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306
:
風見鶏
:2015/12/21(月) 23:05:39
元々父親に連れられて旅をしたり、洞窟探検したり、お化け退治したり、妖精の国を冒険したり、ひょんなきっかけから奴隷になったりと過酷な生活を送っていて鍛え方が違っていたためか、アルスのリハビリはそんなに時間はかからなかった。
その間、ヘンリーとデールはオラクルベリーで情報を何とか集めてくれていた。
けれどもやはり、橋が出来て交流が出来たとはいえ……それに耳に入ってくる情報はというとラインハットの悪い評判ばかりで、2人にとってとても単なる噂で受け流す事が出来なかった。
そんな中で手に入った情報は、
『旅には馬車が必要』
ということだった。
ただ当然ながら馬車を手に入れる為にはお金が必要にあるため、カジノの誘惑を振り払いながら、武器や防具やら薬草なんかも調達しないといけなかったりするので、大道芸や狩りでコツコツと稼いでいた。
それと、オラクルベリーにはモンスター爺さんと呼ばれる老人がいて、カジノにいるモンスターは全てそのモンスター爺さんが捕まえてきて育て上げた……との噂である。
他には、夜にしかやっていない占いオババ。
どうもフローラはそのオババの占いで、修道院で花嫁修業をしていたらしい。
そしてついに、旅立ちの時が来た……。
「ついに行ってしまわれるのですね……」
「うん……。私にはやっぱり教会暮らしは合わないみたいだし……。色々有難う……」
「お気をつけて……」
振り返ると、そこにはヘンリーとデールの姿が。
「……聞くだけ野暮だろうけど、ただ見送りに来たワケじゃないよね?」
「当然です!」
「俺達は一緒だぜ!」
「……それに……」
「噂の真相も気になるしな……」
「(全く……。こっちの気も知らないで……)分かった……」
ヘンリーとデールが仲間に加わった。
しかし、だからといっていきなり橋の向こうに旅立つワケではない。
先にもいったように暫くは、武器や防具やら薬草なんかを買い揃えたり、馬車を手に入れるためにオラクルベリーに拠点を置きながら、コツコツと経験値とお金を稼いでいた。
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