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第2回東方最萌トーナメント 九本目

328 チルノ支援小話「レティチル座フェアリークイーン」 :2005/01/30(日) 17:03:49 ID:FMbY6Pyo
 チルノがいつものようにチルノチルノしていた時のことである。
 ふいにキラキラとまぶしい光とともに、美しい女性が姿を現した。
「だ、誰よあんた!?」
『私は妖精の女王ですけど』
「けど!? な、何よ、あたしが何したっていうのよっ? そりゃ、大妖精のまつげを凍らせてやったり、 リグルのお尻に氷柱突き刺してやったりはしたけど!
 おしおきなんかされる筋合いないんだからね!」
『……別にどうでもいいです。実をいうと』
 女王がいうには、チルノはすでに十分な経験を積んだので、『クラスチェンジ』ができるという。
「何それ? なんかいいことあるの?」
『今のあなたはヒラの氷精ですから、大氷精になれます。あるいは氷精の騎士』
「何が違うのよ」
『えーと』ペラペラと書類をめくりながら女王。
『ああ、これこれ。……大氷精は氷精よりも体格がよくなりますね。ぶっちゃけスタイルが良くなります。カリスマも上昇します』
「へぇぇ……? じゃあもう片方は?」
『そっすね。氷精の騎士は戦闘力がUPしますね』
「ふうぅぅぅん……? でも、なんかデメリットがあるんじゃないでしょうね?」
『いや別に……ただ、経験値は0に戻るから、記憶もリセットされますけど』
「別に、で済ます話かーーー!!」
『じゃあどうします? 大氷精になれば、そこらの妖怪を手なずけられるし、氷精の騎士になればそのへんの人間とも互角に戦えますよ?』
「う……う〜〜っ……」
『どっちなんです? さぁ、さぁ』
「……やめたっ」
『え?』
「クラスチェンジだかダライアスツインだか知らないけど、そんなのいらないっ。あたしはあたしのままでじゅーぶんよっ」
『困るなぁ。あなたがクラスチェンジしてくれないと、妖精生態系のバランスが崩れるんですけど』
「そんなのあたしの知ったことかいっ」
『――仕方ありませんね』
 女王は書類をしまい、白鳥のように舞いながら戦闘態勢をとった。
『力づくでも、クラスチェンジしてもらいますよ』
「ちぇっ!! 負けるもんか!!」

 〜〜少女弾幕中〜〜

『うぐっ……なかなかやりますね』
「へへっ! 甘く見ないでよねっ」
『わかりました。私は女王の座をあなたに譲りましょう』
「女王? 女王になったら何があるのよ」
『私みたいに、毎日まいにち、雑用をこなします』
「全然なりたくないーーーー!!」
『……私もね』
 ふっ、と寂しげに、女王。
『クラスチェンジが控えているのですよ』
「へぇ? 女王の次は何になれるの」
『ただの――元の、妖精に戻るんです』
「へぇぇぇ!? 振り出しに戻るって?」
『そう――こうやって、妖精たちの命はつながっているのですよ』
「……ふぅぅん……」
『私もあなたのように、縦横無尽に野山を駆け回り、水と戯れ、風に身をまかせる毎日に戻りたかった……』
 悔いを振っ切るように、女王はかぶりを振って。
『でも……もう仕方ありません。他をあたります』
「……待った」
『え?』
「あたしも、ちょっとだけ……」
 すこしはにかむように、咳払いひとつ、
「女王……やりたくなってきたかな」
『…………っ』

 こうしてチルノはしばし妖精の女王となり、忙しい日々を送ったとか。
 チルノ、女王様になるの一段でございます。




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