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【ノベール】RED STONE 小説upスレッド 七冊目【SS】

452 ワイト :2008/10/01(水) 23:01:58 ID:z7TV/gK20
前RS小説6冊目>>895⇒6冊目>>901⇒6冊目>>975⇒今7冊目>>426⇒続編

真相を知り得ないまま、ラータの意識は薄れ、視界は暗転し、間も無く身体ごと崩れ落ち…て?

             キイイイィィイインッ―――――――――!!!!

「(俺は、このまま死ぬのか?嫌だ…!ま、だ!死ぬ訳には…逝かない…!っぁぁあああ!!!!)」
以前の頭痛とは比較にならない程の苦痛に伴う著しい変化。心の奥底に鎮めた、微弱な邪心が覚醒する予兆―――!


「あぁぁああああぁ!!!っ!ぁぁぁああああああああぁぁ!!!!」
耳を閉じなければ、鼓膜ごと耳の中を貫通しそうな雄叫びを前に、主人は反射的に耳を覆う。


「あぐ、ぐくっ!何で!大声張り上げちゃってるのよ!!!五月蠅い以前に、貴方狂ってるわ!!」
「ヒャヒャッ!ハヒャハッハハハハッッ!!!おっといけねぇ…!
様子は窺ってたぜぇ?んで、てめぇは相当な強者と見受けたけどよ!
いやぁ…俺を楽しませてくれるか、否か――――?論点は其処なんだよ。」

「貴方は既に致命傷なのよねぇ…?だから、勝負以前に勝敗は決してるわ。」
「あ?あぁ…この傷ね?そうだなぁ、よぉし再戦の前に、この分のハンデやるよ。」
「ハンデねぇ…その傷を負ったまま戦うの?なら、私は手以外使わないわ。」

「てめぇの、苦痛に歪んだ表情を見るまでは、俺はぁ攻撃の手を緩めないぜぇ?
後悔しても遅いってのはぁ…お互いのハンデに共通してるかもしれねぇよなぁ?」
「あらあら、私を挑発してるのかしら?後悔して、許しを乞う貴方を見るのも一興ね!」
「言ってくれるじゃねぇか…!上等!!即効、チェックメイトだ!!!」

グッ!グググッッ!!!身体全体に力を注ぐ。同時に脚力に長ける足を活かし…!
ググッ…!ダンッッ!!この一瞬に全身全霊の力を込め、主人の傍を駆け抜ける!!!

ヒュンッ!駆け抜けたのは、ほんの一瞬。主人は捕捉出来無いまま、その姿を目前に呆けていた。
ハッ!気配を察知し、後ろを振り返ると、ラータは得物を懐に収めている…!更に主人を監視するかの様に凝視している。

「え…?な、何よ!勝負は、まだ終わってないわ!!構え直して!私を舐めないで!!」
「いや?舐めてねぇぞ?俺は、終わってねぇけど、てめぇは…、試しに動いてみな。」
「わ、私を脅してるの?な、何かあるのかしら?いいわよ!敢えて、踏み込んで上げるわ!」

              カチッ…!ヒュウウウゥゥン―――!!

「(成程ね!あの間に地雷――!罠を仕掛けたって言うのね…!耐えてやるわ!!)」

             ズッ!オッッ!!ドッゴオオオォォン!!!!
                 シュウウウゥゥ―――!

「(あぁあっ、く!た、耐えて見せたわよ…!こ、この程度の罠じゃ私は倒れな、い!!?)」
「ヒャハッ!ハハハッ!確かにそうだろうよぉ?この間際!いつも相手を仕留め損なってる…!
しかぁし!俺は攻撃の手を緩めない!!戦る前に忠告はしたけどなぁ…!?もう遅せぇ!!!」

                   「死にな。」

未だ黒煙の舞う中、発端の引鉄の大爆発は、主人の行動を制限するのに十分な成果を上げているのだ。
頭を!手足を!身体を!行動に移る猶予は無い。振り返ると、焼かれた腕の痛みは未だ続いている。

ガシィイッ!主人は、ラータの振り上げ、打ち下ろすその動作を見上げ、ほぼ無意識に首元に掌を向け、得物を受け止める―


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