したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | まとめる | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。 残念ながら投稿することができません。

第2回東方最萌トーナメント 12本目

51 EXAM【いつも酔っている理由1/2】 </b><font color=#FF0000>(iabfOabA)</font><b> :2005/02/01(火) 00:01:09 ID:05roLVHM
[[TH1-Dy7tGBig-ZZ]]
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm0757.txt
【いつも酔っている理由】


この日の対戦カードは、悪魔の妹・フランドールと
密疎の鬼・伊吹萃香だ。
鬼は幻想郷とは違う「鬼の国」に住んでいるので、幻想郷には存在しない。
だが、私の主人、八雲 紫はその鬼と知り合いだ。
「紫様、あの萃香という少女とお知り合いのようですが?」
観客席で眠そうにしている主人が欠伸をしながら答えてくれる。
「ふぁ・・・ふ、ん、そうよ?それがどうかしたかしら?」
「鬼と言われても、正直よくわからないんです。」
私は聞いてみることにした。
「そうねぇ・・・暇だし、教えてあげるわ。」
そう言うと、紫の表情から眠気が消える。
「鬼ってのは、元々、死んだ人間のことだったんだけど、土蜘蛛やら山ノ民などと言われた
迫害されて隠れ潜む人間達・・・いや、人間として扱われなかった者達の事を言うのよ。」
「へぇ・・・、では、あの少女も隠れる理由があったのですか?」
「もちろん。
鬼達は全て必ず隠れる理由があるわ。
人の世界では人に非ず、幻想郷では彼らは妖怪でないと言うわ。
そりゃあそうよね、人間なんだもの。
ならば鬼とは何なのかしらね?」
紫がなぞなぞを出すように藍に問う。
「え・・・、すみません、わからないです。」
「だからあちらの世界からも、幻想郷からも隠れ住んでいるの。
鬼の国にね。
まぁ、今となっては、手段が目的になってしまっているみたいね。
・・・そうそう、鬼自身にも、隠している事があるのよ。」
「隠している事?」
「ふふ、彼女、可愛いところがあるのよ?」
何か面白い事を思いついたという表情で紫は、少女――萃香を見つめた。

ステージ上では、投票開始直前の現在、フランドールが自己紹介をしているところだった。
司会を挟んで隣には萃香が座っている。
常に酔っ払っているようで、頭をぐわんぐわん揺らしながら、
足をフラフラ揺らしながら、自分の番を待っていた。
時折、ケタケタと笑い出す。
完全に酔っ払っている。
まぁ、いつも酔っているんだけれど・・・
藍は彼女を見て、「少しふざけすぎではないですか?」と何とも真面目な事を言う。
彼女の事だから、大方勝負の意味の無さに笑っているのだろう。


この戦いは個人の力、能力で勝負が決まるのではない。
第三者の票をどれだけ 集 め れ る か に決まっている。
そして、彼女の能力
――疎と密を操る能力――
自分への票を密に、相手への票を疎に。

私は、試合開始前の会話を思い出す。
「こんなトーナメント、勝負なんかじゃないわ。
遊びですらないわね、だって結果がわかってるんだもの。」
彼女はふふんと笑うと酒を瓢箪から直に飲む。
「んぐ、んぐ、ぷぁ〜・・それじゃ、行って来るわ。」
ひらひらと手を振って、彼女は控え室を出て行った。

思い出したら少しイヂワルしたくなってきた。
「・・・・藍ちゃん、」
「(藍ちゃん!?)・・・は、はい」
「これからあの子の様子、みててね」
紫がスキマを作って手を突っ込む。
「あ・・あの、なにをしてるんですか?」
「ふふふ・・・じゃーん♪」
スキマから手を出すと、瓢箪が握られていた。
「あ、それはッ」
「ふふ、これを取り上げた状態で・・・・境界を弄ってあげると・・・」
そう言って紫が境界を弄る。
―――泥酔と素面の境界を。




■ したらば のおすすめアイテム ■

ポケットモンスターブラック2 - 任天堂


この欄のアイテムは掲示板管理メニューから自由に変更可能です。


掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板 powered by Seesaa