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ぶれますスレwwww
191
:
ヤマチ
:2006/10/14(土) 23:29:15 ID:aar7Y8oo
■その1:コワイお姉さんと一緒♪(仮題)
「つまり、リングを抜けたいと・・・そういうことだな?」
―――目の前には椅子に腰掛けた、ちょっとキツイ感じのするドミニオンの女性・・・うちのリングマスターだ。
「まぁ、そういうことになる。」
―――そして何故か、正座させられている俺。
足が痺れるけど、目線の高さがイイ感じなので全然OKだ><b
「できれば理由を聞かせてもらいたい・・・。もしや、ECOを引退するのか?」
ドルイドの職服から覗くフトモモが眩しい。
惜しげもなく肌を晒すレオタードに上に羽織ったローブが、絶妙なチラリズムを創造する。
―――グレイトォウ!!www
「いや、そういうわけじゃない。ただ・・・少し自分なりに、このゲームを見つめなおそうと思うんだ。」
艶めかしく組みかえられるフトモモ―――されど、レオタードであるが故にパンチラは望めない。
限界までその美しい曲線を描いた足を晒す代償に、聖域への侵攻を完全に防ぐ絶対の守り。
・・・なるほど、たしかにレオタードは、清浄なるドルイドには相応しい職服といえる。
「―――思えば、今では演習ばかりだが、昔はそうではなかったな・・・。
もしかして、ずっと不満だったのか?演習ばかりの毎日にウンザリしていたのか?
だとしたら、すまない・・・私はリングメンバーであるお前の気も知らずに―――。」
―――だが、諦めん!!構造的に視認が不可能というのなら、心の眼で視るまでだっ!!
イメージしろ・・・見れぬというのならば、見れる姿を想像すればいいだけのこと。
たかが布一枚―――その向こうの裸身を想像するのは容易い。
ローブで隠れた部分は妄想で補完し、彼女の身体を精神界において再構成する。
よし、いけるっ!!!(`・ω・´)
「―――違うよ。もちろん俺だって楽しかったさ。
ただ、飽きてしまったんだろうなぁ・・・戦いの日々に。」
―――再構成率87%
慌てるな、俺・・・。
イメージは鮮明に、そして一切の妥協を許すな―――って、ん?
ふと、自分の言った言葉に、妄想を中断し、思考してみることにする。
『飽きた』
―――あぁ、なるほど・・・要するに俺は、『飽きた』のかもしれない。
思えば、ずっと演習のことばかり考えて毎日続けてきたんだ。
そのうち飽きるのも当然といえる。
「・・・・・・なら、別にリングを脱退しなくとも、演習だけ休めばいいじゃないか。」
マスターは不満そうだ。
「そういうわけにもいかないだろ、実際のとこさ。」
そういって苦笑してみせる。
マスターは不承不承ながら納得してくれたようだ。
「―――そうか。・・・まぁ、お前が抜けると言うのなら、もとより私に止める権限など無い。」
「そう拗ねないでくれ。」
「だれが拗ねるか、莫迦者!!」
少しからかったら、頭を叩(はた)かれた。
そんな、いつものやり取りに幸せを感じる。―――いや、Mとかじゃなくて(´・ω・`)ノシ
「―――なぁ・・・・・・・」
「ん?」
脱退の手続きを終え、最後にマスターは俺を呼び止めた。
「―――いつか・・・いつか戻ってきてくれるんだよな?」
不安そうなマスターの―――いや、もうマスターじゃない。
ただの一人の女の子の、切なる問いかけ・・・。
その祈るかのような彼女の言葉に、俺はなんと応えただろうか。
――――『今』となっては、もう思い出す事のない過去の出来事。
この時、確かに交わした筈の『約束』―――。
俺自身、その問いになんと答えたのか思い出せないし、
彼女にとっても、もう必要のない答えだ。
実際に、俺はあのリングに戻ることは、もう二度となかったし、
それに・・・・・・彼女はもう、俺が戻ることなど望んでいないだろうから―――。
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