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第2回東方最萌トーナメント 九本目
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戦う前に情報収集はしておいた。
それが……
「吸血鬼? 何それ? 高く売れるの?」
「売るな。あー……あれだ。血を吸ったり水や日光に弱かったりする生き物のことだ」
「蚊みたいなものかしら」
「ああ。だが、蚊に血を吸われると病気になることがあるが、吸血鬼に血を吸われるともっとヤバい」
「や、ヤバい? どういうこと?」
「危なくて怖いってことだ」
「知ってるわよ! 言葉の意味じゃなくて!」
「ふふん。知りたいか?」
魔理沙は、にやっと笑うのだった。
この顔を見せるときは大抵、ロクなことを言わない。
……なんてことを、残念ながら、チルノは知らなかった。まだ。
頷くチルノの耳元に、魔理沙は口を近づけて、声を潜めて。
耳元に軽く息を吹きかけてから。
「吸血鬼に血を吸われると……癖になるくらい、すっ――ごく、キモチイイんだ」
チルノはしばらく固まる。
「え……あ……?」
少々パニック。
魔理沙はすっと身体を離して、相変わらずニヤニヤとチルノを見つめる。
「……き……気持ちいい?」
「おお。あんたが夜やってることよりずっとな」
「〜〜〜〜〜〜っ!?」
そんなこんなで。
チルノは対戦相手の顔もまともに見れらない有様。
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その牙がちらりと口元から覗くだけで、想像してしまうのでありました。
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