

129663:2007/04/02(月) 20:44:49
17作品でした…まとめの方、訂正お願いします

130664:2007/04/03(火) 22:21:41
ネタ書いたならAGEようぜ

131665:2007/04/04(水) 01:39:17
17作品かぁ…そういやそんなに出てるんだよなー
改めて数えると7キャラってスゲーな
ところでセフィロスは全部で何作品出てるの?
KHとかやってないからコンピとエアガイツといたストしかわからん

132666:2007/04/04(水) 17:46:50
F7
インター版
AC
BC
CC
KHFM
KH2
KH2FM+
エアガイツ
半熟英雄対3D(名前だけ)
いたスト
いたストポータブル
DC(映像のみ)
さらにACC

ACCがあるからクラウドの出演作も18であってるし、ティファも12作品

133667:2007/04/04(水) 18:09:30
名前だけならFFTでもチョコボの名前でレッドセフィロスというのが出てくる

134668:2007/04/04(水) 19:50:49
レッドセフィロス…
そんなのいたんだ。まったく覚えてないや
それにしてもレッドセフィロスってww

135名無しさん:2007/04/04(水) 23:43:38
そういう名前だけ参加ならパラサイト・イヴもそうだよ
PE2に「アンチクラウドウイルス」「エアリス○月号」というのがある
1の方では天野喜孝のクラウドとエアリスの絵が駅に貼られてたりもする

136670:2007/04/10(火) 02:41:39
セフィロス「そういえばお前たち、何か忘れてないか?」
レノ「突然なんの話かな、と」
セフィロス「去年の今頃我々は何をしていた?」
ルード「世界中を旅していたな」
セフィロス「そうではない。旅の最中のことだ」
シャクレ「クエ(じらさないでよ)」
セフィロス「花見だ!今年は花見をしてないぞ」
レノ「ああ成程ね、と。行きたいのか?」
セフィロス「当然だ。我々がこの島で真面目に労働をしているというのに、
   街の奴らだけ呑気に花見をしていたらズルいではないか。
   という訳で、我々も花見をしに行くぞ!」
ルード「(どうする?)」
レノ「(一度言い出したらきかないし、何より向こうの言い分にも一理あるぞ、と)」
シャクレ「(そうだね。たまにはゆっくり羽を伸ばすのもいいんじゃない?)」
レノ「よし。じゃあ花見に行くぞ、と」
ルード「弁当は任せてくれ。早速作ってくる」

137671:2007/04/10(火) 02:44:43
レノ「なあ、ところで……行くのはいいとして、何の花を見に行くんだ?」
セフィロス「勿論花見といったら桜…」
シャクレ「クエ(この島にあるの?)」
セフィロス「う゛!」
レノ「やっぱり。そんなことだと思ったぞ、と」
セフィロス「くっ…は、花見の花は桜だけと決まっている訳ではない!
   要は綺麗な花ならなんでもいいのだ!」
レノ「で、綺麗なお花はどこに咲いてるんですかね、と」
セフィロス「む……ぐ……」
レノ「しょうがないな。行きぎわにグレコに聞きに行くぞ、と」

グレコ「お花見に適した綺麗なお花?ん〜、知ってるわよ」
レノ「よし。これで一安心だぞ、と」
グレコ「ただ、今年は異常気象でやたら寒かったから咲いてないかもしれないわ」
セフィロス「それでも構わん。教えてくれ」
グレコ「そう?じゃあ教えるけど」

138672:2007/04/10(火) 02:49:34
ルード「…グレコの説明ではこの辺りのはずだが」
シャクレ「クエークゥ(あ!あのやけに大きな木じゃない?)」
セフィロス「で、花は…」
レノ「一応咲いてることは咲いてるが、微妙な咲きっぷりだぞ、と」
ルード「五分咲き、いや三分咲きといったところか。
   まあ咲いていただけマシだな」
セフィロス「よし、では花見を始めるぞ!」
レノ「ちょい待ち!」
セフィロス「どうした、レノ?」
レノ「…念のために聞くが、前みたいに人喰い花ってことはないだろうな、と?」
セフィロス「何を馬鹿な。あの忍者娘じゃあるまいし、
   我々にそんな危険な場所を教える訳ないだろう」
レノ「そう思うけど、やっぱ気になってな。
  ここはまず英雄様に調べてきてほしいぞ、と。
  安全が確認出来なきゃ花見なんて出来ないぞ、と」
セフィロス「……わかった、任せろ!」
ルード「セフィロス、気を付けろよ」
シャクレ「クークエー(意気揚々と行ったわりには、
   なんかちょっぴり腰が引けてる気が)」
ルード「昔喰われかけたからな。気付かないフリしてやれ」
セフィロス「おい!大丈夫だ。こっちに来い」
レノ「んじゃあ早速始めますか、と」

139673:2007/04/10(火) 02:54:19
─二時間後

ルード「まったく、いい具合にみんなできあがってるな」
シャクレ「グエーグエー(ったくよ、お前ら俺の気苦労も知らずによ、
   いつも迷惑かけやがってー)」
セフィロス「ブツブツ、私は元英雄だというのに、最近なんか扱いが…」
ルード「あーわかったわかった。わかったから、そろそろ帰ろう。
   あんまり酔うと帰りが大変だ」
シャクレ「グエググ(俺は酔っ払ってなんかいねえー!)」
レノ「酔っ払ってるっての!ほら、支度も出来たし行くぞ、と」
シャクレ「グエ(酔っ払ってないって言ってるだろ!
   あー、ムシャクシャする。チョコメテオ!)」

ドガーーーン!

レノ「あーコラッ!やっちまったー…」
ルード「木に傷つけてないだろうな?!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

レノ「な、なんの音だ?」
ルード「…嫌な予感がする。ここから離れるぞ!」

ダダダダダッ

140674:2007/04/10(火) 02:59:12
ダダダダダッ

セフィロス「おい!後ろには一体何がいるんだ?!」
ルード「音で想像がつく。振り向かないでひたすら走れ」
レノ「でもそう言われると気になってつい振り向いちまうんだぞ、と。どれ」

ブブブンブブブンブブブン!

レノ「げっ蜂だー!」
ルード「春になって眠りの浅かった蜂がシャクレのチョコメテオで起きたんだな」
レノ「冷静に考えてる場合じゃないぞ、と!
  こんな時こそ英雄、なんとかしてくれ、と」
セフィロス「いくら私でも無理に決まっている!
   大体こんな時ばかり英雄英雄と頼るな馬鹿者!」

ダダダダダダッ

シャクレ「…クエクエ(あれ?何がどうしたの?なんで走ってるの僕らっ?!)」

ワーワークエークエーワーワークエークエー
ウボァー!

141名無しさん:2007/04/10(火) 23:41:01
あげ

142676:2007/04/21(土) 18:56:40

ババババババ……

レノ「ん?何だ?」
セフィロス「ヘリのようだな」
ルード「ツォンさん達か。しかしあれは…軍用ヘリか?」
シャクレ「クエ(しかも二機)」
レノ「おいおい、いくら大量生産するって言ってもそんなには……なぁ?」

イリーナ[ツォンさん!こちら二号機、計画通り島の中心部に向かいます!]
ツォン「了解した…。一号機はこのまま降下する。相手はトンベリだ。気を付けろよ」

ルード「ヘリが二手に別れたな」
セフィロス「あれだけ大きな機体だからな、ここには一機しか着陸できないんだろう」
シャクレ「クワッ(もっと小さいので来ればいいのにね)」
レノ「おー、来た来た。ツォンさん、こっちだぞ、と」

ツォン「思ったより少ないな。もう少しなんとかならなかったのか?」
セフィロス「正宗豆は繊細なんだぞ!そう簡単に増やせるか!」
シャクレ「ク?(繊細?)」
ルード「嘘だ」
レノ「だな」
ツォン「とにかく…今ある分は回収させてもらう。……二機で来る意味はなかったな」
セフィロス「フン」
レノ「え、もう帰るのかよ、と」
ツォン「休暇に来たわけじゃない、こっちは色々と忙しいんだ」
ルード「次はいつ頃来るんですか?」
ツォン「この状況では当分先だろう。詳細はまた連絡する」

ババババババ……

シャクレ「クエックエッ(あ、向こうの方に行ったヘリも帰ってくよ)」
セフィロス「覚えていろ…次はヘリ十機でも足りないくらいの正宗豆を……」

ツォン「イリーナ、うまくいったか?」
イリーナ[はい!巨大トンベリを二匹捕えました!他のモンスターにも見つかっていません]
ツォン「そうか、よくやった」

143677:2007/04/21(土) 21:26:34
帰りのヘリの中(ツオンとイリーナは別々のヘリに騎乗中)

ツオン(やはりあの島の手作業ではこの量が限界か…本土での大規模栽培を社長に提案してみるか…
  いや、まだよくあの豆の生態もわかっていない状態だ。試験的な栽培にとどめておいたほうがいいな
  そもそも植物辞典に載っていないからな…そういえばあの豆は何処から持ち込まれたんだ?)
イリーナ『ツオンさん?』
ツオン(あの島に最初から自生…?いや、ないな。量が少なすぎる)
イリーナ『ツオンさん、もっしもーし』
ツオン(誰が持ち込んだ…?レノ・ルード…はないな。セフィロスしかないか…。だがセフィロスは何処から?)
イリーナ『ツオンさーん!』
ツオン「あ、ああ。何だ」
イリーナ『報告です。捕獲についての』
ツオン「帰ってからでいい。怪我人が出たわけではないんだろう」
イリーナ『怪我人は出てないんですけど…』
ツオン「どうした?」
イリーナ『いえですね。新種のトンベリの捕獲と聞いてましたからこちらもそれなりの戦闘準備をしてたんです』
ツオン「当然だな。それで?」
イリーナ『あっさりすぎたんです』
ツオン「あっさり?」
イリーナ『相手からヘリに近づいてきてですね。こっちが捕獲用のピラミッドで捕まえてものほほんとしていたというか』
ツオン「…どういうことだ?」
イリーナ『わかりません!…ですから一応報告しておこうかと思ってですね…』
ツオン「今そのトンベリはどうしてる?」
イリーナ『ピラミッドの中で眠っています』
ツオン「……寝てる?」
イリーナ『はい』
ツオン「そうか…そのまま起こさないほうがよさそうだ。御苦労だった。そのまま現状維持だ」
イリーナ『了解しました!!このまま起こさないようにしておきます!!』
ツオン(何から何までわけのわからない島だ…いや、今更か…モンスターとクリスマスパーティーをやったじゃないか…
しかしあのトンベリを社長はどうするつもりなんだ?まさかただの気まぐれと言うことはないだろう…
……………………考えても仕方の無いことか…社長には社長の考えがあるんだろう…あの島に関わってから何かペースがおかしくなっているな…
真剣に休暇を申請しようか…いや、通らないだろうな…ああ、胃が痛い)

1441/2:2007/04/23(月) 23:44:22
翌日の朝
ルード「さて…今日の昼食はどうするか」
レノ「朝飯食ったばっかりだってのにもう昼のこと考えてんのかよ、と」
トントン
セフィロス「計画的でいいんじゃないか?」
シャクレ「クックェ?(ねぇ、今何か音しなかった?)」
レノ「今昼飯のメニューが分かったら楽しみが減るだろ」
トントントントン
シャクレ「クエェ(やっぱり聞こえる。ねぇ、誰かが玄関のドアを叩いてるみたいだよ。僕日記書いてて手が離せないから、誰か開けてあげてよ)」
ルード「しゃくれ、今話し掛けないでくれ。今ある食材で作れるのは…」
セフィロス「レノ、何だそのガキくさい発想は」
トントントントントントン
シャクレ「クエ!(ねぇってば!)」
レノ「何だとこの烏賊野郎、第一あんたが言えたことかよ、と」
ルード「パエリアなら作れそうだな…」
セフィロス「余計にガキだな」
謎の訪問者「…【みんなのうら」
ガチャ
レルセシャ「すみませんごめんなさい許してください」
謎の(ry改めメガトンベリ「ワカレバイイ」

1452/2:2007/04/23(月) 23:45:11
セフィロス「メガトンベリがわざわざここまで来るとは珍しいな。どうした?」
メガトン「実ハ、昨日カラ仲間ガ二匹行方不明ナノダ」
ルード「行方不明?」
メガトン「コノ辺リデ見カケナカッタカ?我々ノ中デモ特別温厚ナ奴等ナノダガ…」
レノ「そう言われても…知らないよなぁ?」
シャクレ「クエ―(うん)」
メガトン「トスルト、ヤハリアノ場所ダロウカ…?」
ルード「あの場所?」
メガトン「コレダケ探シテ見ツカラナイトナルト、我々ガ近付カヌ洞窟ニ行ッタノカモシレヌ」
セフィロス「ああ、あの古代種の洞窟、だったか?」
メガトン「アノ奥ニ昔人間共ガ作ッタ研究施設ガ隠サレテイル」
レノ「そりゃ驚きだ、と」
メガトン「忌マワシイ場所ダ。アノ場所デ何匹モノ仲間ガ殺サレテイッタ」
シャクレ「ククゥ(その施設には人がいたんでしょ?その人たちは今どこにいるの?)」
メガトン「何年カ前ニ乗リ込ンデ皆殺シニシタ」
セフィロス「皆殺しとはひどいな」
レルシャ「………(つっこまない、つっこまないぞ!!)」
メガトン「ソレ以来皆アノ場所ヲ避ケテイルハズナノダガ……」
レノ「待てよ、この流れからするとまさか…!」
メガトン「スマナイガ、我々ノ代ワリニ探シテキテモラエヌカ」
レノ「やっぱり依頼キタ━━━━━━!!!!」
セフィロス「別に構わないが」
ルード「仕方ない。俺たち三人は行くとして…しゃくれはどうする?」
シャクレ「ク…クエェ(ちょっと怖いけど…一緒に行くよ)」
セフィロス「洞窟から施設にはどうやって入れる?」
メガトン「最深部突キ当タリノ右ノ壁ダ」
レノ「…ずいぶんと単純な構造してそうだな」
シャクレ「クゥエ―!(じゃあ早速出発!)」

146680:2007/04/24(火) 11:21:04
お、話が動き出したな。期待あげ

147681:2007/05/03(木) 21:26:20
レノ「最深部突き当たり右と言われてもなぁ」
セフィロス「最深部までどんだけ歩けばいいんだ」
シャクレ「クエエ(疲れたんなら乗る?)」
セフィロス「なんだ若いのにだらしない…あ、年齢設定されてなかったなお前らは」
レノ「またいちいちあんたは…(怒)」
ルード「シャクレ、ありがたいが遠慮する。若いからな(怒)」
シャクレ「クエイ(まったく…あ、何か明るくなってきたよ)」
セフィロス「お、到着か」
ルード「で、ここを右…」
レノ「なんか薄気味悪いとこだよな、と」
シャクレ「クエエーィ(なんかヴィンセントが居たとこに雰囲気が似てるね)」
セフィロス「神羅屋敷か…似てるといえば似てるな」
ルード「だが神羅の研究所じゃないな…これは」
シャクレ「クエ(どうしてわかるの?)」
レノ「見てみろよ、と。この書類、言葉が違う」
ルード「神羅の書類はみんな共通語しか使わない」
セフィロス「ウータイ語も多少使うがな」
シャクレ「クエエ(そういえばみんな神羅関係者だったね)」
セフィロス「私は元だがな」
レノ「かといってウータイ語というわけでもないぞ、と」
ルード「わからないな…こんな言葉見たことも無い」

148682:2007/05/03(木) 21:27:08
シャクレ「クエエール(ここ古代種の洞窟だよね。古代種の言葉じゃないの?)」
セフィロス「いや古代種の言葉とも違う。それ以前に古代種は記録を紙に残すようなことはしないがな」
ルード「古代種についてよく知ってるな」
セフィロス「クラウドにライフストリームに突き落とされたときに古代種についての情報は相当吸収したからな」
レノ「ま、こいつらが何者かはわからないけど設備を見ると相当のコトをしていたんだろうな、と」
シャクレ「クエ(で、トンベリに攻め込まれた)」
ルード「恐らくな…」
一向「……………………」
セフィロス「とにかくだ。トンベリはここにはいないようだな」
レノ「あ、それが主旨だったな、と」
シャクレ「クエエ(ここに誰か入った様子は無いねぇ)」
ルード「ひょっとしたらなんだが…」
レノ「どうした?」
ルード「ツオンさんなんじゃないか?連れて行ったの」
セフィロス「またあのボンボンの気まぐれか」
シャクレ「クエ(ありえるね)」
レノ「どうする?」
ルード「とりあえず…トンベリ達には見つけられなかったことにして黙っていよう」
シャクレ「クエエ(それが妥当だね)」
レノ「じゃ、帰るぞ、と」

149683:2007/05/03(木) 22:37:28
神羅本部

ルーファウス「それで、コレがそのトンベリか」
ツオン「はい」
ルーファウス「寝ているな」
ツオン「社長、寝ていると言ってもあんまり近づかないほうが…(社長恨み買い捲りなんだから)」
ルーファウス「起こせ」
ツオン「はい。イリーナ、電気ショックだ」
イリーナ「了解しました!えい!」
びりびりびり
メガトンベリA「アワワワワ」
メガトンベリB「シビビビレルルルル」
ルーファウス「起きたか」
メガトンベリA「ビックリシタ」
メガトンベリB「驚ロイタ」
ルーファウス「お前らに多少聞きたいことがある。話せるか」
メガトンベリA「話サナイトイッタラ電気を流スノカ」
メガトンベリB「流スノカ」
ルーファウス「まあ、そうなるな。ついでに嘘とわかっても流す」
メガトンベリA「ナラ話ス」
メガトンベリB「話ス」
ルーファウス「正直なのはいいことだ…聞いたところによると君達は随分素直につかまったと言うではないか。何故だ?」
メガトンベリA「アノ島ハイズレナクナルカラダ」
メガトンベリB「カラダ」
ルーファウス「どういう意味だ?」
メガトンベリA「文字通リ消エル」
メガトンベリB「千マデ行ッタラ消エル」
メガトンベリA「ライフストリームノ影響ダ」
メガトンベリB「知性ガ増エスギタ」

150684:2007/05/03(木) 22:38:21
ルーファウス「知性が増えすぎた…?」
メガトンベリA「アノ島ハ古代種ノ秘密ノ島」
メガトンベリB「秘密ヲ守ルタメノ罠ダ」
メガトンベリA「前ニ居タ人間ハ我ラガ間引イタ」
メガトンベリB「実験体ニサレタ恨ミモコメテ」
ルーファウス「あの島に我々以前に人がいたのか」
メガトンベリA「アノ島ノ秘密トキニキタ」
メガトンベリB「我々ノ仲間沢山殺シタ」
メガトンベリA「ダガ実験ノタメ我等ノ知性モ増シタ」
メガトンベリB「ソノセイデ島ノ消滅早マッタ」
メガトンベリA「知性ハ新シイ知性ヲ産ム」
メガトンベリB「知性ガ増エレバ増エルダケ島ガ無クナル」
ルーファウス「そのことを他のモンスターは知っているのか?」
メガトンベリA「知ラナイ」
メガトンベリB「知レバ皆逃ゲル」
メガトンベリA「ソウスレバ知性ハ死ヌ」
メガトンベリB「我々モイズレタダノモンスタートナル」
ルーファウス「あの島を離れると知性が死ぬ…(あの豆とも関係しているのか?)
メガトンベリA「話セルコトハ全テ話シタ」
メガトンベリB「ココカラ出シテクレ。コレカラタダノモンスタートシテ生キテイク」
ルーファウス「…いいだろう。出してやれ」
ツオン「はっ」がしゃん
メガトンベリA「サヨナラダ」
メガトンベリB「サラバダ」

151685:2007/05/03(木) 22:39:15
ルーファウス「知性が増えすぎると島そのものが消える…か。なかなかいい罠だ。流石は古代種」
ツオン「レノ達があの島に行ったことでますます早まった…ということですか」
イリーナ「先輩達大丈夫なんでしょうか?」
ルーファウス「モンスターはあの島から離れると知性をなくしてしまう…となるとあの豆が鍵を握ることになるな。ツオン、あの豆の栽培はどうなっている」
ツオン「実験的に植えてみたのですが…」
ルーファウス「それで」
ツオン「途中報告ではただの大豆しかならなかったと言うことです」
ルーファウス「あの島の環境が必要と言うことか…レノ達にあの豆の増産を伝えろ」
ツオン「撤退させないのですか?」
ルーファウス「奴らが言っていただろう。千までは大丈夫だ」
ツオン「………………」
ルーファウス「不満か?」
ツオン「いえ、伝えておきます」
ルーファウス「島が消えるか…やれやれ開拓は失敗だな。まぁ…元は取るがな」

152686:2007/05/07(月) 07:40:50
面白い展開が広がってきましたね。

153687:2007/05/07(月) 16:46:24
でも結構長期間滞在した島が消えてしまうのは寂しいような…
まあ今後どうなるかはまだわかりませんが

154688:2007/05/23(水) 20:48:27
ルード「そろそろ物資を補充しないといけないな」
レノ「じゃ、飛空挺を呼ぶぞ、と」

155689:2007/05/23(水) 20:55:26
3日後

ルード「確かに…確認した」
シド「おうよ。リスト通りだぜ」
レノ「毎度毎度ご苦労様だぞ、と」
シド「こちとら仕事だからな…で?この荷物を神羅の連中に渡せばいいんだな」
ルード「ああ、頼む」
シド「中身は何なんでい?」
セフィロス「正宗豆だ」
シド「正宗豆?ああそういや豆を育てていたな」
セフィロス「この島の特産品だ」
シド「美味いのか?」
シャクレ「クエエ(だったらいいんだけどね)」
ルード「不味い」
レノ「ものすごく不味いんだぞ、と」
セフィロス「確かに独特な味はするが不味くはない!!」
シャクレ「クエ(いや不味い)」
セフィロス「すこし貴様にもやる。喰え」
シド「そらどーも(激しくいらねえ)。しかしそんなに不味いって言うんなら何だってこんな大量に作ってんだ?」
レノ「作れって命令だから仕方ないんだぞ、と」
ルード「会社がこの豆をどう使うのかは知らない」
シド「またあのボンボンの命令か?お前らも大変だな」
レノ「どーもだぞ、と」
シド「じゃ、そろそろおいとまするか」
ルード「また頼む」

156690:2007/05/23(水) 20:56:45
3日後WROにて

リーブ「シド、毎度毎度ご苦労様です」
シド「ああ、もう慣れちまったよ」
リーブ「今お茶でも出しますね。ケット!」
ケット・シー「はいはーいお茶でっせー。ほいな」
シド「あんがとよ。ごくごく。連中も大変だよなぁ。島開拓っつって。ボンボンには振り回されて」
リーブ「ボンボン…?」
ケット・シー「若社長のことやな」
リーブ「ああ、ルーファウス社長のことですか」
シド「まっずい豆作らされてよう」
リーブ「不味い豆?」
シド「正宗豆っていってよう、(一応喰ってみたけど)不味いんだこれが」
ケット・シー「不味い豆作ってどないしますのん」
シド「それがあのボンボンの命令ってやつよ」
リーブ「……………シド、これは何か裏がありそうですね」
シド「裏ァ!?…只の気まぐれだろ?」
リーブ「あの人は気まぐれでは動きませんよ」
シド「そうかぁ?」
リーブ「ヴィンセントあたりに調べさせましょう…結果によってはWROも動かなければいけないかもしれません」
シド「考えすぎだと思うけどなぁ俺様としては」

157691:2007/05/24(木) 21:12:03
乙乙!WROが動き始めたか。
なんかシリアスな展開になりそうな予感
それにしても事態に全く気付いてない平和すぎる三人と一羽w

158692:2007/06/09(土) 00:01:38
ルード「今日はお祝いだ」
シャクレ「クエ(何の?)」
ルード「今日でこの島に来てちょうど一年だ」
セフィロス「もうそんなになるのか」
シャクレ「クエエ(いろいろあったねぇ)」
レノ「ワールドカップとかあったっけなぁ」
ルード「お祝いにケーキを作った。みんなで食べよう」
レノ「おお、コレは美味そうだぞ、と」
シャクレ「クエエ(ルードはこういうとこまめだねぇ)」
セフィロス「嫁に欲しいタイプだな」
ルード「気持ち悪い事言わないでくれ」
セフィロス「言い方が悪かったな。一家に一台欲しいタイプだ」

159693:2007/06/09(土) 00:02:23
レノ「そうそうそう。一家に一台、掃除洗濯料理なんでもできるぞ、と」
ルード「このケーキはお預けにしよう」
レノ「わーったった。冗談だぞ、と」
セフィロス「このくらいで怒るな。器が小さいぞ」
シャクレ「クエクエ(セフィロスはいつも一言多い)」
セフィロス「そうか?」
ルード「コレを機に自覚してくれると嬉しい」
セフィロス「そうか…だがそれは無理な相談と言うものだ。なぜなら私は」
レノ&シャクレ「神だから(クエ)」
セフィロス「む…」
レノ「あんた、いっつもそればかりだぞ、と」
シャクレ「クエエ(ワンパターンなんだよ)」

160694:2007/06/09(土) 00:03:05
セフィロス「いかんな…行動を読まれるようでは神とは言えん。新しいパターンを考えるか…」
レノ「…(そういう問題じゃないぞ、と)」
ルード「…(そこらへんも自覚が無いんだよな)」
セフィロス「うーむ…」
レノ「…」
ルード「…」
シャクレ「クエッ、クエエ(た、食べようよ!!)」
セフィロス「おお、そうだったな」
レノ「では、手を合わせてください!!」
ル・セ・シャ「「「合わせました!!」」」
レノ「いた!だき!ます!」
ル・セ・シャ「「「いただきます!!」」」

161695:2007/06/09(土) 00:03:48
レノ「(もぐもぐ)ところでよー、いつになったら俺達帰れんのかな、と」
ルード「(もぐもぐ)人が住めるようになったらだ」
レノ「(もぐもぐ)もう十分住めるだろ。畑もあるし」
ルード「(もぐもぐ)そういわれるとそうだが…」
レノ「(もぐもぐ)もう俺達以外の人間でも十分だろ、と」
シャクレ「(もぐもぐ)クエエ(でも、モンスターがいるよ)」
レノ「(もぐもぐ…ごくん)あいつら人襲うかぁ!?こないだなんか一緒にサッカーしたぞ、と」
シャクレ「(ごくん)クエエ(でもやっぱりさ、モンスターには違いが無いわけで…)」
レノ「モンスターもこの島の一員だぞ、と」
シャクレ「クエエ(そうだけど…)」
セフィロス「そこらへんにしとけ。モンスターをどうするかはあのボンボンがきめることだろう」
ルード「そうだな。社長の指示があれば駆除も仕事になるかもしれん」
グレコ「みなさーん、こーんにーちわー!!」
レノ「駆除とか言うなよ!!モンスターだってこの島で生きてるんだぞ、と!!」

162696:2007/06/09(土) 00:04:27
一同「……」
グレコ「あら、私何か悪いタイミングで来ちゃったみたい?」
ルード「気にするな…それより何のようだ」
グレコ「いやね、あなた達が来てちょうど一年だからなにかお祝いしようと思ったんだけど、そんな空気じゃないわね」
シャクレ「クエ(お祝い?)」
グレコ「そ。サプライズパーティーよ。こんな部屋で男四人じゃむさいじゃない」
セフィロス「むさいって言うな」
レノ「パーティーなんだろ、行くぞ、と。な、みんな」
ルード「そうだな」

163697:2007/06/09(土) 00:05:04
トンベリ「飲メ飲メ」
トンベリ「歌エ歌エ」
トンベリ「踊レ踊レ」
グレコ「何よ、主役が来るまで我慢しろって言ってたのに、もー」
トンベリ「オオ、主役ノ登場ダ」
トンベリ「待ッテイタゾ」
レノ「主役の登場だぞ、と」
ルード「何か悪い気分じゃないな」
セフィロス「フハハハハハ、神を崇め敬い奉れ!!」
シャクレ「クエエ(セフィロスが変なスイッチ入ったー!!)」
トンベリ「飲メ飲メ」
トンベリ「歌エ歌エ」
トンベリ「踊レ踊レ」
一同「ワハハハハハハ」

164698:2007/06/09(土) 00:06:20
レノ「…なあルード、お前、こいつら駆除しろって命令されたらできるか、と?」
ルード「…」
レノ「タークスとしては命令は絶対だ…でもよ、俺個人としては絶対そんなことできないぞ、と」
ルード「…」
レノ「お前どう思う?」
ルード「お前と同じだ…が、社長を信じるしかない」
レノ「そうだな、と」
トンベリ「飲メ飲メ」
トンベリ「歌エ歌エ」
トンベリ「踊レ踊レ」
レノ「よっしゃ、今日は飲むぞ、と」
ルード「俺も久しぶりに飲むか」
セフィロス「クックックック…私も久しぶりにはっちゃけるか…はっ!!」
シャクレ「クエエー(セフィロスが烏賊になったー!!」
グレコ「まあ綺麗」
トンベリ「愉快愉快」
一同「ワハハハハハハ」

165699:2007/06/09(土) 00:08:23
ぶっちゃけ今どのくらいの人がこのスレ見てんのか挙手してくれない?
とりあえずノシ

166700:2007/06/09(土) 02:12:07
そういうのはもう一つの方のスレでやろうぜ

167701:2007/06/09(土) 16:28:27
要望があったからAGEるか

168702:2007/06/22(金) 21:34:08
翌朝

シャクレ「ククエ(おはよう)」
ルード「…しゃくれ、もう昼だぞ」
シャクレ「ク!?(え―!?)」
レノ「昨日ちょっと騒いだだけだってのに寝坊かよ、と。まだまだしゃくれも子供だな」
ルード「レノだってついさっきまで寝てただろう」
レノ「う…、それは、グレコがデートしましょ!とか言って来たから……。
  逃げ回るの大変だったんだぞ、と」
シャクレ「クエェ(逃げ回るなんて子供だねぇ)」
ルード「丁重に断ればよかったんじゃないか?」
レノ「そんな暇なかったんだぞ、と。
  って、何で俺が集中攻撃されてんだ!」
シャクレ「ククゥ、クエッ(だって、レノがちゃんと断ってればそんなことにはならなかっただろうし。
   ねぇ、セフィロ…あれ、セフィロスは?)」
ルード「あぁ、セフィロスなら朝から出掛けている」
レノ「まーた豆眺めに行ってるのか?」
ルード「いや、洞窟に行った」
レノ「洞窟……って、あの古代種の?」
シャクレ「ク―?(なんでまた?)」
ルード「『べ、別に、あの文字が読めないのが悔しくて解明しに行くとかいうわけじゃないからな!!』
   …とか何とか言いながら出掛けて行った」
シャクレ「クエ(悔しかったんだ)」
ルード「あいつは俺たちより蓄えてる知識の量が違う…。
   未知の文化をあれほどはっきり突き付けられるのが我慢できなかったのかもしれないな」
レノ「分からないことはとことん調べる、か。
  …嫌っててもやっぱり親子だな。しっかり研究者の血を受け継いでるぞ、と」
ルード「……セフィロスの前で言うなよ。きっと機嫌が悪くなる」
レノ「俺もそこまで馬鹿じゃないさ」
シャクレ「クルックク(もうお昼なんだよね?
   セフィロス帰ってくるんじゃない?)」
ルード「そうだな。…何か発見があればいいんだが」

169703:2007/06/22(金) 21:36:12
洞窟最深部研究所

セフィロス(文字の種類は…今のところ全129種類か。
    全ての文字にこれといった共通点はない…。規則性もなし。
    ……最悪だな。これだけ調べて手掛かりゼロか)
???「何ヲシテイル」
セフィロス「!!! ……何だ、メガトンベリか。驚かすな」
メガトン「ココデ何ヲシテイル」
セフィロス「あぁ、見たこともない文字を使った文章を見つけてな、解読しようとしているところだ」
メガトン「デ、読メタノカ」
セフィロス「残念ながらさっぱりだ」
メガトン「ソウカ、ソレハ良カッタ」
セフィロス「良かった?」
メガトン「ソレハ、我々ガ人間共ノ実験デ知識ヲ得タ後、
   後世ノ者達ノ為ニ、コノ島ノ秘密ヲ全テ書キ記シタモノダ。
   部外者ニ読マレテハ困ル」
セフィロス「お前達トンベリが書いた?島の秘密?」
メガトン「ソウダ。我々ガ作リ出シタ文字ダ。
   …島ノ秘密ガ知リタイノカ?悪イガ、教エテヤルワケニハイカナイ
   見ツケタ文章ハソレデ全部カ?」
セフィロス「? そうだが……」
メガトンベリ、紙をまとめて手に取って燃やし始める
セフィロス「何をする!!」
メガトン「モウコレハ必要無イ。コレヲ伝エルベキ相手ナド未来ニハ存在シナイ。
   ソモソモ私ガココニ来タノハコレヲ燃ヤスタメダ」
燃え尽き、灰になる紙
セフィロス「私の半日を返せ!…努力が水の泡だ」
メガトン「オ前、昨日ノアノ姿カラ察スルニ、人間デハ無イナ?」
セフィロス「よく分かったな。私が神だt」
メガトン「知性トハ本当ニ必要ナモノナノカ?
   時ニハ、知性ヲ得タガ為ニ、残酷ナ現実ヲ突キ付ケラレル事ガアル
   ソンナ事ガアルクライナラ、知性ヤ知識ナド必要無イトハ思ワナイカ?」

170704:2007/06/22(金) 21:37:07
セフィロス「(無視か、私の話は無視か!)別に、知性や知識があることは悪いことではないと思うが?
   便利だろう」
メガトン「シカシ、何モ知ラナケレバ、オ前ハメテオヲ発動サセヨウナドトハ思ワナカッタダロウ?」
セフィロス「何故……それを……」
メガトン「『厄災ノ子』、コノ島ハオ前ヲソウ呼ブ。
   …コノ島ヲ発見シタノハオ前ダロウ」
セフィロス「(島、が?)違う…。この島を見つけたのは、ルーファウスという……人間、だ」
メガトン「人間?妙ダナ、コノ島ハ厄災ニシカ見付ケラレナイハズダガ…
   星ノライフストリームスラ島ニハ侵入出来ナイトイウノニ…
   オット、話シ過ギタカ」
セフィロス(厄災だけ……ジェノバ……母、さ……!!)
メガトン「ドウシタ?顔色ガ悪イゾ」
セフィロス「あのガキ社長め…!!!」
セフィロス、研究所から飛び出していく

メガトン「…何故ソコ迄知リタガル?核心ニ近付コウトスル?
   ソノ先ニアルノハ絶望ダトイウノニ……」


セフィロス「貴様、母さんを返せ!!」
ルーファウス『何の話だ?』
セフィロス「この島は人間には発見できないと聞いた。しかし貴様は発見した。
   見つけられたのは貴様が母さんの一部を持っていたからだ」
ルーファウス『フッ、どうやら何者かに妙なことを吹き込まれたようだな。
    あいにく、私はお前の親の面倒を見てやれるほど暇ではない。
    先程、返せ、と言ったな?仮に、私がジェノバを持っていたとしよう。お前はそれを返してもらって何をする?
    親子の再会か?ゲソ化か?それとも、またメテオでも落とすのか?』
セフィロス「ふざけるな!!」

171705:2007/06/22(金) 21:39:46
レノ「…どうしたんだ?セフィロスは。帰ってくるなり『電話を寄越せ!』であれだ、と」
ルード「何か分かったんだろうが……。とりあえず、話し終わるまで待とう」
シャクレ「クゥ…(蕎麦のびちゃう)」
レノ「量が増えると思っておけばいいんだぞ、と」

ルーファウス『そうだ、母親欠乏症のお前にいいことを教えてやろう。
    前にその島に行った時に、チョコボにプレゼントをくれてやったのだ。見てみたらどうだ?』
セフィロス「しゃくれ、この前ルーファウスに何か渡されたか?」
シャクレ「クルル(え?ううん、何も貰ってないよ)」
セフィロス「……じゃあ、今持ってる物を全部出してくれ」
シャクレ「ク(はい)」
つ【日記帳】【ペン】【携帯】…
レノ「あれ?しゃくれ、携帯にこんなストラップ付けてたか?」
ルード「何のストラップだ?かなり小さい……」
セフィロス「エスナ!」
ミニマムが解除され、何やら厳重な箱が現われた!
レノ「ちょ、これって……」
セフィロス「触るな。私が開ける。お前達は離れていろ」
ガチャ
バタン
ルード「閉めるの速いな」
シャクレ「クゥエ(何が入ってたの?)」
セフィロス「母さん…」
ルレシャ「!!」
ルーファウス『ククク、驚いたか?そんなに近くにいたのに、お前は気付かなかっただろう?
    お前といい思念体といい、親不孝者な息子ばかりでジェノバは浮かばれないな』
セフィロス「………」
ルーファウス『…さて、セフィロス、こうしてジェノバと会わせてやったのだ、礼の一つでも言ったらどうだ?』

ブツッ

ルーファウス「フン、切ったか。つまらない奴だ」
ツォン「……」
ルーファウス「無知は罪な事だとは思わないか?ツォン」
ツォン「私には判断しかねます」
ルーファウス「だが、全てを知っているというのはそれはそれでつまらない事だ。
    ……奴はどちらに転ぶだろうな」

172名無しさん:2007/06/23(土) 05:58:58
いっきに話が進んだなこれからが楽しみだ

173707:2007/06/27(水) 01:21:14
wktkwktkwktk(`・ω・´)

174708:2007/06/27(水) 19:24:20
WROにて
ヴィンセント「神羅の動きでなにかわかったことはあるか?」
シェルク「今、神羅の通信を傍受しました」
ヴィンセント「………」
シェルク「神羅はジェノバをあの島に持ち込んだみたいですね」
ヴィンセント「そうか…、神羅は何を考えている…?」
シェルク「セフィロスの何らかのアクションを期待していると思われます」
ヴィンセント「豆の事については何かわかったか?」
シェルク「待ってください…………見つけました。正宗豆…モンスターに知性を与える…あの島の環境が栽培には必要…」
ヴィンセント「実物を手に入れる必要があるな…」
シェルク「SNDで豆の実験場の場所はわかりました。行くつもりですか?」
ヴィンセント「それが仕事だ」
シェルク「ジェノバの件はどうしますか?」
ヴィンセント「シェルクは神羅のコンピューターを見張り続けてくれ。ジェノバに関してはリーブに動いてもらったほうがいい」
シェルク「あなたはどうするつもりですか?」
ヴィンセント「できることをやる。それだけだ」

175709:2007/06/28(木) 01:43:17
ここまでの流れだどう考えてもとルーファウスが黒幕だなw

176710:2007/06/28(木) 13:27:01
との位置がおかしいorz
正しくはここまでの流れだと、だ

177711:2007/07/12(木) 15:29:49
イリーナ「社長、リーブさんがお見えです」
ルーファウス「通せ」
イリーナ「はい」

178712:2007/07/12(木) 15:30:24
リーブ「社長…と呼ぶのは変ですね。ここはルーファウスさんと呼ばせていただきましょうか」
ルーファウス「呼び方などどうでもいいことだよ。リーブ君。用件を言いたまえ」
リーブ「では単刀直入に言います。あの島にジェノバを持ち込みましたね」
ルーファウス「何故それを知っている」
リーブ「それを言うわけにはいきません。それより持ち込んだんですね」
ルーファウス「(隠し事は無駄だな)持ち込んだ、が、あの島は神羅の所有物だ。WROには関係ないのではないかね」
リーブ「あの島にはセフィロスがいるんですよ!!またメテオを呼ぶかもしれないのですよ。星の危機の際に戦うのがWROです。見逃せません」
ルーファウス「ならばどうする。あのセフィロスからジェノバを取り上げるのか?君達にできるのか?」
リーブ「WROを舐めないでください。相手があの英雄でも我々は逃げませんよ」
ルーファウス「ならせいぜい頑張りたまえ」
リーブ「ええ、頑張らさせてもらいますよ」

179713:2007/07/12(木) 15:31:06

ルーファウス「やれやれ、だな」
イリーナ「わざわざ相手をしなくてもWROの資金を脅しに使えばよかったんじゃないですか?WROの資金はほとんど神羅が出してるんですから」
ツオン「あれはあれで神羅の役に立つ組織だ。関係悪化は防ぎたい」
ルーファウス「そうだな…それもある、が」
イリーナ「ある、が?」
ルーファウス「…WROに期待もしているのだよ」
ツオン「期待…?ですか」
ルーファウス「案外、あの島の秘密を一番最初に解くのは彼らかもしれんと考えてね」
イリーナ「はあ…」
ルーファウス「誰が秘密を解くにしろ最終的には得をするのは我々だ。経過はどうでもいいのだよ」
ツオン「…」
ルーファウス「何故あの島に古代種は秘密を隠した?何故モンスターに知性を産む?古代種の後あの島にやってきたのは何者だ?その古代種の島が何故ジェノバにしか見つけられない?」
イリーナ「…」
ルーファウス「とにかく謎だらけなんだ、あの島は。その謎を解いてくれるなら誰でもかまわんよ」
ツオン(その謎だらけの島に何故ジェノバとセフィロスを送り込んだ?社長…私達にも明かせない秘密がまだあると言うことか…?)

180714:2007/07/20(金) 21:56:36
セフィロス「………」
シャクレ「クエエ(さっきからセフィロスずっとあの調子だよう)」
レノ(社長は何考えてんだ!?セフィロスにジェノバを渡したらなにすっかわかんないぞ、と!」
ルード(わからん…本当に何を考えているんだ…)
セフィロス「………ふぅ…」
レノ「!!」
ルード「!!」
セフィロス「クックック…ルーファウスめ…やってくれるではないか…」
シャクレ「クエエ(セフィロス…何かわかったの?」
セフィロス「さっきから話しかけているが全然反応がない」
シャクレ「クエ(反応?)」
セフィロス「確かにコレは母さんの細胞だがもう死んでいる…いや、表現的に正しくないな。活動を停止しているというべきか」
シャクレ「クエエ(どういうこと?)」
セフィロス「母さんには違いないが細胞が少なすぎて生命体としての活動ができていない状態だ」
レノ「あのーセフィロス一ついいかなっと」
セフィロス「何だ」
レノ「いやあのジェノバを手に入れてなんかこの星を滅ぼしてやるーとか宇宙船地球号ーとか思ったりしてないだろうな、と」
セフィロス「それをさっきから話しかけているのだが反応がない」
レノ「じゃあ、この星をどうこうしようってのは今のところ無いんだな、と」
セフィロス「いまのところな」
ルード(…じゃあ、ジェノバの反応があったら何かするつもりだったのか…)

181715:2007/07/20(金) 21:57:24
セフィロス「トンベリの話によるとこの島は母さんの力がないと見つけられない島らしい」
レノ「お、それ初耳」
セフィロス「ルーファウスがこの島を見つけたときには母さんの力はまだあったらしいな」
シャクレ「クエエ(ルーファウスは何処でこの細胞を手に入れたの?)」
セフィロス「カダージュの時にすべて消滅していたと聞いていたがな」
ルード「実は今まで黙っていたんだが…」
レノ「神羅が見つけていたのは首だけじゃなかったんだぞ、と」
セフィロス「ほう…どういうことだ」
ルード「ジュノン・コスタ間に連絡船がある」
レノ「そこで正体不明の生命体の細胞を手に入れてたんだぞ、と」
ルード「そのまま本社の実験室に保管されていた」
レノ「で、そのあとメテオで本社はめちゃくちゃ」
ルード「ジェノバだと気付いたのはそのあとのことだ」
レノ「俺らが発掘したんだよ、と」
セフィロス「初耳だ。どうして今まで黙っていた…答えによっては…」
レノ「いや俺らも忘れてたんだぞ、と」(お前に言ったらなにすっかわかんねーだろーがよ、と)
ルード「六畳間に閉じ込められたり旅したりいろいろあったからな」(世界平和のためだ)
セフィロス「ふん…まあいいだろう。で、だ。母さんの力を失ったのはいつだ」
レノ「それは知らないぞ、と」
ルード「少なくとも社長がこの島を見つけたときには力はあったはずだ」
セフィロス「いつルーファウスはこの島を見つけたんだ」
レノ「さあ?」
ルード「大分前のはずだが…」
セフィロス「本人に問いただしてみるか」

182716:2007/07/20(金) 21:58:14
ツオン「社長、あの島からのコールです」
ルーファウス「つなげ」
セフィロス『おい、貴様がこの島を見つけたのはいつだ』
ルーファウス「いきなり何の話だ」
セフィロス『いいから答えろ。いつだ』
ルーファウス「カダージュたちの事件があった頃だな」
セフィロス『その時には母さんはまだ力があったわけだな』
ルーファウス「力があった?どういうことだ」
セフィロス『どういうことだとはどういうことだ』
ルーファウス「力があった、と言ったな。と言うことは今は力を失っているとでも言うのか」
セフィロス『そのとおりだ。いつ母さんは力を失ったんだ』
ルーファウス「…………」
セフィロス『おい、黙るな』
ルーファウス「その島に行くまで活動は確認している。力を失ったとしたらその島に着いてからだ」
セフィロス『そうか、わかった』ブッ…
ルーファウス「ツオン君、あの島でジェノバは力を失ったそうだ」
ツオン「………」
ルーファウス「何故だと思う」
イリーナ「たまたま寿命がきちゃったとか」
ルーファウス「地層の中で何世紀も眠っていた生命体がか?」
ツオン「あの島の環境、ですか」
ルーファウス「それが妥当な答えだろうな…しかしジェノバが力を失うとは…想定外だな」
ツオン「WROはどうするつもりでしょうか」
ルーファウス「さあ…?」
ツオン(……さあってあなたが発端でしょうに…)

183717:2007/07/20(金) 23:07:35
レノ「ジェノバにしか見つけられない島なのにその島に来たジェノバが力を失うって矛盾してないか、と」
ルード「そもそも古代種の秘密に島なのにジェノバにしか見つけられないというのが矛盾している」
シャクレ「クエエ(そもそもジェノバって何なの?)」
レノ「う…」
ルード「よくは…わかりません」
セフィロス「母さんは遥か昔、この星にやってきた偉大な生命体だ」
レノ「エイリアンだぞ、と」
セフィロス「この星の支配者となるべく古代種と戦ったのだ」
シャクレ「クエエエ(じゃあさ、古代種の秘密の島に来たら力を失うってのはそのままじゃないの)」
ルード「古代種の罠…か」
レノ「じゃなんでその秘密の島がジェノバにしか見つけられないんだ?」
一同「………」

184718:2007/07/20(金) 23:08:05
トンベリ「ソンナコトモワカラナイノカ」
レノ「おわあ!!びっくりしたぞ、と」
セフィロス「何時からいた」
トンベリ「電話シテイタトキカラ」
シャクレ「クエエ(随分前からいたんだね)」
トンベリ「冷蔵庫ノ中漁ラセテモラッタ。碌ナ物入ッテナイナ」
ルード「何時の間に…?」
セフィロス「何故古代種の島がジェノバにしか見つけられない?」
トンベリ「言ッテイイモノカ…?秘密ダカラナア」
セフィロス「ここまで言って秘密は無しだ。無理にでも調べるぞ」
トンベリ「マアイイカ」
セフィロス「今度は随分素直だな。あの実験室にいた奴とはえらい違いだ」
トンベリ「トンベリニモイロイロイルトイウコトダ」
セフィロス「で、何故なのだ」

185718:2007/07/20(金) 23:08:41
トンベリ「昔災厄ハ古代種ト戦ッタ」
セフィロス「で?」
トンベリ「災厄ハ狡猾ダ。災厄ハ古代種二化ケタ」
レノ「あー、なんかのレポートで呼んだことがある気がするぞ、と」
ルード「ガスト博士のレポートだ」
セフィロス「読んだことないぞ」
ルード「神羅屋敷には無かったからな。知らなかったのか」
セフィロス「擬態したと言うのはライフストリームの情報で知った。レポートは知らんぞ」
トンベリ「続ケルゾ。災厄ノ擬態ハ完璧ダッタ。ソレコソ古代種ノ秘密ノ島ニ入リコメルマデニ。ソシテ古代種ハ滅ビコノ島ヲ見ツケラレルノハ災厄ダケトナッタ」
セフィロス「なら何故ジェノバは力を失うのだ?擬態ハ完璧だったのだろう?」
トンベリ「知ラン」
シャクレ「クエ…(知らんってあんた…)」
トンベリ「知ランモノハ知ラン」

186720:2007/07/20(金) 23:11:48
レノ「そーいや、ジェノバは力を失ったけどセフィロス元気だよな、と」
ルード「そういえばそうだな…」
トンベリ「ナンダカンダイッテモオマエモ人間ノ子トイウコトダ」
セフィロス「なっ何を言う。私は神となるべく生まれてきた子だ。この島の罠が利かないのもきっと神である私には…」
シャクレ「クエエ(セフィロス、自分でも何言っているかわかんないでしょ)」
セフィロス「神である私は母に利かなかった罠も利かん完璧な存在として…」
トンベリ「飯ニシヨウ。飯」
ルード(食っていく気か!?)
レノ(何処までずうずうしいんだこのトンベリは!!)
トンベリ「ビーフストロガノフガ食ベタイ」
ルード「そんなものない!!」
トンベリ「ナラ寿司デイイ」
ルード「だからない!!」
シャクレ「クエクエ(結局いつもどおりだねぇ)」
レノ「俺はジェノバがこの島に来たって聞いてびびったぞ、と」
トンベリ「フォアグラ…」
ルード「ない!!」

187721:2007/07/21(土) 18:15:56
続きキター。展開がまったく予想出来ない。この先一体どうなるんだ?
なんかジェノバの秘密とか出てきて、シリーズで一番深くなりそうだ

期待あげ

188722:2007/07/21(土) 20:35:06
神羅・正宗豆研究所

ヴィンセント「神羅の研究所に潜入した」
シェルク『こちらでも確認しました。目標は正宗豆の入手、本作戦は隠密作戦です。あらゆる痕跡を残してこないでください』
ヴィンセント「デスペナルティも麻酔銃に改造させられた」
シェルク『私もこの作戦を携帯からサポートします』
ヴィンセント「了解だ。作戦(ミッション)を開始する」

189723:2007/07/21(土) 20:35:38
5分経過
シェルク『ヴィンセント、何をしているのですか』
ヴィンセント「ダンボールを被っている。スニーキングミッションには付き物だと聞いた」
シェルク『ダンボールが歩いたらそれこそ不自然でしょう』
ヴィンセント「そうでもない。さっきから何人かすれ違った」
シェルク『もう…好きにしてください』

190724:2007/07/21(土) 20:36:19
10分経過
ヴィンセント「思ったより広いな。これでは豆が何処にあるのかわからない」
シェルク『内部の人間に尋問したほうがいいかもしれません』
ヴィンセント「そうだな…」
シェルク『ヴィンセント、CQCの基本を思い出して…」
ヴィンセント「CQC?なんだそれは」
シェルク『なんとなく言ってみただけです』

191725:2007/07/21(土) 20:37:17
15分経過
ヴィンセント「…動くな」
警備兵「ひいい!!」
ヴィンセント「質問に答えろ…豆のある場所は何処だ」
警備兵「ち、地下の第二実験室です!!」
ヴィンセント「眠ってもらう」パシュッ
警備兵「グウ!!…ZZZ…zzz」
ヴィンセント「豆の場所がわかった、地下だ」
シェルク『では地下に向かってください』
ヴィンセント「…む、この警備兵、認識票(ドッグタグ)を落としている…ガクト?」
シェルク『よくある名前です』
ヴィンセント「そうだな」

192726:2007/07/21(土) 20:38:24
1時間経過
ヴィンセント「第二実験室…ここだな」
シェルク『なんだかんだで10個認識票が集まりましたね』
ヴィンセント「銃を向けるだけで皆落としていく…なんなんだ、これは」
シェルク『帰ったら新しいバンダナを作りましょう』
ヴィンセント「?…とりあえずHPMPを回復するか」
シェルク『気をつけてください。もう侵入したのはばれている可能性が高いです』
ヴィンセント「エリクサーを使うとしよう」ごくごく
ヴィンセント「さて入るか」
???「はっはっはー!!待っていましたよ!!」
ヴィンセント「何者だ…フン、イリーナか」
イリーナ「なんですか、そのリアクションは。これでも一応ここのボスですよ」
ヴィンセント「…戦う気か」
イリーナ「それが任務です」
ヴィンセント「お前と私で勝負になると思っているのか」
イリーナ「実力差は承知の上!!しかし私はタークスとして!!」
パシュッ
イリーナ「まけるわけにはいはにゃいにょでしゅ……zzz」
ヴィンセント「悪いな…」
シェルク『豆を回収しましょう』
ヴィンセント「そうだな……これだな。目標を奪取。離脱する」
シェルク「お気をつけて」

ミッション・コンプリート!!

193727:2007/07/23(月) 14:35:45
ちょw懐かしのゲーム仕様か。そんなに昔でもないが
イリーナかわいいな。いる意味なかったけどw

194727:2007/07/28(土) 02:15:50
ボス弱いw
中ボスにもなれてないぞイリーナぁぁ

195728:2007/08/01(水) 20:36:21
セフィロス「うーーむ…」
シャクレ「クエエ(セフィロスどうしたの)」
セフィロス「母さんをどこに置こうかと思ってな…金庫があればいいのだが」
シャクレ「クエエ(そんなものないしねえ)」
セフィロス「やはりだな。ルード、ここに神棚を作って…」
ルード「駄目だ」
セフィロス「むう…」
シャクレ「クエエ(またミニマムすればいいじゃない)」
セフィロス「それだ!!よく気づいたな」
レノ「そーいえばセフィロス、いつから魔法使えるようになったんだ?この島に持ってきてなかっただろ、と」
セフィロス「てきのわざは最初から持ち込んだものだ。真っ白だったがな」
レノ「今なんのマテリア持ってんだ、と?」
セフィロス「てきのわざ(無論マスターだ)、マスターまほう」
ルード「マスター魔法はどこで?」
セフィロス「例の洞窟で」
レノ「いつ?」
セフィロス「3月あたりだったな。何故そんなことを聞く」
ルード「そのマテリアがあればあの時(ノロ)助かったのになと考えただけだ。3月ならいい」

196729:2007/08/01(水) 20:37:07
シャクレ「クエエ(で、そのジェノバどうするの?)」
セフィロス「うむ。ミニマムしておこう」
ぽん。しゅわしゅわしゅわ
セフィロス「さて、キーホルダーにでもしておこう」
レノ「セフィロス、鍵も携帯も持ってないだろう」
セフィロス「なに、このコートの袖に穴を開けてだな…で、こうつける」
ルード「なるほど、それなら安全だ」

197730:2007/08/01(水) 20:38:37
WRO
リーブ「ヴィンセント、戻ってきて早速で悪いのですが、あの島へ飛んでください」
ヴィンセント「また任務か」
リーブ「特A級任務です。例の島へ行ってセフィロスからジェノバを奪取してください」
ヴィンセント「何故私なのだ」
リーブ「WROにあなた以上のエージェントはいませんからね」
ヴィンセント「仕方がない…か」
シェルク「私も携帯からサポートします」
リーブ「ではヴィンセント、頼みましたよ」
ヴィンセント(気楽に行ってくれるものだな…)
リーブ「どうかしましたか?」
ヴィンセント「いや…何も」

198731:2007/08/01(水) 21:48:55
ヴィンセント「例の島に侵入した」
シェルク『こちらでも確認しました。目標はジェノバの入手、本作戦は隠密作戦です。あらゆる痕跡を残してこないでください」
ヴィンセント「まさか、潜水艦から泳がされるとは思わなかった」
シェルク『飛空挺をつかったら一発でWROだとわかってしまいます』
ヴィンセント「それもそうだな…さて、作戦(ミッション)を開始する」

199732:2007/08/01(水) 21:49:35
ヴィンセント「さて、連中の家に着いたが…どうしたものか」
シェルク『寝るのを待つというのはどうですか』
ヴィンセント「そうだな、真正面から行ってセフィロスに勝てるとは思えん」
シェルク『貴方にも勝てない相手がいるのですね』
ヴィンセント「だがこういう手もある…全体化スリプル!!」

200733:2007/08/01(水) 21:50:45
家の中
ルード「うっ!!…………………」
レノ「ぐわっ!!…………………」
セフィロス「くっ!こ、これはスリプル……………………」
シャクレ「クエ…………………」
四人「ZZZ…zzz…」
ヴィンセント「さて、何処にある?」
シェルク『よく探してください…必ずあるはずです」
ヴィンセント「戸棚…ない。見たところ隠せるような場所はないが…」
シェルク『誰かが身に着けているのかもしれません』
ヴィンセント「あるとすればセフィロスだろうな…ポケット…ない……む、なんだこれは」
シェルク『どうしました』
ヴィンセント「服の袖にキーホルダーをつけている…そうか、ミニマムか…これだな」
シェルク『ありましたか?』
ヴィンセント「ああ、あった。目的を奪取した。今から脱出する」
セフィロス「……っく……な………何者だ…」
ヴィンセント「!!」
シェルク『ヴィンセント、脱出してください!!』
ダッ!!
セフィロス「か、母さんが……ま…待て…っく……zzz」

201735:2007/08/01(水) 22:15:34
なんかセフィロス可哀相だな
せっかく感動の再会をしたのにいきなり奪取されるとは

あと関係ないがレス番がズレてる。727が二つあったから
ズレるんじゃないかと思ってた。修正しときました

202736:2007/08/11(土) 18:58:36
セフィロス「母さん…orz」
レノ(やれやれ…物騒なものがなくなってよかったぞ、と)
ルード(全くだ…)
セフィロス「犯人め…見つけたらただではおかんぞ!!」
シャクレ「クエックエ(でも誰かわかんないんでしょ?)」
セフィロス「いや…この島の存在を知っているとなると数は限られる…神羅だな!!」
レノ「いやいやいやいや」
ルード「もともとこの島にジェノバを持ち込んだのは社長だ」
レノ「それをわざわざ奪うとは考えられないぞ、と」
セフィロス「となると…WROか!!」
シャクレ「クエエ(WROだとすると飛空挺でしょ?一発でわかるよ)」
セフィロス「ならば何者だというのだ」
シャクレ「クエ(さあ…?)」
セフィロス「ああ…母さんが活動を再開してくれればすぐに位置を感じ取ってやれるものを」

203737:2007/08/11(土) 18:59:49
潜水艦内部
ヴィンセント「…と、いうわけで任務は成功だ」
シェルク『痕跡を残してこなかったでしょうね』
ヴィンセント「ああ、ぬかりはない」
シェルク『あの英雄にWROとばれたらたまりませんからね』
潜水艦艦長「そのために飛空挺じゃなくてわざわざ潜水艦を使ってんですから安心してくださいよ」
ヴィンセント「…だそうだ」
シェルク『わかりました…帰還を待ってます』ぶつっ
艦長「ところで例のジェノバは?」
ヴィンセント「ああ、私が持っている。この箱の中だ」
艦長「ずいぶん小さいんですね」
ヴィンセント「ミニマムがかかっているからな」
艦長「このサイズなら暴れても大丈夫ですね」
ヴィンセント「そうならないことを願おう」

204738:2007/08/11(土) 19:00:42
ルクレツイア「ヴィンセント…」
ヴィンセント「なんだい…ルクレツイア」
ルクレツイア「ヒッポロ系ニャポーンって知ってる?」
ヴィンセント「ひっぽ…?」
ルクレツイア「ヒッポロ系ニャポーン」
ヴィンセント「さあ…わからない」
宝条「うにょらー!!」
ルクレツイア「とっぴろきー!!」
宝&ルク「きろきろー!!」
ヴィンセント「????」
ルクレツイア「ヴィンセント…あなたノリが悪いわね」
ヴィンセント「すいません…」
宝条「ルクレツイア君…こんなノリの悪い男はいいから向こうでサニー・サイド・アップ(目・玉・焼き)について語り合わないかね」
ルクレツイア「ええ、博士、そうしましょう」
ヴィンセント「あ…」

205739:2007/08/11(土) 19:01:14
という夢をヴィンセントは見た

206740:2007/08/11(土) 19:02:01
ヴィンセント「なんという悪夢だ…」
ああ…サニー・サイド・アップ…いったい何の呪文だったんだ、あれはいつのことだったか…思い出せないな
ジェノバは…ああそうか、仮眠するからクルーに見張らせていたな
艦内放送『居住区で火災発生!!居住区で火災発生!!クルーは直ちに消火活動に…」
火災……………………………………ジェノバか!!
考えると同時に銃を持って走り出していた
ジェノバ相手に私一人で立ち向かえるだろうか…クラウドあたりを連れてくるべきだったか
ヴィンセント「居住区…ここだな」
クルー「あっ!!ヴィンセントさん!!あの化け物が急に眼を覚まして!!火災のほうはどうにかしますからあの化け物どうにかしてください」
ヴィンセント「火災はどうにかなるのか…?」
クルー「どうにかしないと沈没ですよ」
ヴィンセント「私の銃は今麻酔銃に改造させられているんだ」
クルー「なんでもいいからあの化け物どうにかしてください!!」
ヴィンセント「わかった………で、ジェノバはどこだ」

207741:2007/08/11(土) 19:02:38
ヴィンセント「……ずいぶんと可愛らしいサイズだな」
ジェノバ「シャーーー!!」
クルー「あああ…こんなに火をつけて!!」
消火器ぶしゃー
ジェノバ「シャ、シャ、シャー!!」
ヴィンセント「消火器でダメージ食らってるではないか」
クルー「気をつけてくださいよこんなでもレーザー撃ってきますから」
ヴィンセント「さて…この銃(麻酔銃)が効けばいいが」
ばしゅっ!!
ジェノバ「ZZZ…zzz」
ヴィンセント「効いた」
クルー「あーあ、こんなに燃やして」
消火器ぶしゃー

208742:2007/08/11(土) 19:03:11
クルー「そいつ(ジェノバ)、どうするんですか」
ヴィンセント「海に沈める……リーブか?」
リーブ『はい、何ですか?』
ヴィンセント「ジェノバのせいで潜水艦で火災が起きた」
リーブ『ええ!!それで船は無事なんですか!?』
ヴィンセント「ああ…火災も収まった…それでリーブ、このジェノバこちらで処分してもいいか」
リーブ『え?…ええ。もともと処分するつもりでしたから』
ヴィンセント「わかった。こちらで処分させてもらう」
クルー「沈めるって言ったって…潜水艦は簡単に外に出られるわけじゃないんですよ」
ヴィンセント「魚雷を使う」
クルー「ああ、なるほど」
ヴィンセント「魚雷の先にでもくくりつければいいだろう」
クルー「了解しました…艦長に許可もらってきます」
一時間後
艦長「発射!!」
ばひゅーーーん
艦長「これでもう浮かんでくることはないでしょうな」
ヴィンセント「だといいがな」
やれやれ…最近働きすぎだ。帰ったら絶対に休みをとろうと心に誓うヴィンセントであった

209743:2007/08/11(土) 20:39:54
ヴィンセントの夢テラワロスwww
消化器でダメージウケるジェノバギザカワユスw
1000レスまでの残り時間258プライスレスwww

210744:2007/08/12(日) 01:00:14
ジェノバ目覚めてるよな
てことはセフィロスに居場所ばれたんじゃね?

211745:2007/08/12(日) 16:45:30
ジェノバが目覚めるのとほぼ同時刻

セフィロス「………………………………………………」
レノ「(ひそひそ)セフィロスはさっきからどーしたんだ、と?」
ルード「(ひそひそ)ジェノバを探しているんだそうだ」
シャクレ「(ひそひそ)クエクエ(集中してるねえ)」
レノ「(ひそひそ)どこまでわかるもんなんだ?」
ルード「(ひそひそ)さあ…」
セフィロス「………………ええい!!さっきからひそひそひそひそうるさい!!わからんではないか!!」
レノ「そんなこといわれてもだぞ、と」
ルード「あんたのその…レーダー(?)どこまでわかるんだ?」
セフィロス「私をあの3兄弟と一緒にするな。この星の上なら(ジェノバが生きていれば)どこにいてもわかる」
シャクレ「クエクエ(そりゃたいしたもんだね)」
レノ「でもわからないんだろ、と」
セフィロス「待て!静かにしろ!!!」
レノ「いきなりなんだよ、と」
セフィロス「母さんが………目覚めた」
レノ「まじかよ、と」
セフィロス「この島から相当離れている…が!この姿なら3時間でいける!!」
レノ「久々の烏賊化だな、と」
セフィロス「では行ってくる」ばささささ

212746:2007/08/12(日) 16:46:11
一時間後
セフィロス「母さんからの信号が消えた…だが、場所はわかっている!!

213747:2007/08/12(日) 16:46:54
二時間後、(魚雷を発射した地点)
セフィロス「ここだ…母さんからの信号が消えた場所…周りに島のようなものはない…とすると海中か!!」
潜るか…いや、この体は飛べるようにできてはいるが羽は海鳥のものではない…水を吸うと重くなって飛べなくなってしまう
セフィロス「どうする…母さんの信号が消えてから大分時間がたつ…」
いくらジェノバとはいえ深海で生きていけるものなのか?潜るなら早くしなければ…
クッ…ええい、私は運搬船からコスタ・デル・ソルまでゴールドソーサーのチケット片手に泳ぎきった男だ
セフィロス「潜るしかあるまい!!」ばささささ!!ざっぱーん
深く、深く、深く…………………いかん、息が……もたん
よくよく考えてみれば……運搬船からコスタ・デル・ソルまで泳ぎきったのは…
私ではなく……私に化けた母さんだったな…いかん、意識が…………………
……………………………………………………………
………………………………………………
…………………………………
……………………
………

214748:2007/08/13(月) 00:42:46
セ、セフィロスーーー!!

215749:2007/08/17(金) 17:33:20
ここは…どこだ?…いや、私はこの場所を知っている…散々流されたからな
ここは…ライフストリームの中…海に中にいたはずだが…いつの間にか星に流されたか
この私が魔晄中毒になることはないが……………
………………………………………
そういえば…ライフストリームの中に潜るのは久々だな………
古代種…ザックス…いるのか?…いるなら返事をしろ……………
………………………………………………………返事はない、か
…………………………………………………
…………………………………
…………………

216750:2007/08/17(金) 17:34:06
さて、やることがないというのも癪だな…
あの島の情報でも集めるか…………ライフストリームから必要な情報を…
あの島の本当の秘密は何だ…?《………だ》
そんなものが本当にあるのか…《ある》
使われたことは《ない》
ジェノバだけがそれを見つけられるのは何故だ《古代種に…擬態…すり抜けられる…情報…古代種の第一の罠…効かなかっ…》
ジェノバが力を失うのは《古代種の第二の罠…保険…》
我々以前にあの島にいたのは誰だ《…人間だ》
そこで何が起きた《繰り返した…実験…島の消滅…早まった…モンスターの反乱》
島の消滅とは何だ《増えた知性…島の消滅…古代種の最後の罠》
何故この島の生物に知性が増える《…は逆に…でもある。それを…するための尖兵にする》
それも古代種が?《そうだ》
……………………………………なるほどな《質問は以上か》
その………はあの島の何処にある《……にある》
なるほど、ルーファウスがこの島の開拓だけで言いというわけだ。しかし、島の消滅についてはどうするつもりだ
さて、どうする。レノ達に話せばルーファウスに情報がいくだろう
あのボンボンがこの秘密を知ったらどうするだろうか。軍を出してくるかも知れんな。黙っていなくては
せっかくあの島の開拓がうまくいっていたというのに古代種も余計なことをするものだ
…………………………………………………さて、そろそろ出るか
…………………………………
…………………

217751:2007/08/17(金) 17:34:55
セフィロス「………ぶは!!」
村人A「おお、気づいた」
セフィロス「ここは、どこだ」
村人B「ミディールだ。あんたライフストリームから飛び出してきたんだ」
セフィロス「ミディールか…結構流されたな」
村人A「ライフストリームから出てきてそんなに健康そうな人をはじめてみたよ」
村人B「ああ、普通魔晄中毒でまともに歩けんよ」
セフィロス「私は特別製だからな…さて、あの島まで戻らんといかんな」ばささささ!!
村人A「はっー、羽が生えて飛んでったよ」
村人B「珍しい物見たのう」

218752:2007/08/17(金) 17:35:45
レノ「おう、おかえりィ」
セフィロス「ただいま」
ルード「ジェノバは?」
セフィロス「海の底だ。さすがの私でも手が出せん」
シャクレ「クエエ(神羅が潜水艦持ってるんじゃないの)」
セフィロス「いや、もう信号を感じない…さすがの母も生きてはいまい」
レノ「……なんというか」
ルード「ご愁傷様です」
セフィロス「いえいえ」
レノ「ちょうどお盆だ。送り火をするぞ、と」
シャクレ「ケエエ(いい考えだね、レノ)」
セフィロス「………………」
シャクレ「クエクエ(ほら、英雄、送り火!!)」
セフィロス「わたしはいい。お前らだけでやってくれ」
レノ(英雄どうしたんだ、と)
ルード(さあ…)
セフィロス「私は疲れた…先に寝るぞ」ぎぎ、ばたん
セフィロス(…あいつらにだけでも本当のことを教えてやるべきか…?いや、駄目だ。ルーファウスが出てくる)
レノ「しょーがないから俺らだけで送り火やるぞ、と。ルード、火つけろ」
ボッ
ルード(南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏)
レノ(どうか、迷惑かけずに素直に成仏してくださいだぞ、と)
シャクレ(セフィロス、様子が変だった。相談してくれればいいのに…)

219753:2007/08/18(土) 20:05:34
溺れてもくたばらないのは流石英雄といったところか
セフィロスがライフストリームの中で得た情報ってなんだろ

220754:2007/08/21(火) 14:01:53
あれ?エアリスとザックスはどこ行ったん?

221755:2007/08/21(火) 22:18:54
セブンスヘブン・セフィロスがライフストリームに潜るのと同時刻

ユフィ「まったくさー、リーブのおっちゃんは仕方ないとしてヴィンセントまで来ないなんてさー」
ティファ「ヴィンセントだってWROの仕事で忙しいって言ってたわよ」
ユフィ「まったくさーせっかくのお盆なのに集まり悪いっつーの」
バレット「なんだ俺だってきついスケジュール調整したのによう」
ユフィ「バレットにゃきいてないよ」
ケット・シー「ま、ま、ま。WROも今色々あるんですわ。だから僕がマスター(リーブ)にかわって来ましたさかい」
シド「おまえじゃ酒が飲めねえだろうがよ〜っと」
ティファ「なにシドもう瓶開けてるの?」
シド「はいはーい飲んでるぜ〜」
ユフィ「あっいいな!!あたしにも一口くれ!!」
シド「お子様はジュースで我慢しろや」
ユフィ「お子様じゃないよーだ!!もう二十歳超えてるもんねーだ…ってあれ?超えてたっけ?超えてなかったけ…?」
バレット「そんなあやふやじゃ飲んじゃいけねえよ」
レッド13「おいらと一緒にオレンジジュース飲もうよ」
ユフィ「へっ!!オレンジジュースなんてお子様の飲むもんだよ」
レッド13「おいらはお子様なんかじゃない!!もう50歳超えてるんだぞ!!グルルルルル!!」
ユフィ「おつむのほうはお子様じゃんか!!」
レッド13「お子様のユフィにお子様なんて言われたくないね!!」
ユフィ「やるか!?」
レッド13「やるぞ!!」
デンゼル「そうやってすぐむきになるところがお子様なんだと思うけど」
マリン「デンゼル、しっ!!本当の事言っちゃ駄目!!」
ユフィ&レッド「!!」
シド「おっ!!いうじゃねえか2人とも!!」
バレット「火に油を注ぐようなもんだと思うぜ」
ティファ「ユフィ、レッド、デンゼルとマリンのいうとおりよ。喧嘩をやめなさい。ユフィ、少しならお酒飲んでもいいけどシドやクラウドと同じペースで飲んじゃ駄目よ。この人たちは特別なんだから」
ケット・シー「あれ、そのクラウドはんは?」
ユフィ「あれ、本当だ。いないじゃん」
ティファ「ザックスのところ、そろそろ(エアリスの)教会に行かないといけないのに」
レッド13「じゃ、おいら迎えに行ってくるよ」
ケット・シー「ほな、わいもいきましょか」
ティファ「お願いね、2人とも」

222756:2007/08/21(火) 22:19:27
ミッドガル郊外、ザックスの墓

クラウド「…………………………」
ザックス(……………………なんだよ)
クラウト「゙…………………………」
ザックス(……………………言いたいことあるなら言えよ)
クラウド「おまえはいいよなCCで主役になれて」
ザックス(何お前嫉妬してるの!?自分はめちゃくちゃ出演作あるくせに!!)
クラウド「腐女子人気様様だな」
ザックス(お前がそれを言う!?…ってゆーか荒れる話題出すなよ!!)
クラウド「まあ俺も16歳クラウドで新たな人気を獲得するがな」
ザックス(っていうか、お前俺の墓に何しにきたの!?嫌がらせ!?)
クラウド「次また来年来る…CC発売後だな…どんな作品になるか楽しみだよ…いろんな意味で」
ザックス(どーいう意味だ!!)
ケット・シー「クラウドはーん!!」
レッド13「迎えに来たよ」
クラウド「ああ、世話かけたな」
ケット・シー「クラウドはん、ザックスさんとよく話せましたか?」
クラウド「ああ」
レッド13「セブンスヘブンに戻ろうよ」
クラウド「ああ、戻ろう………………じゃ、お先に」バイクでブロローン
ケット&レッド「ちょwwwwおまwwwww」

223757:2007/08/21(火) 22:20:05
旧スラム5番街、花のある教会

シド「教会なのにお盆ってのはどーなのよ」
ティファ「細かいこと言わないでよ」
エアリス(別に私もどーでもいいわよ)
ユフィ「………………」
レッド13「どうしたの、ユフィ?」
ユフィ「………………気持ち悪い」
バレット「飲みすぎだぞ」
ユフィ「………………吐きそ」
エアリス(ちょっとここではやめてよ)
ティファ「ちょっとユフィ、教会の中では我慢してよ」
シド「たいして強くないのに無理して俺様に付き合うからだよ」
クラウド「俺達、ここに何しに来たんだ」
ティファ「そうそう、送り火よ、送り火」
ケット・シー「なす牛も用意したことですし」
エアリス(これに乗れっていうの?)
バレット「用意できたぞ」
クラウド「ファイア!!」
ティファ「全員、黙祷!!」
全員「……………………」
エアリス(なんか、えらく体育会系な見送り方ね…ま、いいけど。また来年、ね)

224758:2007/08/21(火) 22:20:44
ライフストリームの中
エアリス「今年もいいお盆だったわね」
ザックス「俺はそうでもなかった」
エアリス「何があったの?」
ザックス「いや、なんでもないよ。とりあえず、俺疲れた。寝る…」
エアリス「私も久々で疲れた、かな。私も寝よ…」
セフィロス「………………代種…ックス…るの…?………なら返……しろ」
ザックス「zzz…zzz」
エアリス「zzz…zzz」

225759:2007/08/22(水) 21:32:16
ちょwクラウドwww

226760:2007/08/23(木) 21:57:46
ROMの疑問にすぐさま答えてくれる
職人さんの職人芸と優しさに感動

227761:2007/08/23(木) 23:48:51
セフィロス「………………………」
シャクレ「クエックエ(セフィロスなんか元気ないね)」
レノ「おっかさん死んじまったんだ。仕方ないぞ、と」
シャクレ「クエエ(なんとか元気付ける方法ないかなあ)」
レノ「仕方ねーな、と」

翌日
セフィロス「なんだシャクレ、見せたいものとは」
シャクレ「クエクエ(いいからいいから、始まるよ)」

228762:2007/08/23(木) 23:49:33
レノ&ルード「はいはいはいはーい、どうも〜」
レノ「いや今日はね、漫才するってことになりましてね、と」
ルード「神羅の忘年会でよくやっていたものですね」
2人「じゃ、はじめましょー」
レノ「そういえば最近は携帯は誰もが持ってますよね、と」
ルード「そうだな。小さい子供から大きいおばあさんまで」
レノ「別に大きくはないけどな、と」
ルード「だが、それだけ多くの人が持ち出すと問題が起こるからな」
レノ「例えばなんですか?」
ルード「長電話」
レノ「…。 いやそれは別に問題じゃないだろう、と」
ルード「問題だ、ずっと電話して、のどガラガラにして、食べ物がのどを通らなくなって、死に至る」
レノ「そんなガラガラになるほどシャウトすんな! しかも、それは考えすぎだろ、と! 携帯での問題ったら電車での電話だろう、と?」
ルード「ああ、それが言いたかった」
レノ「嘘つけ!全然違うこと言ってたぞ、と! 電車で話してる人多いですよねーっと」
ルード「ほんと多いな」
レノ「寝てる人とかも居るのに迷惑だぞっと」
ルード「電車なんて10割の人が寝てるがな」
レノ「それ寝すぎだぞっと! それもう宿だろっと。 っていうか10割だと運転手も寝てるそ、と!!!」
ルード「いやいや、運転手が携帯で電話してる」
レノ「事故るぞっと! もうええわ」
2人「ありがとうございましたー」

229763:2007/08/23(木) 23:50:11
セフィロス「………………………」
レノ(ルード、英雄笑ってないぞ、と)
ルード(こんなはずでは…次だ次)

230764:2007/08/23(木) 23:51:05
レノ「ショートコント、メリーさん」
プルルルル…
レノ「はいもしもし」
ルード「私、メリー。今、留守電中」
レノ「じゃあ、かけてくんなよっと!」
プルルルル…
レノ「もしもし」
ルード「私、メリー。今あなたの家の前にいるの」
レノ「こ…こわっ!どうしたら逃げられるんだっと!」
ガチャ…プルルルル…
レノ「…も…もしもし…」
ルード「私、メリー。」
レノ(き…きたー;俺、もう死ぬのかな…)
ルード「まだ家の前にいるの」
レノ「ええー!?」
ルード「鍵がかかってて入れないの」
レノ「は…は?お前、お化けなんだろ?すきとおってはいればいいだろ、と…」
ルード「できないの。だって初心者だもん。」
レノ「しょ…初心者ー?!」

…ガチャッ…ツーツー…プルルルル
レノ「はい…もしもし…」
ルード「私、メリー。今、私の家にいるの」
レノ「帰ったのかよっと!?�堯�

231765:2007/08/23(木) 23:51:48
セフィロス「………………………」
レノ「あの〜英雄さん?そんなにおもしろくなかったかな、と?」
セフィロス「なにがおもしろいのかわからない…」
ルード「………………………」
レノ「シャクレ、お手上げだぞ、と」
シャクレ「クエエ(セフィロスも空気呼んでよ)」
セフィロス「お前ら、もしかして私を元気付けようとしていたのか」
レノ「それ以外にこんなまねしないぞ、と」
ルード「セフィロス…母親が死んで悲しいのはわかるが3人とも心配してるんだ」
セフィロス「クックック…ハッハッハッハッハ」
レノ「?」
セフィロス「貴様らに心配されるほど私は堕ちとらんわ」
シャクレ「クエ(あ、いつもの英雄だ)」
セフィロス「大体貴様らボケと突込みがなっとらんわ」
レノ「むか」
ルード「む…(怒)」
セフィロス「私が本当の芸というのを見せてやる。見ていろ」

232766:2007/08/23(木) 23:52:22
セフィロス「英雄が使う携帯はもちろんau」
レ・ル・セ「………………………」
セフィロス「さあ、笑え」
レ・ル・セ「………………………」

233767:2007/08/23(木) 23:53:20
レノ「………………………(笑えねえぞ、と)」
ルード「………………………(つまらん)」
シャクレ「………………………(英雄…)」
セフィロス「どーした、笑え」
レノ「全然笑えないぞ、と」
セフィロス「何!?滑った!?この私が!?」
ルード「滑りまくりもいいところだ」
シャクレ「クエクエ(ま、なんにせよ英雄も元気出たみたいだしよかったよかった)」
レノ「シャクレ、強引にまとめる気だな、と」
ルード「で…この話のオチはどうするつもりだ」
3人「………………………」
ルード「………………………」
4人「………………………」
セフィロス「………………………オ」
レ・ル・シャ「オ?」
セフィロス「オチなど必要ないわ〜!!!」
レノ「む、無駄に男らしいぞ、と!!」
ルード「そうだ!!オチなど必要ない!!」
シャクレ「クエクエ(英雄いいこと言った!!)」
セフィロス「ルード!飯だ!」
ルード「おう!!」
4人「わははははははははは!!」

234768:2007/08/24(金) 00:12:16
ミス発見
セフィロス「英雄が使う携帯はもちろんau」
レ・ル・セ×シャ○「………………………」
セフィロス「さあ、笑え」
レ・ル・セ×シャ○「………………………」

235769:2007/08/24(金) 13:20:04
お笑いネタワロスw
普通に笑ってしまったwww

236770:2007/08/24(金) 16:50:49
ルードがボケ役とは、なんと斬新なwww

237771:2007/08/25(土) 02:43:51
コイツら絶対神羅の新年会で毎年漫才やってるw

238名無しさん:2007/09/09(日) 01:16:49
???『先日、一時的にとはいえ、厄災の子が私の探知可能範囲外に出たのは事実だ。そばにいながら、お前は何故阻止しようとしなかった?』
トンベリ「イヤァ、何シロ、アイツラト一緒ニスリプルデ眠ラサレタカラナァ…。
    起コシテモモラエナカッタシ、アノ状況デ阻止シロトイウノモ無理ナ話ダ」
???『阻止出来る状況にあったとしても、お前がそうしたかは疑わしいがな』
トンベリ「ドウイウ意味ダ?」
???『トンベリ族とモルボル族、厄災の監視において重要な役割を任せたはずの両種族ともが、随分と厄災の子と仲が良いようだが』
トンベリ「ソ、ソレハ……」
???『こうなった以上、直接私がやるしかないようだな
   厄災の子も、もはや私に勝てる程の力はない。さらに弱体化するのを待つより、早めに消したほうが星のためだ』
トンベリ「千ニナル前ニコノ島ゴト厄災達ヲ消スツモリカ?我等共々?
    話ガ違ウゾ!オ前ガ昔、厄災ヲ消滅サセルコトニ協力スレバ、千マデハ生カシテヤル、ト言ウカラ、我等ハ今マデ……!」
???『協力し続けてきたのだ、とでも言うつもりか?厄災の子や奴と供にいる人間達と楽しそうにしていたお前が?
   奴らとバカ騒ぎをしていたお前達のどこが、協力し続けてきたというんだ?』
トンベリ「…ソレナラ、モウ一度、我等ニチャンスヲ与エテクレ。必ズ良イ働キヲシテミセル
    ダカラ、千ニナルマデハ……」
???『残念だがお前達に任せられることなどもう何もない
   これからのことは既に別の者に指示している。あいつは、お前達やモルボル族よりも遥かに私に協力的だ
   さて、厄災の子も、全てではないとはいえこの島のことを知ったのだ、そろそろ会ってやるとしよう』
トンベリ「待テ!モウ千マデ生キルコトガ出来ナイトイウナラ、オ前ニ我等ガ協力スル理由モナクナッタトイウコトダ
    コレカラハ――」
???『……』【心無い天使】
トンベリ「グウゥ……何ヲ」
???『私に協力しないというなら、お前がとる道は中立か敵対だろう?
   どちらにしろ、私にとっては邪魔でしかない』【フレア】
トンベリ「ギャッ!」
トンベリは倒れた…
???『クックック、厄災の力、か…手に入れてしまえば便利なものだ』

239773:2007/09/10(月) 18:30:17
うおお、ボケモードから一転してのシリアスモードに…
こいつが全ての黒幕かな?

240名無しさん:2007/09/10(月) 22:38:59
そのころの3人と1羽
シャクレ「クエーク(島の奥で果物がいっぱいなってるところ見つけた!)」
セフィロス「よくやったぞ、シャクレ」
シャクレ「クエー(いくつかとってきた。みかん、柿、りんご、マスカット、メロンetc…)」
ルード「この島の気候はどうなっているのか…」
レノ「ともかく良くやったぞ、と。シャクレ、まずはマスカットを取ってもらえますか、と」
セフィロス「それは…」
シャクレ「クァック(ひょっとして…)」
ルード「ギャグで言っているのか…?」

241775:2007/09/11(火) 15:21:20
レノ「ち、違うぞっと!!」
セフィロス「何が違うんだ?」
レノ「べ、別にしゃれのつもりで言ったんじゃないんだぞ、と」
シャクレ「クエクエ(レノ、声詰まってる)」
レノ「ぐ、偶然そうなっただけだぞ、と」
ルード「しかし…わざわざ敬語にして『とってくれますか、と』と言ったな」
シャクレ「クエクエ(狙ってなきゃ敬語にはしないよね)」
レノ「おれがまるでそこの英雄みたいに寒いことしか言えないみたいなキャラにするのはやめてくれっと!!」
セフィロス「私は寒くない!!あの時はたまたま滑っただけだ」
レノ「たまたま?そうは思えなかったぞ、と。なら今面白いこと言ってみろよ、と」
セフィロス(あれ?なんか話がおかしくなってないか?)「別に今言わんでもいいだろう」
レノ「どうせ言えないんだろ、と」
セフィロス「そういうお前はどうなのだ。面白いことができる人間なのか」
レノ「神羅の忘年会では毎年漫才で爆笑とってるぞ、と。な?ルード?」
ルード「ああ、確かに」
レノ「さあ、英雄、面白いこと言えよ、と」
セフィロス(…レノの駄洒落が滑ったという話なのに何故私が追い詰められているんだ?)
シャクレ「クエ(英雄、言ってみなよ)
ルード「楽しみだ」
セフィロス(こいつら助ける気ないな…このピンチ、どう切り抜ける。考えろ。渾身のネタを!!)
レノ「さあさあさあさあ」

242776:2007/09/11(火) 15:21:54
セフィロス「ふ…」
3人「ふ?」
セフィロス「…布団が吹っ飛んだ…」

243777:2007/09/11(火) 15:22:38
レノ「…………………」
ルード「…………………」
シャクレ「…………………」
セフィロス「…………………」

244778:2007/09/11(火) 15:23:14
レノ「…さ、みんなで果物を食べるぞ、と」
シャクレ「クエ(そ、そうだね)」
ルード「じゃあ家に戻るか」
セフィロス「おい」
レノ「いやほんと、シャクレ、こんなによく見つけたな、と」
シャクレ「クエエーエ(でしょう。苦労したんだよ)」
セフィロス「頼む。スルーしないでくれ!なんでもいい!リアクションをくれ」
レノ「んなこと言われてもだぞ、と」
シャクレ「クエ(一体全体)」
ルード「どういうリアクションをしたものか」
セフィロス「つまらなかったなら素直につまらないといわれたほうがマシだ!!」
レノ「じゃあ」
ルード「つまらん」
セフィロス「!!」
シャクレ「クエクエ(本当に素直に言ったらショック受けてるし)」
セフィロス「うう…」
レノ「じゃ、さっさと帰るぞ、と」
ルード「そうだな」
セフィロス「待て!!」
レノ「んだよ、と」
セフィロス「貴様ら、爆笑できる漫才をやっているといったな。今私を笑わしてみろ!!」
レノ&ルード「めんどくさい」
セフィロス「さては笑わせる自信がないな。所詮その程度か」
レノ「自分は滑っておいて偉そうに…(怒)」
ルード「いいだろうそこまで言うなら見せてやる。本気というものを」

245779:2007/09/11(火) 15:23:55
ただいま、お笑いコンビ「ザ・タークス」による爆笑間違いなしの漫才が行われています。少々お待ちください

246780:2007/09/11(火) 15:24:41
レノ「もうええわ」
レノ&ルード「ありがとうございましたー!!」
シャクレ「クエエエ(あははははは、最高!!)」
レノ「どうだ?英雄」
ルード「シャクレの様子を見ると、俺らの勝ちだな」
シャクレ「クエエエ(あははははは)」
セフィロス「おかしいな、私にはくすりとも笑えん」
レノ「あんた、笑いのベクトルおかしいんじゃないか、と」
ルード「あれで笑えんとは…」
セフィロス「私がおかしいのか?」
レノ「あんた昔、どんな漫画やテレビ見てたんだ?」
セフィロス「漫画など読んだことがない。テレビもニュースくらいしか見ていない」
レノ「どう思う」
ルード「この島に暇つぶし用に持ってきている漫画を見せたり、テレビを見せるなどしてこいつの笑いのベクトルを分析しよう」
レノ「だな、と。じゃ、家に戻るぞ、と。シャクレ、いつまで笑ってんだ」
シャクレ「クエエエエエ(あははははは、だって赤い洗面器って…www、あはははははwww)」

247781:2007/09/11(火) 15:25:28
レノ「さあ、俺とルードが持ってきた漫画だぞ、と。読め」
セフィロス「こんなにあるのか…」
ルード「暇だからな」
つ『すごいよ!!マサルさん』「…わからん」
つ『ギャグマンガ日和』「…なんだこれは」
つ『稲中』「…どこがおもしろいんだ」
つ『吼えろペン』「…?」
つ『幕張』「…何故脱ぐ」
レノ「ギャグマンガはこれで終わりだぞ、と」
ルード「仕方ない、ストーリーマンガも見せるんだ」
シャクレ「クエエ(というかレノとルードのチョイスもなんだかなー」

248782:2007/09/11(火) 15:26:14
黙々と読書中

249783:2007/09/11(火) 15:27:20
セフィロス「クックック…ふはははははは!!」
レノ「おお、セフィロスが笑ったぞ、と」
ルード「やったな」
シャクレ「クエエ(当初の目的忘れてるし…で、何のマンガ?)」
セフィロス「クックック、シャクレ、このマンガは面白いぞ」
シャクレ「クエクエ(で、何?)」
セフィロス「いちご100%」
レノ「…………………」
ルード「…………………」
シャクレ「…………………(どっちだ?レノとルード、どっちの!?)」

(ー●д●;)←犯人

250784:2007/09/12(水) 14:33:44
ルードwwww

251785:2007/10/07(日) 21:22:29
シャクレ「クエー(CCクリアしたー)」
レノ「俺等の…」
ルード「出番…」
レノ&ルード「あれだけ…?」
セフィロス「ふむ、いいゲームだった」
シャクレ「クエ(それなりに売れたしねぇ)」
セフィロス「人間味あふれる私に新しいファンも付いたことだろう」
シャクレ「クエエ(チョコボの出番も十分!!)」
レノ「だーっ、無視すんなっと」
セフィロス「脇役は脇役らしくしていろ」
ルード「その言い方は無いだろう」
セフィロス「お前らACでもBCでもあんなに出番あっただろう。シャクレを見てみろ。アイテムとり忘れたら一切出番無いような役なのにあんなに満足してるではないか」
レノ「何がまずかったんかなぁ、と」
ルード「タークス自体の出番はあったからな。ツオンさんはまあ仕方ないとして、シスネだな」
レノ「女の子出さないと男女バランスが悪かったのかね、と」
セフィロス「それはあるだろうな、ただでさえ腐女子御用達と言われているんだ。女キャラも出さなくては」
レノ「この無人島にもCCの新キャラ出てくんのかね、と」
セフィロス「さあ、どうだろうな。死人が多いからな」
ルード「新キャラで生きているの…シスネとジェネシスくらいか」

252786:2007/10/07(日) 21:23:05
そのころ神羅

ツオン「…というわけで新キャラです」
シスネ「シスネです。よろしくお願いします」
ルーファウス「よろしく…しかし…シスネというのは偽名だろう。本当の名前を言いたまえ」
シスネ「それはできません」
ルーファウス「何故だ」
シスネ「できないものはできないんです」
ツオン「社長、大人の事情です」
ルーファウス「そうか…大人の事情なら仕方が無いな。もう一つ聞きたいことがある。本編とACのときどこにいた」
シスネ「本編のときは死亡扱いでしたから会社から身を隠していました。ACの時は…」
ルーファウス「ACの時は?」
シスネ「尺の都合上出番がありませんでした」
ルーファウス「尺の都合…」
ツオン「社長、大人の事情です」
ルーファウス「大人の事情…なら仕方ないな。私にも腹違いの兄とか出てきたしな、大人の事情で」
ツオン「社長、それははっきりしたわけではありません」
ルーファウス「おっとそうだったな。失言だ」
イリーナ「あの〜」
ルーファウス「何だ」
イリーナ「あと200ちょいってとこで、新キャラ出して大丈夫ですかね」
ルーファウス「それは職人次第だ。気に入らなければ出番を無くせばいい。メインはあくまで無人島メンバーだからな」
イリーナ「BCやCCやってない人もいるでしょうし…っていうか後付ですし」
ツオン「後付と言うな。イリーナ」
シスネ「それを言うならACだって後付よ。3兄弟が出てきた時『AC見てない人もいるし…』なんてあなた言った?」
ツオン「だから後付と言うな」
イリーナ「でも…キャラ被ってるじゃないですか。私とこの人」
シスネ「は…?」
ツオン「……」
ルーファウス「どこがだ」
イリーナ「タークスで後輩キャラで」
ツオン「確かにそこは被っているが大丈夫だ。イリーナ」
ルーファウス「シスネはできるキャラだ。イリーナはできないキャラだ」
イリーナ「なっ…できないって何ですか!?」
シスネ「そのままの意味よ。どちらかって言うとあなたアホの子キャラじゃない」
イリーナ「アホの子!?」
ツオン(…否定しない)
ルーファウス(まあ、事実だな)
イリーナ「ツオンさん!!社長!!何考えてるんですか!!大体あなた新キャラの癖にちょっと失礼じゃない!!」
シスネ「タークスとしてのキャリアはこっちのが長いんだからいいじゃない。BCやってみなさいよ。あなたが学生の頃からこっちはタークスやってんだから。いわばあなたの先輩よ」
イリーナ「先輩!?…た、確かに先輩と言えば先輩…」
シスネ「でしょ?」
イリーナ「でも新キャラ出すなら私のお姉ちゃんでもいいと思うんですけど」
ルーファウス「さすがにBCオンリーというのはな………それに名前も無い。短銃子じゃ締まらんしな」
シスネ「ま、諦めなさい」
イリーナ「うう…」
シスネ「と、いうわけでこれからよろしくね」

253787:2007/10/16(火) 23:21:40
せっかくネタ書いてもアゲないと気付かないよ

シスネ登場か。そうだよな、三兄弟もシェルクも普通に出てくるしな
この調子でジェネシスも出てきたりして

254788:2007/11/02(金) 21:58:59
レノ「いつの間にか11月だぞ、と」
ルード「時がたつのは早いものだな」
シャクレ「クエエ(この一ヶ月特に何も無かったね)」
レノ「いや、何も無くはなかったぞ、と。正宗豆やほかの食べ物の収穫みんなでやっただろ、と」
シャクレ「クエ(地味だからねぇ)」
セフィロス「トリック・オア・トリーーート!!」
レ・ル・シャ「…………」
セフィロス「フフフ、トリック・オア・トリーート!!」
ルード「ハロウィンならもう終わったぞ」
シャクレ「クエエ(確か…10月31日だよね、ハロウィンって)」
セフィロス「なに、2,3日の遅れなど問題ではない。トリック・オア・トリート!!」
レノ「大の大人がそういうことやるもんじゃないぞ、と」
ドンドンドン(ノックの音ね)
レノ「ん…誰か来たみたいだぞ、と」
シャクレ「クエクエ(ハロウィンの子供達かな?)」
ルード「で…どちら様?」
トンベリ「少シ用ガアル」
ルード「ハロウィンだな。お菓子なら用意してあるぞ」
セフィロス「私には用意してないというのに!!」
シャクレ「クエエ(トンベリの悪戯は恐ろしいもんね)」
トンベリ「オ菓子ハオ菓子デモラウ。別件ダ」
セフィロス「別件…?」
レノ「またいやな予感がするぞ、と」

255789:2007/11/02(金) 21:59:47
レノ「つまり…要約すると…長(おさ)を探せってんだな、と」
トンベリ「長ガイナクナッテ2ヶ月タツ…トンベリ族達ヲマトメル長ガコンナコトニナルナドオ前達以外ニハ言エン」
ルード「心当たりは?」
トンベリ「ナイ」
セフィロス「いなくなる理由の方の心当たりは?」
トンベリ「ワカラナイ…長ハ秘密ノ多イ方ダッタカラナ…」
セフィロス「最後にいたのは2ヶ月前だといったな。何か変わった様子は?」
トンベリ「人ニ会イニイクト言ッテイタ」
セフィロス「誰だ?」
トンベリ「ワカラン」
レノ「その最後に会った奴ってのが鍵だな、と」
ルード「この島にいるモンスターを片っ端から探していけばわかるかも知れんな」
シャクレ「クエ(じゃ、行ってみようか)」

256名無しさん:2007/11/02(金) 22:21:17
セフィロス、おせーよw

257790:2007/11/02(金) 22:34:29
モンスターに訊いてみよう!!
その1、グレコの場合
Q,トンベリの長が何処にいったか知りませんか?

グレコ「さあ〜知らないわね〜」
レノ「あっそ、邪魔したな、と」
グレコ「まあまあまあ、久しぶりに会ったんだから何かお喋りしていきましょうよ〜」
レノ「いや、別にいいぞ、と」
グレコ「5ヶ月ぶりの出番なのよ!?これだけってことはないでしょう?」
レノ「いや、これだけ」
グレコ「臭い息!!」
レノ「何の!!リボンだ〜〜〜〜ぞ〜〜〜〜〜〜〜っと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
グレコ「リボンでもスロウは防げないのよ」
レノ「し〜〜〜〜〜〜〜〜ま〜〜〜〜〜〜〜〜った〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
グレコ「さ、ゆっくりしましょ?ゆ〜〜っくりとね」
レノ「こ〜〜〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜〜な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
グレコ「そうそう、私焼き菓子焼いたのよ」
レノ「こ〜〜〜〜〜〜〜〜と〜〜〜〜〜〜〜〜し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
グレコ「レノさんの口に合えばいいんだけど…」
レノ「て〜〜〜〜〜〜〜〜る〜〜〜〜〜〜〜〜ば〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
グレコ「レノさんなら喜んで食べてくれるわよね」
レノ「あい〜〜〜〜〜〜〜じゃ〜〜〜〜〜〜〜な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」
グレコ「はい、レノさん、あ〜〜〜ん」
レノ「ぞ〜〜〜〜〜〜〜〜っと〜〜〜〜〜〜〜」

レノ、収穫ゼロ

258791:2007/11/02(金) 23:17:50
モンスターに訊いてみよう!!
その2、グランガランの場合
Q,トンベリの長が何処にいったか知りませんか?

グランガラン「知ら…無い」
シャクレ「わからない?」
グランガラン「子供…訊く」
コグランガラン「父者…何事?」
シャクレ「トンベリ族の長が何処行ったか知りたいんだ」
コグランガラン「知ら…無い。子供達…訊く」
マゴグランガラン×3「ちちじゃ…なにごと?」
シャクレ「トンベリ族の長が何処行ったか知りたいんだ」
マゴグランガラン×3「しら…ない」
シャクレ「曾孫はいないの?」
グランガラン「曾孫…無い」
シャクレ「そういえば話し変わるけどCC出てたね」
グランガラン「CC出演…ラストダンジョン」
シャクレ「結構強くてびっくりしたよ」
グランガラン「一族…誇る」
コグランガラン「無印…雑魚」
マゴグランガラン×3「CC…しゅっせ」
シャクレ「よかったね〜」
マゴグランガラン×3「祖父者…眠い」
コグランガラン「父者…眠い」
グランガラン「中…入る」
シャクレ「うまく入っていくもんだね〜…ってあれ?グランガランの中にコグランガランが入るのはわかるけどコグランガランの中に同じ大きさのマゴグランガランが3体どうやって入るの?」
グランガラン「気にする…駄目」
シャクレ「気になるよ〜」
グランガラン「無視…無視」

シャクレ、収穫ゼロ

259791:2007/11/02(金) 23:22:27
>>790
ワロタwwwww
こういうネタ好きw

260793:2007/11/02(金) 23:30:04
ごめん番号かぶらせてしまった

>>791
和んだw
こういうのも好きだ。可愛いな

261793:2007/11/02(金) 23:31:44
数字直すとこれで良いかな

262792じゃなくて793:2007/11/02(金) 23:46:26
モンスターに訊いてみよう!!
その3、バウンドファットの場合
Q,トンベリの長が何処にいったか知りませんか?

バウンドファット「死ね【死の宣告】」
ルード「いやあの……」
バウンドファット「死ね【死の宣告】」
ルード「話を……」
バウンドファット「死ね【死の宣告】」
ルード「人の話を……」
バウンドファット「死ね【死の宣告】」
ルード「……………」
バウンドファット「死ね【死の宣告】」
ルード「ボスである俺に死の宣告は利かん」
バウンドファット「知るか、死ね【死の宣告】」
ルード「駄目だこりゃ」


ルード、収穫ゼロ

263797:2007/11/02(金) 23:49:58
正確に数字直すとこうだな

264798:2007/11/03(土) 12:59:36
モンスターに訊いてみよう!!
その4、ポーランサリタ3姉妹の場合
Q,トンベリの長が何処にいったか知りませんか?

ポーランサリタ「さあ…知らないわ。あなた知ってる?」
スノウ「知らなーい。あんたは?」
ジェミニスミー「おら知らね」
セフィロス「そうか…世話をかけたな」
ポーランサリタ「そんなことより…あなた私達と遊ばない?【魅惑】」
スノウ「それいーねー。遊ぼ、遊ぼ【魅惑】」
ジェミニスミー「こん島さ来てからいろいろたまってんべ?【魅惑】」
セフィロス「フッ…悪いが興味ないな。他をあたってくれ」
ポーランサリタ「なっ、この3連攻撃が効かないなんて」
スノウ「あんた、こんな美女3人からの誘惑よ?普通おちるっしょ」
ジェミニスミー「あんだ、女子さきょーみねーだか?」
セフィロス「馬鹿者、何を言うか。そんなわけあるまい。神羅時代といったらファンクラブの女どもを毎日ひっかえとっかえ…」
ポーランサリタ「なら何が不満なのかしら」
セフィロス「女とはいえモンスターと同衾する趣味はない」
スノウ「ひどっ!!」
ジェミニスミー「うーわ、傷ついたー、モンスターである前に女だべよ」
ポーランサリタ「ま、もうその話はいいとして…お茶でも飲まない?アールグレイのいいところがあるわよ」
セフィロス「む、いただこう」ごくごく「…!!うっ!!」
スノウ「痺れ薬入りよー」
ジェミニスミー「馬鹿にした罰だべ」
ポーランサリタ「とはいえ、私達も動けない男を襲う趣味はないから安心しなさい」
セフィロス「ぐ…」
スノウ「このまま放置!!」
ジェミニスミー「プレイの一環だと思えばいいべ」
ポーランサリタ「じゃ、いきましょ」
スノウ「ばいばーい」
セフィロス「ぐ…」


セフィロス、収穫ゼロ、痺れお茶分マイナス!!

265799:2007/11/08(木) 00:49:38
セフィロス、男所帯で若かりし頃の栄光はいずこへw

266名無しさん:2007/11/15(木) 22:44:02
ルード「こっちの収穫は0だ。そっちは?」
レノ「俺も0」
シャクレ「僕も…っていうかセフィロスは?」
ルード「さあ…?」
レノ「探し物が増えたな、と」

267801:2007/11/15(木) 22:44:42
一方その頃…
セフィロス「ぐ…動けん」
???「無様やな。シャー」
セフィロス「だ、誰だ」
ゼムゼレット「忘れたとは言わせへんで。ゼムゼレット様や。シャー」
セフィロス「ああ、あの時の」
ゼムゼレット「何やそのリアクションは。人をなめとるんかいな。シャー」
セフィロス「…」
ゼムゼレット「まあええわ…シャー。ちょっと面ァ貸してもらうで」
セフィロス「何処へ連れて行く気だ?」
ゼムゼレット「あるお方のところや…わし等を導いてくれるお方やで。シャー」

268802:2007/11/15(木) 22:45:38
???「君よ 飛びたつのか?
   われらを憎む 世界へと
   待ちうけるは ただ過酷な明日
   逆巻く風のみだとしても」

269803:2007/11/20(火) 01:22:19 ID:u2L89w6s0
まさか、あの御方登場か?!w

270804:2007/11/21(水) 18:44:23 ID:tNbA2XFA0
セフィロス「む…何処だ。ここは」
???「麻痺も治っただろう。あのST異常は時間がたてば直る」
セフィロス「誰だ!!」
???「俺を忘れたか、友よ」
セフィロス「ジェネシス…」
ジェネシス「久しぶりだな」
セフィロス「何故お前がこの島にいる」
ジェネシス「【「約束のない明日であろうと 君の立つ場所に必ず舞い戻ろう】」
セフィロス「あいも変わらずLOVELESSか、飽きんな」
ジェネシス「俺はこの島であるものを探している」
セフィロス「【女神の贈り物】か…」
ジェネシス「いや、違う」
セフィロス「ならばなんだ」
ジェネシス「『現実』への扉」

271805:2007/11/21(水) 18:45:12 ID:tNbA2XFA0
セフィロス「………」
ジェネシス「驚かないな」
セフィロス「この島にあるということは聞いていた」
ジェネシス「ほう…誰からだ」
セフィロス「それは言えんな、それより『現実』へ行ってどうするつもりだ」
ジェネシス「我慢ならないだけさ…俺らのしたことがやつらに見られている」
セフィロス「………」
ジェネシス「この世界では俺はただの哀れな敵役…俺が主役になってもいいはずだ。お前もそうは思わないか…俺らの力を持ってすれば『現実』の世界のやつらなど問題ない。俺らがこの世界の神となるのだ!!」
セフィロス「神…か」
ジェネシス「そうだ、神だ!!『現実』に行けば俺らはこの世界を自由に創造できる!!」
セフィロス「お前、ゲームプログラムの技術は持っているのか」
ジェネシス「ああ、ディープグラウンドで独学で学んだ」
セフィロス「………」
ジェネシス「俺が新しい続編【Ⅶ−2】を作る!!」
セフィロス「だがお前はその肝心の扉の場所を見つけていない。だろう?」
ジェネシス「ああ。今はな…だが必ず見つける。そのためにFFⅦに不満を持つ雑魚モンスターを従えた」
セフィロス「ゼムゼレットか…」
ジェネシス「それだけではない。現状に不満を持つモンスターはやはり多かったさ」
セフィロス「無駄だよ。お前らには見つけられん」
ジェネシス「その話しぶりだとお前、扉の場所を見つけたのか!?」
セフィロス「ああ、俺は知っている」
ジェネシス「何処だ!?」
セフィロス「お前には教える気にはならんな」

272806:2007/11/21(水) 18:46:07 ID:tNbA2XFA0
セフィロス「大体お前は勘違いしている。『現実』の世界に行っても神にはなれんよ。ゲームの世界はファンあってのものだ。ファンがいてこそ俺たちゲームキャラの命が生まれる。そして製作者はファンに喜んでもらおうと俺たちキャラクターとストーリーを作る。ファンのためなんだ。お前のように自分のことしか考えていないようなやつの作ったゲームなどただの自慰行為に過ぎん」
ジェネシス「あくまで教える気はないということだな」
セフィロス「ああ、ないな。俺は自分の役割に満足している」
ジェネシス「残念だ」
セフィロス「ああ、俺も残念だ。お前がこんなことになって」
ジェネシス「ハア!!」【心無い天使】
セフィロス「グ…!!」【HP残り1」
ジェネシス「無理にでも吐いてもらう」
セフィロス「これは…ジェノバの力…?」
ジェネシス「そうだ。俺が手に入れた災厄の力」
セフィロス「フン、不意打ちだけは上達したな」
ジェネシス「話は戦闘不能になってからだ!!」【フレ…】
セフィロス「不意打ちだけでは俺には勝てん」【瞬間移動】
ふわん(CCのあの瞬間移動を想像してね)
ジェネシス「くっ、逃げたか」

273807:2007/11/29(木) 22:11:01 ID:bZwDO/tI0
セフィロス「ふん…ケアルガ【HP9999】さて…ここは島の何処だ?おいそこいくアーリマン」
アーリマン(何か用かい、というジェスチャー)
セフィロス「ここは島の何処だ」
アーリマン(島の北のほうだよ、というジェスチャー)
セフィロス「お前はジェネシスに賛同していないようだな」
アーリマン(ジェネシスって誰?というジェスチャー)
セフィロス「知らんのなら気にするな。関わらんほうがいい」
アーリマン(用がないならもう行くよ、というジェスチャー)
セフィロス「む、用をかけた」

274808:2007/11/29(木) 22:12:13 ID:bZwDO/tI0
レノ「しっかし、あの英雄何処行ったのかね、と」
シャクレ「クエクエ(手分けして探す?)」
ルード「いや、また同じことになりそうだ。固まっていたほうがいいだろう」
トンベリ「オイ、長ヲ探ストイウノハドウナッテイル」
レノ「うーん」
ルード「同時並行というのは無理だな」
トンベリ「仕方ガ無イナ。長ノ件ハ一族デナントカシヨウ」
シャクレ「クエクエ(なんか期待を裏切ったみたいで心苦しいねぇ)」
トンベリ「気ニスルナ。ココマデ探シタンダ。評議会ノ連中モ納得スルダロウ」
ルード「評議会…?そんなものあるのか」
トンベリ「モンスターソレゾレノ長ガ集マッテグループヲ組ンデイルノダ。我々ハソノ手足ダ」
レノ「それは知らなかったぞ、と」
トンベリ「評議会ニ見ツケラレナカッタコトヲ報告スル。オマエラモ来ルカ?」
レノ「行ってみるか、と」
ルード「レノはそっちに行ってみてくれ。セフィロスのことも何かしらわかるかもしれん」
シャクレ「クエ(じゃ、僕らはこのままセフィロスを探すよ」
レノ「んじゃ、別行動だぞ、と」
ルード「集合場所は家だぞ」
シャクレ「クエエ(じゃ、出発!!)」

275809:2007/12/07(金) 21:25:27 ID:Tn/OnRmY0
レノ(なんか重い雰囲気だな、と)
トンベリ「…トイウワケデ、探索ノ結果見ツケルコトハデキマセンデシタ」
?1「ご苦労だった…そうか、探せなかったか」
?2「彼に消されたと考えるのが妥当でしょうな」
トンベリ「ドウイウコトデス?彼トハ?」
?1「トンベリ族には彼との交渉を任せていた…」
トンベリ「質問ニ答エテイマセン。彼トハ何者デス?」
?3「ジェネシス、星ノ災厄ノ忌ミ子」
レノ「ジェネシスだって!?」
?1「彼を知っているのか…」
レノ「神羅の汚点だぞ、と」
?2「今後彼との交渉を誰に任せましょうか?」
レノ「交渉ってのは何のことだぞ、と」
?1「我々モンスターがこの島を離れると知性を無くしてしまうというのは知っているか」
レノ「いや初耳だ」
?1「そうか…とにかくそうなのだ。だが彼は我々に新しい土地を用意するといって現れた。もちろん知性つきでな」
トンベリ「ソノタメノ交渉ヲ長ガ行ッテイタト?」
?3「ソウダ」

276810:2007/12/07(金) 21:26:15 ID:Tn/OnRmY0
レノ「どんな交渉をしていたんだ、と?」
?1「わからん…そこでだ、これからの交渉を君に任せたい。君が新しいトンベリ族の長だ」
トンベリ「私ガ…長ニ…?」
?1「そうだ…誰か異議は?」
?2「異議なし」
?3「異議ナシ」
トンベリ「ワカリマシタ。コノ任、喜ンデオ受ケシマショウ」
レノ「おいちょっと待てよ。交渉役が消されたかもしれないってのにまだ交渉を続けるつもりかよ、と」
?1「知性を失うというのがどれほど恐ろしいことか、君にはわかるまい」
レノ「いやでもよ…」
?1「会議は終わりだ。これ以上話すことはない」
レノ(何か嫌われたみたいだな、と)
トンベリ「私ガ…新シイ長…」
レノ「そうだ、セフィロスのこと何か知んないか、と」
?3「知ランナ」
レノ(本格的に嫌われたみたいだぞ、と」

277811:2007/12/17(月) 00:51:47 ID:MYEsMq3E0
ああ、もう800越えたんだなー
なんかいつのまにか携帯が規制されて最近あまり来てないが
ネタが細々とでも落とされてるの見るとほっとするよ
あと少しだ。職人さん達、ガンガレ!!

278812:2007/12/19(水) 20:01:04 ID:hJd/19bE0
シャクレ「クエークエックエ(おーい、英雄やーい)」
ルード「なかなか見つからんな」
シャクレ「クエクエ(そもそもこんな広い島の中でたった2人で探すって言うのが無理なんじゃない?)」
ルード「モンスターに協力を頼むか」
シャクレ「クエエ(案外もう家に帰ってたりするんじゃない?」
ルード「む…失礼、そこいくポーランサリタ3姉妹、ちょっと話しをいいか?」
ポーランサリタ「何か用?」

279813:2007/12/19(水) 20:01:45 ID:hJd/19bE0
セフィロス「まったくいつまで外をほっつき歩いてんだ。人が話があるというのに」
レノ「ただいまだぞ、と…って英雄!!何処にいたんだぞ、と」
セフィロス「む、すこし面倒なことがあってな」
レノ「おお、俺も報告することがあるんだぞ、と」
セフィロス「なんだ」
レノ「この島にジェネシスがいるらしいんだぞ、と」
セフィロス「………」
レノ「驚かないな」
セフィロス「そのジェネシスに拉致されていた」
レノ「あんたが!?いったいどう捕まえたってんだぞ、と」
セフィロス「不意打ちを受けてな。仕方がなかった」
レノ「やっぱりあんたも人の子だったんだな、と」
セフィロス「それよりルードとシャクレはどうした」
レノ「あんたを探してんだぞ、と」

280814:2007/12/19(水) 20:02:55 ID:hJd/19bE0
ポーランサリタ「というわけで痺れ薬入りのお茶をね、こうちょっと…」
ルード「色仕掛けにはまるとは英雄もなんというか…」
スノウ「そんなこと言ってー、あんただって遊びたい時とかあるでしょ?【魅惑】」
ジェミニスミー「こん島さ来てからいろいろたまってんべ?【魅惑】」
ルード「たskにそういう子tもありえないw家でゃ・・・【混乱】」
シャクレ「クエ(ルード!!)【チョコアタック】」ガツッ!!ゴツッ!!
ルード「ハッ!俺は何を」
ポーランサリタ「あら、残念」
シャクレ「クエエ(で、そのあとセフィロスは?)
ポーランサリタ「さあ?」
シャクレ「クエエ(じゃあもう行くよ、時間とってごめんね)」

281815:2008/01/05(土) 18:13:22 ID:NXEkABzU0
ルード「結局、あの3姉妹以来手がかりは見つからなかったな」
シャクレ「クエクエ(もう家に帰ってるかもしれないよ)」
ルード「そうだな、帰るか」

282816:2008/01/05(土) 18:14:12 ID:NXEkABzU0
ルード「ただいま」
レノ「おかえりだぞ、と」
セフィロス「おかえり」
シャクレ「クエ(やっぱり英雄先に帰ってたよ…)」
ルード「やれやれ」
セフィロス「こうして4人がそろうのはえらく久しぶりな気がするな」
レノ「いつの間にか年が明けてしまったぞ、と」
シャクレ「クエクエ(あ、あれ?家を出たのはハロウィンだったのに…)」
ルード「クリスマスも正月もすっ飛ばしたな」
シャクレ「クエエ(キング・クリムゾンだ!!時が消し飛んだよ)」
レノ「そこらへんの時間の流れについては突っ込んだら負けだぞ、と」
セフィロス「やれやれだな。ルード、鍋にしよう。腹が減った」
ルード「本当にやれやれだな。水炊きでいいか?」
レノ「なんでもいいぞ、と」
シャクレ「クエエ(スタンド使いだ!!この島にはスタンド使いがいる!!)」
レノ「世界観が崩壊するようなことを言うもんじゃないぞ、と」

283817:2008/01/20(日) 01:51:12 ID:7OxJhDBs0
ageておく

285819:2008/03/15(土) 20:51:11 ID:osi3jSbQO
人いなくなったな…

286820:2008/03/16(日) 01:11:03 ID:0ZyyK.JQO
頭の中に話はできてるのに、書く暇がない

それがかれこれ半年続いている

287821:2008/03/30(日) 15:44:37 ID:ZJBcBioU0
とりあえずジェネシス編だけなんとかすれば
あとは小ネタでなんとか終わらせられるんじゃないか?

神羅はいつも通り思わせぶりなだけって感じでいいし

288名無しさん:2008/04/05(土) 22:45:40 ID:jaKrNoQU0
ちょっと今ストーリーが複雑になりすぎている

誰かいっぺん今の状況をまとめてみてくんね?

289823:2008/04/08(火) 14:35:59 ID:F55jLT7o0
・ジェネシス が あらわれた!
・現実世界への扉がこの島にあるらしい
・島は島にある知識が増えすぎると消滅する仕組を古代種が作った
・おそらくそれは現実世界へこの世界の人間?が行かないようにするため
・人間が増えてて、モンスターの知的レベルもあがって、そろそろ消えそう
・以上のことを知っているセと何も知らんレルシャ。
・神羅は勘づき始めている。

こんな感じ?

290名無しさん:2008/04/14(月) 10:10:36 ID:K6sdG0sY0
まとめ乙です!

291825:2008/07/20(日) 23:04:22 ID:iDUFq3Bs0
レノ「…というわけで、この島のモンスターたちはジェネシスとの交渉を続けるつもりらしいぞ、と」
ルード「正気か?交渉役が殺されたというのに…」
シャクレ「クエ〜(僕はなんとなくモンスター達の気持ちがわかるな〜。やっぱり知性を失うってものすっごく怖いよ)」
セフィロス「………」
シャクレ「クエ(知性をなくすってことはそれまでの自分が無くなるってことでしょ?僕は僕のままでありたい。思い出だってなくしたくないよ)」
レノ「んー、そう言われてみればそういうもんかね、と」
セフィロス「おい、レノ、ルード」
ルード「何だ?」
セフィロス「お前らは神羅の人間だ。それは仕方のないことだし、否定する気もない」
レノ「それで?」
セフィロス「ここから話すことはルーファウスには知られたくない」
シャクレ「クエ………(つまりそれって)」
セフィロス「レノとルードには俺の知っている情報を教えるわけにはいかない」
ルード「その言い振りからすると相当の情報を持っているということだな」
セフィロス「ああ…ジェネシスの目的、手段、全て知っている…だがそれをルーファウスに知られることがあってはならないことだ」
レノ「つまり…神羅と六畳間ドッチをとるかって言いたいんだな、と」
セフィロス「………」
ルード「そんなもの…」
レノ「言うまでもないぞ、と」

292826:2008/07/20(日) 23:04:57 ID:iDUFq3Bs0
シャクレ「………」
レノ&ルード「「両方だ」」
セフィロス「だからそういう次元の話ではなく」
レノ「俺は仕事とプライベートはきっちり分けるタイプだぞ、と」
ルード「生憎、残業はしない主義だ」
シャクレ「クエエ(よくわからないなぁ、結局どっちなの?)」
レノ「聞いてから決めるぞ、と。それともなにか、俺たちそんなに堅物に見えるか、と」
ルード「セフィロス…あんたと違って俺たちには背負っているものがある。それは確かだ。だが、それに潰されるほどやわじゃない」
セフィロス「しかし…っ」
レノ「仕方ないぞ、と。【タークス光線】!!」
ドガーン!!
シャクレ「クエ(あらー無線機壊しちゃったよ)」
レノ「これでちっとは信用してもらえるかな、と」
セフィロス「信用…していいんだな」
ルード「なんならこの家にある通信機器全部壊そうか」
レノ「物資の補給にちと困るがな、と」
セフィロス「わかった…信用しよう…なら話そう。俺の知った全てを」

293827:2008/07/21(月) 00:56:59 ID:44rBEcoU0
セフィロス「私が母さんを探しに言ったときのことを覚えているか?」
レノ「ああ、ジェノバの」
セフィロス「そのときにライフストリームに流されてな。この島の情報を引き出した」
ルード「よくそんなことができたな」
セフィロス「ライフストリームは古代種の情報の宝庫だ。古代種以外に情報を引き出すことなど普通はできんが、何事にも例外がある。ジェノバの力はその情報の引き出し方までコピーした」
シャクレ「クエ(じゃあ、3兄弟とかソルジャーにもできるの?それってなんだか無用心だなあ)」
セフィロス「あいつらにはできん。より純粋なジェノバか古代種でなくては」
レノ「っていうと誰ができるんだ?」
セフィロス「できるとすれば古代種の娘か…或いはセフィロスコピーとして最も機能していた時のクラウド…まああいつはもう無理だな。星に還らん限り」
シャクレ「クエ(なるほどねえ…で、肝心の情報は何なの?)」
セフィロス「この島には【現実への扉】がある」

294828:2008/07/21(月) 00:57:38 ID:44rBEcoU0
レノ「?…は?」
ルード「現実…?」
セフィロス「そもそもこの世界は現実ではない。【ゲーム】だ」
レノ「え?え?え?」
セフィロス「お前らも以前言っていただろう。出演作が何本だとかなんとか」
レノ「あーそういえば」
セフィロス「お前もその出演作の世界の住人でしかないということだ」
シャクレ「クエエ(そういえば僕も前ちょこめてお撃つと世界観が変わるとかいってたっけ…)」
セフィロス「この世界もディスクの中の【ゲーム】ということだ。いや…より厳密に言えばゲームユーザーの共通認識によって作られた何処にもない世界、【ヴァーチャル・ワールド】だ」
ルード「【コンピレーション・オブ・FFⅦ】か…」
セフィロス「だがこの島には【現実】への扉がある…ジェネシスはそれを使って【現実】へと出て行くつもりだ」
レノ「それで何しようってんだ、と」
セフィロス「奴はゲームプログラミングの知識をDGで学んだ。新たなFFⅦを作るつもりなんだ」
ルード「だが、この世界がユーザーの共通認識で生まれる世界だとしたらジェネシスが一人でゲームを作ってもこの世界に影響は与えられないんじゃ…」
セフィロス「ルード、【オフィシャル】の影響力を甘く見るな。この世界にも大きな影響を与えることは必至だ」
シャクレ「クエエ(でも所詮一人で作った同人ゲームでしょ?【オフィシャル】じゃないんじゃないかな」
セフィロス「いいか…ジェネシスはスクエニにコネがあるんだ…!『あの芸能人がシナリオ参加』今のスクエニならありえないことではないだろう…」
レノ「そういやジェネシスはガク」
ルード「レノ!!」
レノ「ガク…ガク…((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」
シャクレ「クエエ(気づいていても言わないふり、言わないふり)」

295829:2008/07/21(月) 00:58:25 ID:44rBEcoU0

セフィロス「とにかく!奴を【現実】に出してはいけないんだ」
レノ「なるほどねえ」
ルード「社長の狙いもそれか」
セフィロス「ああ、おそらくはな。だが、ジェネシスもルーファウスもその扉の場所がわかっていない」
シャクレ「クエ(セフィロスは知っているの)」
セフィロス「ああ、知っている」
シャクレ「クエ(何処?)」
セフィロス「それは言えない。これは俺の最後の保険だと思ってくれ」
レノ「まあいいさ、と。そこまで聞くほど野暮じゃねえ、と」
ルード「ならば次だ。この島のモンスターが知性を増やすのは何故なんだ?」
セフィロス「単純な話だ。扉がある、ということは向こうからも来れる、ということだ。その向こうからの住人を追い返すための尖兵としてモンスターが選ばれたのだ」
レノ「んーよくわからないぞ、と。それと知性が何の関係があるんだ?」
セフィロス「本当に問答無用で殺してしまったら大事件になるではないか。本来は適度に追い返すための尖兵だったのだが、まったく扉が使われないのでモンスターたちも何故自分達が知性を持っているのか子孫に伝えられなかったのだろう」
シャクレ「クエエ(向こうからこっちに来たいって人もかなりの数いると思うけどね)
セフィロス「どうだろうな…惨めになるだけだと思うが」
シャクレ「クエエ(そうかな?モンスターとおしゃべりできるなんてディズ○ーみたいじゃん」
レノ「ガンマ団も似たようなこと言ってたな、と」

296830:2008/07/21(月) 00:59:54 ID:44rBEcoU0
ルード「この島を離れたモンスターが知性をなくすのは何故だ?」
セフィロス「ああ、それは情報収集し忘れたな。だがまあおそらくモンスターにそうほいほい喋られるとプレイヤーが複雑な思いに駆られるからだろう」
レノ「最期に『私には家族がいるのだ、鬼!!』とか言われたら嫌だよなぁ、と」
セフィロス「逆にこの島に来ればモンスターは知性を得る」
ルード「なるほど…この島の環境か」
セフィロス「食料なのか空気なのか水なのか、どれが影響するのかはわからんがな」
ルード「いや…社長が正宗豆の増産を伝えてきたことを考えれば…」
レノ「正宗豆を食べればモンスターも知性を得られるというわけか、と!!」
セフィロス「それを評議会の連中に伝えてやれば…いや駄目だな、所詮は自家栽培、この島のモンスター全てに知性を保たせるのは不可能か…」
レノ「だけどよ、ジェネシスと戦うって時にモンスターを敵に回したら厄介だぞ、と」
セフィロス「まだ戦うと決まったわけではないが…」
シャクレ「クエエ(でもセフィロスが拉致られたんでしょ?向こうはやる気マンマンみたいだよ」
セフィロス「その前にこの島が消えれば戦う意味はなくなる」
ルード「島が消える?」
セフィロス「ああ、そういえば言ってなかったな。この島は知性がある一定以上増えると消滅する」
レノ「ッッッハアアアアア!!!????何だよ!?それ!?」
セフィロス「古代種の保険、だそうだ」

297831:2008/07/21(月) 01:01:35 ID:44rBEcoU0
シャクレ「クエエ(えー、僕たちのやってきたこと全部無駄ってこと?」
レノ「うわーーー労働意欲無くなるぞーっと」
ルード「いつからそれを知っていた?」
セフィロス「ライフストリームに潜った時と言ったろう」
レノ「なんでそういうことは早く言わないのかな、と」
ルード「ここまで立派にしてきた畑も…」
セフィロス「どっちみち正宗豆は増やすように言われていたのだろう。これからはそれ一本に絞ればいいではないか」
レノ「そういう問題じゃないぞっと!!」
ルード「社長は島の消滅のことを知っていたのか?」
レノ「さあな…だが豆の増産をあれほど指示していたとなると何かに急いでいた感じはあったな、と」
セフィロス「ルーファウスはルーファウスでなかなかの情報収集力だ。見習うところがあるかも知れんな」

298832:2008/07/21(月) 01:02:34 ID:44rBEcoU0
シャクレ「クエエ(じゃあさー、神羅以前にこの島でモンスターに実験していたのって誰なの?)」
セフィロス「ただの人間だ…この島の秘密を解きに来た、な」
レノ「んー、古代種の秘密の島にそう人間がやってこれるもんかな、と」
セフィロス「人間の中にもライフストリームと語り合える人間は稀にいるのかも知れん。突然変異というところだな」
ルード「話を戻そう。とりあえずこの島が消えればジェネシスと戦う理由がなくなる」
レノ「だが、向こうはいつやってきてもおかしくないぞ、と。案外明日だったりしてな」
セフィロス「今度戦う時はあいつも万全の状態でやってくるだろう。当分はないと思うが…」
レノ「おれら1STソルジャー相手に勝てませんぞ、と」
ルード「タークスのメインの仕事は情報収集と勧誘、破壊工作だ、正面切った戦闘は得意じゃない」
シャクレ「クエ(CCでソルジャーの株も上がったもんねぇ)」
セフィロス「お前らにはモンスターの相手をあいてもらいたい。ジェネシスは私がやる。いや、私でなくてはいけないのだ」
シャクレ「クエエ(モンスターと戦闘、なるのかなぁ。嫌だな)」
セフィロス「評議会の決定しだいだな。余計な戦闘はできれば避けたいが…」

299833:2008/07/21(月) 01:03:19 ID:44rBEcoU0
レノ「………」
ルード「………」
シャクレ「………」
セフィロス「………」
レノ「なんだかいろんなことがわかったけど、疲れたぞ、と」
ルード「久々だったしな」
シャクレ「クエエ(今日はもう寝よか)」
セフィロス「ああ、疲れを明日に伸ばすのはよくないからな。寝るべきだな」
レノ「おやすみだぞ、と」
ルード「ああ」
シャクレ「クエエ(おやすみ〜)
セフィロス「………」

300834:2008/07/21(月) 01:03:59 ID:44rBEcoU0
レノ「ZZZ…ZZZ…」
ルード「………」
シャクレ「すーすー」
セフィロス「………(言うべきかなあ…扉の場所…言うべきだったかな)」


















セフィロス(真下…なんだよなあ…この家の)

301名無しさん:2008/07/24(木) 22:07:37 ID:xuZLMhHc0
うはwwwww最新投下来てたwwwwwww
テラヤバスwwwwww

よかった!何か血迷ってわけのわからない投下しなくて良かった!
職人超GJ!!
家の真下に扉があるって危なすぎるwwwww

302835:2008/08/07(木) 13:45:11 ID:ez/4F31I0
レノ「暑いぞ〜〜〜と」
シャクレ「クエエ(夏だからねぇ)」
レノ「大体こんな狭い部屋で半田ごてなんて使うなよ、と」
ルード「仕方ないだろう。壊した無線機修理しないと…」
セフィロス「ブリザガ使うか」
レノ「おお、いい考えだぞ、と」
ルード「家が壊れる。外でやってくれ」
シャクレ「クエエ(ならもういっそ海行く?)」
セフィロス「海水浴か…いいな。行くか」
ルード「俺はこれ(無線機)の修理がある。3人で遊んでこい」
レノ「じゃ、行くぞ、と」
ルード「夕飯前に帰ってこいよ」

303836:2008/08/07(木) 13:47:20 ID:ez/4F31I0
海岸
レノ「着いたぞ、と」
セフィロス「ふむ…では私の華麗なバサロを見るがよい」
シャクレ「クエエ(うわー冷たい)」
レノ「ふー気持ちいいぞ、と」
セフィロス「ふははっはははは!!速い!!速いぞ私ィーーー!!」

304837:2008/08/07(木) 13:47:50 ID:ez/4F31I0
5時間後

シャクレ「クエエ(海でぷかぷかするだけでも気持ちいいねぇ)」
レノ「ん…?おいシャクレ、あんなところに船あったか?」
シャクレ「クエエ(え?船?あ、本当だ。気づかなかった)」
レノ「でもなんかボロボロだな、と。難破船か?」
セフィロス「探検するぞ!!」
レノ「めんどくさいぞ、と」
シャクレ「クエエ(セフィロスなんかテンション高いね)」
レノ「たまの海水浴でテンション上がる奴っているよな、と」
セフィロス「で、行くのか行かないのか」
シャクレ「セフィロス一人で行ってきなよ。ここで見てるからさ」
レノ「だな。モンスターがいてもあんたなら大丈夫だろ、と」
セフィロス「むぅ…仕方ないな」

305838:2008/08/07(木) 13:48:24 ID:ez/4F31I0
難破船の上
セフィロス「案外綺麗だな。船首には髑髏の彫刻…海賊船?船室はこっちか」

ぎぎーごごごごごご

306839:2008/08/07(木) 13:49:31 ID:ez/4F31I0
海岸
レノ「なあ…あの船動いてないか?」
シャクレ「クエ(本当だ。セフィロスが動かしたのかな)」
レノ「一人じゃ無理だろ。モンスターでもいたのかな、と」
シャクレ「クエエ(ま、セフィロスなら大丈夫でしょ)」
レノ「あらあら、あんな沖まで行っちゃったぞ、と。大丈夫かね、と」

307840:2008/08/07(木) 13:50:28 ID:ez/4F31I0
船上
セフィロス「めぼしいお宝は無し…か。……?この船動いている!?待てよ…選手に骸骨の彫刻…」
ぽくぽくぽく…ちーん!!
セフィロス「ゴーストシップか!!」
ゴーストシップ【ぴんぽーん】
セフィロス「おい、貴様、降ろさんか。何処まで連れて行く気だ」
ゴーストシップ【ちょっと黄泉の国まで】
セフィロス「冗談ではない!!貴様ガイドブックにするぞ」
ゴーストシップ【もう遅い】
セフィロス「何だ、あの門は!?やめろ、待て、待てというのがわからんかーー!!」
ゴーストシップ【一名様、ご案内〜〜】

308841:2008/08/07(木) 13:51:20 ID:ez/4F31I0
海岸
レノ「おい、船が消えたぞ、と」
シャクレ「クエエ(セフィロスが乗ってるんだから何が起こっても不思議じゃないよ)」
レノ「…それもそうだな、と。先に帰るか。晩飯の時間だぞ、と」

309名無しさん:2008/08/08(金) 00:54:10 ID:cNKSXoos0
うはwwwwまwwwwwwwたwwきwwてwwwwwるwwwwwwww
セフィww英雄wwww幽霊如きにww連れ去られてるwwwwwww
テラダサスwwwwwwww
しかも誰もwww心配wwしてないwwww
英雄……可哀想な奴……。

ていうか俺ここのセフィロスが一番好き

310843:2008/08/08(金) 22:50:25 ID:lsY9ce2U0
セフィロス「おい、貴様、何処まで連れて行く気だ」
ゴーストシップ【お前は業が深そうだ。地獄まで行くか】
セフィロス「冗談ではない。ここで降ろしてもらう」
ゴーストシップ【降りたければ好きにしろ。お前に帰り道はわかるまい】
セフィロス「ふん」

311844:2008/08/08(金) 22:51:18 ID:lsY9ce2U0
セフィロス「黄泉の国などといっていたが…ライフストリームの一部に過ぎん。大丈夫(たぶん)」
???「おい…お前、セフィロスか!?」
セフィロス「そういうお前は…アンジール!!」
アンジール「何だお前もとうとう成仏する気になったか」
セフィロス「ふん…生憎とそのつもりはない」
アンジール「なら何故ここにいるんだ」
セフィロス「少し迷い込んでな…ライフストリームには潜りなれているがここは少し勝手が違うようだ」
アンジール「ライフストリームに潜りなれているだけでも普通じゃないぞ」
セフィロス「とりあえず出口を教えてくれ」
アンジール「出口…あるといえば、ある。が、無いといえば無いともいえる」
セフィロス「どういう意味だ」
アンジール「こういうことは専門家に聞いたほうが速い」
セフィロス「専門家?」

312845:2008/08/08(金) 22:52:11 ID:lsY9ce2U0
ブーゲンハーゲン「ホーホーホウ。と、いうわけでわしのところに来たわけじゃな」
セフィロス「ブーゲンハーゲン…名前は聞いたことがある。そうか、死んでいたのか」
アンジール「星命学の権威だ」
ブーゲンハーゲン「ま、一応、じゃがな」
セフィロス「一応、とは?」
ブーゲンハーゲン「書物で学んだことより実際に体験したほうが早い、ということじゃよ。わしは長い間星命学を学んできたがライフストリームの世界ではまだまだ新顔じゃよ」
セフィロス(おい大丈夫か、これで…)
アンジール(大丈夫…だとは思うが…)
ブーゲンハーゲン「ホーホーホウ、ま、答えられる範囲の質問なら答えられるのだがの」
セフィロス「ならばまず…この世界は何だ。普通のライフストリームの流れではないようだが…」
ブーゲンハーゲン「いやいや、この世界こそが純粋なライフストリームじゃよ」
セフィロス「…?いや、ライフストリームにはたまに潜っているが…?」
ブーゲンハーゲン「ライフストリームを書物庫か何かと勘違いしておらんか?ライフストリームは死んだ命の還る場所。古代種や星の知識といったものはその表層に過ぎんのじゃよ。ここは死んだ命が再び生まれ変わるまでのつかの間の仮宿じゃよ」
セフィロス「つまり…ここにいると…」
アンジール「そのうち別の生き物として生まれ変わるぞ」
ブーゲンハーゲン「もっとも、それがどのくらいのサイクルかは、わからんがの」

313846:2008/08/08(金) 22:53:49 ID:lsY9ce2U0
セフィロス「それは困る!!出口は何処だ」
ブーゲンハーゲン「ホーホーホウ。出口はあるといえばある。無いといえば無い」
セフィロス「またそれか。どういう意味だ」
ブーゲンハーゲン「もうすぐお盆じゃろ。そのときだけ出口が現れるのじゃよ」
セフィロス「またいい加減な世界観だな」
アンジール「最近のユーザーは矛盾を見逃してくれないから困る」
ブーゲンハーゲン「昔はおおらかでよかったのう」
セフィロス「とりあえずお盆が来れば出られるのだな」
ブーゲンハーゲン「それだけでは駄目じゃ。だれか帰りを待ってくれる人がおらんと」
アンジール「俺の知り合いはみんなこっちにいるからもう戻れないんだ」
セフィロス「そうなのか?」
アンジール「ああ。母もこっちにいるし、ファンクラブはもう解散した」
ブーゲンハーゲン「わしは毎年コスモキャニオンに行っておるよ」
セフィロス「俺のファンクラブは解散したし…というよりメテオの一件で俺は世界の嫌われ者だ」
ブーゲンハーゲン「ふーむ。どうしたものかのう…」
セフィロス「しかたない。嫌だがあいつの力を借りるか…」

314847:2008/08/08(金) 22:54:47 ID:lsY9ce2U0
エアリス「で、私のところ来たわけ?」
セフィロス「頼む。お前なら反則技も使えるだろう」
ザックス「だからって殺した相手に直接頼むってのはどうよ」
アンジール「俺からも頼む。俺も一度向こうに帰ってみたい」
ザックス「俺が殺した相手から言われるとなぁ〜。エアリス、そーいうわけだからアンジールだけでも…」
セフィロス「おい私を頼むのだ」
エアリス「アンジールさんはいいわ。でもセフィロスは…」
セフィロス「旅の時、世界を救ったりしただろう(前スレ参照)」
エアリス「うーん…じゃあねぇ『私は一生エアリス様には敵いません。メテオもホーリーより弱いです』って言ったらいいわよ」
セフィロス「な…!!」
エアリス「言えないの〜?」
ザックス「おーおー楽しそー」
アンジール「セフィロス、大人になれ」

315848:2008/08/08(金) 22:55:37 ID:lsY9ce2U0
セフィロス「……わた………しょう…………リスさ…………う…うう」
エアリス「あら、泣いちゃった」
ザックス「英雄のこんなところ見れるなんて、いやー長生きはするもんだなー死んでるけど」
アンジール「セフィロス、ソルジャーの誇りを忘れるな」
セフィロス「めて…………ーりーより……………わいです………ううう」
ザックス「よく言った、セフィロス!!」
エアリス「ま、いいでしょ。連れて行ってあげる」
セフィロス「うう…」
ザックス「よかったなー、セフィロス」
アンジール「俺もいいのか?」
エアリス「アンジールさんはもちろんよ。でもあくまで不法出国だから私たちから離れないでね」
セフィロス(俺のほうが強い…俺のほうが強い…俺のほうが強い…)
エアリス「英雄さん?何いってるのかしら?」
セフィロス「何でもありません…うう」

316849:2008/08/13(水) 23:55:14 ID:V8hdE69c0
旧五番街教会跡
ユフィ「気持ち悪い…」
シド「だからお前は飲みすぎなんだよ」
レッド13「去年も同じこと言われてなかったっけ」
ティファ「クラウドやシドは特別だって何回言ってもわからないんだから」
リーブ「いやいや、みなさんこうして全員そろうことはたまにしかありませんから羽目をはずすのも仕方ないですよ」
ヴィンセント「甘やかすな、リーブ」
バレット「全くだ」
ユフィ「リーブのおっちゃんは話がわかるね。それに比べてヴィンセントとバレット、いい大人ぶってんじゃないよ」
ヴィンセント「………………」
バレット「別に俺はそんなつもりじゃ…」
レッド13「ユフィ…言い方ってものが…」
クラウド「俺たち、何しに来たんだ」
ティファ「(この流れも去年あったような……)…そう、迎え火よ迎え火」
クラウド「これに火つければいいんだろ」
シド「うい、ライター」
シュボッ

317850:2008/08/13(水) 23:55:56 ID:V8hdE69c0
セフィロス「………………」
一同「………………」
セフィロス「………………どうも…」
一同「な ん で だ ー!!!!」
セフィロス「あれ?ザックスは?アンジールは?」
クラウド「なんであんたが出てくるんだ!!」
ティファ「私たちはエアリスとザックスを呼んでるのよ!?」
セフィロス「いやいや、さっきまで一緒だったはずだ」
ヴィンセント「とうとう召還獣に成り下がったか」
レッド13「でも誰もマテリアつけてないよ!?」
ティファ「さっきまで一緒ってどういうこと!?」
セフィロス「まあ、落ち着け。一から説明しよう」

318851:2008/08/13(水) 23:56:27 ID:V8hdE69c0
セフィロス「と、いうわけで私が現れたのだ」
クラウド「成程…話は大体見えてきた」
ティファ「エアリスもザックスも見えないけれど私たちのすぐそばにいるのね」
レッド13「じっちゃんも元気だったんだ…よかった」
セフィロス「アンジールもいたぞ」
ユフィ「誰?」
クラウド「あー…………一般兵時代にいたようないなかったような…」
セフィロス「この面子に関わりのある者はいないな」
ティファ「まあいいわ…その…アンジール…さん?も、いるのね」
セフィロス「そういうことだ。おそらく死者は眼に見えないのだろう」
クラウド「あんただって半分死人みたいなものじゃないか」
セフィロス「甘いな、私は死を超越した存在なのだ」
バレット「無茶苦茶だな」
セフィロス「…と、こんなことをしている場合ではないのだ。早く島に戻らんとジェネシスが来るかも知れん」
ユフィ「いやだから誰?」
セフィロス「では私は島に帰るぞ」
ばひゅーん

319852:2008/08/13(水) 23:57:18 ID:V8hdE69c0
シド「なんつーか、台風だな、ありゃ」
レッド13「どういう意味?」
シド「中心…つまり本人は静かのつもりだが回りはえらい迷惑ってことだ」
クラウド「本当だな…さて、迎え火も燃え尽きたことだしセブンスヘブンに戻るか」
ティファ「でも、エアリスは私たちのところに戻ってきてるのね」
ユフィ「そうとわかったら盛り上げなくちゃ。まだまだ飲むよー!!」
バレット「おまえは自重しろ」
リーブ(………………例の島にジェネシスがいる?ジェネシスがあらわれたとなると…危険だ)

320853:2008/09/19(金) 23:17:35 ID:KI453wZY0
レノ「英雄が消えてからもうどのくらい経つ?」
シャクレ「クエ(ひとつきと半くらい)」
レノ「平和だね、と」
シャクレ「クエエ(ジェネシスも来なかったね)」
レノ「来られると困るんだけどな、と」
シャクレ「クエ(嵐の前の静けさ、ってのかな)」
ルード「……レノ、シャクレ、台風がこの島に近づいているんだぞ」
レノ「そうでした、と。で、農作物の台風対策をしてるとこだったな、と」
シャクレ「クエエ(ルードばっかり働かせちゃったねぇ)」
ルード「まったく、ただでさえ人手が足りんというのに」
レノ「悪かったぞ、と」
シャクレ「クエエ(セフィロスも正宗豆に関してだけはよく働いてたからねぇ)」
ルード「まあいい。次は窓の補強だ」

321854:2008/09/19(金) 23:18:24 ID:KI453wZY0
ザザービュウウウウウウーーーーーーーー
レノ「おお、結構降ってるぞ、と」
シャクレ「クエエ(レノのばんだよー)」
レノ「はいはいっと。3出ろ、3出ろ、3…よっしゃ3だぞ、と」
ルード「まずい!!」
シャクレ「クエエ(到着された!!)」
レノ「いよしゃああ!!出雲独占だぞ、と」
ルード「まずいぞ、シャクレ」
シャクレ「クエ(ルード、協力プレイだね)」
レノ「汚いまねすんなよ、と」
ルード「桃鉄で協力プレイは普通だ」
シャクレ「クエ(次のターンでスリの銀二カードだ)」
ルード「待て、俺はパトカードを持っていない」
シャクレ「クエ(ええーー)」
レノ「拙い連携は足を引っ張り合うだけだぞ、と。貧乏神はせひろす社長(あかおに)だからいいじゃねーか)」

322855:2008/09/19(金) 23:19:31 ID:KI453wZY0
おーい…
レノ「次の目的地は…と、稚内か」
ルード「ふっ、俺は北海道カードを持っている」
レノ「一人で飛んで到着しても次のターンで困るぞ、と」
シャクレ「クエエ(北海道は高額物件ばかりだから、先に買占めされる恐れもないしね)」
おおーい…
シャクレ「クエエ(あれ、何かいった?)」
レノ「風の音だろ、と。しかし稚内か、日本海がきついぞ、と」
ルード「おれは先に飛ばせてもらおう。北海道カード!!」
おおーいい!!無視するな!!
シャクレ「クエ(あ、英雄だ)」
ルード「やっと帰ってきたか。シャクレ、鍵を開けてやってくれ」
セフィロス「ええい!!人が嵐の中台風の中あの世から帰ってきたというのに!!」
レノ「あの世…?」
セフィロス「ああ、あの世を見てきたぞ。すごいだろう」

323856:2008/09/19(金) 23:20:37 ID:KI453wZY0
シャクレ「クエクエ(はいはい。すごいすごい。次、僕のばんね)」
レノ「で、スリ銀使うのか、と」
シャクレ「クエエ(そりゃ使うでしょ)」
セフィロス「む…なんだこのゲームは」
レノ「桃鉄だ、知らないのか、と」
ルード「シャクレ、セフィロス用にキャラのコンピューター設定変えてくれ」
シャクレ「クエ(了解)」
セフィロス「私もできるのか」
レノ「最初に人数設定いじってれば途中参加可能だぞ、と」
シャクレ「クエエ(俺のターン。スリの銀二カード発動!!ランダム対象にスリの銀二を送り込む!!(ただし所持金マイナスの場合発動しない!!)」
ルード「な…俺に来た…だと…?」
セフィロス「ほうほう。面白そうだな。で?次私の番か…む、何だこいつ(貧乏神)は。その上借金もちとはどういうことだ」
レノ「そりゃ途中参加だからだぞ、と」
セフィロス「いまいちルールがワカランな。とりあえず稚内を目指せばいいのだな」
レノ「そういうこと」
セフィロス「む…なんだこの名前は。私はセフィロスだ。せひろす社長とはどういうことだ。間の抜けた名前だ」
シャクレ「クエエ(いや、4文字しか入らないから…)」

324857:2008/09/19(金) 23:21:27 ID:KI453wZY0
セフィロス「俺のターン!!カード駅!!ドロー!!デビルカード!!…何ィ!!」
レノ「うーむ、さすが本物は不幸の度合いが違うぞ、と」
セフィロス「秘技☆リセット!!」
レノ「ああーー!!汚ぇ!!俺の到着がなかったことに!!」
ルード「(俺のスリ銀がなかったことに!…(●∀●)ニヤリ)まあ初心者だからいいじゃないか」
シャクレ「クエエ(セフィロス、そういうことしたら友達なくすよ)」
セフィロス「友といえば…アンジールは何処に」
レノ「アンジール?1stのソルジャーじゃないか(そんなことより3来い、3来い、3来い。ああー2だ。松江独占できたからま、いいか)」
ルード「たしか死んだって聞いたぞ(くそっ松江が)」
セフィロス「ああ、あの世であったのだ。一緒にこっちに来たはずなんだが…」
ルード「(6来い、6来い。2…か)これ以上この島に厄介ごとを持ち込まないでくれ」
セフィロス「うーむ…わからん」
シャクレ「クエエ(怖いよ。幽霊とか連れてこないでよ…セフィロスのCOM設定変えて、俺のターン!!やっぱりそれでもスリの銀二カード!!)」
ルード「また俺に来た(((( ;●Д●)))」
セフィロス「ま、そのうちあの世に帰るだろう」
レノ「怖いな、と」
ルード「ああ、(銀二が)怖い」
セフィロス「俺のターン!!再びカード駅!!ドロー!!またデビルカード!!…何ィ!!」

325858:2008/10/05(日) 21:33:43 ID:x9/QqWPE0
シャクレ「クエエ(ここでいいのー?)」
セフィロス「もうすこし左だ、戻せ、違う、私から見て左だ」
シャクレ「クエエ(ここらへーん?)」
セフィロス「そうそこだ。よーし、杭を打ち込めー」
ルード「よっこら」
レノ「しょと!!」ガツーン!!
セフィロス「ふむ、いい按配だ」
レノ「しかし、この工事なんなわけ?」
セフィロス「前から考えていたのだが…モンスター達を助けるにはやはりこの方法しかないな、と思ってな」
シャクレ「クエエ(モンスター達を助ける方法があったんだね)」
セフィロス「かなり強引な方法だ…しかも魔力を馬鹿食いする。MPのことを考えると私以外にはできんだろうな」
レノ「で、この工事は?」
セフィロス「魔方陣つくりだ」
ルード「魔方陣?」
セフィロス「この製図にあわせて杭を打ち込んでくれ」
レノ「魔法のことは俺はよくわからんぞ、と」
セフィロス「大丈夫だ、俺の言うことを聴いてくれればいい」
シャクレ「クエエ(まあなんにせよ、モンスター達が助けられるなら何でもいうことをきくよ)」
ルード「ああ、そうだな」
レノ「じゃ、作業再開といきますか」

326858:2008/10/05(日) 21:34:30 ID:x9/QqWPE0
グレコ「お久しぶりーー!!」
レノ「お、グレコ」
グレコ「セフィロスさん。しばらく見なかったけど何処行ってたの?」
セフィロス「あの世まで少々」
グレコ「またまた、冗談がお上手ね」
セフィロス「で、今日は何のようだ」
グレコ「評議会とジェネシスの協議の結果がまとまったからそれを教えに来たの」
ルード「それで?」
グレコ「私達モンスターはジェネシスと手を組むことにしたわ」
シャクレ「クエ(今、モンスターを助けるための魔方陣作りをしていたのに…)」
グレコ「上の決めたことだからね。仕方ないのよ」
レノ「で、お前はどうするんだ?俺たちに情報渡していいのかよ、と」
グレコ「モルボル一族も評議会のメンバーだから、私もあなた達の敵になるわね。だから宣戦布告」
セフィロス「と、いうことは」
グレコ「ああ、勘違いしないで。今ここでバトろうなんて考えてないわ。第一私一人じゃ勝てないしね」
レノ「じゃあ、お前何しに来たんだ、と」
グレコ「一族は敵だけど私個人は恨みがあるわけじゃないしね。でもこれからは仲良くできないわ。それで、最後のご挨拶」
ルード「お前、いい奴だな」
グレコ「そんなんじゃないわよ。じゃあね」

327860:2008/10/05(日) 21:35:09 ID:x9/QqWPE0
レノ「あいつの立場も複雑だよな、と」
ルード「わざわざ、教えに来てくれるなんてな」
シャクレ「クエエ(魔方陣、早く完成させないと)」
セフィロス「さあ、作業再開だ。敵は宣戦布告してきたんだ。もう時間はないぞ」

328861:2008/12/13(土) 20:36:51 ID:h/rSl1aA0
セフィロス「今日の作業はここまで。今日はここでキャンプをする」
シャクレ「クエエ(結構島の奥まで来たね)」
セフィロス「家に戻る間も惜しい」
ルード「食料もテントも持って来た」
レノ「じゃ、ルードは飯、俺らでテントを張るぞ、と」

329862:2008/12/13(土) 20:37:26 ID:h/rSl1aA0
ルード「こんな場所だからな、レーションだ。シャクレは野菜」
レノ「あったかい飯がよかったぞ、と」
セフィロス「文句を言うな。ここは敵陣の真っ只中なのだぞ。火をたいては敵に見つかる」
シャクレ「クエエ(僕別に文句なし)」
ルード「まあ、神羅製は別にまずくはない。うまくもないが…」

330863:2008/12/13(土) 20:38:02 ID:h/rSl1aA0
レノ「飯も食ったし寝るぞ、と」
セフィロス「一人ずつ交代で見張りを立てる。2時間交代だ。順番は…」
ルード「まず、俺がやろう(中途半端に起こされるより睡眠時間はまとめてとったほうがいい)」
セフィロス「では、俺が最後にやろう」
レノ「じゃ、俺3番目」
シャクレ「クエエ(僕2番目)」
ルード「じゃあ、さっさと寝ろ」
セフィロス「おやすみ」
レノ&シャクレ「おやすみ」

331864:2008/12/13(土) 20:39:05 ID:h/rSl1aA0
ルード「………………………………………………(気配がする)………………………………………………(だが襲い掛かってくる感じじゃない)………………………」

332865:2008/12/13(土) 20:39:47 ID:h/rSl1aA0
2時間後
ルード「シャクレ、起きろ。交代だ」
シャクレ「クエ(ええっ、もう?)」
ルード「だから中途半端な順番は損をする。そうだ、シャクレ、森のほうから見られている。気をつけろ…」
シャクレ「クエエ(襲ってきたらどうしよう」
ルード「その心配はないようにも思えるが…その時は起こせ」
シャクレ「クエ(うん、わかった)」

333866:2008/12/13(土) 20:40:33 ID:h/rSl1aA0
1時間後
レノ「セフィロス、起きてるか、と」
セフィロス「ああ、起きている」
レノ「セフィロス、上を見てお前の推理を聞かせてくれないか、と」
セフィロス「無数の星が見える」
レノ「そのことから何が分かる?」
セフィロス「天文学的に言えば、宇宙には何百万もの銀河と、おそらくは何十億もの惑星がある。占星学的に言えば、土星は獅子座にある。測時法で言えば、今はだいたい三時だ。気象学的には、たぶん、明日はよい天気だろう。……他に何かわかるか?」
レノ「ああ。俺たちは寝ている間にテントを盗まれたということがわかるぞ、と」

334867:2008/12/13(土) 20:41:05 ID:h/rSl1aA0
レノ&セフィロス「シャークーレー!!」
シャクレ「ZZZ…クエッ!!」
レノ「お前、寝てんじゃねーよ!!テント盗まれるってどーいうことだよ、と!!」
セフィロス「ルード…起きろ」
ルード「ZZZ…?」
シャクレ「クエエ(ええっと…あの…その)」
ルード「テントが…」
シャクレ「クエ(ごめんなさい!!)」
レノ「まったく…よく無事だったな、俺ら」
セフィロス「テントを盗むとは…たいした嫌がらせだ」
ルード「俺が感じた奴らの仕業か」
セフィロス「もう気配は…感じないな」
レノ「ちくしょー」
シャクレ「クエエ(ごめんなさい…)」

335868:2008/12/13(土) 20:41:40 ID:h/rSl1aA0

ヘッジホッグ「というわけで、奴らのテントを奪取し、安眠を妨害するという成果を果たしました!!」
トンベリ「イヤ、攻撃シロヨ」

336869:2009/05/30(土) 22:29:11 ID:w.LSyuqs0
レノ「PSPのアーカイブでFF7出たな、と!!」
シャクレ「クエ(話題古ッ!!)」
レノ「そこを突っ込むな、察しろ!!」
セフィロス「ふん、それはさておき、私を称えたくなっただろう。さあ、崇め敬い奉れ」
レノ「相変わらずのキ印で安心したぞ、と」
ルード「インタ版そのままだからな。変えようがない」
シャクレ「クエエ(ハイハイ、セフィロススゴイスゴイ)」
レノ「シャクレ、お世辞でもそういうことは言うな。つけあがるぞ、と」
セフィロス「なんだその言い方は」
ルード「事実…だろ」
セフィロス「私は人からそのように見られているのか…ふむ」
レノ「これを機に自覚してくれると嬉しいぞ、と」

337870:2009/05/30(土) 22:29:57 ID:w.LSyuqs0
シャクレ「クエエ(いいねーFF7は。チョコボの出番いっぱいあるし)」
セフィロス「チョコボ育成は大事だからな」
レノ「レアマテリアとれるしな、と」
シャクレ「クエ(ナイツオブラウンドとかね)」
セフィロス「あうう…」
シャクレ「クエ(どうしたの?)」
レノ「そのマテリアは禁句だ。トラウマがあるんだぞ、と」
セフィロス「ふふふ…1ターンキル…ククク」

338871:2009/05/30(土) 22:31:15 ID:w.LSyuqs0
ルード「は、話を戻そう」
レノ「チョコボなんかよりスキッフの方が費用対効果いいからタークスはチョコボには関わっていないんだぞ、と」
シャクレ「クエエ(嫌だねぇ、風情がないね)」
ルード「軍事工作員に風情とか言わないでくれ」
レノ「それより、知ってるか?チョコボ肉って食えるんだぞ、と」
シャクレ「クエエ(嘘ォ!?)」
レノ「いや、まじで」
ルード「そもそもお前、我が家の非常食だったろう」
シャクレ「クエエ(いやいや、…マジで?)」
レノ「ACC出ただろ。高画質の」
シャクレ「クエ(う、うん)」
レノ「セブンスヘブンのシーンあるだろ。そこで店のメニューって言うのかな?看板?ま、とりあえず本日のおススメっていうのがあるんだぞ、と」
シャクレ「クエ(それで)」
レノ「そこにでてんのよ。チョコボ肉のリングイネ」
シャクレ「クエエ(リングイネ?)」
レノ「ルード、解説!」
ルード「リングイネというのはパスタの一種だ」
シャクレ「クエ(マジ?パスタ?)」
レノ「まじまじ。暇なら確認してみろよ、と」

339872:2009/05/30(土) 22:31:48 ID:w.LSyuqs0
シャクレ「クエエ(ショックぅー)」
レノ「ま、そう言うな、と」
セフィロス「そうだ、お前を食べたりはしない」
ルード「ん…復活したか」
セフィロス「神たるもの、あれしき」
レノ「そういやさーシャクレ本当は赤チョコボなんだろ、と?」
シャクレ「クエエ(ああ、あったね。そんな設定」
レノ「設定言うな。FF7で赤チョコボっていったらゼッケン4番なわけだけど、あれもちょこめてお使えんの?」
シャクレ「クエエ(無理無理。僕タクティクス仕様赤チョコボだから。レースに出てるのはあれ、着色だよ」
ルード「まじか」
シャクレ「クエ(基本、レースに出てるのは着色。トウホウフハイは山川だけど)」
セフィロス「ゼッケン番号変わっても、色変わらないからな」
レノ「ゼッケン変わるたびに着色しなおすってのも、大概だとおもうけどな、と。」

340873:2009/05/30(土) 22:32:28 ID:w.LSyuqs0
レノ「じゃあお前、レース用と違うってことはおまえどっから沸いてきたんだ?」
シャクレ「クエエ(そんなこといわれてもねえ)」
ルード「連れて来たのはセフィロスだよな。何処で出会ったんだ?」
セフィロス「私はチョコボ屋でおススメだといわれただけだ。赤くなるだなんて知らんで買った」
レノ「買ったのかよ…もっと運命的な出会いだと思ってたぞ、と」
ルード「じゃあ、シャクレは牧場育ちなのか?」
シャクレ「クエ(違うよ。天然ものだよ!!捕まったんだよ)」
レノ「捕まった?随分とドジしたもんだな、と」
シャクレ「クエエ(チョコボよせにふらふらと…我ながらうかつだった)」
ルード「じゃあ元は野生なのか」
シャクレ「クエクエ(そうだよー)」
セフィロス「私はソルジャー時代に様々なチョコボをみたがメテオを撃つチョコボなど遭わなかったぞ」
シャクレ「クエエ(僕は特別だから…)」
ルード「特別?それって」
シャクレ「クエエ(ああーもうこんな時間だ。寝よ寝よ!!)」
ルード「シャクレ…?」
シャクレ「クエ(もういいでしょ!?)」
レノ「ひそひそ(ルード、触れて欲しくないみたいだぞ、と)」
ルード「ひそひそ(う、うむ)」
セフィロス「ひそひそ(誰しも過去の一つや二つあるものだ)」
シャクレ「クエー(ひそひそしない!!さっさと寝る!!」
レノ&ルード&セフィ「イ、イエッサー」

341874:2009/05/30(土) 22:33:04 ID:w.LSyuqs0
レノ「ぐー…」
ルード「ZZZ…」
セフィロス「………」
シャクレ「…(言うわけにはいかないからなー。まいったなー)」

344875:2009/06/09(火) 09:19:04 ID:0Tis5rVE0
おおっ、久々に来たら続きがー!
乙乙!

345888:2009/07/09(木) 23:19:49 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「そしてそこに杭を打ち込む!!」
レノ「あいーっすっと」

346889:2009/07/09(木) 23:20:24 ID:MhPCtKwA0
がちこーーん

347890:2009/07/09(木) 23:21:04 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「で、ルード、そこだ」
ルード「アイ・サー」

348891:2009/07/09(木) 23:21:36 ID:MhPCtKwA0
がちこーーん

349892:2009/07/09(木) 23:22:13 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「そしてあとは私が魔力を注ぐ」
シャクレ「クエ(それで…?)」
セフィロス「ああ、魔力さえ注げば一応完成だ。完璧ではないが…」
シャクレ「クエー(終わったーって終わってないの?!)」

350893:2009/07/09(木) 23:22:46 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「とりあえずの一区切りだ」
レノ「まーいいさ。とりあえずでもなんでも。区切りのいいのはめでたいことだぞ、と」
シャクレ「クエエ(で、この魔方陣なんなの?)」
セフィロス「ああ、これから説明してやろう」
レノ「シッ!!」

351894:2009/07/09(木) 23:23:21 ID:MhPCtKwA0
ババババババババババ

352895:2009/07/09(木) 23:24:08 ID:MhPCtKwA0
ルード「飛空挺!?」
シャクレ「クエ(あれは…WROだ!)」

353896:2009/07/09(木) 23:24:55 ID:MhPCtKwA0
シド「ヴィンセント、到着だぞー!!」
ヴィンセント「…………」
シド「ジェネシスねえ…、まあまあ有名人だったがよ。まさか生きていたとはな」
ヴィンセント「知らん。興味もない」

354897:2009/07/09(木) 23:25:29 ID:MhPCtKwA0
シド「お前も元神羅だろ」
ヴィンセント「世代が違う」
シド「10年位前(注、DCから、ということで)の新聞をあされば嫌でも出てくるぜ。ターゲットなんだ。少しは調べろよ」

355898:2009/07/09(木) 23:26:09 ID:MhPCtKwA0
シド「セフィロス、ジェネシス、アンジールっていったら、女子供にとっては本当のヒーローだったぜ」
ヴィンセント「お前も憧れていたのか?」
シド「俺様が!?ジョーダンはよせやい。あくまで当時はそうだった、って話だよ」
ヴィンセント「だろうな」
シド「社内報で死んだと出ていたんだけどな。ま、神羅の出したもんだからな」

356899:2009/07/09(木) 23:26:42 ID:MhPCtKwA0
ヴィンセント「ふん、話はそこまでだ。時間だ」
シド「おう!気張っていけよ!!俺様もすぐに降りるからな!!」

357900:2009/07/09(木) 23:27:16 ID:MhPCtKwA0
シャクレ「クエ(飛び降りた!!)」
レノ「ありゃあ…WROご自慢の空挺団だ。小隊規模ってとこかな、と」
ルード「どうする?」
セフィロス「まずいぞ…飛び降りなかったであろう分の人数を予測すると中隊規模だ。島がなくなる」

358901:2009/07/09(木) 23:27:49 ID:MhPCtKwA0
シャクレ「クエエ(セフィロス、戦うの?)」
セフィロス「戦ったところでどうにもならん」

359902:2009/07/09(木) 23:28:24 ID:MhPCtKwA0
ジェネシス「人間め…ここでも邪魔をするか。いいだろう。相手をしてやる。聞け諸君!!神の賽は投げられた!!出陣だ!!」

360903:2009/07/09(木) 23:28:58 ID:MhPCtKwA0
モンスター達「ぐおおおおおおおお!!!」

361904:2009/07/09(木) 23:29:33 ID:MhPCtKwA0
WRO隊員A「ヴィンセントさん!!モンスターの群れです!!」
ヴィンセント「アルテマ!!」
モンスター「グギャアア」
WRO隊員B「すげえ…一発で20匹はやったぜ」
WRO隊長「馬鹿者!感心しとらんで応射しろ!!死にたいのか!!」

362905:2009/07/09(木) 23:30:15 ID:MhPCtKwA0
グレコ「冷凍光線!!」きいいいいいん
マスタートンベリ「みんなのうらみ!!」
WRO隊員C「ぐわあああ」
ポーランサリタ「魅惑!!」
WRO隊員D「あああああ?」
バン!バン!!
WRO隊員E「馬鹿、目を覚ませ!!」
WRO隊員D「ああ?」
バン!
WRO隊員E「うわあ!!」

363906:2009/07/09(木) 23:30:53 ID:MhPCtKwA0
ポーランサリタ「クソッ!まだ降りてくる!!」
ジェミニスミー「姉ちゃ〜ん。オラ怖ぇよ〜…」
ポーランサリタ「ここはあたしに任せて行け!!スノウ!しっかり守んな!!」
スノウ「ジェミ!!逃げるよ!!」
ジェミニスミー「わがったよ〜う」
たたたたた

364907:2009/07/09(木) 23:31:28 ID:MhPCtKwA0
グレコ「あなたも逃げなさい!!」
ポーランサリタ「冗談!!大空洞組みはタフなのよ!!」
マスタートンベリ「ココデヒクワケニハイカヌ!!」
WRO隊員F「たった3匹相手に何故だ!!」
ヴィンセント「下がっていろ…」
グレコ「あらあ…強そう、でも引くわけにはいかないのよ!!」
ヴィンセント「ふん…」

365908:2009/07/09(木) 23:32:00 ID:MhPCtKwA0
WRO隊員G「手を上げろ!!」
ジェネシス「この洞窟まで人間が来たか…」
WRO隊員G「何をぶつぶつ言っている!!手を上げろ!!」
ジェネシス「手?ああいいとも。あげよう。ところで君、後ろにいるのは誰だい?」
WRO隊員G「そんな手に引っかかると思っているのか!」
ジェネシス「ふふふ、残念」ザシュッ
WRO隊員G「え?」どさっ
トンベリ「ほうちょうダ」

366909:2009/07/09(木) 23:32:33 ID:MhPCtKwA0
ジェネシス「報告」
トンベリ「ハッ!!全軍ノ30%ガ死傷、戦闘不能デアリマス!!サレド我ラ意気軒昂ナリ!!ゴ命令ヲ!!」
ジェネシス「総員、セフィロスの館へ進軍。傍観者を決め込んでいるようだから。彼をゲーム盤の上に上げようじゃないか」

367910:2009/07/09(木) 23:33:06 ID:MhPCtKwA0
グレコ「こう着状態ね」
マスタートンベリ「みんなのうらみハ怖イト見エル」
ポーランサリタ「こっちには回復役もいるしね」

368911:2009/07/09(木) 23:33:45 ID:MhPCtKwA0
トンベリ「伝令!!伝令!!総員直チニセフィロスノ館ヘ転進!!」
ポーランサリタ「転進?撤退じゃないの!?それよりこの場をどうにかしないとそれもままならないわ」
グレコ「あたしに任せて!!」

369912:2009/07/09(木) 23:34:21 ID:MhPCtKwA0
グレコ「臭い息!!」もわわーん
ヴィンセント「リボンだ…が、スロウは防げない…」
グレコ「今のうち!!」
すささささ
ヴィンセント「くそ…」

370913:2009/07/09(木) 23:34:53 ID:MhPCtKwA0
グレコ「追ってこないわね」
ポーランサリタ「グレコ、前!!」
マスタートンベリ「新手!!」

371914:2009/07/09(木) 23:35:24 ID:MhPCtKwA0
グレコ「冷凍光線!!」きいいいーーん
シド「残念だな!! テトラエレメンタルだぜ!!」
マスタートンベリ「クッ!!みんなのう」
シド「おおっとう!!」シュン!!
マスタートンベリ「ナ、キエ」
シド「ハイパージャンプだ!!喰らいやがれ!!」

372915:2009/07/09(木) 23:35:59 ID:MhPCtKwA0
マスタートンベリ「グワアア!!」
シド「どーでい!!」
マスタートンベリ「イ、イタイ…ダガ、タエラレナイホドジャナイ!!」
グレコ「臭い息!!」
マスタートンベリ「チョ、オレゴト…」

373916:2009/07/09(木) 23:36:36 ID:MhPCtKwA0
シド(蛙やら色々ステータス異常中)「ゲロロロ???」
マスタートンベリ(毒)「グ、グレコ」
ポーランサリタ「天使のささやき」
マスタートンベリ「オオ、スマン」
グレコ「今のうち!!急ぐわよ!!」
シド(蛙やら(ry)「ゲロロ(万能薬)」
シド「クソ!!俺様としたことが逃げられた!!」

374917:2009/07/09(木) 23:37:07 ID:MhPCtKwA0
プルルルル

375918:2009/07/09(木) 23:37:41 ID:MhPCtKwA0
シド「俺様だ!!」
ヴィンセント『私だ』
シド「すまん!!モンスター取り逃しちまった!!」
ヴィンセント『気にするな。それよりジェネシスとやらが出てきた。モンスター達も集合している』
シド「何処にだ」
ヴィンセント『海岸だ』
シド「海岸…セフィロスのところか!!」

376919:2009/07/09(木) 23:38:16 ID:MhPCtKwA0
レノ「モンスターが家の周りを取り囲んでやがるぞ、と」
ルード「もう一方ではWROが睨み合ってる」
シャクレ「クエエ(何でここに集まるのさ!?)」
セフィロス「ふん、私を引きずり出したいらしいな。ジェネシスめ」
シャクレ「クエエ(魔法はどれくらいでできるの?)」
セフィロス「工事自体が急ぎだったからな…。コレばっかりは急げん」

377920:2009/07/09(木) 23:38:50 ID:MhPCtKwA0
ジェネシス「セフィロスは篭城か。何を考えている?」

378921:2009/07/09(木) 23:39:21 ID:MhPCtKwA0
ヴィンセント「結局はセフィロスにたどり着く…ふん、因果なものだ」
シド「で、どーするんでい」
ヴィンセント「うかつにモンスターには手が出せんな。こちらも損耗が激しい。現状戦力差が等しい」
シド「なら援軍を呼ぶか」

379922:2009/07/09(木) 23:39:57 ID:MhPCtKwA0
2時間後

380923:2009/07/09(木) 23:40:34 ID:MhPCtKwA0
レノ「見つめあったまま2時間。そろそろ痺れを切らす頃だな、と」
セフィロス「何かきっかけがあれば戦況は動くだろうな」
ルード「…?あれは?」
シャクレ「クエエ(また飛空挺だ!!)」

381924:2009/07/09(木) 23:41:09 ID:MhPCtKwA0
シド「どうする?援軍来たぜ」

382925:2009/07/09(木) 23:41:46 ID:MhPCtKwA0
ごごごごごご

383926:2009/07/09(木) 23:42:22 ID:MhPCtKwA0
シド「なんだ!?地震か!?」
ヴィンセント「たいした震度ではない」
シド「べ、別に地震が怖ぇわけじゃねえ!!」

384927:2009/07/09(木) 23:42:56 ID:MhPCtKwA0
ヴィンセント「見ろ、モンスター側から軍使が来た」
シド「軍使だ。撃つんじゃねえぞ!!」
WRO隊員「了解」

386928:2009/07/09(木) 23:43:41 ID:MhPCtKwA0
デスディーラー「デスディーラーと申します。以後よろしくお願いします」
ヴィンセント「ヴィンセント・バレンタインだ」
デスディーラー「早速ですが本題に入りましょう。兵を退いてはもらえませんか」
ヴィンセント「こちらの目的はジェネシスの首だ。それ以外で退くことはありえない」
デスディーラー「それはできない相談です。こちらも命がかかっているのでね」
ヴィンセント「何か弱みでも握られているのか」
デスディーラー「弱み…いえいえ私たち自身の尊厳がかかっているのでね」
ヴィンセント「尊厳…?」

387930:2009/07/09(木) 23:44:34 ID:MhPCtKwA0
デスディーラー「知性…ジェネシスの代わりにあなた方が与えてくれますか?無理でしょう」
ヴィンセント「知性を与える…か。…神羅が」
デスディーラー「はい?」
ヴィンセント「知性を与える豆を研究、栽培している。WROにもサンプルはある」
デスディーラー「なんと…」
ヴィンセント「実用化できるかは不透明だ…だが信じて欲しい」
デスディーラー「私の一存では決めかねます。1時間後、また会いましょう」

388931:2009/07/09(木) 23:45:10 ID:MhPCtKwA0
ヴィンセント「私だ、リーブ」
リーブ『はい、なんでしょう』
ヴィンセント「至急、ルーファウスと話がしたい」
リーブ『わかりました。チャンネルをつなぎます』

389932:2009/07/09(木) 23:45:42 ID:MhPCtKwA0
ルーファウス『この私をわざわざ呼び出すとは相当のことなのだろうな』
ヴィンセント「戦争を回避できるかもしれんのだ。協力してもらおう」
ルーファウス『その戦争とやらを回避することがわが社にとって何のメリットがある』
ヴィンセント「お前の島のはずだ」
ルーファウス『どうせもうじき消える島だ』

390933:2009/07/09(木) 23:46:14 ID:MhPCtKwA0
ヴィンセント「消える?」
ルーファウス『おや、知らなかったのか。その島は知性が増えすぎると消滅するのだ』
ヴィンセント「何!?」
ルーファウス『1000も近いしな。その島にいるのなら早く離れたほうがいいぞ』

391934:2009/07/09(木) 23:46:45 ID:MhPCtKwA0
ヴィンセント「シド!!援軍を引きかえらせろ!!」
シド「はあ?なにいってやがんでい。話は聞かせてもらったぜ。この島が消えるってんならモンスター達も乗せねえと駄目だろうが!!」
ヴィンセント「!」
シド「やい!モンスター共!!この島と一緒に消えたくなかったら飛空挺に乗り込め!!」

392935:2009/07/09(木) 23:47:19 ID:MhPCtKwA0
ジェネシス「行きたいものは行くがいい。俺は一人になっても扉を探す」
モンスター「すみません、ジェネシスさん」
ジェネシス「救世主と称えられていても…決着は一人でつけるものだ」
モンスター「すみません、すみません」

393936:2009/07/09(木) 23:47:52 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「レノ、ルード、シャクレ、お前らも逃げろ」
レノ「お前は?」
セフィロス「私は決着をつけねばならん」
ルード「いいんだな」
レノ「…わかったぞ、と。行くぞ、ルード、シャクレ」
シャクレ「クエ(僕、残る)」

394937:2009/07/09(木) 23:48:28 ID:MhPCtKwA0
シャクレ「クエエ(どちらが勝つにしろ誰かが見届けなければいけないと思うんだ)」
レノ「な、馬鹿いうな、と」
ルード「それがお前である必要はない」
シャクレ「クエ(いや、僕じゃなきゃ駄目なんだ。レノやルードには背負っているものがある。僕はこの世界でたった一匹。惜しむ命じゃないよ)」
ルード「馬鹿を言うな。お前らに死なれると俺たちが困る」

395938:2009/07/09(木) 23:49:01 ID:MhPCtKwA0
ごごごごごご

396939:2009/07/09(木) 23:49:34 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「地震の周期が短くなってきた。逃げるならコレが最期だぞ」

397940:2009/07/09(木) 23:50:09 ID:MhPCtKwA0
シャクレ「クエ(わかったよ…)」
レノ「よし、行くぞ、と」
ルード「あんたも死ぬなよ」
セフィロス「くくく…私を誰だと思っている。さっさと行け!!」
ダッ

398941:2009/07/09(木) 23:50:39 ID:MhPCtKwA0
シド「お前らで最後だ!!ハッチ閉めるぞ!危ないから下がってろ!!」
シャクレ「クエエ(レノ、ルード、ごめん!!)」
ダッ

399942:2009/07/09(木) 23:51:15 ID:MhPCtKwA0
レノ「シャクレのやつ、飛び降りやがった!!」
ルード「あの馬鹿…!」
レノ「飛空挺を戻してくれ!!」
シド「無茶言うな!!」

400943:2009/07/09(木) 23:51:48 ID:MhPCtKwA0
ごごごごごごごごごご

401944:2009/07/09(木) 23:52:31 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「ジェネシス…いつから俺たちはこうなってしまったのだろうな?」
ジェネシス「さあ…、ソルジャーになってからか…いや、俺たちが生まれたこと自体が間違いだったのかも。いや、ジェノバがこの星に来た時からか…」
セフィロス「おれたちの存在そのものが間違っていたというのか」

402945:2009/07/09(木) 23:53:04 ID:MhPCtKwA0
ジェネシス「星を滅ぼしかけたモンスターが何を言う」
セフィロス「モンスター…違うな。私は神になったのだ。ジェネシス」
ジェネシス「相変わらずだな。その不遜な態度…いつも自信たっぷりで自分は何一つ間違いのないような話しぶり…昔から嫌いだった」
セフィロス「やっと仮面がはがれてきたな。ではそろそろやるか。どれほど強くなったか見てやろう。さあかかってこい」
ジェネシス「いわれるまでもない!!」

403946:2009/07/09(木) 23:53:43 ID:MhPCtKwA0
さて、あの構え…ファイガだな。ふん、芸のないやつだ。
この程度の火、剣圧で吹き飛ばせる。縮地(dissidia参照)
ザシュッ!! ザシュザシュザシュッ!!
まあ、かわすだろうな…だが、距離を詰めた
俺の連撃…受けることができるかな?

404947:2009/07/09(木) 23:54:19 ID:MhPCtKwA0
ファイガだ!!降り注げ!!
!
無傷…!?くそ、あの時と同じじゃないか…!
速い!!距離を詰められた!!
一撃一撃が…速い!そして…重い!
くそ…英雄といわれるだけのことはある
だが…こちらにも切り札がある
心無いてん…
セフィロス「残念だが、そこまでだ」
ガツッ

405948:2009/07/09(木) 23:54:55 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「峯打ちだ。残念だが心無い天使はロードが長くてな…一対一には向かん。どこで覚えたのかは知らんが生兵法は怪我の元だ」
ジェネシス「クッ…」
セフィロス「ほう…意識があるのはさすがだな。手加減した覚えはないが」
ジェネシス「な…ぜ殺さ…ない?」
セフィロス「お前はまだ生きているからだ」
ジェネシス「…?」
セフィロス「CCでもDCでも出たキャラを独断で殺すわけにはいかんからな。とはいえ、お前はもう戦闘不能だ。勝負はあった」

406949:2009/07/09(木) 23:55:29 ID:MhPCtKwA0
ジェネシス「はは…甘い。心無い天使!!」
セフィロス「何!?」
ジェネシス「リレイズだ。CCでは常識さ」
セフィロス「くっ!」
ジェネシス「覚悟してもらおうか…フレ…」

407950:2009/07/09(木) 23:56:07 ID:MhPCtKwA0
シャクレ「ちょこめてお!!」
ジェネシス「な…」
セフィロス「馬鹿者…何故戻ってきた!?」
ジェネシス「セフィロス…これは一対一じゃなかったのか?英雄が聞いてあきれるぞ」
セフィロス「その通りだシャクレ…馬鹿者が…!」
シャクレ「クエエ(馬鹿で結構!!こんな馬鹿馬鹿しい戦い、何の意味があるのさ!!)」
ジェネシス「意味などない…これは宿命なんだ」

408951:2009/07/09(木) 23:56:44 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「ケアルガ…ふう…ジェネシス、これでおれは一回殺された。お前もすでに一回殺されたようなものだ」
ジェネシス「何が言いたい」
セフィロス「俺はもうやめた」
ジェネシス「逃げるのか!!」
セフィロス「もはや戦いどころではないのだ。周りをよく見てみろ」

409952:2009/07/09(木) 23:57:24 ID:MhPCtKwA0
ジェネシス「…?」
セフィロス「空だ」
ジェネシス「まだ真昼のはず…なんだあの空は」
セフィロス「もう消えたんだ。この島ごと」
ジェネシス「消えた…くそ!!ここはどこなんだ!?」
セフィロス「異世界…としか言いようがないな。ライフストリームとも違う。本物の異世界だ」

410953:2009/07/09(木) 23:57:58 ID:MhPCtKwA0
シャクレ「クエエ(島ごと飛ばされたんだね)」
セフィロス「さて…とりあえず異世界がどんなものなのか。見てみるか?」
ジェネシス「そんなことより勝負の続きだ!!もはや世界などどうでもいい!!」
セフィロス「俺はどうでもよくない。こんなに興奮することがあるか?異世界だぞ異世界」

411954:2009/07/09(木) 23:58:31 ID:MhPCtKwA0
シャクレ「クエエ(チョコボックル)」
ジェネシスに0ダメージ!!
ジェネシス「く…なんだこの間抜けな技は…」
シャクレ「クエエ(落ち着いた…?じゃ、行くから僕の背中に乗って)」
ジェネシス「わかった…だが元の世界に戻ったら決着をつける。いいな」
セフィロス「了解した」

412955:2009/07/09(木) 23:59:03 ID:MhPCtKwA0
セフィロス「ここからは島の外、本物の異世界だ」
ジェネシス「石畳…遺跡?」
シャクレ「クエー(家の跡だね)」
セフィロス「向こうを見てみろ」

413956:2009/07/09(木) 23:59:48 ID:MhPCtKwA0
ジェネシス「三首竜の骨…に銃?戦った後か?」
セフィロス「古い銃だな…骨董品だ。む、この銃、マテリアが付いている。成程、魔晄銃といったところか」
シャクレ「クエ(銃にマテリアって普通じゃないの?)」
セフィロス「ぞくせいのマテリアがなくても銃そのものがぞくせいマテリアの役目をはたしている。マガジンもない。魔法そのものを撃ち出すのだな」

414957:2009/07/10(金) 00:00:24 ID:6ahFDxt20
ジェネシス「撃てるのか?」
セフィロス「さあな」カチッ
ダダーン!!
シャクレ「クエ(おお、雷が落ちた)」
セフィロス「面白いな、持って帰ろう」

415958:2009/07/10(金) 00:00:59 ID:6ahFDxt20
セフィロス「今日(といっても太陽がない上に時計なんて持ち歩かんからよくわからんが)のところはこれぐらいにするか」
シャクレ「クエエ(何だったんだろうね。あの飛空挺跡の血痕)」
セフィロス「さあな…とりあえず島に戻るぞ」

416959:2009/07/10(金) 00:01:34 ID:6ahFDxt20
セフィロス「さあ、神手製の鍋だ。感謝して食うがいい」
シャクレ「クエ(いただきます!!)」
ジェネシス「セフィロス、お前知っているのか?」
セフィロス「何をだ」
ジェネシス「扉の場所」
セフィロス「ああ、この家の真下だ」
シャクレ「ぶーーーー!!」
セフィロス「シャクレ、噴き出すな。汚い」
シャクレ「クエ(え?何?真下?この家の?」
セフィロス「ああ。砂の下だ」

417960:2009/07/10(金) 00:02:05 ID:6ahFDxt20
ジェネシス「悪いがそれを使わせてもらう」
セフィロス「現実へか?まあ無理だと思うがな。試してみるといい。だが食事のあとにしてくれ」

418961:2009/07/10(金) 00:03:18 ID:6ahFDxt20
フレア!!ドコバーン!!

419962:2009/07/10(金) 00:03:50 ID:6ahFDxt20
セフィロス「おーおー跡形もなく吹き飛ばしたな」
シャクレ「クエエ(なんだか寂しいね)」
ジェネシス「この下に…扉が…でてきた!!」
シャクレ「クエエ(どこでもドアーみたいだね)」
セフィロス「扉だけだからな」
ジェネシス「この扉をくぐれば現実に……行け……」
ぎぎーばたん

420963:2009/07/10(金) 00:04:24 ID:6ahFDxt20
ジェネシス「……ない!!どういうことだ」
セフィロス「さあな」
???「おれが説明してやる」
シャクレ「クエ(どちら様?)」
ジェネシス「アンジール…」

421964:2009/07/10(金) 00:04:58 ID:6ahFDxt20
セフィロス「お前、死んでいたはずでは」
アンジール「お盆にライフストリームを出てからというもの、帰れなくて困っていた。ここは死者が蘇りやすい土地の世界のようだ。といっても半分魂だがな」
ジェネシス「それよりこの扉はどういうことだ」
アンジール「島がこの世界にきた時点で接続は切れた。それだけのことだ」

422965:2009/07/10(金) 00:05:34 ID:6ahFDxt20
セフィロス「やはりか…予想はしていたが。そんな危険な代物がある島にあの小娘が俺を放置するはずがない」
アンジール「エアリスのことか?」
セフィロス「他にだれがいる。あの性悪女の考えそうなことだ」
アンジール「性悪女?いや、よくできた娘じゃないか。子犬のザックスにはもったいない」
ジェネシス「お前らは何を話しているんだ?」
セフィロス「死後の世界の話だ」

423966:2009/07/10(金) 00:06:04 ID:6ahFDxt20
シャクレ「クエ(じゃあ、もうこの世界から僕たち出られないの?)」
セフィロス「例の魔方陣がある」
ジェネシス「部下が言っていたな。何の魔法なんだ」
セフィロス「デジョンだ」
シャクレ「クエ(デジョンってしょうめつのマテリアの?」
セフィロス「それとは違う。本当の禁断魔法だ」

424967:2009/07/10(金) 00:06:35 ID:6ahFDxt20
セフィロス「だが魔方陣に魔力がたまっていない。時間をかければ俺一人でもなんとかなるが」
アンジール「せっかくだ。手伝おう。な」
ジェネシス「おれは一刻も早くこの世界から出たいだけだ」
シャクレ「クエ(僕のMP使っていいよ)」
セフィロス「感謝する」

425968:2009/07/10(金) 00:07:06 ID:6ahFDxt20
一時間後

426969:2009/07/10(金) 00:07:36 ID:6ahFDxt20
セフィロス「もういいだろう」
シャクレ「クエエ(で、どういう魔法なの)」
セフィロス「異世界と異世界をつなぐ魔法だ」
ジェネシス「帰れるということか?」

427970:2009/07/10(金) 00:08:19 ID:6ahFDxt20
セフィロス「それはわからん。下手したらもっとひどい世界へ行くかも知れん」
アンジール「古代種の扉でさえ接続が切れたんだぞ」
セフィロス「ぶっつけ本番だ」
シャクレ「クエエ(そんな危ない魔法で島のモンスターたちを助けようと思ってたの?)」
セフィロス「本来は島ごと移動させる予定だったのだが、何しろ時間がなくてな。島丸ごとを移動させる魔方陣はできなかった。半径50メートルがせいぜいだ」
ジェネシス「島を一部でも移動させれば知性は消えない、か」

428971:2009/07/10(金) 00:08:52 ID:6ahFDxt20
セフィロス「でははじめるぞ。『…ファルオス・ケオス・デ・バンダ!ゾーダ・ラムド・フェオリオ…」
アンジール「どこに飛ばされても恨むなよ」
ジェネシス「ここよりひどいことはないだろう」
セフィロス「…我は時の神ゾマーラと契約せし者、…
アンジール「そうか?昔からお前はすぐ音をあげる。昔も…」
ジェネシス「昔のことを言うのはやめろ!!
セフィロス「…我は時の神ゾマーラと契約せし者、悠久の時を経てここに時空を超えよ、我にその扉を開け! デジョン!』
シャクレ「クエ(今同じとこ2回言わなかった?)」

429972:2009/07/10(金) 00:09:23 ID:6ahFDxt20
ごごごごごごごご

430973:2009/07/10(金) 00:09:57 ID:6ahFDxt20
セフィロス「お前らがごちゃごちゃ言うから間違えてしまったではないか!!」
アンジール「すまない」
ジェネシス「悪いのはアンジールだ」
シャクレ「クエエ(で、僕たちどうなっちゃうの?)」
セフィロス「飛ばされるぞ、つかまれ!!」

431974:2009/07/10(金) 00:10:29 ID:6ahFDxt20
バリバリバリバリバリ
アンジール「く、すごい圧力だ」
シャクレ「クエエ(体が引っ張られる!!)」
セフィロス「互いを離すな!!何してる、ジェネシス!!」
ジェネシス「俺はお前と同じ世界にはいかない」

432975:2009/07/10(金) 00:11:00 ID:6ahFDxt20
セフィロス「馬鹿を言うな!!」
ジェネシス「俺は新しい世界で英雄になってみせる」
セフィロス「手を伸ばせ!!ジェネシス!!」
ジェネシス「さよならだ」
アンジール「やれやれ、死んでからもあいつに振り回されるのか」
セフィロス「アンジール!お前まで手を離すな!!」
アンジール「誰かが面倒を見ないといけないんだ。あいつは」
シャクレ「クエエ(もうだめだよ!!飛ばされる!!)」
セフィロス「ジェネシス!!アンジール!!」

433976:2009/07/10(金) 00:11:34 ID:6ahFDxt20
1月後

434977:2009/07/10(金) 00:12:07 ID:6ahFDxt20
レノ「あれからもう一月、早いもんだよなーっと」
シスネ「レノ、もうバカンスは終わったのよ。真面目に働きなさい」
ルード「バカンスではない。仕事だ」
シスネ「羨ましいお仕事ね」

435978:2009/07/10(金) 00:12:39 ID:6ahFDxt20
レノ「しかしあの島はどこに行っちまったのかね、と」
ルード「古代種の島だ。ライフストリームにでもあるんじゃないか?」
レノ「じゃあ、死んだら行けるかもな、と」
イリーナ「縁起でもないこと言わないで下さいよ!!」

436979:2009/07/10(金) 00:13:14 ID:6ahFDxt20
シスネ「そんなにあの島に未練があるの?」
レノ「わかんねーだろうなあ男同士の友情ってやつはよ、と」
ルード「セフィロスにシャクレ、どうなったのか不明だ」
シスネ「ああ、ごめんなさい」

437980:2009/07/10(金) 00:13:51 ID:6ahFDxt20
レノ「ま、あいつらのことだからどっかで元気にしてると思うぞ、と」
イリーナ「先輩…ってあれ?ツオンさん何してるんですか?」
ツオン「社長が捨てた蛇の寝床を作っているんだ」
イリーナ「ええー、社長捨てちゃったんですか?」
ツオン「なんでも「話してみたら思考回路が親父に似てた」らしい」
レノ「ははっ、さすが社長。あいかわらずだ」

438981:2009/07/10(金) 00:14:33 ID:6ahFDxt20
ルーファウス「なあ、ダーク、お前は中年じゃないよな…やはり人間と動物はある程度の距離がないといかんな。」
ダークネイション「くうーん(その通りだね)」

439982:2009/07/10(金) 00:15:09 ID:6ahFDxt20
リーブ「確かに、誰かが責任は取らないといけません。いけないんですが…」
シド「コストは大目に見てくれよ」
リーブ「例の豆の研究も進んでいます。神羅から提供された分も十分余ることになるでしょう。しかし、無償ですよ無償!!これからモンスターたちの面倒を死ぬまで見なくてはいけません。下手するとその子供まで…ああ、恐ろしい。知性をもったモンスターを外に放り出すわけにもいかないですし」

440983:2009/07/10(金) 00:15:41 ID:6ahFDxt20
シド「ま、そう固い事いうな、な!」
リーブ「ヴィンセントはどこですか?話したいことがあります」
シド「あいつなら今シェルクと一緒に南の島でバカンスだ。俺様が送った。リーブ、都合が悪くなるとすぐにヴィンセントに頼るのはやめたほうがいいぜ」
リーブ「そんなつもりではないんですが…」

441984:2009/07/10(金) 00:16:29 ID:6ahFDxt20
ケット・シー「はいはーい今週の正宗豆でっせー。はいはい押さんでも全員分ありますよー」
ポーランサリタ「いつもありがと(はあと)」
ケット・シー「いやー、こんな別嬪さんに言われると照れてまいますなー」

442985:2009/07/10(金) 00:17:00 ID:6ahFDxt20
グレコ「いつもありがと(もわあ)」
ケット・シー「お嬢さんはちょっと黙ってくれなはれ」

443986:2009/07/10(金) 00:17:31 ID:6ahFDxt20
リーブ「ケット〜、どこですか〜」
ケット・シー「はいはーい。マスター、なんですか?」
リーブ「クラウドさんのところまで使いにいってきてください」
ケット・シー「クラウドはんにこのモンスター押しつけるきですやろ」
リーブ「いや、このモンスターさん達を養えるだけの土地が必要でね。無人島でも開拓してもらいたいんだ」
ケット・シー「なんや、本末転倒なきがしますわ」

444987:2009/07/10(金) 00:18:07 ID:6ahFDxt20
レノ「しかし、あいつら元気かねぇ、と」
ルード「元気じゃないあいつらが想像できん」
イリーナ「先輩、たそがれていないで仕事してくださいよ。先輩が留守の間どれだけ仕事が溜まっていると思ってるんですか」
レノ「はいはい。俺達サラリーマン」
ルード「仕事人間だな」
レノ「また、いつも通りの日々が始まるだけだぞ、と」

445988:2009/07/10(金) 00:18:42 ID:6ahFDxt20
そう、いつもどおり。いつもどおり…

446989:2009/07/10(金) 00:19:13 ID:6ahFDxt20
セフィロス「シャクレ、情報があったぞ。ここから南に下ればゴーグという町があってだな」
シャクレ「クエエ(ふんふん)」
セフィロス「そこに転送機とやらがあるそうだ。それで元の世界に戻れるかも知れん」
シャクレ「クエエ(それよりセフィロス、噂になってるよ。銀髪鬼が蘇ったとかなんとか)」
セフィロス「くくく…異世界でも私の話題でもちきりか。自分で言うのもなんだが流石は神だな」
シャクレ「クエエ(どちらかといえば物の怪の類じゃないの)」

447990:2009/07/10(金) 00:19:43 ID:6ahFDxt20
セフィロス「しかし2人旅は久しぶりだな」
シャクレ「クエエ(うん…あのね、セフィロス)」
セフィロス「?」
シャクレ「クエ(僕は実はこの世界から来たんだ)」

448991:2009/07/10(金) 00:20:14 ID:6ahFDxt20
セフィロス「…?」
シャクレ「クエ(正確には僕の親父がね)」
セフィロス「ああ、例の蛙の?」
シャクレ「クエ(僕の親父はこの世界で異端者の連中と旅をしてたんだ)」

449992:2009/07/10(金) 00:20:47 ID:6ahFDxt20
セフィロス「異端者か…物騒だな」
シャクレ「クエクエ(僕が赤チョコボになれるのはそんなわけさ)」
セフィロス「なぜその話を私に?」

450993:2009/07/10(金) 00:21:23 ID:6ahFDxt20
シャクレ「クエ(なんとなく、この風景を見てたらさ)」
セフィロス「ふん…郷愁感というやつか」
シャクレ「クエ(そんなんじゃないよ。南だったね。少し走ろうか!!)」
セフィロス「どうどう。急ぐ必要はない。時間は腐るほどある」

451994:2009/07/10(金) 00:21:56 ID:6ahFDxt20
マイペースで、一歩一歩…

452995:2009/07/10(金) 00:22:26 ID:6ahFDxt20
イリーナ「先輩、心配じゃないんですか?」
レノ「英雄とシャクレのことか?」
ルード「心配?まさか」
シスネ「信用しているのね」
レノ「信用じゃない。信頼だぞ、と」

453996:2009/07/10(金) 00:23:03 ID:6ahFDxt20
それぞれおもうところはあれど…いつもの日常へ…!

454名無しさん:2009/07/14(火) 13:32:49 ID:Mr4nVZCs0
おお!あともう少しで1000ではないか!
GJっす!
ラスト4レス待ってます。
(このレスはレス番に含めないでくれ)

455997:2009/07/31(金) 23:12:33 ID:fgSXkQjU0
エアリス「セフィロス、消えちゃったね」
ザックス「いいのか?監視しなくても」
エアリス「大丈夫、だと思う。たぶん」
ザックス「へぇ…」
エアリス「なに、その言い方」
ザックス「いや、前ならそんなこと言わなかっただろうな、と思ってね」
エアリス「だって…古代種としてはいけないことはわかってるんだけど…ね」
ザックス「いいんじゃないの…古代種とかジェノバとか…もうさ」
エアリス「うーん。評価保留ね。続編あるかもしれないし」
ザックス「え…まだあんの?」
エアリス「ECでるかもしれないじゃない」
ザックス「ジェネシスの件もあるしなぁ」
エアリス&ザックス「うーん、わからん」

456998:2009/07/31(金) 23:13:03 ID:fgSXkQjU0
セフィロス「ほう…それは興味深い」
酒場のマスター「だろ!?行方不明ってなってるけど実は生きてるって噂だぜ」
セフィロス「ふむ」
酒場のマスター「だけどよ。王が捜索の打ち切りを申し出てよ」
セフィロス「教会がそれを受け入れたのか?」
酒場のマスター「教皇もまだ就任したてだったからな。なによりあの王の申し出だ。断れなかったのさ」
セフィロス「大したものだな。王も就任してから日が浅かっただろうに」
酒場のマスター「それはアンタ、英雄だからよ。教会もカリスマってやつを必要としてたのよ」
セフィロス「成程…話は変わるが何か新しい噂はあるか」
酒場のマスター「ああ、あるぜ。とっておきの噂が」
セフィロス「ほう」
酒場のマスター「銀髪鬼、三度現るってな。がっはっは」
セフィロス「ふん」

457999:2009/07/31(金) 23:13:43 ID:fgSXkQjU0
シャクレ「クエエ(なんかいい噂あった?)」
セフィロス「別に」
シャクレ「クエ(ルザリアの郊外…灯台下暗しだねぇ)」
セフィロス「異端者が王都の近くに住んでいるとは思うまいて」
シャクレ「クエ(ムスタディオさんに教えてもらってよかったね)」
セフィロス「転送機には聖石がいる…聖石はその異端者が持っている」
シャクレ「クエエ(異端者って怖くない人だといいね)」
セフィロス「噂は散々だったな。ま、噂なんてものはそんなものだ。さてと、行くか」
シャクレ「クエ!」

4581000:2009/07/31(金) 23:14:29 ID:fgSXkQjU0
たとえ何処にいようと、皆いつも通りの皆でいて、それでいい
レノもルードもセフィロスもシャクレも、好き勝手やって、鍋食って、旅して、無人島に流されて
周りに流されているようで、それでも自分を貫いた
それでもみんなどこかしら変わっていった
自分を変えるってことはそれほど重要じゃないよ
勝手に変わっていくから
3スレにわたったこのお話もここでおしまい
みんなに会いたくなったらFF7をプレイすればまた会えるよ
それじゃバイバイ!!

4591001:Over 1000 Thread:2009/07/31(金) 23:15:32 ID:fgSXkQjU0

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  ,,ノィ クエックエッ
こ・ 彡v .┌────┐
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  ソ ヽ,  └─┬┬─┘ 人  *「ぷるぷる。
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          ゙゙'゙'゙          新しいスレはみんなで仲良く相談してね!

460名無しさん:2009/08/05(水) 06:50:06 ID:EPIJsvJ.0
完走乙!
長かったけど3人+1匹の旅もこれで終わりなんだろうな…。

462名無しさん:2009/12/28(月) 00:44:25 ID:dFAIOYwo0
おお!久しぶりにきたら無事完結してた!
職人さんがた乙です。後でゆっくり読みます

FFDQ板でももう閉じこめスレなくなっちゃって
寂しいなあ…。またいつか馬鹿騒ぎやりたいな


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