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【ノベール】RED STONE 小説upスレッド 七冊目【SS】

934 ワイト :2012/11/14(水) 04:39:22 ID:9porlFj.0
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図書館

 僕とラピスは、古都ブルネンシュティグに最近建造されたと言われる、ブルグ学校と呼ばれる学習院に通っている。
ちなみに、僕とラピスは先述の通り幼馴染みの間柄で、学校も同じクラスのため、勿論テストも被るのだ。

「――ねぇ、この「スキル」の仕組みは、どうなってるの?」
「ああ、この「シマーリングシールド」っていうのは〜〜……」

 「スキル」とは、昔は元々の才能や頭のよい、一部の冒険者達が「モンスター」を相手に使用した、特有の技。
現在では、修行の積み重ねや閃きと言った要素で、努力次第で一般の人々でも使用することが可能になった物だ。
大体は、ブルン学校の入学時に目指す職業を決めて、それに向かって卒業時には、専門的なスキルをいくつか得ることが出来る。
現実で言えば、ある種の専門学校のようなものだ。今、勉強しているのは、その数あるスキルの仕組みについてである。

「へ〜……、やっぱり詳しいんだね。わざわざ、図書館にまで来た甲斐があったわ。」
「ま〜な〜。でも、今のは僕が目指す「剣士」のスキルだから、覚えておかないと、後で先生に怒られちゃうしな。
 それより、ラピスも日頃「ウィザード」に向けての修行や勉強は、やってるものなの?」

「わ、私はいいのよ! そういうのは、前日に頑張るタイプなの!」
「そ、そうなのか。んじゃ、今が前日なんだから今日は張り切って勉強しよう!」
「ええ〜……」「ええ〜、じゃない!」

職業には、種類が存在する。上の例で言えば、「剣士」と「ウィザード」だが、この他にも様々な職業がある。

――――
図書館―夕暮れ

「――ふ〜、そろそろ、こんなもんでいいかな。ラピス、遅くまでお疲れ様。」
「もう……、前日に頑張るって言ったけど、何もここまで〜〜……」
「ま、まぁ! いいじゃん。これで、明日のテストは満点間違いないよ。」
「そ、そうかしら……それなら、やった甲斐もあったわね。それじゃ……あっ」

少し長い時間椅子に腰掛けていたせいか、立ち上がろうとしてラピスの態勢が崩れる。
咄嗟に、僕の身体が上手く動いてくれたのか、足元から崩れそうになるところで、ラピスの身体を両腕で支えた。

――トサ。

白いローブを纏っているせいか、見た目は少し大きく感じたが、やはり身体は、細身で華奢なところが昔から変わっていない。

「(……思ったより、軽いな)」
「……ちょっとっ!」

「あ、えっ!ご、ごめん!」
考えていたせいで、支えっぱなしのままだった。すぐに離れたけど、少し俯きになっていたラピスの表情が赤かった気がする……

――ボソッ
「……(「ラズル」なら)別にいいわよ……」
「ん? 何か言ったかな? じゃ、次からは、勉強の時間も考えて頑張っていこうな。」
だいぶ紹介が遅れてしまったけど、僕の名前は、「ラズル」。これからも、よろしくね。

「誰に紹介しているのよ……! もう、周りに誰もいないわよ?」
「う、うん。なんかそうしないといけない気がしただけだよ。時間だし、帰ろうか。」


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