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第２回東方最萌トーナメント 64本目
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「お嬢様、私は負けてしまうのでしょうか…中国なんかに？
いえ、彼女はもう私の知っている中国ではないのね。
あのネタにすがって生きていた役立たずの門番ではなくて、
立派にネタ無しで萌えて貰えるキャラになったのね…
でも、だからといって負けるわけにはいかないわ！
しっかりしなさい私。私は完全で瀟洒なメイドなんでしょう？
私が紅魔館に最萌の１位という栄誉をもたらすんだって決めたはず
ならちょっと中国陣営が多い様な気がするくらいでくじけるな！
大丈夫。私にだって応援してくれる人間がいる。こんなわたしにも
支援を送り続けてくれる大勢の人がいる。だから、頑張らなくちゃ。
それに私が今まで戦ってきた人たちやお嬢様や紅魔館のみんな、
それから中国。戦っているはずなのに、応援してくれているような
「気」を感じてしまうのは、私の思い込みかしら。
そうね、最後に感謝をこめて皆にお礼を言うの。
この今戦っているはずの相手にも。
さあ、もう夜になった。終りは近い。このお祭りが終わったときに
最後に立っていられるよう、レミリア様、私に力を…」
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