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第2回東方最萌トーナメント 八本目

881 はね〜〜 :2005/01/30(日) 04:33:21 ID:q7CkkI8g
(2/2)
「えへへ……お誕生日おめでとう、魔理沙ー」
 ……どうやらチルノはとことんまでバカだった。というか良く運んだな郵便屋……。流石にここが幻想郷なだけある、非常識にも程があるぜ。
「……バカ」
「うわ、即答!?」
 どうやらショックを受けたらしい。
 即答に決まってるだろ、自分をプレゼントですなんてやるのはお前だけだ――! ……と叫ぶ気力も失せて、とりあえず箱からチルノを出す。
「お前なあ……もうちょっとまともな事は考えつかなかったのか? こんなバカな事しないで、ただ遊びに来るだけでもいいだろうに」
 まっとうな台詞のはずだが、チルノは何故か頬を膨らませた。
「……うー。私本気! 魔理沙に私をあげるって……そのままの意味だもん」

 そして、チルノお得意のド直球がモロに来やがった。
 い、いや待て。ここは軽くかわすんだ。何度もチルノの攻撃は食らいまくってるが、それでも弾幕回避は私の得意技だぜ。 
「そ……そうか? じゃあそうだな……」
「わ!」
 とりあえずベッドまでチルノを運んで、そして降ろす。
 どうだ、これでチルノも冗談だと認めるだろう。……そう思ったんだが。
「…………」
 すっと体の力が抜けたかと思うと、目を閉じやがった。
 うわ! ま、待て!? もしかして私墓穴掘ったか、思いっきり!? 
 後悔したってもう音速やら何やら、色々と遅すぎだ。いや……でも。本当は、もっと早くこいつとキスくらいしてたっておかしくなかった。
 いや、チルノとのキス自体は色々と……してる気がするが、こいつはきっと、私の本心でするキスを待ってるんだ。
 ただな。機会が無かっただけで……私だって別に嫌って訳じゃあ……ないぜ。
 そっとチルノの頬に触れてみる。一瞬反応して小刻みに体を震わせたが、逃げも避けもしようとしない。
 そんな様が可愛くて……引き寄せられるように顔を近づけていた。
 そして後少しという時。
「霧……魔理沙さーん、また郵便でーす」
「うぉ!」
「わあ!!」
 玄関からの声で、私もチルノも弾かれるように飛び起きた。
 くそ、良い所で……。

 え!? おいおい、いまなんて思った私? そ、そうだ。チルノと私は妖精と人間で、しかも女同士だ。変な事にならないで済んだんだ、感謝だぜ。ああ感謝してるとも。
「魔理沙、で、出ないの?」
「ああ……出るぜ」
 慌てて玄関まで出る。さっきと同じ配達の奴が、でかい箱を置いていった。
 宛名はフランか……そう言えばさっきのチルノの箱と同じ位の大きさだな……何!?
 そう思うのと箱が吹っ飛ぶのは同時だった。
「魔理沙〜♪ 誕生日おめでと! プレゼントは私――!!」
「あー! いつかのちんちくりん吸血鬼!」
「うわフランお前もか!?」
 後はもうごちゃごちゃドタバタと大騒ぎになって、それが収まる頃にはさっきのおかしな気持ちはどこかに飛んでいた。 
 でもまあ。誕生日は騒がしい方が私にあってると思うぜ。

【おてんば恋娘っ!】 とりあえず終わり




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