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【ノベール】RED STONE 小説upスレッド 七冊目【SS】
315
:
ESCADA a.k.a. DIWALI
:2008/07/08(火) 11:59:03 ID:OhTl4zsk0
―――・・・ミリアたちが休息中の場所から少し西へ。ミカエルとサーファイユの二人はパッションピーチの木の麓へと到着した。
「ほぉ〜,これが噂に聞く幻の果物『パッションピーチ』か〜・・・夕焼けのような鮮やかなオレンジ色,はじめて現物で見たぜ。」
ミカエルが感嘆の声を漏らす。燦々と輝く夕日のような色をした桃の実が,所狭しと木の上に生っている。誰でも溜息を漏らすだろう。
「すごいでしょ,パッションピーチは20年に一度しか生らないレア中のレアな果物なんだ。食べた人にはこれまでにないくらいの
至上の幸運が訪れるって言われてて,高値で取引されるんだ。だから密猟者が多くて,僕たちエルフはこの木を守っているんだよ。」
「ほへぇ〜・・・なァ,オレも一個食べてみてもいいかな?ングっ・・・やっべぇ,よだれが止まらねぇよぉ〜///////」
顔をほころばせて,よだれをボタボタとミカエルは垂らす。そんな彼に苦笑を浮かべるも,サーファイユは一個だけ食するのを許した。
早速木によじ登り,パッションピーチの実を採ろうとするミカエル。だが果実のあまりの大きさに彼の興奮は余計に高まる・・・!!
「うっひょぉ〜!!!近くで見るとこんなにもデケぇのかよ!?まるでウチの姉貴のおっぱいだな・・・ん?姉貴のおっぱい!?」
そう自問自答する彼の目の前には・・・肌色をした二つの大きな球体,そしてそれぞれ中心部にはピンク色の突起。まさか・・・
イヤ〜な予感が彼の頭の中を過ぎる。だが確かめてみないことにはわからない,今目の前にしているのが姉貴の乳房なわけがない。
そうだ、これはパッションピーチが突然変異したやつなんだ,きっとそうに違いない。だったら,このピンク色の突起を摘んでも・・・
だが,その憶測は所詮は彼の思い込みに過ぎなかった。ピンクの物体を指先で突付いて擦って・・・そして出てきた反応は・・・
「ふぁ・・・んっ,あぅっ・・・んゃ,いやァ〜ん/////////////////」「・・・・・・・・・・・はぁ?」
異常にエロ可愛い喘ぎ声と乾き切った声が順番にその場に木霊する・・・そしてミカエルから『ブチィっ!!!』何かが切れる音が。
「てぇんめぇええぇぇぇええぇぇぇええええぇえぇぇぇえ!!!!何してやがるあぁあぁぁああぁぁぁああぁ!!?」
怒りのあまり闇雲にジャブやらストレートやらをブン回すミカエル,そして彼と対峙しているのは・・・姉,フィナーア!!!(ドーン)
「あぁ〜んっ,ミカエルちゃん怒っちゃいやァ〜んっ!!!お姉ちゃんの軽いジョークでしょぉ,カルシウム摂ってるぅ?」
「うっせ,空気読めよこのエロ姉貴っ!!!人が嬉しそうにしてるのにブチ壊しやがって,マジKYだなこのバカ姉貴っ!!!」
「まっ,お姉ちゃんに向かって『バカ姉貴』ですってぇ〜!?そんな悪い子はァ・・・あたしのバストでお仕置きよぉ〜んっ!!!」
いきなり弟の顔を掴み,それを自身の胸の谷間へと強引に挟み込む!!!もがくミカエルだが,逆に息苦しさを増してしまう・・・
「んむぐ!!?むごぉぉぉぉおぉぉおぉぉぉ!!?!ぱべぼぽぼばばはぺびぃ〜!!!へくはばはんぱ〜い!!!!!」
「あらあらァ,セクハラ反対だなんてぇ・・・これはお姉ちゃんから弟への愛の印なのよ!?ちゃんと受け取らなきゃダメよぉ〜!?」
「うんごぉぉおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉぉ!!?!」「(ごめんねミカエルさん,僕にはどうしようもできな・・・ん!?)」
二人を余所に合唱しているサーファイユが,木々の声を感じ取り表情を険しくした!!ミカエルを引っ張って彼を助け出すと
彼の耳元で囁き,急いで戻るように促した。二人はフィナーアのことに気もくれずに走り去っていく・・・・
「まぁっ,いきなりセクシーでキュートなフィナちゃんをシカトだなんて,いい度胸だわっ!!フィナちゃんプンプンよぉ〜!!!」
相変わらず露出度の高い格好,今日はV字型のギリギリ水着を着ている彼女は腰をくねらせプリプリと憤慨する・・・すると
ボトリ。と何かが落下する音が・・・彼女が足元を見ると,そこには黄金に輝く一つの桃の実が・・・
どうやらただのパッションピーチではないのは確かなようだ。しかしそんなことも考えずに,彼女はまじまじと果実を見つめ・・・
一口で平らげてしまった。
「あんっ・・・はふぅ,なかなか情熱的な味だったわァ。それに何かとてつもないパワーが沸いてくるような・・・あぁ〜んっ!!?!」
後に,この実を食べたことにより彼女はとんでもない体質になってしまうのを,彼女自身はまだ知らない。
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